Cisco Unified Communications Manager, Release 9.0(1) アップグレード ガイド
ソフトウェア アップグレード
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発行日;2012/11/22   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

ソフトウェア アップグレード

アップグレード前の作業

アップグレードを開始する前に、次の作業を実行してください。

  • 新しいリリースのリリース ノートを読んで、新しい機能について理解し、JTAPI、CUMA(Cisco Unified Manager Assistant)、RTMT、IPCC、ファイアウォールなど<システムに関係する他の製品とアップグレード中に対話する方法を把握します。 Cisco Unified Communications Manager のリリース ノートは以下を参照してください。 http:/​/​cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​prod_​release_​notes_​list.html
  • 新しいリリース用の必要なライセンス ファイルがあることを確認します。 ライセンスの取得とインストールの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「License File Upload」の章を参照してください。

    (注)  


    このアップグレードの一環として、Enterprise License Manager が自動的にインストールされます。 アップグレード後は、Enterprise License Manager を使用して、ライセンスの履行など、ユーザベースのライセンスを管理できる簡易なエンタープライズ全体の管理機能を利用できます。 Enterprise License Manager には、ライセンスの履行処理、サポートされる複数製品のライセンスの割り当ておよび調整、使用と権限付与に関するエンタープライズ レベルのレポートを行う機能があります。 詳細については、『Enterprise License Manager User Guide』を参照してください。



    警告


    Release 9.0 にアップグレードする前に、9.0 より前のライセンスをすべて Cisco Unified Communications Manager に適用する必要があります。 Release 9.0 にアップグレードした後は、これらのライセンスを Cisco Unified Communications Manager に適用できなくなります。また、Enterprise License Manager を使用して適用することもできません。


  • アップグレードを開始する前に、システムをバックアップします。 HP7825H3 または HP7828H3 ハードウェアでソフトウェアをアップグレードする場合、元のバージョンに戻す方法はないため、特にバックアップが重要です。
  • HP7825H3 または HP7828H3 ハードウェアでソフトウェアをアップグレードする場合、16 GB の USB デバイスを使用してデータを新しいシステムに移行できるようにします。 Cisco Unity Connection および Cisco Business Edition 5000 の場合、128 GB の外部 USB デバイスが必要です。
  • [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [ツール(Tools)] > [サービス開始(Service Activation)] を選択して、Cisco Extension Mobility サービスを無効にします。 詳細については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。

    (注)  


    Cisco Extension Mobility サービスをディセーブルにした場合、Cisco Extension Mobility のユーザは、Cisco Extension Mobility をサポートする電話機でログインおよびログアウトできなくなることに注意してください。


  • 大量のデバイスを含む大規模な Class A または Class B サブネットに Cisco Unified Communications Manager をインストールしないでください。 Cisco Unified Communications Manager を大量のデバイスがある大規模なサブネットにインストールすると、アドレス解決プロトコル(ARP)テーブルが短期間でいっぱいになる可能性があります(デフォルトでは最大 1024 エントリ)。 ARP テーブルがフルになると、Cisco Unified Communications Manager はエンドポイントとの通信が困難になり、電話を追加できなくなります。
  • 新しいリリースにアップグレードする前に、現在インストールされている COP ファイルのマニュアルを参照して、Cisco Unified Communications Manager のアップグレードに関連する考慮事項がないかを確認してください。
  • Cisco Unified Communications Manager Release 8.0(2) 以降で IPv6 を使用する予定の場合、8.0(2) 以降にアップグレードする前に、IPv6 用に DNS サーバを設定しておきます。 ただし、IPv6 用に Cisco Unified Communications Manager の DNS レコードを設定する作業は、アップグレードの実行後に行う必要があります。

注意    


Release 8.0(2) 以降にアップグレードする前に IPv6 用に Cisco Unified Communications Manager の DNS レコードを設定すると、アップグレードは失敗します。


  • クラスタをアップグレードする前に utils network ipv6 ping CLI コマンドを実行して、最初のノード(パブリッシャ サーバ)と後続のノード(サブスクライバ サーバ)の IPv6 ネットワーキングを検証します。 後続のノードで IPv6 の設定が不適切な場合、ロードの検出に 20 分ほどかかる可能性があります。
  • 多数のクラスタをアップグレードする場合、より多くのサブスクライバ サーバがレプリケーションを要求する時間の余裕ができるように、utils dbreplication setrepltimeout CLI コマンドを使用してデータベース レプリケーションのタイムアウト値を増やします。 タイマーの期限が切れると、最初のサブスクライバ サーバ、およびその期間内に複製を要求した他のすべてのサブスクライバ サーバが、パブリッシャ サーバとの間でバッチ データによるデータ複製を開始します。 デフォルトのデータベース レプリケーションのタイムアウト値は 300(5 分)。 クラスタ全体のアップグレードが完了し、サブスクライバ サーバのレプリケーションが適切にセットアップされたら、タイムアウト値をデフォルト値に戻します。 詳細については、『Command Line Interface Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。
  • Cisco Unified Communications Manager をアップグレードする前に、Cisco Unified Mobile Communicator デバイス名が 15 文字以下であることを確認してください。 Cisco Unified Mobile Communicator のデバイス名が 15 文字より多い場合、アップグレード時にデバイスが移行されません。
  • アップグレード前の作業を完了した後は、次の関連するトピックを参照してください。

アップグレードに関する考慮事項

ここでは、アップグレードを実行する前に考慮する必要がある事項について説明します。


注意    


Unified CM 6.x または 7.x からアップグレードする場合、既知の問題があります。 これらのリリースからのアップグレードは失敗する可能性があります。アップグレードの installdb ログには、BulkMigration の通信または接続について問題があることが示されます。 この問題については、CSCts34871 を参照してください。 回避方法として、システムをリブートし、アップグレードを再実行します。 詳細については、Cisco.com の Bug Toolkit の CSCts34871 を参照してください。


ソフトウェア アップグレード プロセスの概要

アップグレード ソフトウェアは引き続きシステムを稼働したままインストールできません。


注意    


HP7825H3 または HP7828H3 ハードウェアでソフトウェアをアップグレードする場合、元のバージョンの Cisco Unified Communications Manager に戻す方法はありません。 これらのいずれかのマシンでアップグレードを実行するには、16 GB の USB デバイスを使用して古いシステムのデータを新しいインストールに移行できるようにする必要があります。 Cisco Unity Connection および Cisco Business Edition 5000 の場合、128 GB の外部 USB デバイスが必要です。


