Cisco Unified Communications Manager Release 10.0(1) 機能およびサービス ガイド
グローバル ダイヤル プラン レプリケーション
グローバル ダイヤル プラン レプリケーション

目次

グローバル ダイヤル プラン レプリケーション

この章では、グローバル ダイヤル プラン レプリケーション機能を設定する方法について説明します。 グローバル ダイヤル プラン レプリケーションが有効な場合、クラスタ間検索サービス(ILS)は、ILS ネットワーク全体のローカルおよび学習ディレクトリ URI、エンタープライズ代替番号、+E.164 代替番号、および番号パターンを複製します。 グローバル ダイヤル プラン レプリケーションを使用すると、ILS ネットワークにわたるグローバル ダイヤル プランを作成できます。このプランには、ディレクトリ URI および代替番号のクラスタ間ダイヤルも含まれます。

グローバル ダイヤル プラン レプリケーションのセットアップ

ここでは、ILS ネットワーク内のグローバル ダイヤル プラン レプリケーションの設定方法について説明します。 この手順の高度なステップを実行する詳しい方法については、関連項目を参照してください。

はじめる前に

グローバル ダイヤル プラン レプリケーションは ILS ネットワーク内で実行されます。 「クラスタ間検索サービス」の章の手順に従って ILS ネットワークをセットアップしてから、グローバル ダイヤル プラン レプリケーションを設定します。

手順
    ステップ 1   ローカル クラスタのグローバル ダイヤル プラン レプリケーションの ILS サポートを有効にします。
    1. Unified Communications Manager パブリッシャ ノードにログインします。
    2. Cisco Unified CM の管理で、[拡張機能(Advanced Features)] > [ILS設定(ILS Configuration)] を選択します。
    3. [グローバルダイヤルプランレプリケーションデータとリモートクラスタの交換(Exchange Global Dial Plan Replication Data with Remote Clusters)] チェックボックスをオンにします。
    4. [アドバタイズされたルート文字列(Advertised Route String)] テキスト ボックスに、ローカル クラスタのルート文字列を入力します。
    5. [保存(Save)] をクリックします。
    ステップ 2   (オプション)クラスタ間でディレクトリ URI にダイヤルできるようにする場合は、ローカル クラスタで URI ダイヤルをセットアップします。 詳細については、「URI ダイヤル」の章を参照してください。
    ステップ 3   (オプション)クラスタ間でダイヤルできる代替番号を設定するには、次の手順で代替番号のレプリケーションを設定します。
    1. エンタープライズ代替番号または +E.164 代替番号を、ネットワークの電話番号に割り当てます。
    2. 各代替番号の [ILSでグローバルにアドバタイズする(Advertise Globally via ILS)] チェックボックスをオンにします。
    ステップ 4   (オプション)特定のディレクトリ URI または代替番号に PSTN フェールオーバーをセットアップするには、特定のディレクトリ番号に関連付けられているすべてのディレクトリ URI と代替番号の PSTN フェールオーバー番号として、代替番号を割り当てます。
    ステップ 5   (オプション)パターンを使用して代替番号をまとめるには、アドバタイズ パターンをセットアップし、PSTN フェールオーバー ルールを割り当てます。
    ステップ 6   [学習番号およびパターンのパーティション設定(Partitions for Learned Numbers and Patterns configuration)] ウィンドウで、ILS を介してローカル クラスタが学習した代替番号とパターンにルート パーティションを割り当てます。
    ステップ 7   次の手順に従って、コールをルーティングする SIP ルート パターンを使用中の ILS ネットワーク内のリモート クラスタに設定します。
    1. ILS ネットワーク内のリモート クラスタのルート文字列に一致する SIP ルート パターンを作成します。
    2. これらの SIP ルート パターンで、ILS ネットワーク内のネクストホップ クラスタにコールをルーティングする SIP トランクまたはルート リストをポイントします。
    ステップ 8   ネットワークに Cisco Unified Border Element が含まれている場合は、ネットワーク内の SIP プロファイルに対して次の操作を実行してください。
    1. Cisco Unified CM の管理ページで、[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [SIPプロファイル(SIP Profile)] を選択します。
    2. [ILS学習接続先ルート文字列を送信(Send ILS Learned Destination Route String)] チェックボックスをオンにして、[保存(Save)] をクリックします。
    ステップ 9   ILS Max Number of Learned Objects サービス パラメータの値を設定することによって、ILS がローカル データベースに書き込むことのできる学習オブジェクト数の上限を設定します。 デフォルト値は 100,000 です。
    ステップ 10   ここまでの手順を、ILS ネットワークのクラスタごとに繰り返します。
    ステップ 11   (オプション)ILS ネットワークを Cisco TelePresence Video Communication Server またはサードパーティのコール制御システムと相互運用する場合は、他のシステムの CSV ファイルから ILS ネットワーク内のハブ クラスタにディレクトリ URI カタログをインポートします。

    グローバル ダイヤル プランのデータ

    グローバル ダイヤル プラン レプリケーションが有効な場合、ILS ネットワーク内の各クラスタが、それぞれのグローバル ダイヤル プランのデータを ILS ネットワークにアドバタイズします。このデータには、ローカルで設定されたグローバル ダイヤル プランのデータや、他のクラスタから学習したデータが含まれます。 グローバル ダイヤル プランのデータには、次のようなものがあります。

    ディレクトリ URI

    ローカルで設定され、[ILSを介してグローバルにアドバタイズ(Advertise Globally via ILS)] オプションが選択されているディレクトリ URI の完全なカタログを、ILS がアドバタイズします。 『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』の「URI ダイヤル」の章では、URI ダイヤルの設定方法を詳しく述べています。 詳細については、「URI ダイヤル」を参照してください。

    代替番号

    ILS は、ローカルで設定されたエンタープライズの代替番号と +E.164 代替番号を、[ILSを介してグローバルにアドバタイズ(Advertise Globally via ILS )] オプションが選択されている ILS ネットワークにアドバタイズします。

