Cisco Unified Communications Manager Release 10.5(1) での IM and Presence Service の設定と管理
IM and Presence Service と統合するための Cisco Unified Communications Manager の設定
IM and Presence Service と統合するための Cisco Unified Communications Manager の設定

IM and Presence Service と統合するための Cisco Unified Communications Manager の設定

統合前の Cisco Unified Communications Manager のユーザおよびデバイス設定のタスク リスト

IM and Presence Service と統合するように Cisco Unified Communications Manager を設定する前に、次のユーザおよびデバイス設定が Cisco Unified Communications Manager で完了していることを確認します。

表 1 IM and Presence Service と統合する前に、Cisco Unified Communications Manager のユーザとデバイスを設定するためのタスク リスト

タスク

説明

ユーザ クレデンシャル ポリシーを修正する

この手順は、Cisco Unified Communications Manager Release 6.0 以降と統合する場合にだけ適用されます。

ユーザのクレデンシャル ポリシーの有効期限を設定することを推奨します。 クレデンシャル ポリシーの有効期限を必要としない唯一のユーザ タイプは、アプリケーション ユーザです。

Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Unified Communications Manager のユーザを認証するために LDAP サーバを使用している場合はクレデンシャル ポリシーを使用しません。

[Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)] > [User Management(ユーザ管理)] > [Credential Policy Default(クレデンシャル ポリシーのデフォルト)]

電話機を設定し、各電話機に電話番号(DN)を関連付ける

[Allow Control of Device from CTI(CTI からデバイスを制御可能)] チェックボックスをオンにして、電話が クライアントと相互運用できるようにします。

[Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)] > [Device(デバイス)] > [Phone(電話機)]

ユーザを設定し、各ユーザにデバイスを関連付ける

ユーザ ID 値が各ユーザで一意になっていることを確認します。

[Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)] > [User Management(ユーザ管理)] > [End User(エンド ユーザ)]

ユーザをライン アピアランスに関連付ける

この手順は、Cisco Unified Communications Manager Release 6.0 以降だけに適用されます。

[Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)] > [Device(デバイス)] > [Phone(電話機)]

CTI 対応ユーザ グループにユーザを追加する

デスクフォン制御を有効にするには、CTI 対応ユーザ グループにユーザを追加する必要があります。

[Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)] > [User Management(ユーザ管理)] > [User Group(ユーザ グループ)]

(任意)ユーザの directoryURI 値を設定する

IM and Presence Service ノードが Directories URI IM アドレス スキームを使用している場合は、ユーザの directoryURI 値を設定する必要があります。 ユーザのディレクトリ URI 値は、Cisco Unified Communications Manager LDAP ディレクトリに同期化するか、または手動で更新できます。

LDAP が有効になっていない場合に LDAP を有効にする、またはユーザのディレクトリ URI 値を手動で編集する手順については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide(Cisco Unified Communications Manager 管理ガイド)』を参照してください。


(注)  


メニュー オプションおよびパラメータは、Cisco Unified Communications Manager リリースごとに異なる可能性があるため、リリースに適用される Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。


プレゼンス グループ間登録パラメータの設定

あるプレゼンス グループのユーザが別のプレゼンス グループのユーザのアベイラビリティ情報に登録することを許可するには、プレゼンス グループ間登録パラメータを有効にします。

制約事項

プレゼンス グループ間登録パラメータを有効にできるのは、デフォルトの標準プレゼンス グループまたは新しいプレゼンス グループの登録権限が [Use System Default(システム デフォルトの使用)] に設定されている場合のみです。 プレゼンス グループを設定するには、[Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)] > [System(システム)] > [Presence Groups(プレゼンス グループ)] を選択します。

手順
    ステップ 1   [Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM 管理)] > [System(システム)] > [Service Parameters(サービス パラメータ)] を選択します。
    ステップ 2   [Server(サーバ)] メニューから [Cisco Unified Communications Manager] ノードを選択します。
    ステップ 3   [Service(サービス)] メニューから [Cisco CallManager] を選択します。
    ステップ 4   [Clusterwide Parameters (System - Presence)(クラスタ全体のパラメータ(システム - プレゼンス))] セクションでデフォルトのプレゼンス グループ間登録に対して [Allow Subscription(登録の許可)] を選択します。
    ステップ 5   [Save(保存)] をクリックします。
    ヒント   
    Cisco Unified Communications ManagerIM and Presence Service をアプリケーション サーバとして手動で追加する必要はありません。

    次の作業

    Cisco Unified Communications Manager の SIP トランクを設定します。

    Cisco Unified Communications Manager の SIP トランク設定

    SIP トランクに設定するポート番号は、展開する IM and Presence Service のバージョンによって異なります。 IM and Presence Service Release 9.0(x) 以降では、SIP トランクにポート番号 5060 を設定します。

