音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unified Communications Manager(CallManager)

仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager

仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager
発行日;2012/04/15 | 英語版ドキュメント(2012/04/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager

仮想サーバへの Cisco Unified Communications Manager の導入

Cisco Unified Communications Manager の実行方法

ESXi ホストでの LRO のディセーブル方法

New Identity

New Identity プロセスの実行方法

New Identity に関する注意事項

インストール、アップグレード、および移行の各オプション

VMware Specs-Based サポートでの

システム要件

VMware 機能のサポート

移行

仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager

改訂:2011/12/02

OL-25228-01-J

 

このマニュアルでは、仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager の実行に必要な固有の技術情報について説明します。このマニュアルの構成は、次のとおりです。

仮想サーバへの Cisco Unified Communications Manager の導入

New Identity

「インストール、アップグレード、および移行の各オプション」

仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager のライセンス

「仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード」

「関連資料」

「仮想マシンでの Cisco Unity Connection への移行」


) このマニュアルは、Cisco Unified Communications Manager Business Edition 5000 には適用できません。


仮想サーバへの Cisco Unified Communications Manager の導入

シスコは、ESXi での Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)の実行をサポートしています。ESXi での Unified CM の実行の詳細については、www.cisco.com/go/uc-virtualized にある「Unified Communications VMware Requirements」を確認してください。

Cisco Unified Communications Manager の実行方法

VMware Tools は、仮想化して実行される場合に UC アプリケーションにインストールされる、仮想ハードウェア専用のドライバです。UC アプリケーションで実行中の VMware Tools のバージョンは、使用中の ESXi のバージョンと同期していることが非常に重要です。このツールのアップグレード方法については、次のサイトを参照してください。

http://docwiki.cisco.com/wiki/VMware_Tools

New Identity

シスコはCisco Unified Communications Manager(Unified CM)で使用する New Identity プロセスをサポートします。New Identity プロセスは、共通設定を使用して完全にインストールおよび設定されている、Unified CM アプリケーションで起動されるように設計されています。多くの場合、最初の VM は VMware テンプレートとして保存され、新しい Unified CM パブリッシャ ノードがオンラインになるとクローンが作成されます。

New Identity プロセスは VMware テンプレートをコピーし、新しい VM にネットワーク内の固有の ID を与えるため、IP アドレスやホスト名などの一連のプライマリ設定を変更します。

New Identity プロセスの実行方法


ステップ 1 配置された Unified CM アプリケーションのテンプレートから VM インスタンスを新たに作成します。

ステップ 2 CLI コマンド utils import config を実行します。CLI コマンドの詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/cli_ref/8_5_1/cli_ref_851.html にある資料を参照してください。


 

New Identity に関する注意事項

New Identity プロセスを実行する際には、次の事項に注意してください。

新しい OS 管理者ユーザ ID を XML ファイルで提供できますが、New Identity プロセス中にこの OS 管理者ユーザ ID を変更することはできません。

クローン作成された VM はそれぞれ、VMware テンプレートと同じネットワーク設定を持ちます。New Identity プロセス中にネットワークが機能している必要があります。クローン作成された VM を同じ LAN で実行すると、IP アドレスが重複する可能性があります。VMware テンプレートや、初期テンプレートから作成した複数の VM を、同じ LAN で同時に実行しないようにしてください。

Unified CM アプリケーションで NTP サーバを設定するには、あらかじめ NTP サーバにアクセスできるようになっている必要があります。VM が、新しい NTP サーバにアクセスできることを確認してください。

DNS が使用される場合は、New Identity プロセスを実行したときに、DNS サーバにアクセスできる必要があります。

Cisco Unity Connection の場合は、New Identity プロセスを実行してから SMTP ドメイン アドレスを設定する必要があります。

Cisco Unified Presence の場合は、New Identity プロセスの実行後に、Cisco Unified Presence が通信する Unified CM システムを設定する、インストール後のステップを設定する必要があります。

New Identity プロセスは、プライマリ(パブリッシャ)ノード上でのみ実行できます。クラスタ内のセカンダリ(サブスクライバ)ノードでは実行できません。

インストール、アップグレード、および移行の各オプション

サーバのインストール、アップグレード、および移行の主な方法には、次の 2 つがあります。

Specs-Based

Tested Reference Configuration

Specs-Based の設定に関する詳細については、次のセクションを参照してください。

「VMware Specs-Based サポートでの Cisco Unified Communications Manager」

Tested Reference Configuration の詳細については、次のセクションを参照してください。

「Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバ」

「Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ」

「Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ」

VMware Specs-Based サポートでの Cisco Unified Communications Manager

VMware Specs-Based サポートと Cisco Unified Communications Manager を併用する場合は、次のサイトを参照してください。

http://docwiki.cisco.com/wiki/Specification-Based_Hardware_Support

ここでは、VMware Specs-Based サポートのインストール、アップグレード、および移行に関する変更点について説明します。

「システム要件」

「VMware 機能のサポート」

「移行」

システム要件

VMware 機能のシステム要件は次のサイトで確認できます。

http://docwiki.cisco.com/wiki/Implementing_Virtualization_Deployments#Configuring_Hardware_Platforms

VMware 機能のサポート

VMware 機能のサポートは次のサイトで確認できます。

http://docwiki.cisco.com/wiki/Implementing_Virtualization_Deployments#VMware_Feature_Support

移行

既存のサーバから VMware Specs-Based 設定への移行では、サーバ ハードウェアを置き換える手順に類似した手順を実行します。これは、『 Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager 』で説明しています。

移行プロセスの概要およびその他の印刷資料については、次のセクションを参照してください。

「Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバへの移行」

「Cisco UCS C210 ラックマウント サーバへの移行」

「Cisco UCS C200 ラックマウント サーバへの移行」

Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバ

シスコでは、Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバでの Cisco Unified Communications Manager の実行をサポートしています。特定のサーバ モデルの Tested Reference Configuration の詳細については、http://docwiki.cisco.com/wiki/Tested_Reference_Configurations_%28TRC%29 を参照してください。

ここでは、Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバにおける、インストール、アップグレード、および移行に関する変更点について説明します。

「システム要件」

「VMware 機能のサポート」

「Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバへの移行」

「Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバの外部メディア」

システム要件

Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバを実行するには、使用するシステムが、表 1に示す要件を満たしている必要があります。

 

表 1 システム要件

パラメータ
シスコがサポートする設定を満たすために必要な値

サポートされる仮想マシンの設定

http://www.cisco.com/go/uc-virtualized にある資料を参照してください。

VM を作成し、正しく設定するには、シスコ提供の OVA テンプレートを使用します。「仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード」を参照してください。

仮想マシン設定の詳細については、 http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_Virtualization_Downloads_%28including_OVA/OVF_Templates%29 にある資料を参照してください。

仮想マシン(VM)ごとの IOPS

http://www.cisco.com/go/uc-virtualized にある資料を参照してください。

ブレードごとの VM オーバーサブスクリプション

なし

VMware のバージョン

最低限必要な vSphere ESXi のバージョンを含む vSphere ESXi バージョンの互換性については、 http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_VMware_Requirements#Supported_Versions_of_VMware_vSphere_ESXi を参照してください。

VMware 機能のサポート

現在サポートされている VMware 機能については、 http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_VMWare_Requirements にある資料を参照してください。

Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバへの移行

Media Convergence Server(MCS サーバ)から Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバへの移行では、サーバ ハードウェアを置き換える手順に類似した手順を実行します。これは、『 Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager 』で説明しています。