    アドバタイズ パターン

    ILS は、ローカルで設定された代替番号パターンを ILS ネットワークにアドバタイズします。

    PSTN のフェールオーバー

    ILS は、代替番号、ディレクトリ URI およびアドバタイズ パターンについて、ローカルで設定された PSTN のフェールオーバー情報をアドバタイズします。

    ルート文字列

    ILS は、ローカル ルート文字列を ILS ネットワークにアドバタイズします。 それぞれのグローバル ダイヤル プランのデータ要素は、その要素のホーム クラスタを識別するルート文字列に関連します。 リモート クラスタは、ルート文字列を SIP ルート パターンとの組み合わせで使用して、ILS ネットワーク内のさまざまなクラスタにルーティングします。

    学習グローバル ダイヤル プランのデータ

    ローカルで設定されたグローバル ダイヤル プランのデータ以外に、ILS は、ローカル クラスタが ILS ネットワーク内の他のクラスタから学習したすべてのグローバル ダイヤル プランのデータをアドバタイズします。 これにより、アドバタイズされたすべてのデータが、ILS ネットワーク内の各クラスタに到達します。 学習グローバル ダイヤル プランのデータには、学習したディレクトリ URI や学習した代替番号、代替パターン、学習した PSTN フェールオーバー ルール、学習したルート文字列などが含まれます。

    インポートされたグローバル ダイヤル プランのデータ

    ILS は、インポートされたグローバル ダイヤル プランのデータを ILS ネットワーク全体にアドバタイズします。 インポートされたグローバル ダイヤル プランのデータには、ディレクトリ URI や +E.164 パターン、Cisco TelePresence Video Communication Server またはサードパーティのコール制御システムの CSV ファイルから手動でインポートした PSTN フェールオーバー ルールなどが含まれます。

    代替番号

    代替番号は電話番号のエイリアスとして設定します。 代替番号によりグローバルにルーティング可能な番号を設定することができ、ILS ネットワーク内のどこからでもダイヤル可能になります。 Cisco Unified Communications Manager では、次の 2 つのタイプの代替番号を作成できます。

    • エンタープライズ代替番号

    • +E.164 代替番号

    Cisco Unified CM の管理で、エンタープライズ代替番号または +E.164 代替番号を作成し、その代替番号を電話番号に関連付けます。 代替番号を電話番号に関連付けると代替番号はその電話番号のエイリアスとして動作し、代替番号にダイヤルすると関連付けられた電話番号に登録された電話機が鳴ります。

    設定した代替番号は、電話番号と 1 対 1 に関連付ける必要があります。 電話番号には、エンタープライズ代替番号と +E.164 代替番号を同時に関連付けることができます。 また、代替電話番号の 1 つを、その電話番号に関連付けられたすべての代替番号とディレクトリ URI に対する PSTN フェールオーバー番号として選択することができます。 詳細については、PSTN フェールオーバーを参照してください。

    代替番号によるローカル ルーティング

    代替番号のローカル ルーティングを設定するには、コーリング サーチ スペースに設定されたローカル ルート パーティションに代替番号を割り当てる必要があります。 目的の代替番号の下にある [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] で、[ローカルルートパーティションへの割り当て(Assign to a local route partition)] チェックボックスをオンにし、ローカル コーリング サーチ スペースにあるルート パーティションを選択します。

    代替番号によるクラスタ間ルーティング

    代替番号のクラスタ間ルーティングの場合、Cisco Unified Communications Manager は、ILS を使用して代替番号とパターンを ILS ネットワークにアドバタイズします。 電話番号に割り当てる代替番号ごとに、アドバタイズするグローバル ダイヤル プラン データにその代替番号を含めるかどうかを設定できます。 このオプションを選択すると、ILS はローカル ルート文字列と代替番号の両方を含むデータを ILS ネットワークにアドバタイズします。 リモート クラスタは、 SIP ルート パターンを組み合わせてルート文字列を使用し、代替番号にコールをルーティングします。

    代替策として、代替番号の範囲を示すパターンを設定し、そのパターンを ILS ネットワークにアドバタイズする方法もあります。 アドバタイズ パターンがあれば、各代替番号に対して個別にレプリケーションを設定する必要はありません。 アドバタイズ パターンの詳細については、アドバタイズ パターンを参照してください。

    関連タスク

    代替番号のセットアップ

    ここでは、既存の電話番号にエンタープライズ代替番号または +E.164 代替番号を割り当てる方法と、その代替番号をローカル コールおよびクラスタ間コール用に設定する方法について説明します。

    手順
      ステップ 1   Cisco Unified CM の管理で、[コールルーティング(Call Routing)] > [電話番号(Directory Number)] を選択します。
      ステップ 2   代替番号を関連付けたい電話番号を検索して選択します。
      ステップ 3   割り当てる代替番号のタイプに応じて、[エンタープライズ代替番号の追加(Add Enterprise Alternate Number)][+E.164代替番号の追加(Add +E.164 Alternate Number)] のいずれかをクリックします。
      ステップ 4   [番号マスク(Number Mask)] フィールドに、電話番号に適用する番号マスクを入力します。 [代替番号(Alternate Number)] フィールドに、Cisco Unified Communications Manager が番号マスクを適用した後で表示される代替番号が表示されます。
      ステップ 5   (オプション)代替番号のローカル ルーティングを有効にする場合は、次の手順を実行します。
      1. [ローカルルートパーティションに追加(Add to Local Route Partition)] チェックボックスをオンにします。
      2. [ルートパーティション(Route Partition)] ドロップダウン リスト ボックスから、ローカル コーリング サーチ スペースに割り当てられているルート パーティションを選択します。
      ステップ 6   (オプション)番号パターンを使用してこの代替番号のクラスタ間ルーティングを設定する場合は、[保存(Save)] をクリックしてこの手順を終了します。 代替番号パターンを ILS ネットワークにアドバタイズする手順については、関連項目セクションを参照してください。
      ステップ 7   (オプション)この代替番号のクラスタ間ルーティングをセットアップする場合は、代替番号の [ILS経由でグローバルにアドバタイズする(Advertise Globally via ILS)] チェックボックスをオンにします。
      ステップ 8   (オプション)この代替番号に PSTN フェールオーバー番号を割り当てる場合は、[PSTNフェールオーバー(PSTN failover)] ドロップダウン リスト ボックスから、PSTN フェールオーバーとして使用する番号を割り当てます。
      ステップ 9   [保存(Save)] をクリックします。