    IM and Presence サービスの SIP トランク セキュリティ プロファイルの設定

    手順
      ステップ 1   [Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)] > [System(システム)] > [Security(セキュリティ)] > [SIP Trunk Security Profile(SIP トランプ セキュリティ プロファイル)] を選択します。
      ステップ 2   [Find(検索)] をクリックします。
      ステップ 3   [Non Secure SIP Trunk Profile(非セキュアな SIP トランク プロファイル)] をクリックします。
      ステップ 4   [Copy(コピー)] をクリックして、[Name(ファイル名)] フィールドにCUP トランクを入力してください。
      ステップ 5   [Device Security Mode(デバイス セキュリティ モード)] の設定が [Non Secure(非セキュア)] であることを確認します。
      ステップ 6   [Incoming Transport Type(着信転送タイプ)] の設定が [TCP+UDP] であることを確認します。
      ステップ 7   [Outgoing Transport Type(発信転送タイプ)] の設定が [TCP] であることを確認します。
      ステップ 8   次の項目をオンにして有効にします。
      • プレゼンス登録の許可(Accept Presence Subscription)

      • アウトオブダイアログ REFER の許可(Accept Out-of-Dialog REFER)

      • Unsolicited NOTIFY の許可(Accept unsolicited notification)

      • Replaces ヘッダーの許可(Accept replaces header)

      ステップ 9   [Save(保存)] をクリックします。

      次の作業

      Cisco Unified Communications Manager の SIP トランクの設定に進みます。

      IM and Presence サービスの SIP トランクの設定

      Cisco Unified Communications Manager クラスタと IM and Presence サービス クラスタの間には、1 個の SIP トランクのみを設定します。 SIP トランクを設定した後、[Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)] > [System(システム)] > [Service Parameters(サービス パラメータ)] を選択することにより、Cisco Unified Communications Manager でその SIP トランクを IM and Presence PUBLISH トランクとして割り当てる必要があります。

      [Destination Address(宛先アドレス)] フィールドで、次の形式の 1 つを使用して値を入力してください。

      • ドット付き IP アドレス

      • 完全修飾ドメイン名(FQDN)

      • DNS SRV

      ハイ アベイラビリティが IM and Presence クラスタに設定されている場合、クラスタ内の複数のノードを識別するために、複数のエントリをドット付き IP アドレスまたは FQDN で入力する必要があります。 ハイ アベイラビリティを設定する場合は、DNS SRVは IM and Presence のクラスタに使用できません。

      はじめる前に
      • Cisco Unified Communications Manager の SIP トランク セキュリティ プロファイルを設定します。
      • プレゼンス ゲートウェイの設定オプションのトピックを参照してください。
      手順
        ステップ 1   [Cisco Unified CM Administration(Cisco Unified CM の管理)] > [Device(デバイス)] > [Trunk(トランク)] を選択します。
        ステップ 2   [Add New(新規追加)] をクリックします。
        ステップ 3   [Trunk Type(トランク タイプ)] メニューから [SIP Trunk(SIP トランク)] を選択します。
        ステップ 4   [Device Protocol(デバイス プロトコル)] メニューから [SIP(SIP)] を選択します。
        ステップ 5   [Trunk Service Type(トランク サービス タイプ)] で [None(なし)] を選択します。
        ステップ 6   [Next(次へ)] をクリックします。
        ステップ 7   [Device Name(デバイス名)] に「CUPS-SIP-Trunk」と入力します。
        ステップ 8   [Device Pool(デバイス プール)] メニューからデバイス プールを選択します。
        ステップ 9   ウィンドウの下部にある [SIP Information(SIP 情報)] セクションで、次の値を設定します。
        1. [Destination Address(宛先アドレス)] フィールドに、ドット付き IP アドレスまたは DNS で解決可能で、IM and Presence ノードで設定された SRV クラスタ名に一致する必要がある FQDN を入力します。
        2. マルチノード展開を設定した場合は、[Destination Address is an SRV(宛先アドレスはSRVです)] をオンにします。

          このシナリオでは、Cisco Unified Communications Manager は名前(たとえば、_sip._tcp.hostname.tld)を解決するために DNS SRV レコード クエリーを実行します。 シングル ノード展開を設定する場合は、このチェックボックスをオフのままにし、Cisco Unified Communications Manager は名前(たとえば、hostname.tld)を解決するために DNS A レコード クエリーを実行します。

          DNS SRV レコードの宛先アドレスとして IM and Presence サービスのデフォルト ドメインを使用することを推奨します。

          (注)     

          DNS SRV レコードの宛先アドレスとしてドメイン値を指定できます。 指定されたドメインにユーザを割り当てる必要はありません。 入力したドメイン値が IM and Presence サービスのデフォルト ドメインと異なる場合、IM and Presence サービス の SRV クラスタ名である SIP Proxy サービス パラメータが DNS SRV レコードで指定するドメイン値に一致することを確認する必要があります デフォルト ドメインを使用する場合は、SRV クラスタ名パラメータの変更は必要ありません。