表 2 に、移行プロセスの概要およびその他の印刷資料を示します。

 

表 2 Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバへの移行プロセスの概要

設定手順
関連手順とトピック

ステップ 1

Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager 』を確認します。

この資料では、サーバ ハードウェアを置き換える方法について説明しています。これは、MCS サーバから Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバに移行する方法に類似しています。資料にある置き換え前と置き換え後の作業を実行する必要があります。Cisco Unified Communications Manager のインストール手順を確認し、データを移行します。

Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager

ステップ 2

MCS サーバを Cisco Unified Communications Manager Release 8.0(2c) 以降にアップグレードします。

Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide

ステップ 3

MCS サーバと異なる IP アドレスまたはホスト名が、UCS VM で使用されている場合、MCS サーバの IP アドレスおよびホスト名を、UCS VM で使用されている値に変更します。

これは、DRS のバックアップおよび復元を動作させるために必要です。

Changing the IP Address and Host Name for Cisco Unified Communications Manager 』の「Changing the Cluster IP Addresses for Publisher Servers That Are Defined by Host Name」の項を参照してください。

ステップ 4

MCS サーバで DRS バックアップを実行します。

(注) Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバでは、バックアップ メディアとしてテープ ドライブはサポートされません。

Disaster Recovery System Administration Guide

「Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバの外部メディア」

ステップ 5

Answer File Generator を使用して、Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバのライセンス MAC を生成します。ライセンス MAC は、サーバのライセンスを取得する際に必要です。

ライセンス MAC を取得後、新しいサーバのライセンスを再ホストできます。

「新しいライセンス付与手順によるお客様への影響」

Installing Cisco Unified Communications Manager

Answer File Generator:

http://www.cisco.com/web/cuc_afg/index.html

ステップ 6

MCS ノードの代わりとして使用される Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバで、仮想マシン(VM)を作成します。

シスコ提供の OVA テンプレートを使用して、VM を作成します。「仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード」を参照してください。

ステップ 7

Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバに、Cisco Unified Communications Manager Release 8.0(2c) 以降をインストールします。

(注) Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバでは、DVD からのインストールはサポートされていません。

(注) Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバでは、ハードウェア クロックはサポートされていません。NTP を使用する必要があります。ハードウェア クロックを設定するオプションは、インストール プログラムでは使用できません。

Installing Cisco Unified Communications Manager

「Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバの外部メディア」

ステップ 8

Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバに、Cisco Unified Communications Manager Release 8.0(2c) 以降をインストールします。

Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide

ステップ 9

DRS の復元を実行して、MCS サーバからバックアップされたデータを Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバに復元します。

(注) Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバでは、復元メディアとしてテープ ドライブはサポートされません。

Disaster Recovery System Administration Guide

「Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバの外部メディア」

ステップ 10

Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバに新しいライセンスをアップロードします。

新しいサーバのライセンスをまだ取得していない場合、まず、ライセンスを要求する必要があります。

(注) 前のライセンスは、有効ではありません。ただし、前のライセンスを使用する場合、追加で 30 日間使用できます。「ライセンス MAC パラメータの変更時の再ホスト ライセンスの取得」を参照してください。

「仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager のライセンス」

Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide

Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバの外部メディア

Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバでは、(インストールおよびアップグレードなどの)外部メディアが必要な手順で、ISO または FLP(仮想フロッピー)などの「ソフト メディア」が使用されます。USB ドライブなどの物理的な外部デバイスはサポートされません。


) ソフト メディア上では、バックアップおよび復元はサポートされません。


VMware では、仮想 USB インターフェイスはサポートされません。次に、MCS サーバと Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバとの間での外部メディア サポートについて、いくつかの異なる例を示します。

インストール ログのダンプは、USB キーに出力できません。これらのログでは、VM のシリアル ポートを介してファイルにダンプが出力されます。

Answer File Generator によって生成されるアンサー ファイル(platformConfig.xml)では、USB キーから読み取って、ユーザ介入なしのインストールを実行することはできません。代わりに、フロッピー ドライブにマウントされるよう、ユーザがアンサー ファイルを FLP イメージに置く必要があります。

USB テープ ドライブのバックアップはサポートされません。代わりに、SFTP を使用します。

USB 接続を介した保留音はサポートされません。代わりに、Cisco 7800 Series Media Convergence Server を使用します。

メッセージ待機インジケータ(MWI)の Cisco Messaging Interface(CMI)は、シリアル ポートを介した場合、サポートされません。代わりに、Cisco 7800 Series Media Convergence Server を使用します。

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ

シスコでは、Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバでの Cisco Unified Communications Manager の実行をサポートしています。

ここでは、Cisco UCS C210 ラックマウント サーバにおける、インストール、アップグレード、および移行に関する変更点について説明します。

「システム要件」

「VMware 機能のサポート」

「Cisco UCS C210 ラックマウント サーバのインストール」

「Cisco UCS C210 ラックマウント サーバへの移行」

「VMware のサポート」

「Cisco UCS C210 ラックマウント サーバでの日常操作の実行」

システム要件

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバを実行するには、使用するシステムが、表 3 に示されている要件を満たしている必要があります。

 

表 3 システム要件

パラメータ
シスコがサポートする設定を満たすために必要な値

サポートされる仮想マシンの設定

http://www.cisco.com/go/uc-virtualized にある資料を参照してください。

VM を作成し、正しく設定するには、シスコ提供の OVA テンプレートを使用します。「仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード」を参照してください。

仮想マシン設定の詳細については、 http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_Virtualization_Downloads_%28including_OVA/OVF_Templates%29 にある資料を参照してください。

仮想マシン(VM)ごとの IOPS

http://www.cisco.com/go/uc-virtualized にある資料を参照してください。

CPU とメモリのオーバーサブスクリプション

なし

VMware のバージョン

最低限必要な vSphere ESXi のバージョンを含む vSphere ESXi バージョンの互換性については、 http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_VMware_Requirements#Supported_Versions_of_VMware_vSphere_ESXi を参照してください。

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバを正常に動作させるには、VMware ESXi が実行されているホスト サーバを管理する経験および技能が必要です。経験がなく、必要な情報を迅速に取得する場合は、VMware のインストールを補助する Web ベースのアプリケーション VMware GO の使用を検討します。詳細については、VMware GO の資料を参照してください。


) VMware GO を使用する場合でも、Cisco UCS C210 ラックマウント サーバでは、サポートされる VMware の設定の使用が必要です。これは、http://www.cisco.com/go/swonly および http://www.cisco.com/go/uc-virtualized の両方に記載されています。


VMware 機能のサポート

現在サポートされている VMware 機能については、 http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_VMWare_Requirements にある資料を参照してください。

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバのインストール

ここでは、Cisco UCS C210 ラックマウント サーバのフレッシュ インストールを実行する方法について説明します。

「サーバのインストールおよび設定に関する設定チェックリスト」

「設置の準備」

「RAID の設定」

「vSphere クライアントのインストール」

「VM に使用されるデータベースのアライン」

「仮想マシンの作成」

「VM への Cisco Unified Communications Manager のインストール」

サーバのインストールおよび設定に関する設定チェックリスト

表 4 に、Cisco UCS C210 ラックマウント サーバのインストールおよび設定に必要な主な手順のチェックリストを示します。関連資料欄には、この手順に関連する参照資料を示します。

 

表 4 サーバのインストールおよび設定に関する設定チェックリスト

設定手順
関連資料

ステップ 1

サーバの設置を準備します。

「設置の準備」

『Cisco UCS C210 Installation and Service Guide』

ステップ 2

サーバを物理的に設置し、接続します。

『Cisco UCS C210 Installation and Service Guide』

ステップ 3

サーバで電源を投入し、リモート管理用の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)の設定を行います。