9.0(1) アップグレード ソフトウェアをインストールする場合、Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアがインストールされている間、サーバは一時的に停止します。 コマンドライン インターフェイスまたはグラフィカル ユーザ インターフェイスを使用してアップグレードを開始すると、データがエクスポートされ、システムは自動的にリブートされます。この時点から、サーバが停止します。 この停止期間は、設定やデータの量によって変わります。 コマンドライン インターフェイスまたはグラフィカル ユーザ インターフェイスのアクセスが復元されるまでの間は、コンソールでアップグレード中の進行状況をモニタできます。 復元後は、コマンドライン インターフェイスまたはグラフィカル ユーザ インターフェイスを使用してアップグレードの進行状況を引き続きモニタできます。


(注)  


アップグレード プロセス(データのエクスポート)中に管理者または電話ユーザが変更を行った場合、アップグレード後にその変更したデータが失われる可能性があります。


アップグレードを開始するとき、アップグレードの完了時に、新しいアップグレード ソフトウェアでパーティションをアクティブにすること、または旧バージョンのソフトウェアがあるパーティションの使用に戻ることを指定できます。 HP7825H3 および HP7828H3 ハードウェアのアップグレードを除き、旧バージョンのソフトウェアは、次のアップグレードまで非アクティブなパーティションに残されます。 設定情報は自動的にアクティブ パーティションにあるアップグレード バージョンに移行されます。

クラスタをアップグレードする場合、パブリッシャ ノードからアップグレードを開始します。 パブリッシャ ノードがアップグレードの指定した段階に達すると、後続ノードのアップグレードを並行して開始できます。 すべてのサブスクライバ ノードが新しいソフトウェア バージョンにアップグレードされるまで、サーバは一時的に停止します。 後続ノードのアップグレードを開始するタイミングの判断については、「クラスタのアップグレード」を参照してください。

クラスタ内のすべてのサーバは、同じリリースの Cisco Unified Communications Manager を実行する必要があります。 ただし、クラスタ ソフトウェアをアップグレードする際に限り、処理のため一時的に不一致の状態にできます。

何らかの理由でアップグレードから元の状態に戻す場合、ソフトウェアの以前のバージョンがある非アクティブ パーティションからシステムを再起動できます。 ただし、ソフトウェアのアップグレード後に行った設定の変更はすべて失われます。


(注)  


データベースへの変更は、アクティブ パーティションに対してのみ実行できます。 非アクティブ パーティションのデータベースは更新されません。 アップグレード後にデータベースに変更を加えた場合は、パーティションを切り替えてから同じ変更を繰り返す必要があります。


アップグレード サイクル中にパブリッシャ ノードをアップグレードして、新しいバージョンに切り替えた後に後続ノードのアップグレードが失敗した場合、またはクラスタ内のいずれかの後続ノードのアップグレードが失敗した場合、次の手順を実行できます。

  • 後続ノードで、アップグレードの失敗の原因になったエラーを修正できます。 クラスタ内のノードのネットワーク接続を確認し、後続ノードを再起動してから、後続ノードのサーバ メモリおよび CPU 使用率が高すぎないかを確認してください。 後続ノードを再度アップグレードします。
  • アクティブなパーティションのパブリッシャ ノードで、サーバにインストールされた最新バージョンのソフトウェアが実行できることを確認してください。 アクティブなパーティションのパブリッシャ ノードで実行されているのと同じソフトウェア バージョンで後続ノードのフレッシュ インストールを実行します。 後続ノードを再インストールする場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理からサーバを削除して、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の手順に従ってサーバを再度追加します。

アップグレードは、DVD(ローカル ソース)またはサーバがアクセスできるネットワーク ロケーション(リモート ソース)から行うことができます。

Cisco Unified Communications Manager をインストールした後の短い期間または別の製品バージョンにアップグレードした後のスイッチオーバー中に電話機ユーザが行った設定変更は、無効になることがあります。 電話機ユーザが行う設定には、コール転送の設定やメッセージ待機インジケータ ライトの設定などがあります。 この現象は、Cisco Unified Communications Manager によるデータベースの同期がインストール後またはアップグレード後に行われるため発生します。つまり、電話機ユーザによる設定変更が上書きされる可能性があります。


(注)  


ソフトウェアのアップグレード プロセスを開始する前にシステム データをバックアップしてください。 詳細については、『Disaster Recovery System Administration Guide』を参照してください。 HP7825H3 または HP7828H3 ハードウェアでソフトウェアをアップグレードする場合、元のバージョンの Cisco Unified Communications Manager に戻す方法はありません。 ソフトウェア アップグレード プロセスを開始する前にシステム データをバックアップしていないと、何らかの理由でアップグレードが失敗した場合にデータが失われます。 旧バージョンに戻す場合、旧バージョンをインストールし、DRS バックアップのデータを復元する必要があります。


アップグレードの設定の変更

ここでは、アップグレード時に適用される設定およびプロビジョニングの変更に関する制限について説明します。

管理の変更

管理者はアップグレード中に Cisco Unified Communications Manager の設定を変更しないでください。 設定の変更には、Cisco Unified Communications Manager AdministrationCisco Unified サービスアビリティ、および [ユーザ オプション(User Option)] ウィンドウで実行するすべての変更が含まれます。

アップグレード時の設定の変更はアップグレード完了後に失われる可能性があり、一部の設定によりアップグレードが失敗する可能性があります。

システムをアップグレードする場合は、この項のアップグレード タスクを実行してから、設定タスクを実行してください。


注意    


これらの推奨事項を実行しないと、予期せぬ動作が発生する可能性があります(ポートが予期される通りに初期化されないなど)。


アップグレード作業

アップグレード タスクを正常に完了するには、アップグレード作業を次の順番とおりに実行してから設定を変更してください。


(注)  


アップグレードがクラスタ内すべてのサーバで完了し、サーバをアップグレードされたパーティションに切り替えて、データベースの複製が機能していることを確認するまで設定作業を実行しないことを推奨します。


手順
    ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager Release 7.x から更新アップグレードを実行する場合、アップグレード手順の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。
    ステップ 2   すべての設定作業を停止します。つまり、さまざまな Cisco Unified Communications Manager 関連の GUI または CLI で設定作業を実行しないでください。ただし、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの GUI を使用したアップグレードは例外です。
    ステップ 3   クラスタ内の最初のノード(パブリッシャ ノード)をアップグレードします。
    (注)     

