Cisco Jabber for Android 10.5 ユーザ ガイド
通話
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電話サービス アカウント

Cisco Jabber で通話する場合、アプリは業務用の電話番号を使用し、その番号を通話相手に表示します。

システム管理者によるアカウントの設定に応じて、さまざまな方法で通話を発信できます。

基本的な電話サービス アカウントでは、Voice over Internet Protocol(VoIP)を使用して音声通話を発信できます。 システム管理者は、アカウントに対して次の機能を有効にすることもできます。

  • ビデオ:ビデオ通話を発信できます。

  • Dial via Office(DVO):業務用の電話番号とモバイル ボイス ネットワークを使用して通話できます。

次の表に、VoIP 通話と DVO 通話の動作を比較した結果を示します。



表 1 VoIP 通話と DVO 通話の動作比較
  VoIP DVO
使用するネットワーク Wi-Fi またはモバイル データ ネットワーク モバイル ボイス ネットワーク
最大同時通話数 2

同時にアクティブにできる通話は 1 件のみです。もう 1 件は自動的に保留状態になります。

1

通話中の機能

(保留や会議など)

使用可能 該当なし
着信コール Cisco Jabber で開く ネイティブの電話アプリで開く
発信コール 入力した番号が Cisco Jabber によってただちにダイヤルされる 入力した番号をダイヤルする前に Cisco Jabber によってコールバックされる
次の表に、電話サービス アカウントの設定に基づいて Cisco Jabber の [Settings(設定)] メニューで設定可能な通話の設定を示します。

表 2 通話の設定
アカウントの設定 Cisco Jabber の設定
ビデオ対応

[Send Automatically(自動的に送信)]:この設定を使用すると、通話のビデオのオン/オフが自動的に切り替わります。

[Mobile Data Network(モバイル データ ネットワーク)]:この設定を使用すると、モバイル データ ネットワーク使用時のビデオのオン/オフが自動的に切り替わります。

(注)     

ビデオ通話中、または低帯域幅モードをオンにしている場合、これらのビデオ設定は Cisco Jabber に表示されません。

DVO が無効 [Low-Bandwidth Mode(低帯域幅モード)]:この設定を使用すると、低帯域幅ネットワークへの接続中に VoIP 通話を発信する場合、音声が最適化されます。
DVO が有効

[Calling Options(通話オプション)]:Cisco Jabber で常に VoIP 通話を発信するか、常にモバイル ボイス ネットワークを使用して通話を発信するか、またはネットワーク接続に基づいて通話方法を自動選択するかを指定します。

[Low-Bandwidth Mode(低帯域幅モード)]:VoIP を使用する通話オプションを選択した場合は、Cisco Jabber に [Low-Bandwidth Mode(低帯域幅モード)] 設定が表示されます。 この設定を使用すると、低帯域幅ネットワークへの接続中に VoIP 通話を発信する場合、音声が最適化されます。

アクティブな通話画面

Cisco Jabber 通話の発信時または応答時には、アクティブな通話画面が表示されます。

  1. セルフビューを非表示にします(ビデオが有効になっている場合)。

  2. オーディオ デバイスを変更します。

  3. セルフビューを表示します(ビデオが有効になっている場合)。

  4. カメラを変更します(ビデオが有効になっている場合)。

  5. 通話コントロールを使用します。


(注)  


ビデオ通話中に Cisco Jabber がバックグラウンドに移動しても、ビデオ表示はありませんが通話は継続しています。 話し始めれば、ビデオの表示が自動的に再開します。


通話コントロールとアイコン

表 3 通話コントロール
ボタン 説明
音声が聞こえないようにします。
ビデオの送信を停止します。
キーパッドを開きます。

その他のオプションを表示します。 状況に応じて表示されるメニューのオプションを使用して、次の操作を実行できます。

  • [保留]:通話を保留にします。

  • [通話のマージ]:既存の通話 2 件をマージして電話会議にします。

  • [転送]:通話を転送します。

  • [会議]:電話会議を開始します。

  • [携帯電話に移動]:通話を携帯電話番号に移動します。

通話の転送を完了します。
通話をマージして電話会議にします。
通話を終了します。
前面と背面のカメラを切り替えます。
セルフビューを非表示にします。
会議参加者のリストを表示します。
表 4 オーディオ アイコン
アイコン 説明
スピーカーフォンを使用します。
Bluetooth ヘッドセットを使用します。
有線ヘッドセットを使用します。

キーパッドからの通話の発信

電話の場合

次の手順を使用して、キーパッドから通話を発信します。

手順
    ステップ 1   [Keypad(キーパッド)] 画面で、番号をダイヤルして [Call(発信)] をタップします。
    ステップ 2   Dial via Office を使用している場合は、次の手順に従います。
    1. [Answer(応答)] をタップして通話を受け入れます。
    2. 指示されたら、キーパッドで番号を押します。

