音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unified Communications Manager(CallManager)

Cisco CallManager Release 3.3(2) インストレーション ガイド

Cisco CallManager Release 3.3(2) インストレーション ガイド
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco CallManager Release 3.3(2)

本書の目的

表記法

Cisco CallManager 関連資料の入手

本書の構成

Cisco CallManager のインストールに関する FAQ 情報

Cisco CallManager のインストールには、どのくらいの時間を要しますか

Cisco CallManager のインストールはどのように実行されるのですか

Cisco CallManager の他に別のソフトウェアをサーバにインストールできますか

サーバ上で Web ブラウザを実行できますか

クラスタ内のあるサーバを Domain Controller として構成してもよいですか

インストール時に問題が発生した場合は、どのようにすればよいのですか

インストール前に実行する必要のあるタスクは何でしょうか

サーバをドメインから削除してワークグループに参加するには、どのようにすればよいのですか

サーバをネットワークに接続するには、どのようにすればよいのですか

Cisco CallManager Release 3.3 のインストールの実行

Cisco CallManager のパブリッシャ データベース サーバへのインストール

Cisco CallManager のサブスクライバ データベース サーバへのインストール

Cisco CallManager サポート パッチのインストール

インストール後の作業

サービスのアクティブ化

DNS の設定

データベースの設定

継続したシステム管理のためのサポート パッチおよびホットフィックスのダウンロード

サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示

F: ドライブを使用した MCS-7845-1400 上でのトレース ファイルの収集

Cisco CallManager Music On Hold の CD-ROM またはダウンロードの使用

インストール後のクラスタへの新しいサブスクライバ サーバの追加

インストール後のパブリッシャ データベース サーバの置き換え

継続したサーバ管理

サブスクライバ接続の確認と再初期化

エラー メッセージ

マニュアルの入手

World Wide Web

Documentation CD-ROM

マニュアルの発注方法

テクニカル サポート

Cisco.com

TAC(Technical Assistance Center)

Cisco TAC Web サイト

Japan TAC Web サイト

Cisco TAC Escalation センター

Cisco CallManager Release 3.3(2)
インストレーション ガイド

Cisco CallManager プロダクト キー:BTOO VQES CCJU IEBI


) Cisco CallManager プロダクト キーを、オペレーティング システムのインストール時に入力することにより、Cisco CallManager を専用サーバにインストールできます。Cisco CallManager と Cisco Customer Response Solutions(CRS)を同じサーバにインストールする場合は、CRS のインストール マニュアルを参照して、プロダクト キーを調べてください。


本書の目的

本書は、次のタスクを実行する場合に使用します。

初めて Cisco CallManager をインストールする。

必要に応じて Cisco CallManager を再インストールする。

本書の内容は、クラスタ環境に 1 つまたは複数のサーバを備えている場合に適用されます。

本書は、「Cisco CallManager 関連資料の入手」に一覧表示されている資料と併せてご使用ください。

表記法

このマニュアルでは、次の表記法を使用しています。


) 「注釈」の意味です。役立つ情報や、本書以外の参考情報を紹介しています。



注意 「要注意」の意味です。この状況では、機器が損傷したり、データが失われたりする可能性がありますので、注意が必要です。

Cisco CallManager 関連資料の入手

Cisco CallManager をインストールするときは、事前に次の資料を参照しておくことをシスコは強くお勧めします。

『Release Notes for Cisco CallManager Release 3.3』

本書では、Cisco CallManager に関するシステム要件、変更情報、文書の更新、および公開済みの注意事項などをリストしています。シスコが提供するこのリリース ノートは、インストールするバージョンに付属の資料に対応しています。

『Installing the Operating System on Cisco IP Telephony Applications Servers』

本書は、このインストレーション ノートの関連資料で、Cisco Media Convergence Server(MCS)、またはお客様が用意する Compaq DL320/DL380 サーバや IBM xSeries 330、340、342、345 サーバを対象とした手順について説明しています。

それ以外のサーバを対象としたオペレーティング システムのインストール手順は記載されていません。

本書では、Cisco IP Telephony Applications Server にオペレーティング システムをインストールする手順について説明しています。Cisco IP テレフォニー アプリケーションのインストール手順は記載されていません。Cisco CallManager、Cisco Personal Assistant、Cisco Customer Response Solutions(CRS)、または Cisco Conference Connection をインストールするときは、事前に本書を参照してください。

『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』および『Cisco CallManager システム ガイド』

『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』では、Cisco CallManager を voice over IP ネットワーク上に設定、保守、管理を行う際の作業をステップごとに説明しています。

『Cisco CallManager システム ガイド』では、CallManager システムの概要およびそのコンポーネント、設定用チェックリスト、および『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』の手順に関連するリンクについて記述しています。

Cisco CallManager Serviceability System Guide 』および『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド

本書では、Cisco CallManager のServiceability プログラム、およびリモート Serviceability ツールに関して説明しています。また、アラーム、トレース、およびその他のレポート機能の設定に関してはステップごとに説明しています。

Bulk Administration Tool ユーザ ガイド

本書では、Bulk Administration Tool(BAT)を使用して、電話、ユーザ、ゲートウェイおよびポートなどを一括して追加、更新、削除する際の情報を記述しています。

『Cisco CallManager Release 3.3 のバックアップと復元』

本書では、バックアップの設定値の設定、Cisco CallManager データのバックアップ、およびデータの復元方法について説明しています。

『Cisco CallManager Compatibility Matrix』

Cisco CallManager のインストール後に、Cisco IP テレフォニー アプリケーションとのインターフェイス機能が維持されているかどうかを確認するには、『 Cisco CallManager Compatibility Matrix 』を参照してください。本書では、Cisco CallManager に統合されるアプリケーションに対する代替方法について説明しています。

アップグレードで影響を受けるアプリケーションには、Cisco Conference Connection、Cisco SoftPhone、Cisco uOne、Cisco 186 Analog Telephony Adapter、Cisco Personal Assistant、Cisco Response Solutions(CRS)、Telephony Application Programming Interface および Java Telephony Application Programming Interface(TAPI/JTAPI)アプリケーションなどがあります。また、シスコでサポートしているサードパーティ製アプリケーションおよび Cisco Telephony Service Provider(TSP)にも影響があります。

コール センター環境で Cisco CallManager およびそれに関連する Cisco IP テレフォニー アプリケーションを使用する場合は、インストレーション手順を開始する前に、本書を参照してください。

『Cisco IP Telephony BIOS and Operating System Version Roadmap』

本書では、オペレーティング システム(OS)および BIOS に関する最新のアップグレードとパッチの情報を記述しています。本書に記述されている情報は、次の Cisco IP テレフォニー アプリケーションを稼働しているサーバに適用されます(Cisco CallManager、Cisco Conference Connection、Cisco Personal Assistant、および Cisco Customer Response Solutions など)。

Cisco IP テレフォニー アプリケーション関連資料

Cisco CallManager に統合する予定のアプリケーションに付属のリリース ノート、インストレーション ガイド、アップグレード ガイド、およびコンフィギュレーション ガイドを参照してください。

表 1を参照してください。この表には、ソフトウェア、プロダクト キー、および資料の入手先の URL が記載されています。

 

表 1 関連資料の入手先 URL

関連情報およびソフトウェア
URL

Cisco MCS のハードウェア仕様

http://www.cisco.com/warp/public/779/largeent/avvid/products/
infrastructure.html

Cisco IP Telephony BIOS and Operating System Version
Roadmap

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm

オペレーティング システムのインストールと
Virtual Network Computing(VNC)の資料

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/iptel_os/index.htm

Cisco CallManager Compatibility Matrix

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm

Cisco CallManager の資料

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm

Cisco CallManager のバックアップと復元の資料

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/3_3/
install/index.htm

Cisco CallManager サポート パッチ

http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml

「Cisco CallManager サポート パッチのインストール」を参照してください。

Cisco IP テレフォニー アプリケーション関連資料

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/index.htm

Cisco Integrated Communications System(ICS)7750

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/ics/index.htm

Cisco Intrusion Detection Software Host Sensor の資料

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm


) Cisco Integrated Communications System(ICS)7750 をご使用の場合に、Cisco CallManager に関するインストールおよびバックアップ/復元情報が必要な場合は、当該バージョンの Cisco ICS 7750 のマニュアル、および当該バージョンの Cisco CallManager をサポートしている Cisco ICS 7750 のリリース ノートを参照してください。表 1を参照してください。