          いずれの場合も、Cisco Unified Communications SIP トランクの宛先アドレスは DNS によって解決し、IM and Presence のノードで設定された SRV クラスタ名に一致する必要があります。

        3. [Destination Port(接続先ポート)] に「5060」と入力します。
        4. [SIP Trunk Security Profile(SIP トランク セキュリティ プロファイル)] メニューから [Non Secure SIP Trunk Profile(非セキュアな SIP トランク プロファイル)] を選択します。
        5. [SIP Profile(SIP プロファイル)] メニューから [Standard SIP Profile(標準 SIP プロファイル)] を選択します。
        ステップ 10   [Save(保存)] をクリックします。

        トラブルシューティングのヒント

        ポート番号または IP アドレスを変更することで Publish SIP trunk SRV レコードの DNS エントリを修正する場合は、そのアドレスに以前にパブリッシュしたデバイスをすべて再起動し、どのデバイスも正しい IM and Presence サービスの連絡先を指していることを確認する必要があります。


        クラスタ外の Unified Communications Manager の電話利用状況の設定

        IM and Presence Service クラスタ外にある Cisco Unified Communications Manager から電話利用状況を許可できます。 クラスタ外にある Cisco Unified Communications Manager からのデフォルトの要求は、IM and Presence Service では受け付けられません。 また、Cisco Unified Communications Manager の SIP トランクも設定できます。

        TLS ピア サブジェクトを設定する前に、TLS コンテキストを設定する必要があります。

        TLS ピア サブジェクトの設定

        IM and Presence Service がクラスタ外の Cisco Unified Communications Manager から SIP PUBLISH を受け入れるようにするには、Cisco Unified Communications Manager は、IM and Presence Service の TLS 信頼ピアとしてリストする必要があります。

        手順
          ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence Administration(Cisco Unified CM IM and Presence の管理)] > [System(システム)] > [Security(セキュリティ)] > [TLS Peer Subjects(TLS ピア サブジェクト)] を選択します。
          ステップ 2   [Add New(新規追加)] をクリックします。
          ステップ 3   [Peer Subject Name(ピア サブジェクト名)] フィールドに外部 Cisco Unified Communications Manager の IP アドレスを入力します。
          ステップ 4   [Description(説明)] フィールドにノードの名前を入力します。
          ステップ 5   [Save(保存)] をクリックします。

          次の作業

          TLS コンテキストを設定します。

          TLS コンテキストの設定

          TLS コンテキストを設定するには、次の手順を使用します。

          はじめる前に

          TLS ピア サブジェクトを設定します。

          手順
            ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence Administration(Cisco Unified CM IM and Presence の管理)] > [System(システム)] > [Security(セキュリティ)] > [TLS Context Configuration(TLS コンテキストの設定)] を選択します。
            ステップ 2   [Find(検索)] をクリックします。
            ステップ 3   [Default_Cisco_UP_SIP_Proxy_Peer_Auth_TLS_Context] をクリックします。
            ステップ 4   使用可能な TLS ピア サブジェクトのリストから、設定した TLS ピア サブジェクトを選択します。
            ステップ 5   この TLS ピア サブジェクトを [Selected TLS Peer Subjects] に移動します。
            ステップ 6   [Save(保存)] をクリックします。
            ステップ 7   OAMAgent を再起動します。
            ステップ 8   Cisco Presence Engine を再起動します。
            ヒント   

            次の順序で再起動し、変更を有効にします。


            必要なサービスが Cisco Unified Communications Manager で実行されていることの確認

            Cisco Unified Communications Manager サービスは、Cisco Unified Communications Manager ノード、または IM and Presence Service ノードから表示、起動、停止できます。 次の手順には、Cisco Unified Communications Manager ノードで従う手順が示されています。 Cisco Unified Communications Manager サービスを IM and Presence Service ノードから表示するには、[Cisco Unified IM and Presence Serviceability(Cisco Unified IM and Presence の有用性)] > [Tools(ツール)] > [Service Activation(サービスのアクティブ化)] を選択します。

            手順
              ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager で、[Cisco Unified Serviceability] > [Tools(ツール)] > [Control Center - Feature Services(コントロール センター - 機能サービス)] を選択します。
              ステップ 2   [Server(サーバ)] メニューから [Cisco Unified Communications Manager] ノードを選択します。
              ステップ 3   次のサービスが実行されていることを確認します。
              • Cisco CallManager

              • Cisco TFTP

              • Cisco CTIManager

              • Cisco AXL Web Service(IM and PresenceCisco Unified Communications Manager 間のデータ同期用)

                ヒント   

                Cisco Unified Communications Manager のサービスを有効にするには、[Cisco Unified Serviceability] > [Tools(ツール)] > [Service Activation(サービスのアクティブ化)] を選択します。