コール パークとダイレクト コール パーク
コール パークとダイレクト コール パーク

目次

コール パークとダイレクト コール パーク

この章では、保留機能であるコール パーク機能と、転送機能であるダイレクト コール パーク機能について詳しく説明します。 これらの 2 つの機能は、相互排他的に扱うことをお勧めします。つまり、いずれか一方を有効にする(両方を有効にしない)ことをお勧めします。 両方の機能を有効にする場合は、それぞれに割り当てられる番号が重複することなく単独で使用されるようにしてください。

コール パークの設定

コール パーク機能を使用すると、コールを保留にし、Cisco Unified Communications Manager システム内の別の電話機(たとえば、別のオフィスや会議室の電話機)からそのコールに応答することができます。 電話機でアクティブなコールを受けているときに、[パーク] ソフトキーまたはコール パーク ボタンを押して、そのコールをコール パーク内線番号にパークすることができます。 システム内の別の電話機から誰かがそのコール パーク内線番号をダイヤルすると、そのパークされているコールを取得できます。

コール パーク内線番号として、1 つの電話番号またはある範囲の電話番号を定義できます。 各コール パーク内線番号でパークできるコールは 1 つだけです。

手順
    ステップ 1   コーリング サーチ スペース内にパーティションを持つユーザだけがパーティションを使用できるようにコール パーク内線番号のパーティションを設定します。

    詳細については、Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』のパーティションの設定項目およびメディア ターミネーション ポイントの設定に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 2   Cisco Unified Communications Manager に対して固有のコール パーク番号を設定するか、コール パーク内線番号の範囲を定義します。
    ステップ 3   適切な Cisco Unified Communications Manager グループに、コール パークで使用されるすべてのサーバを追加します。

    詳細については、Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の Cisco Unified CM グループの設定に関連するトピックを参照してください。

    (注)     

    サーバと Cisco Unified Communications Manager は、インストール時に設定されます。

    ステップ 4   コール パークにアクセスできる各デバイスに [標準ユーザ] ソフトキー テンプレートを割り当てます。 [コールパーク] ソフトキーを使用しない電話機の場合、適用可能な電話ボタン テンプレートのコピーにコール パーク ボタンを追加します。 [電話の設定(Phone Configuration)] でコール パーク ボタンが含まれている電話ボタン テンプレートを電話機に割り当てます。

    詳細については、Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』のソフトキー テンプレート、電話ボタン、および Cisco Unified IP Phones の設定に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 5   [ユーザグループの設定(User Group Configuration)] ウィンドウで、Standard CTI Allow Call Park Monitoring ユーザ グループにアプリケーションとエンド ユーザを割り当てます。 この要件は、コール パーク監視機能を必要とする CTI アプリケーションに関連付けられたユーザだけに適用されます。

    詳細については、Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』のユーザ グループへのユーザの追加に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 6   コール パーク機能が使用可能であることをユーザに通知します。

    ユーザが Cisco Unified IP Phone でコール パーク機能にアクセスする方法については、電話機のマニュアルを参照してください。


    ダイレクト コール パークの設定

    ダイレクト コール パークは、ユーザが選択し、待機状態になっているダイレクト コール パーク番号に対して、ユーザがコールを転送できる機能です。 ダイレクト コール パーク番号は、Cisco Unified Communications Manager の [ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウで設定します。 設定したダイレクト コール パーク番号は、クラスタ全体で使用可能です。 ダイレクト コール パークのビジー ランプ フィールド(BLF)をサポートする電話機は、指定したダイレクト コール パーク番号が、ビジー ステータスかアイドル ステータスかをモニタするように設定できます。 また、ユーザは BLF を使用してダイレクト コール パーク番号をスピード ダイヤルで発信することもできます。 BLF をサポートしている電話機モデルのリストについては、ダイレクト コール パークのシステム要件を参照してください。

    Cisco Unified Communications Manager が、各ダイレクト コール パーク番号でパークできるコールは 1 つだけです。 パークされたコールを取得するには、ユーザは、設定された取得用プレフィックスをダイヤルしてから、コールがパークされているダイレクト コール パーク番号をダイヤルする必要があります。 取得用プレフィックスは、[ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウで設定します。

    ダイレクト コール パークを設定するには、次の手順を実行します。 詳細については、ダイレクト コール パーク機能およびダイレクト コール パークの設定を参照してください。

    手順
      ステップ 1   コーリング サーチ スペース内にパーティションを持つユーザだけがパーティションを使用できるようにダイレクト コール パーク番号のパーティションを設定します。 パークされたコールを正常に取得するには、ユーザがコールを取得するコーリング サーチ スペースに、ダイレクト コール パーク番号を含むパーティションが含まれている必要があります。
      ステップ 2   固有のダイレクト コール パーク番号を定義するか、ダイレクト コール パーク番号の範囲を定義します。 範囲は、ワイルドカードを使用して指定する必要があります。 たとえば、範囲 40XX は、4000 ~ 4099 の範囲を設定します。
      注意       

      4000-4040 のように、ダッシュを使用して範囲を入力しないでください。

      (注)     

      ダイレクト コール パーク BLF を使用してモニタできるのは、個々のダイレクト コール パーク番号だけです。 番号の範囲を設定しても、BLF は、範囲または範囲内の任意の番号のビジー/アイドル ステータスのモニタをサポートすることはできません。

      ステップ 3   ダイレクト コール パークにアクセスできる各デバイスに Standard User ソフトキー テンプレートを割り当てます。
      ステップ 4   ダイレクト コール パーク BLF をサポートする電話機モデルについては、1 つまたは複数の [コール パークBLF] ボタンを含むように電話ボタン テンプレートを設定し、ダイレクト コール パーク BLF の設定値を設定します。
      ステップ 5   ダイレクト コール パーク機能が使用可能であることをユーザに通知します。

      コール パーク機能

      コール パーク機能を使用すると、コールを保留にし、Cisco Unified Communications Manager システム内の別の電話機(たとえば、別のオフィスや会議室の電話機)からそのコールに応答することができます。 電話機でアクティブなコールを受けているときに、[パーク] ソフトキーまたはコール パーク ボタンを押して、そのコールをコール パーク内線番号にパークすることができます。 システム内の別の電話機から誰かがそのコール パーク内線番号をダイヤルすると、そのパークされているコールを取得できます。

      コール パーク内線番号として、1 つの電話番号またはある範囲の電話番号を定義できます。 各コール パーク内線番号でパークできるコールは 1 つだけです。

      コール パーク機能は Cisco Unified Communications Manager クラスタ内で動作します。クラスタ内の各 Cisco Unified Communications Manager にコール パーク内線番号が定義されている必要があります。 (クラスタ間でコール パークを使用する方法については、クラスタ間でのコール パークの使用を参照してください)。コール パーク内線番号として、1 つの電話番号またはある範囲の電話番号を定義できます。 電話番号または番号範囲は固有である必要があります。

      コール パーク内線番号として、1 つの電話番号またはある範囲の電話番号を定義できます。 電話番号または番号範囲は Cisco Unified Communications Manager 内で固有である必要があります。

      有効なコール パーク内線番号は、整数とワイルドカード文字(X)から構成されます。 コール パーク内線番号には最大 2 桁のワイルドカード文字(XX)を設定できます(たとえば、80XX)。XX を設定すると、最大 100 個のコール パーク内線番号が提供されます。 コールがパークされると、Cisco Unified Communications Manager は、次に使用可能なコール パーク内線番号を選択し、電話機にその番号を表示します。

      Cisco Unified Communications Manager が、各コール パーク内線番号でパークできるコールは 1 つだけです。


      (注)  


      ユーザがクラスタ内のサーバ間でコール パークを使用する場合は、クラスタ内の各 Cisco Unified Communications Manager サーバにコール パーク内線番号を設定してください。設定の詳細についてはコール パーク番号の設定を参照してください。


