音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unified Communications Manager(CallManager)

Data Migration Assistant ユーザ ガイド Release 6.1(1)

Data Migration Assistant ユーザ ガイド Release 6.1(1)
発行日;2011/12/22 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Data Migration Assistant ユーザ ガイド Release 6.1(1)

DMA の概要

DMA の取得

DMA のインストール

インストール前のガイドラインと手順

DMA のインストール手順

DMA の削除

DMA の停止

ODBC 接続の削除

Informix サービスの停止

Informix Dynamic Server の削除

Informix Client SDK のアンインストール

DMA のアンインストール

始める前に

CAR データの移行

Cisco Unified Communications Manager Attendant Console データの移行

既存の CAPF 1.0(1) データの移行

4.x サブスクライバ サーバから 4.x パブリッシャ データベース サーバへの CAPF 1.0(1) データのコピー

新しい CAPF 証明書の生成

DMA と Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager の互換性の確認

DMA の実行

エクスポート データの検証

DMA エクスポート情報ファイル

DMA の管理とトラブルシューティング

DMA ソフトウェアのバージョンの確認

前回実行した DMA エクスポート手順の結果の確認

ログ ファイル

一般的なエラー

トレース ファイル

技術情報の入手方法、サポートの利用方法、およびセキュリティ ガイドライン

シスコ製品のセキュリティの概要

Data Migration Assistant ユーザ ガイド Release 6.1(1)

このマニュアルでは、Data Migration Assistant(DMA)について説明し、DMA をインストールして使用する方法および関連情報を示します。

このマニュアルは、Cisco Unified Communications Manager バージョン 4.0(x)、4.1(x) または 4.2(x) を実行している場合に、Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードする準備が整った時点でお読みください。

本書の内容は、次のとおりです。

DMA の概要

DMA の取得

DMA のインストール

DMA の削除

始める前に

DMA の実行

DMA エクスポート情報ファイル

DMA の管理とトラブルシューティング

技術情報の入手方法、サポートの利用方法、およびセキュリティ ガイドライン

DMA の概要

DMA は、次の各項で説明しているように、Cisco Unified Communications Manager および Cisco Emergency Responder のデータを移行します。

DMA は、バージョン 4.0(x)、4.1(x) および 4.2(x) の Cisco Unified Communications Manager データを、Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) が読み取り可能な形式でエクスポートすることで、Cisco Unified Communications Manager データをバージョン 4.0(x)、4.1(x) および 4.2(x) から 6.1(1) に移行する上での最初のステップを支援します。Cisco Unified Communications Manager 4.2(x) およびそれより前のバージョンは Windows 環境で動作し、Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) は Linux 環境で動作するため、DMA は Windows ベースのデータを、Linux がインポートできる形式にエクスポートします。Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) のインストール プロセスで、Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) の必要に応じて、バックアップされたデータが変換され、それによってデータ移行が完了します。また、DMA は、Cisco Emergency Responder 1.3 をアップグレードするためにもデータをエクスポートします。詳細については、『 Cisco Emergency Responder Administration Guide 』を参照してください。

DMA は、Tape Archive(TAR; テープ アーカイブ)ファイルにエクスポートしたデータを、指定された場所に保存します。

Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードする前に、Cisco Unified Communications Manager パブリッシャ サーバ上で DMA をインストールして実行する必要があります。


) DMA の実行後に設定変更を加えた場合、アップグレードするとその変更が失われます。


DMA は、Cisco Unified Communications Manager データをエクスポートするだけではなく、次の関連アプリケーションのデータもエクスポートします。

Cisco Unified Communications Manager Attendant Console(AC)

Cisco Extension Mobility(EM; エクステンション モビリティ)

Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting(CAR)

Certificate Authority Proxy Function(CAPF; 認証局プロキシ関数)

Certificate Trust List(CTL; 証明書信頼リスト)

International Dial Plan(IDP)

DMA は、次の情報をエクスポートしません。

カスタム Music on Hold(MOH; 保留音)ファイル:Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードした後に、このファイルを再度適用する必要があります。

TFTP 電話機ロード ファイル:Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードした後に、このファイルを再度適用する必要があります。

Cisco Unified Communications Manager サブスクライバ サーバ上のファイル:サブスクライバ サーバは、Cisco Unified Communications Manager アップグレード プロセスの一部として、必要な情報をパブリッシャ サーバから取得します。

Cisco Emergency Responder については、DMA は次のデータをパブリッシャ サーバからエクスポートします。

Cisco Emergency Responder データベース

C:\Program Files\Cisco Systems\CiscoER\CallHistory にあるコール履歴ファイル

次のディレクトリの内容

C:\Program Files\Cisco Systems\CiscoER\etc

C:\Program Files\Cisco Systems\CiscoER\export

C:\Program Files\Cisco Systems\CiscoER\Import

C:\Program Files\Cisco Systems\CiscoER\nena_msag_records

C:\Program Files\Cisco Systems\CiscoER\Subscriber_backup

DMA の取得

DMA ソフトウェアがディスクにない場合、DMA ソフトウェアを Cisco Unified Communications Manager パブリッシャ サーバにダウンロードするには、次の手順を実行します。Cisco.com の登録ユーザだけがこのソフトウェアをダウンロードできます。

手順


ステップ 1 次の URL にアクセスします。

http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/callmgr-61

ステップ 2 DMA ファイルを選択します。

ステップ 3 プロンプトに従い、必要な情報を入力して、ソフトウェアをダウンロードします。


 

DMA のインストール

この項では、DMA のインストールおよびその手順について詳しく説明します。次のトピックについて取り上げます。

「インストール前のガイドラインと手順」:DMA をインストールする前に、この情報を確認してください。

「DMA のインストール手順」:この手順に従って、DMA をインストールします。

インストール前のガイドラインと手順

DMA をインストールする前に、次のガイドラインを確認し、適切な手順を実行してください。

DMA をサーバにインストールする前に、次のいずれかのサポート対象製品がサーバにインストールされていることを確認します。

Cisco Unified Communications Manager 4.0(x)、4.1(x)、および 4.2(x)(パブリッシャとして設定されていること)

