Cisco Unified Communications Manager の IM and Presence サービスのパーティション イントラドメイン フェデレーション、リリース 9.0(1)
ユーザの移行
ユーザの移行
発行日;2012/12/13   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

ユーザの移行

シスコのユーザ移行ツール

シスコでは、LCS/OCS から IM and Presence へのユーザの移行プロセスを支援するために、次のツールを提供しています。

  • 連絡先リスト エクスポート ツール:ユーザの移行用に LCS/OCS から連絡先リストを一括でエクスポートすることができます。
  • アカウント無効化ツール:移行するユーザの LCS/OCS アカウントを無効にできます。
  • アカウント削除ツール:移行するユーザを LCS/OCS から削除することで、それらのユーザへのプレゼンス要求が後から IM and Presence にルーティングされるようにします。

これらのユーザ移行ツールは、cisco.com の IM and Presence ソフトウェア ダウンロード ページ(http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​index.html)から、zip ファイルとしてまとめてダウンロードできます。

zip ファイルには、3 つのツールと version.txt という名前のテキスト ファイルが含まれています。 テキスト ファイルには、ツールの現在のバージョン番号が含まれており、ツールと同じフォルダに保存する必要があります。 ツールが別のフォルダに保存されている場合は、それぞれの場所にテキスト ファイルのコピーを保存する必要があります。 テキスト ファイルが同じフォルダにないと、ツールの実行時にエラーが表示され、ツールが実行されません。

移行前の推奨事項

シスコでは、LCS/OCS から IM and Presence にユーザを移行する前に次のタスクを実行するのを推奨しています。

  • 無制限の連絡先リストとウォッチャの設定
  • サブスクリプション要求の自動許可の有効化

無制限の連絡先リストとウォッチャの設定

LCS/OCS から IM and Presence にユーザを移行する前に、IM and Presence に関する [連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] と [ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] の設定を無制限に設定することをシスコでは推奨しています。 そうすることで、移行された各連絡先リストが IM and Presence に完全にインポートされます。

すべてのユーザが IM and Presence に移行されたら、IM and Presence に関する [連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] と [ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] の設定を望ましい値にリセットしてください。 システムのデフォルト値は、[連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] が 200 で、[ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] が 200 です。

次の手順では、[連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] と [ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] の設定に無制限の値を設定する方法について説明します。


(注)  


マルチクラスタを導入している場合は、各クラスタで、この手順を実行する必要があります。 [プレゼンス(Presence)] の設定を変更すると、変更内容がクラスタ内のすべてのノードに適用されます。そのため、任意のクラスタ内の IM and Presence パブリッシャ ノードでのみ設定するようにしてください。


手順
    ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] > [プレゼンス(Presence)] > [設定(Settings)] を選択します。
    ステップ 2   [最大連絡先サイズ(ユーザごと)(Maximum Contact List Size (per user))] には、[無制限(No Limit)] オプションをオンにします。
    ステップ 3   [ウォッチャの最大数(ユーザごと)(Maximum Watchers (per user))] には、[無制限(No Limit)] オプションをオンにします。
    ステップ 4   [保存(Save)] を選択します。
    ステップ 5   クラスタ内のすべての IM and Presence ノード上で Cisco XCP ルータを再起動します。 Cisco XCP ルータを再起動するには、[Cisco Unified IM and Presence のサービスアビリティ(Cisco Unified IM and Presence Serviceability)] > [ツール(Tools)] > [コントロール センター - ネットワーク サービス(Control Center - Network Services)] を選択します。

    サブスクリプション要求の自動許可の有効化

    移行中のユーザ エクスペリエンスを改善するために、シスコでは、移行プロセスを開始する前に、サブスクリプション要求の自動許可を許可することをお勧めします。 そうしないと、IM and Presence の各ユーザは、IM and Presence に連絡先としてインポートされるごとにサブスクリプション要求を手動で許可するように強制されます。 この設定は、必要に応じて、すべての移行が完了した後に無効にする必要があります。

    次の手順は、サブスクリプション要求の自動許可を有効にする方法について説明します。


    (注)  