      コール パーク機能の使用

      次の図に、コール パークのプロセスを示します。

      1. 電話機 A のユーザが電話機 B にコールします。

      2. 電話機 A のユーザが、プライバシーのため会議室で通話するとします。 電話機 A のユーザは [パーク] ソフトキーまたはパーク ボタンを押します。

      3. 電話機 A が登録されている Cisco Unified Communications Manager サーバは、最初に使用できるコール パーク電話番号 1234 を送信します。この番号は、電話機 A に表示されます。 電話機 A のユーザは、コール パーク電話番号を確認します(電話機 C でその電話番号をダイヤルできます)。

      4. 電話機 A のユーザはオフィスを出て、使用できる会議室に行きます。その会議室の電話機は、電話機 C として指定されています。 ユーザは電話機 C をオフフックにし、1234 をダイヤルして、パークされたコールを取得します。

      5. システムによって電話機 C と電話機 B の間にコールが確立されます。

        図 1. コール パークのプロセス

      クラスタ間でのコール パークの使用

      ユーザは、割り当てられたルート パターン(たとえば、クラスタ間トランクのルート パターンとしての 80XX)とコール パーク番号(たとえば 8022)をダイヤルして、パークされたコールを別の Cisco Unified Communications Manager クラスタから取得できます。 また、コーリング サーチ スペースとパーティションが正しく設定されていることを確認してください。

      次の例を参照してください。

      パークされたコールを別のクラスタから取得する例

      ネットワークに 2 つのクラスタ(クラスタ A とクラスタ B)があります。 クラスタ A にはユーザ A1 とユーザ A2 がいます。 クラスタ B にはユーザ B1 とユーザ B2 がいます。

      クラスタ A には、81xx の範囲のコール パーク番号が設定されています。 クラスタ B には、82xx の範囲のコール パーク番号が、管理者によって設定されています。

      クラスタ A には、他のクラスタのパーク範囲へのルート パターンとして 82xx が設定されています(クラスタ B へのルート)。 クラスタ B には、他のクラスタのパーク範囲へのルート パターンとして 81xx が設定されています(クラスタ A へのルート)。

      ユーザ A1 が 8101 にコールをパークすると、ルート パターン設定により、クラスタ A とクラスタ B 内のすべてのユーザ(正しいパーティションが設定されている)が、パークされたコールを取得できます。 ユーザ B1 が 8202 にコールをパークすると、ルート パターン設定により、クラスタ A とクラスタ B 内のすべてのユーザ(正しいパーティションが設定されている)が、パークされたコールを取得できます。 次の図を参照してください。

      図 2. クラスタ間トランクによる、パークされたコールの取得

      クラスタ全体でのコール パーク

      Cisco Unified CM ではクラスタ全体の設定でコール パークを有効にできます。 この機能は次の 3 つの機能で構成されます。

      • Cisco Unified CM クラスタ内のすべてのノードのパーク番号が、単一のエンティティ(クラスタ内の最も下位のアクティブ ノード)から割り振られるようになりました。 このため、Cisco Unified CM は [コールパーク番号の設定(Call Park Number Configuration)] Web ページのフィールドを無視します。

      • 単一のエンティティは、Cisco Unified CM がどの番号に割り当てられているかにかかわらず、設定されているすべてのパーク番号のプールからパーク番号を割り振ります。

      • Cisco Unified CM は、パーク側のコーリング サーチ スペース(CSS)のパーティションの順序を厳密に実行することにより、パーク番号を割り振ります。 この更新により、管理者が理解しやすい、予測可能な振る舞いが生まれました。

      • パークされるコール数の制限は、もう 1 クラスタ当たり 100 コールではありません。 利用可能なパーク番号の数とシステム リソースにより、パークされるコール数が決まります。

      クラスタ全体のコール パークおよびソフトキー

      着信側がコールをパークするために CallPark ソフトキーを押すと、Cisco Unified CM はパーク番号を割り振るために次のアクションを実行します。

      • クラスタ内の最も下位のアクティブ ノードが設定済みのすべてのパーク番号のプールを管理します。

      • Cisco Unified CM は、各パーティションを順番に検索して、パーク側の CSS のパーティション リストに利用可能なパーク番号がないか確認します。 Cisco Unified CM が番号を見つけると、システムはその番号を割り振り、これに使用不可のマークを付けます。 If Cisco Unified CM がどのパーティションにも利用可能な番号を見つけられなかった場合、コール パークの試行は失敗します。

      クラスタ全体のコール パークの動作

      クラスタ全体のコール パークの場合、単一のクラスタ上に複数のロケーションをホストする集中型の Cisco Unified CM 配置(小売店や銀行の支店など)では、各ロケーションのパーク番号をそれらのロケーション専用のパーティションに置きます。 この配置により、ある店舗の側が、別の店舗でパークされたコールを取得するのを防ぐことができます。 また、この新しいコール パークの動作では、管理者が各着信トランクまたはゲートウェイの CSS にパーク番号を置く必要がなくなるため、この機能を管理する難しさが軽減されます。

      最終的に、この動作はパーク番号の検索時に CSS のパーティションの順番に従います。これは、『SRND』で説明されている Cisco Unified CM の他の機能の検索動作と一致します。

      クラスタ全体でのコール パークの有効化

      手順
        ステップ 1   [システム(System)] > [サービスパラメータ(Service Parameters)] を選択します。
        ステップ 2   [サーバ(Server)] に任意のノードを選択し、サービスに [Cisco CallManager(アクティブ)(Cisco CallManager (Active))] を選択します
        ステップ 3   [詳細設定(Advanced)] ボタンを選択します

        ウィンドウに詳細サービス パラメータが表示されます

        ステップ 4   [Clusterwide Parameters (Feature - General)] セクションで、Enable Clusterwide CallPark Number/Ranges サービス パラメータを [True] に設定します。
        ステップ 5   すべての Cisco Unified CM サービスを再起動します

        クラスタ全体でのコール パークの CTI サポート

        Cisco Unified Communications Manager は、レガシー コール パークおよびクラスタ全体のコール パークの両方について CTI サポートを提供します。

        クラスタ全体のコール パークの場合、コールがパークしている間にクラスタ ノードがアウト オブ サービスになると、監視対象の回線はそのノードから Call Disconnected イベントを生成します。 クラスタ内のすべてのノードがアウト オブ サービスになると、監視対象の回線は LineOutOfService イベントを生成します。 パークしている回線は、クラスタ内にアクティブなノードが 1 つでもあれば、サービス状態で維持されます。

        コール パークのシステム要件

        コール パークが動作するには、次のソフトウェア コンポーネントが必要です。

        • Cisco Unified Communications Manager

        次の IP Phone(SCCP および SIP)は、[標準ユーザ(Standard User)] と [標準機能(Standard Feature)] ソフトキー テンプレートの [パーク] ソフトキーでのコール パークをサポートしています。

        • Cisco Unified IP Phone 6900(6901 と 6911 を除く)

        • Cisco Unified IP Phone 7900 (7921、7925、7935、7936、7937 を除く)

        • Cisco Unified IP Phone 8900

        • Cisco Unified IP Phone 9900


        (注)  


        コール パークは、プログラム可能な回線キー機能を使用して、任意の回線(回線 1 を除く)またはボタンで設定できます。


        次の IP Phone(SCCP および SIP)は、電話ボタン テンプレートのコール パーク ボタンによるコール パークをサポートしています。

        • Cisco Unified IP Phone 6900(6901 と 6911 を除く)

        • Cisco Unified IP Phone 7900 (7906、7911、7921、7925、7935、7936、7937 を除く)

        • Cisco Unified IP Phone 8900

        • Cisco Unified IP Phone 9900

        インタラクションおよび制限事項

        この項では、コール パークのインタラクションおよび制限事項について説明します。

        インタラクション

        この項では、コール パークが Cisco Unified Communications Manager のアプリケーションと通信する方法およびコール処理について説明します。

        CTI アプリケーション

        CTI アプリケーションは、コール パーク DN のアクティビティの監視などのコール パーク機能にアクセスします。 コール パーク DN をモニタするには、アプリケーションまたは CTI アプリケーションに関連付けられたエンド ユーザを [標準 CTI コール パーク許可監視(Standard CTI Allow Call Park Monitoring)] ユーザ グループに追加する必要があります。

