Cisco Unity Connection Survivable Remote Site Voicemail(SRSV)完全リファレンス ガイド リリース 9.1(1)
Connection 9.1(1) 以降の Cisco Unity Connection SRSV の概要
Connection 9.1(1) 以降の Cisco Unity Connection SRSV の概要
発行日;2013/06/14 | 英語版ドキュメント(2013/03/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Connection 9.1(1) 以降の Cisco Unity Connection SRSV の概要

SRSV の使用

サポートされる SRSV トポロジ

のワークフロー

Connection 9.1(1) 以降の Cisco Unity Connection SRSV の概要

Cisco Unity Connection Survivable Remote Site Voicemail(Connection SRSV)は、WAN の障害時にボイス メッセージを受信できるバックアップ ボイスメール ソリューションです。Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony(SRST)と連携して機能して、中央の Connection ボイスメール サービスとの接続が失われたときにブランチにボイスメール サービスを提供します。

Connection SRSV は、複数のブランチ オフィスや小規模なサイトがある、集中型 Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection 環境で使用されます。これは、中央の Connection ボイスメール サービスと同期されたままになる限定されたボイスメールおよび自動アテンダント機能を提供し、WAN の停止や障害が発生したときに、Connection SRSV ソリューションがブランチのユーザにボイスメール サービスを提供できるようにします。ただし、ネットワークが復元されるとすぐに、ブランチのユーザが受信したボイスメールはすべて、中央の Connection ボイスメール サーバに自動的にアップロードされます。

Connection SRSV ソリューションには次の 2 つのコンポーネントが必要です。

Cisco Unity Connection:中央サイトに Cisco Unified CM とともに配置され、強力な統合メッセージングおよびボイスメール サービスを提供します。

Connection SRSV:SRSV コンポーネントは、ネイティブに Cisco Unified CM Express または Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony(SRST)とともにブランチ サイトに配置される Connection の一部です。Connection SRSV は、Service Ready Engine Virtualization を使用して Cisco Integrated Service Routers Generation 2(ISR G2)プラットフォームでホストされます。

次の項を参照してください。

「Connection SRSV の使用」

「Cisco Unity Connection SRSV のワークフロー」

Connection SRSV の使用

Connection SRSV は、WAN の障害時にアクティブになり、ブランチ サイトのボイス メッセージング システムのバックアップとして機能します。これで、ブランチ オフィスのユーザが WAN の障害時にボイス メッセージを受け取ることができます。

Connection 9.1(1) では、Connection SRSV は、Connection を SRSV モードで実行するために、コマンドライン インターフェイス(CLI)を介した Connection のプロビジョニングに関与します。SRST/E-SRST リファレンス Cisco Unified Communications Manager、および SRSV 関連のすべての機能(ユーザ プロビジョニングやボイスメールのアップロードなど)は、中央の Connection サーバによって管理されます。Connection SRSV システム全体を配置してプロビジョニングすると、ブランチ サイトでアイドル状態になり、SRST システム(SRST または CUCME-as-SRST)からのコールを受信できる状態になります。SRST コンポーネントもアイドル状態となり、IP フォンが登録されるのを待ちます。WAN の障害が発生すると、中央の Cisco Unified Communications Manager に登録されているブランチ オフィスの IP フォンが接続の切断を検出して、SRST にリホームします。これで、ブランチへのすべての着信コールが SRST によって処理されます。無応答コールまたはビジー回線に届いたコールについては、SRST はそのコールを CUC-SRSV のボイスメール サーバに転送して、発信者がブランチ ユーザにボイス メッセージを残せるようにします。その結果、セントラル オフィスのボイスメール システムに到達不能な WAN の障害時にブランチ オフィスのボイスメールがサポートされます。

ただし、WAN 接続が復元すると、IP フォンは中央の Cisco Unified Communications Manager に自動的にリホームされます。その後、すべてのコールは Cisco Unified Communications Manager によって管理され、無応答または話中コールは中央の Connection ボイスメール システムに転送されます。ブランチに保存されているすべてのボイスメールは、中央の Connection ボイスメールと自動的に同期されます。

サポートされる SRSV トポロジ

Connection SRSV は、ルータの設定に基づき複数のトポロジをサポートしています。元の SRST または CUCME-as-SRST(SRST フォールバック モードとも呼ばれる)をブランチに配置できます。


) ブランチ サイトで SRST を実行している場合、E-SRST 機能も配置することはできません。


次の図は、Connection SRSV でサポートされている 3 つのトポロジを示しています。

図 1-1:SRST がブランチ サイトに配置されているトポロジを示しています。WAN 障害が発生、または PSTN がダウンした場合、ブランチ サイトの Connection SRSV は、フェールオーバー モードで限定されたボイスメールのサポートを提供します。