    この設定は、IM and Presence ではデフォルトで有効になっています。



    (注)  


    マルチクラスタを導入している場合は、各クラスタで、この手順を実行する必要があります。 [プレゼンス(Presence)] の設定を変更すると、変更内容がクラスタ内のすべてのノードに適用されます。そのため、任意のクラスタ内の IM and Presence パブリッシャ ノードでのみ設定するようにしてください。


    手順
      ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] > [プレゼンス(Presence)] > [設定(Settings)] を選択します。
      ステップ 2   [承認を要求されることなく、ユーザが他のユーザの空き状況を確認できるようにする(Allow users to view the availability of other users without being prompted for approval)] をオンにします。
      ステップ 3   [保存(Save)] を選択します。
      ステップ 4   クラスタ内のすべての IM and Presence ノード上で Cisco XCP ルータを再起動します。 Cisco XCP ルータを再起動するには、[Cisco Unified IM and Presence のサービスアビリティ(Cisco Unified IM and Presence Serviceability)] > [ツール(Tools)] > [コントロール センター - ネットワーク サービス(Control Center - Network Services)] を選択します。

      Cisco Unified Communications Manager 上での LCS/OCS ユーザのプロビジョニング

      Microsoft Live Communications Server(LCS)または Microsoft Office Communications Server(OCS)から IM and Presence にユーザを移行する最初の手順としては、LCS/OCS Cisco Unified Communications Manager 上のユーザをプロビジョニングし、IM and PresenceIM and Presence がサポートするクライアントに対してそれらのユーザにライセンスを付与します。

      Cisco Unified Communications Manager での新規ユーザの設定、および IM and Presence サービスと IM and Presence がサポートするクライアントのライセンス要件については、『Deployment Guide for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

      ユーザ LCS/OCS の連絡先リスト情報のバックアップ

      LCS / OCS は dbimpexp.exe というツールを提供します。 シスコでは、後日、必要に応じて LCS/OCS に関する情報を復元できるように、このツールを使用して LCS/OCS のユーザ連絡先リストの情報をバックアップすることをお勧めします。

      IM and Presence でサポートされているクライアントに LCS/OCS ユーザを移行するには、このツールを使用して個々の LCS/OCS ユーザまたはすべてのユーザの連絡先リストをバックアップできます。

      ユーザを移行するための連絡先リストのエクスポート

      シスコは、管理者がユーザを移行するために LCS/OCS 連絡先リストを一括でエクスポートできるように、連絡先リスト エクスポート ツール(ExportContacts.exe)を提供します。 このツールは、連絡先リストをエクスポートしてカンマ区切り値(CSV)ファイルに出力するのに、LCS/OCS アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)を使用します。 その後、IM and Presence 一括管理ツール(BAT)がこのファイルを使用し、これらの同じ連絡先リストを移行時に後から IM and Presence にインポートできます。


      (注)  


      • このツールは、サポートされているすべての LCS/OCS プラットフォームに対して実行できます。
      • 任意の Standard Edition サーバまたは Enterprise Edition フロントエンド サーバで実行できます。
      • このツールを実行しても、Microsoft Office Communicator にサインインしている他の LCS/OCS ユーザの能力には影響しません。 ただし、シスコでは、LCS/OCS および Active Directory システムへの負荷を減らすために、予定されたメンテナンス ウィンドウの中でこのツールを実行することをお勧めします。

      このツールを実行すると、エクスポートした連絡先のリストを含むファイルが、ツールと同じディレクトリに作成されます。 ファイル名は ExportedContacts<Timestamp>.csv になります。 ファイルが作成されると、ファイル名にタイムスタンプが追加されるので、連絡先リスト エクスポート ツールを実行するたびに、一意の出力ファイルが作成されます。

      また、連絡先リスト エクスポート ツールは、連絡先リストのエクスポート用に指定したユーザごとの LCS/OCS SIP URI を含む 2 番目のファイルも作成します。 ファイル名は、UserList<Timestamp>.txt で、これもツールと同じディレクトリに作成されます。


      (注)  


