Bulk Administration Tool ユーザ ガイド リリース 4.4(2)
TAPS の設定と使用
TAPS の設定と使用
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

TAPS の設定と使用

TAPS の設定

自動登録で追加された Cisco IP Phone を更新するための TAPS の設定

BAT でダミー MAC アドレス オプションを使用して追加された Cisco IP Phone だけを更新できるように TAPS を設定

TAPS の起動

TAPS の停止

TAPS の保護

電話番号の制限

電話番号に対する制限の解除

電話番号のリセット

制限された電話番号のリストの表示

エンドユーザ用の TAPS

TAPS の設定と使用

Tool for Auto-Registered Phones Support(TAPS)を BAT と連携して使用することにより、次の 2 つの機能が提供されます。

MAC アドレスを更新し、事前定義済みの新しい電話機用の設定をダウンロードする。

既存の電話機と交換した新しい電話機に設定をリロードする。

Cisco CallManager に新しい電話機を追加するときに、TAPS は BAT と連携し、ダミー MAC アドレスを使用して BAT に追加された電話機を更新します。ダミー MAC アドレスをもつ電話機は、BAT を使用して Cisco CallManager Administration に一括して追加された後、ネットワークに接続できます。システム管理者または電話機のユーザが、TAPS 電話番号をダイヤルすると、電話機にその設定がダウンロードされます。同時に、その電話機の情報は、正しい MAC アドレスを使用して、Cisco CallManager Administration 内で更新されます。TAPS が正しく動作するためには、Cisco CallManager Administration( System > Cisco CallManager) で、自動登録機能が使用可能になっていることを確認する必要があります。

たとえば、100 名が月曜日から入社するとします。週末にはこれらのユーザとその新しい電話機を Cisco CallManager Administration に追加する必要があります。BAT を使用すると、その 100 名のユーザ用の電話機テンプレート、および電話機とユーザ用の CSV ファイルを容易に作成できます。CSV ファイルでダミー MAC アドレス オプションを使用すると、100 台の新しい電話機に個々に MAC アドレスを入力する必要がありません。自動登録機能を使用可能にすると、これらの電話機をネットワークに直接接続できます。また、管理者またはその新入社員は、TAPS 電話番号をダイヤルして、ボイス プロンプトの指示に従うだけで、電話機をそれぞれの新入社員用に設定することができます。

既存の電話機を(たとえば、損傷が原因で)交換する場合は、Configure TAPS を使用すると、ユーザは新しい電話機を受け取ってネットワークに接続し、TAPS 電話番号をダイヤルすることで、以前の電話機で使用していた設定をダウンロードできます。Configure TAPS が動作するためには、自動登録が使用可能になっている必要があります。この過程では、ユーザまたはCisco CallManager
Administration における設定の変更は必要はありません。

たとえば、John の Cisco IP Phone 7940 に、雷雨で回路短絡が発生したとします。彼は、新しい Cisco IP Phone 7940 を受け取り、ネットワークに接続します。John が TAPS 電話番号をダイヤルすると、損傷した電話機で以前に使用していた設定が新しい電話機にダウンロードされます。電話番号の変更や、Cisco CallManager Administration でデバイス情報の更新を行う必要はありません。TAPS が自動的に行います。詳細については、「TAPS の設定」を参照してください。

TAPSが動作するためには、Cisco CallManager Administration( System > Cisco CallManager )で、自動登録機能を使用可能にする必要があります。Cisco CallManager Administration で自動登録機能が使用可能になっていないと、TAPS は動作しません。

TAPS では電話番号を置き換えることができるので、所定の電話番号を上書きしないように保護することができます。重要な番号を保護するには、Secure TAPS アプリケーションを使用します。詳細については、「TAPS の保護」を参照してください。

Cisco CRA Server にインストールされている TAPS アプリケーションを使用するには、Cisco CallManager パブリッシャ データベースを実行するサーバ上に、TAPS コンポーネントもインストールされている必要があります。


) TAPS には、Cisco Customer Response Application (Cisco CRA) Server 上で稼働する Cisco IP Interactive Voice Response(IP IVR)アプリケーションが必要です。