本書の構成

本書の構成は、次のとおりです。

インストールの準備作業とその情報

「Cisco CallManager 関連資料の入手」

「Cisco CallManager のインストールに関する FAQ 情報」

「Cisco CallManager のインストールには、どのくらいの時間を要しますか」

「Cisco CallManager のインストールはどのように実行されるのですか」

「Cisco CallManager の他に別のソフトウェアをサーバにインストールできますか」

「サーバ上で Web ブラウザを実行できますか」

「クラスタ内のあるサーバを Domain Controller として構成してもよいですか」

「インストール前に実行する必要のあるタスクは何でしょうか」

インストール作業とその情報

「Cisco CallManager のパブリッシャ データベース サーバへのインストール」

「Cisco CallManager のサブスクライバ データベース サーバへのインストール」

「Cisco CallManager サポート パッチのインストール」

「インストール後の作業」

インストール後の作業とその情報

「サービスのアクティブ化」

「データベースの設定」

「継続したシステム管理のためのサポート パッチおよびホットフィックスのダウンロード」

「サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示」

「Cisco CallManager Music On Hold の CD-ROM またはダウンロードの使用」

「継続したサーバ管理」

サブスクリプション接続の確認と再作成

「サブスクライバ接続の確認と再初期化」

インストール時のエラー メッセージ

「インストール時のエラー メッセージ」

資料の入手先と技術サポート

「マニュアルの入手」

「テクニカル サポート」

Cisco CallManager のインストールに関する FAQ 情報

Cisco CallManager のインストールを完了する前に、次の質問およびそれに対する回答を確認してください。

Cisco CallManager のインストールには、どのくらいの時間を要しますか

インストール全体のプロセスは、サーバのタイプによって異なり、1 件ごとに 45 ~ 90 分を要します。このインストール プロセスにはインストール前およびインストール後のタスクは含まれません。Cisco CallManager をインストールする前に、クラスタのサイズを検討してください。

Cisco CallManager のインストールはどのように実行されるのですか

Cisco CallManager をインストールする前に、次の情報を検討してください。

ユーザ名、会社名、およびプロダクト キーの確認

シスコでは、Cisco IP テレフォニー製品のお買い上げ時に、Cisco プロダクト キーを提供しています。このプロダクト キーはファイル暗号化システムに基づくものであり、このキーを使用すると、お買い求めになったコンポーネントだけをインストールできます。それ以外の付属ソフトウェアをインストールすることはできません。このプロダクト キーは、英文字だけで構成されています。数字や特殊文字は含まれていません。

ユーザは、オペレーティング システムのインストール時に、Cisco CallManager プロダクト キーを入力します。プロダクト キーを使用することで、Cisco CallManager を Cisco CallManager 専用に指定されているサーバインストールできます。

ユーザは、オペレーティング システムのインストール時に、ユーザ名と会社名を入力して、ソフトウェア製品を登録しています。

Cisco CallManager のインストール時に、正しいユーザ名、会社名、およびプロダクト キーが表示されることを確認してください。詳細については、オペレーティング システムの最新版のマニュアルを参照してください。

パスワードの入力

Cisco CallManager のインストール時に、次のアカウントに対する有効なパスワードを入力する必要があります。

Windows NT Administrator アカウント

Cisco CallManager を Cisco Media Convergence Server(MCS)にインストールすることを計画している場合、ユーザはオペレーティング システムのインストール時にこのパスワードを設定しています。オペレーティング システムのインストール時にパスワードをブランクにしておいた場合や、Cisco CallManager のインストール時に間違ったパスワードを入力した場合は、Cisco CallManager をサーバにインストールすることはできません。


ヒント クラスタ内のサーバすべてに対して、同一のパスワードを入力したことを確認してください。任意の時点でパスワードを変更した場合は、サーバからログオフして再度ログインするか、サーバを再起動してログインする必要があります。



注意 ローカル Administrator と SA(SQL Server システム管理者)アカウントのパスワードを入力するときは、アポストロフィ(')を使用しないでください。パブリッシャ データベース サーバとクラスタ内のすべてのサブスクライバに対して、同じパスワードを入力することで、Cisco CallManager データベースの複製が可能になります。

SA(SQL サーバ システム管理者)アカウント

ディレクトリ マネージャ(DC Directory)アカウント

パブリッシャ データベースまたはサブスクライバ サーバのインストール

Cisco CallManager のインストール時に、サーバをパブリッシング データベース サーバとして設定するか、サブスクライバ データベース サーバとして設定するかを決定する必要があります。Cisco CallManager 分散システムでは、サーバの 1 つが、マスタ(つまり、パブリッシャ)データベースを保持し、そのクラスタ内のその他のサーバは、サブスクライバ データベースを保持します。サブスクライバ データベースは、マスタ データベースのコピーを備えています。通常の動作時には、クラスタ内のすべての Cisco CallManager は、パブリッシャ データベースとの間でデータの読み書きを行います。Cisco CallManager は、定期的に、必要に応じてサブスクライバ データベースを自動的に更新します。

パブリッシャ データベース サーバは、必ず最初にインストールする必要があります。この操作により、データベースへの認証が行われます。データベース サーバ タイプの決定は、永続的な選択です。後でデータベース サーバのタイプを割り当て直す場合は、Cisco CallManager をサーバに再インストールして、データベース サーバの別のタイプを選択する必要があります。


注意 サブスクライバ データベース サーバを設定する場合は、そのクラスタ用のパブリッシング データベース サーバがインストールされていることを確認してください。またパブリシング データベース サーバがネットワークに接続され、分散システムとして動作するよう正常に設定されているかも確認してください。サブスクライバ データベース サーバを設定するときは、インストールしているサーバが、インストール中、パブリッシング データベース サーバに接続できることを確認してください。この接続により、パブリッシャ データベースは、パブリッシャ データベース サーバから、サブスクライバ サーバ上のローカル ドライブにコピーされます。ユーザは、パブリッシング データベース サーバの名前、およびそのサーバの管理者アカウントのパスワードを指定する必要があります。パブリッシャ サーバがなんらかの理由によりインストレーション時に認証できない場合、そのインストレーションは中止されます。

サーバは一度に 1 つずつインストールする必要があります。このようにしないと、サブスクライバ サーバは、パブリッシャ データベース サーバからデータベースのコピーを取得できません。

インストール時には、次のソフトウェアがインストールされます。

Microsoft SQL Server 2000

Microsoft SQL Server 2000 Service Pack 2.0

DC Directory

Cisco CallManager

Cisco IP Telephony Applications Backup Utility

Cisco CallManager のコンポーネントとサービスのインストール

Cisco CallManager をインストールすると、Cisco CallManager Serviceability の Service Activation ウィンドウに表示されるサービスがすべて自動的にインストールされます。これらのサービスは、クラスタ内のすべてのサーバにインストールされます。インストール済みのサービス、サービス定義、およびサービスに関する注意事項のリストを確認するには、『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager Serviceability System Guide 』を参照してください。

Cisco CallManager のインストール時、サービスは、インストールが完了するまで非アクティブ状態になります。インストールが完了したら、サービスを実行する各サーバ上で、サービスを手動でアクティブにする必要があります。サービスをアクティブにする方法については、『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager Serviceability System Guide 』を参照してください。

Cisco IP Telephony Applications Backup Utility のインストール

Cisco CallManager のインストール時に、サーバをバックアップ サーバまたはバックアップ ターゲットとして設定するよう求められます。このバックアップ ユーティリティを使用する場合は、クラスタ内の 1 つのサーバがバックアップを起動するバックアップ サーバとして機能する必要があります。バックアップ ターゲットとは、バックアップ前のデータが存在しているサーバのことであり、データのソースとして機能します。

サブスクライバ サーバをバックアップする必要はありませんが、パブリッシャ データベース サーバについては定期的にバックアップを実行することを強くお勧めします。

バックアップの設定値の設定手順など、バックアップ ユーティリティの詳細については、『 Cisco CallManager Release 3.3 バックアップと復元 』を参照してください。このドキュメントについては、 表 1 を参照してください。