      UserList<Timestamp>.txt ファイルを連絡先リスト エクスポート ツールおよびアカウント無効化ツールの入力データとして使用できます。


      ログ ファイル

      さらに連絡先リスト エクスポート ツールは、ツールを実行するたびに、出力ファイルと同じディレクトリ内に一意のタイムスタンプ付きのログ ファイルを作成します。 ログ ファイルのファイル名は ExportContactsLog<Timestamp>.txt になります。

      連絡先リスト エクスポート ツールを実行するたびに、ログ ファイルをチェックすることをお勧めします。 その後、ログ ファイルをスキャンしてあらゆる問題を解決できます。 各ログ ファイルの一番下に、次の情報が要約されています。

      • 正常に処理されたユーザ数
      • 見つからなかったユーザ数
      • エラーが原因で処理されなかったユーザ数
      • 連絡先リストの最大サイズ
      • 見つかった連絡先の数
      • 連絡先リストの平均サイズ

      実行モード

      連絡先リスト エクスポート ツールには、NORMAL と STATSONLY という 2 つの実行モードがあります。 NORMAL は、ツールを実行する標準的な方法です。 このモードでは、エクスポートされた連絡先を含む CSV ファイル、ログ ファイル、およびユーザの LCS/OCS SIP URI ファイルという 3 つのファイルが作成されます。 STATSONLY モードでは、連絡先リスト エクスポート ツールはログ ファイルのみを作成します。 このモードでツールを実行すると、エクスポートされた連絡先の CSV ファイルと LCS/OCS SIP URI ファイルを作成する前に、エラーがあればそれを発見して修正することができます。

      入力ファイルの形式

      連絡先リスト エクスポート ツール(ExportContacts.exe)を使用すると、移行するユーザのリストを含む入力ファイルを指定できます。 その後、このツールが、入力ファイルで指定されたユーザの連絡先リストを取得します。 または、コマンドライン パラメータを指定することで、ローカル LCS/OCS データベース内のすべてのユーザの連絡先リストをエクスポートできます。

      入力ファイルを使用する場合、次の入力ファイル形式がサポートされます。

      入力ファイル形式 1:LCS/OCS SIP URIs

      次の点に注意してください。

      • 入力ファイルの各行は、連絡先リストの所有者を表します。
      • 連絡先リストの所有者は、所有者の LCS/OCS SIP URI で表されます。たとえば、sip:bobjones@foo.com などです。
      • 次のファイルは、サンプルの入力ファイルです。
        sip:ann@foo.com sip:bob@foo.com sip:joe@foo.com sip:chuck@foo.com

      入力ファイル形式 2:IM and Presence ユーザ ID

      次の点に注意してください。

      • IM and Presence BAT サブクラスタ エクスポート ツールを使用すると、この形式のファイルを取得できます。
      • この形式は、カンマ区切り値(CSV)形式であり、入力ファイルの各行が連絡先リストの所有者に関するIM and Presence サブクラスタ割り当てデータを表します。
      • 連絡先リストの所有者は、所有者の IM and Presence ユーザ ID で表されます。たとえば、bobjones などです。
      • 次のファイルは、サンプルの入力ファイルです。ユーザ ID は太字になっています。
        UserID,Subcluster Name,Node Name ann,CUPSubcluster1,CUPServer1 bob,CUPSubcluster1,CUPServer1 joe,CUPSubcluster1,CUPServer1 chuck,CUPSubcluster1,CUPServer1
        連絡先リスト エクスポート ツールは、Subcluster Name と Node Name の情報を無視し、ユーザ ID の値を使用します。
      • このファイル形式を使用する場合は、ツールを実行する際に IM and Presence サーバのドメインを指定する必要があります。 ツールは、sip:userID@domain のようにドメインを使用して SIP URI をフォーマットします。

      入力ファイル形式 3:Active Directory 内の組織別のユーザ

      この入力ファイル形式では、移行するユーザが含まれる Active Directory 内の組織単位(OU)を指定できます。 入力ファイルには、次の形式である必要があります。