        保留音

        保留音を使用すると、ユーザは、ストリーミング ソースから提供される音楽を使用して、コールを保留にすることができます。 保留音では、次の 2 つのタイプの保留を使用できます。

        • ユーザ保留:ユーザが保留ボタンまたは [保留] ソフトキーを押すと、システムによってこのタイプの保留が呼び出されます。

        • ネットワーク保留:ユーザが転送、会議、またはコール パーク機能をアクティブにすると、このタイプの保留が自動的に呼び出されます。

        ルート プラン レポート

        [ルートプランレポート(Rout Plan Report)] には、Cisco Unified Communications Manager で設定されているパターンと電話番号が示されます。 コール パークに電話番号を割り当てる前に、ルート プラン レポートを使用して、パターンと電話番号の重複を検索します。 『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

        コーリング サーチ スペースとパーティション

        デバイスのコーリング サーチ スペースに基づいてユーザによるコール パークへのアクセスを制限するには、コール パーク電話番号または範囲をパーティションに割り当てます。 『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

        即時転送

        コール パークは即時転送([即転送] ソフトキー)をサポートしています。 たとえば、ユーザ A がユーザ B にコールし、ユーザ B がコールをパークしたとします。 ユーザ B はコールを取得し、[即転送] ソフトキーを押してそのコールをボイスメール メールボックスに送信しました。 ユーザ A に、ユーザ B のボイスメール メールボックスのグリーティングが再生されます。

        割り込み

        次に、コール パークでの割り込みと C 割り込みの違いについて説明します。

        コール パークでの割り込み

        発信先の電話機(割り込み先の電話機)がコールを制御します。 割り込みの発信側は発信先の電話機に「ピギーバッキング」します。 割り込み中でも、共通機能のほとんどが発信先の電話機に属しているので、割り込みの発信側は機能を利用できません。 発信先がコールをパークした場合、割り込みの発信側はそのコール(割り込み)をリリースする必要があります。

        コール パークでの C 割り込み

        割り込みの発信先と発信側はピアとして動作します。 C 割り込み機能は会議ブリッジを使用し、それをミートミー会議のように動作させます。 両方の電話機(割り込みの発信先と発信側)がそれぞれの機能を完全に利用できます。

        ダイレクト コール パーク

        ダイレクト コール パークとコール パーク用 [パーク] ソフトキーは同時に設定しないことをお勧めしますが、両方を設定する可能性もあります。 両方を設定する場合、コール パークとダイレクト コール パークの番号が重複しないことを確認してください。

        QSIG クラスタ間トランク

        ユーザが QSIG クラスタ間トランクまたは QSIG ゲートウェイ トランクを越えてコールをパークすると、パークされた発信側(parkee)にパーク先番号メッセージが表示されません。 電話機には、パーク前に接続された番号が表示されたままです。 コールはパークされ、コールをパークしたユーザはコールを取得できます。 パークされた状態からコールが取得されると、コールは継続しますが、パークされた発信側には新しく接続された番号が表示されません。

        制限事項

        コール パークには、次の制限事項があります。

        • Cisco Unified Communications Manager が、各コール パーク内線番号でパークできるコールは 1 つだけです。

        • 各コール パーク電話番号、パーティション、および範囲が Cisco Unified Communications Manager 内で固有であることを確認してください。
        • 複数ノードにわたる共有回線デバイスの場合、回線は、デバイスが最初に登録されたノードに登録されます。 たとえば、Subscriber2 からのデバイスが最初に登録され、回線が Subscriber2 およびパブリッシャ ノードで作成された場合、回線は Subscriber2 に属します。 各ノードは、コール パーク番号で設定する必要があります。

        • フェールオーバー/フォールバックを行うには、パブリッシャ ノードとサブスクライバ ノードでコール パーク番号を設定します。 この設定を使用すると、プライマリ ノードがダウンした場合でも、回線/デバイスの割り当てがセカンダリ ノードに変更され、セカンダリ ノードのコール パーク番号が使用されます。

        • デバイスを登録する各 Cisco Unified Communications Manager には、固有のコール パーク電話番号と範囲が必要です。

        • Cisco Unified Communications Manager の管理機能は、コール パークの設定に使用するコール パーク番号または範囲を検証しません。 無効な番号または範囲、および範囲が重複する可能性を特定するには、Cisco Unified Communications Manager Dialed Number Analyzer ツールを使用します。

        • [サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウ([システム(System)] > [サーバ(Server)])で削除中のノードの Cisco Unified Communications Manager に対してコール パーク番号が設定されると、ノードの削除は失敗します。 ノードを削除するには、事前に Cisco Unified Communications Manager の管理ページでコール パーク番号を削除する必要があります。

        • Call Park Reversion Timer に入力した値が Call Park Display Timer の値より小さい場合、コール パーク番号は電話機に表示されないことがあります。

        • 共有回線からダイレクト コール パーク(またはコール パーク)が開始された場合で、いずれのデバイスからコールが取得されないときには、パークされたコールは共有回線の受信者(パーク元)に戻るとは限りません。 会議コールは共有回線とパーク復帰における発信者との間で設定されるか、またはパーク復帰が失敗し、別の共有回線と発信者との間で二者間コールが開始されます。 これは、パーク復帰では、Cisco Unified Communications Manager は、回線を共有する両方のデバイスにコールを拡張し、いずれかのユーザ(すでに会議に参加しているユーザまたはパークしたユーザ)を会議に追加しようとするためです。 Cisco Unified Communications Manager が、すでに会議に参加しているユーザを最初に追加しようとした場合、パーク復帰は失敗します。 パーク復帰が失敗した場合でも、共有回線をコールに通常どおり割り込ませることができます。

        設定の詳細については、コール パーク番号の設定を参照してください。

        コール パークのインストールとアクティブ化

        システム機能のコール パークは、Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアに標準で備わっています。 この機能は、特にインストールする必要はありません。

        コール パークの設定

        この項の内容は次のとおりです。


        ヒント


        コール パークを設定する前に、コール パークの設定に関する情報を参照してください。


        コール パークのサービス パラメータの設定

        Cisco Unified Communications Manager には、コール パーク用に、Call Park Display Timer と Call Park Reversion Timer という 2 つのクラスタ全体のサービス パラメータが用意されています。 各サービス パラメータではデフォルトが設定されているので、特別な設定は必要ありません。

        • Call Park Display Timer:デフォルトは 10 秒です。 このパラメータは、コールをパークした電話機にコール パーク番号を表示する時間の長さを指定します。 このタイマーは、Cisco CallManager サービスとコール パークが設定されたクラスタ内の各サーバに対して設定します。
        • Call Park Reversion Timer:デフォルトは 60 秒です。 このパラメータは、コールのパーク状態を継続する時間を指定します。 このタイマーは、Cisco CallManager サービスとコール パークが設定されたクラスタ内の各サーバに対して設定します。 このタイマーが時間切れになると、パークされたコールは、コールをパークしたデバイスに戻ります。 ハント グループ メンバがハント パイロット経由で着信したコールをパークした場合は、Call Park Reversion Timer が時間切れになったときにコールがハント パイロットに戻されます。
        手順
          ステップ 1   タイマーを設定するには、[システム(System)] > [サービスパラメータ(Service Parameters)] を選択します。
          ステップ 2   Call Park Display Timer を更新します。
          ステップ 3   [Clusterwide Parameters (Feature-General)] ペインの Call Park Reversion Timer フィールドを更新します。

          コール パーク番号の検索

          ネットワーク上には複数のコール パーク番号が存在する場合があります。Cisco Unified Communications Manager では、特定の条件に基づいて、特定のコール パーク番号を検索できます。 コール パーク番号を検索するには、次の手順を実行します。


          (注)  