    通話の受け入れ後、社内通話システムはダイヤルされた番号に発信します。 ネイティブの電話アプリで Dial via Office 通話が開始されます。


    タブレットの場合

    検索領域をタップして、[Keypad(キーパッド)] 画面を開き、次のいずれかの手順に従って通話を発信します。

    • キーパッドで番号をタップし、[Call(発信)] をタップします。

    • ディレクトリで連絡先を検索し、 をタップして他の選択肢を表示します。

    • username@example.com の形式で E メールアドレスを入力し、[Call(発信)] をタップするか、 をタップして他の選択肢を表示します。

    着信への応答

    Cisco Jabber の着信コールにはシスコ独自の呼び出し音が使用されているため、他の着信コールと区別することができます。

    着信コールを受信するには、次の条件を満たす必要があります。

    • デバイスは、社内ネットワークに接続されている必要があります(直接接続、あるいはコラボレーション ゲートウェイまたは VPN アプリケーションを使用したリモート接続)。

    • Cisco Jabber が、デバイスのバックグラウンドまたはフォアグラウンドで実行されている必要があります。

    手順
    通話中の表示で、[Answer(応答)] をタップします。
    (注)     

    Cisco Jabber VoIP 通話中に別の Cisco Jabber VoIP 通話に応答すると、最初の通話が保留状態になります。

    [Decline(拒否)] をタップすると、発信者は業務用のボイスメール サービスに転送されます。 業務用のボイスメール サービスが使用できない場合、発信者はモバイル ボイスメール サービスに転送されます。


    Cisco Jabber VoIP 通話中のモバイル着信の処理

    すでに Cisco Jabber VoIP で通話しているときに、Android デバイスに新しいモバイル着信があった場合は、[Decline(拒否)] をタップして、その新しい通話を拒否することを推奨します。


    (注)  


    Cisco Jabber の着信コールには、デフォルトでシスコ独自の呼び出し音が使用されているため、他のモバイル着信コールと区別することができます。

    Android デバイスで着信コールを受けると、ネイティブの電話アプリは、Cisco Jabber を含む他のすべてのアプリのマイクを自動的に無効にします。

    マイクが無効になる前に、別の通話に応答する必要があることを現在の通話相手に知らせる時間はありません。

    新しい通話を拒否して Cisco Jabber の通話を再開すると、現在の通話相手に再び音声が聞こえるようになります。

    新しい通話を受け入れた場合は、Android ネイティブの通話が終了するまで Cisco Jabber VoIP 通話に戻ることはできません。


    通話中の機能

    通話の保留と再開

    1. 通話中の表示で、 をタップします。
    2. [Hold(保留)] をタップします。

    3. 通話を再開するには、[Resume(再開)] をタップします。

    通話の切り替え

    2 件のインターネット通話に接続している場合、アクティブにできる通話は 1 件のみです。もう 1 件の通話は自動的に保留状態になります。 赤いバーをタップすると、もう 1 件の通話に切り替わります。

    通話の転送

    1. 通話中の表示で、 をタップします。
    2. [Transfer(転送)] をタップします。

    3. 次のいずれかの手順に従います。

      1. 電話番号を入力し、[Call(発信)] を選択します。
      2. 名前またはビデオ アドレスを入力し、検索結果の項目をタップします。

    電話会議

    1. 通話中の表示で、 をタップします。
    2. [Conference(会議)] をタップします。

    3. 次のいずれかの手順に従います。

      1. 電話番号を入力し、[Call(発信)] を選択します。

      2. 名前またはビデオ アドレスを入力し、検索結果の項目をタップします。

      Cisco Jabber では、最初の通話が自動的に保留され、両方の通話のステータスが表示されます。

    4. コントロール バーで、[Merge(マージ)] をタップします。

    通話のマージ

    マージ機能を使用して、既存の 2 件の通話をマージして電話会議にすることができます。

    この手順は、Cisco Jabber VoIP 通話にのみ適用されます。 マージ機能は、DVO 通話では使用できません。

    1. 通話中の表示で、 をタップします。
    2. [Merge(マージ)] をタップします。
    3. [OK] をタップします。
    4. (オプション) をタップして、会議参加者のリストを表示します。

    モバイル ネットワークへの通話の移動

    この手順は、Cisco Jabber VoIP 通話にのみ適用されます。 この機能は、DVO 通話では使用できません。

    1. 通話中の表示で、 をタップします。
    2. [Move to Mobile(携帯電話に移動)] をタップします。
    3. [OK] をタップします。
    4. デバイスの呼び出し音が鳴ったら、[Answer(応答)] をタップします。

    ビデオ通話でのセルフビューの管理

    セルフビューは、画面の左上、右上、左下、右下の 4 つのうち、いずれかの固定された位置に移動することができます。

    通話中の表示で、セルフビュー領域を画面上の目的の位置にドラッグします。

    セルフビューを非表示にするには、 をタップします。