Cisco Emergency Responder 1.3


) DMA インストレーション ウィザードは、サポート対象製品が存在するかどうかを確認します。サーバにサポート対象製品がインストールされていない場合は、DMA をインストールできません。


Terminal Services を使用して DMA をインストールしないでください。

Virtual Network Computing(VNC)を使用して DMA をインストールできます。VNC の詳細については、最新バージョンの『 Using Virtual Network Computing 』を参照してください。このマニュアルは、次の URL で入手できます。

http://www.cisco.com/en/US/customer/products/hw/voiceapp/ps378/prod_installation_guides_list.html

以前のバージョンの DMA を必ずアンインストールしてください。詳細な手順については、「DMA の削除」を参照してください。

DMA は、Cisco Unified Communications Manager サーバの C:\ ドライブ上に 4 GB、D:\ ドライブ上に 5 KB の空きディスク領域を必要とします。

Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager を無効にします(有効になっている場合)。


) DMA を実行する前に Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager のアンインストールが必要になることがあります。問題がある場合は、詳細についてシスコのサポートにお問い合せください。


インストールの完了後、必ず CSA を有効にしてください。

CSA を無効および有効にする方法については、『 Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager のインストール 』を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager サーバまたは Cisco Emergency Responder サーバをアップグレードする前に、次の点を考慮してください。

DMA 実行時の DMA tar ファイルの格納場所としてローカル ディレクトリを選択した場合は、アップグレードを開始する前に必ず tar ファイルを外部デバイスに移動します。

アップグレードに使用しているサーバがサポート対象であることを確認します。製品のリリース ノートを参照してください。

製品に必要なライセンスを取得していることを確認します。『 Cisco Emergency Responder Administration Guide 2.0 』または『 Upgrading to Cisco Unified Communications Manager Release 6.1(1) 』を参照してください。

DMA は、Cisco Emergency Responder のクラスタ設定をエクスポートしません。Cisco Emergency Responder 2.0 へのアップグレードが正常に完了した後、クラスタを再設定する必要があります。

DMA のインストール手順

DMA をインストールする前に、「インストール前のガイドラインと手順」の情報を確認してください。


) 以前のバージョンの DMA がインストールされている場合は、別のバージョンをインストールする前に、以前のバージョンを削除する必要があります。詳細については、「DMA の削除」を参照してください。


DMA をインストールするには、次の手順を実行します。この手順は、完了までに 20 ~ 40 分かかります。

手順


ステップ 1 Windows Administrator としてサーバにログインします。

ステップ 2 次のいずれかの操作を実行します。

DMA インストール ディスクを持っている場合は、そのディスクを挿入します。

ダウンロード済みの DMA がある場合は、DMA インストール ファイルを保存したフォルダに移動し、DataMigrationAssistant-6-1-1.exe をダブルクリックします。

[DMA Welcome]ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [DMA Welcome]ウィンドウで、[Next]をクリックします。

[License]ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 ライセンス契約に同意し、[Next]をクリックします。[Informix Password]ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 [Informix Password] テキスト ボックスに、Informix Database Server(IDS)のパスワードを入力します。

パスワードは、次の各文字タイプを少なくとも 1 つ使用して 8 ~ 14 文字にする必要があります。

大文字(A ~ Z)

小文字(a ~ z)

数字(0 ~ 9)

特殊文字({ } , . < > : ? / | \ ` ~ ! @ $ ^ & * ( ) _ - +)


) Informix パスワードに 3 つのバック スラッシュ文字(\)を使用することはできません。



注意 DMA のインストール後に Informix パスワードを変更しないでください。このパスワードを変更すると、DMA エクスポートが失敗します。

ステップ 6 [Confirm Password] テキスト ボックスに、パスワードを再度入力します。

[Ready to Install the Program]ウィンドウが表示されます。

ステップ 7 [Ready to Install]ウィンドウで、 [Install] をクリックします。

インストールが開始されます。[Installing Data Migration Assistant]ウィンドウに、インストールの進捗状況が表示されます。

約 20 分後、[InstallShield Wizard Completed]ウィンドウが表示されます。

ステップ 8 [InstallShield Wizard Completed]ウィンドウで、 [Finish] をクリックします。

サーバを再起動するように要求するプロンプトが表示されます。

ステップ 9 [Yes] をクリックして、サーバを再起動します。

サーバが再起動すると、DMA のインストールが完了します。


 

DMA の削除

別の DMA バージョンをインストールする前に、DMA、および DMA と共にインストールされたアプリケーションを削除する必要があります。手順については次の各項を参照してください。

「DMA の停止」

「ODBC 接続の削除」

「Informix サービスの停止」

「Informix Dynamic Server の削除」

「Informix Client SDK のアンインストール」

「DMA のアンインストール」

DMA の停止

DMA がシステム上で動作していないことを確認します。DMA はブラウザ インターフェイスによって制御されるサーバ アプリケーションであり、ブラウザが閉じた後も引き続き動作している場合があります。DMA が停止しているかどうかを確認するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 [スタート]>[プログラム]>[Cisco DMA]>[Cisco DMA] の順に選択します。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら、Windows Administrator としてログインします。

[Data Migration Assistant Home]ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Data Migration Assistant メニューバーで、 [Export]>[Export Data] の順に選択します。

[Export Data]ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 [View Status] リンクをクリックします。

ステップ 5 最後の実行が完了しているかどうかをステータスで確認します。

DMA プロセスが完了しているかどうか判断できない場合は、 [スタート]>[プログラム]>[Cisco DMA]>[Cancel Export] の順に選択することにより、DMA 操作をキャンセルできます。エクスポート プロセスのキャンセルには、数分かかることがあります。

ステップ 6 「ODBC 接続の削除」の説明に従って、DMA の削除を続行します。


 

ODBC 接続の削除

ODBC 接続を削除するには、次の手順を実行します。これまでに DMA をサーバ上で実行していない場合、これらの接続は存在しないことがあります。

手順


ステップ 1 [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[管理ツール]>[データ ソース(ODBC)] の順に選択します。