      次の作業

      代替番号のクラスタ間ルーティングを有効化する場合は、ILS ネットワーク内のグローバル ダイヤル プラン レプリケーションを設定する必要があります。 グローバル ダイヤル プラン レプリケーションを有効にしないかぎり、ILS は代替番号をアドバタイズしません。

      アドバタイズ パターン

      アドバタイズ パターンを使用すると、代替エンタープライズ番号または +E.164 番号の範囲をまとめたルーティング手順を作成し、そのパターンを ILS ネットワーク全体に複製することで、ILS ネットワーク内のすべてのクラスタがパターンを認識できるようになります。 アドバタイズされたパターンを使用すると、代替番号ごとにルーティング情報を設定する必要がなくなります。 アドバタイズ パターンが設定されたローカル クラスタでは、アドバタイズ パターンを使用しないでください。アドバタイズ パターンは、ILS でパターンを認識するリモート クラスタでのみ使用します。

      たとえば、クラスタ A 上に 80001 ~ 89999 の範囲のエンタープライズ代替番号があり、ILS ネットワーク全体でこれらの代替番号を複製する場合、8XXXX というパターンを作成し、このパターンを ILS ネットワークにアドバタイズします。 ダイヤル文字列が学習パターンに一致する発信コール(82211 など)をリモート クラスタが受信すると、リモート クラスタはパターンに関連付けられているルート文字列を使用してコールをルーティングします。

      また、ILS によってアドバタイズされたパターンに関する PSTN フェールオーバー情報を設定することもできます。 詳細については、PSTN フェールオーバーを参照してください。

      アドバタイズ パターンの設定

      Cisco Unified CM の管理で、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [アドバタイズされたパターン(Advertised Patterns)] メニュー パスを使用して、ILS が ILS ネットワーク内のリモート クラスタにアドバタイズする代替番号パターンを作成します。

      [アドバタイズされたパターンの設定(Advertised Patterns Configuration)] ウィンドウでは、代替エンタープライズ番号または +E.164 番号の範囲をまとめた番号パターンを作成できます。 [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] が有効な場合、ILS は番号パターンを ILS ネットワーク内のリモート クラスタにアドバタイズします。

      次の表に、[アドバタイズパターンの設定(Advertised Patterns Configuration)] ウィンドウのフィールド設定を示します。

      フィールド

      フィールド 説明

      説明

      [説明(Description)]

      テキスト ボックスに番号パターンの説明を入力します。

      [アドバタイズパターン(Advertised Pattern)]

      [パターン(Pattern)]

      テキスト ボックスに Cisco Unified Communications Manager が着信コールとの照合に使用する番号パターンを入力します。

      番号パターンには、オプションの「+」記号に続けて、1 桁以上のダイヤル可能な文字(0 ~ 9、A ~ D、*、#)、正規表現形式の文字範囲(例:[6-9] や [^6-9])、または 1 桁のワイルドカード(X)を入力する必要があります。 パターンの末尾には、オプションの「%」または「!」記号を入力できます。

      [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] が設定されている場合、ILS はこのパターンを ILS ネットワーク内のリモート クラスタにアドバタイズします。 リモート クラスタがパターンに一致する着信コールを受信すると、リモート クラスタはこのパターンを着信コールに適用し、このクラスタへのコールのルーティングを試行します。

      [パターンタイプ(Pattern Type)]

      この番号パターンに適用するパターンのタイプを選択します。 接続先のダイヤル文字列とこの番号パターンが一致して発信コールが着信すると、Cisco Unified Communications Manager は、このパターン タイプを適用するルート パーティションを割り当てます。 次のいずれかのオプション ボタンをクリックします。

      • [エンタープライズ番号パターン(Enterprise Number Pattern)]:番号パターンをエンタープライズ代替番号で使用する場合は、このオプションを選択します。

      • [+E.164番号パターン(+E.164 Number Pattern)]:番号パターンを +E.164 代替番号で使用する場合は、このオプションを選択します。

      [PSTNフェールオーバーを使用しない(Don't use PSTN Failover)]

      このパターンに一致するコールに PSTN フェールオーバーを設定しない場合は、このオプション ボタンをオンにします。 Cisco Unified Communications Manager が SIP トランク経由でこのパターンへのコールをルーティングできない場合、コールは PSTN に再ルーティングされません。

      [パターンをPSTNフェールオーバーとして使用(Use Pattern as PSTN Failover)]

      このパターンに一致するコールに PSTN フェールオーバーとしてダイヤル文字列を使用する場合は、このオプション ボタンをオンにします。 Cisco Unified CM が SIP トランク経由でコールをルーティングできない場合、Cisco Unified Communications Manager は発呼側の AAR CSS を使用して、コールを PSTN ゲートウェイに再ルーティングします。

      [削除桁数および付加番号をパターンに適用してPSTNフェールオーバーに使用する(Apply Strip Digits and Prepend Digits to Pattern and Use for PSTN Failover)]

      [PSTNフェールオーバー削除桁数(PSTN Failover Strip Digits)] および [PSTNフェールオーバー付加番号(PSTN Failover Prepend Digits)] フィールドを、このパターンに一致するコールの PSTN フェールオーバーとして使用する場合は、このオプション ボタンをオンにします。 Cisco Unified Communications Manager が SIP トランク経由でコールをルーティングできない場合、Cisco Unified Communications Manager は、[PSTNフェールオーバー削除桁数(PSTN Failover Strip Digits)] および [PSTNフェールオーバー付加番号(PSTN Failover Prepend Digits)] フィールドをダイヤル文字列に適用し、発呼側の AAR CSS を使用してコールを PSTN ゲートウェイに再ルーティングします。

      [PSTNフェールオーバー削除桁数(PSTN Failover Strip Digits)]

      Cisco Unified Communications Manager が、このパターンに一致する着信コールのダイヤル文字列の先頭から削除する文字の桁数を、テキスト ボックスに入力します。 16 桁まで入力できます。

      [PSTNフェールオーバー付加番号(PSTN Failover Prepend Digits)]