          ブラウザ セッションでの作業中は、コール パーク番号の検索プリファレンスがCisco Unified Communications Manager の管理ページに保持されます。 他のメニュー項目に移動してこのメニュー項目に戻った場合でも、検索を変更するかブラウザを閉じない限り、コール パーク番号の検索プリファレンスは Cisco Unified Communications Manager の管理ページで保持されています。


          手順
            ステップ 1   [コールルーティング(Call Routing)] > [コールパーク(Call Park)] を選択します。

            [コールパーク番号の検索/一覧表示(Find and List Call Park Numbers)] ウィンドウが表示されます。

            ステップ 2   データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認します。

            レコードをフィルタまたは検索する手順は、次のとおりです。

            1. 最初のドロップダウン リスト ボックスで、検索パラメータを選択します。
            2. 2 番目のドロップダウン リスト ボックスで、検索パターンを選択します。
            3. 必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。
              (注)     

              別の検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。 条件を追加した場合は、指定したすべての条件に一致するレコードが検索されます。 検索条件を削除するには、[–] ボタンをクリックして、最後に追加した条件を削除するか、[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして、追加した検索条件をすべて削除します。

            ステップ 3   [検索(Find)] をクリックします。

            すべてのレコードまたは一致するレコードが表示されます。 [ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスから異なる値を選択すると各ページに表示される項目数を変更できます。

            (注)     

            適切なレコードの横にあるチェックボックスをオンにして、[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、データベースから複数のレコードを削除できます。 [すべて選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、この選択対象として設定可能なすべてのレコードを削除できます。

            ステップ 4   表示されたレコード リストから、目的のレコードのリンクをクリックします。
            (注)     

            ソート順を逆にするには、リストのヘッダーにある上矢印または下矢印をクリックします(使用可能な場合)。

            選択した項目がウィンドウに表示されます。


            コール パーク番号の設定

            この項では、1 つのコール パーク内線番号またはコール パーク内線番号の範囲を追加、コピー、および更新する方法について説明します。

            手順
              ステップ 1   [コールルーティング(Call Routing)] > [コールパーク(Call Park)] を選択します。
              ステップ 2   次のいずれかの手順を実行します。
              1. 新しいコール パーク番号を追加するには、[新規追加(Add New)] をクリックします。
              2. コール パーク番号をコピーするには、コール パーク番号または番号の範囲を検索して、[コピー(Copy)] アイコンをクリックします。
              3. コール パーク番号を更新するには、コール パーク番号または番号の範囲を検索します。

                [コールパーク番号の設定(Call Park Number Configuration)] ウィンドウが表示されます。

              ステップ 3   適切なコール パーク設定値を入力するか更新します。
              ステップ 4   新規コール パーク番号または変更されたコール パーク番号をデータベースに保存するには、[保存(Save)] をクリックします。

              コール パークの設定

              コール パーク機能を使用すると、コールを保留にし、Cisco Unified Communications Manager システム内の別の電話機(たとえば、別のオフィスや会議室の電話機)からそのコールに応答することができます。 電話機でアクティブなコールを受けているときに、[パーク] ソフトキーまたはコール パーク ボタンを押して、そのコールをコール パーク内線番号にパークすることができます。 システム内の別の電話機から誰かがそのコール パーク内線番号をダイヤルすると、そのパークされているコールを取得できます。

              コール パーク内線番号として、1 つの電話番号またはある範囲の電話番号を定義できます。 各コール パーク内線番号でパークできるコールは 1 つだけです。

              次の表に、コール パークの設定項目を示します。

              表 1 コール パークの設定項目

              フィールド

              説明

              [コールパーク番号/範囲(Call Park Number/Range)]

              コール パーク内線番号を入力します。 数字列またはワイルドカード文字 X(システムでは 1 つまたは 2 つの X を使用できます)を入力できます。 たとえば、5555 を入力すると 1 つのコール パーク内線番号 5555 が定義され、55XX を入力すると 5500 ~ 5599 のコール パーク内線番号の範囲が定義されます。

              (注)     

              1 つのコール パーク範囲の定義で、最大 100 のコール パーク番号を作成できます。 コール パーク番号は固有の番号にしてください。

              (注)     

              Cisco Unified Communications Manager サーバ間でコール パーク番号が重複することがないようにしてください。 各 Cisco Unified Communications Manager サーバの番号範囲は固有である必要があります。

              (注)     

              コール パーク範囲は、コールの発信元のサーバが記載されたリストから選択します。 たとえば、電話機  A (ノード  A に登録)が電話機 B (ノード  B に登録)にコールし、電話機  B のユーザが [パーク(Park)] を押した場合、電話機  B ではノード  A に存在する CSS のコール パーク範囲が必要になります。 マルチノード環境では、電話およびゲートウェイがさまざまなノードと通信し、発信元のサーバを問わずコールのパークが必要になる場合があるため、電話機にはすべてのサーバからのコール パーク範囲が含まれている CSS が必要です。

              [説明(Description)]

              このコール パーク番号に簡単な説明を付けます。 説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、または山カッコ(<>)は使用できません。

              [パーティション(Partition)]

              パーティションを使用してコール パーク番号へのアクセスを制限する場合は、ドロップダウン リスト ボックスから希望のパーティションを選択します。 コール パーク番号へのアクセスを制限しない場合は、パーティションに [<なし>(<None>)] を選択します。

              多数のパーティションが設定されている場合のパーティションの検索手順については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』のパーティションの検索に関するトピックを参照してください。

              (注)     

              コール パーク内線番号とパーティションの組み合わせが、Cisco Unified Communications Manager 内で固有であることを確認してください。

              [Cisco Unified Communications Manager]

              ドロップダウン リスト ボックスを使用して、コール パーク番号が適用される Cisco Unified Communications Manager を選択します。

              (注)     

              1 つのコール パーク範囲の定義で、最大 100 のコール パーク番号を作成できます。 コール パーク番号は固有の番号にしてください。

              (注)     

              Cisco Unified Communications Manager サーバ間でコール パーク番号が重複することがないようにしてください。 各 Cisco Unified Communications Manager サーバの番号範囲は固有である必要があります。

              (注)     

              コール パーク範囲は、コールの発信元のサーバが記載されたリストから選択します。 たとえば、電話機 A (ノード A に登録)が電話機 B (ノード B に登録)にコールし、電話機 B のユーザが [パーク(Park)] を押した場合、電話機 B ではノード A に存在する CSS のコール パーク範囲が必要になります。 さまざまなノードと通話する電話とゲートウェイからなるマルチノード環境では、発信元のサーバを問わずコールのパークが必要になる場合があるため、電話機にはすべてのサーバからのコール パーク範囲が含まれている CSS が必要です。

              コール パーク番号の削除

              この項では、Cisco Unified Communications Manager データベースからコール パーク番号を削除する方法について説明します。

              手順
                ステップ 1   コール パーク番号の検索の手順を実行して、コール パーク番号またはコール パーク番号の範囲を検索します。
                ステップ 2   削除するコール パーク番号またはコール パーク番号の範囲をクリックします。
                ステップ 3   [削除(Delete)] をクリックします。
                (注)     

                該当するコール パーク番号の横にあるチェックボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすることによって、[コールパーク番号の検索/一覧表示(Find and List Call Park Numbers)] ウィンドウから複数のコール パーク番号を削除できます。 [すべて選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、ウィンドウ内のすべてのコール パーク番号を削除できます。


                パーク モニタリング(Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971)

                パーク モニタリングがサポートされるのは、Cisco Unified IP Phone 8961、9951 または 9971 (SIP)でコールをパークする場合だけです。 パーク モニタリングでは、パークされたコールのステータスを監視します。 パークされたコールが取得されるまで、またはパークされた発信側によって終了されるまで、パーク モニタリング コール バブルはクリアされません。 このようなパークされたコールは、パークを行った電話機で同じコール バブルを使用して取得できます。


                (注)  


