Cisco CallManager Release 4.1(3) アップグレード手順
アップグレード中のサーバ交換
アップグレード中のサーバ交換
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 959KB) | フィードバック

目次

アップグレード中のサーバ交換

Cisco CallManager アップグレード中の Cisco CallManager パブリッシャ データベース サーバの交換

Cisco CallManager アップグレード中の Cisco CallManager サブスクライバ サーバの交換

アップグレード中のハードウェア交換のトラブルシューティング

アップグレード中のサーバ交換

本書では、サーバで実行するアプリケーションは Cisco CallManager だけであることを想定しています。また、Cisco CallManager、Cisco Customer Response Solutions(CRS)、およびサードパーティ製のシスコ認定のアプリケーションが同じサーバにインストールされている共存サーバの交換に関する手順については説明していません。

これから説明する手順を使用して、パブリッシャ データベース サーバだけ、サブスクライバ サーバだけ、複数のサブスクライバ サーバ、またはパブリッシャ データベース サーバとサブスクライバ サーバの両方を、アップグレード中に交換することができます。マニュアルで特に指示のない限り、すべての手順は順次、つまり一度に 1 台のサーバに対して行ってください。


注意 これらの手順により、コール処理が中断されます。同じメンテナンス ウィンドウ内でこの手順を実行することを強く推奨します。バックアップの実行後は、既存のパブリッシャ データベース サーバを変更しないでください。バックアップ後に行った変更内容は、新しいデータベース内には存在しません。

Cisco CallManager 4.1(3) アップグレード中の Cisco CallManager パブリッシャ データベース サーバの交換

次の手順を実行してください。

手順


ステップ 1 既存の Cisco CallManager パブリッシャ データベース サーバに関して、ステップ 2ステップ 6 を実行します。

既存の Cisco CallManager パブリッシャ データベース サーバで作業を実行(必須)

ステップ 2 現行システムのコンピュータ名、ネットワーク カードの Speed 設定および Duplex 設定、IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、DNS、および WINS などの、すべてのネットワーク設定を記録します。既存のクラスタ内のサーバの設定を記録します。つまり、すべてのソフトウェア バージョン、Cisco CallManager サービス、共存アプリケーション、およびプラグインを記録して、アップグレード後に、これらを再インストールできるようにします。 表6-1 にこれらの情報を記録します。

 

表6-1 サーバ設定

サーバ設定
ユーザ使用欄

コンピュータ名

NIC Speed/Duplex 設定

IP アドレス

サブネット マスク

デフォルト ゲートウェイ

DNS 設定

WINS 設定

Cisco CallManager サービス

(Cisco CallManager Serviceability を参照)

共存アプリケーション

(アプリケーション タイプとバージョンを記録)

サードパーティ製のシスコ認定のアプリケーション

(アプリケーション タイプとバージョンを記録)

Cisco CallManager Administration のプラグイン

その他の関連情報

ステップ 3 4 つのドライブを持つサーバを交換している場合は、サーバのトレース ディレクトリ パスをデフォルトの C: ドライブに設定することを推奨します。『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

ステップ 4 Cisco IP Telephony Backup and Restore System (BARS) Administration Guide 』を参照して、次の作業を実行します。本書の最新版を入手するには、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/backup/index.htm にアクセスしてください。

a. パブリッシャ データベース サーバで Cisco IP Telephony Backup and Restore System (BARS) Version 4.0(7)(またはそれ以降)をインストールして設定し、サーバをリブートします。

b. 既存の Cisco CallManager データをバックアップします。


注意 ネットワーク ディレクトリまたはローカル テープ デバイスにデータを確実にバックアップしてください。

バックアップの実行後は、既存のパブリッシャ データベース サーバを変更しないでください。バックアップ後に行った変更内容は、新しいデータベース内には存在しません。

ステップ 5 HOST ファイルおよび LMHOST ファイルを、C:\WINNT\SYSTEM32\DRIVERS\ETC からバックアップ データが保存されているネットワーク ディレクトリにコピーします。この作業は、フロッピーディスクで実行できます。

ステップ 6 Cisco CallManager パブリッシャ データベース サーバの電源をオフにして、ネットワークから切断します。

新規のパブリッシャ データベース サーバを準備

ステップ 7 新規のサーバをネットワークに接続して、サーバの電源をオンにします。シスコが提供するオペレーティング システム ディスクを使用して、まだデータのない新規のパブリッシュ データベース サーバにオペレーティング システム バージョン 2000.2.4 をインストールします。オペレーティング システムのマニュアルを入手するには、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/iptel_os/index.htm にアクセスしてください。


