Cisco Mobility
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目次

Cisco Mobility

Cisco Unified Mobility

この章では、Cisco Unified Communications Manager の豊富なコール制御機能をモバイル ワーカーの主要な作業場所であるデスク電話から彼らが選択した任意の場所またはデバイスに拡張する Cisco Unified Mobility に関する情報を提供します。

たとえば、Cisco Unified Mobility は、ユーザの携帯電話番号をユーザの業務用 IP 電話の番号に関連付けます。 その後で、Cisco Unified Mobility は着信コールを転送してユーザの携帯電話と業務用電話を呼び出します。つまり、発信者の電話番号が 1 つだけユーザの元に到着します。 すべての指定デバイスで応答されなかったコールは、(モバイル ボイス メールボックスではなく)ユーザの企業用ボイス メールボックスにリダイレクトされます。

管理者は、Cisco Unified CM の管理ウィンドウを使用してエンド ユーザ用の設定を構成することにより、以前は Cisco Unified Mobility Manager と呼ばれていた Cisco Unified Mobility を設定できます。 エンド ユーザは Cisco Unified Communications セルフ ケア ポータル ウィンドウを使用して、自分の個人設定を行えます。

Cisco Unified Mobility は、この章で説明する複数の機能で構成されています。 この章では、管理者が従うべき設定手順の概要について説明します。

エンド ユーザが Cisco Unified Communications セルフ ケア ポータルウィンドウを使用して電話機の Cisco Unified Mobility 設定を構成する手順については、特定の Cisco Unified IP Phone モデルに関するユーザ ガイドを参照してください。

Cisco Unified Mobility の設定

Cisco Unified Mobility は、着信 IP コールを Cisco Unified Communications Manager から携帯電話などの最大 10 台の指定されたクライアント デバイスにリダイレクトできるようにします。 Cisco Unified Mobility 機能の詳細については、Cisco Unified Mobility 機能のリストを参照してください。

Cisco Unified Mobility を設定するには、次の手順を実行します。


(注)  


Cisco Mobility の CMC と FAC 機能では、代替番号をその DVO コールバック番号として使用することはできません。 DVO コールバック番号は、MI(モビリティ ID)ページに登録されている番号である必要があります。 たとえば、登録 MI が 408-555-1111 であるデュアルモード フォンについて考えてみます。 外部コールのルーティングにはルート パターン「9.@」が使用されます。また、このルート パターンでは FAC が有効になっています。 デュアルモード デバイスでは、Cisco Jabber の DVO コールバック番号を 408-555-1111 に設定する必要があります。


手順
    ステップ 1   Cisco Unified サービスアビリティ で Cisco Unified Mobile Voice Access Service をアクティブにします。 このサービスは、クラスタの最初のノード上でアクティブにする必要があります。
    ステップ 2   ユーザ アカウントを設定します。
    (注)     

    [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウで、[モビリティの有効化(Enable Mobility)] チェックボックスおよび [モバイルボイスアクセスの有効化(Enable Mobile Voice Access)] チェックボックスがオンになっていることを確認してください。

    (注)     

    [モビリティの有効化(Enable Mobility)] チェックボックスをオンにすると、User Connect License(UCL)に対するトリガーが発生し、Cisco Unified Mobility 用のライセンシング処理が行われます。

    ステップ 3   Cisco Unified Mobility のアクセス リストを作成します。そのためには、各リストを Cisco Unified Mobility ユーザに割り当て、そのリストが許可リストと拒否リストのどちらであるかを指定します。
    ステップ 4   リモート接続先プロファイルを作成し、各ユーザをプロファイルに割り当てます。
    ステップ 5   ユーザのデスクトップの電話番号(DN)を関連付けます。
    ステップ 6   すでに定義したプロファイルを設定の一部として選択することで、リモート接続先を追加します。
    ステップ 7   [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで、次の作業を実行します。
    • [Enable Mobile Voice Access] に対して [True] を選択し、モバイル ボイス アクセス(MVA)番号を入力します。この番号は、エンド ユーザがモバイル ボイス アクセスに到達するために使用するダイヤルイン(DID)番号です。
    (注)     

    モバイル ボイス アクセス コールを発信するには、これらのサービス パラメータを設定し、さらに [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウで [モバイルボイスアクセスの有効化(Enable Mobile Voice Access)] チェックボックスをオンにする必要があります。

    • [Enable Enterprise Feature Access] に対して [True] を選択し、リモート接続先からの保留、再開、転送、および会議機能を有効にします。
    ステップ 8   モバイル ボイス アクセス用の電話番号を設定します。
    ステップ 9   代替策として、サービス パラメータおよびエンタープライズ機能アクセス(EFA)DID 電話番号を設定することにより、エンタープライズ機能アクセス 2 段階ダイヤリング(別名:エンタープライズ機能アクセス)を設定します。
    (注)     

    エンタープライズ機能アクセスはモバイル ボイス アクセスと同じ機能を提供しますが、対話型音声応答(IVR)コンポーネントはサポートしていません。 また、エンタープライズ機能アクセスでは、H.323 ゲートウェイの設定も VoiceXML(VXML)の設定も必要ありません。

    ステップ 10   デュアル モード フォンのハンドオフに対してモビリティを設定します。
    ステップ 11   Cisco Unified Mobility を使用する電話機ユーザ向けに [モビリティ(Mobility)] ソフトキーを設定します。
    ステップ 12   ユーザ向けに Time-of-Day アクセスを設定します。 そのためには、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウの [Cisco Unified Mobilityが有効な場合(When Cisco Unified Mobility is Enabled)] ペインにある各フィールドを使用します。

    Cisco Unified Mobility 機能

    ここでは、Cisco Unified Mobility 機能について説明します。 管理者は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページのウィンドウを使用して、エンド ユーザ向けの Cisco Unified Mobility の基本設定を構成します。

    用語

    下の表は、Cisco Unified Mobility に関連した用語の定義を示しています。

    表 1 定義

    用語

    定義

    アクセス リスト

    リモート接続先への送信が許可またはブロックされている電話番号を指定したリスト。

    セッション ハンドオフ

    単一のユーザに関連付けられているさまざまな Unified Communications クライアント間で音声、ビデオ、会議などのセッション/会話を転送すること。

    エンタープライズ機能アクセス

    ユーザがリモート接続先からコール中の機能(保留、再開、転送、会議、ダイレクト コール パーク)、2 段階ダイヤリング、および Cisco Unified Mobility のアクティブ化および非アクティブ化にアクセスできるようにする機能。

    この方法では、ユーザはキーパッド入力を要求されることはありませんが、必要なキー シーケンスを認識しておく必要があります。

    Cisco Unified Mobility

    ユーザがデスク電話またはリモート接続先で着信コールに応答すること、および接続を中断せずに進行中のコールをデスク電話またはリモート接続先で取得することを可能にする機能。

    モバイル ボイス アクセス

    企業を介した 2 段階ダイヤル コールを開始するため、および Cisco Unified Mobility 機能をアクティブまたは非アクティブにするために使用される音声自動応答装置(IVR)システム。

    リモート接続先

    Cisco Unified Mobility の応答およびピックアップに使用できる電話機、およびモバイル ボイス アクセスや 2 段階ダイヤリング用のエンタープライズ機能アクセスを利用できる電話機。 リモート接続先には、次のいずれかのデバイスが含まれる場合があります。

    • シングル モードの携帯電話
    • スマートフォン
    • デュアル モード フォン
    • デスク電話とは別のクラスタにある企業の IP Phone
    • PSTN における自宅の電話番号

    リモート接続先プロファイル

    ユーザのリモート接続先すべてに適用されるパラメータの集合。

    Time-of-Day アクセス

    呼び出しスケジュールをアクセス リストに関連付け、コールが受信された時刻にそのコールがリモート接続先に送達されるかどうかを決定する機能。

    トースト

    ユーザ入力が可能なポップアップ表示。

    セッション ハンドオフのタイプ

    ツータッチ セッション ハンドオフ:このタイプでは、Unified Communications クライアントのプロキシミティ検出ロジックが使用されません。同じユーザに割り当てられたすべてのデバイスで呼び出し音が鳴り、そのうち最初に受け入れたデバイスがコールを受信します。

    Cisco Unified Mobility 機能のリスト

    ここでは、管理者が Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して設定する Cisco Unified Mobility 機能のリストを提示します。

    以下の機能は、元々は Cisco Unified MobilityManager の一部でしたが、現在は Cisco Unified Communications Manager に移動されています。

    • Cisco Unified Mobility:この機能を使用すると、ユーザは 1 つの電話番号を使用して業務上のコールを管理し、進行中のコールを机上の電話機と携帯電話で取得できます。

    • デスクトップ コール ピックアップ:ユーザはアクティブなコールの接続中に、接続を中断せずにデスク電話と携帯電話を切り替えることができます。 使用時のニーズに応じて、オフィスの有線電話の信頼性、または携帯電話の機動性を利用できます。

    • 携帯電話へのコールの送信:ユーザはモビリティ ソフトキーを使用して IP Phone でこの機能にアクセスします。 この機能を使用すると、リモート接続先でのピックアップがトリガーされ、ユーザはアクティブなモビリティ コールをユーザのデスク電話から設定済みのリモート接続先の電話機に移送できるようになります。

    • モバイル ボイス アクセス:この機能を使用すると、Cisco Unified Mobility 機能が拡張され、対話型音声応答(IVR)システムを使用して企業を介した 2 段階ダイヤル コールを開始したり、Cisco Unified Mobility 機能をアクティブまたは非アクティブにしたりすることができます。

    • アクセス リスト:ユーザは、指定されたリモート接続先で着信コールの呼び出し音が鳴るようにする発信者のグループを制限できます(許可アクセス リスト)。一方、リモート接続先で着信コールの呼び出し音が鳴らないようにする発信者のグループを制限することもできます(拒否アクセス リスト)。 各リモート接続先は、ユーザのデスク電話からの転送を受け入れるように設定可能な携帯電話またはその他の電話機です。

    Cisco Unified Communications Manager は以下の Cisco Unified Mobility 機能をサポートしています。

    • Dual Tone MultiFrequency(DTMF)でのコール中のエンタープライズ機能アクセスのサポート:次の DTMF 機能のコードをサービス パラメータとして設定できます。企業保留(デフォルトは *81)、企業排他保留(デフォルトは *82)、復帰(デフォルトは *83)、転送(デフォルトは *84)、および会議(デフォルトは *85)。


      (注)  


      *81 は企業保留を指定します。 企業保留が呼び出されると、ユーザはデスク電話でコールを再開できます。 *82 は企業排他保留を指定します。 企業排他保留が呼び出されると、デスク電話ではコールを再開できません。 企業保留になっているモビリティ コールがこの状態で切断された場合、ユーザはデスク電話でコールを再開できます。 一方、企業排他保留になっているモビリティ コールがこの状態で切断された場合、ユーザはデスク電話でコールを再開できません。


    • 2 段階ダイヤリング:スマートフォンの 2 段階ダイヤリングでエンタープライズ機能を利用できます。 2 段階ダイヤリングを使用すると、スマートフォンがビジネス モードの場合に、スマートフォンのコールを Cisco Unified Communications Manager から発信できるようになります。 スマートフォンは、Cisco Unified Communications Manager のエンタープライズ機能アクセス番号をダイヤルしてから、接続先番号をダイヤルします。

    • デュアル モード フォンのサポート:Cisco Unified Mobility はデュアル モード フォンをサポートしています。

    • デュアル モード フォンでのコールの手動ハンドオフ:デュアル モード デバイスには、PSTN から無線 LAN(WLAN)に(またはその逆に)コールを手動で渡すオプションが用意されています。

    • Time-of-Day アクセス:Cisco Unified Mobility 機能が有効なときに、関連付けられた電話番号が時刻アクセスベースの設定に基づいてコールされた場合、コールはリモート接続先に送達されます。

    • DTMF を介したダイレクト コール パーク:この機能を携帯電話ユーザが使用すると、パークされる側をパーク コードに転送することによってコールをパークできるようになるため、コールを後で取得できます。 この機能は、標準の Cisco Unified Communications Manager ダイレクト コール パーク機能と DTMF 機能を組み合わせたものです。 DTMF 機能を介したダイレクト コール パークのサポートでは、コール中のエンタープライズ転送機能を利用します。

    • SIP URI ダイヤル:この機能は、Cisco Unified Mobility の新しいリモート接続先タイプとして SIP URI をサポートします。

    • インテリジェント セッション制御:この機能は、企業から携帯電話に直接発信されたコールの動作を変更し、そのようなコールをユーザのデスク電話の番号にアンカーします (この機能を実装する前は、企業ユーザが携帯電話に直接コールを発信した場合、そのコールは通常の発信 PSTN コールのように扱われていました。つまり、コールは携帯電話にだけ送信され、ユーザのデスク電話にアンカーされず、モバイル ユーザはモビリティ機能を呼び出すことができませんでした)。このようなコールの間、ユーザは携帯電話からコール中機能やセッション ハンドオフなどのモビリティ機能を呼び出すことができます。

