Cisco Jabber for Windows 9.0.x アドミニストレーション ガイド
Cisco Jabber for Windows のカスタマイズ
Cisco Jabber for Windows のカスタマイズ
発行日;2012/11/09   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco Jabber for Windows のカスタマイズ

インストール後にカスタマイズできる機能を確認します。 組織の要件を満たすようにこれらの機能をカスタマイズする方法について学習します。

カスタム顔文字の追加

カスタム顔文字を Cisco Jabber for Windows に追加するには、XML ファイルで顔文字の定義を作成し、ファイル システムに保存します。


ヒント


デフォルトの顔文字の定義ファイルには、ユーザが他のユーザからコールを要求できる次のキーの組み合わせが含まれています。
  • :callme
  • :telephone

これらのキーの組み合わせによって、callme の顔文字が送信されます。 この顔文字を受信したユーザは、アイコンをクリックして音声コールを開始できます。 任意のカスタム顔文字の定義ファイルにこれらのキーの組み合わせを含めて、callme の顔文字を有効にします。

    ステップ 1   任意のテキスト エディタを使用して emoticonDefs.xml という名前のファイルを作成します。
    ステップ 2   必要に応じて、emoticonDefs.xml で顔文字の定義を指定します。

    emoticonDefs.xml の構造および有効なパラメータの詳細については、「顔文字の定義」を参照してください。

    ステップ 3   emoticonDefs.xml を保存して閉じます。
    ステップ 4   ファイル システムの適切なディレクトリに emoticonDefs.xml を保存します。
    Cisco Jabber for Windows によって、ファイル システムの次のディレクトリから顔文字の定義がロードされます。
    Program Files\Cisco Systems\Cisco Jabber\Emoticons

    このフォルダには、Cisco Jabber for Windows のデフォルトの顔文字とデフォルトの emoticonDefs.xml が格納されています。

    Program Files\Cisco Systems\Cisco Jabber\CustomEmoticons

    デフォルトでは、このフォルダは存在しません。 管理者は、このフォルダを作成してカスタム顔文字の定義を格納し、組織展開に含めることができます。

    CustomEmoticons フォルダで定義した顔文字は、デフォルトの Emoticons フォルダの顔文字の定義よりも優先されます。

    %USERPROFILE%\AppData\Roaming\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\CustomEmoticons

    このフォルダには、Cisco Jabber for Windows の個々のインスタンスのカスタム顔文字の定義が格納されます。

    このディレクトリで定義した顔文字は、インストール ディレクトリの CustomEmoticons フォルダの顔文字の定義よりも優先されます。

    ステップ 5   Cisco Jabber for Windows を再起動します。

    Cisco Jabber for Windows によって、emoticonDefs.xml のカスタム顔文字の定義がロードされます。

    メモ:
    ユーザは、カスタム顔文字の定義が emoticonDefs.xml でローカルに定義されている場合にのみ、それらの定義を利用することができます。 顔文字の定義が異なるユーザにカスタム顔文字を送信すると、それらのユーザはアイコンではなく、デフォルト キーを受信します。次に例を示します。
    1. ユーザ A は emoticonDefs.xml でカスタム顔文字を定義します。 カスタム顔文字の定義は、ユーザ A のローカル ファイル システムにのみ存在します。
    2. ユーザ A はそのカスタム顔文字をユーザ B に送信します。
    3. ユーザ B はカスタム顔文字のデフォルト キーのみを受信します。 ユーザ B はアイコンを受信しません。

    顔文字の定義

    Cisco Jabber for Windows では、emoticonDefs.xml から顔文字の定義をロードします。

    次の XML の抜粋は、顔文字の定義ファイルの基本構造を示します。
    <emoticons>
     <emoticon defaultKey="" image="" text="" order="" hidden="">
      <alt></alt>
     </emoticon>
    </emoticons>
    次の表に、カスタム顔文字を定義するための要素および属性を示します。
    要素または属性 説明
    emoticons

    この要素には、すべての顔文字の定義が含まれます。

    emoticon

    この要素には、1 つの顔文字の定義が含まれます。

    defaultKey

    この属性により、顔文字を描画するデフォルト キーの組み合わせが定義されます。

    値として任意のキーの組み合わせを指定します。

    この属性は必須です。

    defaultKeyemoticon 要素の属性です。

    image

    この属性では、顔文字イメージのファイルを指定します。

    値として顔文字のファイル名を指定します。 顔文字イメージは、emoticonDefs.xml と同じディレクトリに存在する必要があります。

    この属性は必須です。

    Cisco Jabber for Windows では、Internet Explorer で描画可能なアイコン(.jpeg.png.gif など)をサポートしています。

    imageemoticon 要素の属性です。

    text

    この属性では、[顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに表示される説明文を定義します。

    任意の Unicode 文字の文字列を指定します。

    この属性はオプションです。

    textemoticon 要素の属性です。

    order

    この属性では、[顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに顔文字が表示される順序を定義します。

    値として 1 から始まる序数を指定します。

    orderemoticon 要素の属性です。

    この属性は必須です。 ただし、hidden の値が true である場合、このパラメータは有効になりません。

    hidden

    この属性では、[顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに顔文字が表示されるかどうかを指定します。

    値として次のいずれかを指定します。
    true
    [顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに顔文字が表示されないことを指定します。 ユーザは、顔文字を描画するキーの組み合わせを入力する必要があります。
    false
    [顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスに顔文字が表示されることを指定します。 ユーザは、[顔文字の挿入(Insert emoticon)] ダイアログボックスから顔文字を選択するか、顔文字を描画するキーの組み合わせを入力することができます。 これがデフォルト値です。

    この属性はオプションです。

    hiddenemoticon 要素の属性です。

    alt

    この要素を使用すると、キーの組み合わせを顔文字にマッピングできます。

    値として任意のキーの組み合わせを指定します。

    たとえば、defaultKey の値が :) である場合、alt の値として :-) を指定し、両方のキーの組み合わせで同じ顔文字を描画できるようにします。

    この要素はオプションです。

    顔文字の定義の例

    <emoticons>
     <emoticon defaultKey=":)" image="Emoticons_Smiling.png" text="Smile" order="1">
      <alt>:-)</alt>
      <alt>^_^</alt>
     </emoticon>
     <emoticon defaultKey=":(" image="Emoticons_Frowning.png" text="Frown" order="2">
      <alt>:-(</alt>
     </emoticon>
    </emoticons>