『Cisco UCS C210 Installation and Service Guide』

ステップ 4

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバと別に Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバを購入した場合、次の仕様に従って RAID を設定します。

最初の 2 つのドライブは、RAID 1(ミラー化)ドライブとして設定されます。このドライブは、ESXi のインストール用です。

残りのドライブがある場合は、RAID 5 アレイとして設定されます。このアレイは、Cisco Unified Communications Manager アプリケーション VM 用です。

「RAID の設定」

『Cisco UCS C210 Installation and Service Guide』

ステップ 5

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバと別に Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバを購入した場合、次の仕様に従って BIOS を設定します。

Quiet モードを無効にします。

CDROM アクセスの拡張 SATA を有効にします。

次のブート順序を設定します。

1 番めに SATA5:Optiarc DVD

2 番めに PCI RAID アダプタ

『Cisco UCS C210 Installation and Service Guide』

ステップ 6

2 台の使用可能なディスクのより小さなほうに、VMware ESXi をインストールし、設定します。サポートされる VMware ESXi のバージョンについては、表 3を参照してください。

『Cisco UCS C-Series Servers VMware Installation Guide』

VMware ESXi の資料

ステップ 7

vSphere クライアントをインストールします。

「vSphere クライアントのインストール」

vSphere Client の資料

ステップ 8

VM のデータストアをアラインします。

「VM に使用されるデータベースのアライン」

ステップ 9

仮想マシン(VM)をインストールし、設定します。

「仮想マシンの作成」

「仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード」

ステップ 10

VM に Cisco Unified Communications Manager をインストールします。

「VM への Cisco Unified Communications Manager のインストール」

設置の準備

ここでは、データセンターにはない、スタンドアロンの設定での、Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ サーバの設置準備方法について説明します。

設置前に、次のリソースを確保する必要があります。

2 RU の Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバを設置するラック内のスペース。

次のような、Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバに近いスイッチ上の 3 つのイーサネット ポート。

1 つのポートは CIMC 用。

2 つのポートは LAN on motherboard(LOM)NIC 用。

オプションで、Broadcom NIC 用の最大 4 つまでの IP アドレス(使用するサーバにある場合)。

CIMC 管理ポートの IP アドレス。

仮想ホストの IP アドレス。これは、Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバの IP アドレスで、ESXi によって使用されます。

LAN on motherboard(LOM)NIC 用の最大 4 つまでの IP アドレス。

ホスト名と、オプションで設定される、仮想ホストのホスト名の DNS。

VM の IP アドレス。

RAID の設定

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバと別に Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバを購入した場合、次の仕様に従って RAID を設定します。

最初の 2 つのドライブは、RAID 1(ミラー化)ドライブとして設定されます。このドライブは、ESXi のインストール用です。

残りのドライブがある場合は、RAID 5 ドライブとして設定されます。このドライブは、Cisco Unified Communications Manager アプリケーション VM 用です。

次の手順に従って、この作業を実行します。


ステップ 1 次の手順によって、Quiet Boot を無効にするようにしてください。

a. サーバをブートし、ブート中に F2 プロンプトに注目します。

b. プロンプトが表示されたら F2 を押し、BIOS Setup ユーティリティを入力します。

c. BIOS Setup ユーティリティのメイン ページで、Quiet Boot を [無効(Disabled)] に設定します。これによって、Cisco ロゴ画面の代わりに、デフォルトではないメッセージ、プロンプト、および POST メッセージが、ブート中に表示されます。

d. F10 を押して変更を保存し、ユーティリティを終了します。

ステップ 2 サーバのブート中に、Ctrl+Y を押し、プリブート CLI を開始します。

ステップ 3 次のコマンドを入力し、現在の RAID 設定を特定します。

-ldinfo -l0 -a0

-ldinfo -l1 -a0

必要な設定は、論理ドライブ 0 の RAID 1 アレイに 2 つのドライブがあることで、さらにドライブがあるサーバでは、残りのドライブは論理ドライブ 1 の RAID 5 アレイにあります。RAID 設定が誤っている場合は、この手順を続行します。


) RAID が正しく設定されている場合は、この手順は続行しないでください。


ステップ 4 -cfgclr -a0 コマンドを入力し、RAID 設定をクリアします。


注意 RAID 設定をクリアすると、ハード ドライブ上のすべてのデータが削除されます。

ステップ 5 -encinfo -a0 -page 20 コマンドを入力し、ディスク ドライブが含まれているラックのデバイス ID を特定します。

必要な場合、物理ドライブ番号が 0 以外のエントリがあるラックのデバイス ID が見つかるまで、ページを表示します。このデバイス ID 値を置き換えます。 deviceID は、この手順のコマンドで表示されます。

ステップ 6 -pdinfo -physdrv [ deviceID :0] -a0 コマンドを入力し、指定したラックの開始スロット番号を特定します。

このコマンドによって意味のない情報が表示される場合、ドライブはスロット 0 で始まります。エラーが生成された場合、ドライブはスロット 1 で始まります。

ステップ 7 開始スロット番号によって、次のコマンドの 1 つを入力し、1 つめの RAID アレイを設定します。

使用するドライブがスロット 0 で始まる場合、次のコマンドを実行します。

-cfgldadd -r1 [ deviceID :0, deviceID :1] -a0

使用するドライブがスロット 1 で始まる場合、次のコマンドを実行します。

-cfgldadd -r1 [ deviceID :1, deviceID :2] -a0

ステップ 8 サーバに合計 6 のディスク ドライブが含まれている場合、次のコマンドを入力して、2 つめの RAID アレイを設定します。

-cfgldadd -r5 [ deviceID :2, deviceID :3, deviceID :4 deviceID :5] -a0

ステップ 9 サーバに合計 10 のディスク ドライブが含まれている場合、開始スロット番号によって、次のコマンドの 1 つを入力し、2 つめの RAID アレイを設定します。

使用するドライブがスロット 0 で始まる場合、次のコマンドを実行します。

-cfgldadd -r5 [ deviceID :2, deviceID :3, deviceID :4 deviceID :5, deviceID :6, deviceID :7, deviceID :8, deviceID :9] -a0

使用するドライブがスロット 1 で始まる場合、次のコマンドを実行します。

-cfgldadd -r5 [ deviceID :3, deviceID :4 deviceID :5, deviceID :6, deviceID :7, deviceID :8, deviceID :9, deviceID :10] -a0

ステップ 10 以前、ハード ドライブに RAID 設定がなかった場合は、RAID を設定したことになります。以前、ハード ドライブに RAID 設定があった場合は、次の手順に進みます。

ステップ 11 次のコマンドを入力して、論理ボリュームを初期化します。

-ldinit -start -full -l0 -a0 (l0 は、文字の l と番号の 0 で、番号の 10 ではありません)

-ldinit -start -full -l1 -a0 (l1 は、文字の l と番号の 1 で、番号の 11 ではありません)