ステップ 2 [システム DSN] タブを選択します。

ステップ 3 ids_ccm および ids_ccm_w を選択し、 [削除] をクリックします。


) これまでに DMA を実行していない場合、これらのオプションは存在しないことがあります。


ステップ 4 「Informix サービスの停止」の説明に従って、DMA の削除を続行します。


 

Informix サービスの停止

Informix サービスを停止するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[管理ツール]>[コンピュータの管理]>[サービスとアプリケーション]>[サービス] を選択します。

ステップ 2 次の各サービスを右クリックして、 [停止] を選択します。

Informix Dynamic Server Message Service

Informix IDS - ccm

Informix Server Discovery Process for SNMP

ISM Local Execution

ISM Portmapper

ISM Server

ステップ 3 Informix タスクが実行されていないことを Windows タスク マネージャで確認します。

Windows タスク マネージャを表示するには、 Ctrl + Alt + Delete キーを押し、 [タスク マネージャ] をクリックします。[プロセス]タブをクリックします。プロセスを名前でソートするには、 [イメージ名] カラム ヘッダーをクリックします。

Informix タスクを終了するには、タスクをクリックし、 [プロセスの終了] をクリックします。

ステップ 4 「Informix Dynamic Server の削除」の説明に従って、DMA の削除を続行します。


 

Informix Dynamic Server の削除

Informix Dynamic Server(IDS)を削除するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 IDS アプリケーションをアンインストールします。

a. [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[アプリケーションの追加と削除] の順に選択します。

b. [アプリケーションの追加と削除]ウィンドウで、 [IDS(Informix Dynamic Server)] を選択します。

c. [削除] をクリックします。[Uninstall Informix Dynamic Server]ダイアログボックスが表示されます。

d. アンインストール方法 [Remove all database server files and all database information] を選択し、 [OK] を選択します。[Uninstall All Files and Configuration]ダイアログボックスが表示されます。

e. [Yes] をクリックしてすべてのファイルを削除します。[Delete User Account]ダイアログボックスが表示されます。

f. informix ユーザ アカウントを削除するには [Yes] を選択します。Informix Storage Manager(ISM)サーバを削除するかどうかの確認を求められます。

g. Informix Storage Manager(ISM)サーバを削除するには [Yes] を選択します。SNMP 拡張エージェントを削除するかどうかの確認を求められます。

h. SNMP 拡張エージェントを削除するには [Yes] を選択します。

i. 実行インスタンスを停止できないことを示すメッセージが表示された場合、 [Yes] を選択してアンインストールを続行します。

ステップ 2 「Informix Client SDK のアンインストール」の説明に従って、DMA の削除を続行します。


 

Informix Client SDK のアンインストール

Informix Client SDK を削除するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[アプリケーションの追加と削除] の順に選択します。

ステップ 2 [アプリケーションの追加と削除]ウィンドウで、 [IBM Informix Client-SDK] を選択します。

ステップ 3 [削除] をクリックします。[Uninstall IBM Informix Client-SDK]ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 4 IBM Informix Client-SDK を削除するには [Yes] をクリックします。

ステップ 5 次のディレクトリを削除します。

C:\INFORMIX

C:\ifmxdata

ステップ 6 「DMA のアンインストール」の説明に従って、DMA の削除を続行します。


 

DMA のアンインストール

DMA をアンインストールするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[アプリケーションの追加と削除] の順に選択します。

ステップ 2 [アプリケーションの追加と削除]ウィンドウで、 [Cisco Data Migration Assistant] を選択します。

ステップ 3 [削除] をクリックします。

ステップ 4 [はい] をクリックしてアンインストールします。

ステップ 5 サーバの再起動が可能であることを確認し、 [はい] を選択してサーバを再起動します。


) Virtual Network Computing(VNC)を使用してサーバにアクセスしている場合、リモートでサーバを再起動する必要があります。その場合は、[いいえ]を選択し、VNC 機能で Ctrl + Alt + Delete をサーバに送信することによってサーバを再起動します。


ステップ 6 次に示す DMA ディレクトリが残っている場合は削除します。

C:\preferences

C:\CiscoWebs\DMA

C:\tmp\*(C:\tmp ディレクトリはそのまま残し、内容だけを削除します)

C:\Program Files\Cisco\Trace\DMA

C:\Program Files\Cisco\Trace\DBL\installdb*

C:\Program Files\Cisco\Trace\DBL\dbl_INSTALLDB*

C:\DMAROOT


 

始める前に

DMA を起動する前に、以降に示す表を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager の場合は、表1 に示す手順を実行します。

Cisco Emergency Responder の場合は、表2 に示す手順を実行します。

 

表1 DMA の起動前に実行する必要のある手順(Cisco Unified Communications Manager の場合)

手順
参照先

Cisco Unified Communications Manager のバックアップと復元ユーティリティ(BARS)を使用してデータをバックアップします。必要に応じて、BARS バックアップを使用して、現在のソフトウェア バージョンにフォールバックできます。

次の URL で、該当するバージョンの『Backup and Restore Utility Administration Guide 』および関連マニュアルを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html

アップグレードする前に、Cisco Unified Communications Manager Upgrade Utility を使用して、システムが良好な状態であることを確認するようお勧めします。

該当するバージョンの『 Cisco Unified Communications Manager Upgrade Utility の使用方法 』を参照してください。

CAR データをバックアップする場合は、CAR プラグインがパブリッシャ サーバにインストールされていることを確認します。

「CAR データの移行」を参照してください。

CAR データベース レコードなど、不要になったすべてのシステム データを消去します。

DMA エクスポート プロセスでは、TAR ファイルのサイズが確認されます。TAR ファイルが 2 GB を超える場合、エクスポートは失敗します。

CAR レコードを手動で消去する場合は、『 Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager Attendant Console を使用する場合は、必要なファイルがパブリッシャ サーバ上に存在することを確認します。