                コール パーク番号および設定項目の設定手順は、他の電話機モデルの場合と同じです。


                パーク モニタリングのサービス パラメータの設定

                Cisco Unified Communications Manager ではパーク モニタリング用に、クラスタ全体に対応する 3 種類のタイマーのサービス パラメータが提供されます。Park Monitoring Reversion Timer (パーク モニタリング復帰タイマー)、Park Monitoring Periodic Reversion Timer (パーク モニタリング定期復帰タイマー)、および Park Monitoring Forward No Retrieve Timer (未取得時のパーク モニタリング転送タイマー)です。 各サービス パラメータではデフォルトが設定されているので、特別な設定は必要ありません。 これらのタイマー パラメータは、パーク モニタリングにのみ適用されます。Call Park Display Timer と Call Park Reversion Timer は、パーク モニタリングには使用されません。 このタイマーは、Cisco CallManager サービスとコール パークが設定されたクラスタ内の各サーバに対して設定します。

                これらのパラメータについては、次の表を参照してください。

                表 2 パーク モニタリングのサービス パラメータ

                フィールド

                説明

                Park Monitoring Reversion Timer

                デフォルト値は 60 秒です。 このパラメータは、ユーザがパークしたコールを取得するようにユーザに求めるまで、Cisco Unified Communications Manager が待機する秒数を決定します。 このタイマーはユーザが電話の [パーク] ソフトキーを押すと起動し、タイマーの期限が切れるとリマインダが発行されます。

                このサービス パラメータに指定した値は、[パークモニタリング(Park Monitoring)] セクションの [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウ([コールルーティング(Call Routing)] > [電話番号(Directory Number)])で、回線ごとにオーバーライドできます。 値 0 を指定すると、Park Monitoring Periodic Reversion Timer サービス パラメータに指定した定期復帰期間がただちに使用されます。 たとえば、このパラメータが 0 に設定され、Park Monitoring Periodic Reversion Timer が 15 に設定されている場合、パークされたコールに関するプロンプトがユーザにただちに表示され、その後 Park Monitoring Forward No Retrieve Timer が時間切れになるまで 15 秒ごとにプロンプトが表示されます。

                Park Monitoring Periodic Reversion Timer

                デフォルト値は 30 秒です。 このパラメータは、Cisco Unified Communications Manager が、コールがパークされていることをユーザに再通知するまでに待機する間隔(秒)を決定します。 ユーザは、プロンプトが表示されている間にオフフックにするだけで、パークされたコールに接続できます。 Cisco Unified Communications Manager は、コールのパーク状態が続いている間は、Park Monitoring Forward No Retrieve Timer に指定した時間まで、パークされたコールに関するプロンプトをユーザに表示し続けます。 パークされたコールに関する定期的なプロンプトを無効にするには、値 0 を指定します。

                Park Monitoring Forward No Retrieve Timer

                デフォルト値は 300 秒です。 このパラメータによって、パーク アラート通知が発生する秒数が決定されます。アラート通知後に、パークされたコールが、パーク元の [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウで指定したパーク モニタリング転送未取得時の接続先に転送されます (Cisco Unified Communications Manager の管理ページで転送先を指定していない場合、コールはコールをパークした回線に戻ります)。このパラメータは、Park Monitoring Reversion Timer の期限が切れると、開始されます。 Park Monitoring Forward No Retrieve Timer の期限が切れると、コールはパークから削除され、指定した宛先に転送されるか、パーク元の回線に戻されます。


                (注)  


                タイマーを設定するには、[システム(System)] > [サービスパラメータ(Service Parameters)] を選択し、[Clusterwide Parameters(Feature - General)] ペインの [Park Monitoring Reversion Timer] フィールド、[Park Monitoring Periodic Reversion Timer] フィールド、および [Park Monitoring Forward No Retrieve Timer] フィールドを更新します。


                [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウでのパーク モニタリング パラメータの設定

                [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウ([コールルーティング(Call Routing)] > [電話番号(Directory Number)])には、[パークモニタリング(Park Monitoring)] と呼ばれる領域があります。この領域で、次の表に示す 3 つのパラメータを設定できます。

                表 3 [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウでのパーク モニタリング パラメータ 

                フィールド

                説明

                [パークモニタリング転送非取得時の接続先(外部)(Park Monitoring Forward No Retrieve Destination External)]

                パークされた発信側が外部のユーザである場合、コールは、パーク元の [パークモニタリング転送非取得時の接続先(外部)(Park Monitoring Forward No Retrieve Destination External)] フィールドで指定した宛先に転送されます。 [パークモニタリング転送非取得時の接続先(外部)(Park Monitoring Forward No Retrieve Destination External)] フィールドの値が空の場合、パークされた発信側はパーク元の回線にリダイレクトされます。

                [パークモニタリング転送非取得時の接続先(内部)(Park Monitoring Forward No Retrieve Destination Internal)]

                パークされた発信側が内部のユーザである場合、コールは、パーク元の [パークモニタリング転送非取得時の接続先(内部)(Park Monitoring Forward No Retrieve Destination Internal)] フィールドで指定した宛先に転送されます。 [パークモニタリング転送非取得時の接続先(内部)(Park Monitoring Forward No Retrieve Destination Internal)] フィールドが空である場合、パークされた発信側はパーク元の回線に転送されます。

                Park Monitoring Reversion Timer

                このパラメータは、ユーザがパークしたコールを取得するようにユーザに求めるまで、Cisco Unified Communications Manager が待機する秒数を決定します。 このタイマーはユーザが電話の [パーク] ソフトキーを押すと起動し、タイマーの期限が切れるとリマインダが発行されます。

                デフォルト:60 秒

                (注)     

                ゼロ以外の値を設定すると、その値によって、[サービス パラメータ(Service Parameters)] ウィンドウで設定したこのパラメータの値がオーバーライドされます。 一方、ここに値として 0 を設定すると、[サービス パラメータ(Service Parameters)] ウィンドウの値が使用されます。

                [ハントパイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウでのパーク モニタリング パラメータの設定

                ハント リスト経由でルーティングされたコールがパークされた場合、Park Monitoring Forward No Retrieve Timer が期限切れになったときに、Hunt Pilot Park Monitoring Forward No Retrieve Destination パラメータ値が使用されます(この値がブランクの場合を除く)。 この値は [ハント パイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)] ウィンドウ([コールルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ハントパイロット(Hunt Pilot)])で設定します。 Hunt Pilot Park Monitoring Forward No Retrieve Destination パラメータ値がブランクの場合、Park Monitoring Forward No Retrieve Timer が期限切れになったときに、[電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウで設定された宛先にコールが転送されます。

                ダイレクト コール パーク機能

                ダイレクト コール パークは、ユーザが選択し、待機状態になっているダイレクト コール パーク番号に対して、ユーザがコールを転送できる機能です。 ダイレクト コール パーク番号は、Cisco Unified Communications Manager の [ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウで設定します。 設定したダイレクト コール パーク番号は、クラスタ全体で使用可能です。 ダイレクト コール パークのビジー ランプ フィールド(BLF)をサポートする電話機は、指定したダイレクト コール パーク番号が、ビジー ステータスかアイドル ステータスかをモニタするように設定できます。 また、ユーザは BLF を使用してダイレクト コール パーク番号をスピード ダイヤルで発信することもできます。 BLF をサポートしている電話機モデルのリストについては、インタラクションおよび制限事項を参照してください。

                Cisco Unified Communications Manager が、各ダイレクト コール パーク番号でパークできるコールは 1 つだけです。 パークされたコールを取得するには、ユーザは、設定された取得用プレフィックスをダイヤルしてから、コールがパークされているダイレクト コール パーク番号をダイヤルする必要があります。 取得用プレフィックスは、[ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウで設定します。

                コール取得の例

                次の例では、Cisco Unified IP Phone (SCCP)の場合のみの、ダイレクト コール パーク機能の使用方法とパークされたコールの取得方法を示します。

                1. ユーザ A1 および A2 がコールで接続されます。

                2. コールをパークするには、A1 は [転送] ソフトキー(または、使用可能であれば [転送] ボタン)を押し、ダイレクト コール パーク番号(たとえば)80 をダイヤルするか、ダイレクト コール パーク番号 80 の BLF ボタン(電話機モデルが BLF ボタンをサポートしている場合)を押します。