これによって、ドライブ上のデータがクリアされ、新しいアレイが初期化されます。

ステップ 12 プリブート CLI を終了する前に、これらのコマンドの実行を終了できるようにします。次のコマンドを入力し、コマンドに進捗状況を表示します。

-ldinit -showprog -l0 -a0

-ldinit -showprog -l1 -a0

両方のコマンドによって、初期化が実行されていないことがレポートされた場合、プリブート CLI を安全に終了できます。

ステップ 13 2 つの論理ボリュームを設定後、 q を入力すると、プリブート CLI を終了できます。


 

vSphere クライアントのインストール

ネットワーク上で仮想ホストが使用可能な場合、その IP アドレスにアクセスして、Web ベース インターフェイスを開始できます。vSphere クライアントは Windows ベースのため、Windows PC からダウンロードとインストールを実行する必要があります。

vSphere クライアントがインストールされると、設定した仮想ホストの名前または IP アドレス、root ログイン ID、およびパスワードを使用して実行し、ログインできます。

vCenter を使って管理する場合、ホストを vCenter に結合できます。

VM に使用されるデータベースのアライン


) この項は、搭載ディスク ドライブが 2 基のみのサーバには適用されません。そのようなサーバには、論理ボリュームが 1 つしかありません。


VMWare ESXi をインストールするとき、2 つめの論理ボリュームはアラインされない状態で自動的にインポートされます。VM では、すべてのパーティション(物理、ESXi、および VM)が同じバウンダリで開始されると、より優れたディスク パフォーマンスが得られます。これによって、異なるバウンダリ間でディスク ブロックが断片化することを防ぐことができます。

VM に使用される ESXi パーティションがアラインされるようにするには、アラインされていないデータストア(より大きなディスク パーティション)を削除し、vSphere クライアントを使用して再作成する必要があります。

仮想マシンの作成

シスコでは、使用する仮想ホストにダウンロードし、転送するための VM テンプレートを提供しています。このテンプレートを使用して、Cisco UCS C210 ラックマウント サーバをインストールする VM を作成します。

テンプレートを配置し、VM を作成する前に、新しい VM それぞれに割り当てられているホスト名および IP アドレスが必要です。

次の手順に従って VM を作成し、Cisco UCS C210 ラックマウント サーバをインストールする準備を行います。


ステップ 1 アプリケーションに VM テンプレートをダウンロードします。

詳細については、「仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード」を参照してください。

ステップ 2 Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバにあるデータストアにテンプレートをアップロードします。

この場合には、より小さいデータストア(ESXi をインストール済み)を使用することを推奨します。

ステップ 3 Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバでこれらのテンプレートを使用できるようにします。

ステップ 4 vSphere クライアントを使用してテンプレート ファイルを配置します。新しい VM に次の情報を入力します。

ホスト名

datastore:より大きなデータストアを選択する

ステップ 5 VM の作成を完了します。

これで、アプリケーションの使用に適した容量のメモリ、CPU の数、およびディスクのサイズと数で、新しい VM が作成されました。

ステップ 6 VM に Cisco Unified Communications Manager をインストールします。詳細については、「VM への Cisco Unified Communications Manager のインストール」を参照してください。


 

VM への Cisco Unified Communications Manager のインストール

次の手順に従って、新しい VM に Cisco Unified Communications Manager をインストールします。


ステップ 1 vSphere クライアントで、次に VM がリブートされたときに BIOS 設定が適用されるよう、VM を編集します。

ステップ 2 VM DVD-ROM ドライブで、Cisco Unified Communications Manager インストール メディアを使用できるようにします。

ステップ 3 VM の電源を投入し、次に BIOS 設定で、ハード ドライブの前に CD ROM からブートするように設定します。

ステップ 4 VM のブートを完了します。

Cisco Unified Communications Manager のインストール プログラムが開始されます。インストールの実行に関する詳細については、『 Installing Cisco Unified Communications Manager 』を参照してください。


) Cisco UCS C210 ラックマウント サーバでは、ハードウェア クロックはサポートされていません。NTP を使用する必要があります。ハードウェア クロックを設定するオプションは、インストール プログラムでは使用できません。



 

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバへの移行

Media Convergence Server(MCS サーバ)から Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ サーバへの移行では、サーバ ハードウェアを置き換える手順に類似した手順を実行します。これは、『 Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager 』で説明しています。

表 5 に、移行プロセスの概要およびその他の印刷資料を示します。

 

表 5 Cisco UCS C210 ラックマウント サーバへの移行プロセスの概要

設定手順
関連手順とトピック

ステップ 1

Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager 』を確認します。

この資料では、サーバ ハードウェアを置き換える方法について説明しています。これは、MCS サーバから Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ サーバに移行する方法に類似しています。資料にある置き換え前と置き換え後の作業を実行する必要があります。Cisco Unified Communications Manager のインストール手順を確認し、データを移行します。

Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager

ステップ 2

MCS サーバを Cisco Unified Communications Manager Release 8.0(2) 以降にアップグレードします。

Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide

ステップ 3

MCS サーバと異なる IP アドレスまたはホスト名が、UCS VM で使用されている場合、MCS サーバの IP アドレスおよびホスト名を、UCS VM で使用されている値に変更します。

これは、DRS のバックアップおよび復元を動作させるために必要です。

Changing the IP Address and Host Name for Cisco Unified Communications Manager 』の「Changing the Cluster IP Addresses for Publisher Servers That Are Defined by Host Name」の項を参照してください。

ステップ 4

MCS サーバで DRS バックアップを実行します。

Disaster Recovery System Administration Guide

ステップ 5

Answer File Generator を使用して、Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ サーバのライセンス MAC を生成します。ライセンス MAC は、サーバのライセンスを取得する際に必要です。

ライセンス MAC を取得後、新しいサーバのライセンスを再ホストできます。

「新しいライセンス付与手順によるお客様への影響」

Installing Cisco Unified Communications Manager

ステップ 6

MCS ノードの代わりとして使用される Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ サーバで、仮想マシン(VM)を作成します。

「Cisco UCS C210 ラックマウント サーバのインストール」

ステップ 7

MCS サーバにインストールした Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ サーバに、Cisco Unified Communications Manager の同じリリースをインストールします。

「Cisco UCS C210 ラックマウント サーバのインストール」

Installing Cisco Unified Communications Manager

ステップ 8

DRS の復元を実行して、MCS サーバからバックアップされたデータを Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ サーバに復元します。

Disaster Recovery System Administration Guide

ステップ 9

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ サーバに新しいライセンスをアップロードします。

新しいサーバのライセンスをまだ取得していない場合、まず、ライセンスを要求する必要があります。

(注) 前のライセンスは、有効ではありません。ただし、前のライセンスを使用する場合、追加で 30 日間使用できます。「ライセンス MAC パラメータの変更時の再ホスト ライセンスの取得」を参照してください。

「仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager のライセンス」

Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide

VMware のサポート

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバの使用時には、次の点に注意してください。

サーバに DVD ドライブがない場合、インストール、アップグレード、およびリカバリの手順では、ISO または FLP(仮想フロッピー)などの「ソフト メディア」が使用されるようになりました。

Answer File Generator によって生成されるアンサー ファイル(platformConfig.xml)では、USB キーから読み取って、ユーザ介入なしのインストールを実行することはできません。代わりに、フロッピー ドライブにマウントされるよう、ユーザがアンサー ファイルを FLP イメージに置く必要があります。

保留音の外部ソースおよび Cisco Messaging Interface では、MCS/UCS の混在クラスタが必要です。

USB テープのバックアップはサポートされません。

VMware 仮想スイッチでは、NIC チーミングが設定されています。

ハードウェア SNMP および Syslog は、VMware および UCS Manager に移動されます。

インストール ログは、仮想シリアル ポートのみに書き出されます。

ユーザ介入なしのインストールでは、USB の代わりに仮想フロッピーが使用されます。

Cisco 7800 シリーズの Media Convergence Server で使用される基本的な UPS 統合は、サポートされていません。

ブート順序は、VMware VM の BIOS によって制御されます。

ハードウェア BIOS、ファームウェア、およびドライブは、必要なレベルである必要があり、Cisco Unified Communications Manager でサポートされる VMware 製品およびバージョンと互換性があるように設定する必要があります。