      Cisco Unified CM が、このパターンに一致する着信コールのダイヤル文字列の先頭に付加する文字の桁数を、テキスト ボックスに入力します。

      オプションの「+」記号に続けて 0 ~ 9 の数字を入力できます。

      代替番号のアドバタイズ パターンのセットアップ

      次の手順に従って、代替番号の範囲を示すパターンを作成し、ILS ネットワークにアドバタイズします。

      手順
        ステップ 1   Cisco Unified CM の管理から、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [アドバタイズパターン(Advertised Patterns)] の順に選択します。
        ステップ 2   [説明(Description)] フィールドに、パターンの説明を入力します。
        ステップ 3   [パターン(Pattern)] フィールドに、ILS ネットワークにアドバタイズするパターンを入力します。
        ステップ 4   [パターンタイプ(Pattern Type)] オプション ボタンを使用して、このパターンをエンタープライズ代替番号と +E.164 代替番号のどちらに適用するのかを選択します。
        ステップ 5   [アドバタイズパターンの設定(Advertised Patterns Configuration)] ウィンドウの残りのフィールドに入力し、パターンの PSTN フェールオーバー ルールを設定します。
        ステップ 6   [保存(Save)] をクリックします。

        グローバル ダイヤル プラン レプリケーションが有効な場合、ILS はパターンを ILS ネットワーク内のリモート クラスタにアドバタイズします。


        次の作業

        リモート クラスタで PSTN フェールオーバー番号にコールをルーティングできるようにするには、AAR をセットアップし、PSTN フェールオーバー番号を PSTN ゲートウェイにルーティングするルート パターンを作成する必要があります。

        PSTN フェールオーバー

        グローバル ダイヤル プラン レプリケーションが有効な場合は、学習ディレクトリ URI、学習番号、学習パターンに関する PSTN フェールオーバー ルールを複製するように ILS を設定できます。 発信コールのダイヤル文字列と学習パターン、学習代替番号、または学習ディレクトリ URI が一致し、Cisco Unified Communications Manager が SIP 経由でコールをルーティングできない場合、Cisco Unified Communications Manager は発呼側の AAR CSS を使用して、関連付けられている PSTN フェールオーバー番号にコールを再ルーティングします。

        Cisco Unified Communications Manager は PSTN フェールオーバーを使用して、ILS を通じて学習されたパターン、代替番号、またはディレクトリ URI に発信されるコールのみを再ルーティングします。 Cisco Unified Communications Manager は、ローカルに設定されたパターン、代替番号、およびディレクトリ URI に発信されたコールについては、PSTN フェールオーバー番号に再ルーティングしません。

        2 つの異なる方法を使用して、PSTN フェールオーバー ルールを割り当てます。

        • [アドバタイズパターンの設定(Advertised Pattern Configuration)] ウィンドウでは、PSTN フェールオーバー削除桁数および PSTN フェールオーバー付加番号命令を、特定の範囲の代替番号をまとめた ILA アドバタイズ パターンに割り当てることができます。 ILS は、そのパターンと PSTN フェールオーバー指示を、ILS ネットワーク内のリモート クラスタにアドバタイズします。

        • [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウでは、すべての ILS アドバタイズ代替番号、およびその電話番号に関連付けられているディレクトリ URI の PSTN フェールオーバーとして、代替番号を設定できます。

        アドバタイズ パターンのPSTN フェールオーバー例

        ABC 社には、ニューヨークとロサンゼルスに ILS ネットワークのクラスタがあり、ニューヨークの内線の範囲を示すエンタープライズ代替番号パターン 8XXXX をアドバタイズしています。 このパターンには PSTN フェールオーバー指示が含まれており、最初のダイヤル番号を削除して、ダイヤル文字列に +1718555 が付加されます。

        ロサンゼルスの社員がニューヨークの社員の 86301 にダイヤルし、Cisco Unified Communications Manager がコールを SIP トランク経由でルーティングできない場合、コールはダイヤル文字列 +17185556301 として PSTN ゲートウェイに再ルーティングされます。

        ディレクトリ URI の PSTN フェールオーバー例

        ABC 社の従業員アリスのロサンゼルスの内線番号は 2100 です。 また、エンタープライズ代替番号は 72100、+E.164 代替番号は +13105552100、ディレクトリ URI は alice@abc.com で、これらはすべて彼女の内線に関連付けられています。 アリスの +E.164 代替番号は PSTN フェールオーバーとして設定されています。

        ニューヨークの従業員が alice@abc.com にダイヤルしても、Cisco Unified Communications Manager は SIP トランク経由でコールをルーティングすることはできません。Cisco Unified Communications Manager はコールを PSTN フェールオーバー +131055521000 に再ルーティングし、PSTN ゲートウェイに送信します。


        (注)  


        PSTN フェールオーバーをリモート クラスタで使用するためには、リモート クラスタに自動代替ルーティングを設定し、PSTN フェールオーバー番号を PSTN ゲートウェイにルーティングするルート パターンを作成する必要があります。


        ディレクトリ URI および代替番号の PSTN フェールオーバーのセットアップ

        ディレクトリ URI または代替番号に PSTN フェールオーバー番号を割り当て、ILS ネットワークにアドバタイズする手順は、次のとおりです。 リモート クラスタでは、学習ディレクトリ URI または学習代替番号へのコールに PSTN フェールオーバー番号を使用できます。


        (注)  


        代替番号については、PSTN フェールオーバー ルールを代替番号の範囲を示すアドバタイズ パターンに割り当てることができます。 PSTN フェールオーバー ルールをアドバタイズ パターンに割り当てるには、代替番号のアドバタイズ パターンのセットアップを参照してください。


        手順
          ステップ 1   Cisco Unified CM の管理で、[コールルーティング(Call Routing)] > [電話番号(Directory Number)] を選択します。
          ステップ 2   PSTN フェールオーバー番号を割り当てるディレクトリ URI または代替番号に関連付けられた電話番号を検索して選択します。
          ステップ 3   PSTN フェールオーバーを使用する代替番号が存在しない場合、電話番号のエンタープライズ代替番号または +E.164 代替番号を作成します。
          ステップ 4   [PSTN フェールオーバー(PSTN Failover)] ドロップダウン リスト ボックスで、PSTN フェールオーバーとして使用する代替番号を選択します。
          ステップ 5   [保存(Save)] をクリックします。

          Cisco Unified Communications Manager が PSTN フェールオーバー番号を電話番号に割り当てます。 グローバル ダイヤル プラン レプリケーションが、その電話番号に関連付けられたすべてのディレクトリ URI と代替番号の PSTN フェールオーバー番号として、その番号を ILS ネットワークにアドバタイズします。


