Cisco Unity Connection でのユーザによる移動、追加、および変更に関するガイド リリース 9.x
Cisco Unity Connection 9.x でのユーザ アカウント追加の準備
Cisco Unity Connection 9.x でのユーザ アカウント追加の準備
発行日;2013/07/18 | 英語版ドキュメント(2013/07/04 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity Connection 9.x でのユーザ アカウント追加の準備

9.x のテンプレート

9.x のサービス クラス

9.x のパーティションとサーチ スペース

9.x のメールボックス ストア

9.x のスケジュール

9.x での役割

Cisco Unity Connection 9.x でのユーザ アカウント追加の準備

ユーザ アカウントを個別にまたはまとめて追加する前に、それぞれのアカウントのタイプに合わせてテンプレートとサービス クラス(CoS)を選択して定義する必要があります。テンプレートとサービス クラスには、Cisco Unity Connection ユーザと彼らの発信者が使用可能な機能を決定し、Connection を使用するための制限と権限を定義する設定値が含まれています。ユーザ アカウントを追加する前に、システムのパーティションとサーチ スペース、スケジュール、およびメールボックス ストアを考慮することも重要です。

管理者アカウントの場合は、テンプレートを選択して定義する必要があるだけです。管理者アカウントは、COS、スケジュール、パーティション、またはサーチ スペースに割り当てられません。代わりに、管理者が実行可能なタスクを決定するために、それぞれのアカウントに割り当てる役割を選択する必要があります。

次のセクションで、テンプレート、サービス クラス、パーティションとサーチ スペース、メールボックス ストア、スケジュール、および役割について説明します。

「Cisco Unity Connection 9.x のテンプレート」

「Cisco Unity Connection 9.x のサービス クラス」

「Cisco Unity Connection 9.x のパーティションとサーチ スペース」

「Cisco Unity Connection 9.x のメールボックス ストア」

「Cisco Unity Connection 9.x のスケジュール」

「Cisco Unity Connection 9.x での役割」

Cisco Unity Connection 9.x のテンプレート

Cisco Unity Connection で追加するユーザ アカウントと管理者アカウントはユーザ テンプレートに基づきます。テンプレートからの設定がアカウントの作成時にアカウントに適用されます。Connection には、変更可能な事前定義のテンプレートが付属しています。新しいテンプレートを作成することもできます。

テンプレートを作成する前に、使用するテンプレート内の設定を確認して、それを変更するのか、新しいテンプレートを作成するのかを決定します。テンプレートごとに、有効にする機能を検討し、サービス クラスを指定し、作成するアカウントのスケジュールとタイム ゾーンを設定します。Cisco Unity Connection システム上でアカウントを作成する場合は、そのアカウントのパスワードまたは PIN とアカウント ロックアウト ポリシーに関する認証規則を選択する必要もあります (テンプレート設定を変更しても既存のユーザ アカウントには影響しません)。


ヒント 後から個々のアカウントに施す変更回数を最小化するために、作成するユーザ グループごとに別々のテンプレートを使用して必要な設定値を指定します。たとえば、営業社員用のアカウントを作成する場合は、メッセージ通知をセットアップするためのテンプレートを作成するか、既存のテンプレートを変更し、営業社員宛てのメッセージを暗号化してセキュリティを確保するように指定し、発信者が残せるメッセージの長さを増やし、営業社員が聞く Connection カンバセーションを制御する設定に対して同様の変更を施します。

ユーザ アカウントごとに設定を変える必要がある場合は、ユーザ テンプレート上の設定を空白にして、アカウントの作成後に、アカウントごとに設定を変更することができます。

ユーザ テンプレートの作成または変更手順については、 「Cisco Unity Connection 9.x でのユーザ テンプレートの追加、変更、および削除」 を参照してください。Connection の操作方法に影響を与える設定については、 「Cisco Unity Connection 9.x のユーザ アカウント設定で制御される機能のセットアップ」 を参照してください。

Cisco Unity Connection 9.x のサービス クラス

ユーザ アカウントを追加する前に、使用するテンプレートに対して指定された COS を確認して、それを変更する必要があるか、別の COS を指定する必要があるか、新しい COS を作成する必要があるかを判断してください。COS で Cisco Unity Connection を使用するための制限や権限が定義されるため、その設定は追加するユーザ グループに適切なものである必要があります。たとえば、COS によって、次のような処理が行われます。

テキスト/スピーチ電子メールや Live Reply などの機能へのアクセスを制御します。

ユーザによる Connection の操作方法を制御します。たとえば、COS では、ユーザ メッセージとグリーティングの最大長、ユーザが社内ディレクトリへの掲載を選択可能かどうか、ユーザがシステム同報リストにメッセージを送信可能かどうかを指定します。