ハードウェア MIB は、サポートされません。

ハードウェア障害アラートおよびハードウェア障害 Syslog メッセージは、使用できません。

CLI では、ハードウェア情報はサポートされません。

SNMP ハードウェア エージェントは、VMware では実行されません。

Real-Time Management Tool クライアント:ハードウェア アラートは生成されません。範囲は仮想マシンに限られ、物理マシンではありません。

CDP では、仮想マシンとしてレポートされます。

特定の種類の Cisco UCS B シリーズ ラックマウント サーバおよび Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバのハードウェア アラートは、CIM アラートを介してのみ使用でき、VMware vCenter または同等の CIM 互換のコンソールで表示する必要があります。詳細については、「関連資料」を参照してください。

Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバについての詳細は、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/c/sw/gui/config/guide/1.1.1/b_Cisco_UCS_C-Series_Servers_Integrated_Management_Controller_Configuration_Guide_1_1_1.html

Cisco UCS C シリーズの Integrated Management Controller の製品インストールおよび設定のガイドについては、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10739/products_installation_and_configuration_guides_list.html

Cisco UCS Manager の製品インストールおよび設定のガイドについては、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10281/products_installation_and_configuration_guides_list.html

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバでの日常操作の実行

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバ ソフトウェア アプリケーションの日常操作は、アプリケーションが MCS サーバにインストールされているときと同じです。

Cisco UCS C210 ラックマウント サーバは仮想環境で動作するため、ハードウェアの管理とモニタリングには、いくつかの違いがあります。詳細については、「関連資料」を参照してください。

ここでは、これらの作業の実行方法について説明します。

「VM からのハードウェアのモニタリング」

「CIMC からのモニタリング」

「vSphere クライアントおよび vCenter からのモニタリング」

VM からのハードウェアのモニタリング

VM で実行されているアプリケーションには、物理ハードウェアをモニタする機能はありません。ハードウェアのモニタリングは、CIMC、ESXi プラグイン、vCenter、または物理的な点検(LED の点滅など)から行う必要があります。

CIMC からのモニタリング

CIMC では次のハードウェア モニタリング機能が提供されています。

CPU、メモリ、および電源の状況の概要

CPU、メモリ、電源、およびストレージなどのハードウェア インベントリの概要

電源、ファン、温度、および電圧のセンサーのモニタリング

BIOS およびセンターのエントリが含まれているシステム イベント ログ

vSphere クライアントおよび vCenter からのモニタリング

vSphere クライアントでは次のモニタリング機能が提供されています。

vCenter にログインしているとき、vSphere クライアントでは、[アラーム(Alarms)] タブで定義されているハードウェア アラームおよびシステム アラームが表示されます。

VM リソースの使用状況が、[仮想マシン(Virtual Machines)] タブおよび各 VM の [パフォーマンス(Performance)] タブで表示されます。

ホストのパフォーマンスおよびリソースの使用状況が、そのホストの [パフォーマンス(Performance)] タブで表示されます。

ESXi がスタンドアロン(vCenter なし)で使用される場合、ハードウェア ステータスおよびリソースの使用状況は使用できますが、アラーム機能は使用できません。

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ

シスコでは、Cisco UCS C200 ラックマウント サーバの実行をサポートしています。

ここでは、Cisco UCS C200 ラックマウント サーバにおける、インストール、アップグレード、および移行に関する変更点について説明します。

「システム要件」

「Cisco UCS C200 ラックマウント サーバの外部メディア」

「Cisco UCS C200 ラックマウント サーバのインストール」

「Cisco UCS C200 ラックマウント サーバへの移行」

「VMware のサポート」

「Cisco UCS C200 ラックマウント サーバでの日常操作の実行」

システム要件

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバを実行するには、使用するシステムが、表 6 に示されている要件を満たしている必要があります。

 

表 6 システム要件

パラメータ
シスコがサポートする設定を満たすために必要な値

サポートされる仮想マシンの設定

http://www.cisco.com/go/uc-virtualized にある資料を参照してください。

VM を作成し、正しく設定するには、シスコ提供の OVA テンプレートを使用します。「仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード」を参照してください。

仮想マシン設定の詳細については、 http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_Virtualization_Downloads_%28including_OVA/OVF_Templates%29 にある資料を参照してください。

仮想マシン(VM)ごとの IOPS

http://www.cisco.com/go/uc-virtualized にある資料を参照してください。

CPU とメモリのオーバーサブスクリプション

なし

VMware のバージョン

最低限必要な vSphere ESXi のバージョンを含む vSphere ESXi バージョンの互換性については、 http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_VMware_Requirements#Supported_Versions_of_VMware_vSphere_ESXi を参照してください。

(注) Cisco UCS C200 ラックマウント サーバの実行には、ESX ではなく ESXi を使用してください。ただし、ラック サーバは、ESX ホストが含まれている VMware vCenter の一部であることができます。

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバを正常に動作させるには、VMware ESXi が実行されているホスト サーバを管理する経験および技能が必要です。経験がなく、必要な情報を迅速に取得する場合は、VMware のインストールを補助する Web ベースのアプリケーション VMware GO の使用を検討します。詳細については、VMware GO の資料を参照してください。


) VMware GO を使用する場合でも、Cisco UCS C200 ラックマウント サーバでは、サポートされる VMware の設定の使用が必要です。これは、http://www.cisco.com/go/swonly および http://www.cisco.com/go/uc-virtualized の両方に記載されています。


Cisco UCS C200 ラックマウント サーバの外部メディア

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバでは、(インストールおよびアップグレードなどの)外部メディアが必要な手順で、ISO または FLP(仮想フロッピー)などの「ソフト メディア」が使用されます。USB ドライブなどの物理的な外部デバイスはサポートされません。


) ソフト メディア上では、バックアップおよび復元はサポートされません。


VMware では、仮想 USB インターフェイスはサポートされません。次に、MCS サーバと Cisco UCS C200 ラックマウント サーバとの間での外部メディア サポートについて、いくつかの異なる例を示します。

インストール ログのダンプは、USB キーに出力できません。これらのログでは、VM のシリアル ポートを介してファイルにダンプが出力されます。

Answer File Generator によって生成されるアンサー ファイル(platformConfig.xml)では、USB キーから読み取って、ユーザ介入なしのインストールを実行することはできません。代わりに、フロッピー ドライブにマウントされるよう、ユーザがアンサー ファイルを FLP イメージに置く必要があります。

USB テープ ドライブのバックアップはサポートされません。代わりに、SFTP を使用します。

USB 接続を介した保留音はサポートされません。代わりに、Cisco 7800 Series Media Convergence Server を使用します。

メッセージ待機インジケータ(MWI)の Cisco Messaging Interface(CMI)は、シリアル ポートを介した場合、サポートされません。代わりに、Cisco 7800 Series Media Convergence Server を使用します。

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバのインストール

ここでは、Cisco UCS C200 ラックマウント サーバのフレッシュ インストールを実行する方法について説明します。

「サーバのインストールおよび設定に関する設定チェックリスト」

「設置の準備」

「RAID の設定」

「vSphere クライアントのインストール」

「仮想マシンの作成」

「VM への Cisco Unified Communications Manager のインストール」

サーバのインストールおよび設定に関する設定チェックリスト

表 7 に、Cisco UCS C200 ラックマウント サーバのインストールおよび設定に必要な主な手順のチェックリストを示します。関連資料欄には、この手順に関連する参照資料を示します。