                3. A1 は、[転送] ソフトキー(または [転送] ボタン)をもう一度押すか、またはオンフックにして、ダイレクト コール パーク転送を完了します。 この操作によって、A2 はダイレクト コール パーク番号 80 にパークされます。


                  (注)  


                  Transfer On-hook Enabled サービス パラメータが [True] に設定されている場合は、[転送] ソフトキー(または [転送] ボタン)をもう一度押すのではなく、オンフックにするだけで転送を完了できます。 『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』を参照してください。


                4. 正しく設定されたパーティションとコーリング サーチ スペースを備える任意の電話機から、ユーザ B1 は、ダイレクト コール パーク プレフィックス(たとえば 21)をダイヤルしてからダイレクト コール パーク番号 80 をダイヤルし、コールを取得します。 B1 は A2 に接続します。

                コールが取得されない例

                次の例では、パークされたコールを取得せず、復帰番号へ戻す場合のダイレクト コール パーク機能の使用方法を示します。 この例では Cisco Unified IP Phone (SCCP)の場合のみでのこの機能の動作を説明します。

                1. ユーザ A1 および A2 がコールで接続されます。

                2. コールをパークするには、A1 は [転送] ソフトキー(または、使用可能であれば [転送] ボタン)を押し、ダイレクト コール パーク番号(たとえば)80 をダイヤルするか、ダイレクト コール パーク番号 80 の BLF ボタン(電話機モデルが BLF ボタンをサポートしている場合)を押します。

                3. A1 は、[転送] ソフトキー(または [転送] ボタン)をもう一度押すか、またはオンフックにして、ダイレクト コール パーク転送を完了します。 この操作によって、A2 はダイレクト コール パーク番号 80 にパークされます。


                  (注)  


                  Transfer On-hook Enabled サービス パラメータが [True] に設定されている場合は、[転送] ソフトキー(または [転送] ボタン)をもう一度押すのではなく、オンフックにするだけで転送を完了できます。 『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』を参照してください。


                4. Call Park Reversion Timer (サービス パラメータ)が時間切れになる前に、コールが取得されることはありません。

                5. A2 は設定された復帰番号を復元します。

                ダイレクト コール パークのシステム要件

                ダイレクト コール パークが動作するには、次のソフトウェア コンポーネントが必要です。

                • Cisco Unified Communications Manager

                ユーザは、転送を実行できる電話機からダイレクト コール パークを使用して、コールをパークおよび取得できます。 Cisco VG248 Analog Phone Gateway もダイレクト コール パークをサポートしています。

                次の IP Phone(SCCP および SIP)は、ダイレクト コール パーク BLF をサポートします。

                • Cisco Unified IP Phone 6900 シリーズ(6901 と 6911 を除く)

                • Cisco Unified IP Phone 7900 シリーズ(7906、7911、7936、7937 を除く)

                • Cisco Unified Wireless IP Phone 7925

                • Cisco Unified IP Phone 拡張モジュール(7914、7915、7916)

                • Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュール

                • Cisco Unified IP Phone 8900 シリーズ

                • Cisco Unified IP Phone 9900 シリーズ

                SCCP を実行する次の電話機は、ダイレクト コール パーク BLF をサポートしています。

                • Cisco Unified IP Phone (7940、7960)

                インタラクションおよび制限事項

                この項では、ダイレクト コール パークのインタラクションおよび制限事項について説明します。

                インタラクション

                この項では、ダイレクト コール パークが Cisco Unified Communications Manager のアプリケーションと通信する方法およびコール処理機能について説明します。

                保留音

                保留音を使用すると、ユーザは、ストリーミング ソースから提供される音楽を使用して、コールを保留にすることができます。 保留音では、次の 2 つのタイプの保留を使用できます。

                • ユーザ保留:ユーザが保留ボタンまたは [保留] ソフトキーを押すと、システムによってこのタイプの保留が呼び出されます。

                • ネットワーク保留:ユーザが転送、会議、またはコール パーク機能をアクティブにすると、このタイプの保留が自動的に呼び出されます。 ダイレクト コール パークは転送機能であるため、この保留のタイプはダイレクト コール パークに適用されます。 ただし、ダイレクト コール パークではオーディオ ソースに対して Call Manager サービス パラメータの Default Network Hold MOH Audio Source を使用します。

                ルート プラン レポート

                [ルートプランレポート(Rout Plan Report)] には、Cisco Unified Communications Manager で設定されているパターンと電話番号が示されます。 ダイレクト コール パークに電話番号を割り当てる前に、[ルートプランレポート(Rout Plan Report)] を使用して、パターンと電話番号の重複を検索します。 『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

                コーリング サーチ スペースとパーティション

                デバイスのコーリング サーチ スペースに基づいてユーザによるダイレクト コール パークへのアクセスを制限するには、ダイレクト コール パーク電話番号または範囲をパーティションに割り当てます。 『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

                関連資料

                即時転送

                ダイレクト コール パークは即時転送([即転送] ソフトキー)をサポートしています。 たとえば、ユーザ A がユーザ B にコールし、ユーザ B がコールをパークしたとします。 ユーザ B はコールを取得し、[即転送] ソフトキーを押してそのコールをボイスメール メールボックスに送信しました。 ユーザ A に、ユーザ B のボイスメール メールボックスのグリーティングが再生されます。

                割り込み

                次に、ダイレクト コール パークでの割り込みと C 割り込みの違いについて説明します。

                ダイレクト コール パークでの割り込み

                発信先の電話機(割り込み先の電話機)がコールを制御します。 割り込みの発信側は発信先の電話機に「ピギーバッキング」します。 割り込み中でも、共通機能のほとんどが発信先の電話機に属しているので、割り込みの発信側は機能を利用できません。 ダイレクト コール パークを使用して発信先がコールをパークした場合、割り込みの発信側はそのコール(割り込み)をリリースする必要があります。

                ダイレクト コール パークでの C 割り込み

                割り込みの発信先と発信側はピアとして動作します。 C 割り込み機能は会議ブリッジを使用し、それをミートミー会議のように動作させます。 両方の電話機(割り込みの発信先と発信側)がそれぞれの機能を完全に保持できます。

                コール パーク

                ダイレクト コール パークとコール パーク用 [パーク] ソフトキーは同時に設定しないことをお勧めしますが、両方を設定する可能性もあります。 両方を設定する場合、コール パークとダイレクト コール パークの番号が重複しないことを確認してください。

                ダイレクト コール パーク機能を使用してパークされた発信者(parkee)は、パークされている間は標準のコール パーク機能を使用できません。

                制限事項

                ダイレクト コール パークには、次の制限事項があります。

                • Cisco Unified Communications Manager が、各ダイレクト コール パーク番号でパークできるコールは 1 つだけです。

                • 各ダイレクト コール パーク電話番号、パーティション、および範囲が Cisco Unified Communications Manager 内で固有であることを確認してください。 [パーク] ソフトキーもアクティブになっている場合(推奨されていません)、コール パーク番号とダイレクト コール パーク番号の間で重複がないことを確認してください。

                • ダイレクト コール パーク機能を使用してパークされた発信者(parkee)は、パークされている間は標準のコール パーク機能を使用できません。

                • ダイレクト コール パーク BLF は、ダイレクト コール パーク番号の範囲をモニタできません。 ダイレクト コール パーク BLF を使用してユーザがモニタできるのは、個々のダイレクト コール パーク番号だけです。 たとえば、ダイレクト コール パーク番号の範囲 8X を設定しても、ダイレクト コール パーク BLF を使用して 80 ~ 89 の範囲全体をモニタすることはできません。

                • デバイスが(BLF ボタンを使用して)モニタするように設定されているダイレクト コール パーク番号は削除できません。 ダイレクト コール パーク番号または範囲は使用中で削除できないことを示すメッセージが表示されます。 番号を使用しているデバイスを判別するには、[ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウにある [依存関係レコード(Dependency Records)] リンクをクリックします。