          次の作業

          リモート クラスタで PSTN フェールオーバー番号にコールをルーティングできるようにするには、AAR CSS をセットアップし、PSTN フェールオーバー番号を PSTN ゲートウェイにルーティングするルート パターンをリモート クラスタで設定する必要があります。

          ルート文字列

          グローバル ダイヤル プラン レプリケーションを設定するには、ILS ネットワーク内の各クラスタに異なるルート文字列を割り当てる必要があります。 ルート文字列には、64 文字以内の英数字(A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9)、ドット(.)、またはダッシュ(-)を含めることができます。 ルート文字列はドメイン ベースのルーティングで使用されますが、ルート文字列は特定のドメインに一致する必要はありません。任意のルート文字列を割り当てることができます。

          ルート文字列をクラスタに割り当てると、ILS はそのルート文字列を、そのクラスタにとってローカルのすべてのグローバル ダイヤル プラン データ(ローカルで設定されたディレクトリ URL、代替番号、アドバタイズ パターン、PSTN フェールオーバー情報を含む)に関連付けます。 グローバル ダイヤル プラン レプリケーションが有効になっている場合には、ILS はローカル ルート文字列およびグローバル ダイヤル プラン データを ILS ネットワークにアドバタイズします。

          リモートの Cisco Unified Communications Managers クラスタをルート文字列にルーティングするように設定するには、ILS ネットワーク内の各クラスタに対し、ILS ネットワーク内のルート文字列に一致する SIP ルート パターンを設定し、それらのルート文字列を宛先とするコールを、ILS ネットワーク内のネクスト ホップ クラスタに導く SIP トランクにルーティングする必要があります。

          リモート クラスタのユーザが、ILS 経由で学習されたディレクトリ URI または代替番号にダイヤルすると、Cisco Unified Communications Manager は、関連付けられたルート文字列と SIP ルート パターンをマッチングし、SIP ルート パターンで指定されているトランクにコールをルーティングします。

          ルート文字列は、[ILS設定(ILS Configuration)] ウィンドウでローカル クラスタに割り当てることができます。

          ルート文字列の例

          ABC 社は、サンノゼとパリにクラスタを持つ ILS ネットワークを所有しています。 ABC 社は、ルート文字列として ABC.SanJose.USA および ABC.Paris.France を割り当てます。 サンノゼのクラスタで、ABC 社は ABC.Paris.France を宛先とするコールを、パリのクラスタに導く送信トランクにルーティングするドメイン ベースの SIP ルート パターンを設定します。 サンノゼのユーザが、パリで設定された代替番号またはディレクトリにダイヤルすると、Cisco Unified Communications Manager はその代替番号をパリのルート文字列とマッチングし、SIP ルート文字列で指定された送信トランクにそのコールを送信します。

          学習グローバル ダイヤル プラン データ

          Cisco Unified Communications Manager が ILS を通じて学習するグローバル ダイヤル プラン データは、ローカルのデータベースに保存されます。 ローカルに設定されたデータのレプリケーションに加え、ILS は残りの ILS ネットワーク にも学習グローバル ダイヤル プラン データを複製して、1 つのクラスタが学習したすべてのデータを ILS ネットワーク内のすべてのクラスタが学習できるようにします。


          (注)  


          Cisco Unified Communications Manager は、クラスタのレプリケーションが正常に確立されるまで、ILS 学習パターンの記録を中断します。


          Cisco Unified CM Administration では、次のタイプの学習グローバル ダイヤル プラン データを表示できます。

          学習代替番号

          Cisco Unified Communications Manager が ILS を通じて学習した代替エンタープライズ番号と代替 +E.164 番号すべてのリストを Cisco Unified CM Administration で表示するには、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [学習番号(Learned Numbers)] を選択し、[検索(Find)]をクリックします。

          学習エンタープライズ パターンと +E.164 パターン

          Cisco Unified Communications Manager が ILS を通じて学習した代替エンタープライズ パターンと代替 +E.164 パターンすべてのリストを Cisco Unified CM Administration で表示するには、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [学習パターン(Learned Patterns)] を選択し、[検索(Find)]をクリックします。

          学習ディレクトリURI

          Cisco Unified Communications Manager が ILS を通じて学習したディレクトリ URI すべてのリストを Cisco Unified CM Administration で表示するには、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [学習ディレクトリURI(Learned Directory URIs)] を選択し、[検索(Find)] をクリックします。

          学習代替番号、学習パターン、または学習ディレクトリ URI のいずれについても、番号、パターン、またはディレクトリ URI をクリックして、その項目を[学習オブジェクト(Learned Object)] ウィンドウで開くことができます。このウィンドウでは、PSTN フェールオーバー番号など、追加の詳細情報を表示することができます。

          学習パターンのパーティション設定項目

          Cisco Unified CM の管理から、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [学習パターンのパーティション(Partitions for Learned Patterns)] のメニュー パスを使用して、Cisco Unified Communications Manager が ILS とグローバル ダイヤル プラン レプリケーション機能を使用して学習した代替番号およびパターンに、ルート パーティションを割り当てます。

          学習した番号と学習したパターンをパーティションに割り当てます。 学習した番号と学習したパターンは NULL パーティションには割り当てることができません。 独自のパーティションを定義するか、事前定義したデフォルト パーティションを使用することができます。 Cisco Unified Communications Manager は、学習代替番号および番号パターンに事前定義された次のパーティションでインストールされます。

          • グローバル学習エンタープライズ番号

          • グローバル学習 E.164 番号

          • グローバル学習エンタープライズ パターン

          • グローバル学習 E.164 パターン

          次の表では、[学習代替番号とパターンのパーティションの設定(Partitions for Learned Alternate Numbers and Patterns Configuration)] ウィンドウのフィールド設定項目を説明します。

          表 1  学習パターンのパーティション設定項目

          フィールド

          説明

          学習代替番号とパターンの関連パーティション

          エンタープライズ代替番号のパーティション

          ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager が ILS ネットワークのリモート クラスタから学習した、エンタープライズ代替番号を適用するパーティションを選択します。

          デフォルトでは、ダイヤル プランに重複したルート パターンが含まれる場合、桁間タイマーの期限が切れるまで、ダイヤルされた番号について可能性のあるルートが存在する場合でも、Cisco Unified Communications Manager はコールをルーティングしません。 この設定では、Cisco Unified Communications Manager がダイヤル文字列について利用可能なすべてのルートから最適な一致を選択できるようにすることにより、静的に設定された電話番号および番号パターンと重複した学習番号を防止します。