 

表 7 サーバのインストールおよび設定に関する設定チェックリスト

設定手順
関連資料

ステップ 1

サーバの設置を準備します。

「設置の準備」

『Cisco UCS C200 Installation and Service Guide』

ステップ 2

サーバを物理的に設置し、接続します。

『Cisco UCS C200 Installation and Service Guide』

ステップ 3

サーバで電源を投入し、リモート管理用の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)の設定を行います。

『Cisco UCS C200 Installation and Service Guide』

ステップ 4

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバと別に Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバを購入した場合、次の仕様に従って RAID を設定します。

論理ドライブ 0 用の RAID 10 アレイ

4 つのドライブの RAID 10 ボリューム

「RAID の設定」

『Cisco UCS C200 Installation and Service Guide』

ステップ 5

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバと別に Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバを購入した場合、次の仕様に従って BIOS を設定します。

Quiet モードを無効にします。

CDROM アクセスの拡張 SATA を有効にします。

次のブート順序を設定します。

1 番めに SATA5:Optiarc DVD

2 番めに PCI RAID アダプタ

『Cisco UCS C200 Installation and Service Guide』

ステップ 6

VMware ESXi をインストールし、設定します。サポートされる VMware ESXi のバージョンについては、表 6を参照してください。

『Cisco UCS C-Series Servers VMware Installation Guide』

VMware ESXi の資料

ステップ 7

vSphere クライアントをインストールします。

「vSphere クライアントのインストール」

vSphere Client の資料

ステップ 8

仮想マシン(VM)をインストールし、設定します。

「仮想マシンの作成」

「仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード」

ステップ 9

VM に Cisco Unified Communications Manager をインストールします。

「VM への Cisco Unified Communications Manager のインストール」

設置の準備

ここでは、データセンターにはない、スタンドアロンの設定での、Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ サーバの設置準備方法について説明します。

設置前に、次のリソースを確保する必要があります。

2 RU の Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバを設置するラック内のスペース。

次のような、Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバに近いスイッチ上の 3 つのイーサネット ポート。

1 つのポートは CIMC 用。

2 つのポートは LAN on motherboard(LOM)NIC 用。

オプションで、Broadcom NIC 用の最大 4 つまでの IP アドレス(使用するサーバにある場合)。

CIMC 管理ポートの IP アドレス。

仮想ホストの IP アドレス。これは、Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバの IP アドレスで、ESXi によって使用されます。

LAN on motherboard(LOM)NIC 用の最大 4 つまでの IP アドレス。

ホスト名と、オプションで設定される、仮想ホストのホスト名の DNS。

VM の IP アドレス。

RAID の設定

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバと別に Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバを購入した場合、次の仕様に従って RAID を設定します。

論理ドライブ 0 用の RAID 10 アレイ

4 つのドライブの RAID 10 ボリューム

次の手順に従って、この作業を実行します。


ステップ 1 サーバをブートし、ブート中に F2 プロンプトに注目します。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら F2 を押し、BIOS Setup ユーティリティを入力します。

ステップ 3 BIOS Setup ユーティリティのメイン ページで、Quiet Boot が [無効(Disabled)] であることを確認するか、[無効(Disabled)] に設定します。これによって、Cisco ロゴ画面の代わりに、デフォルトではないメッセージ、プロンプト、および POST メッセージが、ブート中に表示されます。

ステップ 4 F10 を押して変更を保存し、ユーティリティを終了します。

ステップ 5 サーバのブート中に、Ctrl+Y を押し、プリブート CLI を開始します。

ステップ 6 次のコマンドを入力し、現在の RAID 設定を特定します。

-ldinfo -l0 -a0

必要な設定は、論理ドライブ 0 の RAID 10 アレイにある 4 つのドライブです。RAID 設定が誤っている場合は、この手順を続行します。


) RAID が正しく設定されている場合は、この手順は続行しないでください。


ステップ 7 -cfgclr -a0 コマンドを入力し、RAID 設定をクリアします。


注意 RAID 設定をクリアすると、ハード ドライブ上のすべてのデータが削除されます。

ステップ 8 -encinfo -a0 -page 20 コマンドを入力し、ディスク ドライブが含まれているラックの デバイス ID を特定します。


) 4 つのドライブがある UCS C200 M2 ラック マウント サーバでは、デバイス ID は、通常、252 です。これに当てはまらない場合、encinfo の出力から取得されたラック ID を使用してください。


ステップ 9 -pdinfo -physdrv [device ID :0] -a0 コマンドを入力し、指定したラックの開始スロット番号を特定します。

このコマンドによって意味のない情報が表示される場合、ドライブはスロット 0 で始まります。エラーが生成された場合、ドライブはスロット 1 で始まります。


) 4 つのドライブがある UCS C200 M2 ラック マウント サーバでは、ドライブはスロット 0 から始まります。


ステップ 10 次のコマンドを入力し、RAID アレイを設定します。

-CfgSpanAdd -r10 -Array0[enclosureID:0,enclosureID:1] -Array1[enclosureID:2,enclosureID:3] -a0

ステップ 11 以前、ハード ドライブに RAID 設定がなかった場合は、RAID を設定したことになります。以前、ハード ドライブに RAID 設定があった場合は、次の手順に進みます。

ステップ 12 次のコマンドを入力して、論理ボリュームを初期化します。

-ldinit -start -full -l0 -a0 (l0 は、文字の l と番号の 0 で、番号の 10 ではありません)

これによって、ドライブ上のデータがクリアされ、新しいアレイが初期化されます。プリブート CLI を終了する前に、このコマンドの実行を終了できるようにします。

ステップ 13 これを行う場合、次のコマンドを入力し、ステップ 12 で入力したコマンドの進捗状況を表示できます。

-ldinit -showprog -l0 -a0

ステップ 13 での表示コマンドで、初期化が実行中ではないことがレポートされた場合、プリブート CLI を中断することは安全です。

ステップ 14 2 つの論理ボリュームを設定後、 q を入力すると、プリブート CLI を終了できます。


ヒント Quiet Boot が無効にされた後でもプリブート CLI を起動できない場合(つまり、Ctrl+Y オプションを使用できず、キー シーケンスが動作していない場合)、WebBios(Ctrl+H)を使用して RAID 10 を設定できます。Web Bios を使用するには、PS2 キーボードおよびマウスの代わりに、USB キーボードおよび USB マウスを使用する必要があります。Disks 0 と 1 が含まれている DG0 とディスク 2 と 3 が含まれている DG1 で、2 つのドライブ グループ(DG)を使用します。


 

vSphere クライアントのインストール

ネットワーク上で仮想ホストが使用可能な場合、その IP アドレスにアクセスして、Web ベース インターフェイスを開始できます。vSphere クライアントは Windows ベースのため、Windows PC からダウンロードとインストールを実行する必要があります。

vSphere クライアントがインストールされると、設定した仮想ホストの名前または IP アドレス、root ログイン ID、およびパスワードを使用して実行し、ログインできます。

vCenter を使って管理する場合、ホストを vCenter に結合できます。

仮想マシンの作成

シスコでは、使用する仮想ホストにダウンロードし、転送するための VM テンプレートを提供しています。このテンプレートを使用して、Cisco UCS C200 ラックマウント サーバをインストールする VM を作成します。