注意 オペレーティング システムのインストールでは、New Installation and Server Replacement オプションを必ず選択してください。正確なコンピュータ名と、Cisco CallManager を実行するパブリッシャ データベース サーバのネットワーク設定情報を入力する必要があります。I am recovering a system from backup チェックボックスはオフにしてください。新規のパブリッシャ データベース サーバを Windows のドメインに参加させないでください。ドメインに参加させると、Cisco CallManager のインストールが失敗します。

ステップ 8 Cisco CallManager に付属する Cisco IP Telephony Server Operating System OS Upgrade Disk を使用して、シスコが提供するオペレーティング システムをバージョン 2000.2.7 にアップグレードします。アップグレードを実行する前に、オペレーティング システム暗号化ソフトウェアのページに記載されているオペレーティング システムの readme 情報を必ず読んでください。このサイトには、
http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml の Cisco CallManager ソフトウェア ページからアクセスできます。

ステップ 9 最新の Cisco IP Telephony Server Operating System サービス リリース(2000-2.7sr2 またはそれ以降)をダウンロードして、インストールします。オペレーティング システム サービス リリースは、音声製品のオペレーティング システム暗号化ソフトウェアのページに配置されています。Cisco CallManager ソフトウェア ページからこのサイトに移動できます。

インストールの説明については、ファイル別の readme 資料、『 Cisco IP Telephony Operating System, SQL Server, Security Updates 』、 および Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server 』を参照してください。これらのマニュアルの最新版を入手するには、
http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml にアクセスしてください。

ステップ 10 最新の OS 関連のセキュリティ ホットフィックスがある場合は、ダウンロードしてインストールします。

オペレーティング システムに関連するセキュリティ ホットフィックスは、音声製品のオペレーティング システム暗号化ソフトウェアのページに配置されています。Cisco CallManager ソフトウェア ページからこのサイトに移動できます。

インストールの説明については、ファイル別の readme 資料、『 Cisco IP Telephony Operating System, SQL Server, Security Updates 』、 および Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server 』を参照してください。これらのマニュアルの最新版を入手するには、
http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml にアクセスしてください。

ステップ 11 Host ファイルおよび LMHOST ファイルを新規のパブリッシャ データベース サーバの C:\WINNT\SYSTEM32\DRIVERS\ETC にコピーして、サーバをリブートします。

ステップ 12 Cisco CallManager Release 4.1(3) インストレーション ガイド 』を入手します。最新版を入手するには、 http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm にアクセスしてください。

日本語マニュアルについては、Cisco.com 日本語マニュアルページ
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/ )を参照してください。

ステップ 13 Cisco CallManager Release 4.1(3) インストレーション ガイド 』を参照して、Cisco CallManager のインストールを実行します。

ステップ 14 バックアップ データを新規のパブリッシャ データベース サーバに復元します。バックアップと復元のユーティリティのマニュアルを入手するには、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/backup/index.htm にアクセスしてください。


ヒント 新規のサーバが予期したとおりに動作することを確認します。インストール後およびアップグレード後の作業を検討し、必要な作業を確認して実行してください。インストール後の作業に関して Cisco CallManager のインストール マニュアルを参照するには、http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm にアクセスしてください。

ステップ 15 マニュアルを参照し、Cisco CallManager 4.1(3) のアップグレードを実行します。


ヒント 新規のサーバが予期したとおりに動作することを確認します。アップグレード後の作業を検討し、必要な作業を確認して実行してください。アップグレード後の作業を検討するには、「アップグレード後の作業の実行」を参照してください。


 

Cisco CallManager 4.1(3) アップグレード中の Cisco CallManager サブスクライバ サーバの交換

サブスクライバ サーバでの Cisco CallManager のインストールは順次、つまり一度に 1 台のサーバで実行する必要があります。


注意 パブリッシャ データベース サーバおよびサブスクライバ サーバを交換する場合は、最初にパブリッシャ データベース サーバを交換し、データを移行してサービスが予期したとおりに開始したことを確認します。

これらの手順は、パブリッシャ データベース サーバが活動している活動中のネットワーク上で実行します。


ワンポイント・アドバイス 新規のハードウェアが現在のシステムと同じネットワークに接続されていない場合、必要に応じて、オペレーティング システムのインストールをすべての新規サーバで同時に実行できます。本書の手順に従って、物理的に分離されたネットワークでオペレーティング システムを確実にインストールします。この方法でオペレーティング システムをインストールすると、実稼働ネットワークに実際のハードウェアを移行するときに、サーバ当たり約 1 時間プロセスを短縮できます。