「Cisco Unified Communications Manager Attendant Console データの移行」を参照してください。

CAPF データをサブスクライバ サーバからパブリッシャ サーバにコピーします。

「既存の CAPF 1.0(1) データの移行」を参照してください。

サーバに Cisco Security Agent がインストールされている場合は、DMA が正常に動作することを確認します。

「DMA と Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager の互換性の確認」を参照してください。

 

表2 DMA の起動前に実行する必要のある手順(Cisco Emergency Responder の場合)

手順
参照先

Cisco Unified Communications Manager のバックアップと復元ユーティリティ(BARS)を使用して Cisco Emergency Responder パブリッシャ上のデータをバックアップします。必要に応じて、BARS バックアップを使用して、現在のソフトウェア バージョンにフォールバックできます。

次の URL で、該当するバージョンの『Backup and Restore Utility Administration Guide 』および関連マニュアルを参照してください。

ディレクトリ C:\Program Files\Cisco Systems\
CiscoER\Subscriber_backup をパブリッシャ サーバに作成します。

Cisco Emergency Responder サブスクライバの C:\Program Files\Cisco System\CiscoER\callHistory にあるコール履歴ファイルを、パブリッシャに作成したディレクトリにコピーします。

詳細については、該当するバージョンの『 Cisco Emergency Responder Administration Guide 』を参照してください。

Cisco Security Agent を無効にします。

DMA を実行する前に、Windows のモニタリング プログラム(PROGNOSIS など)をすべてシャットダウンします。

CAR データの移行

Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting(CAR)データをバックアップする前に、CAR プラグインがパブリッシャ サーバにインストールされていることを確認する必要があります。CAR プラグインがインストールされていない場合は、 [アプリケーション]>[プラグイン] の順に選択して、CAR プラグインをインストールします。詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』または『 Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。


) CDR レコードを Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) に移行する必要がない場合は、DMA を実行する前に CDR レコードを消去することをお勧めします。


Cisco Unified Communications Manager Attendant Console データの移行

Cisco Unified Communications Manager Attendant Console を使用する場合は、DMA を実行する前に、次のファイルがパブリッシャ サーバ上に存在することを確認します。これらのファイルがパブリッシャ サーバ上に存在しない場合は、DMA を実行する前にサブスクライバ サーバからパブリッシャ サーバにコピーする必要があります。

C:\Program Files\Cisco\Communications ManagerAttendant\etc\acserver.properties

C:\Program Files\Cisco\Communications ManagerAttendant\etc\DialRules.xml

DMA は、CorporateDirectory.txt ファイルがサーバの C:\Program Files\Cisco\Communications ManagerAttendant\UserLists に存在する場合、このファイルをバックアップします。

既存の CAPF 1.0(1) データの移行


注意 この項で説明している作業を実行しないと、CAPF データが失われる可能性があります。次の情報は、「4.x サブスクライバ サーバから 4.x パブリッシャ データベース サーバへの CAPF 1.0(1) データのコピー」と併せてお読みください。

Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) で CAPF を使用する方法については、『Cisco Unified Communications Manager セキュリティ ガイド』を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードする前に、次の詳細を確認してください。

CAPF が Cisco Unified Communications Manager(旧称:Cisco Unified CallManager)4.0 パブリッシャ データベース サーバにインストールされている場合の Cisco Unified Communications Manager 4.0 からのアップグレード:Cisco Unified Communications Manager 4.0 で証明書の操作を実行し、CAPF 1.0(1) がパブリッシャ データベース サーバ上で動作した場合は、最新の操作ステータスが Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) データベースに移行されます。

CAPF が Cisco Unified Communications Manager 4.0 サブスクライバ サーバにインストールされている場合の Cisco Unified Communications Manager 4.0 からのアップグレード:Cisco Unified Communications Manager 4.0 で証明書の操作を実行し、CAPF 1.0(1) がサブスクライバ サーバ上で動作した場合は、Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードする前に、CAPF データを 4.0 パブリッシャ データベース サーバにコピーする必要があります。


注意 Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードする前にデータをコピーしないと、Cisco Unified Communications Manager 4.x サブスクライバ サーバ上の CAPF データは Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) データベースに移行されないため、データが失われる可能性があります。データが失われた場合、CAPF ユーティリティ 1.0(1) で発行したローカルで有効な証明書は電話機に残りますが、その証明書は無効になるため、CAPF 6.1(1) が証明書を再発行する必要があります。

Cisco Unified Communications Manager 4.1 以降のリリースから Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) へのアップグレード:アップグレードにより、CAPF データが自動的に移行されます。

4.x サブスクライバ サーバから 4.x パブリッシャ データベース サーバへの CAPF 1.0(1) データのコピー


注意 Cisco Unified Communications Manager 4.x サブスクライバ サーバに CAPF ユーティリティ 1.0(1) をインストールした場合は、Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードする前に、CAPF データを 4.x パブリッシャ データベース サーバにコピーする必要があります。この作業を実行しないと、CAPF データが失われます。たとえば、C:\Program Files\Cisco\CAPF\CAPF.phone にある電話機レコード ファイルが失われる可能性があります。データが失われた場合、CAPF ユーティリティ 1.0(1) で発行したローカルで有効な証明書は電話機に残りますが、その証明書は無効になるため、CAPF 6.1(1) が証明書を再発行する必要があります。

次の手順は、「既存の CAPF 1.0(1) データの移行」を併読して実行してください。CAPF データのファイルをコピーするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 表3 の各ファイルを、CAPF 1.0 がインストールされているマシンから、Cisco Unified Communications Manager 4.x がインストールされているパブリッシャ データベース サーバにコピーします。

 

表3 サーバからサーバへのコピー

コピーするファイル
CAPF 1.0 がインストールされているマシンのフォルダ(コピー元)
Cisco Unified Communications Manager 4.x がインストールされているパブリッシャ データベース サーバのフォルダ(コピー先)