    • セッション ハンドオフ:この機能は、Cisco Unified Personal Communicator(ソフトフォン モードと CTI 制御モードの PC 上で動作する)、Cisco Unified Mobile Communicator(携帯電話で動作する)、Cisco Unified IP Phone シリーズ 9900 電話機、SIP を実行している従来の電話機などのさまざまな Unified Communications クライアント間で音声、ビデオ、および会議のセッションや会話をやり取りできるようにすることによって、これまでの Cisco Unified Communications Manager での経験を活かせるようにします。

      会話は、携帯電話からそれ以外の Unified Communications クライアントに移動できます。 ユーザが所有し、同じ回線を共有するすべてのデバイスで呼び出し音が鳴るか、またはトーストが表示されます。このうち最初に受け入れたデバイスがコールに応答します。 コールに対する応答があると、他のすべての共有回線デバイスがリモート使用中モードになります。

      実際にセッションをハンドオフできる唯一のクライアントは、Cisco Unified Mobile Communicator である(Cisco Unified Communications Manager にアンカーされた DTMF パスを持つ唯一のクライアントであるため)ことに注意してください。 Cisco Unified Personal Communicator と 9900 シリーズの Cisco Unified IP Phone はどちらもセッション ハンドオフを開始できません。 ただし、これらのデバイスでは、着信セッション ハンドオフは処理できます。

    Cisco Unified Mobility 機能の利点

    Cisco Unified Mobility では、企業の電話通信と携帯電話通信を柔軟に管理できます。これらの電話通信におけるその他の機能と利点は次のとおりです。

    • デスクトップ同時呼び出し:コールが着信すると、IP Phone の内線番号と指定の携帯電話で同時に呼び出し音が鳴ります。 ユーザが一方の回線に応答すると、応答しなかった回線では呼び出し音が自動的に停止します。 ユーザは、コールが着信するたびに適切なデバイスを選択できます。

    • 企業のボイス メールボックスの統合:企業のボイス メールボックスを、統合された 1 つのボイス メールボックスとして、デスクトップ デバイスや設定済みのリモート デバイスへのコールなど、あらゆる業務に使用することができます。 着信コールの発信者は、わかりやすい方法で従業員に連絡できるようになり、ユーザは、時間をかけずに複数のボイスメール システムをチェックできるようになります。

    • システム リモート アクセス:ローカルの IP 構内交換機(PBX)内線電話と同じように、ユーザの携帯電話からコールを開始できます。 ユーザが開始するコールでは、ローカルの音声ゲートウェイおよび WAN トランキングを利用できるようになり、企業では、従業員によるコールの開始を追跡できるようになります。

    • 発信者 ID:システムは、すべてのコールに対して発信者 ID を保存および表示します。 ユーザは、IP Phone の所定の機能を損なうことなく、Cisco Unified Mobility を利用できます。

    • リモートのオン/オフ制御:ユーザは Cisco Unified Mobility のオン/オフを切り替えることができます。 詳細については、Cisco Unified Mobilityを参照してください。

    • コール トレース:Cisco Unified Mobility コールの詳細情報がログに記録されます。この情報は、企業でトランク使用率を最適化する場合や、接続の問題をデバッグする場合に役立ちます。

    • Cisco Unified Mobility コールのセキュリティとプライバシー:アクティブな Cisco Unified Mobility コール中、関連デスクトップ IP Phone ではセキュアな状態が維持されます。 携帯電話の接続がアクティブになるとすぐに、デスクトップからはコールにアクセスできなくなります。したがって、携帯電話に接続されたコールを不正な人物が傍受する可能性はなくなります。

    • クライアント識別コード(CMC)と強制承認コード(FAC):コールへのアクセスとアカウンティングを管理できます。 CMC は、課金可能なクライアントに対するコール アカウンティングと課金を支援します。 FAC は、特定のユーザが発信できるコールのタイプを規定し、コールを確立する前に有効な認証コードをユーザが入力するように強制します。

    • IPv6 サポート:Cisco Unified Communications Manager は、携帯電話からの IPv6 アドレッシングをサポートします。 Cisco Unified Communications Managers での IPv6 の設定方法については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』の「IPv6 用の Cisco Unified Communications Manager」を参照してください。

    • セッションの永続性:モバイル ユーザは、Cisco Unified Communications Manager への再登録をすることなく、異なるネットワーク(Wi-Fi、VPN over 3G/4G などの)間でローミングできます。 この機能により、ユーザはネットワーク接続が失われても Cisco Unified Communications Manager への登録を維持して、コールが終了することなくネットワーク間でコールを遷移させ、ユーザがローミング中の SIP ベースのサブスクリプション ステータスが失われないようにすることができます。

    Cisco Unified Mobility

    Cisco Unified Mobility を使用すると、ユーザはデスク電話または携帯電話で着信コールに応答すること、および接続を中断せずに進行中のコールをデスク電話または携帯電話で取得することができます。


    (注)  


    Code Division Multiple Access(CDMA; 符号分割多重接続)電話や Global System for Mobile Communications(GSM; モバイル通信用グローバル システム)電話を含む携帯電話は、Cisco Unified Mobility とモバイル ボイス アクセスに使用できます。 ただし、互換性を確保するために Cisco Unified Communications Manager でタイマー設定を変更することが必要になる場合があります。 リモート接続先の設定と削除を参照してください。


    Cisco Unified Mobility の有効化および無効化方法

    Cisco Unified Mobility 機能の有効化および無効化には、次の方法を使用できます。 このリストは、管理者およびエンド ユーザが使用できる方法を示しています。

    • Cisco Unified Communications Manager の管理ページのウィンドウ。 メニュー パス [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を指定し、Cisco Unified Mobility を有効化する場合は [Cisco Unified Mobility の有効化(Enable Cisco Unified Mobility)] チェックボックスをオンにし、無効にする場合はこのチェックボックスをオフにし、Cisco Unified Mobile Communicator のモビリティ ID を設定します。

    • デスク電話で [モビリティ] ソフトキーを使用。 設定には、次のメニュー オプションを使用します。

      • [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を使用し、[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)] フィールドでモビリティ ソフトキー テンプレートを指定します。

      • [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を使用し、リモート接続先プロファイルではデスク電話のオーナー ユーザ ID と同じモビリティ ユーザ ID を割り当てます。

    • 携帯電話でモバイル ボイス アクセスを使用(IVR プロンプトを使用、2 で有効化、3 で無効化)

    • 携帯電話でエンタープライズ機能アクセスを使用(PIN エントリ後、2 で有効化、3 で無効化)。 並び順は、<PIN>#2# または <PIN>#3# とします。

    • Cisco Unified Mobile Communicator クライアント:モバイル ユーザが自身の Cisco Unified Mobility ステータスを変更できます。 詳細については、携帯電話からの Cisco Unified Mobility の有効化と無効化を参照してください。

    Cisco Unified Mobility ステータス

    ユーザの設定済みリモート接続先の少なくとも 1 つで Cisco Unified Mobility が 有効な場合、ユーザのデスク電話では Cisco Unified Mobility が有効であると表示されます。

    RDNIS/Diversion ヘッダー

    Cisco Unified Mobility 用の RDNIS および Diversion ヘッダーは Cisco Unified Mobility の機能を拡張し、モバイル デバイスへの分岐されたコールに RDNIS または Diversion ヘッダー情報を含めます。 サービス プロバイダーとお客様は Cisco Unified Mobility Cisco Unified Mobility コールを行うエンド ユーザの正しい課金のために、RDNIS を使用します。

    Cisco Unified Mobility コールの場合、サービス プロバイダーは、発信者 ID が企業の Direct Inward Dial(DID; ダイヤルイン)範囲に属していなくても、RDNIS/Diversion ヘッダーを使用して企業からのコールの発信を承認および許可します。

    RDNIS/Diversion ヘッダーの使用例

    ユーザが次のように設定しているとします。

    デスク電話の番号は 89012345 です。

    企業電話番号は 4089012345 です。

    リモート接続先番号は 4088810001 です。

    ユーザは、デスク電話の番号(89012345)でコールを受信します。このコールは、リモート接続先(4088810001)でも呼び出し音を鳴らします。

    ユーザが企業電話番号(4089012345)で企業電話以外の番号(5101234567)からのコールを受信すると、デスク電話(89012345)が鳴り、コールがリモート接続先(4088810001)にも送達されます。

    RDNIS/Diversion ヘッダー機能を実装する前は、次のようにフィールドに値が入力されていました。

    Calling Party Number(SIP の場合は From ヘッダー):5101234567

    Called Party Number(SIP の場合は To ヘッダー):4088810001

    RDNIS/Diversion ヘッダー機能が実装された後は、Calling Party Number フィールドと Called Party Number フィールドには以前と同様に値が入力されますが、次の追加フィールドに指定の値が入力されます。

    Redirect Party Number(SIP の場合は Diversion ヘッダー):4089012345

    このため、RDNIS/Diversion ヘッダーにはリモート接続先に関連付けられた企業電話番号が指定されます。

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページでの RDNIS/Diversion ヘッダーの設定

    Cisco Unified Mobility コールの RDNIS および Diversion ヘッダー機能を有効にするには、Cisco Unified CMr の管理で以下の設定を行います。

    すべてのゲートウェイおよびトランクで、[番号IE配信のリダイレクト - アウトバウンド(Redirecting Number IE Delivery - Outbound)] チェックボックスをオンにすることが指定されている必要があります。

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、以下のメニュー パスを辿ればこのチェックボックスが表示されます。

    • H.323 および MGCP ゲートウェイの場合、[デバイス(Device)] > [ゲートウェイ(Gateway)] の順に選択し、設定が必要なゲートウェイを探します。 [コールルーティング情報 - アウトバウンドコール(Call Routing Information - Outbound Calls)] ペインで、[番号IE配信のリダイレクト - アウトバウンド(Redirecting Number IE Delivery - Outbound)] チェックボックスがオンであることを確認します。 T1/E1 ゲートウェイの場合、PRI プロトコルタイプ情報のペインの [番号IE配信のリダイレクト - アウトバウンド(Redirecting Number IE Delivery - Outbound)] チェックボックスをオンにします。

    • SIP トランクの場合、[デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)] の順に選択し、設定が必要な SIP トランクを探します。 [アウトバウンドコール(Outbound Calls)] ペインで、[Diversionヘッダー配信のリダイレクト - アウトバウンド(Redirecting Diversion Header Delivery - Outbound)] チェックボックスがオンであることを確認します。

    Cisco Unified Mobility の使用例

    Cisco Unified Communications Manager がこの機能でサポートしている使用例については、Cisco Unified Mobility の使用例を参照してください。

    デスクトップ コール ピックアップ

    ユーザは、携帯電話のコールを切るか、またはコール中の保留機能を使用してモビリティ コールを保留にすることにより、進行中のモビリティ コールに対してデスクトップ コール ピックアップを実行できます。 携帯電話でコールを切るか、またはコールを終了した後、10 秒(デフォルト)以内であればデスク電話でコールを再開できます。 リモート接続先が切断されると、Cisco Unified Communications Manager は関連付けられたデスク電話を保留状態にします。ユーザは、[復帰] ソフトキーを押すと、コールを再開できます。 [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウの [デスクピックアップの最大待機時間(Maximum Wait Time for Desk Pickup)] の設定によって、リモート接続先で切断された後、コールを保留状態のままにする時間が決まります。 デフォルトは 10000 ミリ秒(10 秒)です。

    または、コール中の保留機能(*81)を使用して携帯電話のコールを企業保留にしてから、デスク電話でコールを再開することでも、デスクトップ コール ピックアップを実行できます。 Cisco Unified Communications Manager が *81 を受信すると、Cisco Unified Communications Manager によって関連するデスク電話が保留状態にされるため、ユーザはコールを再開できます。 この方法を使用すると、[デスクピックアップの最大待機時間(Maximum Wait Time for Desk Pickup)] のタイマーは保留状態に適用されず、ユーザがコールを再開するまでコールは無期限に保留状態のままになることに注意してください。

    携帯電話へのコールの送信

    ユーザは、携帯電話へのコールの送信機能を使用することにより、進行中のモビリティ コールでリモート接続先ピックアップを実行できます。 そのためには、デスク電話で [モビリティ(Mobility)] ソフトキーを押し、[携帯電話へコールを送信(Send Call to Mobile Phone)] を選択します。これで、設定されているすべてのリモート接続先へのコールが生成されます。 ユーザは目的のリモート接続先でこのコールに応答して、コールを続行できます。