          [緊急優先として学習番号をマーク(Mark Learned Number as Urgent Priority)] チェックボックスをオンにしてCisco Unified Communications Manager を構成し、ダイヤルされた番号と使用可能なルートの間で一致を検出したら、桁間タイマーの期限が切れるまで待機せずに、コールをルーティングします(T302 Timer サービス パラメータなど)。

          +E.164 代替番号のパーティション

          ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager が ILS ネットワークのリモート クラスタから学習した、+E.164 代替番号を適用するパーティションを選択します。

          デフォルトでは、重複したルート パターンがダイヤル プランに含まれる場合、桁間タイマーの期限が切れるまで(ダイヤルされた番号について可能性のあるルートが存在する場合でも)、Cisco Unified Communications Manager はコールをルーティングしません。 この設定では、Cisco Unified Communications Manager がダイヤル文字列について利用可能なすべてのルートから最適な一致を選択できるようにすることにより、静的に設定された電話番号および番号パターンと重複した学習番号を防止します。

          [緊急優先として学習番号をマーク(Mark Learned Number as Urgent Priority)] チェックボックスをオンにしてCisco Unified Communications Manager を構成し、ダイヤルされた番号と使用可能なルートの間で一致を検出したら、桁間タイマーの期限が切れるまで待機せずに、コールをルーティングします(T302 Timer サービス パラメータなど)。

          エンタープライズパターンのパーティション

          ドロップダウン リスト ボックスから、ILS ネットワークのリモート クラスタから学習したエンタープライズ代替番号パターンを適用するパーティションを選択します。

          デフォルトでは、ダイヤル プランに重複したルート パターンが含まれる場合、Cisco Unified Communications Manager は桁間タイムアウト(T302 タイマー サービス パラメータなど)を待機して、一致しているルートがある場合でも、コールをルーティングする前に期限切れにします。 この設定では、Cisco Unified Communications Manager がダイヤル文字列について利用可能なすべてのルートから最適な一致を選択できるようにすることにより、静的に設定された電話番号およびパターンと重複した学習パターンを防止します。

          可能性のあるルートを検出した後、Cisco Unified Communications Manager が桁間タイムアウトを無視してコールをルーティングできるように設定するには、次のチェックボックスのいずれかまたは両方をオンにします。

          • [固定長パターンを緊急とする(Mark Fixed Length Patterns as Urgent)]:このチェックボックスがオンのときは、Cisco Unified Communications Manager は固定長のアドバタイズ パターンとの一致を受け取るとすぐにコールをルーティングします。

          • [可変長パターンを緊急とする(Mark Variable Length Patterns as Urgent):このチェックボックスがオンのときは、Cisco Unified Communications Manager は可変長のアドバタイズ パターンとの一致を受け取るとすぐにコールをルーティングします。

          +E.164パターンのパーティション

          ドロップダウン リスト ボックスから、ILS ネットワークのリモート クラスタから学習した +E.164 代替番号パターンを適用するパーティションを選択します。

          デフォルトでは、ダイヤル プランに重複したルート パターンが含まれる場合、Cisco Unified Communications Manager は桁間タイムアウト(T302 タイマー サービス パラメータなど)を待機して、一致しているルートがある場合でも、コールをルーティングする前に期限切れにします。 この設定では、Cisco Unified Communications Manager がダイヤル文字列について利用可能なすべてのルートから最適な一致を選択できるようにすることにより、静的に設定された電話番号およびパターンと重複した学習パターンを防止します。

          可能性のあるルートを検出した後、Cisco Unified Communications Manager が桁間タイムアウトを無視してコールをルーティングできるように設定するには、次のチェックボックスのいずれかまたは両方をオンにします。

          • [固定長パターンを緊急とする(Mark Fixed Length Patterns as Urgent)]:このチェックボックスがオンのときは、Cisco Unified Communications Manager は固定長のアドバタイズ パターンとの一致を受け取るとすぐにコールをルーティングします。

          • [可変長パターンを緊急とする(Mark Variable Length Patterns as Urgent):このチェックボックスがオンのときは、Cisco Unified Communications Manager は可変長のアドバタイズ パターンとの一致を受け取るとすぐにコールをルーティングします。

          学習パターンのブロック

          ローカルの Cisco Unified Communications Manager クラスタがコールを学習代替番号または学習代替番号パターンにルーティングしないようにするには、そのクラスタにローカル ブロッキング ルールを設定します。 コールを学習番号または学習パターンにルーティングする前に、ILS によってローカルのブロッキング ルールがダイヤル文字列に一致するかどうかが確認されます。 ブロッキング ルールが一致する場合、Cisco Unified Communications Manager ではコールがルーティングされません。

          ブロッキング ルールには、次のような特徴もあります。

          • ブロッキング ルールは、ブロッキング ルールを設定したローカル クラスタにのみ適用されます。ILS では、ブロッキング ルールはアドバタイズされません。

          • ブロッキング ルールは、学習代替番号および学習パターンにのみ適用されます。Cisco Unified Communications Manager では、ブロッキング ルールは、ローカルに設定された番号またはルート パターンに適用されません。

          学習代替番号または学習代替番号パターンについてのブロッキング ルールを設定するには、次の手順を実行します。

          手順
            ステップ 1   Cisco Unified CM の管理で、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [学習番号とパターンをブロック(Block Learned Numbers and Patterns)] を選択します。
            ステップ 2   ブロッキング ルールの説明を入力します。
            ステップ 3   [ブロックされたパターン(Blocked Pattern)] セクションで、ブロッキング ルールの条件として使用するフィールドに入力します。 特定のフィールドをブロッキング条件として使用しない場合は、そのフィールドを空白のままにしておきます。 たとえば、次のように入力します。
            • 他のコール パラメータに関係なく、ABC_cluster1 へのコールをすべてブロックするには、[クラスタID (Cluster ID)] フィールドに「ABC_cluster1」と入力し、[Any] オプション ボタンをクリックします。残りのフィールドは空白のままにしておきます。
            • Cluster_3 への +E.164 コールのうち、プレフィクス 683 を使用するすべてのコールをブロックするには、[クラスタID (Cluster ID)] フィールドに「Cluster_3」と入力し、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに「683」と入力します。次に、[+E.164パターン(+E.164 Pattern)] オプション ボタンをクリックし、残りのフィールドは空白のままにしておきます。
            • 特定のエンタープライズ パターンをブロックするには、[パターン(Pattern)] フィールドにパターンを入力し、[エンタープライズパターン(Enterprise Pattern)] オプション ボタンをクリックします。
            ステップ 4   [パターン タイプ(Pattern Type)] フィールドで、ブロッキング ルールをエンタープライズ パターン、+E.164 パターン、またはその両方に適用することを選択します。
            ステップ 5   [保存(Save)] をクリックします。