ユーザがメッセージ通知、着信転送、およびその他のタスクに使用可能な電話番号の制御に使用される規制テーブルを指定します。

ユーザ テンプレート ページで指定されている COS を変更しても、そのテンプレートに基づいて作成されたユーザ アカウントが新しい COS に再割り当てされるわけではないことに注意してください。対照的に、COS の設定を変更した場合は、新しいメンバーと既存のメンバーの両方に影響するため、ユーザ アカウントの作成の前後で COS 設定を更新できます。ユーザはいつでも別の COS に再割り当てすることができます。

サービス クラスの作成または変更手順については、 「Cisco Unity Connection 9.x でのサービス クラスの追加、変更、または削除」 を参照してください。各 COS を構成する設定値については、 「Cisco Unity Connection 9.x のサービス クラスで制御される機能のセットアップ」 を参照してください。

Cisco Unity Connection 9.x のパーティションとサーチ スペース

Cisco Unity Connection では、発信者とユーザが Connection と対話しながらメッセージの宛先を指定したり、電話をかけたりすることが可能なオブジェクトをグループ分けする方法としてパーティションが作成されます。各ユーザは 1 つ以上のパーティションのメンバーになっています(たとえば、ユーザは、あるパーティションにプライマリ内線番号を設定して、別のパーティションに代行内線番号を設定できます)。内線番号はパーティション内で一意にする必要がありますが、オブジェクト名はパーティション内で一意にする必要はありません。

サーチ スペースは、ユーザまたは外部発信者が Connection と対話しながら到達可能なオブジェクト(ユーザや同報リストなど)の、検索範囲を定義するために使用されます。たとえば、ユーザに適用される検索範囲は、そのユーザがメッセージの宛先に対して指定できるユーザ、同報リスト、または VPIM 連絡先を特定します。また、ユーザが音声認識カンバセーションを使用しているときに名前でダイヤルできるユーザと連絡先も特定されます。

サーチ スペースは、1 つまたは複数の順序付きパーティションで構成されます。Connection は、発信者のためにオブジェクトを検索するとき、サーチ スペースでパーティションが配列されている順序でパーティション内を検索します。内線番号はパーティション内で一意にする必要がありますが、サーチ スペース内では一意でなくても構いません。したがって、サーチ スペースを使用して、オーバーラップしている内線番号があるダイヤル プランを処理できます。

ユーザ アカウントを追加する前に、使用するユーザ テンプレート内で指定されているパーティションとサーチ スペースを確認してください。テンプレートを変更するか、新規作成する必要があります。

ユーザ テンプレート ページで指定されたパーティションまたはサーチ スペースを変更しても、そのパーティションに基づいて作成されたユーザ アカウントが新しいパーティションまたはサーチ スペースに再割り当てされるわけではないことに注意してください。対照的に、サーチ スペースのパーティション メンバーシップを変更した場合は、そのサーチ スペースの新しいユーザと既存のユーザの両方に影響します。これは、ユーザ アカウントの作成の前後でサーチ スペース設定を更新できることを意味します。また、ユーザはいつでも別のパーティションまたはサーチ スペースに再割り当てすることができます。

パーティションとサーチ スペースの作成または変更手順については、『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( Release 9.x )の「 Managing Partitions and Search Spaces in Cisco Unity Connection 9.x 」の章を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/administration/guide/9xcucsagx.html から入手可能です。

Cisco Unity Connection 9.x のメールボックス ストア

Cisco Unity Connection を使用すれば、複数のメールボックス ストアを作成できます。この機能は、バックアップの完了までの時間が問題になるような大量のインストールが必要なお客様に有効です。

ユーザ アカウントを追加する前に、使用するユーザ テンプレート内で指定されているメールボックス ストアを確認してください。別のメール ストアを指定するようにテンプレートを変更するか、新しいテンプレートを作成しなければならない場合があります。

ユーザ テンプレート ページで指定されたメールボックス ストアを変更しても、そのテンプレートに基づいて作成されたユーザ アカウントが新しいメールボックス ストアに再割り当てされるわけではないことに注意してください。ただし、ユーザはいつでも別のメールボックス ストアに再割り当てすることができます。

メールボックス ストアの作成または変更手順については、『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( Release 9.x )の「 Managing Mailbox Stores in Cisco Unity Connection 9.x 」の章を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/administration/guide/9xcucsagx.html から入手可能です。

Cisco Unity Connection 9.x のスケジュール

Cisco Unity Connection では、スケジュールを使用することによって、適用するユーザ転送ルールや再生するユーザ グリーティングの決定が容易になります。