                • 復帰番号が設定されていない場合、Call Park Reversion Timer が時間切れになった後、コールは parker(パーク側)に戻されます。 SIP を実行する電話機用のダイレクト コール パークは、ビジー ランプ フィールド(BLF)とパーク コードへのコール転送を組み合わせたものとして設計されています。 転送機能は、SCCP を実行する電話機の転送機能と同じです。 SIP を実行する電話機用のダイレクト コール パークには、次の制限事項があります。

                  • ダイレクト コール パークは、SIP を実行する Cisco Unified IP Phone 7940 および 7960 の [転送] ソフトキーを使用して呼び出されます。

                  • SIP を実行する Cisco Unified IP Phone 7940 および 7960 でブラインド転送のソフトキーが使用された場合、ダイレクト コール パークはサポートされません。

                  • SIP を実行する Cisco Unified IP Phone 7940 および 7960 と、SIP を実行するサードパーティの電話機では、ダイレクト コール パーク BLF はサポートされません。

                ダイレクト コール パークのインストールとアクティブ化

                システム機能のダイレクト コール パークは、Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアに標準で備わっています。 転送を実行できる電話機であれば、ダイレクト コール パークを使用できます。 この機能は、特にインストールする必要はありません。 コール パークまたはダイレクト コール パークのいずれか一方を設定する(両方を設定しない)ことをお勧めします。 両方を設定する場合、ダイレクト コール パークとコール パークの番号が重複しないことを確認してください。

                ダイレクト コール パークの設定

                この項では、ダイレクト コール パークの設定について説明しています。


                ヒント


                ダイレクト コール パークを設定する前に、ダイレクト コール パークの設定に関する情報を参照してください。


                ダイレクト コール パークのサービス パラメータの設定

                Call Park Reversion Timer のクラスタ全体のサービス パラメータは、ダイレクト コール パークに影響を与えます。 このパラメータは、コールのパーク状態を継続する時間を指定します。 デフォルトは 60 秒です。 このタイマーが時間切れになると、パークされたコールは、[ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウの設定に応じて、コールをパークしたデバイスまたは別の指定された番号に戻されます。

                ダイレクト コール パーク番号の検索

                ネットワーク上には複数のダイレクト コール パーク番号が存在する場合があります。Cisco Unified Communications Manager では、特定の条件に基づいて、特定のダイレクト コール パーク番号を検索できます。 ダイレクト コール パーク番号を検索するには、次の手順を実行します。


                (注)  


                ブラウザ セッションでの作業中は、ダイレクト コール パーク番号の検索プリファレンスがCisco Unified Communications Manager の管理ページに保持されます。 他のメニュー項目に移動してこのメニュー項目に戻った場合でも、検索を変更するかブラウザを閉じない限り、ダイレクト コール パーク番号の検索プリファレンスは Cisco Unified Communications Manager の管理ページで保持されています。


                手順
                  ステップ 1   [コールルーティング(Call Routing)] > [ダイレクトコールパーク(Directed Call Park)] を選択します。

                  [ダイレクトコールパークの検索/一覧表示(Find and List Directed Call Parks)] ウィンドウが表示されます。

                  ステップ 2   レコードをフィルタまたは検索する手順は、次のとおりです。
                  1. 最初のドロップダウン リスト ボックスで、検索パラメータを選択します。
                  2. 2 番目のドロップダウン リスト ボックスで、検索パターンを選択します。
                  3. 必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。
                    (注)     

                    別の検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。 条件を追加した場合は、指定したすべての条件に一致するレコードが検索されます。 検索条件を削除するには、[–] ボタンをクリックして、最後に追加した条件を削除するか、[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして、追加した検索条件をすべて削除します。

                  ステップ 3   データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、[検索(Find)] をクリックします。

                  すべてのレコードまたは一致するレコードが表示されます。 [ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスから異なる値を選択すると各ページに表示される項目数を変更できます。

                  (注)     

                  適切なレコードの横にあるチェックボックスをオンにして、[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、データベースから複数のレコードを削除できます。 [すべて選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、この選択対象として設定可能なすべてのレコードを削除できます。

                  ステップ 4   表示されたレコード リストから、目的のレコードのリンクをクリックします。
                  (注)     

                  ソート順を逆にするには、リストのヘッダーにある上矢印または下矢印をクリックします(使用可能な場合)。

                  選択した項目がウィンドウに表示されます。


                  ダイレクト コール パーク番号の設定

                  この項では、1 つのダイレクト コール パーク内線番号またはダイレクト コール パーク内線番号の範囲を追加、コピー、および更新する方法について説明します。

                  手順
                    ステップ 1   [コールルーティング(Call Routing)] > [ダイレクトコールパーク(Directed Call Park)] を選択します。
                    ステップ 2   次のいずれかの手順を実行します。
                    1. 新しいダイレクト コール パーク番号を追加するには、[新規追加(Add New)] をクリックします。
                    2. ダイレクト コール パーク番号をコピーするには、ダイレクト コール パーク番号または番号の範囲を検索して、[コピー(Copy)] アイコンをクリックします。
                    3. ダイレクト コール パーク番号を更新するには、ダイレクト コール パーク番号または番号の範囲を検索します。

                      [ダイレクトコールパーク番号の設定(Directed Call Park Number Configuration)] ウィンドウが表示されます。

                    ステップ 3   適切なダイレクト コール パーク設定値を入力するか更新します。
                    ステップ 4   新規コール パーク番号または変更されたコール パーク番号をデータベースに保存するには、[保存(Save)] をクリックします。
                    (注)     

                    ダイレクト コール パーク番号を更新した場合、その番号でパークされたコールが Cisco Unified Communications Manager によって戻されるのは、Call Park Reversion Timer が時間切れになった後だけです。

                    (注)     

                    ダイレクト コール パーク番号または範囲を変更するたびに、BLF を使用してそれらのダイレクト コール パーク番号をモニタするように設定されているデバイスを再起動して、表示を修正する必要があります。 変更通知により、ダイレクト コール パーク番号の変更が検出されると、影響を受けるデバイスは自動的に再起動します。 [ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウの [複数のデバイスの再起動(Restart Devices)] ボタンを使用することもできます。


                    ダイレクト コール パークの設定

                    ダイレクト コール パークは、ユーザが選択し、待機状態になっているダイレクト コール パーク番号に対して、ユーザがコールを転送できる機能です。 ダイレクト コール パーク番号は、Cisco Unified Communications Manager の [ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウで設定します。 設定したダイレクト コール パーク番号は、クラスタ全体で使用可能です。 ダイレクト コール パークのビジー ランプ フィールド(BLF)をサポートする電話機は、指定したダイレクト コール パーク番号が、ビジー ステータスかアイドル ステータスかをモニタするように設定できます。 また、ユーザは BLF を使用してダイレクト コール パーク番号をスピード ダイヤルで発信することもできます。

                    Cisco Unified Communications Manager が、各ダイレクト コール パーク番号でパークできるコールは 1 つだけです。 パークされたコールを取得するには、ユーザは、設定された取得用プレフィックスをダイヤルしてから、コールがパークされているダイレクト コール パーク番号をダイヤルする必要があります。 取得用プレフィックスは、[ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウで設定します。

                    次の表は、ダイレクト コール パークを設定するためのチェックリストを示しています。

                    表 4 ダイレクト コール パークの設定項目

                    フィールド

                    説明

                    [番号(Number)]

                    ダイレクト コール パーク番号を入力します。 数字列またはワイルドカード文字 X(システムでは 1 つまたは 2 つの X を使用できます)を入力できます。 たとえば、5555 を入力すると 1 つのコール パーク番号 5555 が定義され、55XX を入力すると 5500 ~ 5599 のダイレクト コール パーク内線番号の範囲が定義されます。 ダイレクト コール パーク番号が固有の番号であり、コール パーク番号と重複しないことを確認してください。

                    [説明(Description)]

