Cisco CallManager Release 4.0(1) アップグレード手順
アップグレード後の作業の実行
アップグレード後の作業の実行
発行日;2012/01/12 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

アップグレード後の作業の実行

シスコ認定の McAfee アンチウィルス サービスの有効化

サブスクライバ接続の確認および再初期化

サービス、パッチ、およびホットフィックスの確認

サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示

TAPI、JTAPI、および Cisco Telephony Service Provider(TSP)のアップグレード

Cisco SoftPhone の Cisco TAPI/TSP のアップグレード

Cisco CallManager Music On Hold ディスクまたはダウンロードの使用法

アップグレード後の作業の実行

アップグレードが完了したら、 表 4-1 から該当する作業を選択して実行してください。

 

表 4-1 アップグレード後の作業

アップグレード後の作業
関連情報および関連手順

ステップ 1

サーバ上で無効にしたシスコ認定およびシスコ提供の共存アプリケーションをすべて有効にする。

次の資料を参照してください。

アプリケーションに付属のマニュアル

「シスコ認定の McAfee アンチウィルス サービスの有効化」

ステップ 2

サブスクライバ サーバがデータベースのコピーを取り出したことを確認する。

「サブスクライバ接続の確認および再初期化」を参照してください。

ステップ 3

適切なサービスがすべて開始されたことを確認する。

内部コールが機能することを確認する。

ゲートウェイを通じてコールの発信と着信が可能であることを確認する。

ステップ 4

CRS と Cisco CallManager が同じサーバにインストールされている場合は、適切な資料を参照してアップグレードを完了する。

「Cisco CallManager と共に CRS がインストールされている場合、共存アップグレードはどのように行われますか。」を参照してください。

ステップ 5

クラスタ内のすべてのサーバで Cisco CallManager のアップグレードを完了した後、前にサーバにインストールされていたシスコ認定のアプリケーションとすべてのプラグイン(Cisco CDR Analysis and Reporting プラグインは除く)を再インストールする。

たとえば、エンタープライズ ディレクトリを
Cisco CallManager と統合する場合は、アップグレード後にクラスタ内のすべてのサーバに Cisco Customer Directory Configuration Plugin をインストールする必要があります。この作業は、パブリッシャ データベース サーバから始めます。プラグインを再インストールすると、Cisco
CallManager で必要なスキーマ拡張およびデータ エントリがエンタープライズ ディレクトリに追加されます。

アプリケーションに付属の資料を適宜参照してください。

ステップ 6

Cisco TAPI、Cisco JTAPI、Cisco TSP(ボイスメール システム用)、および Cisco SoftPhone 用の Cisco TSP をアップグレードする。

詳細については、次の項を参照してください。

「TAPI、JTAPI、および Cisco Telephony Service Provider(TSP)のアップグレード」

「Cisco SoftPhone の Cisco TAPI/TSP のアップグレード」

ステップ 7

ボイスメール システムとして Cisco Unity を利用している場合は、適切にフェールオーバーが行われるように設定する。

詳細については、『 Release Notes for Cisco CallManager 』を参照してください。本書の最新版を入手するには、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_
callmg/index.htm
にアクセスしてください。

ステップ 8

Cisco CallManager に統合されているすべての
Cisco IP テレフォニー アプリケーションが正しく実行されていることを確認する。必要に応じて、Cisco CallManager システムに統合されている
Cisco IP テレフォニー アプリケーションをアップグレードします。

次の URL をクリックして、『 Cisco CallManager
Compatibility Matrix
』を参照してください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_
callmg/index.htm

アプリケーションに、このバージョンの Cisco
CallManager との互換性がある場合は、適切な Cisco IP テレフォニー アプリケーションのマニュアルを参照してください。

ステップ 9

移行されたバージョンの Cisco CallManager
Attendant Console を動作させるために、Global
Directory で設定した ac ユーザについて Call Park Retrieval Allowed チェックボックスをオンにする。このチェックボックスをオンにしないと、
Attendant Console は初期化されません。