    L2 アップグレードを実行する場合、自動リブートを実行しない設定を選択します。 バージョンの切り替えは手順 4 で行われます。

    (注)     

    更新アップグレードを実行する場合、アップグレードの完了時に新しいバージョンを実行することを選択します。 手順 4 は不要です。

    ステップ 4   クラスタ内の後続ノード(サブスクライバ ノード)をアップグレードします。
    (注)     

    L2 アップグレードを実行する場合、自動リブートを実行しない設定を選択します。 バージョンの切り替えは手順 5 で行われます。

    (注)     

    更新アップグレードを実行する場合、アップグレードの完了時に新しいバージョンを実行することを選択します。 手順 5 は不要です。

    ステップ 5   最初のノードをアップグレードされたパーティションに切り替えます。
    ステップ 6   後続ノードをアップグレードされたパーティションに切り替えます。
    (注)     

    後続ノードは、サイト要件に応じてアップグレードされたパーティションにすべて同時に切り替えることも、1 つずつ切り替えることもできます。

    ステップ 7   最初のノードと後続ノード間でデータベースの複製が機能していることを確認してください。 データベースの複製ステータスは次のいずれかの方法で確認できます。
    • Cisco Unified Reporting で Unified CM Database Status レポートにアクセスします。 続行する前に、必ずレポートにエラーがなくデータベースの複製ステータスが良好であることを確認します。 Cisco Unified Reporting の詳細については、『Cisco Unified Reporting Administration Guide』を参照してください。
    • Cisco リアルタイム監視ツールで、[CallManager] タブの Database Summary サービスにアクセスして、データベースの複製ステータスをモニタします。 次に、データベースの複製ステータスに関する進行状況を示します。
    • 0:初期化しています。
    • 1:このノードからレプリケーション セットアップ スクリプトが開始されました。
    • 2:適切なレプリケーション。
    • 3:不適切なレプリケーション。
    • 4:レプリケーションのセットアップに成功しませんでした。

    続行する前に、必ずデータベースの複製ステータスが良好であることを確認します。 リアルタイム監視ツールの詳細については、『Cisco Unified Real Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。

    ステップ 8   その他すべてのアップグレード作業が完了したら、必要に応じて設定作業を実行できます。

    ユーザ プロビジョニング

    Cisco Unified Communications Manager Release 8.x からのアップグレードでは、ユーザ方向機能に対して行った変更はアップグレード完了後に保存されます。

    • Call Forward All(CFA)
    • メッセージ待機インジケータ(MWI)
    • プライバシーの有効/無効
    • Do Not Disturb(DND)の有効/無効
    • Extension Mobility(EM; エクステンション モビリティ)のログイン
    • ハント グループのログアウト
    • デバイス モビリティ
    • エンド ユーザおよびアプリケーション ユーザの CTI CAPF ステータス
    • クレデンシャルのハッキングと認証
    • レコーディングの有効化
    • シングル ナンバー リーチの有効化

    クラスタのアップグレード

    クラスタを Cisco Unified Communications Manager 9.0(1) にアップグレードする場合、まずパブリッシャ ノードのアップグレードから始めます。 パブリッシャ ノードがアップグレードの指定した段階に達すると、後続ノードのアップグレードを並行して開始できます。 すべてのサブスクライバ ノードが新しいソフトウェア バージョンにアップグレードされるまで、サーバは一時的に停止します。 以降、後続ノードのアップグレードを開始できるタイミングを判断する方法について説明します。

    パブリッシャ ノードのアップグレード中に、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理の [ソフトウェア インストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウまたはコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、インストール ログ(install_log_<date+time>.log)を表示してください。 ログに次の情報が表示されていれば、後続のノードのアップグレードを開始できます。

    PRODUCT_TARGET is <製品ターゲット id>

    PRODUCT_NAME is <製品名>

    PRODUCT_VERSION is <8.6 などアップグレード後の製品バージョン>

    また、CLI を使用して次の手順に従うと、インストール ログの関連情報を検索できます。

    手順
      ステップ 1   インストール ログを一覧表示します。次に例を示します。
      file list install install_* date
      install_log_2008-10-01.09.41.57.log     install_log_2008-10-08.12.59.29.log
      install_log_2008-10-14.09.31.06.log     
      dir count = 0, file count = 3
      
      ステップ 2   ストリング PRODUCT_VERSION の最新インストール ログを検索します。次に例を示します。
      file search install install_log_2008-10-14.09.31.06.log PRODUCT_VERSION
      Searching path: /var/log/install/install_log_2008-10-14.09.31.06.log
      Searching file: /var/log/install/install_log_2008-10-14.09.31.06.log
      10/14/2008 09:52:14 upgrade_os.sh|PRODUCT_VERSION is 7.1.0.39000-97|<LVL::Info>
      
      Search completed
      
      ステップ 3   file search コマンドによってインストール ログで PRODUCT_VERSION ストリングが検索されたら、後続ノードのアップグレードを開始できます。
      注意       

      パブリッシャ ノードと並行して後続ノードをアップグレードする場合は、パブリッシャ ノードおよび後続ノードのいずれでも、アップグレード オプションの設定時にアップグレードされたパーティションで Reboot を選択しないでください。 これを選択すると、後続ノードのアップグレード中にパブリッシャ ノードのアップグレードが完了して、再起動される可能性があります。この場合、後続ノードのアップグレードに失敗します。

      新しいバージョンをアクティブにする準備が整ったら、その他のノードで新しいソフトウェアをアクティブにする前に、パブリッシャ ノードの新しいソフトウェアをアクティブにしてください。


      サポートされるアップグレード

      サポートされるアップグレードについては、製品リリースのリリース ノートおよび次の URL にある Cisco Unified Communications Manager の互換性マトリクスを参照してください。

      http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​products_​device_​support_​tables_​list.html

      アップグレード ファイルの取得

      アップグレード プロセスを開始する前に、適切なアップグレード ファイルを Cisco.com から取得する必要があります。

      バージョン情報については、http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​prod_​release_​notes_​list.html にある Cisco Unified Communications Manager のリリース ノートを参照してください。

      インストール プロセス中も、アップグレード ファイルにはローカル DVD またはリモートの FTP または SFTP サーバからアクセスできます。 アップグレード ファイルにアクセスする際に入力するディレクトリ名とファイル名は、大文字と小文字が区別されるため、注意してください。