図 1-2:CUCME-as-SRST(SRST フォールバック モードとも呼ばれる)がブランチ サイトでコール制御を提供しているトポロジを示しています。

図 1-3:複数の CUCME-as-SRST および SRSV-CUE デバイスが存続可能なブランチ サイトのロード バランシングのためにペア化されているトポロジを示しています。このシナリオでは、管理者は Cisco Unified Communications Manager を使用して、CUCME-SRST-1 と CUCME-SRST-2 間でブランチ ユーザを分割します。中央の Connection サーバがそれを検出し、ブランチ サイトの SRSV-1 および SRSV-2 に適切な設定を送信します。WAN 障害時には、各 SRSV デバイスは、ペア化された CUCME-as-SRST デバイスから送信されるコールを処理します。

図 1-1 トポロジ 1

 

 

図 1-2 トポロジ 2

 

 

図 1-3 トポロジ 3

 

 

Cisco Unity Connection SRSV のワークフロー

1. 管理者が SRE-900/SRE-910 シリーズ ブレードまたは MCS 7845/MCS 7825 に Cisco Unity Connection をインストールします。

2. Connection がデモ モードで起動します。CLI コマンド utils cuc activate CUSRSV を実行して、スタンドアロンの Connection サーバを Connection SRSV サーバに変換します。Connection SRSV のインストールの詳細については、このマニュアルの 「Connection 9.1(1) 以降の Cisco Unity Connection SRSV の概要」 の章を参照してください。

3. Connection SRSV サーバでは、Connection のコンポーネントの一部が無効にされ、Connection の次コンポーネントのみ Connection SRSV の管理に表示されます。

ユーザとブランチの管理者およびユーザのリスト。Connection SRSV のユーザ設定の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection SRSV の管理:ユーザ設定インターフェイス」 の章を参照してください。

テンプレート(コール ハンドラ テンプレートのみ)。Connection SRSV のテンプレート設定の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection SRSV の管理:テンプレート設定インターフェイス」 の章を参照してください。

同報リスト(システム同報リストのみ)。同報リストの詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection SRSV の管理:テンプレート設定インターフェイス」 を参照してください。

コール管理(システム コール ハンドラおよびディレクトリ ハンドラのみ)。Connection SRSV のコール管理の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection SRSV の管理:コール管理設定インターフェイス」 の章を参照してください。

ネットワーキングと中央サーバの設定。Connection SRSV のユーザ設定の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection SRSV の管理:ネットワーキング設定インターフェイス」 の章を参照してください。

システム設定(スケジュール、カンバセーション、エンタープライズ パラメータ、プラグインのみ)。Connection SRSV のユーザ設定の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection SRSV の管理:システム設定インターフェイス」 の章を参照してください。

テレフォニー統合(電話システム、ポート グループ、ポート、セキュリティのみ)。テレフォニー統合の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection SRSV の管理:テレフォニー連動設定インターフェイス」 を参照してください。

ツール(カスタム キーパッド マッピングのみ)。Connection SRSV のユーザ設定の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection SRSV ツールの設定」 の章を参照してください。

4. 管理者が [Connection 管理(Connection Administration)] ページにログインし、[ブランチ管理(Branch Management)] ページに移動します。Connection SRSV の中央の Connection サーバの設定方法の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection SRSV の設定の設定」 の章を参照してください。

5. 管理者がブランチの接続ノードの完全修飾ドメイン名(FQDN)、管理者ユーザ名、およびパスワードを入力します。Connection および Connection SRSV が登録を確認し、ブランチを Connection サーバに関連付けます。Connection SRSV の中央の Connection サーバの設定方法の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection SRSV の設定の設定」 の章を参照してください。

6. 中央の Connection サーバからブランチ システムにユーザをプロビジョニングする方法を設定する必要があります。詳細については、このマニュアルの「Cisco Unity Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection SRSV の設定の設定」の章を参照してください。

7. 管理者がユーザの詳細(内線番号または電話番号など)を検索して、Connection にすでに存在しているユーザをインポートして、それらのユーザを選択します。Connection SRSV の中央の Connection サーバの設定方法の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection SRSV の設定の設定」 の章を参照してください。

8. 管理者が [プロビジョニングの同期(Sync Provisioning)] ボタンを選択して、ユーザを Connection SRSV にプッシュします。プロビジョニングされたステータスが、[Connection SRSV の管理(Connection SRSV Administration)] ページに表示されます。Connection SRSV の中央の Connection サーバの設定方法の詳細については、このマニュアルの 「Cisco Unity Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection SRSV の設定の設定」 の章を参照してください。