Cisco Unified Communications Manager の IM and Presence サービスのパーティション イントラドメイン フェデレーション、リリース 9.0(1)
IM and Presence のドメイン内 LCS/OCS のドメイン間フェデレーション機能との統合
IM and Presence のドメイン内 LCS/OCS のドメイン間フェデレーション機能との統合
発行日;2012/12/13   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

IM and Presence のドメイン内 LCS/OCS のドメイン間フェデレーション機能との統合

Microsoft LCS/OCS は、リモート企業またはパブリック IM プロバイダーとのドメイン間フェデレーションをサポートしています。 このイントラドメイン フェデレーション機能は、LCS/OCS および IM and Presence 間でパーティション イントラドメイン フェデレーションが設定されている場合、Microsoft Office Communicator ユーザも使用できます。

さらに、IM and Presence 対応クライアントに移行するユーザが LCS/OCS で設定されたドメイン間フェデレーション機能を使用できるよう、IM and Presence を設定できます。

この章では、IM and Presence を LCS/OCS ドメイン間フェデレーション機能と統合する手順について説明します。

LCS/OCS とのパーティション イントラドメイン フェデレーションが有効な場合、SIP 対応および XMPP 対応両方のイントラドメイン フェデレーションを IM and Presence のリモート ドメインに設定することもできます。 ただし、このフェデレーション機能は IM and Presence 対応クライアントのユーザのみ使用できます。 IM and Presence でのドメイン間フェデレーションの設定方法の詳細については、『Interdomain Federation for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​products_​installation_​and_​configuration_​guides_​list.html)を参照してください。

リモート ドメインの SIP フェデレーション ドメインとしての設定

リモート ドメインへのすべての要求は、IM and Presence と LCS/OCS との間で SIP インターフェイスを介してルーティングされるため、まず、IM and Presence 上で LCS/OCS SIP フェデレーション ドメインとしてリモート ドメインを設定する必要があります。 この手順は、リモート ドメインごとに実行する必要があります。

SIP フェデレーション ドメインの設定方法に関する手順については、『Interdomain Federation for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』の「Adding a SIP Federated Domain procedure」を参照してください。 SIP フェデレーション ドメインを設定する場合は、次のオプションを選択します。

  • [ドメイン名(Domain Name)] には、リモート ドメインを入力します。
  • [統合タイプ(Integration Type)] には、[ドメイン間から OCS(Inter-domain to OCS)] を選択します。
  • [ダイレクト フェデレーション(Direct Federation)] がオンになっていることを確認します。

(注)  


マルチクラスタを導入している場合は、各クラスタで、この手順を実行する必要があります。 これらの設定はクラスタ全体で有効になります。したがって、ある指定のクラスタ内の IM and Presence パブリッシャ ノードでのみ設定する必要があります。


リモート ドメインのスタティック ルートの設定

IM and Presence を LCS/OCS ドメイン間フェデレーション機能と統合する場合、リモート ドメインごとに IM and Presence 上にスタティック ルートを設定する必要があります。

Standard Edition LCS/OCS の場合、スタティック ルートは特定の Standard Edition サーバの IP アドレスを指す必要があります。

Enterprise Edition LCS/OCS の場合、スタティック ルートは特定の Enterprise Edition フロントエンド サーバまたはフロントエンド ロード バランサ(LCS/OCS フロントエンド ロード バランサを通じてルーティングする場合)を指す必要があります。

LCS/OCS フロントエンド ロードバランサを使用している場合は、次の点に注意してください。

  • IM and Presence は、LCS/OCS フロントエンド ロード バランサとして Cisco Application Control Engine(ACE)を使用してテストされています。
  • 他のロード バランサを ACE の代わりに使用できます。他のロード バランサのリストについては、次の URL を参照してください。http:/​/​technet.microsoft.com/​en-us/​office/​ocs/​cc843611 ただし、それらのロード バランサを導入し、正しく管理するのはお客様の責任です。 シスコでは、そのようなロード バランサを指すようなスタティック ルートの構成をサポートしていません。
  • ACE が設定されたフロントエンドのロード バランサでないような導入環境では、フロントエンド ロードバランサをバイパスするためのスタティック ルートを設定することをお勧めします。

ハイ アベイラビリティのためには、追加のバックアップ スタティック ルートをリモート ドメインごとに設定できます。 バックアップ ルートの優先順位は低く、プライマリ スタティック ルートの次のホップ アドレスに到達できない場合にのみ使用されます。


