Cisco Jabber for Windows 9.0.x 環境設定ガイド
環境設定
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発行日;2012/12/19   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

環境設定

このマニュアルは、Cisco Jabber for Windows のサーバ サイド インフラストラクチャのセットアップと設定に役立つタスクベースの情報を提供します。また、次の情報も提供します。
  • 利用可能な配置モデルの詳細
  • 環境アーキテクチャ図
  • サービスのセットアップと設定のためのタスクベースのワークフロー

このマニュアルの目的

このマニュアルのタスクベースのワークフローは、配置におけるさまざまなサービスの設定に必要な手順の高レベルの概要を提供します。 このドキュメントは環境設定全体を網羅したガイドではなく、サーバの既存のマニュアルを補完するものです。 このマニュアルは、Cisco Jabber for Windows の配置時に必要なサービスのセットアップ時に不可欠な基本的なタスクの理解に役立ちます。 すべての配置シナリオにおける、環境内の各コンポーネントのインストールと設定に必要な詳細情報については、このマニュアルでは説明していません。

展開モデル

Cisco Jabber for Windows には、オンプレミスクラウドベースという 2 つの展開モデルがあります。

Cisco Jabber for Windows により実現される展開のアーキテクチャはモジュラ型です。 どちらの展開モデルも、基本レベルの機能としてインスタント メッセージ機能およびプレゼンス機能を備えています。 必要であれば、完全なユニファイド コミュニケーション クライアントを設定するなど、その他のサービスを追加して基本展開を拡張することもできます。

ここでは、それぞれの展開モデルについて説明します。また、オンプレミス展開およびクラウドベース展開で使用できるオプションについても説明します。

オンプレミス展開

オンプレミス展開モデルは、運用や保守管理を自社で行う企業ネットワーク上ですべてのサービスの設定が行われるような展開モデルです。

基本オンプレミス展開

オンプレミス展開はまず、基本的な機能であるインスタント メッセージ機能とプレゼンス機能を実現することから始まります。

展開オプション

インスタント メッセージおよびプレゼンスをセットアップした後は、次のようなユニファイド コミュニケーション機能を追加することで展開を拡張していくことができます。
音声

ユーザは、ソフトフォンデバイスおよびデスクフォンデバイスを使用した音声コールの送信および受信が可能です。

ビデオ

ユーザは、ソフトフォンとのデスクトップ共有を含め、ビデオの送信および受信が可能です。

ボイスメール(Voicemail)

ユーザは、Cisco Jabber for Windowsから直接ボイスメール メッセージを受け取ることができるほか、着信音声コールをボイスメールにリダイレクトすることができます。

Cisco WebEx Meeting Center 統合

ホステッド会議機能が実現されます。これによりユーザは、情報のコラボレーションや効率的な共有が可能になります。

Microsoft Office 統合

Microsoft Outlook などの Microsoft Office アプリケーションで、在席ステータスや click-to-x 機能を使用できます。

クラウドベース展開

クラウドベース展開モデルは、サービスのすべてまたは大半が Cisco WebEx によってホストされる展開モデルです。 クラウドベース展開の管理およびモニタは Cisco WebEx 管理ツールを使用して行います。

基本クラウドベース展開

クラウドベース展開はまず、基本的な機能であるインスタント メッセージ機能とプレゼンス機能を実現することから始まります。

展開オプション

インスタント メッセージおよびプレゼンスをセットアップした後は、次のような機能を追加することで展開を拡張していくことができます。
会議

Cisco WebEx Meeting Center を介した簡易かつ柔軟な会議機能を使用できます。

Microsoft Office 統合

Microsoft Outlook などの Microsoft Office アプリケーションで、在席ステータスや click-to-x 機能を使用できます。

ハイブリッド クラウドベース展開オプション

ハイブリッド クラウドベース展開は、複数の オンプレミス サーバを併用して音声やビデオなどの追加的なサービスを実現することにより、クラウドベース展開を拡張することができるようなモデルです。

ハイブリッド クラウドベース展開では、次のようなサーバを設定することができます。
Cisco Unified Communications Manager
次のようなサービスを実現します。
音声

ユーザは、ソフトフォンデバイスおよびデスクフォンデバイスを使用した音声コールの送信および受信が可能です。

ビデオ

ユーザは、ソフトフォンとのデスクトップ共有を含め、ビデオの送信および受信が可能です。

Cisco Unity Connection
次のようなサービスを実現します。
ボイスメール(Voicemail)

ユーザは、Cisco Jabber for Windowsから直接ボイスメール メッセージを受け取ることができるほか、着信音声コールをボイスメールにリダイレクトすることができます。