設定情報の入力

表 2 は、サーバに Cisco CallManager をインストールする際に必要な情報です。情報を入力しないよう注意がある場合を除き、すべてのフィールドに情報を入力します。クラスタにインストールしようとする Cisco CallManager サーバごとに、この情報を用意してください。この表をコピーし、サーバごとに個別の表に入力情報を記録してください。インストールを開始する前に、これらのリストを確認してください。

 

表 2 Cisco CallManager のインストール データ

設定データ
ユーザ入力欄

ワークグループ名

データベース サーバ

パブリッシャ サーバ名

サブスクライバ サーバ名

パブリッシャ データベース サーバの管理者パスワード

SA(SQL サーバ システム管理者)パスワード

ディレクトリ マネージャ(DC Directory)パスワード

バックアップ

バックアップ サーバ名

バックアップ ターゲット サーバ名

Cisco CallManager の他に別のソフトウェアをサーバにインストールできますか


注意 クラスタ内のすべてのサーバでインストールが完了するまで、シスコで検証されたどのようなアプリケーションもインストールしないことを強くお勧めします。そのアプリケーションをインストールすることが認定されているかどうかが不明な場合は、サーバにインストールしないでください。サポートされていないソフトウェアをサーバにインストールすると、パフォーマンス上の重大な問題や、コール処理の中断が発生することがあります。

シスコでは、Cisco Media Convergence Server(MCS)またはお客様が用意するシスコ認定のサーバに関する限定的なアプリケーション リストを提供しています。Cisco CallManager をインストールする前に、次の情報を考慮してください。

シスコ認定のアプリケーション(Cisco AVVID(Architecture for Voice, Video and Integrated Data)Partner Applications)をインストールすることはできますが、Cisco CallManager をインストールするときは、事前にこれらのアプリケーションを無効にし、次にサーバを再起動する必要があります。インストール、復元、およびアップグレードの手順の実行時は、これらのアプリケーションを無効にしておきます。

サポートされているソフトウェアの詳細については、 http://www.cisco.com/pcgi-bin/ecoa/Search をクリックしてください。Solution ペインの IP Telephony をクリックします。Solution Category ドロップダウン リスト ボックスから、 Operations, Administration, and Maintenance(OAM) を選択します。 Search をクリックします。

Cisco MCS またはお客様が用意するシスコ認定のサーバで Netscape Navigator をインストールまたは使用すると、パフォーマンス上重大な問題が発生します。シスコは、Cisco MCS またはお客様が用意するシスコ認定のサーバ上には Netscape Navigator または他のアプリケーション ソフトウェアをインストールしないことを強くお勧めします。

Cisco Intrusion Detection Software(IDS)Host Sensor Console は、このセキュリティ アプリケーション専用のサーバにインストールすることをお勧めします。Cisco IDS Host Agents を Cisco CallManager と同じサーバにインストールすることはできますが、Cisco CallManager のインストール時はこれらのエージェントを無効にしておく必要があります。

Cisco CallManager と Cisco Customer Response Solutions(CRS)は、同じサーバに共存インストールできます。共存インストールに使用するプロダクト キーの入手方法については、CRS のインストール マニュアルを参照してください。

Cisco Unity は Cisco CallManager がインストールされているサーバにはインストールしないでください。

サーバ上で Web ブラウザを実行できますか

シスコは、Cisco MCS またはお客様が用意するシスコ認定のサーバ上で Web ブラウザを実行しないよう強くお勧めします。サーバ上で Web ブラウザを実行すると、CPU の使用率が急上昇します。

Cisco CallManager Administration(Cisco CallManager の設定タスクを行う Web ベースの GUI)にアクセスするには、別の PC を使用して、Cisco CallManager Administration を実行している
Cisco CallManager サーバにアクセスし、管理者特権でログインします。


ヒント サーバにアクセスするには、Web ブラウザのアドレス バーに、
http://<CM-server-name>/CCMAdmin/main.asp と入力します。ここでの、<CM-server-name> は、サーバ名です。


クラスタ内のあるサーバを Domain Controller として構成してもよいですか

シスコは、クラスタ内のどのサーバも Domain Controller として構成しないように強くお勧めします。クラスタ内のサーバを Domain Controller として構成してしまうと、そのサーバ上に、
Cisco CallManager をインストールも、またアップグレードすることができなくなります。

インストール時に問題が発生した場合は、どのようにすればよいのですか

インストール時に問題が発生した場合は、次の処置を行うことをお勧めします。

1. インストール時にダイアログボックスにエラー メッセージが表示された場合は、「インストール時のエラー メッセージ」を参照して、推奨されている是正処置を行います。

2. 問題が発生したサーバの C:\Program Files\Common Files\Cisco\Logs から ccminst <data/time stamp>.log というログ ファイルを取得し、検討します。

ログ ファイルには重大ではないエラー メッセージも表示されることに注意してください。MSI がログ ファイル内にエラー メッセージを生成する理由はさまざまです。たとえば、
Cisco CallManager で使用されていないサービスへのアクセス試行などが挙げられます。

インストール前に実行する必要のあるタスクは何でしょうか

インストール前に完了する必要があるタスクについては、 表 3 を参照してください。

 

表 3 インストール前のタスク

ステップ
インストール前のタスク
注意事項

ステップ 1

システム構成を計画します。ユーザは、複数の Cisco CallManager を単一のクラスタとして扱い、そこにシステムのコール処理の負荷を分散させることができます。クラスタは、同一のデータベースを共用する複数の Cisco CallManager で構成されています。

少なくとも、クラスタに入れる
Cisco CallManager サーバの数、パブリッシャ データベースを収納するサーバ、およびバックアップ タスクを実行する場所を決定しておいてください。その他の計画内容には、ユーザが必要とする分散型を実現するために、クラスタ内の Cisco CallManager 間にデバイス(たとえば、電話機やゲートウェイ)を分散させるための方針が含まれます。

各サーバを専用サーバとして機能させるか、共存サーバとして機能させるかを決定します。

Cisco CallManager 分散システムでは、サーバの 1 つが、マスタ(つまり、パブリッシャ)データベースを保持し、そのクラスタ内のその他のサーバは、サブスクライバ データベースを保持します。サブスクライバ データベースは、マスタ データベースの複製を提供します。通常の動作時には、クラスタ内のすべての
Cisco CallManager は、パブリッシャ データベースとの間でデータの読み書きを行います。
Cisco CallManager は、定期的にパブリッシャ データベースからのサブスクライバ データベースのコピーを自動的に更新します。

Cisco CallManager の分散システム計画に関する詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』を参照してください。

専用サーバにインストールする場合は、本書で Cisco CallManager プロダクト キーを確認します。共存サーバに Cisco CallManager をインストールする場合は、ご使用になっている Cisco IP テレフォニー アプリケーションのインストール マニュアルを参照して、共存プロダクト キーを調べてください。

ステップ 2

このタスクは再インストールの場合に適用されます。

サーバの構成を初期設定の状態に戻します。

ホットスワップ可能なドライブを使用している場合は、適切なドライブがサーバに挿入されていることと、ドライブが正しく動作していることを確認します。サーバ内に増設されているハード ドライブはすべて取り外します。

ステップ 3

すべての専用サーバおよび共存サーバにオペレーティング システムがインストールされていることを確認します。

ステップ 4

Cisco CallManager をインストールする前に、すべてのサーバが、NT ドメインや Active Directory ドメインではなく、ワークグループに参加していることを確認します。

「サーバをドメインから削除してワークグループに参加するには、どのようにすればよいのですか」を参照してください。

ステップ 5

サーバをネットワークに接続します。

「サーバをネットワークに接続するには、どのようにすればよいのですか」を参照してください。

ステップ 6

シスコで検証されたアプリケーションの無効化について

このステップは、Cisco CallManager の再インストールが必要になった場合に適用されます。

シスコで検証されたアプリケーション
(Cisco AVVID Partner Applications)またはプラットフォーム エージェントがサーバにインストールされている場合は、サービスを無効にする必要があります。