      ソフトウェア アップグレード手順

      ここでは、ローカル ソースまたはリモート ソースからアップグレードする手順について説明します。

      ローカル ソースのソフトウェア アップグレード

      ローカル ソースからのロケールのインストール

      ローカル DVD を使用してソフトウェアをアップグレードするには、次の手順を実行します。

      手順
        ステップ 1   HP7825H3 または HP7828H3 ハードウェアでソフトウェアをアップグレードする場合、16 GB の USB デバイスを挿入して古いシステムのデータを新しいインストールに移行できるようにします。 Cisco Unity Connection および Cisco Business Edition 5000 の場合、128 GB の外部 USB デバイスが必要です。
        注意       

        HP7825H3 または HP7828H3 ハードウェアでソフトウェアをアップグレードする場合、元のバージョンの Cisco Unified Communications Manager に戻す方法はありません。 これらのいずれかのマシンでアップグレードを実行するには、16 GB の USB デバイスを使用して古いシステムのデータを新しいインストールに移行できるようにする必要があります。 Cisco Unity Connection および Cisco Business Edition 5000 の場合、128 GB の外部 USB デバイスが必要です。

        ステップ 2   シスコから提供されるアップグレード ディスクが手元にない場合は、ISO イメージ形式でダウンロードしたアップグレード ファイルを DVD に書き込んで、アップグレード ディスクを作成します。
        (注)     

        DVD に .iso ファイルをコピーしただけでは、正しく動作しません。 商用ディスク書き込みアプリケーションの多くで、ISO イメージ ディスクを作成できます。

        ステップ 3   新しい DVD をアップグレードするローカル サーバのディスク ドライブに挿入します。
        ステップ 4   Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理にログインします。
        ステップ 5   [ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。

        [ソフトウェア インストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウが表示されます。

        ステップ 6   [ソース(Source)] リストから [DVD] を選択します。
        ステップ 7   [ディレクトリ(Directory)] フィールドにスラッシュ(/)を入力します。
        ステップ 8   メール通知機能を使用するには、表示された [電子メールの宛先(Email Destination)] フィールドと [SNMP サーバ(SMTP Server)] フィールドに入力します。
        ステップ 9   [次へ(Next)] をクリックしてアップグレード プロセスを続行します。
        ステップ 10   インストールするアップグレード バージョンを選択して、[次へ(Next)] をクリックします。
        ステップ 11   次のウィンドウでダウンロードの進行状況をモニタします。
        ステップ 12   アップグレード プロセスの完了時にアップグレードされたソフトウェアを実行し、アップグレードされたパーティションに自動的にリブートするには、[アップグレード後に新バージョンに切り替える(Switch to new version after upgrade)] を選択します。 システムが再起動され、アップグレードされたソフトウェアが起動されます。
        ステップ 13   アップグレードをインストールして、後でアップグレードされたパーティションに手動で切り替える場合は、次のいずれかの手順を実行します。
        1. [アップグレード後に新バージョンに切り替えない(Do not switch to new version after upgrade)] を選択します。
        2. [次へ(Next)] をクリックします。

          [アップグレード ステータス(Upgrade Status)] ウィンドウにアップグレード ログが表示されます。

        3. インストールが完了したら、[完了(Finish)] をクリックします。
        4. システムを再起動して、アップグレードをアクティブにするには、[設定(Settings)] > [バージョン(Version)] を選択して、[バージョンの切り替え(Switch Version)] をクリックします。

          システムが再起動され、アップグレードされたソフトウェアが実行されます。


        リモート ソースのアップグレード


        注意    


        HP7825H3 または HP7828H3 ハードウェアでソフトウェアをアップグレードする場合、元のバージョンの Cisco Unified Communications Manager に戻す方法はありません。 これらのいずれかのマシンでアップグレードを実行するには、16 GB の USB デバイスを使用して古いシステムのデータを新しいインストールに移行できるようにする必要があります。 Cisco Unity Connection および Cisco Business Edition 5000 の場合、128 GB の外部 USB デバイスが必要です。


        SFTP サーバ サポート

        任意の SFTP サーバ製品を使用できますが、Cisco Technology Developer Partner Program(CTDP)を介してシスコが認定する SFTP 製品を使用することをシスコでは推奨します。 CTDP パートナー(GlobalSCAPE など)は、特定のバージョンの Cisco Unified Communications Manager で自社製品を認定しています。 ご使用のバージョンの Cisco Unified Communications Manager と自社製品の互換性を保証しているベンダーについては、次の URL を参照してください。

        http:/​/​www.cisco.com/​pcgi-bin/​ctdp/​Search.pl

        サポートされている Cisco Unified Communications バージョンで GlobalSCAPE を使用する方法の詳細については、次の URL を参照してください。

        http:/​/​www.globalscape.com/​gsftps/​cisco.aspx

        シスコでは社内テストに次のサーバを使用しています。 いずれかのサーバを使用できますが、サポートについては各ベンダーにお問い合わせください。

        シスコでは、SFTP 製品の無料 FTPD の使用はサポートしません。 この SFTP 製品では、ファイル サイズが 1 GB に制限されているためです。

        CTDP プロセスでまだ認定されていないサードパーティ製品で問題が発生した場合、サポートについてはそのサードパーティ ベンダーに問い合わせてください。

        リモート ソースのソフトウェア アップグレード

        ネットワーク ロケーションまたはリモート サーバからソフトウェアをアップグレードするには、次の手順を実行します。


        (注)  


        Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理にアクセスしている間は、ブラウザの制御機能(表示の更新や再読み込みなど)を使用しないでください。 代わりに、インターフェイスに用意されているナビゲーション制御を使用します。


        手順
          ステップ 1   HP7825H3 または HP7828H3 ハードウェアでソフトウェアをアップグレードする場合、16 GB の USB デバイスを挿入して古いシステムのデータを新しいインストールに移行できるようにします。 Cisco Unity Connection および Cisco Business Edition 5000 の場合、128 GB の外部 USB デバイスが必要です。
          ステップ 2   アップグレードするサーバがアクセスできる FTP または SFTP サーバにアップグレード ファイルを置きます。
          ステップ 3   Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理にログインします。
          ステップ 4   [ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。

          [ソフトウェア インストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウが表示されます。

          ステップ 5   [ソース(Source)] リストから [リモート ファイルシステム(Remote Filesystem)] を選択します。
          ステップ 6   パッチ ファイルを格納したリモート システム上のディレクトリ パスを、[ディレクトリ(Directory)] フィールドに入力します。