    デスク電話が携帯電話へのコールの送信機能を呼び出し、リモート接続先にデュアル モードのスマートフォンが指定されている場合、次のように動作します。

    • デュアル モードのスマートフォンが Wi-Fi に登録されている場合、コールはデバイスの Wi-Fi 側に送信されます。

    • デュアル モードのスマートフォンが Wi-Fi に登録されていない場合、コールはデバイスの携帯電話側に送信されます。

    モバイル ボイス アクセス

    モバイル ボイス アクセスを使用すると、Cisco Unified Mobility 機能が拡張され、ユーザはデスク電話からダイヤルする場合と同じように、携帯電話などのリモート接続先からコールを発信できるようになります。 リモート接続先とは、Cisco Unified Mobility の応答およびピックアップに使用できるように指定された電話機です。 ユーザは、リモート接続先からモバイル ボイス アクセスにダイヤルします。 Cisco Unified Communications Manager でユーザに割り当てられた個人識別番号(PIN)を入力するように要求されます。 認証が完了すると、ユーザは企業のデスク電話からコールを発信する場合と同じダイヤリング方法を使用して、コールを発信できるようになります。

    次のいずれかの条件に該当する場合、モバイル ボイス アクセスにコールすると、ユーザは暗証番号のほかに発信元の電話番号も入力するように要求されます。

    • ユーザの発信元の番号が、ユーザのリモート接続先のいずれとも一致しない。

    • 番号がユーザまたはユーザの通信事業者によってブロックされている(「不明な番号」と表示される)。

    • 番号が Cisco Unified Communications Manager データベース内の番号と正確には一致しない(たとえば、ユーザの番号は 510-666-9999 だがデータベースでは 666-9999 となっている、または番号は 408-999-6666 だがデータベースでは 1-408-999-6666 となっている)。

    • モバイル ボイス アクセスがヘアピン モードで設定されている (ヘアピン モードで設定されているモバイル ボイス アクセスを使用している場合、システムをコールしているユーザが自動的に発信者側 ID で識別されることはありません。 代わりに、ユーザは手動で、暗証番号を入力する前にリモート接続先番号を入力する必要があります)。

    要求された情報(携帯電話の番号や暗証番号など)をユーザが 3 回連続で誤入力すると、モバイル ボイス アクセス コールは切断される可能性があり、ユーザは一定期間ロックアウトされることになります (ユーザの資格情報によって、許可されるログイン試行回数が制御されます)。


    (注)  


    IVR が使用されている場合、モバイル ボイス アクセスは Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)] ウィンドウ([メディアリソース(Media Resources)] > [モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)])の [選択済みのロケール(Selected Locales)] ペインに表示される最初のロケールを使用します。 たとえば、[選択済みのロケール(Selected Locales)] ペインに最初に [Japanese Japan] と表示されている場合、Cisco Unified Mobility ユーザは、コール中に IVR が使用されているときには日本語を受信します。


    Cisco Unified Communications Manager がこの機能でサポートしている使用例については、モバイル ボイス アクセスの使用例を参照してください。

    コール中のエンタープライズ機能アクセスのサポート

    ユーザは、コール中の機能を呼び出すことにより、エンタープライズ メディア リソースおよび機能を利用できます。 リモート接続先からオーディオ パスにインバンドでリレーされた後、エンタープライズ ゲートウェイから Cisco Unified Communications Manager にアウトオブバンドでリレーされる DTMF ディジットによって、コール中の機能が呼び出されます。 Cisco Unified Communications Manager で DTMF ディジットが受信されると、適切なコール中機能が DTMF 番号シーケンスに基づいて簡単に使用できるようになります。 このような機能には、転送されたコールまたは会議に追加されたコールのコール レッグの追加または削除や、保留中コールの保留音のようなメディア リソースおよび会議ブリッジの必要に応じた呼び出しが含まれます。

    Cisco Unified Communications Manager 内のサービス パラメータで設定された機能アクセス コードによって、コール中機能の DTMF コード シーケンスが決まります。

    2 段階ダイヤリング

    ユーザは、企業のテレフォニー インフラストラクチャを利用することにより、リモート接続先の電話機から企業を介してコールを発信できます。 2 段階ダイヤリングには次の利点があります。

    • 企業を介してコールを発着信できます。これにより、課金および呼詳細レコードを集中管理できます。 この機能を使用すると、国際電話が携帯電話のプランではなく企業に課金されるようになり、これによってコスト節約の可能性が得られます。 ただし、この機能では、携帯電話における通常の分単位のローカルおよび長距離料金は削減されません。

    • 携帯電話番号を遠端側またはダイヤル先の電話機から隠すことができます。 2 段階ダイヤル コールでは、携帯電話番号が着信側に送信されるのではなく、ユーザの企業電話番号が着信側に送信されます。 この方法を使用すると、ユーザの携帯電話番号を効果的に隠し、折り返しのコールを企業内に留められるようになります。

    時刻アクセス

    アクセス リストは、Cisco Unified Mobility 機能が有効になっているリモート接続先までコールを送達すべきかどうかを決定します。 Time-of-Day アクセス機能は時間ベースの制御を伴い、時間を別の決定要素として追加します。 この機能により、管理者およびユーザはコールを、受信された時刻に基づいてリモート接続先に到達させるべきかどうかを決定できます。

    リモート接続先へのコールに関しては、リモート接続先の Time-of-Day アクセス設定を決定するため、Time-of-Day アクセス機能により呼び出しスケジュールが追加され、その呼び出しスケジュールがアクセス リストに関連付けられます。

    プロビジョニング プロセスは、次のエンティティのプロビジョニングを伴います。

    • アクセス リスト

    • リモート接続先(呼び出しスケジュールを設定し、その呼び出しスケジュールをリモート接続先のアクセス リストに関連付ける)

    時刻アクセス機能は、既存のアクセス リスト機能の拡張版として、Cisco Unified Communications Manager のエンド ユーザにアクセス可能である必要があります。 そうすれば、Cisco Unified CM の管理(管理者用)と Cisco Unified Communications セルフ ケア ポータル(エンド ユーザ用)の両方を通してこの機能をプロビジョニングできます。

    Cisco Unified Communications Manager をリリース 7.0(x) 以降にアップグレードする場合の考慮事項も含めて、Cisco Unified Mobility を使用した Time-of-Day アクセス機能の使用例が提供されています。

    Time-of-Day アクセスの設定

    Cisco Unified Mobility の Time-of-Day アクセス機能を設定するには、以下の手順を実行します。

    手順
      ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、Time-of-Day アクセス機能を有効にするエンド ユーザを設定します。 [ユーザ管理(User Management)] > [エンドユーザ(End User)] メニュー オプションを使用します。
      (注)     

      [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウで、[モビリティの有効化(Enable Mobility)] チェックボックスがオンになっていることを確認してください。

      (注)     

      [モビリティの有効化(Enable Mobility)] チェックボックスをオンにすると、ライセンスに対するトリガーが発生し、Cisco Unified Mobility 用にデバイス ライセンス ユニット(DLU)が消費されます。

      ステップ 2   特定のユーザに対しては、各リストをユーザに割り当てて、Time-of-Day アクセス用に使用するアクセス リストを設定します。 許可された発信者とブロックされた発信者に対して、別個のアクセス リストを作成します。 [コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [アクセスリスト(Access List)] メニュー オプションを使用します。
      (注)     

      アクセス リストは、1 人の所有者に属している必要があります。 システムのアクセス リストは存在しません。

      ステップ 3   リモート接続先プロファイルを作成し、各ユーザをプロファイルに割り当てます。
      ステップ 4   ユーザのリモート接続先を設定します。 リモート接続先は、Cisco Unified Mobility コールおよび机上の電話機から移送されたコールを受信できる携帯電話(またはその他の電話機)です。 リモート接続先では、モバイル ボイス アクセスを使用してコールを開始できます。 [デバイス(Device)] > [リモート接続先(Remote Destination)] メニュー オプションを使用します。
      (注)     

      これと同じ設定は、デュアル モード フォン、および Time-of-Day アクセスをセットアップするための Cisco Unified Mobile Communicator モビリティ ID にも適用されます。

      Time-of-Day アクセスを正しく設定するには、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウの次の領域を設定する必要があります。

      • [呼び出しスケジュール(Ring Schedule)] ペインを使用して、リモート接続先の呼び出しスケジュールを設定します。
      • [上記の呼び出しスケジュールの間にコールを受信する場合(When receiving a call during the above ring schedule)] ペインを使用して、呼び出しスケジュールが適用されるアクセス リストを指定します。

      リモート接続先の [モビリティの有効化(Enable Mobility)] チェック ボックスをオンにすると、Cisco Unified Mobility で、このリモート接続先へのコールに [Cisco Unified Mobilityが有効な場合(When Cisco Unified Mobility is Enabled)] ペインの設定を適用することができます。 [モビリティの有効化(Enable Mobility)] チェックボックスがオフの場合、ここでの設定がこのリモート接続先への着信コールに適用されなくなります。ただし、これらの設定は今後の使用のためにそのまま残ります。


      時刻アクセスに関する追加情報

      次の特記事項は、Time-of-Day アクセスの設定に適用されます。

      • 呼び出しスケジュールは、リモート接続先のタイムゾーンと関連付けられており、Cisco Unified Communications Manager サーバのタイムゾーンとは関連付けられていません。 リモート接続先のタイムゾーンを指定するには、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウの [タイムゾーン(Time Zone)] フィールドを使用します。

      • リモート接続先で Time-of-Day アクセスが設定されていない場合は、すべてのコールがリモート接続先に送達されます。 デフォルトでは、呼び出しスケジュールの [すべての時間(All the time)] オプション ボタンおよび [この接続先を常に呼び出し(Always ring this destination)] オプション ボタンが選択されているため、すべてのコールがリモート接続先に送達されます。

      • アクセス リストを必ずメンバで設定すること、およびメンバを含まない空のアクセス リストを作成しないことをお勧めします。 空のアクセス リストが [発信者が次のアクセスリストに登録されている場合のみ、この接続先を呼び出す(Ring this destination only if caller is in)] ドロップダウン リスト ボックスで選択されている場合、すべてのコールがブロックされます(許可されません)。 空のアクセス リストが [発信者が次のアクセスリストに登録されている場合は、この接続先を呼び出さない(Do not ring this destination if caller is in)] ドロップダウン リスト ボックスで選択されている場合、指定された呼び出しスケジュール中にすべてのコールが許可されます。 いずれの場合も、空のアクセス リストの使用は、エンド ユーザに対して無用な混乱を招く原因となることがあります。

      Cisco Unified Communications Manager がこの機能でサポートしている使用例については、時刻アクセスの使用例を参照してください。

      エンド ユーザが Cisco Unified Communications セルフ ケア ポータル ウィンドウを使用して時刻アクセス設定をカスタマイズするために構成可能な設定値の詳細については、該当する Cisco Unified IP Phone モデルのユーザ ガイドを参照してください。

      DTMF を介したダイレクト コール パーク

      ユーザは、DTMF ディジットを使用して既存のコールをパークすることができます。 携帯電話からダイレクト コール パークを使用してコールをパークし、一意のモビリティ ユーザのパーク コードを入力します。 その後、ユーザはそのコードでコールを取得するか、他の誰かにそのコードでのコール取得を依頼することができます。 この機能は、別の部署やユーザにコールを受けてもらう必要のある縦型組織で役立ちます。

      企業の一員であるユーザが携帯電話でコールを受ける場合、そのユーザは、電話番号が非表示となる会議室内やデスク上の Cisco Unified IP Phone でそのコールに応答することも考えられます。 このようなユーザは、コールをパークしてから、そのコードだけを使用してパークされたコールを受けることができます。

      携帯電話ユーザがアクティブなコールに対応している場合には、システム管理者が設定してユーザに割り当てたパーク コードに、パークされる側を転送することにより、コールをパークできます。 ダイヤリングのシーケンスは DTMF 転送シーケンスに似ていますが、転送番号の代わりに事前設定されたパーク コードを使用するという点が異なります。

      DTMF を介したダイレクト コール パークの例 - コールのパーク

      次の例では、*82 は企業排他保留、*84 は転送、暗証番号は 12345、コール パークのコードは 3215 を示しています。 次のアクションは携帯電話で実行します。

      1. *82 をダイヤルします(コールを企業内で排他保留状態にするため)。

      2. 必要な場合、携帯電話のモデルに応じて、携帯電話を保留にします。

      3. エンタープライズ機能アクセス DID に新規コールを発信します。


      (注)  


      この同じ DID がエンタープライズ機能アクセス 2 段階ダイヤリング機能に使用されます。 この DID を設定するには、[コールルーティング(Call Routing)] > [モビリティ(Mobility)] > [エンタープライズ機能アクセス設定(Enterprise Feature Access Configuration)] メニュー オプションを使用します。