      DN:OU=OrgUnit1,OU=OrgUnit2,DC=DomainComp1,DC=DomainComp2

      ここで、OrgUnit1 は、OrgUnit2 OU 内の OU で、DomainComp1 と DomainComp2 はドメイン コンポートです。 ドメインには通常、たとえば cisco.com ドメインに対する cisco および com のように、AD 内の 2 つのドメイン コンポーネントが含まれます。

      また、単一の入力ファイルに複数の識別名(DN)を指定して、別の OU のユーザの連絡先リストをエクスポートできます。 複数の DN が指定されている入力ファイルの形式は次のとおりです。

      DN:OU=firstOU,DC=DomainComp1,DC=DomainComp2 DN:OU=secondOU,DC=DomainComp1,DC=DomainComp2 DN:OU=thirdOU,DC=DomainComp1,DC=DomainComp2

      (注)  


      連絡先リスト エクスポート ツールが使用する入力ファイルのファイル名には、スペースや特殊文字を含めることはできません。


      次の手順は、ユーザの移行用に LCS/OCS から連絡先リストを一括でエクスポートする方法について説明します。

      手順
        ステップ 1   Standard Edition サーバまたは Enterprise Edition フロントエンド サーバに、シスコのユーザ移行ツールを含む zip ファイルをコピーし、解凍します。
        (注)     

        抽出した後、LCS/OCS サーバ上の別の場所にシスコのユーザ移行ツールのいずれかを移動した場合は、ツールが現在のバージョンを出力できるように新しい場所に version.txt ファイルもコピーする必要があります。

        ステップ 2   コマンド プロンプトを開き、連絡先リスト エクスポート ツールのある場所にディレクトリを変更します。
        ステップ 3   コマンド プロンプトで、次のようにツールを実行します。

        目的

        次のコマンドを入力

        LCS/OCS SIP URI 入力ファイルで指定したように、ローカル データベース内のユーザのリスト用の連絡先リストをエクスポートする

        または

        AD 入力ファイル内の組織単位別ユーザで指定したように、組織単位内のユーザのリスト用の連絡先リストをエクスポートする

        ExportContacts.exe -s/LDAPServer -f/input_file -l/logLevel -r/run_mode

        引数の説明

        • LDAPServer:LCS/OCS ユーザが保存されている AD サーバの IP または FQDN
        • input_file:LCS/OCS SIP URI のリストを含むテキスト ファイル、または移行するユーザが含まれている AD の組織単位の識別名のリストを含むテキスト ファイル
        • logLevel:ロギング レベル。次のいずれかである必要があります。
          • エラー
          • 情報
          • デバッグ(推奨)
        • run_mode:実行モード。次のいずれかである必要があります。
          • NORMAL
          • STATSONLY

        IM and Presence ユーザ ID 入力ファイルで指定したように、ローカル データベース内のユーザのリスト用の連絡先リストをエクスポートする

        ExportContacts.exe -s/LDAPServer -f/input_file -l/logLevel -d/Domain -r/run_mode

        引数の説明

        • LDAPServer:LCS/OCS ユーザが保存されている AD サーバの IP または FQDN
        • input_fileIM and Presence ユーザ ID のリストを含むテキスト ファイル
        • logLevel:ロギング レベル。次のいずれかである必要があります。
          • エラー
          • 情報
          • デバッグ(推奨)
        • DomainIM and Presence サーバが存在するドメイン
        • run_mode:実行モード。次のいずれかである必要があります。
          • NORMAL
          • STATSONLY

        すべてのユーザの連絡先リストをエクスポートする

        ExportContacts.exe -s/LDAPServer -f/ALL -l/logLevel -r/run_mode

        引数の説明

        • LDAPServer:LCS/OCS ユーザが保存されている AD サーバの IP または FQDN
        • logLevel:ロギング レベル。次のいずれかである必要があります。
          • エラー
          • 情報
          • デバッグ(推奨)
        • run_mode:実行モード。次のいずれかである必要があります。
          • NORMAL
          • STATSONLY
        (注)     