関連したトピック

「TAPS の設定」

「TAPS の保護」

「TAPS の起動」

「TAPS の停止」

「エンドユーザ用の TAPS」

TAPS の設定

Cisco CallManager Administration で CTI ルートポイント、CTI ポート、およびユーザを追加することにより、TAPS を設定する必要があります。Cisco IP テレフォニー システムの他のアプリケーションと同じように、TAPS にも設定が必要です。詳細は、Cisco CRA Release Notes を参照してください。Application Server のマニュアルを閲覧するには、http://www.cisco.com を参照します。アプリケーションの設定方法については、このマニュアルを参照してください。

TAPS には、CTI ルートポイントが 1 つだけ必要です。CTI ポートは少なくとも 1 つ必要ですが、TAPS ユーザに提供するポートの数は必要なだけ設定できます。

TAPS を設定するには、Cisco CallManager Administration で、次の作業を行います。

CTI ルートポイントを作成し、固有の電話番号を割り当てる。

call forward busy、call forward no answer、および call forward on failure を、TAPS CTI ルートポイント上のオペレータ番号に設定する。

連続した電話番号を使用して、1 つ以上の CTI ポートを作成する。CTI ポートは、BAT または Cisco CallManager Administration で作成できます。

TAPS がサポートする最大セッション数は、TAPS 用に設定された CTI ポート数に相当します。たとえば、5 つの CTI ポートを設定した場合、最大 5 名のユーザが同時に TAPS にダイヤルできます。6 番目に発信したユーザは、TAPS に接続できません。

ユーザを作成する。TAPS のルート ポイントとポートが、ユーザの制御デバイス リスト内に含まれている必要があります。

自動登録した電話機が、TAPS CTI ルート ポイントに割り当てられた電話番号以外の番号へダイヤルしないようにするために、auto-registration 用のパーティションまたはコール検索スペースを作成する。この電話番号へのアクセスを制限することにより、ユーザは自分の電話機に適切な設定情報のダウンロードが保証されます。

Cisco CRA Server 上の Repository Manager を使用して、 TAPS.aef をアップロードする。この手順については、「TAPS のインストール」のステップ 2 を参照してください。

これらの値の追加または割り当て方法については、『Cisco CallManager アドミニストレーション システム ガイド』を参照してください。

関連したトピック

「自動登録で追加された Cisco IP Phone を更新するための TAPS の設定」

「BAT でダミー MAC アドレス オプションを使用して追加された Cisco IP Phone だけを更新できるように TAPS を設定」

自動登録で追加された Cisco IP Phone を更新するための TAPS の設定

Configure TAPS 機能を利用すると、自動登録された電話機を、TAPS を使用して更新できます。この更新は、電話機が Cisco CallManager Administration を使用して Cisco CallManager データベースに入力されたか、ダミー MAC アドレスを使用して BAT で入力されたかに関係なく行えます。デフォルトでは、TAPS の使用は、BAT でダミー MAC アドレス オプションを使用して追加された電話機だけに制限されています。ダミー MAC アドレスを持つ電話機には、プレフィックス「BAT」で始まるデバイス名が付けられています。Configure TAPS を使用すると、「BAT」が先行しない MAC アドレスをもつ電話機や、Cisco CallManager システムで自動登録された任意の電話機を更新できます。この機能が役立つのは、電話機を同じモデルの別の電話機に取り替える必要があるときです。Cisco CallManager Administration で自動登録が使用可能になっていると、ユーザは新しい電話機を接続し、TAPS 電話番号をダイヤルして、旧電話機用の設定を取得することができます。

ダミー MAC アドレス オプションを使用して BAT に追加された電話機だけでなく、システム上の任意の電話機のデバイス プロファイルを更新できるように TAPS を設定します。この手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 BAT を実行している PC 上で、 Start > Programs > Cisco CallManager 3.3> Bulk Admin Tool > Configure TAPS の順に選択します。

Configure TAPS ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 2 番目のボタン Allow Auto-Registered phones to be reset with any phone をクリックします。

ステップ 3 Set をクリックします。

新しい設定値を保存するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。

ステップ 4 Yes をクリックします。

別のプロンプトが表示され、TAPS が、(ダミー MAC アドレス オプションを使用して追加された電話機だけでなく)自動登録された任意の電話機を、TAPS を使用して更新できるようにすることを確認します。

ステップ 5 OK をクリックします。

TAPS を使用すると、自動登録を使用して Cisco CallManager データベースに追加された任意の電話機を、TAPS 機能によって更新できます。Configure TAPS ウィンドウが、自動的にクローズします。