      1. コール コネクト後に、<PIN>#*84#<Park Code>#*84# というフィールドと番号のシーケンスをダイヤルします。

      2. たとえば、暗証番号が 12345 でパーク コードが 3215 の場合の番号シーケンスは 12345#*84#3215#*84# になります。

      Cisco Unified Communications Manager がパークされた発信側を保留にします。


      (注)  


      ユーザがエンタープライズ機能アクセス DID をダイヤルしてこの機能を呼び出す場合、携帯電話の発信者 ID を企業に送信する必要があります。また、この ID は設定済みのリモート接続先と一致する必要があります。 発信者 ID が存在しない場合、または一致する発信者 IDがない場合、ユーザはこの機能を呼び出すことができません。


      Cisco Unified Communications Manager がダイヤルされたパーク コードの番号を受信すると、番号分析エンジンが、ダイヤルされたパーク コードの番号が有効かどうかを確認します。 有効である場合、ダイレクト コール パーク機能がパーク コードを代行受信し、そのパーク コードが利用可能かどうかを確認します。 ダイヤルされたパーク コードが有効かつ利用可能である場合、パーク側は呼び出し音を受信し、選択されたパーク コードに関連付けられている Cisco Unified Communications Manager 汎用デバイスに対するセカンダリ コールが終了します。 この汎用デバイスは自動的に応答し、保留音(MOH)または保留トーンでパーク側を保留状態にします。 最後の *84 は、パークされる側に対して、選択されたパーク コードに関連付けられている Cisco Unified Communications Manager 汎用デバイスへの転送を実行します。 転送が完了すると、パークされる側は MOH または保留トーンを受信し、さらに選択されたパーク コードでパークされてから、取得までの待機状態に入ります。

      ユーザが指定したパーク コードを別ユーザがすでに使用している場合、Cisco Unified Communications Manager のダイレクト コール パーク機能のロジックにより、その選択済みパーク コードは拒否されます。 ユーザは別のパーク コードを選択できるようになります。

      ユーザが指定したパーク コードが有効でない場合、Cisco Unified Communications Manager はパーク側に対してリオーダー音を再生します。

      ダイレクト コール パーク機能に関しては、パーク コードとコード範囲がシステム全体で設定可能であることに注意してください。 システム内のすべての Cisco Unified Communications Manager サーバでパーク コードとコード範囲が共有されます。

      DTMF を介したダイレクト コール パークの例 - パークされたコールの取得

      ユーザがパークされたコールを取得しようとする場合は、ユーザは別の携帯電話をオフフックにすることができます。また、ユーザは 2 段階ダイヤリングを使用して、ダイレクト コール パークの取得用プレフィックス(たとえば 22)、およびパーク コードとコード範囲(たとえば 3215)を含む番号ストリングをダイヤルする必要があります。 次の一連のイベントが順に発生します。

      1. 携帯電話で、エンタープライズ機能の DID をダイヤルします。

      2. 接続時に、パークされたコールを取得するための以下のフィールドと番号のシーケンスをダイヤルします。

      3. <PIN>#1#<取得用プレフィックス><パーク番号>#

      4. この例では、パークされたコールを取得するためのフル シーケンスが 12345#1#223215# になります。

      コールが時間どおりに取得されない場合、パークされたコールは、パーク側にデフォルトで関連付けられている電話番号に戻ります。これは既存のコール パーク機能と同様です。

      共有回線がパーク側の電話回線用に設定されている場合、その共有回線に関連付けられているすべての電話機で呼び出し音が鳴ります。 さらに、dPark 機能により、管理者は [ダイレクトコールパークの設定(Directed Call Park Configuration)] ウィンドウでコール パーク復帰番号を設定できます。したがって、コール パーク復帰番号が設定された場合は、未取得のコールはパーク側の番号にではなく、この復帰番号に戻ります。

      Cisco Unified Communications Manager がこの機能でサポートしている使用例については、DTMF を介したダイレクト コール パークの使用例を参照してください。

      SIP URI ダイヤル

      この機能は、Cisco Unified Mobility のリモート接続先の追加タイプとして、Session Initiation Protocol(SIP)Universal Resource Identifier(URI)をサポートします。 電話番号がコールされると、Cisco Unified Communications Manager はそのコールを、To: ヘッダー内でこの SIP URI を使用する番号分析によって選択された SIP トランクにまで送達します。

      この機能は、全体的な SIP URI ではなく、ドメイン名だけに基づいたルーティングだけを許可します。

      このタイプのリモート接続先が設定されている場合、その他の Cisco Unified Mobility 機能(2 段階ダイヤリング、Cisco Unified Communications Manager へのコール時の電話番号へのトランスフォーメーション、対話型音声応答(IVR)サポート、発信者 ID の一致、または DTMF 転送および会議など)はサポートされません。

      SIP URI 管理の詳細

      SIP URI ダイヤル機能では、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウの [接続先番号(Destination Number)] フィールドで URI を入力できるようにするため、ビジネス ルールを緩和することが必要になります (Cisco Unified Communications Manager の管理ページのメニュー バーで、[デバイス(Device)] > [リモート接続先(Remote Destination)] メニュー オプションを選択します)。

      この機能の追加要件により、設定された URI ドメインに一致する SIP ルート パターンを、この機能が動作するように設定する必要があることが示されます。 SIP ルート パターンを設定するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページのメニュー バーで、[コールルーティング(Call Routing)] > [SIPルートパターン(SIP Route Pattern)] メニュー オプションを選択します。

      SIP URI の例

      リモート接続先に対しては、SIP URI の user@corporation.com が設定されます。 また、corporation.com を指定する SIP ルート パターンは、正しく解決されるよう、SIP URI のリモート接続先に対しても設定される必要があります。

      インテリジェント セッション制御

      この機能は、企業から携帯電話に直接発信されたコールの動作を変更し、そのようなコールをユーザの卓上電話機の番号にアンカーします (この機能を実装する前は、企業ユーザが携帯電話に直接コールを発信した場合、そのコールは通常の発信 PSTN コールのように扱われていました。つまり、コールは携帯電話にだけ送信され、モバイル ユーザはモビリティ機能を呼び出すことができませんでした)。

      企業からリモート接続先に発信されるコールは、次のように動作します。

      • モバイル ユーザは、DTMF を使用して保留、復帰、転送、会議などのコール中機能を呼び出すことができます。

      • モバイル ユーザは、携帯電話からのコールを終了し、デスク電話からのコールをピックアップできます。

      • 企業からリモート接続先に直接送信されるコールは、ユーザのデスク電話にアンカーされます。関連するリモート接続先プロファイルに設定されている [時刻アクセス(Time of Day Access)]、[サイレント(Do Not Disturb)]、[呼び出し前の遅延タイマー(Delay Before Ringing Timer)] の各設定値は無視されます。 直接コールは即座にモバイル ユーザに送信されます。

      • リモート接続先への直接コールは、モバイル ユーザから Cisco Unified Communications Manager への着信コールと同じように動作します。 モバイル ユーザは、次のモビリティ機能にアクセスできます。

        • コール中の機能([保留]、[復帰]、[転送]、[会議])

        • セッション ハンドオフ

        • コールのアンカー

      機能設定

      インテリジェント セッション制御機能の基本設定では、管理者は Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータの値を [True] に設定する必要があります。


      (注)  


      IP マルチメディア サブシステム(IMS)の場合は、インテリジェント セッション制御コール処理を実行する前に、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウで、または、Cisco Unified Mobility を有効にするために指定されたその他の手段のいずれかを使用して、Cisco Unified Mobility 機能が有効になっていることを確認します。


      Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータにアクセスするには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページ[システム(System)] > [サービスパラメータ(Service Parameters)] を実行します。 表示された [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで、サーバおよび Cisco CallManager サービスを指定します。 [Clusterwide Parameters (Feature - Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number)] ペインに次のサービス パラメータがあります。

      • [Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number]:機能を有効にするには、このサービス パラメータの値を [True] に指定します。 このパラメータが有効になっていると、リモート接続先に送信される発信コールはすべて、リモート接続先が関連付けられている企業電話番号にアンカーされます。

      • [Log Mobile Number in CDR for Rerouted RD Calls]:このサービス パラメータでは、リモート接続先に発信されるコールがアンカーされるときに、携帯電話番号と企業電話番号のいずれを呼詳細レコード(CDR)に記録するかを指定します。 [False] に設定した場合、企業電話番号が記録されます。 [True] に設定した場合、携帯電話番号が記録されます。

      • [Ignore Call Forward All on Enterprise DN]:このサービス パラメータでは、リモート接続先に発信されるコールがアンカーされるときに、企業電話番号に設定されている不在転送(CFA)の設定を無視するかどうかを指定します。 [True] に設定した場合、CFA は無視されます。[False] に設定した場合、CFA の設定は適用されます。

      [Clusterwide Parameters (System - Mobility)] ペインにある次のサービス パラメータも、インテリジェント セッション制御機能の動作に影響を与えます。

      • [Matching Caller ID with Remote Destination]:このサービス パラメータが [Complete Match] に設定されている場合、発信側番号の全桁が一致しないと、コールはリモート接続先に接続されません。 このサービス パラメータが [Partial Match] に設定されている場合、部分一致が許可されており、Number of Digits for Caller ID Partial Match サービス パラメータが適用されます。

      • [Number of Digits for Caller ID Partial Match]:Matching Caller ID with Remote Destination サービス パラメータが [Partial Match] に設定されている場合、このサービス パラメータに指定されている桁数が部分一致に適用されます。


      (注)  


      各サービス パラメータの詳細な定義については、Cisco Unified Communications Manager の管理ページでその名前をクリックしてください。


      Cisco Unified Mobility を使用したインテリジェント セッション制御機能の使用例が提供されています。

      インテリジェント セッション制御に関するその他のコール処理の詳細

      ダイヤル番号に一致するリモート接続先プロファイルに複数の回線が設定されている場合、Cisco Unified Communications Manager は最初に一致した回線を使用してコールをルーティングします。 携帯電話番号への直接コールは企業電話番号と照合されるため、企業電話番号の代行受信がサポートされている場合には、企業電話番号の代行受信を含め、すべての企業電話番号でのコールの代行受信が実行されます。 企業電話番号の代行受信転送は、Ignore Forward All on Enterprise DN サービス パラメータに基づいて無視されます。 このサービス パラメータが [True] に設定されている場合、Cisco Unified Communications Manager は企業電話番号の代行受信転送を無視し、コールを携帯電話に送信します。 このサービス パラメータが [False] に設定されている場合、Cisco Unified Communications Manager は企業電話番号で CFA 設定を有効にします。また、コールを CFA 転送先に送信するように設定されている場合は、その設定に従って送信します。

      携帯電話番号へのコールが、オーバーラップ送信が許可されているトランクまたはゲートウェイ経由で送信される場合、この機能は携帯電話番号への直接コールをアンカーしません。 この場合、携帯電話番号へのコールはアンカーされません。

      この機能に適用される追加の制限については、制限トピックを参照してください。

      インテリジェント セッション制御機能のトラブルシューティング

      インテリジェント セッション制御機能が想定どおりに機能しない場合には、次の点を確認してください。

      • [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで Intelligent Session Control が [True] に設定されていることを確認します。

      • IP マルチメディア サブシステムの場合は、インテリジェント セッション制御コール処理を実行する前に、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウで、または、Cisco Unified Mobility を有効にするために指定されたその他の手段のいずれかを使用して、Cisco Unified Mobility 機能が有効になっていることを確認します。

      • 発信者 ID が、Matching Caller ID with Remote Destination 設定に指定されたリモート接続先番号に一致することを確認します(完全一致または部分一致)。

      • 番号がダイヤルされた後、次のようなトレース行が Cisco Unified Communications Manager SSI ログに出力されることを確認します。

        10/14/2008 15:09:26.507 CCM|Digit analysis: getDaRes - Remote Destination [9725782583]|*^*^*

      • [リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [リモート接続先(Remote Destination)])で、企業電話番号の [回線の関連付け(Line Association)] チェックボックスがオンになっていることを確認します。

      • ルート パターン パーティションが、[リモート接続先プロファイルの設定(Remote Destination Profile Configuration)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)])で [再ルーティング用コーリングサーチスペース(Rerouting Calling Search Space)] として設定されるコーリング サーチ スペース(CSS)の一部であることを確認します。

      セッション ハンドオフ

      完全なセッション ハンドオフ機能は、携帯電話、PC、およびデスク電話との間で単一のコール、会議、およびセッション コラボレーションを移動できます。 セッション ハンドオフを使用すると、ユーザは携帯電話からデスク電話に会話を移動できます。 ツータッチ セッション ハンドオフでは、ハンドオフする発信側と受信する終端側の 2 回のユーザ入力が使用されます。