          アップグレード ファイルが Linux サーバまたは UNIX サーバ上にある場合は、ディレクトリ パスの先頭にスラッシュを入力する必要があります。 たとえば、アップグレード ファイルが patches ディレクトリに存在する場合は、/patches と入力する必要があります。

          アップグレード ファイルが Windows サーバ上に配置されている場合は、FTP サーバまたは SFTP サーバに接続することになるため、次のような適切な構文を使用するよう注意してください。

          1. パスの先頭はフォワード スラッシュ(/)で始め、パス全体でフォワード スラッシュを使用します。
          2. パスは、サーバの FTP または SFTP ルート ディレクトリで始まる必要があります。C: などのドライブ レターで始まる Windows 絶対パスは入力できません。
          ステップ 7   [サーバ(Server)] フィールドにサーバ名または IP アドレスを入力します。
          ステップ 8   [ユーザ名(User Name)] フィールドに、リモート サーバのユーザ名を入力します。
          ステップ 9   [ユーザ パスワード(User Password)] フィールドにリモート サーバのパスワードを入力します。
          ステップ 10   [転送プロトコル(Transfer Protocol)] フィールドで、転送プロトコルを選択します。
          ステップ 11   メール通知機能を使用するには、表示された [電子メールの宛先(Email Destination)] フィールドと [SNMP サーバ(SMTP Server)] フィールドに入力します。
          ステップ 12   [次へ(Next)] をクリックしてアップグレード プロセスを続行します。
          ステップ 13   インストールするアップグレード バージョンを選択して、[次へ(Next)] をクリックします。
          ステップ 14   次のウィンドウでダウンロードの進行状況をモニタします。
          (注)     

          アップグレード プロセスの進行中にサーバとの接続を失った場合、またはブラウザを閉じた場合は、[ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] メニューに再度アクセスしようとすると、次のメッセージが表示されることがあります。

          (注)     

          「警告: 別のセッションでソフトウェアがインストール中です。[制御の取得(Assume Control)] をクリックすると、インストールを引き継ぐことができます。(Warning: Another session is installing software, click Assume Control to take over the installation.)」

          (注)     

          セッションを引き継ぐ場合は、[制御の取得(Assume Control)] を選択します。

          (注)     

          [制御の取得(Assume Control)] が表示されない場合は、Real Time Monitoring Tool でアップグレードをモニタすることもできます。

          ステップ 15   アップグレードをインストールし、アップグレードされたパーティションに自動的にリブートするには、[アップグレード後に新バージョンに切り替える(Switch to new version after upgrade)] を選択します。 システムが再起動され、アップグレードされたソフトウェアが起動されます。
          ステップ 16   アップグレードをインストールして、後でアップグレードされたパーティションに手動で再起動する場合は、次のいずれかの手順を実行します。
          1. [アップグレード後に新バージョンに切り替えない(Do not switch to new version after upgrade)] を選択します。
          2. [次へ(Next)] をクリックします。

            [アップグレード ステータス(Upgrade Status)] ウィンドウにアップグレード ログが表示されます。

          3. インストールが完了したら、[完了(Finish)] をクリックします。
          4. システムを再起動して、アップグレードをアクティブにするには、[設定(Settings)] > [バージョン(Version)] を選択して、[バージョンの切り替え(Switch Version)] をクリックします。

            システムが再起動され、アップグレードされたソフトウェアが起動されます。


          ブリッジ アップグレード

          ブリッジ アップグレードには、製造中止になった Cisco Unified Communications Manager サーバから最新リリースの Cisco Unified Communications Manager をサポートするサーバに移行するための移行パスが用意されています。

          サポートが中止されたサーバは、ブリッジ アップグレード サーバとして機能することが可能で、アップグレードおよび起動できますが、Cisco Unified Communications Manager は正しく機能しません。

          製造中止されたサーバ モデルで Cisco Unified Communications Manager バージョンをアップグレードすると、Cisco Unified Communications Manager によってアップグレード ログにメッセージが挿入されます。 このアップグレード ログは、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ウィンドウでアップグレードを開始した場合は Web ブラウザ、CLI を使用してアップグレードを実行した場合は CLI で確認できます。 このメッセージによって、この新しいバージョンを DRS バックアップの取得にのみ使用できることが通知されます。 ログの警告メッセージに続いて、ブリッジ アップグレードを実行しない場合にアップグレードをキャンセルできる遅延があります。

          新しい Cisco Unified Communications Manager バージョンが起動されると、新しい Cisco Unified Communications Manager バージョンで実行できるユーザ インターフェイス ISO の操作は、DRS のバックアップであることを示す警告がコンソールに表示されます("This hardware has limited functionality. Backup and Restore is the only supported functionality.")。 コンソールの表示に制限があるため、警告は CLI および GUI セッション中に表示されます。