 

関連したトピック

「BAT でダミー MAC アドレス オプションを使用して追加された Cisco IP Phone だけを更新できるように TAPS を設定」

BAT でダミー MAC アドレス オプションを使用して追加された Cisco IP Phone だけを更新できるように TAPS を設定

デフォルトでは、TAPS の使用は、BAT でダミー MAC アドレス オプションを使用して追加された電話機だけに制限されています。ダミー MAC アドレスを使用して Cisco CallManager データベースに追加された電話機には、必ず、プレフィックスの「BAT」で始まるデバイス名が付けられています。自動登録を使用してシステムに追加された任意の電話機を更新できるように TAPS の設定を変更した場合(「自動登録で追加された Cisco IP Phone を更新するための TAPS の設定」の説明を参照)、デフォルト値に戻す手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 BAT を実行しているマシン上で、 Start > Programs > Cisco CallManager 3.3> Bulk Admin Tool > Configure TAPS の順に選択します。

Configure TAPS ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 最初のボタン Allow Auto-Registered phones to be reset with a profile that has ‘BAT' prefix in the device をクリックします。

ステップ 3 Set をクリックします。

新しい設定値を保存するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。

ステップ 4 Yes をクリックします。

別のプロンプトが表示され、BAT でダミー MAC アドレス オプションを使用して追加された電話機だけを TAPS が更新できるようにすることを確認します。

ステップ 5 OK をクリックします。

TAPS は、ダミー MAC アドレス オプションを使用して Cisco CallManager データベースに追加された電話機だけを、TAPS 機能によって更新できるようにします。Configure TAPS ウィンドウが、自動的にクローズします。


 

関連したトピック

「自動登録で追加された Cisco IP Phone を更新するための TAPS の設定」

TAPS の起動

TAPS サービスは、手操作で起動する必要があります。TAPS を起動する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上で、 Start > Programs > Administrative Tools > Services の順に選択します。

Services ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Cisco TAPS をダブルクリックします。

これで、TAPS サービスが起動しました。サービスが失敗した場合は、手動で TAPS を再起動する必要があります。


 

関連したトピック

「TAPS の停止」

TAPS の停止

TAPS サービスは、(BAT がインストールされている)パブリッシャ サーバ上の Services ウィンドウから停止します。

手順


ステップ 1 Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上で、 Start > Programs > Administrative Tools > Services の順に選択します。

Services ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Services のリストで、Cisco TAPS を右クリックし、 Stop をクリックします。


 

関連したトピック

「TAPS の起動」

TAPS の保護

Secure TAPS 機能により、TAPS 機能がアクセスできない電話番号を指定できます。この機能は、電話番号が誤って割り当てられないようにする場合に使用します。

たとえば、システムで、電話番号 5000 がボイスメール アクセスを提供するとします。このような場合、新しいユーザが誤って新しい電話機上で 5000 を設定しないようにします。Secure TAPS を使用すると、TAPS がアクセスできない電話番号を指定することができます。

関連したトピック

「電話番号の制限」

「電話番号に対する制限の解除」

「電話番号のリセット」

「制限された電話番号のリストの表示」

電話番号の制限

TAPS で使用できないように電話番号を指定する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 BAT を実行しているマシン上で、 Start > Programs > Cisco CallManager 3.3> Bulk Admin Tool > Secure TAPS の順に選択します。

Secure TAPS Directory Numbers ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 TAPS からアクセスできないようにする電話番号をフィールドに入力します。

ステップ 3 Add をクリックします。

その電話番号が TAPS で使用できなくなったことを示すプロンプトが表示されます。

ステップ 4 OK をクリックします。

ステップ 5 必要に応じてステップ 2 ~ステップ 4 を繰り返し、引き続き電話番号を追加します。電話番号の追加が終わったら、 View Secure DN をクリックします。

リストボックスに、保護された電話番号が表示されます。TAPS は、このリストに示されている電話番号を使用できません。ユーザが、このリスト内の電話番号のいずれかを入力して、デバイス プロファイルの更新を試みると、TAPS は、その要求を拒否します。


) View Secure DN リストボックスは、自動的に最新表示されません。保護された電話番号の最新のリストを参照するには、Refresh List をクリックして、更新されたリストを再表示します。


ステップ 6 Exit をクリックします。


 