      デスク電話からのピックアップでセッション ハンドオフ機能を利用する主な利点は、ハンドオフしたコールに応答するまで元の会話を継続できることです。

      セッション ハンドオフ機能を設定する際には、特定のサービス パラメータの設定と、コールをハンドオフするモバイル デバイスの設定を行います。

      セッション ハンドオフのサービス パラメータ

      Cisco Unified Communications Manager の管理ページでサービス パラメータを設定するには、[システム(System)] > [サービスパラメータ(Service Parameters)] メニュー オプションを選択します。 [サーバ(Server)] ドロップダウン リスト ボックスで、サーバを選択します。 [サービス(Service)] ドロップダウン リスト ボックスで、Cisco CallManager サービスを選択します。

      セッション ハンドオフ機能を有効にするには、次のサービス パラメータを設定する必要があります。

      • [Session Handoff Alerting Timer]:このサービス パラメータは [Clusterwide Parameters (Device - General)] ペインにあり、セッション ハンドオフ コールの呼び出し音の時間を指定します。 デフォルト値は 10 秒で、有効な値の範囲は 1 ~ 999 秒です。

      • [Enterprise Feature Access Code for Session Handoff]:このサービス パラメータは [Clusterwide Parameters (System - Mobility)] ペインにあり、セッション ハンドオフをトリガーするための DTMF 機能コードを指定します。 デフォルト値は *74 です。

      これらのサービス パラメータの詳細については、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで目的のサービス パラメータの名前をクリックしてください。表示されたハイパーリンクをクリックすると、サービス パラメータの詳細な定義を参照できます。

      セッション ハンドオフ機能のモビリティ デバイス設定

      セッション ハンドオフ機能を有効にするには、モビリティ デバイスについて次の設定をします。

      • 回線レベルの電話番号とパーティションが一致するように、リモート接続先プロファイルの電話番号およびデスク電話共有回線を設定します。

      • リモート接続先プロファイルではデスク電話のオーナー ユーザ ID と同じモビリティ ユーザ ID を割り当てて、セッション ハンドオフを許可します。

      • 基本的な Cisco Unified Mobility ユーザ向けにセッション ハンドオフ機能を設定するには、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウの [ユーザID(User ID)] フィールドの設定値が、(デスクの)電話機の設定ウィンドウの [オーナーのユーザID(Owner User ID)] フィールドの設定値と一致する必要があります。

      • Cisco Unified Mobile Communicator ユーザ向けにセッション ハンドオフ機能を設定するには、Cisco Unified Mobile Communicator の [デバイス設定(Device Configuration)] ウィンドウの [オーナーのユーザID(Owner User ID)] フィールドと [モビリティユーザID(Mobility User ID)] フィールドの両方が、デスクの電話機の設定ウィンドウの [オーナーのユーザID(Owner User ID)] フィールドに一致する必要があります。

      セッション ハンドオフが他の機能に与える影響

      ユーザがコールをハンドオフすると、新しいコールがデスク電話に表示されます。 デスク電話で点滅が続く間は、ハンドオフされたコールに対して次の機能がトリガーされません。

      • 即時転送

      • 不在転送

      • DND

      • 自動転送

      ユーザがコールをハンドオフし、Session Handoff Alerting Timer サービス パラメータに指定されている時間内にデスク電話から応答しなかった場合、デスク電話では既存の [リモートで使用中(Remote In Use)] 状態が失われます。

      このため、デスク電話はセッション ハンドオフの後に共有回線機能を失います。 そのコールでは、携帯電話で保留(*81 を使用)してデスク電話から再開や、デスク ピックアップなど、コール中の機能は実行できません。 ただし、コールを再度ハンドオフすれば、デスク電話から再開できます。

      セッション ハンドオフ機能に関するトラブルシューティング情報

      携帯電話からコールがハンドオフされているのにデスク電話が点滅しない場合は、次の点を確認してください。

      • デスク電話の [オーナーのユーザID(Owner User ID)] が、[リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)] の [ユーザID(User ID)] に一致するかどうかを確認します。

      • [サービス パラメータ(Service Parameters)] では、Enable Enterprise Feature Access が [True] に設定されているかどうかを確認します。また、他の DTMF 機能(保留 [*81]、復帰 [*83])が機能しているかどうかを確認します。

      • セッション ハンドオフ DTMF コードの値(デフォルトは *74)および Session Handoff Alerting Timer の値(デフォルトは 10 秒)を確認します。

      セッションの永続性

      セッションの永続性は、ローミング中のモバイル ユーザのエクスペリエンスを向上させます。 セッションの永続性により、モバイル ユーザはサポートされているモバイル デバイスで、次のことを実行できるようになります。

      • Cisco Unified Communications Manager への再登録をすることなく、異なるネットワーク(Wi-Fi、VPN over 3G/4G などの)間でローミングを行う。

      • 異なるネットワーク間でローミングを実行しながらも、Cisco Unified Communications Manager で SIP ベースのサブスクリプション ステータスを維持する。

      • ネットワーク接続が失われた場合でも Cisco Unified Communications Manager への登録を維持する。

      • コールが終了することなく、アクティブなコールと保留中のコールの両方をネットワーク間でシームレスに遷移させる。

      ネットワーク間でローミングを実行している間の接続を容易にするため、セッションの永続性はキープアライブ登録による動的な IP アドレス/ポートの変更を可能にします。 また、この機能には製品レベルで有効化する必要がある設定可能な TCP 再接続タイマーが含まれているため、モバイル ユーザは一時的にネットワークの接続が失われたり、ローミング中であったりしても、接続したままの状態を維持することできます。 このタイマーは、モバイル デバイスで元の TCP 接続が明示的に切断された場合に限り有効になります。

      セッションの永続性の機能を利用するには、モバイル デバイスがシスコによって定義された SIP インターフェイスに準拠している必要があります。

      TCP 再接続タイマーの設定

      TCP 再接続タイマーが製品レベルで有効になっている場合にタイマーを設定するには、次のいずれかの設定ウィンドウで [TCP接続の切断またはローミング後にシームレスな再接続を実行するまでの待機時間(Time to Wait for Seamless Reconnect After TCP Drop or Roaming)] フィールドに値を設定します。

      • [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウ

      • [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウ

      • [エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウ

      コール ダスティング

      コール ダスティングにより、アクティブまたは保留中のコール セッションを、ハードウェアのエンドポイントからサポートの個人所有デバイスの持ち込み(BYOD)に転送します。 [MOVE] ソフトキーを押すと、この機能が起動します。

      次のようなコール フローを想定します。

      1. BYOD とハードウェアのエンドポイントが互いのプロキシミティの範囲内にあるときに、Unified Communications Manager を起動する [MOVE] ソフトキーを押して、同じユーザ ID を持つ共有回線デバイスを鳴らします。

      2. BYOD が応答すると、Unified Communications Manager によって、コールがエンドポイントから応答したデバイス(BYOD)へシームレスに切り替わります。

      携帯電話として設定されたものかリモート接続先として設定されたものかにかかわらず、MOVE ソフトキーを押すとすべての共有回線デバイスが鳴ります。

      単一の登録を使用するデュアルモード デバイスの場合、コールは優先される側(Wi-Fi またはセルラー)で鳴ります。この設定は REGISTER メッセージの中で示されます。 それ以外のデュアルモード クライアントでは、コールはまず Wi-Fi を介して鳴ります。 デバイスが Wi-Fi に登録されていないと、コールはセルラー ネットワークを介してルーティングされます。


      (注)  


      • コールが保留中であれば、[MOVE] ソフトキーを押せばまだ BYOD にコールを移動できます。 コールが BYOD にダスティングされると、コールは応答後にアクティブになります。

      • この機能は、サポートされている SIP 電話機にのみ適用されます。

      • コール ダスティングは、Time-of-Day ルーティングやアクセス リスト、サイレントよりも優先されます。


      QoE を使用した次世代のモバイル クライアント

      同じユーザ ID を共有し、特定のハント グループに関連付けられたデバイスがそのグループからサインオフした場合は、関連するモバイル デバイスに SNR コールが送出されません。

      Cisco Unified Communications Manager 9.0 は、ハント グループのログアウト機能をモバイル デバイスに拡張しました。 これにより、モバイル デバイスがデスク電話と同様に機能できるようになりました。 モバイル クライアント経由で Hlog ソフトキーを使用してハント グループをログアウトすると、ハント パイロット宛てのコールが受け取れなくなります。

      Cisco Unified Communications Manager 9.0 はデュアル モード スマートフォンの TLS/SRTP をサポートしています。 TLS は IP 電話向けと同じ携帯電話向けのセキュアで信頼できるデータ転送モードを設定し、SRTP は音声の会話を暗号化します。

      Cisco Unified Mobility 機能の使用例

      Cisco Unified Communications Manager でサポートされている以下の Cisco Unified Mobility 機能に関する使用例が提供されています。

      • モバイル コネクト

      • モバイル ボイス アクセス

      • Time-of-Day アクセス

      • DTMF を介したダイレクト コール パーク

      • インテリジェント セッション制御

      • セッション ハンドオフ

      Cisco Unified Mobility の使用例

      Cisco Unified Mobility は、次の使用例をサポートしています。

      • デスク電話または携帯電話で外部コールを受信する:外部の発信者がユーザのデスク電話の内線番号をダイヤルします。 デスク電話と携帯電話で、呼び出し音が同時に鳴ります。 ユーザが一方の電話機で応答すると、もう一方の電話機の呼び出し音は停止します。 ユーザは、コールの接続中に、接続を中断せずにデスク電話と携帯電話を切り替えることができます。 切り替えは、着信コールと発信コールの両方でサポートされています。

      • 携帯電話からデスク電話に戻す:デスク電話でコールの発信または応答を開始した後で携帯電話に切り替えた場合、コールをデスク電話に戻すことができます。

      • コール中のエンタープライズ機能を使用する:ユーザは Cisco Unified Mobility コールの接続中に、保留/再開、独占保留、転送、ダイレクト コール パーク、会議などのコール中機能を実行できます。

      モバイル ボイス アクセスの使用例

      モバイル ボイス アクセスは、次の使用例をサポートしています。

      • 携帯電話などのリモート電話機からモビリティ コールを発信する:ユーザはモバイル ボイス アクセスを使用して、まるでデスク電話からダイヤルしているかのように携帯電話からコールを発信できます。

      • 携帯電話でのコールの発信中に携帯電話からデスク電話に切り替える:ユーザがモバイル ボイス アクセスを使用して携帯電話からコールを発信した場合は、必要に応じて、コール中に接続を失うことなくデスク電話に切り替えたり、元に戻したりできます。

      時刻アクセスの使用例

      以下の使用例では、Time-of-Day アクセス機能の追加よりも前に設定されたアクティブなアクセス リストを使用した場合の Time-of-Day アクセス機能の役割について詳しく説明します。また、Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.0(1) 以降の機能に対して実施される新規プロビジョニングについても取り上げます。

      以前の Cisco Unified Communications Manager リリースからサポートされているアクティブなアクセス リストの使用例

      次の使用例では、Cisco Unified Communications Manager の以前のリリースからリリース 7.0(x) 以降へのアクティブなアクセス リストの移行が発生する場合について、Cisco Unified Mobility を使用して、Time-of-Day アクセス機能の役割について詳しく説明します。

      • 使用例 1:Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.0(x) よりも前に設定された許可または拒否されたアクセス リストが存在しない。

        移行後の結果:システムはすべてのコールを常時許可します。 [リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウに、[Cisco Unified Mobilityが有効な場合(When Cisco Unified Mobility is Enabled)] ペインが表示されます。 [呼び出しスケジュール(Ring Schedule)] ペインでは、[すべての時間(All the time)] オプション ボタンが選択されています。 [上記の呼び出しスケジュールの間にコールを受信する場合(When Receiving a call during the above ring schedule)] ペインでは、[この接続先を常に呼び出し(Always ring this destination)] オプション ボタンが選択されています。

      • 使用例 2:Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.0(x) よりも前に設定された許可されたアクセス リストのみ。

        移行後の結果:許可アクセス リストに属する発信者だけが、関連付けられたリモート接続先に到達できます。 [リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウに、[Cisco Unified Mobilityが有効な場合(When Cisco Unified Mobility is Enabled)] ペインが表示されます。 [呼び出しスケジュール(Ring Schedule)] ペインでは、[すべての時間(All the time)] オプション ボタンが選択されています。 [上記の呼び出しスケジュールの間にコールを受信する場合(When Receiving a call during the above ring schedule)] ペインでは、[発信者が次に登録されている場合のみ、この接続先を呼び出す(Ring this destination only if caller is in)] オプション ボタンが選択されており、それに対応するドロップダウン リスト ボックスにアクセス リストが表示されます。

      • 使用例 3:Cisco Unified Communications Manager のリリース 7.0(x) よりも前に設定された拒否されたアクセス リストのみ。