*.0

C:\Program Files\Cisco\CAPF

C:\Program Files\Cisco\Certificates

CAPF.phone

C:\Program Files\Cisco\CAPF

C:\Program Files\Cisco\CAPF

CAPF.config ファイル

C:\Program Files\Cisco\CAPF

C:\Program Files\Cisco\CAPF

ステップ 2 クラスタ内の各サーバを Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードします。

ステップ 3 クラスタを Cisco Unified Communications Manager 6.1(1) にアップグレードした後、電話機を使用する前に、次の作業を実行します。

a. 既存の Cisco CTL クライアントを削除します。

b. Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、 [アプリケーション]>[プラグイン] の順に選択して、最新の Cisco CTL クライアントをインストールします。

c. クライアントを設定し、CTL ファイルを作成または更新します。


ヒント Cisco CTL クライアントのインストールおよび設定については、『Cisco Unified Communications Manager セキュリティ ガイド』を参照してください。

Cisco CTL クライアントは、CAPF 証明書をクラスタ内のすべてのサーバにコピーします。

ステップ 4 Cisco Unified Communications Manager 4.x で使用していた CAPF ユーティリティをアンインストールします。

ステップ 5 「新しい CAPF 証明書の生成」を参照してください。


 

新しい CAPF 証明書の生成

CAPF 証明書を再生成する必要がある場合は、Cisco Unified Communications Manager の証明書管理機能を使用します。詳細な手順については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

DMA と Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager の互換性の確認

Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager が原因で DMA エクスポートが失敗することがあります。エクスポート中に、DMA が Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager を自動的に無効にする場合と無効にしない場合があります。このため、DMA エクスポートを実行する前に Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager サービスを手動で無効にしなければならないこともあります(この操作を行わないと、エクスポートが失敗します)。

CSA を無効および有効にする方法については、『 Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager のインストール 』を参照してください。

Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager を手動で無効にした場合は、DMA エクスポートの終了後に必ず有効にしてください。


) DMA を実行する前に Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager のアンインストールが必要になることがあります。問題がある場合は、詳細についてシスコのサポートにお問い合せください。


DMA と Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager 間の相互対話には、次の規則が適用されます。

バージョン 2.0(5) より前の Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager は、DMA エクスポート中に自動的に無効になります。

バージョン 3.0(2) 以降の Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager は、DMA エクスポートを妨げず、そのまま実行できます。

バージョン 2.0(5) 以降で 3.0(2) より前の Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager は、自動的に無効になりません。DMA エクスポートを実行する前に、Cisco Security Agent for Cisco Unified Communications Manager を手動で無効にする必要があります。

DMA の実行

Cisco Unified Communications Manager パブリッシャ サーバで DMA を実行するには、次の手順を実行します。

DMA を起動する前に、「始める前に」の情報を確認してください。

手順


ステップ 1 [スタート]>[プログラム]>[Cisco DMA]>[Cisco DMA] の順に選択します。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら、Windows Administrator としてログインします。

[Data Migration Assistant Home]ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Data Migration Assistant メニューバーで、 [Export]>[Storage Location] の順に選択します。

[Storage Location]ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 [Storage Location]ウィンドウで、次の操作を実行します。

a. 次のいずれかのオプション ボタンをクリックして、DMA が TAR ファイルを格納する場所を選択します。

Network Directory :ネットワーク フォルダに TAR ファイルを格納します。次の各フィールドに情報を入力します。

Path Name:目的のフォルダへのネットワーク パス

User Name:ネットワーク アクセス用のユーザ名

Password:ネットワーク アクセス用のパスワード

Local Directory :DMA を実行しているサーバ上のフォルダに TAR ファイルを格納します。[Path Name]フィールドで、フォルダへのパスを入力するか、 [Browse] をクリックしてフォルダを選択します。


) マップされたネットワーク ディレクトリを[Local Directory]に指定しないでください。指定した場合、DMA が目的のフォルダを作成できない可能性があります。


Tape Device :バックアップ デバイスに TAR ファイルを格納します。プルダウン メニューから使用可能なテープ ドライブを選択します。

DMA では、目的の各ディレクトリに 2 つの TAR ファイルを保存できます。3 つ目の TAR ファイルを保存しようとすると、新しい TAR ファイルが正常に作成された後、既存の TAR ファイルのうち古い方が削除されます。

b. [Update] をクリックします。

c. エクスポートの保管場所として [Local Directory] を選択した場合は、次のプロンプトが表示されたら [OK] をクリックします。

Please ensure that you transfer the contents from the LOCAL path to an external device before upgrading. The files will not be readable from the local directory during the upgrade installation

ステップ 5 Data Migration Assistant メニューバーで、 [Export]>[Export Data] の順に選択します。

[Export Data]ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、先に進む前に読んでおく必要のあるマニュアルの情報およびエクスポートの実行に必要な時間の概算が表示されます。

ステップ 6 このマニュアルの 「始める前に」を読んでおくと、DMA を使用して Windows システムからデータをエクスポートする前にすべての重要な作業を理解でき、完了が容易になります。その後、チェックボックスをオンにして、DMA 実行前のすべての作業を理解し、完了したことを示します。

ステップ 7 [Start Export Now] をクリックします。

エクスポートが開始されます。

ステータス ウィンドウに、エクスポートの進捗状況が表示されます。ステータス ウィンドウには、エクスポートの開始時と検証フェーズの開始時の両方の時点で、エクスポートの完了に必要な時間の概算が表示されます。ステータス ウィンドウを閉じた場合は、[Export Data]ウィンドウで [View Latest Status] リンクをクリックすると、再びステータス ウィンドウを表示できます。

また、エクスポート進捗ログは、ファイル C:\Program Files\Cisco\Trace\DMA\Progress\AllProgress.log でも確認できます。このフォルダには、追加のログ ファイルも格納されます。詳細については、「ログ ファイル」を参照してください。

エクスポート プロセスの完了には、長い時間がかかることがあります。 [スタート]>[プログラム]>[Cisco DMA]>[Cancel Export] の順に選択し、[Cancel Export Process]ダイアログボックスで [Cancel Export Now] をクリックすることにより、いつでもこのプロセスを停止できます。エクスポート プロセスのキャンセルには、数分かかることがあります。


) [DMA]ウィンドウを閉じるよりも最小化しておくことをお勧めします。エクスポート プロセスの実行中に[DMA]ウィンドウを閉じても、エクスポートは続行します。ただし、DMA を再起動すると、メイン ウィンドウに[Reset Status]ボタンが表示されます。[Reset Status]ボタンをクリックすると、現在実行中のエクスポート プロセスがキャンセルされます。



) DMA エクスポート プロセスでは、TAR ファイルのサイズが確認されます。TAR ファイルが 2 GB を超える場合、エクスポートは失敗し、次のメッセージがステータス ウィンドウに表示されます。

Too much data (over 2GB) to backup.Aborting backup.