次のアプリケーションやプラットフォーム エージェントは、Cisco CallManager のインストールに悪影響を与える場合があります。

アンチウィルス サービス

侵入検知サービス

OEM サーバ エージェント

サーバ管理エージェント

VOIP モニタリング/パフォーマンス モニタリング

リモート アクセス/リモート管理エージェント

McAfee アンチウィルス サービスの無効化について

Cisco CallManager のインストール手順を実行する前に、シスコ認定の McAfee アンチウィルス サービスすべてを必ず無効にする必要があります。インストレーション、アップグレード、または復元手順完了後にアンチウィルス サービスをすべて有効にすることができます。

Cisco IDS Host Sensor Agents の無効化について

Cisco IDS Host Sensor Agents がサーバにインストールされている場合は、インストール前に次のサービスを無効にする必要があります。

entercept Agent

entercept Watchdog

entercept Notification Manager

entercept Server

サービスはインストール後に開始できます。

シスコで検証されたアプリケーションの場合

シスコで検証されたアプリケーションのうち、インストール前に無効化する必要があるもののリストを確認するには、次の URL をクリックします。
http://www.cisco.com/pcgi-bin/ecoa/Search

Solution ペインの IP Telephony をクリックします。Solution Category ドロップダウン リスト ボックスから、 Operations, Administration, and Maintenance(OAM) を選択します。 Search をクリックします。

クラスタ内のすべてのサーバでインストールが完了するまで、シスコで検証されたどのようなアプリケーションもインストールしないことを強くお勧めします。


注意 これらのアプリケーションを無効にした後で、サーバを再起動してください。クラスタ内のすべてのサーバで
Cisco CallManager のインストールが完了するまで、アプリケーションを起動しないでください。インストールを開始する前に、すべてのサービスが停止していることを確認してください。

ステップ 7

Cisco CallManager の再インストールや、クラスタへの新しいサブスクライバ サーバの追加を行う必要がある場合、CCMServiceRW、
CCMService、CCMEML、CCMCDR、CCMUser、SQLSVC、および BackAdmin アカウントのパスワードなど、NT サービスのパスワードが 1 つでも変更されているときは、パスワード ユーティリティを使用する必要があります。

パスワード ユーティリティを使用して、これらのパスワードをインストレーションがサポートしているデフォルト パスワードに変更する必要があります。

ステップ 8

表 2 を参照してください。この表には、
Cisco CallManager のインストールに必要な特定の情報が記載されています。

表 2 を参照してください。

サーバをドメインから削除してワークグループに参加するには、どのようにすればよいのですか

次の手順を実行して、NT ドメインまたは Microsoft Active Directory ドメインに存在するサーバを変更します。

手順


ステップ 1 Start > Settings > Control Panel > System の順に選択します。

ステップ 2 Network Identification タブをクリックします。

ステップ 3 Properties ボタンをクリックします。

ステップ 4 Workgroup オプション ボタンをクリックし、対応するフィールドに名前(たとえば、WRKGRP)を入力します。

ステップ 5 OK をクリックします。

ステップ 6 プロンプトが表示されたら、サーバを再起動します。

ステップ 7 管理者パスワードを使用してログインします。

ステップ 8 NT ドメインに存在するクラスタ内のすべてのサーバに対して、この手順を実行します。

ステップ 9 ドメイン コントローラに移動し、クラスタ内の Cisco CallManager サーバのコンピュータ アカウントを削除します。


 

サーバをネットワークに接続するには、どのようにすればよいのですか

インストールを開始する前に、サーバがネットワークに接続されていることを確認してください。

表 4 に記載されているサーバには、2 つのネットワーク インターフェイス カード(NIC)が含まれていますが、Cisco IP テレフォニー アプリケーションがサポートする NIC は 1 つだけです。そのサーバをネットワークに接続するときは、この表に記載されている NIC コネクタを使用します。他の NIC は、インストールの間は無効になっています。

 

表 4 ネットワークへの接続

サーバ
NIC コネクタ

MCS-7825

下側の NIC コネクタを使用します。

MCS-7845-1266 および MCS-7835-1400

NIC 1 コネクタを使用します。

IBM xSeries 330 サーバ

上側の NIC コネクタを使用します。

Cisco CallManager Release 3.3 のインストールの実行

次の手順を参照して、Cisco CallManager のインストールを完了します。

「Cisco CallManager のパブリッシャ データベース サーバへのインストール」

「Cisco CallManager のサブスクライバ データベース サーバへのインストール」

「Cisco CallManager サポート パッチのインストール」

Cisco CallManager のパブリッシャ データベース サーバへのインストール

パブリッシャ データベース サーバでのインストールに要する時間は、サーバ タイプによって異なり、45 ~ 90 分を要します。次の手順に従って、インストールを実行します。

手順


ステップ 1 オペレーティング システムをインストールし、Administrator アカウントおよびパスワードを使用してサーバにログインしたら、Cisco CallManager Installation and Recovery CD-ROM を用意し、プロンプトが表示されたら CD-ROM ドライブに挿入します。

ステップ 2 シスコで検証されたアプリケーションをすべて無効にしたこと、またはアンインストールしたことを確認するため、 Yes をクリックします。

ステップ 3 Welcome ウィンドウが表示されたら、 Next をクリックします。

ステップ 4 Same Server Recovery を実行している場合は、「The Same System Recovery flag was detected. Is this server being configured as a Cisco CallManager Publisher?」というメッセージが表示されます。 Yes をクリックします。

ステップ 5 I accept the terms in the license agreement オプション ボタンをクリックして Cisco CallManager 使用許諾契約に同意します。次に、 Next をクリックします。

ステップ 6 Customer Information ウィンドウに、オペレーティング システムのインストール時に入力したユーザ名と会社名が自動的に表示されます。

オペレーティング システムのインストール時に入力したプロダクト キーが、プロダクト(CD)キー フィールドに自動的に読み込まれます。 Next をクリックします。

ステップ 7 Setup Type ウィンドウの Complete ボタンをクリックします。

ステップ 8 最初にパブリッシャ データベース サーバに Cisco CallManager をインストールする必要があります。この操作により、パブリッシャ データベースとサブスクライバ サーバの間の認証が可能になります。

Server Type ウィンドウで、 Publisher を選択し、 Next をクリックします。


) パブリッシャ データベース サーバは、クラスタ内のすべてのサーバに対するマスター データベースとして機能します。パブリッシング データベース サーバ以外のすべてのサーバは、パブリッシャ データベース サーバのコピーであるサブスクライバ データベースを保持します。サブスクライバ データベース サーバを設定する場合、インストールするサーバがパブリッシング データベース サーバに接続し、インストールが続行できることを確認してください。インストール プロセスには、パブリッシング データベース サーバへの接続が必要になります。この接続により、パブリッシャ データベース サーバはサブスクライバ サーバのローカル ドライブにコピーされます。サーバ間の接続が良好な状態にあるかどうかを確認するには、認証を試行する前にサブスクライバ サーバからパブリッシャ データベース サーバに ping コマンドを発行します。ドメイン ネーム システム(DNS)を使用している場合は、ping コマンドで、完全修飾ドメイン名(たとえば、
「hostname.cisco.com」)を使用します。ping コマンドが成功しない場合は、インストレーション プログラムを終了し、障害を修復してから再度インストール手順を開始してください。


ステップ 9 Administrator password ウィンドウに、Windows 管理パスワードを入力します。 Next をクリックします。

ステップ 10 SQL Password ウィンドウで、次の手順を実行します。

a. SA(SQL サーバ システム管理者)パスワードを入力します。

b. Tab キーを押します。

c. パスワードを確認するため、再度パスワードを入力します。次に、 Next をクリックします。

ステップ 11 Cisco Directory Password ウィンドウで、次の手順を実行します。

a. ディレクトリ マネージャ パスワードを入力します。

b. Tab キーを押します。

c. パスワードを確認するため、再度パスワードを入力します。次に、 Next をクリックします。

ステップ 12 バックアップ ソフトウェアをインストールするように求められたら、次の手順を実行します。

a. Backup Server オプション ボタンをクリックします。

バックアップ サーバはバックアップを起動します。Cisco CallManager のインストール後、必要であれば、この選択を別のサーバに変更できます。

b. Cisco CallManager のインストール直後にバックアップの設定値を設定する場合は、 Run Backup Manager at the end of the setup チェックボックスをオンにします。

c. 次に、 OK をクリックします。

ステップ 13 これで、Cisco CallManager とその他の付属ソフトウェアをインストールする準備が整ったので、 Install をクリックします。インストールのこの部分に要する時間は、サーバ タイプによって異なり、約 30 ~ 45 分を要します。