            ブロックされた学習パターンの設定

            Cisco Unified CM の管理では、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [ブロックされた学習番号とパターン(Blocked Learned Numbers and Patterns)] メニュー パスを使用して、ローカル クラスタがコールを特定のエンタープライズ代替番号および +E.164 代替番号、またはクラスタ間検索サービス(ILS)から学習された番号パターンにルーティングしないようにするブロッキング ルールを作成します。

            次の表に、[ブロックされた学習パターン(Blocked Learned Pattern)] ウィンドウのフィールド設定を示します。 [ブロックされたパターン(Blocked Pattern)] セクションでは、ブロッキング条件に関連のある、目的のフィールドのみを入力します。

            フィールド

            フィールドの説明

            説明

            説明

            テキスト ボックスに、ブロックする番号またはパターンの説明を入力します。

            [ブロックされたパターン(Blocked Pattern)]

            パターン

            番号パターンを使用して、ブロックするコールを指定するには、テキスト ボックスに番号とワイルドカードを含む番号パターンを入力します(スペースは使用できません)。 たとえば、番号パターン 206XXXXXXX を使用すると、2065551212 または 2063331234 のいずれか宛てのコールがブロックされます。

            番号バターンをブロッキング ルールの一部として使用しない場合は、このフィールドを空白のままにしておきます。

            ブロッキング番号パターンの一致桁数が ILS から学習された番号パターンよりも少ない場合、コールはルーティングされます。 たとえば、ILS からアドバタイズされた一致番号パターンが 206555XXXX で、ブロッキング パターンが 206XXXXXXX である場合、2065551212 に発信されたコールはルーティングされます。これは、一致パターンに一致する桁数がブロッキング パターンよりも多いためです。

            プレフィクス

            ダイヤル文字列プレフィックスに基づいてパターンをブロックする場合、Cisco Unified Communications Manager でコールをブロックする際に使用するプレフィックス数を入力します。

            プレフィックスをブロッキング ルールの一部として使用しない場合は、このフィールドを空白のままにしておきます。

            [クラスタID(Cluster ID)]

            すべてのコールが特定のクラスタに送信されないようにするには、コールが到達しないようにするリモート クラスタのクラスタ ID を入力します。 それ以外の場合、このフィールドは空白のままにしておきます。

            [パターンタイプ(Pattern Type)]

            ブロッキング ルールを適用する番号パターン タイプに応じて、次の 3 つのオプションから 1 つを選択します。

            • [ANY]:ブロッキング ルールをエンタープライズ番号パターンと +E.164 パターンの両方に適用する場合は、このオプションを選択します。

            • [エンタープライズパターン(Enterprise Pattern)] - ブロッキング ルールをエンタープライズ番号パターンにのみ適用する場合は、このオプションを選択します。

            • [+.164パターン(+E.164 Pattern)]:ブロッキング ルールを +E.164 番号パターンにのみ適用する場合は、このオプションを選択します。

            インポートされたグローバル ダイヤル プランのデータ

            Cisco Unified Communications Manager では、CSV ファイルから ILS ネットワーク内のハブ クラスタへグローバル ダイヤル プランのデータをインポートすることができます。ILS はインポートされたグローバル ダイヤル プランのデータを ILS ネットワーク全体に複製するため、Cisco Unified Communications Managerと、Cisco TelePresence Video Communications Server やサードパーティ製のコール制御システムとの相互運用が可能になります。

            ディレクトリ URI、+E.164 パターン、および関連する PSTN フェールオーバー ルールを Cisco Unified Communications Manager にインポートできます。 ローカル クラスタにインポートされたグローバル ダイヤル プランのデータは、次の操作で表示できます。

            • インポート済みディレクトリ URI — ローカル クラスタにインポートされたディレクトリ URIと関連する PSTN フェールオーバー番号のリストを表示するには、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [インポート済みディレクトリURI(Imported Directory URIs)] の順に選択し、[検索(Find)] ボタンをクリックします。

            • インポート済みパターン — ローカル クラスタにインポートされた +E.164 パターンと関連する PSTN フェールオーバー ルールのリストを表示するには、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [インポート済みパターン(Imported Patterns)] の順に選択し、[検索(Find)] ボタンをクリックします。


            (注)  


            インポート済みデータには、手動で Cisco Unified Communications Manager にインポートされたグローバル ダイヤル プランのデータのみが入っています。 インポートされたグローバル ダイヤル プランのデータには、ILS を介して学習されたデータは含まれません。


            インポート済みグローバル ダイヤル プラン カタログの設定

            Cisco Unified CM の管理 では、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan RepIication)] > [インポート済みグローバルダイヤルプランカタログ(Imported Global Dial Plan Catalog)] パスを使用して、Cisco TelePresence Video Communication Server やサードパーティのコール制御システムといった ILS を稼働していないコール制御システムの CSV ファイルから、ディレクトリ URI、+E.164 パターン、PSTN フェールオーバー ルールを手動でインポートします。

            [インポート済みグローバルダイヤルプランカタログ(Imported Global Dial Plan Catalog)] ウィンドウで項目を設定して、リモート コール制御システムのルート文字列を使用して空のカタログを作成します。 設定を行った後で、一括管理を使用して、ディレクトリ URI とパターンを CSV ファイルから新しく作成したカタログに挿入する必要があります。


            (注)  


            ローカル クラスタは既存の ILS ネットワークの一部である必要があります。 ILS ネットワークの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』の「クラスタ間検索サービス」の章を参照してください。


            次の表に、[インポート済みグローバルダイヤルプランカタログ(Imported Global Dial Plan Catalog)] ウィンドウのフィールドの説明を示します。

