Cisco Unified Communications Manager Release 9.1(1) のインストール
製品の説明
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発行日;2013/04/25   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

製品の説明

この章では、IM and Presence Service について説明します。

IM and Presence の概要

Cisco Unified Communications Manager のサービスである IM and Presence は、ネイティブな標準ベースのデュアルプロトコル企業インスタント メッセージング(IM)、および Cisco Unified Communications の一部としてのネットワークベースのプレゼンスを提供します。 このセキュアで、スケーラブルで、管理の容易なサービスでは、ユーザに企業内外への機能豊富な通信機能が提供されます。

パブリッシャ ノードおよびサブスクライバ ノード


(注)  


IM and Presence をインストールする前に、Cisco Unified Communications Manager をインストールする必要があります。 Release 9.0(1) 以降は、IM and Presence と Cisco Unified Communications Manager のソフトウェア リリースが一致している必要があります。


IM and Presence クラスタに最初にインストールするノードは、パブリッシャ ノードと呼ばれます。 そのクラスタ内の後続のノードはすべて、サブスクライバ ノードと呼ばれます。 サブスクライバ ノードは、それぞれパブリッシャ ノードと関連付けられている必要があります。 サブスクライバ ノードに IM and Presence ソフトウェアをインストールする前に、パブリッシャ ノードのシステム トポロジ内ですべてのサブスクライバ ノードを設定する必要があります。

複数ノード環境では、システム トポロジを設定し、新しいノードをインストールする順序が非常に重要です。 インストールと設定の順序は次のようになります。
  1. IM and Presence パブリッシャ ノードのインストールと設定を行います。
  2. パブリッシャ ノードで、クラスタに IM and Presence サブクラスタとサブスクライバ ノードを作成します。
  3. クラスタ内の各サブスクライバ ノードのインストールと設定を行います。
  4. パブリッシャ ノードで、必要に応じてサブクラスタ構成にサブスクライバ ノードを割り当てます。

システム トポロジの設定方法の詳細については、『Deployment Guide for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

関連資料

Cisco Unified Communications Manager との連携

IM and Presence は Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)のサービスであるため、Unified CM と緊密に統合されています。

IM and Presence Release 9.0(1) 以降は、IM and Presence と Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)ソフトウェアのバージョンが一致している必要があります。 2 つのソフトウェアのバージョンが一致するためには、それぞれのメジャーおよびマイナー リリース番号が同じである必要があります。 メジャーおよびマイナー リリース番号は次のように定義されます。

9.x.y

ここで、9 はメジャー リリース番号、x はマイナー リリース番号、y はメンテナンス リリース番号です。

たとえば、IM and Presence Release 9.0.2.10000-1 は Unified CM Release 9.0.12.30000-3 と互換性がありますが、Unified CM Release 9.1.1.10000-5 とは互換性がありません。 同様に、Unified CM Release 8.6.2.10000-6 は IM and Presence Release 9.0.1.10000-1 とは互換性がありません。


(注)  


IM and Presence をインストールする前に、Unified CM をインストールする必要があります。


IM and Presence のインストール時には、Unified CM の次の情報を指定する必要があります。
  • Unified CM パブリッシャのホスト名
  • Unified CM の IP アドレス(ドメイン ネーム サービス(DNS)を使用しない導入環境のみ)
  • Unified CM パブリッシャのセキュリティ パスワード
  • 標準 AXL API アクセス ロールのユーザ ID とパスワード

IM and Presence パブリッシャ ノードのシステム時刻

IM and Presence パブリッシャ ノードをインストールする際に、パブリッシャ ノードのシステム時刻を正確に設定するために、外部ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバを指定する必要があります。 Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)パブリッシャ ノードを唯一の NTP サーバとして設定することを推奨します。 つまり、クラスタ内のすべての後続ノードの時刻が Unified CM サーバから設定されるようにします。

何らかの理由で Unified CM を NTP サーバとして設定しない場合は、最低 3 つの他の NTP サーバを指定し、それらのサーバがストラタム 5 以上となるようにする必要があります。 ただし、パブリッシャ ノードのインストール時に設定する NTP サーバとは関係なく、Cisco Unified CM IM and Presence Administration でインストール後の導入ウィザードを完了すると、Unified CM がクラスタ内のすべての IM and Presence ノードの時刻を設定するために使用され、Unified CM と IM and Presence 間の時刻は確実に一致します。

Unified CM パブリッシャの NTP サービスが正常に機能していることを確認するには、[Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] > [設定(Settings)] > [NTP サーバ(NTP Servers)] を選択するか、CLI コマンド utils ntp status を入力します。

IM and Presence ライセンスの要件

IM and Presence Service には、サーバ ライセンスもソフトウェア バージョン ライセンスも必要ありません。 ただし、IM and Presence Service ユーザごとに IM and Presence Service を割り当てる必要があります。


(注)  


Jabber for Everyone Offer を使用している場合、IM and Presence 機能を有効にするためのエンド ユーザ ライセンスは不要です。 詳細については、『Jabber for Everyone Quick Start Guide』を参照してください。


各ユーザに関連付けられているクライアントの数に関係なく、ユーザ単位で IM and Presence を割り当てることができます。 IM and Presence をユーザに割り当てると、そのユーザは IM の送受信が可能になり、プレゼンスのアップデートも送受信できます。 IM and Presence に対して有効になっていないユーザは、IM and Presence サーバにログインして他のユーザのプレゼンスを確認したり、IM を送受信したりできません。また、他のユーザは彼らのプレゼンス ステータスを確認できません。

次のオプションのいずれかを使用して、IM and Presence に対してユーザを有効にできます。

  • Cisco Unified Communications Manager の [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウ。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。
  • 一括管理ツール(BAT)
  • Unified CM の [ユーザ/電話のクイック追加(Quick User/Phone Add)] ウィンドウから参照できる機能グループ テンプレートに IM and Presence を割り当てます。

詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』の「IM and Presence」の章を参照してください。

IM and Presence 機能は、User Connect Licensing(UCL)と Cisco Unified Workspace Licensing(CUWL)の両方に含まれています。 IM and Presence 機能は、Cisco Unified Communications Manager IP Telephony ユーザではないユーザに対しても、Jabber for Everyone Offer 経由で入手することができます。 詳細については、『Jabber for Everyone Quick Start Guide』を参照してください。