環境アーキテクチャ

環境アーキテクチャは、サーバなどのコンポーネントで構成されたインフラストラクチャです。これらのコンポーネントにより、Cisco Jabber for Windows ではさまざまな通信サービスや通信機能が実現されます。 各タイプの展開について、その環境アーキテクチャを検討することで、必要なコンポーネントや、それらの連携方法を把握することができます。

オンプレミス展開のアーキテクチャ

ここでは、オンプレミス展開のアーキテクチャについて説明します。

8.6.x オンプレミス展開のアーキテクチャ

ここでは、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6.x 以前および Cisco Unified Presence と統合される 8.6.x オンプレミス展開について説明します。

次の図は、8.6.x オンプレミス展開のアーキテクチャを図示したものです。

図 1. オンプレミスのアーキテクチャ



オンプレミスのアーキテクチャに使用されるコンポーネントは以下のとおりです。
デスクフォン

Cisco Unified Communications Manager に接続してシグナリングや設定を行います。

Cisco Unity Connection

ボイスメール機能を実現します。

Cisco Unified Communications Manager
  • 音声コールおよびビデオ コールの管理機能を実現します。
  • ユーザおよびデバイスに関する設定を行います。
  • ディレクトリに接続してユーザ同期やユーザ認証を行います。
Cisco Unified Presence
  • インスタント メッセージ機能およびプレゼンス機能を実現します。
  • 利用可能なサービスの詳細を Cisco Jabber for Windows から取得できるようにします。
ディレクトリ(Directory)
ディレクトリのタイプは次のいずれかです。
  • Microsoft Active Directory
  • LDAP ディレクトリ

ディレクトリを Cisco Unified Communications Manager に同期させれば、スタンドアロン ディレクトリの代わりに Cisco Unified Communications Manager User Data Service をディレクトリ ソースとして使用することができます。

Cisco WebEx Meeting Center

ホステッド会議機能を実現します。

9.0.x オンプレミス展開のアーキテクチャ

ここでは、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.0.x 以降および Cisco Unified Communications IM and Presence と統合される 9.0.x オンプレミス展開について説明します。

次の図は、9.0.x オンプレミス展開のアーキテクチャを図示したものです。

図 2. オンプレミスのアーキテクチャ



オンプレミスのアーキテクチャに使用されるコンポーネントは以下のとおりです。
デスクフォン

Cisco Unified Communications Manager に接続してシグナリングや設定を行います。

Cisco Unity Connection

ボイスメール機能を実現します。

Cisco Unified Communications Manager
  • 音声コールおよびビデオ コールの管理機能を実現します。
  • ユーザおよびデバイスに関する設定を行います。
  • ディレクトリに接続してユーザ同期やユーザ認証を行います。
Cisco Unified Communications IM and Presence
  • インスタント メッセージ機能およびプレゼンス機能を実現します。
  • 利用可能なサービスの詳細を Cisco Jabber for Windows から取得できるようにします。
ディレクトリ(Directory)
ディレクトリのタイプは次のいずれかです。
  • Microsoft Active Directory
  • LDAP ディレクトリ

ディレクトリを Cisco Unified Communications Manager に同期させれば、スタンドアロン ディレクトリの代わりに Cisco Unified Communications Manager User Data Service をディレクトリ ソースとして使用することができます。

Cisco WebEx Meeting Center

ホステッド会議機能を実現します。

クラウドベース展開のアーキテクチャ

ここでは、クラウドベース展開のアーキテクチャについて説明します。

クラウドベースのアーキテクチャ

次の図は、クラウドベース 展開のアーキテクチャを図示したものです。

図 3. クラウドベースのアーキテクチャ



クラウドベースのアーキテクチャに使用されるコンポーネントは以下のとおりです。
Cisco WebEx Messenger

コンタクトのホステッド サービス、インスタント メッセージ機能、およびプレゼンス機能を実現します。

Cisco WebEx Meeting Center

ホステッド会議機能を実現します。

ハイブリッド クラウドベースのアーキテクチャ

次の図は、ハイブリッド クラウドベース展開のアーキテクチャを図示したものです。

図 4. ハイブリッド クラウドベースのアーキテクチャ



ハイブリッド クラウドベースのアーキテクチャに使用されるコンポーネントは以下のとおりです。
Cisco WebEx Messenger

コンタクトのホステッド サービス、インスタント メッセージ機能、およびプレゼンス機能を実現します。

Cisco WebEx Meeting Center

ホステッド会議機能を実現します。

デスクフォン

Cisco Unified Communications Manager に接続してシグナリングや設定を行います。

Cisco Unified Communications Manager
  • 音声コールおよびビデオ コールの管理機能を実現します。
  • ユーザおよびデバイスに関する設定を行います。
Cisco Unity Connection

ボイスメール機能を実現します。