        移行後の結果:拒否アクセス リストに属する発信者は、関連付けられたリモート接続先には到達できません。ただし、その他の発信者は全員、リモート接続先に常時コールできます。 [リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウに、[Cisco Unified Mobilityが有効な場合(When Cisco Unified Mobility is Enabled)] ペインが表示されます。 [呼び出しスケジュール(Ring Schedule)] ペインでは、[すべての時間(All the time)] オプション ボタンが選択されています。 [上記の呼び出しスケジュールの間にコールを受信する場合(When Receiving a call during the above ring schedule)] ペインでは、[発信者が次に登録されている場合、この接続先を呼び出さない(Do not ring this destination if caller is in)] オプション ボタンが選択されており、それに対応するドロップダウン リスト ボックスにアクセス リストが表示されます。

      最新の Cisco Unified Communications Manager リリースを使用した Time-of-Day アクセスの使用例

      次の使用例は、Cisco Unified Communications Manager の最新リリースを使用した Cisco Unified Mobility の Time-of-Day アクセス機能に関するものです。

      • 使用例 4:業務時間中のコールのみを許可する。

        設定:月曜日から金曜日までの業務時間を指定する呼び出しスケジュールを設定し、[この接続先を常に呼び出し(Always ring this destination)] オプション ボタンを選択します。

        結果:システムは業務時間中には発信者全員を許可しますが、業務時間外の場合、コールはこのリモート接続先に送達されません。

      • 使用例 5:業務時間中の特定の番号からのコール(たとえば同僚からのコール)のみを許可する。

        設定:月曜日から金曜日までの業務時間を指定する呼び出しスケジュールを設定して、[発信者が次に登録されている場合のみ、この接続先を呼び出す(Ring this destination only if caller is in)] オプション ボタンを選択し、アクセス リストを指定します。

        結果:アクセス リストに属する発信者だけが、業務時間中にリモート接続先にコールできます。その他の発信者はすべて、業務時間中にはブロックされます。 業務時間外には、このリモート接続先をコールが呼び出すことはありません。

      • 使用例 6:業務時間中に特定の番号(たとえば 1800 個の番号)をブロックする。

        設定:月曜日から金曜日までの業務時間を指定する呼び出しスケジュールを設定し、[発信者が次のアクセスリストに登録されている場合は、この接続先を呼び出さない(Do not ring this destination if caller is in)] オプション ボタンを選択し、アクセス リストを指定します。

        結果:アクセス リストに属する発信者だけが、業務時間中にリモート接続先へのコールをブロックされます。その他の発信者はすべて、業務時間中にリモート接続先へコールを発信できます。 業務時間外には、このリモート接続先をコールが呼び出すことはありません。

      DTMF を介したダイレクト コール パークの使用例

      Cisco Unified Mobility の DTMF 機能を介したダイレクト コール パークは、次の使用例をサポートしています。

      • 携帯電話ユーザが、選択されたパーク コードでのコールをパークする。

      • 携帯電話ユーザが、選択された使用不能パーク コードでのコールをパークする。

      • 携帯電話ユーザが、選択された無効パーク コードでのコールをパークする。

      • 携帯電話ユーザが、DTMF 転送コードの入力後にパーク コードの入力を行わない。

      • パーク元がコールのパークを試みている間に、パークされた発信側が接続を切断する。

      • パークされた発信側が、選択されたパーク コードでパークされており、かつ取得までの待機状態に入っている間に接続を切断する。

      • ユーザが、ダイレクト コール パークの取得用番号、および使用中でないパーク コードをダイヤルする。

      • コールをパークするための番号ストリングの長さと、コールを取得するための番号ストリングの長さが同じになるよう、管理者がトランスレーション パターンを設定する。

      • パークされたコールをユーザが再試行する。

      • パークされたコールが戻る。

      • パーク コードの使用中に、パーク コードまたはコード範囲、ダイレクト コール パークのパーク プレフィックス、ダイレクト コール パークの取得用プレフィックスのいずれかのエンティティが修正または削除される。

      • ネットワークの分割時に、ダイレクト コール パークが指定される。

      インテリジェント セッション制御の使用例

      インテリジェント セッション制御機能は、次の使用例をサポートします。

      • Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータが [False] に設定されている。

      • Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータが [True] に設定されている。

      • Ignore Call Forward All on Enterprise DN サービス パラメータが [False] に設定されている。

      以降の項では、インテリジェント セッション制御機能の使用例をいくつか示し、その例で行われる設定について説明します。

      使用例 1:Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータが [False] に設定されている

      この使用例では、Cisco Unified Communications Manager からリモート接続先に直接コールが発信される前に、次の設定が行われます。

      1. Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータが [False] に設定されます。

      2. Number of Digits for Caller ID Partial Match サービス パラメータに、部分一致用の 7 桁が指定されます。

      3. 電話機 A の [DN] が 5137000 に指定されます。

      4. 電話機 B の [DN] が 5135282 に指定され、[オーナーのユーザID(Owner User ID)] が gbuser1 となります。また、[リモート接続先(Remote Destination)] が 9725782583 に指定されます。

      5. PreDot として DDI でルート パターン 9.XXXXXXXXXX が使用されます。

      6. rcdn-gw ゲートウェイを指すようにルート パターンが設定されます。

      下の図に、Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータが [False] に設定されているときにリモート接続先に直接送信されるコールの設定を示します。

      図 1. 使用例 1:Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータが [False] に設定されている

      次のアクションが行われると、この使用例に示した動作が開始されます。

      • 電話機 A(DN が 5137000)のユーザが、05782583 をダイヤルして携帯電話にコールを発信する。

      次のコール処理が実行されます。

      1. トランスレーション パターンが一致し、着信番号が 99725782583 に変換されます。

      2. ルート パターン 9.XXXXXXXXXX が一致します。

      3. ルート パターンによって先頭の(PreDot)9 が削除されて、番号が 9725782583 となります。

      4. リモート接続先と企業電話番号のマッピングは行われません。

      5. コールは、ゲートウェイ経由でモバイル ユーザにだけ送達されます。このリモート接続先が関連付けられている企業電話番号にはアンカーされません。

      使用例 2:Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータが [True] に設定されている

      この使用例では、Cisco Unified Communications Manager からリモート接続先に直接コールが発信される前に、次の設定が行われます。

      1. Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータが [True] に設定されます。

      2. Number of Digits for Caller ID Partial Match サービス パラメータに、部分一致用の 7 桁が指定されます。

      3. 電話機 A の [DN] が 5137000 に指定されます。

      4. 電話機 B の [DN] が 5135282 に指定され、[オーナーのユーザID(Owner User ID)] が gbuser1 となります。また、[リモート接続先(Remote Destination)] が 9725782583 に指定されます。

      5. PreDot として DDI でルート パターン 9.XXXXXXXXXX が使用されます。

      6. PreDot として DDI でトランスレーション パターン 0.XXXXXXX が使用され、プレフィックス番号が 9972 に指定されます。

      7. rcdn-gw ゲートウェイを指すようにルート パターンが設定されます。

      次のアクションが行われると、この使用例に示した動作が開始されます。

      • 電話機 A(DN が 5137000)のユーザが、05782583 をダイヤルして携帯電話にコールを発信する。

      次のコール処理が実行されます。

      1. トランスレーション パターンが一致し、着信番号が 99725782583 に変換されます。

      2. ルート パターン 9.XXXXXXXXXX が一致します。

      3. ルート パターンによって先頭の(PreDot)9 が削除されて、番号が 9725782583 となります。

      4. リモート接続先と企業電話番号のマッピングが、電話機 B に対して設定されたリモート接続先に一致します。

      5. コールは、呼び出し先のユーザの企業電話番号にアンカーされ、ユーザ リモート接続先に送達されます。

      6. モバイル ユーザがコールに応答すると、電話機 B は [リモートで使用中(Remote In Use)](RIU)状態になります。

      使用例 3:Ignore Call Forward All on Enterprise DN サービス パラメータが [False] に設定されている

      この使用例では、Cisco Unified Communications Manager からリモート接続先に直接コールが発信される前に、次の設定が行われます。

      1. Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number サービス パラメータが [True] に設定されます。

      2. Ignore Call Forward All on Enterprise DN サービス パラメータが [False] に設定されます。

      3. Number of Digits for Caller ID Partial Match サービス パラメータに、部分一致用の 7 桁が指定されます。

      4. 電話機 A の [DN] が 5137000 に指定されます。

      5. 電話機 B の [DN] が 5135282 に指定され、[オーナーのユーザID(Owner User ID)] が gbuser1 となります。また、[リモート接続先(Remote Destination)] が 9725782583 に指定されます。 電話機 B の不在転送設定として、電話機 C(DN が 5138000)への転送が指定されます。

      6. PreDot として DDI でルート パターン 9.XXXXXXXXXX が使用されます。

      7. PreDot として DDI でトランスレーション パターン 0.XXXXXXX が使用され、プレフィックス番号が 9972 に指定されます。

      8. rcdn-gw ゲートウェイを指すようにルート パターンが設定されます。

      次のアクションが行われると、この使用例に示した動作が開始されます。

      • 電話機 A(DN が 5137000)のユーザが、05782583 をダイヤルして携帯電話にコールを発信する。

      次のコール処理が実行されます。

      1. トランスレーション パターンが一致し、着信番号が 99725782583 に変換されます。

      2. ルート パターン 9.XXXXXXXXXX が一致します。

      3. トランスフォーメーション後、番号は 9725782583 になります。

      4. リモート接続先と企業電話番号のマッピングが、電話機 B に対して設定されたリモート接続先に一致します。

      5. コールは、ユーザの企業電話番号に転送され、携帯電話ではなく電話機 B に移動します。

      6. Ignore Call Forward All on Enterprise DN サービス パラメータが [False] に設定されているため、コールは電話機 B から電話機 C に転送されます。

      セッション ハンドオフの使用例

      セッション ハンドオフ機能は、次の使用例をサポートします。

      • DTMF トーン(*74)を使用したセッション ハンドオフ

      • [移動] ソフトキーを使用したセッション ハンドオフのイベント

      • VoIP モードを使用したセッション ハンドオフ

      • セッション ハンドオフの失敗またはユーザによるセッション ハンドオフのキャンセル

      DTMF トーン(*74)を使用したセッション ハンドオフ

      DTMF トーン(デフォルトは *74)を使用したセッション ハンドオフの場合、次の一連のイベントが発生します。

      1. ユーザ A がユーザ B のデスク電話に電話をかけます。 シングル ナンバー リーチ機能を使用して、ユーザ B が携帯電話でそのコールに応答します。ユーザ B のデスク電話は、[リモートで使用中(Remote In Use)] 状態になります。

      2. ユーザ B が *74(セッション ハンドオフ DTMF コード)を押します。 ユーザ B のデスク電話(SCCP または SIP を実行しているサポート対象の電話機)が点滅します。 ユーザ B はまだ携帯電話でユーザ A と話しています。

      3. 会話をデスク電話に移動するには、Session Handoff Alerting Timer サービス パラメータ(デフォルトは 10 秒)の期限が切れる前に、ユーザ B はデスク電話からコールに応答する必要があります。 このタイマーの期限が切れると、デスク電話の点滅が停止します。 ユーザ B は引き続き携帯電話から会話を継続できます。

      [移動] ソフトキーを使用したセッション ハンドオフのイベント

      [移動] ソフトキーを使用したセッション ハンドオフのイベントの場合、次の一連のイベントが発生します。

      1. SIP REFER メッセージ内に埋め込まれている [移動] ソフトキーのイベント メッセージを使用して、セッション ハンドオフがトリガーされます。

      2. Cisco Unified Communications Manager が REFER メッセージを受信すると、Cisco Unified Communications Manager によってセッション ハンドオフがトリガーされます。


      (注)  


      セッション ハンドオフを開始したコールがユーザ モバイル デバイスで切断されても、Session Handoff Alerting Timer の期限が切れる前にデスク電話でコールを再開してコールを継続できます。 これらの使用例は、ユーザがエレベーターやデッドゾーン/スポットなど、モバイル接続を維持できない領域に移動すると発生する場合があります。


      SIP クライアントでの VoIP モードを使用したセッション ハンドオフ

      SIP クライアントの場合、携帯電話モードだけでなく VoIP モードでもセッション ハンドオフがサポートされています。 このシナリオの場合、次の手順が行われます。

      1. リモート接続先で VoIP(Wi-Fi)モードで SIP クライアントを使用しているユーザが、スマートフォンで [移動] ソフトキーを使用して、セッション ハンドオフを開始します。