関連したトピック

「TAPS の保護」

「電話番号に対する制限の解除」

「電話番号のリセット」

「制限された電話番号のリストの表示」

電話番号に対する制限の解除

TAPS では使用できない電話番号のリストから、電話番号を削除し制限を解除する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 BAT を実行しているマシン上で、 Start > Programs > Cisco CallManager 3.3> Bulk Admin Tool > Secure TAPS の順に選択します。

Secure TAPS Directory Numbers ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 TAPS のアクセス禁止を解除する電話番号をフィールドに入力します。

ステップ 3 Remove をクリックします。

保護された電話番号のリストから、その電話番号が削除されたことを示すプロンプトが表示されます。

ステップ 4 OK をクリックします。

ステップ 5 必要に応じてステップ 2 ~ステップ 4 を繰り返し、引き続き電話番号を削除します。電話番号の削除が終わったら、 View Secure DN をクリックします。

リストボックスに、保護される電話番号が表示されます。TAPS は、このリストに示されている電話番号を使用できません。ユーザが、このリスト内の電話番号のいずれかを入力して、デバイス プロファイルの更新を試みると、TAPS は、その要求を拒否します。


) View Secure DN リストボックスは、自動的に最新表示されません。保護された電話番号の最新のリストを参照するには、Refresh List をクリックして、更新されたリストを表示します。


ステップ 6 Exit をクリックします。


 

関連したトピック

「TAPS の保護」

「電話番号の制限」

「電話番号のリセット」

「制限された電話番号のリストの表示」

電話番号のリセット

保護された電話番号のリストをリセットする手順は、次のとおりです。TAPS では、保護された電話番号のリストに指定された番号を使用できません。

手順


ステップ 1 BAT を実行しているマシン上で、 Start > Programs > Cisco CallManager 3.3> Bulk Admin Tool > Secure TAPS の順に選択します。

Secure TAPS Directory Numbers ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Resetting DN をクリックします。

TAPS がアクセスを制限されている電話番号がないことを知らせる、プロンプトが表示されます。

ステップ 3 Yes をクリックして、すべての電話番号をクリアします。リセット操作を取り消すには、 No をクリックします。

TAPS がアクセスできない電話番号のリストがクリアされたことを知らせる、プロンプトが表示されます。

ステップ 4 OK をクリックします。

TAPS、Configure TAPS、および Secure TAPS を使用すると、任意の電話番号を持つ、システム内にある自動登録されたすべての電話機を更新できます。TAPS を使用して更新できないように電話番号を保護する場合は、「電話番号の制限」を参照してください。


 

関連したトピック

「TAPS の保護」

「電話番号の制限」

「電話番号に対する制限の解除」

「制限された電話番号のリストの表示」

制限された電話番号のリストの表示

TAPS がアクセスできない電話番号のリストを表示する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 BAT を実行しているマシン上で、 Start > Programs > Cisco CallManager 3.3> Bulk Admin Tool > Secure TAPS の順に選択します。

Secure TAPS Directory Numbers ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 View Secure DN をクリックします。

リストボックスが表示されます。TAPS は、このリストに示されている電話番号を使用できません。ユーザが、このリスト内の電話番号のいずれかを入力して、デバイス プロファイルの更新を試みると、TAPS は、その要求を拒否します。

ステップ 3 リストボックスをクローズします。

ステップ 4 Exit をクリックします。


 

関連したトピック

「TAPS の保護」

「電話番号の制限」

「電話番号に対する制限の解除」

「電話番号のリセット」

エンドユーザ用の TAPS

新しい電話機を設定するためのユーザ用の手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 電話機をポートに差し込みます。

電話機の番号が自動的に登録され、表示されます。

ステップ 2 システム管理者によって指定された TAPS 内線番号をダイヤルします。

ステップ 3 使用言語を選択するように求めるボイスが流れます。適切な言語を選択します。

ステップ 4 システム管理者によって指定された個人用内線番号とその後に続けて # をダイヤルします。


) 市外局番を含む完全な電話番号を入力するように求められる場合があります。


ステップ 5 番号を確認するために、もう一度、個人用内線番号とその後に続けて # をダイヤルします。
確認の表示がされます。

ステップ 6 電話を切ります。

電話機がリセットされ、ユーザの内線番号が表示されます。


 

問題が発生した場合は、システム管理者にお問い合せください。