TAR ファイルのサイズを小さくするには、CAR データベース レコードなどのシステム データを消去し、DMA エクスポートを再度実行する必要があります。CAR レコードを手動で消去する場合は、『Cisco Unified CallManager CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド』を参照してください。


エクスポートが完了すると、ステータス ウィンドウに次の行が表示されます。

Archive built successfully
Export information file DMABackupinfo.inf saved to D:\DMA

) データを正常に移行できるように、DMA がデータに小さな変更をいくつか加えることがあります。


エクスポートが正常に完了しなかった場合は、ステータス ウィンドウに該当するエラー メッセージが表示されます。エラー ログを確認し、「エクスポート データの検証」の説明に従って問題を修正する必要があります。

ステップ 8 ステップ 4 で指定したローカル ディレクトリに TAR ファイルを保存した場合は、アップグレードする前に、そのファイルをネットワーク サーバまたはテープ ドライブにコピーします。

TAR ファイルの名前は、検証の結果(エラーあり、警告あり、または警告なし)によって異なります。

DMA エクスポートおよび検証が警告やエラーなしで成功した場合、DMAExportSuccessful<mm-dd-yy>#<hh:mm>.tar が作成されます。

DMA エクスポートが成功したが検証フェーズで警告が検出された場合、DMAExportWithWarnings<mm-dd-yy>#<hh:mm>.tar が作成されます。


) これらの警告に対処し、DMA を再度実行するようお勧めします。


DMA エクスポートが成功したが検証フェーズでエラーが検出された場合、DMAExportFailed<mm-dd-yy>#<hh:mm>.tar が作成されます。


) これらのエラーを修正し、DMA を再度実行する必要があります。


このステップを実行しなければならない理由は、アップグレード プロセス中はローカル ディスクの TAR ファイルにアクセスできないため、およびアップグレード プロセスがローカル サーバ ディスクを再フォーマットするときに TAR ファイルが削除されるためです。


) DMA によって TAR ファイルが生成された後の変更は、移行されません。そのような変更を含める場合は、DMA エクスポートを再度実行する必要があります。


ステップ 9 「エクスポート データの検証」の説明に従って、TAR ファイルにエラーがないことを確認します。


 

エクスポート データの検証

DMA エクスポートの実行後は、DMA によって作成されたエラー ログ、警告ログ、および自動修正ログを検査し、Cisco Unified CallManager のアップグレード後の機能の損失につながるおそれのある問題が TAR ファイルにないことを確認する必要があります。これらのログには、ステータス ページで該当するログ ボタンをクリックするか、C:\Program Files\Cisco\Trace\DMA に移動することでアクセスできます。

ログには次の情報が含まれています。

エラー ログ(DMAErrors.log):DMA のデータ エクスポートおよびデータ検証フェーズで検出されたエラー。DMA エクスポートを再度実行する前に、Windows の 4.x システムでこのようなエラーを確認し、修正する必要があります。


注意 最終 DMA エクスポートの前にこれらの問題を修正しないと、以降のアップグレードが失敗します。アップグレードにはソフトウェアの完全な置換が含まれるので、アップグレードが失敗するとサービスが深刻な影響を受けます。

警告ログ(DMAWarnings.log):DMA エクスポートおよびデータ検証フェーズで検出された警告。警告は、一部のデータがアップグレードしようとしている目的のバージョンの Cisco Unified CallManager のルールに完全には適合していないことを示します。アップグレード実行前に、警告に対処して DMA を再度実行することを強くお勧めします。使用する DMA アーカイブに警告が含まれていると、Cisco Unified CallManager のアップグレード後に機能の損失が発生するおそれがあります。


注意 移行の前または後にこれらの問題を修正しないと、以降のアップグレード(サービス リリースへのアップグレードを含む)が成功しない場合があります。

自動修正ログ(DMAAutoCorrected):Cisco Unified CallManager のスキーマに適合していないデータ、DMA が Cisco Unified CallManager データベースおよびディレクトリ データのエクスポート時に自動的に修正したデータ。自動修正ログを確認してください。変更内容に同意できない場合は、自分で変更してから DMA を再度実行してください。


注意 自動修正を確認しないと、移行されたデータに、同意できない自動修正内容が含まれたままになる場合があります。

ステータス ページの表示方法の詳細については、「前回実行した DMA エクスポート手順の結果の確認」を参照してください。

DMA によって生成されるその他のログの詳細については、「ログ ファイル」を参照してください。

DMA エクスポート情報ファイル

エクスポート情報ファイル(DMABackupInfo.inf という名前)は、DMA を実行するサーバ上の D:\DMA フォルダに DMA によって自動的に作成されます。このファイルには、DMA ソフトウェア、DMA を実行したサーバ、およびバックアップしたデータのソフトウェアに関する設定データと環境データが含まれています。また、このファイルは TAR ファイルの一部として保存されます。

製品インストール プログラムは、このファイルが存在するかどうかを確認し、同じサーバをアップグレードするか、アップグレード中にサーバを置換するかを判断します。したがって、D:\DMA\DMABackupInfo.inf ファイルに対しては何も操作しないでください。