ヒント 1 番目のサブスクライバ サーバをインストール後、そのサーバとアプリケーションが予期したとおりに動作することを確認します。サーバが予期したとおりに動作しない場合は、活動中の(新規の)パブリッシャ データベース サーバとサブスクライバ サーバの電源をオフにし、パブリッシャ データベース サーバの電源をオンにして、サブスクライバ サーバを元の状態に再構成します。サブスクライバ サーバのハードウェアを交換した場合は、旧サブスクライバ サーバの電源を復旧します。

2 番目のサブスクライバ サーバをインストールして予期したとおりに動作することを確認した後で、クラスタを元の状態に復元することを選択した場合、コール処理の中断が発生することがあります。


手順


ステップ 1 現行システムのコンピュータ名、ネットワーク カードの Speed 設定および Duplex 設定、IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、DNS、および WINS などの、すべてのネットワーク設定を記録します。既存のクラスタ内のサーバの設定を記録します。つまり、すべてのソフトウェア バージョン、Cisco CallManager サービス、共存アプリケーション、およびプラグインを記録して、アップグレード後に、これらを再インストールできるようにします。これらの情報を記録するには、 表6-1 を使用します。

ステップ 2 Cisco CallManager サブスクライバ サーバの電源をオフにして、ネットワークから切断します。

ステップ 3 新規のサーバをネットワークに接続して、サーバの電源をオンにします。

ステップ 4 シスコが提供するオペレーティング システム ディスクを使用して、まだデータのない新規のサーバにオペレーティング システム 2000.2.4(またはそれ以降)をインストールします。


注意 オペレーティング システムのインストールでは、New Installation or Server Replacement オプションを必ず選択してください。

I am recovering a system from backup チェックボックスはオフにしてください。

オペレーティング システムのインストール中は、サーバを Windows のドメインに参加させないでください。ドメインに参加させると、Cisco CallManager のインストールが失敗します。

ステップ 5 Cisco CallManager に付属する Cisco IP Telephony Server Operating System OS Upgrade Disk を使用して、シスコが提供するオペレーティング システムをバージョン 2000.2.7 にアップグレードします。アップグレードを実行する前に、オペレーティング システム暗号化ソフトウェアのページに記載されているオペレーティング システムの readme 情報を必ず読んでください。このサイトには、
http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml の Cisco CallManager ソフトウェア ページからアクセスできます。

ステップ 6 最新の Cisco IP Telephony Server Operating System サービス リリース(2000-2-7sr2 またはそれ以降)をダウンロードして、インストールします。オペレーティング システム サービス リリースは、音声製品のオペレーティング システム暗号化ソフトウェアのページに配置されています。Cisco CallManager ソフトウェア ページからこのサイトに移動できます。

インストールの説明については、ファイル別の readme 資料、『 Cisco IP Telephony Operating System, SQL Server, Security Updates 』、 および Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server 』を参照してください。これらのマニュアルの最新版を入手するには、
http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml にアクセスしてください。

ステップ 7 最新の OS 関連のセキュリティ ホットフィックスがある場合は、ダウンロードしてインストールします。

オペレーティング システムに関連するセキュリティ ホットフィックスは、音声製品のオペレーティング システム暗号化ソフトウェアのページに配置されています。Cisco CallManager ソフトウェア ページからこのサイトに移動できます。

インストールの説明については、ファイル別の readme 資料、『 Cisco IP Telephony Operating System, SQL Server, Security Updates 』、 および Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server 』を参照してください。これらのマニュアルの最新版を入手するには、
http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml にアクセスしてください。

ステップ 8 Cisco CallManager Installation ディスクを使用して、オペレーティング システムをインストールした新規サーバで完全なサブスクライバ インストールを実行します。詳細については、Cisco CallManager のインストール マニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm にアクセスしてください。


ヒント サーバに Cisco CallManager をインストール後、新規のサーバが予期したとおりに動作することを確認してください。インストール後およびアップグレード後の作業を検討し、必要な作業を確認して実行してください。インストール後の作業に関して Cisco CallManager 4.1(3) のインストール マニュアルを参照するには、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm にアクセスしてください。アップグレード後の作業を検討するには、「アップグレード後の作業の実行」を参照してください。


 

アップグレード中のハードウェア交換のトラブルシューティング

サーバが予期したとおりに動作しない場合は、必要に応じて、活動中の(新規の)パブリッシャ データベース サーバとサブスクライバ サーバの電源をオフにし、パブリッシャ データベース サーバの電源をオンにして、サブスクライバ サーバを元の状態に再構成します。サブスクライバ サーバを交換した場合は、サブスクライバ サーバの電源を復旧します。