ウィンドウ内のステータス バーに、インストールの進行状況が表示されます。Microsoft SQL Server 2000、Microsoft SQL Server Service Pack 2.0、DC Directory、および Cisco CallManager がインストールされます。インストールが完了するまで待ちます。

ステップ 14 Cisco CallManager のインストールが完了したら、 Finish をクリックしてウィザードを終了します。

サーバの再起動を求めるダイアログボックスが表示されます。

ステップ 15 目的に応じて、次の手順を実行します。

a. ステップ 12で Run Backup Manager at the end of setup チェックボックスをオンにした場合、サーバを再起動するように求められたら No をクリックし、バックアップの設定値を設定します。

バックアップの設定値の設定については、『 Cisco CallManager Release 3.3 バックアップと復元』を参照してください。

b. この時点でバックアップの設定値を設定しない場合や、バックアップ設定タスクが完了している場合は、 Yes をクリックして、サーバを再起動します。

ステップ 16 サーバが再起動したら、CD-ROM ドライブから CD-ROM を取り出します。

ステップ 17 Administrator パスワードを使用して、サーバにログインします。


ヒント バックアップの設定値を設定していない場合や、設定を変更する場合は、『Cisco CallManager Release 3.3 バックアップと復元』を参照してください。



 

Cisco CallManager のサブスクライバ データベース サーバへのインストール

パブリッシャ データベース サーバに Cisco CallManager をインストールしたら、サブスクライバ データベース サーバにアプリケーションをインストールします。各サブスクライバ データベース サーバへのインストールに要する時間は、サーバ タイプによって異なり、45 ~ 90 分を要します。


注意 サーバへのインストールは、一度に 1 つずつ実行してください。このプロセスにより、サブスクライバ サーバがパブリッシャ データベース サーバからデータベースの複製を確実に受信できるようになります。

手順


ステップ 1 オペレーティング システムをインストールし、Administrator アカウントおよびパスワードを使用してサーバにログインします。Cisco CallManager Installation and Recovery CD-ROM を用意し、プロンプトが表示されたら CD-ROM ドライブに挿入します。

インストールの準備が完了するには、約 10 分を要します。

ステップ 2 シスコで検証されたアプリケーションをすべて無効にしたこと、またはアンインストールしたことを確認するため、 Yes をクリックします。

ステップ 3 Welcome ウィンドウが表示されたら、 Next をクリックします。

ステップ 4 Same Server Recovery を実行している場合は、「The Same System Recovery flag was detected. Is this server being configured as a Cisco CallManager Publisher?」というメッセージが表示されます。 Yes をクリックします。

ステップ 5 I accept the terms in the license agreement オプション ボタンをクリックして Cisco CallManager 使用許諾契約に同意します。次に、 Next をクリックします。

ステップ 6 Customer Information ウィンドウに、オペレーティング システムのインストール時に入力したユーザ名と会社名が自動的に表示されます。

オペレーティング システムのインストール時に入力したプロダクト キーが、Product Key フィールドに自動的に読み込まれます。 Next をクリックします。


) パブリッシャ データベース サーバは、クラスタ内のすべてのサーバに対するマスター データベースとして機能します。パブリッシング データベース サーバ以外のすべてのサーバは、パブリッシャ データベース サーバのコピーであるサブスクライバ データベースを保持します。サブスクライバ データベース サーバを設定する場合、インストールするサーバがパブリッシング データベース サーバに接続し、インストールが続行できることを確認してください。インストール プロセスでは、パブリッシング データベース サーバへの接続が必要になります。この接続により、パブリッシャ データベース サーバはサブスクライバ サーバのローカル ドライブにコピーされます。サーバ間の接続が良好な状態にあるかを確認するには、認証を試行する前にサブスクライバ サーバからパブリッシャ データベース サーバに ping コマンドを発行します。ドメイン ネーム システム(DNS)を使用している場合は、ping コマンドで、完全修飾ドメイン名(たとえば、「hostname.cisco.com」)を使用します。ping コマンドが成功しない場合は、すべてのサブスクライバ サーバからパブリッシャ データベース サーバへのアクセスを試行することもできます。これを行うには、Start > Run の順に選択し、\\<Publisher Server Name>\C$ と入力します。次に、OK をクリックします。パブリッシャ データベース サーバからサブスクライバ サーバにアクセスできない場合は、インストレーション プログラムを終了し、障害を修復してから再度サブスクライバ サーバでインストール手順を開始してください。


ステップ 7 バックアップ ユーティリティをパブリッシャ データベース サーバにインストールした場合は、次の手順を実行します。

a. Custom オプション ボタンをクリックします。

この操作により、バックアップ ユーティリティは、サブスクライバ データベース サーバにインストールされなくなります。必要であれば、後でバックアップ ユーティリティをこのサーバにインストールすることもできます。

b. Cisco Backup をクリックします。

c. This feature will not be available をクリックします。

d. Next をクリックします。

ステップ 8 Server Type ウィンドウで、次の手順を実行します。

a. Subscriber オプション ボタンをクリックします。

b. パブリッシャ データベース サーバのコンピュータ名を入力します。


注意 パブリッシャ データベース サーバの IP アドレスや完全修飾 DNS を入力すると、インストールは失敗します。

c. Next をクリックします。

ステップ 9 Administrator password ウィンドウに、ローカルの Windows 管理者パスワードを入力します。

このパスワードは、パブリッシャ データベース サーバで使用されている Windows 管理者パスワードと一致する必要があります。

Next をクリックします。

ステップ 10 SQL Password ウィンドウで、次の手順を実行します。

a. SA(SQL サーバ システム管理者)パスワードを入力します。

このパスワードは、パブリッシャ データベース サーバで使用されている SA パスワードと一致する必要があります。

b. Tab キーを押します。

c. パスワードを確認するため、再度パスワードを入力します。次に、 Next をクリックします。

ステップ 11 ステップ 7で Custom を選択した場合は、ステップ 13に進みます。

ステップ 7で Complete を選択した場合は、ステップ 12に進みます。

ステップ 12 バックアップ ソフトウェアをインストールするように求められたら、 Backup Target オプション ボタンをクリックし、次に、 OK をクリックします。

ステップ 13 これで、Cisco CallManager とその他の付属ソフトウェアをインストールする準備が整ったので、
Install
をクリックします。インストールのこの部分に要する時間は、サーバ タイプによって異なり、約 30 ~ 45 分を要します。

ウィンドウ内のステータス バーに、インストールの進行状況が表示されます。Microsoft SQL Server 2000、Microsoft SQL Server Service Pack 2、DC Directory、および Cisco CallManager がインストールされます。インストールが完了するまで待ちます。

ステップ 14 Cisco CallManager のインストールが完了したら、 Finish をクリックしてウィザードを終了します。

ステップ 15 Yes をクリックして、サーバを再起動します。

ステップ 16 サーバが再起動したら、CD-ROM ドライブから CD-ROM を取り出します。

ステップ 17 Administrator アカウントおよびパスワードを使用してログインします。


 

Cisco CallManager サポート パッチのインストール

このバージョンの Cisco CallManager をクラスタ内のすべてのサーバにインストールしたら、最新の Cisco CallManager サポート パッチをクラスタ内のすべてのサーバにインストールすることを強くお勧めします。これらのサポート パッチには、追加のユーティリティおよびシステムのバグ フィックスが収録されます。たとえば、ciscocm.3-3-2-spA.exe は Cisco パスワード ユーティリティを提供します。

Cisco CallManager サポート パッチは累積されることに注意してください。シスコでは、常にこれらのユーティリティおよびバグ フィックスを次の Cisco CallManager リリースに統合します。


ヒント クラスタ内のサーバすべてに対して、同一バージョンのサポート パッチをインストールしたことを確認してください。


最新の Cisco CallManager サポート パッチを入手するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/sw-voice.shtml をクリックします。

ステップ 2 Cisco CallManager Version 3.3 をクリックします。

Cisco CallManager 3.3 software ページが表示されます。

ステップ 3 サポート パッチの readme ドキュメントを見つけてダウンロードします。

readme ファイルには、ファイルをインストールするための手順、注意、および説明が記載されています。

ステップ 4 readme ファイルを参照して、Cisco CallManager がインストールされているクラスタ内のすべてのサーバに Cisco CallManager サポート パッチをインストールします。

