Cisco Unified Communications Manager, Release 9.0(1) IM and Presence サービスのための Microsoft OCS による Microsoft Office Communicator のコール制御
IM and Presence との統合のための Microsoft コンポーネントの設定
IM and Presence との統合のための Microsoft コンポーネントの設定
発行日;2013/06/13   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

IM and Presence との統合のための Microsoft コンポーネントの設定

Microsoft Active Directory での回線 URI の設定

Microsoft Active Directory で回線 URI パラメータを設定する場合は、次の点に注意してください。

  • 回線 URI には、tel:xxxx;phone-context=dialstring の形式を使用することを推奨します。
    • xxxx には、コールの発信時に CTI マネージャが発信番号または着信番号として IM and Presence に報告する、ディレクトリ番号を指定します。
    • phone-context=dialstring を指定すると、Microsoft Office Communicator ディレクトリ番号に関連付けられているデバイスのいずれかをクライアントが制御できるようになります。
  • デバイス ID を設定する場合、Microsoft Office Communicator クライアントは最初のサインイン時にその ID に対応するデバイスを制御します。たとえば、tel:xxxx;phone-context=dialstring;device=SEP0002FD3BB5C5 となります。
  • パーティションを設定する場合、Microsoft Office Communicator クライアントはディレクトリ番号のパーティションを指定します。たとえば、tel:xxxx;phone-context=dialstring;device=SEP0002FD3BB5C5;partition=myPartition となります。
  • 回線 URI は、Microsoft Office Communicator ユーザがサイン インするときだけ有効になります。
  • 初回のサイン イン後、Microsoft Office Communicator ユーザは Phone Selection プラグインを使用して、制御するライン アピアランスを変更できます。
  • 回線 URI でデバイス ID を設定しないと、CTI ゲートウェイが回線の Directory Number(DN; ディレクトリ番号)に関連付けられるデバイスを決定します。 回線の DN にデバイスが 1 つだけ関連付けられていると、CTI ゲートウェイはそのデバイスを使用します。
  • Microsoft LCS を配置し、回線 URI でデバイス ID を設定せず、2 つのデバイスを回線の DN に関連付けている場合(共有回線)、CTI ゲートウェイは次の規則に従ってデバイスを選択します。
    • この 2 つのデバイスのいずれかが Cisco IP Communicator であり、そのステータスが登録されている場合、CTI ゲートウェイはそのデバイスを使用します。
    • この 2 つのデバイスのいずれかが Cisco IP Communicator であるものの、そのステータスが登録されていない場合、CTI ゲートウェイはもう一方のデバイスを使用します。
    • 2 つのデバイスとも Cisco IP Communicator ではない場合、Microsoft Office Communicator ユーザがサイン インすると両方の電話機が鳴ります。 ユーザは、電話機に応答してそのデバイスを制御する必要があります。
    • 3 つ以上のデバイスを回線の DN に関連付けている場合は、回線 URI で目的のデバイスを指定する必要があります。

IM and Presence でのユーザ認証

Microsoft Active Directory で SIP URI を設定するときは、IM and Presence がどのようにユーザ認証チェックを実行するかを考慮してください。 ユーザ認証ロジックは次のとおりです。

  1. IM and Presence は、Microsoft Office Communicator(サインイン)のユーザ ID がCisco Unified Communications Manager のユーザ ID と一致するかチェックします。 IM and Presence が一致を検出できない場合:
  2. IM and Presence は、Microsoft Office Communicator のユーザ電子メール([発信元(From)])ヘッダーが Cisco Unified Communications Manager のユーザ電子メールと一致するかチェックします。 IM and Presence が一致を検出できない場合:
  3. IM and Presence は、Microsoft Office Communicator のユーザ電子メールが Cisco Unified Communications Manager のユーザの ocsPrimaryAddress 値と一致するかチェックします。

たとえば、ユーザ Joe の Microsoft Office Communicator ユーザ ID が joe@someCompany.com であるとします。 SIP INVITE の発信元ヘッダーは sip:joe@someCompany.com です。

この場合、IM and Presence は次のチェックを実施します。

  • Cisco Unified Communications Manager データベース内にユーザ ID が「joe」のユーザが存在するかどうか。 このユーザ ID が存在しない場合:
  • Cisco Unified Communications Manager データベース内にメール アドレスが「joe@someCompany.com」のユーザが存在するかどうか。 このメールが存在しない場合:
  • Cisco Unified Communications Manager データベース内に ocsPrimaryAddress の値が「sip:joe@someCompany.com」であるユーザが存在するかどうか。

Microsoft Active Directory の設定

はじめる前に
  • Microsoft Active Directory での回線 URI 設定に関するトピックに目を通します。
  • IM and Presence でのユーザ認証チェックに関するトピックに目を通します。
手順
    ステップ 1   Microsoft Active Directory アプリケーション ウィンドウから、各特定のユーザに関連付けるユーザ名および電話番号を追加します。
    ステップ 2   追加したユーザごとに、Microsoft Active Directory で [プロパティ(Properties)] ウィンドウを開き、次のパラメータを設定します。
    1. Office Communications Server 用のユーザを有効にします。
    2. SIP URI を入力します。
    3. Microsoft OCS サーバ名またはプールを入力します。
      注意       

      OCS サーバ名またはプール名にはアンダースコア文字が含まれていないことを確認します。

    4. [テレフォニー設定(Telephony Settings)] で、[設定(Configure)] を選択します。
    5. [リモート通話コントロールを有効にする(Enable Remote call control)] をオンにします。
    6. リモート通話コントロール SIP URI を、たとえば sip:8000@my-cups.my-domain.com のように入力します。my-cups.my-domain.com には、この統合のために設定した IM and Presence サーバの FQDN を指定します。
    7. 回線 URI 値を入力します。

      トラブルシューティングのヒント

      Microsoft Active Directory で入力する SIP URI は、Microsoft OCS でスタティック ルートを設定しているときに定義するスタティック ルート URI に一致する必要があります。


    次の作業

    Microsoft OCS の設定の概要

    Microsoft OCS の設定の概要


    (注)  


    このトピックでは、この統合のために Microsoft OCS で必要になる設定について簡単に説明します。 Microsoft OCS 設定の詳細な説明は、この章では触れません。 Microsoft OCS のマニュアルを参照してください。


    Microsoft OCS サーバが正しくインストールされてアクティブになっていることを確認します。 Microsoft OCS で次の項目が設定されていることを確認します。

    • 証明書設定
    • スタティック ルート
    • 認証済みホスト
    • ドメイン ネーム サーバ
    • プール プロパティ
    • サーバ プロパティ
    • プール ユーザ
    • ユーザ設定
    • Microsoft Office Communicator(MOC)の設定