テンプレートを配置し、VM を作成する前に、新しい VM それぞれに割り当てられているホスト名および IP アドレスが必要です。

次の手順に従って VM を作成し、Cisco UCS C200 ラックマウント サーバをインストールする準備を行います。


ステップ 1 アプリケーションに VM テンプレートをダウンロードします。

詳細については、「仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード」を参照してください。

ステップ 2 Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバにあるデータストアにテンプレートをアップロードします。

ステップ 3 Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバでこれらのテンプレートを使用できるようにします。

ステップ 4 vSphere クライアントを使用してテンプレート ファイルを配置します。新しい VM に次の情報を入力します。

ホスト名

datastore:データストアを選択する

ステップ 5 VM の作成を完了します。

これで、アプリケーションの使用に適した容量のメモリ、CPU の数、およびディスクのサイズと数で、新しい VM が作成されました。

ステップ 6 VM に Cisco Unified Communications Manager をインストールします。詳細については、「VM への Cisco Unified Communications Manager のインストール」を参照してください。


 

VM への Cisco Unified Communications Manager のインストール

次の手順に従って、新しい VM に Cisco Unified Communications Manager をインストールします。


ステップ 1 vSphere クライアントで、次に VM がリブートされたときに BIOS 設定が適用されるよう、VM を編集します。

ステップ 2 VM DVD-ROM ドライブで、Cisco Unified Communications Manager インストール メディアを使用できるようにします。

ステップ 3 VM の電源を投入し、次に BIOS 設定で、ハード ドライブの前に CD ROM からブートするように設定します。

ステップ 4 VM のブートを完了します。

Cisco Unified Communications Manager のインストール プログラムが開始されます。インストールの実行に関する詳細については、『 Installing Cisco Unified Communications Manager 』を参照してください。


 

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバへの移行

Media Convergence Server(MCS サーバ)から Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ サーバへの移行では、サーバ ハードウェアを置き換える手順に類似した手順を実行します。これは、『 Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager 』で説明しています。

表 8 に、移行プロセスの概要およびその他の印刷資料を示します。

 

表 8 Cisco UCS C200 ラックマウント サーバへの移行プロセスの概要

設定手順
関連手順とトピック

ステップ 1

Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager 』を確認します。

この資料では、サーバ ハードウェアを置き換える方法について説明しています。これは、MCS サーバから Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ サーバに移行する方法に類似しています。資料にある置き換え前と置き換え後の作業を実行する必要があります。Cisco Unified Communications Manager のインストール手順を確認し、データを移行します。

Replacing a Single Server or Cluster for Cisco Unified Communications Manager

ステップ 2

MCS サーバを Cisco Unified Communications Manager Release 8.0(2c) 以降にアップグレードします。

Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide

ステップ 3

MCS サーバと異なる IP アドレスまたはホスト名が、UCS VM で使用されている場合、MCS サーバの IP アドレスおよびホスト名を、UCS VM で使用されている値に変更します。

これは、DRS のバックアップおよび復元を動作させるために必要です。

Changing the IP Address and Host Name for Cisco Unified Communications Manager 』の「Changing the Cluster IP Addresses for Publisher Servers That Are Defined by Host Name」の項を参照してください。

ステップ 4

MCS サーバで DRS バックアップを実行します。

Disaster Recovery System Administration Guide

ステップ 5

Answer File Generator を使用して、Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ サーバのライセンス MAC を生成します。ライセンス MAC は、サーバのライセンスを取得する際に必要です。

ライセンス MAC を取得後、新しいサーバのライセンスを再ホストできます。

「新しいライセンス付与手順によるお客様への影響」

Installing Cisco Unified Communications Manager

ステップ 6

MCS ノードの代わりとして使用される Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ サーバで、仮想マシン(VM)を作成します。

「Cisco UCS C200 ラックマウント サーバのインストール」

ステップ 7

MCS サーバにインストールした Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ サーバに、Cisco Unified Communications Manager の同じリリースをインストールします。

「Cisco UCS C200 ラックマウント サーバのインストール」

Installing Cisco Unified Communications Manager

ステップ 8

DRS の復元を実行して、MCS サーバからバックアップされたデータを Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ サーバに復元します。

Disaster Recovery System Administration Guide

ステップ 9

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ サーバに新しいライセンスをアップロードします。

新しいサーバのライセンスをまだ取得していない場合、まず、ライセンスを要求する必要があります。

(注) 前のライセンスは、有効ではありません。ただし、前のライセンスを使用する場合、追加で 30 日間使用できます。「ライセンス MAC パラメータの変更時の再ホスト ライセンスの取得」を参照してください。

「仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager のライセンス」

Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide

VMware のサポート

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバの使用時には、次の点に注意してください。

VMware 機能サポートの詳細については、 http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_VMWare_Requirements#VMware_Infrastructure_Feature_Support にある資料を参照してください。

サーバに DVD ドライブがない場合、インストール、アップグレード、およびリカバリの手順では、ISO または FLP(仮想フロッピー)などの「ソフト メディア」が使用できるようになりました。詳細については、「Cisco UCS C200 ラックマウント サーバの外部メディア」を参照してください。

VMware 仮想スイッチでは、NIC チーミングが設定されています。

ハードウェア SNMP および Syslog は、VMware および UCS Manager に移動されます。

インストール ログは、仮想シリアル ポートのみに書き出されます。

Cisco 7800 シリーズの Media Convergence Server で使用される基本的な UPS 統合は、サポートされていません。

ブート順序は、VMware VM の BIOS によって制御されます。

ハードウェア BIOS、ファームウェア、およびドライブは、必要なレベルである必要があり、Cisco Unified Communications Manager でサポートされる VMware 製品およびバージョンと互換性があるように設定する必要があります。

ハードウェア MIB は、サポートされません。

ハードウェア障害アラートおよびハードウェア障害 Syslog メッセージは、使用できません。

CLI では、ハードウェア情報はサポートされません。

SNMP ハードウェア エージェントは、VMware では実行されません。

Real-Time Management Tool クライアント:ハードウェア アラートは生成されません。範囲は仮想マシンに限られ、物理マシンではありません。

CDP では、仮想マシンとしてレポートされます。

特定の種類の Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバのハードウェア アラートは、CIM アラートを介してのみ使用でき、VMware vCenter または同等の CIM 互換のコンソールで表示する必要があります。詳細については、「関連資料」を参照してください。

Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバについての詳細は、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/c/sw/gui/config/guide/1.1.1/b_Cisco_UCS_C-Series_Servers_Integrated_Management_Controller_Configuration_Guide_1_1_1.html

Cisco UCS C シリーズの Integrated Management Controller の製品インストールおよび設定のガイドについては、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10739/products_installation_and_configuration_guides_list.html

Cisco UCS Manager の製品インストールおよび設定のガイドについては、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10281/products_installation_and_configuration_guides_list.html

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバでの日常操作の実行

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバ ソフトウェア アプリケーションの日常操作は、アプリケーションが MCS サーバにインストールされているときと同じです。

Cisco UCS C200 ラックマウント サーバは仮想環境で動作するため、ハードウェアの管理とモニタリングには、いくつかの違いがあります。詳細については、「関連資料」を参照してください。

ここでは、これらの作業の実行方法について説明します。

「VM からのハードウェアのモニタリング」

「CIMC からのモニタリング」

「vSphere クライアントおよび vCenter からのモニタリング」

VM からのハードウェアのモニタリング

VM で実行されているアプリケーションには、物理ハードウェアをモニタする機能はありません。ハードウェアのモニタリングは、CIMC、ESXi プラグイン、vCenter、または物理的な点検(LED の点滅など)から行う必要があります。