ステップ 5 この他に、インストール後の作業を行います。


 

インストール後の作業

Cisco CallManager をご使用のサーバ上にインストールしたら、ユーザは使用する前に、
Cisco CallManager 用の一部のパラメータを設定し、インストレーション後のタスクを実行しておく必要があります。これらのタスクは、インストールするサーバごとに実行してください。なお、これらのタスクは、クラスタ内のその他のサーバをインストールする前、またはその後のどちらでも実行できます。

インストール後に完了する必要があるタスクについては、 表 5 を参照してください。

 

表 5 インストール後の作業

インストール後の作業
注意事項

クラスタ内の各サーバ上で実行するサービスをアクティブにします。

次の資料を参照してください。

『Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド』

『Cisco CallManager Serviceability System Guide』

DNS を設定します。

「DNS の設定」を参照してください。

データベースを設定します。

「データベースの設定」を参照してください。

システムを管理するために、
Cisco CallManager データを毎日バックアップします。

『Cisco CallManager 3.3 バックアップと復元』を参照してください。

システムを管理するために、CCO から入手可能な最新のサポート パッチおよびホットフィックスをインストールします。

サーバ上にインストールされているコンポーネントを表示します。

次の項を参照してください。

「継続したシステム管理のためのサポート パッチおよびホットフィックスのダウンロード」

「サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示」

必要に応じて、MCS-7845-1400 上の F: ドライブを、トレース ファイルを収集するように設定できます。

「F: ドライブを使用した MCS-7845-1400 上でのトレース ファイルの収集」を参照してください。

追加の Music on Hold セレクションを
CD-ROM または Web サイトからインストールします。

「サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示」を参照してください。

必要に応じて、サーバ上に Cisco Customer
Response Solutions(CRS)をインストールし、設定します。

当該 CRS のインストール マニュアルを参照してください。

English_United_States というロケールが自動的にサーバにインストールされます。必要に応じて、英語以外のロケールをインストールします。既存のロケールをアップグレードするか、新しいロケールをサーバに追加するには、Cisco IP Telephony Locale Installer をインストールします。

ロケールとインストーラのドキュメントを入手するには、次の URL をクリックします。

http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/callmgr-
locale-33

このオプションを実行する場合は、パスワード ユーティリティを使用して、NT サービスのパスワードを変更することができます。

このユーティリティを使用すると、クラスタ内のすべてのサーバのパスワードが同時に変更されます。


注意 このユーティリティを実行するとコール処理の中断が発生します。したがって、ユーティリティはオフピーク時間に実行することをお勧めします。

シスコでは、ciscocm.3-3-2-spA.exe というサポート パッチで最初バージョンのパスワード ユーティリティを提供しています。このユーティリティの使用方法については、Web 上にユーティリティと一緒に掲載されている readme ドキュメントを参照してください。

パスワードを変更した場合は、パスワード ユーティリティを使用してパスワードをデフォルトにリセットしない限り、クラスタにサブスクライバ サーバを追加することも、Cisco CallManager を既存のサーバに再インストールすることもできません。

必要に応じて、インストール後に、クラスタにサブスクライバ サーバを追加できます。

「インストール後のクラスタへの新しいサブスクライバ サーバの追加」を参照してください。

必要に応じて、パブリッシャ データベース サーバを置き換えることができます。

「インストール後のパブリッシャ データベース サーバの置き換え」を参照してください。

継続したサーバ管理を行います。

「継続したサーバ管理」を参照してください。

サービスのアクティブ化

すべてのサービスはクラスタ内のすべてのサーバにインストールされますが、クラスタ内の各サーバ上で実行するサービスは、手動でアクティブにする必要があります。


注意 サービスの開始と停止を、Microsoft Computer Management ウィンドウから実行しないでください。このウィンドウからサービスを開始および停止すると、Cisco CallManager データベースに問題が発生します。

サービスに関する推奨事項や詳細については、『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco CallManager Serviceability System Guide 』を参照してください。

DNS の設定

Cisco CallManager がインストールされているクラスタ内のすべてのサーバに対して DNS を設定することを強くお勧めします。シスコでは、DNS を使用してサーバ名を IP アドレスに解決することで、サーバがクラスタ内で相互対話できるようにします。


注意 DNS を設定する場合は、逆 DNS ルックアップ機能が設定され、イネーブルになっていることを確認してください。

DNS suffix for the connection フィールドには、サーバがメンバーとして存在している DNS ドメイン情報を含める必要があります。

1 つの Cisco CallManager クラスタに複数の DNS ドメインが存在する場合や、Backup Network Directory Location が別の DNS ドメインに存在する場合は、Append these DNS suffixes(in order):フィールドにドメイン情報を正しく入力する必要があります。ドメイン命名規則の詳細については、『Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server』を参照してください。この資料については、表 1を参照してください。

Cisco CallManager のインストール後に DNS を設定する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Start > Settings > Network and Dial-up Connections の順に選択します。

ステップ 2 Local Area Connection を右クリックし、 Properties を選択します。

ステップ 3 Internet Protocol(TCP/IP) を選択します。

ステップ 4 Properties をクリックします。

ステップ 5 Advanced をクリックします。

ステップ 6 DNS タブをクリックします。

ステップ 7 DNS server addresses in order of use ペインの下にある Add ボタンをクリックします。

ステップ 8 ダイアログボックスに DNS サーバの IP アドレスを入力し、 Add をクリックします。

ステップ 9 Register the connection's address with DNS チェックボックスがオンになっていない場合はオンにします。

ステップ 10 OK をクリックします。

ステップ 11 Cisco CallManager がインストールされているクラスタ内のすべてのサーバで、この手順を実行します。


 

データベースの設定

Cisco CallManager のインストール後に、Cisco CallManager Administration を使用して、データベースの設定を開始することができます。Cisco CallManager データベースには、システム全体、接続されているデバイス、および個々のユーザに関連した情報とパラメータが格納されています。次のリストは、Cisco CallManager Administration または Cisco CallManager Serviceability で実行する必要があるタスクを示しています。

1. Cisco CallManager Serviceability で、クラスタ内の各サーバ上で実行するサービスをアクティブにします。

2. Cisco CallManager グループなど、システムレベルの設定値を設定します。

3. ダイヤル プランを設計し、設定します。

4. 会議や Music On Hold などのメディア リソースを設定します。

5. 選択したボイスメール システムをインストールし、設定します。

6. システム全体の機能、Cisco IP Phone サービス、Cisco CallManager Extension Mobility、Cisco CallManager Attendant Console、および Cisco IP Manager Assistant を設定します。

7. ゲートウェイをインストールし、設定します。

8. コンピュータ テレフォニー統合(CTI)アプリケーションのサポートをイネーブルにし、必要な CTI アプリケーションをインストールおよび設定します。

9. 電話を設定およびインストールしてから、ユーザを電話に関連付けます。

Cisco CallManager データベースの設定の詳細は、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』、『Cisco CallManager システム ガイド』、または Cisco CallManager アプリケーションのオンライン ヘルプを参照してください。

継続したシステム管理のためのサポート パッチおよびホットフィックスのダウンロード

継続した管理を行うために、次のタスクを実行します。

最新の Microsoft パッチおよびホスト フィックス(「Microsoft パッチおよびホットフィックスについて」)がインストールされていることを確認します

最新の Cisco CallManager サポート パッチ(「Cisco CallManager サポート パッチについて」)がインストールされていることを確認します

Microsoft パッチおよびホットフィックスについて

詳細については、『 Installing the Operating System on the Cisco IP Telephony Applications Server 』を参照してください。この資料を入手するには、 表 1 を参照してください。

Cisco CallManager サポート パッチについて

「Cisco CallManager サポート パッチのインストール」を参照してください。

サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンの表示

stiver.exe プログラムを使用すると、すべてのインストール済みコンポーネント(オペレーティング システム、アップグレード、バックアップと復元ユーティリティなど)の現在のバージョンを確認することができます。シスコでは、このプログラムから、Cisco CallManager の実際のバージョンを報告していないことに注意してください。初期インストール時に、インストレーション CD-ROM を使用して実行したコンポーネントの多くは、すでにシステムには存在していないからです。

OS Image のバージョンは、ご使用のオペレーティング システムの CD-ROM バージョン番号と同じです。OS Image のバージョンは、Cisco IP Telephony Server Operating System Hardware Detection CD-ROM(CD #1)を使用して新規にインストールする場合にだけ変更されます。

サーバにインストールされているコンポーネントのバージョンを表示する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Windows Explorer を使用して、次のフォルダを表示します。

C:\sti\stiver

ステップ 2 サーバで実行されているコンポーネントのバージョンを表示します。


.