        正しい連絡先リストが確実に移行されるようにするには、IM and Presence に連絡先リストをインポートする前に、エクスポートした連絡先リストの所有者を LCS/OCS 上で完全に無効にする必要があります。


        次の作業

        LCS/​OCS でのユーザの無効化

        LCS/OCS でのユーザの無効化

        ユーザを移行するための LCS/OCS アカウントの無効化

        シスコでは、移行するユーザの LCS/OCS アカウントを無効にするツールを提供しています。 このツール(DisableAccount.exe)は、Active Directory(AD)に接続し、ユーザの LCS/OCS 属性を更新して LCS/OCS アカウントを無効にします。 アカウント無効化ツールの実行は、LCS/OCS でユーザの移行を無効にするために行われなければならない、次の 2 段階のプロセスの最初のステップです。

        1. ユーザを移行するための LCS/OCS アカウントの無効化
        2. ユーザを移行するための LCS/OCS ユーザ データの削除

        (注)  


        • このツールは、サポートされているすべての LCS/OCS プラットフォームで実行できます。
        • 任意の Standard Edition サーバまたは Enterprise Edition フロントエンド サーバでこのツールを実行できます。
        • このツールを実行しても、Microsoft Office Communicator にサインインしている他の LCS/OCS ユーザの能力には影響しません。 ただし、シスコでは、LCS/OCS および Active Directory システムへの負荷を減らすために、予定されたメンテナンス ウィンドウの中でこのツールを実行することをお勧めします。

        アカウント無効化ツールは、次のように 3 つの入力を受け付けます。

        • LCS/OCS ユーザが存在する AD サーバの IP または FQDN
        • 無効にする LCS/OCS ユーザ アカウントのリストを含む入力ファイル
        • エラー、情報、またはデバッグのいずれかでなければならないロギング レベル(デバッグが推奨設定)

        アカウント無効化ツールは、入力ファイルから無効にするユーザのリストを読み込みます。 入力ファイルの各行は、連絡先リストの所有者を表します。 連絡先リストの所有者は、所有者の LCS/OCS SIP URI で表されます。たとえば、sip:bobjones@cisco.com などです。 次のファイルは、サンプルの入力ファイルです。

        sip:ann@cisco.com sip:bob@cisco.com sip:joe@cisco.com sip@chuck@cisco.com

        上記の形式に基づいて、独自の入力ファイルを作成することができます。 ただし、シスコでは、ファイル無効化ツールの入力ファイルとして、UserList<Timestamp>.txt ファイルを使用することをお勧めします。 UserList<Timestamp>.txt ファイルには、重複したユーザ、無効なユーザ、または存在しないユーザは含まれません。


        (注)  


        アカウント無効化ツールが使用する入力ファイルのファイル名には、スペースや特殊文字を含めることはできません。


        アカウント無効化ツールを実行すると、DisableAccountLog<Timestamp>.txt と呼ばれる一意のタイムスタンプが付加されたログ ファイルがツールと同じディレクトリに生成されます。 ログファイルには、発生した障害やエラーに関する詳細が含まれています。

        はじめる前に

        このツールを実行するには、AD に対する読み取り/書き込み権限が必要です。

        手順
          ステップ 1   Standard Edition サーバまたは Enterprise Edition フロントエンド サーバに、シスコのユーザ移行ツールを含む zip ファイルをコピーし、解凍します。
          (注)     

          抽出した後、LCS/OCS サーバ上の別の場所にシスコのユーザ移行ツールのいずれかを移動した場合は、ツールが現在のバージョンを出力できるように新しい場所に version.txt ファイルもコピーする必要があります。

          ステップ 2   コマンド プロンプトを開き、アカウント無効化ツールのある場所にディレクトリを変更します。
          ステップ 3   コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
          DisableAccount.exe -s/LDAPServer -f/input_file -l/logLevel