      2. Cisco Unified Communications Manager は、デスク電話の共有回線を点滅させ、デスク電話がコールに応答するまでメディアを中断させません。

      この機能は、ユーザがエクステンション モビリティにログオンした場合にも働くことに注意してください。

      セッション ハンドオフの失敗またはユーザによるセッション ハンドオフのキャンセル

      セッション ハンドオフが失敗した場合、次の手順が行われます。

      1. Cisco Unified Mobile Communicator または VoIP クライアントが、オーナー ユーザ ID が正しくないステーションへのセッション ハンドオフを開始します。

      2. セッション ハンドオフが失敗します。 「Cannot move conversation」という SIP メッセージがクライアントに送信されます。

        ユーザがセッション ハンドオフをキャンセルした場合、セッション ハンドオフは停止します。 次の手順が行われます。

      3. ユーザが Cisco Unified Mobile Communicator または VoIP クライアントからセッション ハンドオフを実行します。

      4. セッション ハンドオフが完了する前に、ユーザがクライアントからセッション ハンドオフをキャンセルします。

      5. Cisco Unified Communications Manager がセッション ハンドオフをキャンセルします。 共有回線デバイスの呼び出し音が停止します。

      インタラクションおよび制限事項

      インタラクションおよび制限事項で指摘されたものを除いて、ほとんどの標準的な Cisco Unified Communications Manager 機能が Cisco Unified Mobility 機能と完全に互換性があります。

      Cisco Mobility の CMC および FAC 機能では、代替番号をその DVO コールバック番号として使用することはできません。 DVO コールバック番号は、[MI(モビリティ ID)ページ(MI (Mobility Identity))]に登録された番号である必要があります。

      インタラクション

      以下の項目は、Cisco Unified Mobility と他の Cisco Unified Communications Manager コンポーネント間のインタラクションに関するものです。

      自動コール ピックアップ

      Cisco Unified Mobility は、サービス パラメータの選択に基づいて自動コール ピックアップと通信します。 Auto Call Pickup Enabled サービス パラメータを [True] に設定すると、エンド ユーザは [ピック] ソフトキーを押すだけでコールを受けることができます。

      Auto Call Pickup Enabled サービス パラメータを [False] に設定した場合、エンド ユーザは [ピック]、[G ピック]、または [他Grp] ソフトキーを押してから、[応答] ソフトキーを押す必要があります。

      自動コール ピックアップの例

      電話機 A、電話機 B(Cisco Unified Mobility 加入者)、および電話機 C は Engineering グループに属し、電話機 D、電話機 E、および電話機 F は Accounting グループに属しています。

      電話機 D は、Engineering グループの電話機 A にコールします。 電話機 A の呼び出し音が鳴り、このグループの電話機 B および電話機 C はピックアップに関する通知を受信します。

      自動コール ピックアップが有効である場合、Cisco Unified Mobility 機能を後で使用するには、電話機 B の [ピック] ソフトキーを押します。

      自動コール ピックアップが有効でない場合、電話機 B の [ピック] ソフトキーを押すと、電話機 B に関連付けられているリモート接続先で呼び出し音が鳴ります。 電話機 B の [応答] ソフトキーを押すと、リモート接続先での呼び出し音は停止します。 ユーザはその後、携帯電話ピックアップとデスクトップ コール ピックアップを実行できます。

      自動代替ルーティング

      このインタラクションが実装される前は、デスク電話が自動代替ルーティング(AAR)に対応するように設定され、そのデスク電話が携帯電話にリモート接続先として設定されていても、帯域幅が足りない状況になった場合には、リモート接続先へのコールに対して AAR 機能がトリガーされませんでした。

      Cisco Unified Mobility は、現在、次のような自動代替ルーティング(AAR)をサポートしています。

      • 位置情報サービスの帯域幅不足のために拒否が発生した場合、AAR に対応するように設定されているデバイスでは AAR がトリガーされます。

      • ただし、Resource Reservation Protocol(RSVP)に基づいて拒否が発生した場合、リモート接続先へのコールに対して AAR はトリガーされません。

      拡張機能と接続機能

      Extend and Connect 機能により、ユーザは Cisco Unified IP Phone または Cisco Jabber for Desktop の制御下にあるリモート接続先の電話機で着信コールに応答することができます。 ただし、接続された(アクティブな)コールは Cisco Unified IP Phone とリモート電話機との間で移送することはできません。 そのため、リモート電話機でのアプリケーション制御は強まりますが、Cisco Unified IP Phone に折り返しを移送できるといったモビリティ機能は失われます。 この機能には、CTI リモート デバイスの設定が必要になります。

      Unified Mobility 機能により、ユーザは Cisco Unified IP Phone や携帯電話、自宅の電話機、ホテルの電話機などのリモート接続先で、企業の内線への着信コールに応答することができます。ユーザは Cisco Unified IP Phone と携帯電話との間で接続を失うことなくアクティブ コールを移送できます。 この機能には、リモート接続先プロファイルの設定が必要になります。

      モバイル用の Cisco Jabber は、シングル統合スマート クライアントにおけるテレフォニー、アベイラビリティ、IM、およびコラボレーションを可能にします。 さらに、ネイティブ スマートフォンと統合して、完全な Cisco Unified Mobility 機能セットを提供します。 この組み合わせにより、ユーザはネットワーク間(Wi-Fi やセルラー)のトランジット時に、モバイル デバイスからシームレスに通信することができます。 モビリティ ソリューションに組み込まれたインテリジェンスは、ネットワークが変更になると動的に別の機能を利用可能にし、ユーザの介入や事前設定を不要にします(DVO サポートなど)。

      この 2 つのモビリティ ソリューションにより、ユーザは企業内にいるかのように通信することができます。ユーザに到達できる可能性が高まり、アクティブなユーザが移動するとコールを別のデバイスやネットワークに移送する柔軟性を提供します。

      Unified Mobility および Extend and Connect の両方の機能を必要とするユーザは、リモート デバイス プロファイル タイプと CTI リモート デバイス タイプの両方のオーナー ID が同じ場合に、これらのタイプに同じリモート接続先を構成することができます。 これにより、Cisco Mobility 機能を Extend and Connect と同時に使用することができます。


      (注)  


      両方のデバイス タイプに同じリモート接続先を設定する機能は、Cisco Unified Communications Manager リリース 10 以降でサポートされています。

      詳しくは、「拡張機能と接続機能」の章を参照してください。

      外部コール制御

      外部コール制御が設定されている場合は、外部コール制御の章で説明したように、Cisco Unified Communications Manager が以下の Cisco Unified Mobility 機能に関する付加ルート サーバからのルート決定に従います。

      • Cisco Unified Mobility

      • モバイル ボイス アクセス

      • エンタープライズ機能アクセス

      • Dial-via-Office リバース コールバック

      • Dial-via-Office 転送


      ヒント


      モバイル ボイス アクセスまたはエンタープライズ機能アクセスを呼び出すには、エンド ユーザが、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定されている機能電話番号をダイヤルする必要があります。 着信側番号は(この場合)機能 DN であるため、Cisco Unified Communications Manager がコールを受信したときに、Cisco Unified Communications Manager は外部コール制御を呼び出しません。 コールがアンカーされた後、Cisco Unified Communications Manager によりユーザ認証が要求され、ユーザは発信先の番号を入力します。 Cisco Unified Communications Manager が発信先にコールを送達しようとすると、外部コール制御が呼び出されます。Cisco Unified Communications Manager は、コール ルーティング クエリーを付加ルート サーバに送信して、コールの処理方法を決定します。


      Cisco Unified Communications Manager は以下の Cisco Unified Mobility 機能に関するルーティング クエリーを送信しません。

      • セル ピックアップ

      • デスク ピックアップ

      • セッション ハンドオフ

      インテリジェント セッション制御およびセッション ハンドオフ

      企業電話番号にアンカーされるリモート接続先への直接コールの場合、モバイル ユーザはセッション ハンドオフ機能を呼び出し、デスク電話にコールをハンドオフできます。


      (注)  


      IP マルチメディア サブシステムの場合は、インテリジェント セッション制御コール処理を実行する前に、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウで、または、Cisco Unified Mobility を有効にするために指定されたその他の手段のいずれかを使用して、Cisco Unified Mobility 機能が有効になっていることを確認します。


      ライセンス

      Cisco Unified Mobility はライセンスを使用します。 [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウで [モビリティの有効化(Enable Mobility)] チェックボックスをオンにすると、Cisco Unified Mobility 用のデバイス ライセンス ユニット(DLU)を消費するためのライセンスがトリガーされます。消費されるライセンスの数は、Cisco Unified Mobility のエンド ユーザに明示的に付加デバイスを割り当てたかどうかによって異なります。 ライセンスと Cisco Unified Mobility の関係については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』を参照してください。

      ローカル ルート グループ

      リモート接続先に対するシングル ナンバー リーチ コールでは、発呼側のデバイス プールによって標準ローカル ルート グループの選択が決まります。

      Cisco Unified Mobility と Cisco Unified Border Element を使用した SIP トランク

      Cisco Unified Mobility は、Cisco Unified Border Element(CUBE)を使用した SIP トランク経由のコール中機能を使用しない Cisco Unified Mobility 機能をサポートしています。

      サポートされるコールの数

      各リモート接続先は、最大 2 つのアクティブなコールをサポートします。 Cisco Unified Mobility では、リモート接続先ごとに Cisco Unified Communications Manager 経由の最大 2 つのアクティブ コールがサポートされます。 DTMF で転送や会議を行うためにエンタープライズ機能アクセス電話番号(DID 番号)を使用することは、1 つのコールとしてカウントされます。 Cisco Unified Mobility ユーザが、リモート接続先の 2 つのアクティブなコールを受けているとき、または DTMF でリモート接続先からのコールを転送して会議を行うときにコールを受信すると、受信されたコールはリモート接続先ではなく、企業のボイスメールに到達します。これはつまり、無応答時転送(CFNA)が設定されていたり、コールが共有回線で応答されなかったりする場合です。

      制限事項

      Cisco Unified Mobility は、他の Cisco Unified Communications Manager コンポーネントと一緒に動作するときに以下の制限事項を強制します。

      コールのアンカー

      コールのアンカーは、発信者 ID に基づいて実行され、登録されているシングル モードの電話機またはデュアルモード フォンからのコールだけでサポートされます。

      自動転送

      エンド ユーザがリモート接続先を設定した場合、未登録時の不在転送を設定する必要はありません。 適切なコール転送は、Cisco Unified Mobility 処理の一部として処理されます。

      コール キューイング

      Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Unified Mobility を使用したコール キューイングをサポートしていません。

      SIP を実行している Cisco Unified IP Phone 7940 および 7960

      SIP を実行している場合、Cisco Unified IP Phone 7940 および 7960 ではリモートで使用中の状態がサポートされないため、デスクトップ コール ピックアップをサポートできません。

      これらの電話機では、SIP を実行している Cisco Unified IP Phone 7940 または 7960 から携帯電話に送達されたコールを携帯電話ユーザが切った場合、発呼側で(リモート接続先エンド ユーザの [デスクピックアップの最大待機時間(Maximum Wait Time for Desk Pickup)] フィールドの設定に従って)10 秒間保留音が流れた後、コールが終了します。 デスクトップ コール ピックアップ機能は、これらの電話機モデルが SIP デバイスとして実行している場合にはサポートされないため、ユーザのデスク電話には [復帰] ソフトキーが表示されず、ユーザはデスク電話でコールをピックアップできません。

      Cisco Unified IP Phone 7940 および 7960 は、Cisco Unified Mobility を使用可能なユーザに対して SCCP を実行するように設定することをお勧めします。

      会議

      モバイル ボイス アクセスを使用する場合、ユーザは会議の管理者としてミートミー会議を開始することはできませんが、ミートミー会議に参加することはできます。

      既存の会議コールが、リモート接続先の共有回線 IP Phone、デュアルモード フォン、またはスマートフォンから開始されている場合、会議コールが携帯電話に送信された後や、デュアルモード ハンドオフ アクションが発生した後では、既存の会議に新しい会議参加者を追加できません。 新しい会議参加者の追加を可能にするには、Advanced Ad Hoc Conference Enabled サービス パラメータを使用します。

      携帯電話からの「+」文字のダイヤル

      ユーザは携帯電話で Dual-Tone Multifrequency(DTMF)を使用して「+」記号をダイヤルすると、国際エスケープ文字を指定できます。

      Cisco Unified Mobility では、携帯電話から電話番号に「+」文字を含む企業の IP Phone へコールを発信するために、IVR 用の DTMF を使用して「+」をダイヤルすることはサポートされていません。

      Cisco Unified Mobility では、携帯電話から電話番号に + 文字を含む企業の IP Phone にコールを発信するために、2 段階ダイヤリング用の DTMF を使用して + をダイヤルすることはサポートされていません。

      Cisco Unified Communications Manager の管理ページでの国際エスケープ文字の設定方法については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』を参照してください。

      デスク電話での DND およびリモート接続先への直接コール

      デスク電話は、[サイレント(Do Not Disturb)](DND)が有効になっていると、[リモートで使用中(Remote In Use)] 状態にすることができません。次の場合、コールはアンカーされません。