F: ドライブを使用した MCS-7845-1400 上でのトレース ファイルの収集

システムのパフォーマンスを向上させるには、サービス パラメータおよびトレース出力設定値を設定して、トレース ファイルをデフォルトの C: ドライブの代わりに F: ドライブに書き込むことができます。F: ドライブは、トレース ファイルを収集する目的に特化してセットアップされているため、F: ドライブを使用すると、より多くのトレース ファイルの収集が可能になります。

次の手順を、クラスタ内のすべての MCS-7845-1400 に対して実行します。

手順


ステップ 1 Cisco CallManager Administration で、 Application > Cisco CallManager Serviceability の順に選択します。

CiscoCallManager Serviceability ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Trace > Configuration の順に選択します。

ステップ 3 Trace Configuration ウィンドウの左側のペインで、MCS-7845-1400 のサーバ名または IP アドレスをクリックします。

ステップ 4 Cisco CallManager サービスを選択します。

サービスおよびサーバに対する Trace Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 ウィンドウの右上にある SDL Configuration リンクをクリックします。

ステップ 6 Trace Output Settings 下にある Trace Directory Path フィールド内で、デフォルトの C: ドライブから F: ドライブに変更します。

ステップ 7 Update をクリックします。

ステップ 8 この手順を、クラスタ内のすべての MCS-7845-1400 に対して実行します。


 

Cisco CallManager Music On Hold の CD-ROM またはダウンロードの使用

Cisco CallManager がサーバにインストールされるときに、デフォルトの Music On Hold(MOH; 保留音楽)のサンプルがユーザ用に自動的にインストールされます。MOH の種類を増やすために、Cisco IP Telephony Applications Server に付属している Cisco CallManager Music On Hold の CD-ROM から MOH をインストールすることもできます。また、Web サイトから次の 2 つのファイルのうちのどちらかをダウンロードすることができます。

ciscocm-MusicOnHold は、CD-ROM で入手可能な音楽がすべて含まれた wav ファイルのセットです。

ciscocm-MusicOnHoldSampler は、CD-ROM で入手可能な音楽のサンプルが含まれた小さいファイルのセットです。

Music On Hold の詳細は、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』および『Cisco CallManager システム ガイド』の各最新版を参照してください。

Cisco CallManager ユーザは、すべての CD-ROM/ファイルの内容を Music On Hold で使用できます。ライセンスの制限により、Cisco CallManager Music On Hold の CD-ROM ファイルを配布したり、他の目的で使用することはできません。

インストール後のクラスタへの新しいサブスクライバ サーバの追加

クラスタにサーバを追加することが必要になった場合は、次のタスクを実行します。

1. クラスタ内のサーバで NT サービスのパスワードを 1 つでも変更した場合は、パスワード ユーティリティを使用して、パスワードをデフォルトにリセットする必要があります。このタスクを実行しないと、インストールは失敗します。

2. シスコが提供するオペレーティング システムの CD-ROM と、オペレーティング システムのマニュアルを使用して、サブスクライバ サーバにオペレーティング システムをインストールします。

3. Cisco CallManager をインストールする前に、名前解決(たとえば、DNS)が設定されていることを確認します。

4. Cisco CallManager Installation and Recovery CD-ROM を使用して、サブスクライバ サーバに Cisco CallManager をインストールします。

パブリッシャ データベース サーバ名が正しく入力されていることを確認します。この方法により、パブリッシャ データベース サーバに対する認証が可能になります。

5. クラスタ内で現在実行されているバージョンの Cisco CallManager にアップグレードします。

6. 既存のクラスタに適用したものと同じ Cisco CallManager サポート パッチおよびオペレーティング システムのホットフィックス/サービス パッチをインストールします。

インストール後のパブリッシャ データベース サーバの置き換え

このタスクを実行する場合の詳細については、『 Cisco CallManager Release 3.3 バックアップと復元 』を参照してください。

継続したサーバ管理

Compaq Insight Management Agent または IBM UM Services は、いずれも SNMP エージェントの拡張です。これらを使用すると、サーバの特定コンポーネント(たとえば、CPU、仮想メモリ、およびディスク使用状況)をモニタし、管理できるようになります。また、これらのエージェントは、サーバの温度、ファンの状況、電源装置、および NIC 情報もモニタします。

Cisco Media Convergence Servers およびお客様が用意するシスコ標準に準拠した Compaq サーバ上で Cisco IP Telephony Server Operating System OS/BIOS Upgrade CD-ROM(CD #2)の最新バージョンを CD-ROM ドライブに挿入すると、ドライバがアップグレードされます。CD #2 の使用方法については、『Cisco CallManager Release 3.3 アップグレード手順』を参照してください。IBM サーバのドライバ、BIOS、またはファームウェアのアップグレードについては、IBM に直接お問い合わせください。また次の URL から同社の Web サイトにアクセスすることもできます。

http://www.cisco.com/warp/public/779/largeent/avvid/products/infrastructure.html

サブスクライバ接続の確認と再初期化

クラスタ内のパブリッシャ データベース サーバとサブスクライバ間の接続が、なんらかの理由により切断されると、このデータベースの複製は、サブスクライバに作成されません。

サブスクリプションのステータスの確認

Enterprise Manager で、サブスクリプションの横に赤色の X アイコンが表示されている場合は、サブスクリプションが切断されていることを示しています。

サブスクリプションの再初期化と複製スナップショット エージェントの起動

サブスクリプションの横に赤色の X アイコンが表示されていることで、1 つまたは複数のサブスクリプション接続が切断されていると判断した場合は、パブリッシャ データベース サーバでサブスクリプションを再初期化し、複製スナップショット エージェントを起動します。

手順


ステップ 1 Start > Programs > Microsoft SQL Server 2000 > Enterprise Manager の順に選択し、SQL Server Enterprise Manager を開きます。

ステップ 2 次のパスで、設定するパブリッシャ データベース名を選択します。

Microsoft SQL Servers/SQL Server Group/<this server's hostname>/Databases/<the publisher database name>Publications

ステップ 3 メイン ウィンドウで、サブスクリプション名を右クリックし、 Reinitialize all Subscriptions を選択します。確認するために Yes をクリックします。

ステップ 4 次のパスで、 Snapshot Agents フォルダを選択します。

Microsoft SQL Servers/SQL Server Group/<this server's hostname>/Replication Monitor/Agents

ステップ 5 設定するデータベース名と一致するパブリケーション名を右クリックし、 Start をクリックします。


 

まれに、サブスクリプションの再初期化が動作しない場合があります。上記の手順を実行しても、これらの動作が確認できない場合は、この製品の技術サポートを提供するチーム(たとえば、Cisco AVVID パートナーや Cisco Technical Assistance Center(TAC))にお問い合わせください。

エラー メッセージ

インストール時に、ダイアログボックス(ログ ファイルではない)に次のエラー メッセージが表示される場合があります。C:\Program Files\Common Files\Cisco\Logs から ccminst <data/time
stamp>.log というログ ファイルを取得し、検討することができます。

 

表 6 インストール時のエラー メッセージ

エラー メッセージ
原因
修正処置

You must provide the Computer Name of the publisher server. IP addresses or fully qualified DNS names are not allowed.

パブリッシャ データベース サーバ名を入力するときに、ピリオド(.)を使用することはできません。

情報を正しく入力し直します。

You must provide the publisher server name when installing a subscriber.

このエラー メッセージは、サブスクライバ サーバに
Cisco CallManager をインストールするときにパブリッシャ データベース サーバ名を入力しなかった場合に表示されます。

情報を正しく入力し直します。

You have entered an invalid product key. Please re-enter the key.