          引数の説明

          • LDAPServer:ユーザが存在する AD サーバの IP または FQDN
          • input_file:無効にする LCS/OCS ユーザ アカウントのリストを含むファイルである UserList<Timestamp>.txt
          • logLevel:エラー、情報、またはデバッグのいずれかでなければならないロギング レベル(デバッグが推奨設定)
          ステップ 4   アカウント無効化ツールを実行した後は、毎回、DisableAccountLog<Timestamp>.txt ログ ファイルをチェックし、すべてのユーザが正常に無効になったかを確認します。

          次の作業

          Active Directory の更新が LCS/​OCS と同期していることの確認

          Active Directory の更新が LCS/OCS と同期していることの確認

          LCS/OCS アカウントを無効にするために Active Directory の更新が行われると、次のステップでは、LCS/OCS にそれらの更新が同期されたかを確認します。 検証は、無効化された LCS/OCS アカウントがプロビジョニングされた Standard Edition サーバまたは Enterprise Edition プールで実行されます。


          (注)  


          LCS/OCS の配置に応じて、それらの変更が LCS/OCS に同期されるまでに最大 30 分かかります。


          手順
            ステップ 1   配置に応じて、次のいずれかを実行します。
            • LCS 2005 を使用している場合、[スタート(Start)] > [すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [Live Communications Server 2005] を選択します。
            • OCS 2007 R2 を使用している場合、[スタート(Start)] > [すべてのプログラム(Programs)] > [管理ツール(Administrative Tools)] > [Office Communications Server 2007 R2] を選択します。
            ステップ 2   [ユーザ(Users)] を選択し、無効化したユーザが有効な LCS/OCS ユーザリストに表示されなくなったことを確認します。

            次の作業

            ユーザを移行するためのデータベースからのユーザ データの削除

            ユーザを移行するためのデータベースからのユーザ データの削除


            (注)  


            ユーザを移行するために LCS/OCS データベースからユーザデータを削除するには、LCS/OCS データベースへの読み取り/書き込み権限を持っている必要があります。


            LCS/OCS は、LCS/OCS データベースからユーザを削除するための管理方法を提供します。 ただし、この方法でデータベースからユーザを削除すると、他のユーザの連絡先リストからそのユーザが削除されます。 シスコは、他の Microsoft Office Communicator ユーザの連絡先リストからユーザが削除されないようにするために、LCS/OCS データベースからユーザを削除する代替手段を提供しています。

            この代替ツール(DeleteAccount.exe)を使用すると、移行するユーザを削除することで、それらのユーザへのプレゼンス要求が後から IM and Presence にルーティングされるようにします。 また、このツールは、削除されたユーザが LCS/OCS に残っているユーザの連絡先リストから削除されないようにします。 アカウント削除ツールの実行は、LCS/OCS でユーザの移行を無効にするための次の 2 段階のプロセスの 2 番目のステップです。 2 段階のプロセスは次のとおりです。

            1. ユーザを移行するための LCS/OCS アカウントの無効化
            2. ユーザを移行するための LCS/OCS ユーザ データの削除

            (注)  


            • このツールは、サポートされているすべての LCS/OCS プラットフォームで実行できます。
            • 任意の Standard Edition サーバまたは Enterprise Edition プールでこのツールを実行できます。
            • このツールを実行しても、Microsoft Office Communicator にサインインしている他の LCS/OCS ユーザの能力には影響しません。 ただし、シスコでは、LCS/OCS および Active Directory システムへの負荷を減らすために、予定されたメンテナンス ウィンドウの中でこのツールを実行することをお勧めします。

            アカウント削除ツールは、入力ファイルから削除するユーザのリストを読み込みます。 入力ファイルの各行は、連絡先リストの所有者を表します。 連絡先リストの所有者は、所有者の LCS/OCS SIP URI で表されます。たとえば、sip:bobjones@cisco.com などです。 次のファイルは、サンプルの入力ファイルです。

            sip:ann@cisco.com sip:bob@cisco.com sip:joe@cisco.com sip@chuck@cisco.com

            上記の形式に基づいて、独自の入力ファイルを作成することができます。 ただし、シスコでは、ファイル削除ツールの入力ファイルとして、UserList<Timestamp>.txt ファイルを使用することをお勧めします。 UserList<Timestamp>.txt ファイルには、重複したユーザ、無効なユーザ、または存在しないユーザは含まれません。