DMA の管理とトラブルシューティング

次の各項では、DMA の管理およびトラブルシューティングに使用できる情報を示します。

「DMA ソフトウェアのバージョンの確認」

「前回実行した DMA エクスポート手順の結果の確認」

「ログ ファイル」

「トレース ファイル」

DMA ソフトウェアのバージョンの確認

サーバにインストールされている DMA のバージョンを確認するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 [Data Migration Assistant]ウィンドウが表示されていない場合は、次のいずれかの操作を実行して、このウィンドウを表示します。

DMA が動作している場合は、DMA メニューバーで [Export]>[Home] の順に選択します。

DMA が動作していない場合は、 [スタート]>[プログラム]>[Cisco Data Migration Assistant]>[Cisco DMA] の順に選択し、プロンプトが表示されたら Windows Administrator としてログインします。

ステップ 2 [Data Migration Assistant]ウィンドウで、 [Details] ボタンをクリックします。


 

前回実行した DMA エクスポート手順の結果の確認

DMA で前回実行したエクスポート手順の結果を確認するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 [スタート]>[プログラム]>[Cisco Data Migration Assistant]>[Cisco DMA] の順に選択します。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら、Windows Administrator としてログインします。

ステップ 3 Data Migration Assistant メニューバーで、 [Export]>[Export Data] の順に選択します。

ステップ 4 [Export Data]ウィンドウで、 [View Latest Status] リンクをクリックします。

エクスポート手順の実行中に [View Latest Status] リンクをクリックすると、現在実行している手順のステータスが表示されます。

ステップ 5 エクスポートが完了したら、該当するボタンをクリックして、エラー ログ、警告ログ、および自動修正ログを表示できます。


 

ログ ファイル

表4 は、DMA が作成するログ ファイルについて説明しています。必要に応じて、トラブルシューティングのサポートを受けるために、Cisco Technical Assistance Center(TAC)にログ ファイルを提供できます。

 

表4 DMA ログ ファイル

ファイル タイプ
説明
ファイルの場所
ファイル名

DMA インストール ログ ファイル

DMA インストール手順を実行するたびに作成されます。

C:\Program Files\ Common Files\Cisco\Logs\ DMA

DMAInstall date_ time .log( date_ time はファイルの作成日時を MM-DD-YYYY 形式で表したもの)

DMAInstUI.log

IDSInstall.log

InstallUtils.log

データベース インストール ログ ファイル

このファイルには、Informix Dynamic Server(IDS)のインストールによって生成されたログ、およびパス設定とインストール結果に関する情報が含まれます。これは、サードパーティによって生成されるログ ファイルです。

C:\Program Files\
Common Files\Cisco\Logs\
DMA\

dbcmds.log

エクスポート操作ログ ファイル

DMA を実行してデータをバックアップする日ごとに作成されます。同じ日に複数回エクスポート手順を実行すると、DMA はその日の既存のファイルに情報を追加します。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA

DMAStatus date .log( date はファイルの作成日を MM-DD-YY 形式で表したもの)

このログは、 [View Latest Status] リンクをクリックしても表示されます。

データベース エクスポート操作ログ ファイル

初めて DMA を実行してデータをエクスポートするときに作成されます。ログには、単一セッションでデータベース エクスポート コマンドによって作成された各要求の情報が含まれます。

その後エクスポート手順を実行するたびに、DMA はこのファイルを削除し、新しいファイルを作成してそのセッションのログ情報を保持します。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\DB

exportdb.log

このフォルダには、他にも次のデータベース エクスポート ログがあります。

createdb.log

dropdb.log

dropdb_w.log

ディレクトリ エクスポート操作エラー ログ ファイル

DMA を実行してデータをバックアップするたびに作成されます。このファイルが存在する場合、DMA はこのファイルを上書きします。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\DirExport\log

DirExport_Error.log

ディレクトリ エクスポート操作レポート ファイル

初めて DMA を実行してデータをバックアップするときに作成されます。このファイルが存在する場合、DMA はこのファイルを上書きします。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\DirExport\log

DirExport_Report.txt

ディレクトリ エクスポート操作警告ファイル

DMA を実行してデータをバックアップするたびに作成されます。このファイルが存在する場合、DMA はこのファイルを上書きします。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\DirExport\log

DirExport_Warning.log

ディレクトリ エクスポート操作自動修正ファイル

DMA を実行してデータをバックアップするたびに作成されます。このファイルが存在する場合、DMA はこのファイルを上書きします。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\DirExport\log

DirExport_Correctedusers.log

ディレクトリ エクスポート操作結果ファイル

DMA を実行してデータをバックアップするたびに作成されます。このファイルが存在する場合、DMA はこのファイルを上書きします。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\DirExport\log

DirExport_Result.txt

データ検証ログ

エクスポート プロセス中、データベースおよびディレクトリのデータを確認しているときに見つかった検証エラーを格納します。

C:\CiscoWebs\DMA\Bin

datavalidation.log

エクスポート進捗インジケータ ログ

DMA を実行するときに作成されます。エクスポートおよびデータ検証の高レベルの進捗ログを格納します。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\Progress

AllProgress.log

エクスポートの進行中にエラーが発生した場合は、同じフォルダに次のログ ファイルが作成されます。

CSV_Import*.*

ExportDB_CCM*.*

ExportToCSVs*.*

InstallDB_Full*.*

Informix Dynamic Server(IDS)インストール ログ

DMA のインストール中に作成されます。IDS インストールのログを格納します。

C:\Program Files\
Common Files\Cisco\Logs

IDSInstall.log

統合エラー ログ

DMA のデータ エクスポートおよびデータ検証フェーズで検出されたエラーが含まれます。DMA エクスポートを再度実行する前に、Windows の 4.x システムでこのようなエラーを確認し、修正する必要があります。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA

DMAErrors.log

統合警告ログ

DMA のエクスポートおよびデータ検証フェーズで検出された警告が含まれます。アップグレード実行前に、警告に対処して DMA を再度実行することを強くお勧めします。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA

DMAWarnings.log

統合自動修正ログ

DMA のエクスポートおよびデータ検証フェーズで検出された Cisco Unified CallManager に適合しないデータで、DMA が自動修正したデータが含まれます。これらの項目に対してアクションは必要ありません。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA

DMAAutoCorrected.log

一般的なエラー

DMA は、 表5 で説明しているエラーを返すことがあります。このエラーにより DMA の実行に失敗する場合があります。

 

表5 DMA のエラー メッセージと説明

エラー メッセージ
説明

Failure- Product check; Database contains models that are no longer supported in this release.