無効なプロダクト キーが入力されました。

Cisco CRS のインストール マニュアルを参照して、Cisco CRS プロダクト キーを確認します。
Cisco CallManager プロダクト キーについては、本書を参照してください。

You must enter a password.

このメッセージは、アプリケーションのインストールに必要なパスワードを入力しなかった場合に表示されます。

正しいパスワードを入力します。

The passwords you entered do not match.

このエラー メッセージは、パスワードを 2 回以上入力したときに、入力したパスワードがサーバ上のパスワードと一致していない場合に表示されます。

クラスタ内のサーバすべてに対して、同一のパスワードを入力します。

You must have intrusion detection, anti-virus protection software, or any third-party applications uninstalled before you continue with the
Cisco CallManager installation. Failure to do so could cause un-recoverable errors. Would you like to proceed?

このメッセージは、管理者に対する要件のアラートとして常に表示されます。

シスコで検証されたアプリケーション(Cisco AVVID Partner Applications)またはプラットフォーム エージェントがサーバにインストールされている場合は、サービスを無効にするか、またはアンインストールして、サービスを停止する必要があります。

Error opening MSI package

Cisco CallManager のセットアップ時に MSI パッケージを見つけることができませんでした。

このメッセージは、メディアに問題が発生した場合に表示されます。再度
CD-ROM を挿入します。

This package has already been installed.

このメッセージは、インストールが成功した後で、同じバージョンの Cisco CallManager を再度インストールしようとした場合に表示されます。

CD-ROM ドライブから CD-ROM を取り出します。

A newer version of this package has already been installed.

このメッセージは、インストールが成功した後で、そのバージョンよりも前のバージョンの Cisco CallManager をインストールしようとした場合に表示されます。

CD-ROM ドライブから CD-ROM を取り出します。

An unexpected error occurred.

Cisco CallManager のセットアップ時にエラーが発生しました。

ログ ファイルを取得して調べます。

An unexpected error occurred while constructing package name.

Cisco CallManager のセットアップ時にエラーが発生しました。

ログ ファイルを取得して調べます。

An unexpected error occurred while creating the log directory.

インストール時にログ ファイルのディレクトリを作成できませんでした。

サーバのセキュリティ ポリシーが制限されていないことを確認します。

Unable to connect to <server name>

サーバ上に入力したパスワードが一致していない場合は、インストール時に Dbname.ini
ファイルを見つけることができません。

パブリッシャ データベース サーバは使用できません。DNS が実装されていません。

Current OS version does not meet minimum requirements.Aborting Cisco CallManager install.

Cisco CallManager Release 3.3(2) では、シスコが提供するオペレーティング システムのバージョン 2000.2.3 以降が必要です。

インストールに適合したバージョンを確認するには、『 Cisco IP Telephony
BIOS and Operating System Version Roadmap
』を参照してください。

Installing Cisco CallManager using Terminal Services is not allowed. Install will now abort.

Cisco CallManager のインストール、アップグレード、および設定タスクでは、Terminal Services はサポートされません。

Cisco Technical Assistance Center(TAC)では、リモート管理タスクやトラブルシューティング タスクに Terminal Services を使用します。

Virtual Network Computing(VNC)を使用する場合は、 表 1 を参照してください。

Failed to launch <name of executable>, aborting install

インストール時に実行ファイルを起動しようとしましたが、起動に失敗しました。

ログ ファイルを取得して調べます。メディアに問題が発生している可能性もあります。

Failure occurred trying to determine if Cisco Directory install
succeeded. Aborting
Cisco CallManager install.

DC Directory のインストールに失敗しました。

ログ ファイルを取得して調べます。

マニュアルの入手

シスコシステムズからマニュアルを入手する方法を紹介します。

World Wide Web

マニュアルの最新版は、WWW の次の URL で参照できます。

http://www.cisco.com/

翻訳版は、次の URL で入手できます。

http://www.cisco.com/public/countries_languages.shtml

Documentation CD-ROM

シスコのマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属している Cisco Documentation CD-ROM パッケージでご利用いただけます。Documentation CD-ROM は毎月更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。この CD-ROM パッケージは、1 つのパッケージごとでも、年間契約という形でもご利用いただけます。

マニュアルの発注方法

シスコ製品のマニュアルは、次の方法で発注できます。

Cisco.com 登録ユーザ(シスコの直接顧客)は、Networking Products MarketPlace からシスコ製品のマニュアルを発注できます。

http://www.cisco.com/cgi-bin/order/order_root.pl

Cisco.com 登録ユーザの場合、Subscription Store からオンラインで Documentation CD-ROM を発注できます。

http://www.cisco.com/go/subscription

Cisco.com に登録されていない場合、製品を購入された代理店へお問い合せください。

テクニカル サポート

シスコでは、技術上のあらゆる問題の最初の窓口として Cisco.com を運営しています。お客様およびパートナーはオンライン ツールからマニュアル、トラブルシューティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手できます。Cisco.com にご登録済みのお客様は、TAC の Web サイトにあるテクニカル サポートにアクセスできます。

Cisco.com

Cisco.com は、いつでもどこからでも、シスコの情報やリソースにアクセスできる対話形式のネットワーク サービスです。

優れた、使いやすい統合インターネット アプリケーションにより、シスコ製品を次のような形でより一層有効にご活用いただけます。

ビジネス プロセスの合理化と生産性の向上

オンライン テクニカル サポートによる技術上の問題の解決

ソフトウェア パッケージのダウンロードとテスト

シスコのトレーニング資料や製品の発注

オンラインでの技術査定、トレーニング、認定プログラムへの登録

Cisco.com に登録されると、各ユーザに合った情報やサービスをご利用いただくことができます。Cisco.com には、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/

TAC(Technical Assistance Center)

Cisco TAC では、すべてのお客様が、シスコ製品または技術についてのテクニカル サポートを受けることができます。Cisco TAC Web サイトと Cisco TAC Escalation センターの 2 タイプのサポートが提供されます。

Cisco TAC inquires は、問題の緊急性の度合いによって分類されます。

優先レベル 4(P4):シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要である。

優先レベル 3(P3):ネットワークのパフォーマンスが低下した。ネットワークは十分に機能していないが、ほとんどの業務運用を継続できる。

優先レベル 2(P2):ネットワークのパフォーマンスが著しく低下したため、業務に大きな影響がある。対応策が見つからない。

優先レベル 1(P1):ネットワークがダウンし、すぐにサービスを回復しなければ業務に致命的な損害が発生する。対応策が見つからない。

不具合の優先レベルとお客様が加入されたサービス契約の条件に基づいて、シスコ製品または技術についてのテクニカル サポートを受けることができます。

Cisco TAC Web サイト

Cisco TAC の Web サイトでは、ユーザは P3 および P4 レベルの問題をユーザ自身で解決でき、費用と時間を節約することができます。このサイトでは、オンライン ツール、知識ベース、ソフトウェアに 24 時間アクセスできます。Cisco TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/tac

シスコと正式なサービス契約を交わしているすべてのお客様、パートナー、および代理店は、Cisco TAC Web サイトのテクニカル サポートをご利用いただけます。Cisco TAC Web サイトへのアクセスには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得されていない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/register/

Cisco.com 登録ユーザは、TAC Web サイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Open ツールのオンライン サービスをご利用いただけます。TAC Case Open ツールの URL は次の通りです。

http://www.cisco.com/tac/caseopen

インターネットからのアクセスの場合は、Cisco TAC Web サイトから、P3 および P4 に対応したサイトの利用をお勧めします。

Japan TAC Web サイト

Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト(http://www.cisco.com/tac)のドキュメントを日本語で提供し ています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスし てください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得してい ない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register

Cisco TAC Escalation センター

Cisco TAC Escalation Center では、P1 から P2 に該当する問題を取り扱います。P 1 と P2 は、重大なネットワークの性能低下がビジネスの遂行に著しく影響する場合に割り当てられます。TAC Escalation センターに P1 または P2 レベルのご相談をした場合、Cisco TAC の担当者は、すぐに関連する Web サイトを開きます。

TAC フリーダイヤルの国別番号へは、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml

電話で問い合せる前に、お客様のネットワーク管理センターへ連絡して、シスコが御社へ提供できるサービスのレベル(SMARTnet、SMARTnet Onsite、Network Supported Accounts など)を確定してください。お電話の場合は、有効なサービス契約番号と製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。