この作業の実行方法の詳細については、『 Cisco
CallManager アドミニストレーション ガイド
』を参照してください。

ステップ 10

Cisco CallManager をアップグレードすると、データベース名が自動的に増分される。たとえば、CCM0300 から CCM0301 になります。サードパーティ製の CDR ソフトウェアには、SQL トリガーが元のデータベース名にハードコーディングされている場合があります。この場合、トリガーは以前のデータベース名を指すので、すべての CDR フラット ファイルがパブリッシャ データベース サーバ上の誤ったディレクトリに書き込まれます。

この問題についてのテクニカル サポートが必要な場合は、サードパーティ製ソフトウェアのベンダーに直接連絡してください。

ステップ 11

Norton AntiVirus を利用する場合は、アプリケーションをインストールしてから、インストール後の作業を実行する。

Using Symantec/Norton AntiVirus with Cisco CallManager 』を参照してください。

本書を入手するには、次の URL にアクセスしてください。

http://wwwin.cisco.com/voice/doc/symantec_antivirus_
cm.pdf

ステップ 12

ロケール English_United_States が、自動的にサーバにインストールされる。既存のロケールをアップグレードする場合や、サーバにその他のロケールを追加する場合は、Cisco IP Telephony Locale
Installer をインストールします。


) Cisco CallManager 4.0(1) 用のロケール インストーラは、Cisco CallManager のアップグレードが使用可能になった後に Web に配置されます。


次の URL をクリックして、ロケールおよびインストーラのマニュアルを入手します。

http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/callmgr-locale-33

ステップ 13

Cisco CallManager サーバが接続されている LAN スイッチ ポートの設定と一致するように、サーバの Network Interface Card(NIC)Speed and Duplex 設定を構成する。サーバとスイッチの設定が一致しないと、ネットワークのパフォーマンスが低下し、予想外のエラーが発生する可能性があります。Cisco CallManager NIC が接続されている LAN スイッチポートの現在の設定を確認するには、ネットワーク管理者に問い合せるか、Cisco IOS 設定マニュアルを参照してください。

100/Full に設定すると動作が良好であることが確認されています。

ステップ 14

「サービス、パッチ、およびホットフィックスの確認」

「サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示」


ヒント サービス リリースは、Cisco CallManager の
アップグレードが使用可能になった後に Web に配置されます。

ステップ 15

Cisco IP Telephony Backup and Restore System(BARS)
Administration Guide, Version 4.0(1)
』(またはそれ以降)を参照してください。本書の最新版を入手するには、
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/backup/index.htm にアクセスしてください。

シスコ認定の McAfee アンチウィルス サービスの有効化

シスコ認定の McAfee アンチウィルス サービスを有効にするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 サーバにログインしたら、次の手順に従って、Control Panel からシスコ認定のすべての McAfee アンチウィルス サービスを有効にします。

a. Start > Settings > Control Panel > Administrative Tools > Services を選択します。

b. Services ウィンドウから、アンチウィルス サービス(Network Associates Alert Manager、Network Associates McShield、または Network Associates Task Manager)のいずれかを右クリックし、 Properties を選択します。

c. Properties ウィンドウに General タブが表示されていることを確認します。

d. Startup type ドロップダウン リスト ボックスから、 Automatic を選択します。

e. OK をクリックします。

f. Services ウィンドウで、アンチウィルス サービスを右クリックし、 Start をクリックします。

ステップ 2 ステップ 1 を実行して、シスコ認定のすべての McAfee アンチウィルス サービス(たとえば、Network Associates Alert Manager、Network Associates McShield、Network Associates Task Manager)を有効にします。


 

サブスクライバ接続の確認および再初期化

クラスタ内のパブリッシャ データベース サーバとサブスクライバとの間の接続が何らかの理由で切断されると、データベースをサブスクライバにコピーできません。

サブスクリプションの状態の確認

クラスタ内のパブリッシャ データベース サーバとサブスクライバとの間の接続が切断されているかどうかを確認するには、クラスタ内の最後のサブスクライバをインストールしてから 35 分間待ちます。それから、SQL Server Enterprise Manager を開きます。サブスクリプションの隣に赤色の X アイコンが表示されている場合、そのサブスクリプションは切断されています。