AT, AS, and ICS gateways are not supported. Please remove unsupported models and repeat export.

このエラーは、次のいずれかの項目がデバイス テーブルに存在する場合に表示されます。

Cisco AT-2 Gateway PRODUCT_AT2_GATEWAY

Cisco AT-4 Gateway PRODUCT_AT4_GATEWAY

Cisco AT-8 Gateway PRODUCT_AT8_GATEWAY

Cisco AS-2 Gateway PRODUCT_AS2_GATEWAY

Cisco AS-4 Gateway PRODUCT_AS4_GATEWAY

Cisco AS-8 Gateway PRODUCT_AS8_GATEWAY

すべての ICS プラットフォーム

Failure, Pre-SD Unified CM Migration

このエラーは、Cisco Unified Communications Manager 3.x から Cisco Unified Communications Manager 4.x への移行中に問題が発生したことを示します。

Failure - Sony devices exist in the database, but there is no corresponding csv file.

Please reinstall the Sony installation.

このエラーは、システムが Sony 電話機の CSV ファイルを検出できないことを示します。移行を続行する前に、デバイスを再インストールする必要があります。

Failure - Tandberg devices exist in the database, but there is no corresponding csv file.

Please reinstall the Tandberg installation.

このエラーは、システムが Tandberg 電話機の CSV ファイルを検出できないことを示します。移行を続行する前に、デバイスを再インストールする必要があります。

Failure- Invalid enum 31970 in Zimbabwe Locale csv file.

Zimbabwe network locale needs to be replaced with a newer version before upgrade.

このエラーは、無効なバージョンの Zimbabwe ロケール ファイルが存在することを示します。移行を続行する前に、Cisco.com から Zimbabwe ロケール ファイルの新しいコピーをダウンロードし、システムにインストールする必要があります。

Failure- Zimbabwe network locale needs to be replaced with a newer version before upgrade.

このエラーは、無効なバージョンの Zimbabwe ロケール ファイルが存在することを示します。移行を続行する前に、Cisco.com から Zimbabwe ロケール ファイルの新しいコピーをダウンロードし、システムにインストールする必要があります。

Failure- Tandberg.xml file is invalid and needs to be replaced before upgrade.

Please reinstall Tandberg with a newer installation.

このエラーは、無効なバージョンの Tandberg.xml ファイルが存在することを示します。移行を続行する前に、Cisco.com から Tandberg.xml ファイルの新しいコピーをダウンロードし、システムにインストールする必要があります。

トレース ファイル

表6 は、DMA が作成するトレース ファイルについて説明しています。必要に応じて、トラブルシューティングのサポートを受けるために、Cisco Technical Assistance Center(TAC)にトレース ファイルを提供できます。

 

表6 DMA トレース ファイル

ファイル タイプ
説明
ファイルの場所
ファイル名

DMA 操作トレース ファイル

DMA を実行してデータをバックアップする日ごとに作成されます。同じ日に複数回バックアップ手順を実行すると、DMA はその日の既存のファイルに情報を追加します。

C:\Program Files\ Cisco\Trace\
DMA

DMA<Trace date .log>( date はファイルの作成日または更新日を MM-DD-YY 形式で表したもの)

データベース エクスポート操作トレース ファイル

DMA は、Cisco Unified CallManager データをバックアップするたびに 1 つのファイルを作成し、CAR データをバックアップするたびに 1 つのファイルを作成します。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\DB

エクスポート:installdbccm.log

W1 インストール:installdbw1.log

ディレクトリ エクスポート操作トレース ファイル

初めて DMA を実行してデータをバックアップするときに作成されます。その後エクスポート手順を実行するたびに、DMA はこのファイルに情報を追加します。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\DirExport\log

DirExport_Trace.log

CAR エクスポート操作ログ ファイル

初めて DMA を実行して CDR データをエクスポートするときに作成されます。

C:\Program Files\Cisco\Trace\
DMA\DB

installdbcar.log

データベース インストール セットアップ トレース ファイル

Informix セットアップ ステータスを表示します。

C:\Program Files\
Common Files\Cisco\Logs\
DMA

dbcmds.log

Cisco Unified Communications Manager 移行前のログとトレース

現在の Cisco Unified CallManager データベースのバージョンと DMA がエクスポートする必要があるバージョンとが一致しない場合、Cisco Unified CallManager 4.x 移行処理によって作成されます。

DMA 6.1 の場合、移行ポイント エクスポート バージョンは Cisco Unified CallManager 4.2 と同等です。Cisco Unified CallManager データベースのバージョンが 4.2 より前である場合、データベースはエクスポートの前にそのバージョンに移行されます。

DMA は、移行前と関連するログとトレース ファイルを格納し、通常は確認を要求しません。

C:\Install\DBInstall

各種ファイル

ファイルの更新日時の確認により、どのファイルが該当するか判断できます。

Cisco Unified Communications Manager ターゲット バージョンの移行テスト SQL 処理ログ

各種 SQL ファイルが移行検証テストで処理されるときに作成されます。

SQL 処理が失敗した場合、関連する .sql ログ ファイルで問題のレコードを確認できます。

C:\tmp\db\sql の各サブディレクトリ

拡張子が「.log」で、該当するディレクトリ内の sql ファイルに一致するファイル

技術情報の入手方法、サポートの利用方法、およびセキュリティ ガイドライン

技術情報の入手、サポートの利用、技術情報に関するフィードバックの提供、セキュリティ ガイドライン、推奨するエイリアスおよび一般的なシスコのマニュアルに関する情報は、月刊の『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。ここには、新規および改訂版のシスコの技術マニュアルもすべて記載されています。次の URL からアクセスできます。

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