          ブリッジ アップグレードを実行するには、次の手順に従います。

          手順
            ステップ 1   製造中止された最初のノード(パブリッシャ)サーバで、新しい Cisco Unified Communications Manager バージョンへのアップグレードを実行します。 実行できるアップグレードの種類については、この章の前の項を参照してください。 コンソールに表示される、新しい Cisco Unified Communications Manager バージョンでは DRS バックアップのみが実行できるという警告を確認します("This hardware has limited functionality. Backup and Restore is the only supported functionality.")。
            ステップ 2   後続のノード(サブスクライバ)サーバで、新しい Cisco Unified Communications Manager バージョンへのアップグレードを実行します。 実行できるアップグレードの種類については、この章の前の項を参照してください。
            ステップ 3   すべてのノード間でデータが同期されていることを確認します。 これには、CLI コマンドの utils dbreplication runtime state および utils dbreplication status を使用できます。 詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』を参照してください。
            ステップ 4   製造中止になった最初のノード サーバで、新しい Cisco Unified Communications Manager バージョンを使用して DRS バックアップを実行します。 DRS バックアップはインストール時に入力されたクラスタ セキュリティ パスワードを使用して暗号化されます。 このパスワードは復元時に「古い」パスワードの入力として求められることがあるため、このセキュリティ パスワードは「古い」パスワードとして記録してください。 『Disaster Recovery System Administration Guide』を参照してください。
            ステップ 5   製造中止されたサーバをネットワークから切断します。
            ステップ 6   新たにサポートされた最初のノード サーバに新しい Cisco Unified Communications Manager バージョンをインストールします。 このサーバに新しいライセンスを取得して、インストールする必要があります。 詳細については、『Installing Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。 「新しい」パスワードの入力が求められます。このパスワードは前の手順で記録した「古い」パスワードとは異なります。 『Installing Cisco Unified Communications Manager』には、Cisco Unified Communications Manager に使用できる「新しい」セキュリティ パスワードの要件が説明されています。 この「新しい」パスワードは覚えておいてください。
            ステップ 7   新しくサポートされた最初のノード サーバで新しい Cisco Unified Communications Manager バージョンを使用して、『Disaster Recovery System Administration Guide』の手順「Restoring the First Node only (Rebuilding the Publisher Alone)」を参照してください。 まず、復元する最初のノードのみを選択します。 最初のノードの復元が完了してから後続ノードを復元に選択できます。 製造中止されたサーバの以前に作成したバックアップ ファイルを使用します。 以前に記録した「古い」セキュリティ パスワードが求められます。 詳細については、『Disaster Recovery System Administration Guide』を参照してください。
            ステップ 8   新しい最初のノード サーバで、ブリッジ アップグレード前に製造中止になった最初のノード サーバでアクティブであったサービスをすべてアクティブにします。 『Administration Guide for Cisco Unity Connection Serviceability』を参照してください。
            ステップ 9   すべてのノード間でデータが同期されていることを確認します。 これには、CLI コマンドの utils dbreplication runtime state および utils dbreplication status を使用できます。 詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』を参照してください。

            アップグレード後の作業

            アップグレードの完了後に、次の作業を実行してください。

            • utils dbreplication setrepltimeout CLI コマンドを使用して、アップグレードのデータベース レプリケーションのタイムアウト値を変更した場合、タイムアウト値をデフォルト値の 300(5 分)に戻します。 詳細については、『Command Line Interface Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。
            • [Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [ツール(Tools)] > [サービス開始(Service Activation)] を選択して、Cisco Extension Mobility サービスを有効にします。 詳細については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。

              (注)  


              Cisco Extension Mobility サービスをディセーブルにしないと、Cisco Extension Mobility のユーザは、Cisco Extension Mobility をサポートする電話機でログインおよびログアウトできなくなることに注意してください。


            • 次のタイプのコールを発信して、電話機の機能を確認します。
              • ボイス メール
              • 局間
              • 携帯電話
              • 市内
              • 国内
              • 国際
              • 共有回線
            • 次の電話機能をテストします。
              • 会議
              • 割り込み
              • 転送
              • C 割り込み
              • 共有回線への着信
              • サイレント
              • プライバシー
              • プレゼンス
              • CTI コール制御
              • ビジー ランプ フィールド
            • 必要に応じて、Real Time Monitoring Tool を再インストールします。

            (注)  


            Unified CM をアップグレードするときにバージョンの切り替えを実行した後に、IP 電話から新しい設定ファイルが要求されます。 この要求の結果、デバイスのファームウェアは自動的にアップグレードされます。


            旧バージョンに戻す

            アップグレード後も、アップグレード前に実行していたソフトウェア バージョンに戻すことができます。これには、[バージョンの切り替え(Switch Version)] オプションを使用してシステムをアクティブでないパーティションのソフトウェア バージョンに切り替えます。


            注意    


            HP7825H3 または HP7828H3 ハードウェアでソフトウェアをアップグレードする場合、元のバージョンの Cisco Unified Communications Manager に戻す方法はありません。 これらのいずれかのマシンでアップグレードを実行するには、16 GB の USB デバイスを使用して古いシステムのデータを新しいインストールに移行できるようにする必要があります。 Cisco Unity Connection および Cisco Business Edition 5000 の場合、128 GB の外部 USB デバイスが必要です。


            クラスタを旧バージョンに戻す


            (注)  


            クラスタをノンセキュアな Cisco Unified Communications Manager の旧リリース(Release 8.0 よりも前)にダウングレードする場合、バージョンを切り替える前にクラスタをロールバックに備えてください。 旧リリースにダウングレードする前にクラスタをロールバックに備えないと、システム上の Cisco Unified IP Phone にある ITL ファイルをそれぞれ手動で削除しなければいけません。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。


            クラスタを以前のバージョンに戻すには、次の主要手順を実行します。

            手順
              ステップ 1   パブリッシャ ノードを以前のバージョンに戻します。
              ステップ 2   すべてのバックアップ サブスクライバ ノードを以前のバージョンに戻します。
              ステップ 3   すべてのプライマリ サブスクライバ ノードを以前のバージョンに戻します。
              ステップ 4   以前の製品リリースに戻す場合は、クラスタ内のデータベース複製を再設定します。

              関連タスク
              関連資料

              ノードを旧バージョンに戻す

              手順
                ステップ 1   次の URL を入力して、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理を直接開きます。

                https://server-name/cmplatform

                この server-name には、Cisco Unified Communications Manager サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。

                ステップ 2   管理者ユーザ名とパスワードを入力します。
                ステップ 3   [設定(Settings)] > [バージョン(Version)] を選択します。

                [バージョン設定(Version Settings)] ウィンドウが表示されます。

                ステップ 4   [バージョンの切り替え(Switch Versions)] ボタンをクリックします。

                システムの再起動を確認すると、システムが再起動します。処理が完了するまでに、最大で 15 分かかることがあります。

                ステップ 5   バージョンの切り替えが正常に完了したことを確認するには、次の手順を実行します。
                1. Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理にログインして開きます。
                2. [設定(Settings)] > [バージョン(Version)] を選択します。

                  [バージョン設定(Version Settings)] ウィンドウが表示されます。

                3. アクティブなパーティションで、適切な製品バージョンが実行されていることを確認します。
                4. アクティブにしたサービスがすべて動作していることを確認します。
                5. パブリッシャ ノードの場合、次の URL を入力し、ユーザ名とパスワードを入力して、Cisco Unified Communications Manager Administration にログインします。

                  https://server-name/ccmadmin

                6. ログインできること、および設定データが存在することを確認します。

                データベース レプリケーションのリセット

                古い製品リリースを実行できるようにクラスタ内のサーバを元に戻す場合は、クラスタ内部でデータベースの複製を手動でリセットする必要があります。 すべてのクラスタ サーバを古い製品リリースに戻したあとにデータベース複製をリセットするには、パブリッシャ サーバで CLI コマンド utils dbreplication reset all を入力します。

                Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理または CLI を使用してバージョンを切り替えると、古い製品リリースに戻した場合はデータベース複製をリセットする必要があることを示すメッセージが表示されます。

                COP ファイル、ダイヤル プラン、およびロケール

                ここでは、COP ファイル、ダイヤル プラン、およびロケールについて説明します。

                COP ファイルのインストール

                次のガイドラインは COP ファイルのインストールに適用されます。 この全般的なガイドラインが特定の COP ファイルのマニュアルと矛盾する場合は、COP ファイルのマニュアルに従ってください。

                • COP ファイルをクラスタ内のすべてのサーバにインストールします。 クラスタの各サーバに Cisco Unified Communications Manager をインストールし、データベースをセットアップしてから、この作業を実行してください。
                • COP ファイルをインストールしたら、サーバを再起動します。

                (注)  


                COP ファイルのインストール時に行った設定の変更を確実データベースに上書きするため、Cisco Unified Communications Manager を再起動します。 この再起動はオフピーク期間に実行することを推奨します。


                ダイヤル プランのインストール

                ダイヤル プラン ファイルは、ソフトウェア アップグレードをインストールする場合と同じプロセスを使用して、ローカル ソースまたはリモート ソースからインストールできます。 ローカル ソースまたはリモート ソースからのアップグレードの詳細については、『Upgrade Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

                ダイヤル プラン ファイルをシステムにインストールした後、Cisco Unified Communications Manager Administration にログインし、[コール ルーティング(Call Routing)] > [ダイヤル プラン インストーラ(Dial Plan Installer)] を選択して、ダイヤル プランのインストールを完了します。

                ロケールのインストール

                www.cisco.com には、各ロケール固有のバージョンの Cisco Unified Communications Manager が用意されています。 このロケール インストーラはシステム管理者がインストールします。このインストーラを使用すると、ユーザがサポートされているインターフェイスを使用するときに、選択した翻訳済みテキストまたはトーン(使用可能な場合)を表示または受信できます。


                ヒント


                ベルギーで主に話されている言語はオランダ語なので、オランダのロケール ファイルをダウンロードできます。たとえば cm-locale-nl_NL- 8.5.1.2100-1.cop.sgn(Cisco Unified Communications Locale Installer 8.5.1.21000-1 Dutch (Netherlands))です。 ベルギーで次に話されている言語はフランス語とドイツ語です。


                ユーザ ロケール

                ユーザ ロケール ファイルは、ユーザが選択したロケールの電話機表示用の翻訳済みテキストとボイス プロンプト(使用可能な場合)、ユーザ アプリケーション、および Web ページを提供します。 ユーザ専用のロケール インストーラは Web 上にあります。

                ネットワーク ロケール

                ネットワーク ロケール ファイルは、国固有の電話機トーンやゲートウェイ トーン(使用可能な場合)を提供します。 ネットワーク専用のロケール インストーラは Web 上にあります。

                1 つのロケール インストーラに複数のネットワーク ロケールが組み合されている場合があります。


                (注)  


                Cisco Media Convergence Server(MCS)またはシスコ承認の、顧客が提供するサーバは、複数のロケールをサポートできます。 複数のロケール インストーラをインストールすることにより、ユーザは複数のロケールから選択できるようになります。

                クラスタ内のすべてのサーバをリブートしないと、変更は有効になりません。 クラスタ内のすべてのサーバですべてのロケールのインストールが終了するまで、サーバをリブートしないように強くお勧めします。 通常の業務時間後にサーバをリブートして、コール処理の中断を最小限にとどめてください。


                ロケールのインストール

                クラスタの各サーバに Cisco Unified Communications Manager をインストールし、データベースをセットアップしてから、ロケールをインストールしてください。

                ロケール ファイルは、ソフトウェア アップグレードをインストールする場合と同じプロセスを使用して、ローカル ソースまたはリモート ソースからインストールできます。 ローカル ソースまたはリモート ソースからのアップグレードの詳細については、『Upgrade Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。


                (注)  


                新しくインストールしたロケールをアクティブにするには、サーバを再起動する必要があります。 複数のロケールをインストールしてから、サーバを再起動できます。


                ロケール ファイル

                Cisco Unified Communications Manager のロケールをインストールする場合、次のファイルをインストールする必要があります。

                • ユーザ ロケール ファイル:特定の言語と国に関する言語情報が格納されています。ファイル名の表記は、次のとおりです。 cm-locale-language-country-version.cop
                • 複合ネットワーク ロケール ファイル:すべての国に対応した、さまざまなネットワーク項目(電話機のトーン、Annunciator、およびゲートウェイ トーンなど)の国固有のファイルが格納されています。 複合ネットワーク ロケール ファイル名の表記は、次のとおりです。 cm-locale-combinednetworklocale-version.cop

                エラー メッセージ

                ロケール インストーラをアクティブ化するときに発生する可能性のあるメッセージの説明については、次の表を参照してください。 エラーが発生した場合は、インストール ログにあるメッセージを表示できます。

                表 1 ロケール インストーラのエラー メッセージと説明

                メッセージ

                説明

                [LOCALE] File not found: <language>_<country>_user_locale.csv, the user locale has not been added to the database.

                データベースに追加するユーザ ロケール情報が格納されている CSV ファイルが見つからない場合にこのエラーが発生します。 これはビルド プロセスのエラーを示しています。

                [LOCALE] File not found: <country>_network_locale.csv, the network locale has not been added to the database.

                データベースに追加するネットワーク ロケール情報が格納されている CSV ファイルが見つからない場合にこのエラーが発生します。これはビルド プロセスのエラーを示しています。

                [LOCALE] Communications Manager CSV file installer installdb is not present or not executable

                このエラーが発生するのは、installdb を呼び出した Cisco Unified Communications Manager アプリケーションが存在する必要があるためです。このアプリケーションによって CSV ファイルに含まれる情報を読み取り、Cisco Unified Communications Manager データベースに適切に適用します。 このアプリケーションが見つからない理由として、Cisco Unified Communications Manager と共にインストールされていない場合(ほとんど考えられません)、削除された場合(可能性があります)、またはサーバに Cisco Unified Communications Manager がインストールされていない場合(一番可能性があります)があります。 データベースに適切なレコードが格納されていないとロケールは機能しないため、ロケールのインストールは中止されます。

                [LOCALE] Could not create /usr/local/cm/application_locale /cmservices/ipma/com/cisco/ipma /client/locales/maDialogs_<ll>_<CC>.properties.Checksum.