CIMC からのモニタリング

CIMC では次のハードウェア モニタリング機能が提供されています。

CPU、メモリ、および電源の状況の概要

CPU、メモリ、電源、およびストレージなどのハードウェア インベントリの概要

電源、ファン、温度、および電圧のセンサーのモニタリング

BIOS およびセンターのエントリが含まれているシステム イベント ログ

vSphere クライアントおよび vCenter からのモニタリング

vSphere クライアントでは次のモニタリング機能が提供されています。

vCenter にログインしているとき、vSphere クライアントでは、[アラーム(Alarms)] タブで定義されているハードウェア アラームおよびシステム アラームが表示されます。

VM リソースの使用状況が、[仮想マシン(Virtual Machines)] タブおよび各 VM の [パフォーマンス(Performance)] タブで表示されます。

ホストのパフォーマンスおよびリソースの使用状況が、そのホストの [パフォーマンス(Performance)] タブで表示されます。

ESXi がスタンドアロン(vCenter なし)で使用される場合、ハードウェア ステータスおよびリソースの使用状況は使用できますが、アラーム機能は使用できません。

仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager のライセンス

ここでは、仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager のライセンスについて説明します。

「新しいライセンス付与手順によるお客様への影響」

「サポート対象仮想マシンの構成とライセンス」


) ご使用のオペレーティング システムのライセンスの詳細については、http://www.vmware.com を参照してください。


新しいライセンス付与手順によるお客様への影響

仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager では、MCS サーバの Cisco Unified Communications Manager と異なるライセンス モデルが使用されます。NIC カードの MAC アドレスは、ライセンスのサーバへの関連付けには使用されなくなりました。

代わりに、ライセンスはライセンス MAC に関連付けられます。ライセンス MAC は、サーバ上に設定する次のパラメータを合わせて作成される、12 桁の 16 進数の値です。

Time zone

NTP server 1(または「none」)

NIC speed(または「auto」)

Hostname

IP Address(または「dhcp」)

IP Mask(または「dhcp」)

Gateway Address(または「dhcp」)

Primary DNS(または「dhcp」)

SMTP server(または「none」)

Certificate Information(Organization、Unit、Location、State、Country)

ライセンス MAC を取得する方法は、次のとおりです。

インストール前に、Answer File Generator( http://www.cisco.com/web/cuc_afg/index.html )を使用します。アンサー ファイルを生成するときに、ライセンス MAC も取得します。


) この方法を使用する場合、Answer File Generator および Cisco Unified Communications Manager インストール プログラムと同等のパラメータ値を入力するようにしてください。入力しなかった場合、ライセンスは無効になります。


インストール後、Cisco Unified CM の管理 で [表示(Show)] > [システム(System)] を表示します。

インストール後、CLI コマンド show status を使用します。

新しいライセンスの取得

www.cisco.com/go/license でライセンス MAC の製品アクティベーション キー(PAK)を回復する手順は変更されます。この URL でライセンス MAC の PAK を回復するときには、取得するライセンスのタイプを選択するプロンプトが表示されます。

物理 MAC アドレス:これは、MCS サーバに Cisco Unified Communications Manager がインストールされるときに使用されます。

ライセンス MAC アドレス:これは、仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager に Cisco Unified Communications Manager がインストールされるときに使用されます。

この選択を行う場合、ライセンス ファイルの生成とインストールでは、同じプロセスが使用されます。

ライセンス MAC パラメータの変更時の再ホスト ライセンスの取得

ライセンス MAC を作成するいずれかのパラメータを変更する場合、一緒に取得したライセンスは無効になります。ライセンスの再ホストを要求し、有効なライセンスを取得する必要があります。古いライセンスは、30 日間の猶予期間、動作します。

ライセンスを再ホストするには、ライセンス チームとともにケースを開き、置き換えるサーバのライセンスを取得する必要があります。ライセンス チーム( licensing@cisco.com )までお問い合わせください。

猶予期間中、元のライセンスを再度有効にするよう、ライセンスされた値に設定を戻すことができます。30 日間より長い猶予期間が必要な場合は、ライセンスされた値に設定を戻したあと、使用する新しい値に変更します。さらに 30 日間の猶予期間が付与されます。

サポート対象仮想マシンの構成とライセンス

シスコからのサポートを受けるには、仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager を実行する仮想マシンの構成は、表示されている仕様に一致する必要があります。

Cisco Unified Communications Manager は、他の仮想マシン構成にもインストールし、ライセンスを取得できますが、シスコでは、これらの構成はサポートしていません。

仮想マシン テンプレート(OVA テンプレート)のダウンロード

Cisco Unified Communications Manager 仮想マシンの構成は、サポート対象仮想マシン テンプレートに一致させる必要があります。

次の手順を実行し、仮想サーバの Cisco Unified Communications Manager の仮想マシン テンプレートを取得します。

手順


ステップ 1 ブラウザで、次の URL を選択します。

http://tools.cisco.com/support/downloads/go/Redirect.x?mdfid=278875240

ステップ 2 プロンプトが表示されたら、テキスト ボックスに Cisco.com の [ユーザ名:(User Name:)] および [パスワード:(Password:)] を入力し、[ログイン(Log In)] ボタンをクリックします。

ステップ 3 [IP 電話(IP Telephony)] > [コール制御(Call Control)] > [Cisco Unified Communications Manager (CallManager)] > [Cisco Unified Communications Manager Version 8.0] の順に選択します。

ステップ 4 [Unified Communications Manager 仮想マシン テンプレート(Unified Communications Manager Virtual Machine Templates)] リンクをクリックします。

ステップ 5 Latest Releases フォルダで、[1.0(1)] リンクをクリックします。

ステップ 6 [今すぐダウンロード(Download Now)] ボタンをクリックします。プロンプトに従い、必要な情報を入力し、ソフトウェアをダウンロードします。

ステップ 7 [Download Cart(ダウンロード カート)] ウィンドウが表示されたら、[Readme] リンクをクリックし、仮想マシン テンプレートのリリース情報を参照します。


 

関連資料

UCS RAID Controller SMI-S Reference Guide 』では、Cisco UCS Server での Storage Management Initiative Specification(SMI-S)サポートについて説明しています。これは、次の URL にあります。

http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/sw/utilities/raid/reference/guide/ucs_raid_smis_reference.html

Cisco Unified Communications Manager リリースのサポート対象サーバの正式なリストは、次の URL にあります。

http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/voicesw/ps6790/ps5748/ps378/prod_brochure0900aecd8062a4f9.html

Cisco Unified Communications 仮想化サーバの技術仕様は、次の URL にあります。

http://www.cisco.com/en/US/prod/collateral/voicesw/ps6790/ps5748/ps378/solution_overview_c22-597556.html

vCenter Server、ESX ホスト、およびその他のネットワーク コンポーネントの管理アクセス用の TCP ポートおよび UDP ポートの一覧は、次の URL にある技術情報 1012382 に示されています。

http://kb.vmware.com

仮想化サーバでのその他の Cisco Unified Communications 製品の導入について説明している Cisco Unified Communications の仮想化の Wiki は、次の URL にあります。

http://docwiki.cisco.com/wiki/Unified_Communications_Virtualization

仮想マシンでの Cisco Unity Connection への移行

仮想マシンでの Cisco Unity Connection への移行に関する詳細は、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_installation_guides_list.html にある該当の『 Reconfiguration and Upgrade Guide for Cisco Unity Connection 』の「Migrating from a Cisco Unity Connection Physical Server to a Connection 8.x Virtual Machine」の章を参照してください。