サブスクリプションの再初期化とレプリケーション スナップショット エージェントの起動

サブスクリプションの隣の赤色の X アイコンを確認することにより、1 つまたは複数のサブスクリプション接続が切断されていると判断した場合は、それらのサブスクリプションを再初期化してパブリッシャ データベース サーバのレプリケーション スナップショット エージェントを起動します。

手順


ステップ 1 Start > Programs > Microsoft SQL Server > Enterprise Manager を選択して、SQL Server Enterprise Manager を開きます。

ステップ 2 Microsoft SQL Servers/SQL Server Group/<このサーバのホスト名>/Databases/<パブリッシャ データベース名>Publications で、設定するパブリッシャ データベースの名前を選択します。

ステップ 3 メイン ウィンドウで、サブスクリプション名を右クリックして、 Reinitialize all Subscriptions を選択します。 Yes をクリックして確認します。

ステップ 4 Microsoft SQL Servers/SQL Server Group/<このサーバのホスト名>/Replication Monitor/Agents で、 Snapshot Agents フォルダを選択します。

ステップ 5 設定するデータベース名と一致するパブリケーション名を右クリックして、 Start をクリックします。


 

まれに、サブスクリプションの再初期化が動作しない場合があります。これまでの手順が予期したとおりに動作しなかった場合は、この製品のテクニカル サポート、たとえば、Cisco AVVID Partner または Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡してください。

サービス、パッチ、およびホットフィックスの確認

次の作業を実行してください。

適切なサービスがクラスタ内の各サーバで実行されていることを確認します(「サービスについて」)。

Microsoft の最新のパッチおよびホットフィックスがインストールされていることを確認します(「Microsoft パッチおよびホットフィックスについて」)。

最新の Cisco CallManager サービス リリースがインストールされていることを確認します
「Cisco CallManager サービス リリースについて」)。

サービスについて

Cisco CallManager Serviceability を開いて、移行されたすべてのサービスが実行していることを確認します。サービスをアクティブにする手順およびサービスの推奨事項については、
Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager Serviceability System Guide 』を参照してください。


注意 Microsoft Computer Management ウィンドウを介してサービスを開始および停止しないでください。このウィンドウを介してサービスを開始および停止すると、Cisco CallManager データベースに問題が発生します。

Microsoft パッチおよびホットフィックスについて

ファイル別の readme 資料、『 Cisco IP Telephony Operating System, SQL Server, Security Updates 』、 および Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server 』を参照してください。これらのマニュアルの最新版を入手するには、
http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml にアクセスしてください。

Cisco CallManager サービス リリースについて

このバージョンの Cisco CallManager をクラスタ内のすべてのサーバにインストールした後、クラスタ内のすべてのサーバに最新の Cisco CallManager サービス リリースをインストールすることを強く推奨します。これらのサービス リリースには使用するシステムのバグ修正が含まれています。

Cisco CallManager サービス リリースは累積型です。シスコはこれらのバグ修正を次の Cisco
CallManager リリースに組み込みます。


ヒント クラスタ内のすべてのサーバに同じバージョンのサービス リリースをインストールしてください。


最新の Cisco CallManager サービス リリース を入手するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml をクリックします。

ステップ 2 Cisco CallManager Version 4.0 をクリックします。

Cisco CallManager 4.0 ソフトウェア ページが表示されます。

ステップ 3 サービス リリース用の readme ファイルを探してダウンロードします。

readme ファイルには、アップグレードの手順、既知の問題、およびインストール ファイルの説明があります。

ステップ 4 readme ファイルを参照して、Cisco CallManager がインストールされているクラスタ内のすべての
サーバに Cisco CallManager サービス リリースをインストールします。


 

サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示

mcsver.exe プログラムを使用すると、オペレーティング システムを含むすべてのインストール済みコンポーネントの現在のバージョンを確認できます。ただし、このプログラムでは、Cisco
CallManager の正確なバージョンは確認できないので注意してください。最初のインストール時に、インストレーション ディスクを使用して実行したコンポーネントの多くは、この時点ではもうシステムに存在しません。

OS Image のバージョンは、オペレーティング システム ディスクのバージョン番号と同じです。OS Image のバージョンは、Cisco IP Telephony Server Operating System Hardware Detection ディスクを使用して新規にインストールする場合にのみ変更されます。

stiOSUpg.exe のバージョンは、ディスクまたは Web のいずれかを使用して前回実行したオペレーティング システム アップグレードのバージョンと同じです。stiOSUpg のバージョンは、シスコが Cisco IP Telephony Server Operating System OS/BIOS Upgrade ディスク(Disk 2)をアップグレードおよびリリースした際に変更されます。

サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンを表示するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Windows エクスプローラを使用して、次のフォルダに移動します。

C:\utils\mcsver

ステップ 2 サーバで実行されているコンポーネントのバージョンが表示されます。


 

TAPI、JTAPI、および Cisco Telephony Service Provider(TSP)のアップグレード

Telephony Application Programming Interface(TAPI)アプリケーションおよび Java Telephony
Application Programming Interface(JTAPI)アプリケーションがインストールされているすべてのアプリケーション サーバまたはクライアント ワークステーションで、TAPI/JTAPI クライアント ソフトウェアをアップグレードする必要があります。TAPI/JTAPI クライアントをアップグレードしない場合はアプリケーションの初期化に失敗します。

次に示す情報は、Cisco CallManager に Cisco Unity システムが統合されている場合に適用されます。
TSP では、Cisco Unity に対して、ボイスメール ポートが使用可能になります。Cisco Unity を Cisco CallManager に正しく統合するには、ボイスメール システムに関連付けられている TSP のアップグレードが必要な場合があります。適切な TSP リリースにアップグレードするには、『 Cisco CallManager Compatibility Matrix 』を参照してください。

Cisco SoftPhone の Cisco TAPI/TSP のアップグレード

Cisco SoftPhone の TAPI/TSP を、『 Cisco CallManager Compatibility Matrix 』で説明しているバージョンにアップグレードするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 各 Cisco Softphone クライアントから、Cisco CallManager Administration を実行するサーバにアクセスし、管理者としてログインします。


ヒント このサーバにアクセスするには、Web ブラウザのアドレスバーに、
http://<CM-server-name>/CCMAdmin/main.asp と入力します。<CM-server-name> は、サーバ名です。


ステップ 2 Application メニューから、 Install Plugins を選択します。

ステップ 3 プラグインに関連付けられている Cisco Telephony Service Provider アイコンをクリックします。

ステップ 4 ウィンドウのプロンプトに従って、アップグレードを完了します。

ステップ 5 Cisco SoftPhone で基本的な通話が正しく機能するかどうかを確認します。


 

Cisco CallManager Music On Hold ディスクまたはダウンロードの使用法


) ここで説明する内容は、Web から Cisco CallManager Music On Hold ファイルをダウンロードしたことがないか、または Cisco CallManager Music On Hold ディスクを使用したことがない場合に適用されます。


Cisco CallManager がサーバに最初にインストールされるときに、Music On Hold(MOH; 保留音楽)オーディオ ファイルのサンプルがユーザ用に自動的にインストールされます。Music On Hold の種類を追加するには、Web サイトから次の 2 つのファイルのいずれかをダウンロードできます。

ciscocm-MusicOnHold:ディスクから入手可能な種類がすべて含まれている wav ファイルのセット

ciscocm-MusicOnHoldSampler :ディスクで入手可能なサンプルが含まれているいくつかのファイルのセット

Music On Hold の詳細については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager システム ガイド 』の最新版を参照してください。

Cisco CallManager ユーザは、すべてのディスクまたはファイルで Music On Hold を使用できます。ライセンスの制限により、Cisco CallManager Music On Hold のディスクまたはファイルは他人に配布できず、また他の目的での使用はできません。