                    このダイレクト コール パーク番号または範囲に簡単な説明を付けます。 説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、または山カッコ(<>)は使用できません。

                    [パーティション(Partition)]

                    パーティションを使用してダイレクト コール パーク番号へのアクセスを制限する場合は、ドロップダウン リスト ボックスから希望のパーティションを選択します。 ダイレクト コール パーク番号へのアクセスを制限しない場合は、パーティションをデフォルトの [<なし>(<None>)] のままにしておきます。

                    多数のパーティションが設定されている場合のパーティションの検索手順については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

                    (注)     

                    ダイレクト コール パーク番号とパーティションの組み合わせが、Cisco Unified Communications Manager 内で固有であることを確認してください。

                    [復帰番号(Reversion Number)]

                    パークされているコールが取得されない場合にそのコールを戻す番号を入力するか、このフィールドを空白にしておきます。

                    (注)     

                    復帰番号は、数字だけで構成されます。ワイルドカードは使用できません。

                    [復帰コーリングサーチスペース(Reversion Calling Search Space)]

                    ドロップダウン リスト ボックスを使用してコーリング サーチ スペースを選択するか、コーリング サーチ スペースをデフォルトの [<なし>(<None>)] のままにしておきます。

                    [取得用プレフィックス(Retrieval Prefix)]

                    この必須フィールドにはパークされたコールを取得するためのプレフィックスを入力します。 パークされたコールを取得する試行とダイレクト パークを開始する試行を区別するための取得用プレフィックスが必要です。


                    (注)  


                    ダイレクト コール パーク番号を変更するたびに、ダイレクト コール BLF を使用してそれらのダイレクト コール パーク番号をモニタするように設定されているデバイスを再起動して、表示を修正する必要があります。 変更通知により、ダイレクト コール パーク番号の変更が検出されると、影響を受けるデバイスは自動的に再起動します。 [ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウの [複数のデバイスの再起動(Restart Devices)] ボタンを使用することもできます。


                    BLF/ダイレクト コール パーク ボタンの設定

                    BLF/ダイレクト コール パーク ボタンを設定するには、次の手順を実行します。

                    手順
                      ステップ 1   [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで BLF/ダイレクト コール パーク ボタンを設定するには、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の説明に従って、電話機を検索します。
                      ステップ 2   ユーザ デバイス プロファイルに対して BLF/ダイレクト コール パーク ボタンを設定するには、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の説明に従って、ユーザ デバイス プロファイルを検索します。
                      ステップ 3   設定ウィンドウが表示されたら、[割り当て情報(Association Information)] ペインの [新規BLFダイレクトコールパークの追加(Add a new BLF Directed Call Park)] のリンクをクリックします。
                      ヒント   

                      電話機またはデバイス プロファイルに適用した電話ボタン テンプレートが BLF/ダイレクト コール パークをサポートしていない場合、このリンクは [割り当て情報(Association Information)] ペインに表示されません。

                      ステップ 4   BLF/​ダイレクト コール パークの設定の説明に従って設定を行います。
                      ステップ 5   設定を完了したら、[保存(Save)] をクリックしてウィンドウを閉じます。

                      [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [割り当て情報(Association Information)] ペインに、電話番号が表示されます。


                      BLF/ダイレクト コール パークの設定

                      次の表に、BLF/ダイレクト コール パーク ボタンを設定するときの設定項目を示します。

                      表 5 BLF/ダイレクト コール パーク ボタンの設定項目

                      フィールド

                      説明

                      [電話番号(Directory Number)]

                      [電話番号(Directory Number)] ドロップダウン リスト ボックスには、Cisco Unified Communications Manager データベースに存在する電話番号のリストが表示されます。

                      SCCP を実行する電話機または SIP を実行する電話機では、3 で 6002 というように、ユーザがスピード ダイヤル ボタンを押した場合にシステムがダイヤルする番号(および対応するパーティション(表示されている場合))を選択します。 特定のパーティションなしで表示される電話番号は、デフォルト パーティションに属します。

                      [ラベル(Label)]

                      BLF/ダイレクト コール パーク ボタンに表示するテキストを入力します。

                      このフィールドは国際化をサポートしています。 電話機が国際化をサポートしていない場合、システムは [ラベルASCII(Label ASCII)] フィールドに表示されるテキストを使用します。

                      [ラベルASCII(Label ASCII)]

                      BLF/ダイレクト コール パーク ボタンに表示するテキストを入力します。

                      ASCII ラベルは、[ラベル(Label)] フィールドに入力したテキストの非国際化バージョンを表します。 電話機が国際化をサポートしていない場合、システムはこのフィールドに表示されるテキストを使用します。

                      ヒント    [ラベル(Label)] フィールドとは異なるテキストを [ラベルASCII(Label ASCII)] フィールドに入力した場合、Cisco Unified Communications Manager の管理ページは、テキストが異なっていても両方のフィールドの設定を受け付けます。

                      ダイレクト コール パークとその影響を受けるデバイスの同期

                      設定が変更されたダイレクト コール パーク情報とデバイスを同期するには、次の手順を実行します。この手順は、できる限り干渉の程度が低い方法で未処理の設定項目を適用するものです (たとえば、影響を受けるデバイスの一部は、リセットまたはリスタートが不要な場合があります)。

                      手順
                        ステップ 1   [コールルーティング(Call Routing)] > [ダイレクトコールパーク(Directed Call Park)] を選択します。

                        [ダイレクトコールパークの検索/一覧表示(Find and List Directed Call Parks)] ウィンドウが表示されます。

                        ステップ 2   使用する検索条件を選択します。
                        ステップ 3   [検索(Find)] をクリックします。

                        ウィンドウに、検索条件に一致したダイレクト コール パークのリストが表示されます。

                        ステップ 4   該当するデバイスと同期するダイレクト コール パークをクリックします。 [ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウが表示されます。
                        ステップ 5   他の設定変更を行います。
                        ステップ 6   [保存(Save)] をクリックします。
                        ステップ 7   [設定の適用(Apply Config)] をクリックします。

                        [設定の適用情報(Apply Configuration Information)] ダイアログが表示されます。

                        ステップ 8   [OK] をクリックします。

                        ダイレクト コール パーク番号の削除

                        この項では、Cisco Unified Communications Manager データベースからダイレクト コール パーク番号を削除する方法について説明します。

                        手順
                          ステップ 1   ダイレクト コール パーク番号の検索の手順を実行して、ダイレクト コール パーク番号またはコール パーク番号の範囲を検索します。
                          ステップ 2   削除するダイレクト コール パーク番号またはコール パーク番号の範囲をクリックします。
                          ステップ 3   [Delete] をクリックします。
                          (注)     

                          ダイレクト コール パーク番号を削除すると、Cisco Unified Communications Manager は、その番号でパークされているコールをただちに戻します。 これは、番号が削除されると、その番号にパークされたコールはパーク状態を維持できなくなるか、通常の方法で取得できなくなり、元に戻す必要があるためです。

                          (注)     

                          デバイスが(BLF ボタンを使用して)モニタするように設定されているダイレクト コール パーク番号は削除できません。 ダイレクト コール パーク番号は使用中で削除できないことを示すメッセージが表示されます。 番号を使用しているデバイスを判別するには、[ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウにある [依存関係レコード(Dependency Records)] リンクをクリックします。


                          処理されたダイレクト コール パーク(Cisco Unified IP Phone(SIP))

                          処理されたダイレクト コール パークは、SIP をサポートするすべての Cisco Unified IP Phone 7900、8900、および 9900 シリーズでサポートされます。 処理されたダイレクト コール パークでは、エンド ユーザが 1 つのボタンを押すだけで、コールをダイレクト パークできます。 BLF ダイレクト コール パーク ボタンを設定する必要があります。 設定後は、アクティブ コールのアイドル状態の BLF ダイレクト コール パーク機能ボタンをユーザが押すと、そのアクティブ コールは、ダイレクト コール パーク機能ボタンに関連付けられている Dpark スロットにただちにパークされます。