ユーザ アカウントを追加する前に、使用するテンプレートに対して指定されているアクティブなスケジュールを確認してください。別のスケジュールを指定するようにテンプレートを変更するか、新しいテンプレートを作成しなければならない場合があります。

ユーザ テンプレート ページで指定されたアクティブ スケジュールを変更しても、そのテンプレートに基づいて作成されたユーザ アカウントが新しいスケジュールに再割り当てされるわけではないことに注意してください。対照的に、スケジュールを変更した場合は、そのスケジュールの新しいユーザと既存のユーザの両方に影響します。これは、ユーザ アカウントの作成の前後でスケジュール設定を更新できることを意味します。ユーザはいつでも別のスケジュールに再割り当てすることができます。

スケジュールの管理手順については、『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( Release 9.x )の「 Managing Schedules and Holidays in Cisco Unity Connection 9.x 」の章を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/administration/guide/9xcucsagx.html から入手可能です。

Cisco Unity Connection 9.x での役割

Cisco Unity Connection では、事前定義の役割のリストに従って設定された管理者アカウントに権限のレベルが付与されます。役割は、管理者が実行可能なタスクを示します。管理者アカウントを追加する前に、各アカウントに割り当てる役割を選択します。アカウントに割り当てられた役割はいつでも変更できます。

Connection には、次の事前定義の役割が付属しています。管理者の役割ごとの特権を表示するには、Cisco Unity Connection の管理で、[システム設定(System Settings)] > [役割(Roles)] を展開して、各役割の名前を選択します。事前定義の役割に関連付けられた権限は変更できません。

 

オーディオ テキスト管理者(Audio Text Administrator)

この役割を使用すれば、管理者は、コール ハンドラ、ディレクトリ ハンドラ、およびインタビュー ハンドラを管理できます。

監査管理者(Audit Administrator)

このロールでは、管理者が Cisco Unity Connection アプリケーションおよびデータベースの監査を有効または無効にすることができ、監査の設定と監査ログの表示または削除ができます。

グリーティング管理者(Greeting Administrator)

この役割を使用すれば、管理者は、Cisco Unity Greetings Administrator、つまり、ユーザが電話でコール ハンドラ用に録音されたグリーティングを管理できるようにする Connection 電話カンバセーションにアクセスできます。

(注) 管理者は電話で Connection にアクセスする必要があるため、この役割はボイス メールボックスがあるユーザ アカウントに割り当てる必要があります。

ヘルプ デスク管理者(Help Desk Administrator)

この役割を使用すれば、管理者は、ユーザ パスワードと PIN をリセットしたり、ユーザ アカウントのロックを解除したり、ユーザ設定ページを表示したりすることができます。

メールボックス アクセス代行アカウント(Mailbox Access Delegate Account)

この役割を持つユーザは、すべてのメッセージにアクセスできます。Cisco Unified Mobility Advantage などのリモート アプリケーションは、他のユーザの代わりにメッセージを取得する目的でこの役割を持つユーザのユーザ名とパスワードを使用します。

通常、この役割は、実際のユーザを表さず、他のユーザの代わりにメールボックスにアクセスするために存在する 1 つのユーザ アカウントにのみ割り当てられます。

リモート管理者(Remote Administrator)

この役割を使用すれば、管理者は、リモート ツールを使用してデータベースを管理できます。

システム管理者(System Administrator)

これは、最上位の Connection 管理役割です。この役割は、すべてのユーザ設定とシステム設定、すべてのレポート、すべての管理ツールと診断ツールを含め、Connection の管理機能すべてにアクセスできます。

Connection の初期セットアップ中にインストーラによって指定されるデフォルト管理者アカウントはこの役割に設定されます。

システム管理者は、管理アカウントを作成する権限を持つ唯一の役割です。

専門技術者

この役割を使用すれば、管理者は、Connection サーバと電話システム連動の設定の管理を可能にするすべての機能にアクセスできます。この役割を持つ管理者は、すべてのレポートを実行したり、診断ツールを使用したり、すべてのシステムおよびユーザ設定ページを表示したりすることもできます。

ユーザ管理者(User Administrator)

この役割を使用すれば、管理者は、ユーザ アカウントを管理したり、すべてのユーザ管理機能にアクセスしたり、ユーザ管理ツールを使用したりすることができます。

この役割はボイス メールボックスがあるユーザに割り当てることができますが、Cisco Unity Greetings Administrator へのアクセスを許可する場合を除いて推奨できません。ベスト プラクティスとして、管理者が次の 2 つのアカウントを持っていることを確認してください。そのアカウントとは、Connection を管理するためのボイス メールボックスがないアカウントと、パーソナル メールボックスにアクセスするためのボイス メールボックスがあるアカウントです。