            フィールド 説明
            [名前(Name)] インポートするカタログを識別する一意の名前を入力します。
            [説明(Description)] インポートするカタログの説明を入力します。
            [ルート文字列(Route String)]

            リモート コール制御システムのルート文字列を入力します。 ルート文字列には最大 250 字の英数字を使用でき、カンマとダッシュを含めることができます。

            Cisco Unified Communications Manager は、ルート文字列と SIP ルート パターンを組み合わせて、リモート クラスタで設定されているディレクトリ URI にコールをルーティングします。 ローカル クラスタからのコールがこのリモート カタログのディレクトリ URI に配置されると、Cisco Unified Communications Manager は、ディレクトリ URI とルート文字列を照合してから、SIP ルート パターンを使用して、そのルート文字列をそのディレクトリ URI にルーティングする発信トランクと照合します。

            (注)      ルート文字列を作成した後で、このルート文字列を発信トランクにルーティングする SIP ルート パターンを作成します。 SIP ルート パターンの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーションガイド』の「SIP route pattern setup」の章を参照してください。

            非 ILS システムからのディレクトリ URI およびパターンのインポート

            ローカル クラスタ上でクラスタ間検索サービス(ILS)を実行していて、ILS を実行していないコール制御システム(Cisco TelePresence Video Communication Server(VCS)など)や他社製のコール制御システムの CSV ファイルから、ディレクトリ URI などのグローバル ダイヤル プラン カタログ、+E.164 番号パターン、または PSTN フェールオーバー ルールをインポートしたい場合は、この手順に従います。

            この手順を実行するには、Cisco Bulk Provisioning Service がローカル クラスタ上で動作しており、このクラスタが ILS ネットワークのハブ クラスタとして設定されている必要があります。 カタログを Cisco Unified Communications Manager にインポートすると、ILS は、インポートされたカタログを ILS ネットワーク内の他のクラスタに複製します。


            (注)  


            インポートに使用する CSV ファイルと、お使いのバージョンの Cisco Unified Communications Manager の間に互換性があることを確認してください。 たとえば、バージョン 9.0(1) へのインポートと互換性のある CSV ファイルには、バージョン 10.0(1) との互換性はありません。 お使いのリリースのサンプルの CSV を見たい場合は、Cisco Unified CMの管理で、[一括管理(Bulk Administration)] > [ディレクトリURIとパターン(Directory URIs and Patterns)] > [ディレクトリURIおよびパターンの挿入(Insert Directory URIs and Patterns)] の順に選択し、[サンプルファイルの表示(View Sample File)] をクリックします。



            (注)  


            Cisco Unified CM の管理では、二重引用符またはカンマが組み込まれたディレクトリ URI を入力できます。 ただし、二重引用符およびカンマが組み込まれたディレクトリ URI を含む CSV ファイルを一括管理を使用してインポートする場合は、ディレクトリ URI 全体を二重引用符でくくり、組み込まれた二重引用符を別の二重引用符でエスケープする必要があります。 たとえば、Jared, "Jerry",Smith@test.com というディレクトリ URI は、CSV ファイルでは「"Jared", ""Jerry"", "Smith@test.com"」と入力する必要があります。


            手順
              ステップ 1   Cisco Unified CM の管理で、[コールルーティング(Call Routing)] > [グローバルダイヤルプランレプリケーション(Global Dial Plan Replication)] > [インポート済みグローバルダイヤルプランカタログ(Imported Global Dial Plan Catalogs)] の順に選択します。
              ステップ 2   [名前(Name)] フィールドに、カタログの名前を入力します。
              ステップ 3   [説明(Description)] フィールドに、カタログの説明を入力します。
              ステップ 4   [ルート文字列(Route String)] フィールドで、カタログのインポート元のシステム用のルート文字列を作成します。
              ステップ 5   [保存(Save)] をクリックします。
              ステップ 6   Cisco Unified CMの管理から、[一括管理(Bulk Administration)] > [ファイルのアップロード/ダウンロード(Upload/Download Files)] の順に選択します。
              ステップ 7   [新規追加(Add New)] をクリックします。
              ステップ 8   [参照(Browse)] をクリックし、インポートするカタログ用の CSV ファイルを選択します。
              ステップ 9   [ターゲットの選択(Select The Target)] ドロップダウン リスト ボックスで、[インポート済みディレクトリURIおよびパターン(Imported Directory URIs and Patterns)] を選択します。
              ステップ 10   [トランザクションタイプの選択(Select Transaction Type)] ドロップダウン リスト ボックスで、[インポート済みディレクトリURIおよびパターンの挿入(Insert Imported Directory URIs and Patterns)] を選択します。
              ステップ 11   [保存(Save)] をクリックします。
              ステップ 12   Cisco Unified CM の管理で、[一括管理(Bulk Administration)] > [ディレクトリURIとパターン(Directory URIs and Patterns)] > [インポート済みディレクトリURIおよびパターンの挿入(Insert Imported Directory URIs and Patterns)] の順に選択します。
              ステップ 13   [ファイル名(File Name)] ドロップダウン リスト ボックスで、インポートするカタログを含む CSV ファイルを選択します。
              ステップ 14   [インポート済みディレクトリURIカタログ(Imported Directory URI Catalog)] ドロップダウン リスト ボックスで、[インポート済みグローバルダイヤルプランカタログ(Imported Global Dial Plan Catalog)] ウィンドウで命名したカタログを選択します。
              ステップ 15   [ジョブ説明(Job Description)] テキスト ボックスに、実行しようとしているジョブの名前を入力します。
              ステップ 16   ジョブをいつ実行するかを選択します。
              • ジョブをすぐに実行する場合は、[今すぐ実行(Run Immediately)] オプション ボタンをクリックし、[送信(Submit)] をクリックします。
              • 指定した時間に実行するようにジョブをスケジュールする場合は、[後で実行(Run Later)] オプション ボタンをクリックし、[送信(Submit)] をクリックします。 このオプションを選択した場合は、一括管理の [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] を使用して、ジョブをいつ実行するかをスケジュールする必要があります。
              (注)      Cisco Unified Communications Manager が、インポートされたすべての +E.164 パターンを Global Learned +E.164 Patterns パーティションに保存します。