            (注)  


            アカウント削除ツールが使用する入力ファイルのファイル名には、スペースや特殊文字を含めることはできません。


            Standard Edition の配置環境でのアカウント削除ツールの実行

            ユーザのリストのデータを削除する際には、各 Standard Edition サーバで一度このツールを実行する必要があります。 データベースは、Standard Edition サーバ上で混在します。

            Enterprise Edition の配置環境でのアカウント削除ツールの実行

            ユーザのリストのデータを削除する際には、各 Enterprise Edition プールで一度このツールを実行する必要があります。 ツールは、任意のフロントエンド サーバまたはバックエンド データベース サーバ上で実行できます。 LCS/OCS フロントエンドが接続する LCS SQL サーバ名または OCS データベース インスタンス名が両方のオプションで指定されている必要があります。

            手順
              ステップ 1   このツールを実行する前に、LCS/OCS データベースへの読み取り/書き込み権限があることを確認します。
              ステップ 2   Standard Edition サーバまたは Enterprise Edition プール サーバ(フロントエンドまたはバックエンド)の 1 つに、シスコのユーザ移行ツールを含む zip ファイルをコピーし、解凍します。
              (注)     

              抽出した後、LCS/OCS サーバ上の別の場所にシスコのユーザ移行ツールのいずれかを移動した場合は、ツールが現在のバージョンを出力できるように新しい場所に version.txt ファイルもコピーする必要があります。

              ステップ 3   コマンド プロンプトを開き、アカウント削除ツールのある場所にディレクトリを変更します。
              ステップ 4   コマンド プロンプトで、次のようにコマンドを入力します。
              DeleteAccount.exe -s/database_instance -f/input_file -l/logLevel

              引数の説明

              • database_instance:OCS プールのデータベース インスタンス名または LCS プールの SQL サーバ インスタンス
              • input_file:削除する LCS/OCS ユーザ アカウントのリストを含むファイルである UserList<Timestamp>.txt
              • logLevel:エラー、情報、またはデバッグのいずれかでなければならないロギング レベル(デバッグが推奨設定)
              ステップ 5   Standard Edition サーバまたは Enterprise Edition プールごとに、手順 1 ~ 3 を繰り返します。

              トラブルシューティングのヒントについては、アカウント削除ツール を参照してください。


              コマンドを実行すると、アカウント削除ツールによって DeleteAccountLog<Timestamp>.txt と呼ばれる一意のタイムスタンプが付加されたログ ファイルがツールと同じディレクトリに生成されます。 ログファイルには、発生した障害やエラーに関する詳細が含まれています。

              次の作業

              IM and Presence にユーザを移行するための連絡先リストのインポート

              IM and Presence にユーザを移行するための連絡先リストのインポート

              IM and Presence 一括管理ツール(BAT)を使用して LCS/OCS ユーザ連絡先リストを IM and Presence にインポートします。

              次の手順を完了し、LCS/OCS ユーザ連絡先リストを IM and Presence にインポートします。

              1. BAT を使用して CSV ファイルをアップロードします。
              2. 新しい一括管理ジョブを作成します。
              3. 一括管理ジョブの結果を確認します。

              (注)  


              デフォルトの連絡先リストのインポート速度は、サーバ ハードウェアのタイプに基づいています。 [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] > [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] > [Cisco Bulk Provisioning サービス(Cisco Bulk Provisioning Service)] を選択して連絡先リストのインポート速度を変更できます。 ただし、デフォルトのインポート速度を上げると、IM and Presence の CPU とメモリの使用率が増加します。


              はじめる前に

              LCS/OCS ユーザの連絡先リストをインポートする手順は、ユーザ移行プロセスの最後のステップの 1 つです。 LCS/OCS ユーザ連絡先リストをインポートする前に、以下の手順を完了する必要があります。