(注)  


マルチクラスタを導入している場合は、各クラスタで、この手順を実行する必要があります。 これらの設定はクラスタ全体で有効になります。したがって、ある指定のクラスタ内の IM and Presence パブリッシャ ノードでのみ設定する必要があります。


手順
    ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] > [プレゼンス(Presence)] > [ルーティング(Routing)] > [スタティック ルート(Static Routes)] を選択します。
    ステップ 2   [新規追加(Add New)] を選択します。
    ステップ 3   ドメイン、つまり FQDN が元に戻るよう [宛先パターン(Destination Pattern)] 値を入力します。 たとえば、ドメインが remote.com である場合、宛先パターンの値 com.remote にならなければなりません。
    ステップ 4   [ルート タイプ(Route Type)] で [ドメイン(domain)] を選択します。
    ステップ 5   [ネクスト ホップ(Next Hop)] フィールドに次のホップの IP アドレスを入力します。
    ステップ 6   [ネクスト ホップ ポート(Next Hop Port)] および [プロトコル タイプ(Protocol Type)] を次のように設定します。
    • TLS 暗号化の場合:
      • [ネクスト ホップ ポート(Next Hop Port)] の番号は 5061
      • [プロトコル タイプ(Protocol Type)] は、TLS
    • TCP の場合:
      • [ネクスト ホップ ポート(Next Hop Port)] の番号は 5060
      • [プロトコル タイプ(Protocol Type)] は、TCP
    ステップ 7   [プライオリティ(Priority)] 値を次のように入力します。
    • プライマリ スタティック ルートについては、デフォルトの [プライオリティ(Priority)] 値 1 を入力します。
    • バックアップ スタティック ルートについては、1 より大きい [プライオリティ(Priority)] 値を入力します (値が低いほど、スタティック ルートの優先度が高くなります)。
    ステップ 8   他のすべてのパラメータにはデフォルト値を選択します。
    ステップ 9   [保存(Save)] を選択します。

    LCS/OCS ドメイン間フェデレーション機能とIM and Presence との統合の削除

    ある段階で、LCS/OCS 上で以前設定したリモート ドメインの 1 つを使用して、ドメイン間フェデレーションの IM and Presence を設定したい場合があります。 これに関して最も可能性の高いシナリオとしては、すべてのMicrosoft Office Communicator ユーザが IM and Presence に移行された場合などが考えられます。 この時点で、LCS/OCS の展開をシャットダウンし、すべてのドメイン間フェデレーション機能は、代わりに IM and Presence から直接有効にできます。

    LCS/OCS ドメイン間フェデレーション機能と IM and Presence との統合を削除するには、次の手順を完了する必要があります。

    • リモート ドメインへのスタティック ルートの削除
    • すべての SIP フェデレーション ドメインの削除

    リモート ドメイン用のスタティック ルートの削除

    手順
      ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] > [プレゼンス(Presence)] > [ルーティング(Routing)] > [スタティック ルート(Static Routes)] を選択します。
      ステップ 2   表示されるリストから適切なスタティック ルートを選択します。 リストが表示されない場合、[検索(Find)] を選択します。
      ステップ 3   [選択項目の削除(Delete Selected)] を選択します。
      ステップ 4   [OK] を選択して削除を確認します。

      次の作業

      SIP フェデレーション ドメインの削除

      SIP フェデレーション ドメインの削除


      (注)  


      マルチクラスタを導入している場合は、各クラスタで、この手順を実行する必要があります。 これらの設定はクラスタ全体で有効になります。したがって、ある指定のクラスタ内の IM and Presence パブリッシャ ノードでのみ設定する必要があります。


      手順
        ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] > [プレゼンス(Presence)] > [ドメイン間フェデレーション(Inter-Domain Federation)] > [SIP フェデレーション(SIP Federation)] を選択します。
        ステップ 2   表示されるリストからドメインを選択します。 リストが表示されない場合、[検索(Find)] を選択します。
        ステップ 3   [選択項目の削除(Delete Selected)] を選択します。
        ステップ 4   [OK] を選択して削除を確認します。

        次の作業

        リモート ドメインへのスタティック ルートを削除し、SIP フェデレーション ドメインを削除したら、リモート ドメインを使用してドメイン間フェデレーション用の IM and Presence の設定に進むことができます。 詳細については、『Interdomain Federation for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。