                [LOCALE] Could not create /usr/local/cm/application_locale/cmservices/ipma/com/cisco/ ipma/client/locales/maMessages_<ll>_<CC>.properties.Checksum.

                [LOCALE] Could not create /usr/local/cm/ application_locale/cmservices/ipma/com/cisco/ ipma/client/locales/maGlobalUI_<ll>_<CC>.properties.Checksum.

                [LOCALE] Could not create /usr/local/cm/ application_locale/cmservices/ipma/ LocaleMasterVersion.txt.Checksum.

                このエラーは、システムがチェックサム ファイルの作成に失敗した場合に発生します。原因としては、Java 実行ファイルの /usr/local/thirdparty/java/j2sdk/jre/bin/java が存在しない、Java アーカイブ ファイルの /usr/local/cm/jar/cmutil.jar が存在しないか損傷している、Java クラスの com.cisco.ccm.util.Zipper が存在しないか損傷していることなどが考えられます。 これらのエラーが発生する場合でも、Cisco Unified Communications Manager Assistant を除いてロケールは引き続き正常に動作します。この場合、Cisco Unified Communications Manager Assistant では、ローカライズされた Cisco Unified Communications Manager Assistant ファイルの変化を検出できません。

                [LOCALE] Could not find /usr/local/cm/application_locale/cmservices/ipma/LocaleMaster Version.txt in order to update Unified CM Assistant locale information.

                このエラーは、適切な場所にファイルが見つからない場合に発生します。原因としては、ビルド プロセスのエラーの可能性があります。

                [LOCALE] Addition of <RPM-file-name> to the Cisco Unified Communications Manager database has failed!

                このエラーは、ロケールのインストール時に発生した何らかの失敗が累積されたために発生し、終了条件を示しています。

                サポートされている製品

                Cisco Unified Communications Manager のロケール インストーラがサポートする製品の一覧については、次の URL の Cisco Unified Communications Manager 用の Cisco IP Telephony のロケール インストーラを参照してください。

                http:/​/​www.cisco.com/​cgi-bin/​tablebuild.pl/​callmgr-locale-51

                TFTP サーバ ファイルの管理

                TFTP サーバに、電話機で使用するファイルをアップロードできます。 アップロード可能なファイルには、カスタム呼出音、コールバック トーン、および背景画像などがあります。 このオプションは、接続先の特定のサーバにのみファイルをアップロードするもので、クラスタ内の他のノードはアップグレードされません。

                デフォルトでは、ファイルは tftp ディレクトリにアップロードされます。 tftp ディレクトリのサブディレクトリにもファイルをアップロードできます。

                クラスタ内に 2 台の Cisco TFTP サーバが設定されている場合、両方のサーバで次の手順を実行する必要があります。 この手順を実行しても、ファイルがすべてのサーバに配信されるわけではなく、クラスタ内の 2 台の Cisco TFTP サーバにも配信されません。

                TFTP サーバ ファイルをアップロードまたは削除するには、次の手順を実行します。

                手順
                  ステップ 1   [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[ソフトウェアのアップグレード(Software Upgrades)] > [TFTP] > [ファイルの管理(File Management)] を選択します。

                  [TFTP ファイルの管理(TFTP File Management)] ウィンドウが表示され、現在アップロードされているファイルの一覧が表示されます。 [検索(Find)] を使用すると、ファイルの一覧をフィルタリングできます。

                  ステップ 2   ファイルをアップロードするには、次の手順を実行します。
                  1. [ファイルのアップロード(Upload File)] をクリックします。

                    [ファイルのアップロード(Upload File)] ダイアログボックスが表示されます。

                  2. ファイルをアップロードするには、[参照(Browse)] をクリックし、アップロードするファイルを選択します。
                  3. tftp ディレクトリのサブディレクトリにファイルをアップロードするには、[ディレクトリ(Directory)] フィールドにサブディレクトリを入力します。
                  4. アップロードを開始するには、[ファイルのアップロード(Upload File)] をクリックします。

                    ファイルのアップロードが成功すると、[ステータス(Status)] 領域に表示されます。

                  5. ファイルをアップロードしたら、Cisco TFTP サービスを再起動します。
                    (注)     

                    複数のファイルをアップロードする場合は、すべてのファイルをアップロードした後に Cisco TFTP サービスを一度だけ再起動してください。

                    サービスの再起動については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。

                  ステップ 3   ファイルを削除するには、次の手順を実行します。
                  1. 削除するファイルの横にあるチェックボックスをオンにします。

                    また、[すべてを選択(Select All)] をクリックするとすべてのファイルを選択でき、[すべてをクリア(Clear All)] をクリックするとすべての選択をクリアできます。

                  2. [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。
                    (注)     

                    tftp ディレクトリに存在するファイルを修正する場合は、CLI コマンド file list tftp を使用して TFTP ディレクトリ内のファイルを表示し、file get tftp を使用して TFTP ディレクトリ内のファイルをコピーします。 詳細については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unifed Communications Solutions』を参照してください。


                  カスタム ログイン メッセージのセットアップ

                  カスタマイズしたログイン メッセージを含むテキスト ファイルをアップロードして、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理、Cisco Unified Communications Manager AdministrationCisco Unified サービスアビリティDisaster Recovery System の管理、およびコマンドライン インターフェイスに表示することができます。

                  カスタマイズされたログイン メッセージをアップロードするには、次の手順を実行します。

                  手順
                    ステップ 1   [Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理(Cisco Unified Communications Operating System Administration)] ウィンドウで、[アップグレード(Upgrades)] > [ログインメッセージのカスタマイズ(Customized Logon Message)] を選択します。

                    [ログインメッセージのカスタマイズ(Customized Logon Message)] ウィンドウが表示されます。

                    ステップ 2   アップロードするテキスト ファイルを選択するには、[参照(Browse)] をクリックします。
                    ステップ 3   [ファイルのアップロード(Upload File)] をクリックします。
                    (注)     

                    アップロードできるファイルは 10kB 以内です。

                    システムにカスタマイズされたログイン メッセージが表示されます。

                    ステップ 4   デフォルトのログイン メッセージに戻すには、[削除(Delete)] をクリックします。

                    カスタマイズされたログイン メッセージが削除され、システムにデフォルトのログイン メッセージが表示されます。