              1. Cisco Unified Communications Manager 上で LCS/OCS ユーザをプロビジョニングします。
              2. LCS/OCS ユーザがライセンスを取得し、IM and Presence に割り当てられていることを確認します。
              3. すべての連絡先リストが完全にインポートされるように、IM and Presence の [連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] と [ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] の設定が無制限に設定されていることを確認します。 無制限の連絡先リストとウォッチャの設定を参照してください。
              4. 連絡先リスト エクスポート ツールを実行し、ExportedContacts<Timestamp>.csv ファイルを生成します。 ユーザを移行するための連絡先リストのエクスポートを参照してください。
              5. LCS/OCS ユーザが LCS/OCS で完全に無効になっていることを確認します。 LCS/​OCS でのユーザの無効化を参照してください。

              BAT を使用した CSV ファイルのアップロード

              ExportedContacts<Timestamp>.csv ファイルを BAT を使用して IM and Presence にアップロードする必要があります。 CSV ファイルのアップロード方法に関する手順については、『Deployment Guide for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

              新しい一括管理ジョブの作成

              CSV ファイルをアップロードしたら、Cisco Unified CM IM and Presence の管理の中で新しい一括管理ジョブを作成し、ユーザ連絡先リストを更新する必要があります。 新しい一括管理ジョブの作成方法に関する手順については、『Deployment Guide for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

              一括管理ジョブの結果

              一括管理ジョブが完了すると、IM and Presence 一括管理ツールは、連絡先リストのインポート ジョブの結果をログ ファイルに書き込みます。 一括管理ジョブの結果の確認方法に関する手順については、『Deployment Guide for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

              ユーザ デスクトップへの IM and Presence でサポートされているクライアントの導入

              LCS/OCS ユーザを Cisco Jabber にプロビジョニングし、IM and PresenceIM and Presence でサポートされているクライアントのライセンスを付与したら、ユーザ デスクトップ上にクライアント ソフトウェアをインストールできます。 IM and Presence でサポートされているクライアントの導入については、『Deployment Guide for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

              連絡先リストと最大ウォッチャの最大サイズのリセット

              LCS/OCS から IM and Presence にユーザを移行する前に、IM and Presence に関する [連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] と [ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] の設定を無制限に設定することをシスコでは推奨しています。 そうすることで、移行された各連絡先リストが IM and Presence に完全にインポートされます。

              すべてのユーザが IM and Presence に移行されたら、IM and Presence に関する [連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] と [ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] の設定を望ましい値にリセットしてください。 システムのデフォルト値は、[連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] が 200 で、[ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] が 200 です。


              (注)  


              LCS/OCS から IM and Presence にユーザを段階的に移行している場合は、すべてのユーザが移行されるまで、[連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] と [ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] の値をリセットしないでください。


              次の手順では、[連絡先リストの最大サイズ(Maximum Contact List Size)] と [ウォッチャの最大数(Maximum Watchers)] の設定に値を指定する方法について説明します。


              (注)  


              マルチクラスタを導入している場合は、各クラスタで、この手順を実行する必要があります。 [プレゼンス(Presence)] の設定を変更すると、変更内容がクラスタ内のすべてのノードに適用されます。そのため、任意のクラスタ内の IM and Presence パブリッシャ ノードでのみ設定するようにしてください。


              手順
                ステップ 1   [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] > [プレゼンス(Presence)] > [設定(Settings)] を選択します。
                ステップ 2   [最大連絡先サイズ(ユーザごと)(Maximum Contact List Size (per user))] には、[無制限(No Limit)] オプションをオフにし、希望する制限値を入力します。
                ステップ 3   [ウォッチャの最大数(ユーザごと)(Maximum Watchers (per user))] には、[無制限(No Limit)] オプションをオフにし、希望する制限値を入力します。
                ステップ 4   [保存(Save)] を選択します。
                ステップ 5   クラスタ内のすべての IM and Presence ノード上で Cisco XCP ルータを再起動します。 Cisco XCP ルータを再起動するには、[Cisco Unified IM and Presence のサービスアビリティ(Cisco Unified IM and Presence Serviceability)] > [ツール(Tools)] > [コントロール センター - ネットワーク サービス(Control Center - Network Services)] を選択します。