      • DND は [コール拒否(Call Reject)] オプションで有効にします。

      • DND をアクティブ化するには、デスク電話の DND ソフトキーを押します。

      ただし、DND が呼出音オフのオプションとともに有効になっている場合、コールはアンカーされます。

      デュアルモード ハンドオフおよび発信者 ID

      デュアルモード ハンドオフを使用するには、セルラー ネットワークで発信者 ID が使用可能になっている必要があります。

      デュアルモード フォンおよびコールのアンカー

      リモート接続先として設定されているデュアルモード フォン(Cisco Unified Mobility Advantage と、SCCP または SIP を実行しているデュアルモード フォン)は、コールをアンカーできません。

      デュアルモード フォンおよびコンピュータ/テレフォニー インテグレーション(CTI)アプリケーション

      デュアルモード フォンが Wireless Fidelity(Wi-Fi)エンタープライズ モードの場合、この電話機を CTI アプリケーションで管理したりモニタしたりできません。

      WLAN で共有回線コールを受けているデュアルモード フォンの [リモートで使用中] インジケータは、デュアルモード フォンが WLAN の範囲外に移動した場合は、表示されなくなります。

      デュアルモード フォンおよびデスクトップ コール ピックアップ

      デスクトップ コール ピックアップ機能は、次の携帯電話のモデルには適用されません。

      • SIP を実行している Nokia 902iL および Nokia 906iL デュアルモード フォン

      • Skinny Client Control Protocol(SCCP)を実行している Nokia S60 デュアルモード フォン

      これらの電話機モデルでは、携帯電話ユーザがコールを切ると、発呼側では(リモート接続先エンド ユーザの [デスクピックアップの最大待機時間(Maximum Wait Time for Desk Pickup)] フィールドの設定に従って)10 秒間保留音が流れた後、コールが終了します。 デスクトップ コール ピックアップ機能はこれらの電話機モデルではサポートされていないため、ユーザのデスク電話には [復帰] ソフトキーが表示されず、ユーザはデスク電話でコールをピックアップできません。

      SIP および登録期間を実行しているデュアルモード フォン

      SIP を実行しているデュアルモード フォンの場合、Cisco Unified Communications Manager は SIP Station KeepAlive Interval サービス パラメータに指定されている値ではなく、電話機と関連付けられている SIP プロファイルの [レジスタのタイムアウト値(Timer Register Expires、秒)] フィールドの値を使用して登録期間を決定します。

      セルラー ネットワークからのエンタープライズ機能

      セルラー ネットワークからエンタープライズ機能を使用するには、アウトオブバンド DTMF が必要です。


      (注)  


      クラスタ間 DN を SIP トランク(クラスタ間トランクまたはゲートウェイ)での IP Phone のリモート接続先として使用している場合は、IP Phone を設定するときに [DTMF受信が必要(Require DTMF Reception)] チェックボックスをオンにします。 これにより、エンタープライズ機能アクセス ミッドコール機能に重要な DTMF ディジットをアウト オブ バンドで受信できるようになります。


      DTMF を使用するモバイル通信用グローバル システム(GSM)でのエンタープライズ機能

      DTMF を使用するモバイル通信用グローバル システム(GSM)でのエンタープライズ機能のアベイラビリティは、サードパーティ製スマートフォンでサポートされる機能によって異なります。

      ゲートウェイとポート

      モバイル ボイス アクセスでは、H.323 ゲートウェイと SIP VoIP ゲートウェイの両方がサポートされます。

      Cisco Unified Mobility 機能は、T1 CAS、FXO、FXS、および BRI ではサポートされません。

      Cisco Unified Mobility Advantage を使用している場合の IPv6 のサポート

      Cisco Unified Mobility は、Cisco Unified Mobility Advantage を使用して、 Dial via Office またはコール中の機能用に Cisco Unified Communications Manager へ接続するモバイル クライアントの IPv6 をサポートしていません。 Cisco Unified Mobility Advantage は、IPv6 アドレスをサポートしていません。

      iPhone ベースの Cisco Jabber VoIP コール

      シスコのモバイル デバイスは、Voice over IP(VoIP)および Dial via Office(DVO)コール スキームをサポートしていますが、iPhone ベースの Cisco Jabber でサポートされるのは VoIP コールだけです。


      (注)  


      Android ベースの Cisco Jabber クライアントでは、VoIP および DVO の両方がサポートされます。


      DTMF の保留が押されている場合はデスクトップ コール ピックアップの最大待機時間が適用されない

      ユーザがリモート接続先(スマートフォンまたは他の電話機)から *81 DTMF コードを押してコールを保留にしている場合、ユーザのデスク電話には [復帰] ソフトキーが表示されます。 ただし、デスク電話にはデスクトップ コール ピックアップのタイマーは適用されません。 [復帰] ソフトキーは、エンド ユーザがコールをピックアップするように設定されているタイムアウト後もそのまま表示され、コールは終了しません。

      代わりにユーザは、デスク電話をトリガーしてデスクトップ コール ピックアップにタイマーを適用させているリモート電話機で、コールを切る必要があります (この設定を変更するには、[エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウの [デスクピックアップの最大待機時間(Maximum Wait Time for Desk Pickup)] フィールドを使用します)。

      Cisco Unified Mobility サポートの制限事項

      Cisco Unified Mobility 機能は、一次群速度インターフェイス(PRI)公衆電話交換網(PSTN)接続のみでサポートされます。

      SIP トランクの場合、Cisco Unified Mobility は IOS ゲートウェイまたはクラスタ間トランク経由でサポートされます。

      Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)

      Cisco Unified Mobility は Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)で動作しません。 コールが MLPP によってプリエンプション処理された場合、Cisco Unified Mobility 機能はそのコールに対して無効になります。

      複数ノード クラスタ環境

      複数ノード クラスタ環境で、Cisco Unified Communications Manager パブリッシャ サーバが到達不可能な場合、エンドユーザが Mobile Voice Access あるいは 2 段階ダイヤリングを使用して Cisco Unified Mobility をオフまたはオンに変更しても保存されません。

      オーバーラップ送信

      インテリジェント セッション制御機能では、オーバーラップ送信パターンはサポートされません。

      QSIG

      モビリティは QSIG をサポートしません。

      Q シグナリング(QSIG)パス置換

      QSIG(Q シグナリング)パス置換はサポートされません。

      リモート接続先プロファイル

      リモート接続先プロファイルに関連付けられた電話番号を設定する場合、[電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウの [表示(内線発信者ID)(Display (Internal Caller ID))] フィールドには、ASCII 文字だけを使用する必要があります。

      リモート接続先

      リモート接続先は、時分割多重(TDM)デバイスである必要があります。 Cisco Unified Communications Manager システム内では、IP 電話をリモート接続先として設定できません。

      リモート接続先が、PSTN 番号または ICT 上の番号を指定していることを確認してください。

      リモート接続先は、Cisco Unified IP Phone が保留にしたコールを再開できません。

      サービス パラメータ

      エンタープライズ機能アクセスのサービス パラメータは、標準の電話機またはスマートフォンに適用されます。ただし、スマートフォンは、通常、ワンタッチ キーを使用して適切なコードを送信します。 管理者は、Cisco Unified Mobility で使用するすべてのスマートフォンに対して、エンタープライズ機能アクセスのデフォルト コードまたはスマートフォンのマニュアルで指定されているコードのどちらかを使用するように設定する必要があります。

      セッション ハンドオフ機能

      セッション ハンドオフ機能には、次の制限事項があります。

      • セッション ハンドオフは、携帯電話からデスク電話に対してだけ実行できます。 デスク電話から携帯電話にハンドオフされるセッションの場合、現在のリモート接続先ピックアップ方式には携帯電話へのコールの送信機能を使用します。

      • オーディオ コール セッション ハンドオフだけがサポートされます。

      リモート接続先への SIP URI および直接コール

      インテリジェント セッション制御機能は、直接 URI ダイヤルをサポートしていません。 このため、SIP URI に発信されたコールは企業電話番号にアンカーできません。

      ビデオ コール

      Cisco Unified Mobility サービスはビデオ コールに拡張されません。 デスク電話で受信したビデオ コールは、携帯電話では応答できません。

      システム要件

      Cisco Unified Mobility(以前のモバイル コネクト)およびモバイル ボイス アクセスには、次のソフトウェア コンポーネントが必要です。

      • Cisco Unified Communications Manager 6.0 以降

      • パブリッシャ上でのみ実行される Cisco Unified Mobile Voice Access サービス

      • Cisco Unified Communications Manager ロケール インストーラ(英語以外の電話ロケールまたは国独自のトーンを使用する場合)

      Cisco Unified Mobility とモバイル ボイス アクセスが使用可能な IP Phone を確認するには、該当する『Cisco Unified IP Phone Administration Guide』と『Cisco Unified IP Phone User Guide』を参照してください。

      VoLTE IMS モバイル デバイス向け HCS 補足サービス

      Cisco Unified Communications Manager 9.0 は、補足サービスを呼び出す方法を標準でサポートしています。 次の補足サービスがサポートされています。
      • Originating Identification Presentation(発信 ID の表示)

      • Terminating Identification Presentation(終端 ID の表示)

      • Originating Identification Restriction(発信 ID の制限)

      • Terminating Identification Restriction(終端 ID の制限)

      • Communication Diversion Unconditional(無条件の通信迂回)

      • Communication Diversion on not Logged in(ログイン時以外の通信迂回)

      • Communication Diversion on Busy(話中時の通信迂回)

      • Communication Diversion on not Reachable(到達不能時の通信迂回)

      • Communication Diversion on No Reply(無応答時の通信迂回)

      • Barring of All Incoming Calls(全着信コールの制限)

      • Barring of All Outgoing Calls(全発信コールの制限)

      • Barring of All Incoming Calls When Roaming(ローミング時の全着信コールの制限)

      • Barring of Outgoing International Calls(発信国際コールの制限)

      • Communication Hold(通信保留)

      • Communication Retrieve(通信取得)

      • 3rd Party Registration(第三者登録)

      • Message Waiting Indication(メッセージ待機表示)

      • Communication Waiting(通信待機)

      • Ad-Hoc Multi Party Conference(アドホック マルチパーティ会議)

      • Call Transfer(コール転送)

      Originating Identification Presentation(発信 ID の表示)

      発信側のサービス制御は、要求送信者のホーム S-CSCF で行われます。 要求者の代わりに発信 S-CSCF がサービスを呼び出すことができます。

      ISC トランクへの初期着信 INVITE のモードが「発信」に設定されている場合は、Cisco Unified Communications Manager が発信 DN のアプリケーション サーバとして機能します。 このシナリオでは、Cisco Unified Communications Manager が P-Asserted-Id のユーザ部分を使用して対応する IMS クライアントを探します。 このような IMS クライアントが見つからなかった場合は、Cisco Unified Communications Manager が 403 禁止エラーを使用してコールを拒否します。 対応する IMS クライアントが見つかった場合は、IMS クライアントに対して設定されたエンタープライズ DN を通してコールがルーティングされます。

      このコールに使用されるコーリング サーチ スペースは、IMS クライアントの設定に応じて、回線と IMS クライアントのサーチ スペースの組み合わせにすることも、ISC トランクにすることもできます。

      Cisco Unified Communications Manager はその DA を通して接続先を確認します。 接続先がクラスタ内でルーティングできない場合は、Cisco Unified Communications Manager がそのコールを拒否します。 Cisco Unified Communications Manager は接続先に警告したり、終端機能を提供したりしません。 接続先が転送可能と判断されると、コールは Cisco Unified Communications Manager 内でアンカーされてから、RouteList や正規の SIP トランクをバイパスして、すぐに、同じ ISC トランク経由でルーティングされます。


      (注)  


      未知の接続先で IMS ネットワークのデフォルト ネットワークへのルーティングが許可されている場合は、Cisco Unified Communications Manager のダイヤル プランで他の未知の接続先用として ISC トランク経由のデフォルト ルートを設定できます。

      ISC トランクからの発信コールでインテリジェント セッション制御を呼び出さないようにする必要があります。 モードが「発信」の場合は、発信者が IMS クライアントであっても、CallControl がインテリジェント セッション制御を代行しません。


      終端 ID の表示

      終端側のサービス制御は、要求受信者のホーム S-CSCF で行われます。 受信者の代わりに終端 S-CSCF がサービスを呼び出すことができます。

      ISC トランクへの初期着信 INVITE のモードが「終端」に設定されている場合は、Cisco Unified Communications Manager が終端 DN のアプリケーション サーバとして機能します。 このシナリオでは、Cisco Unified Communications Manager が RequestURI のユーザ部分を使用して対応する IMS クライアントを探します。 IMS クライアントが見つかった場合は、Cisco Unified Communications Manager が発信者を内線発信者として扱います。 これは、話中転送、外部接続先への転送、アドホック終端などの他の機能インタラクションに影響します。

      発信側として機能している場合と違って、Cisco Unified Communications Manager は、発信者の P-Asserted-Id と IMS クライアントが一致しない場合でもコールを拒否しません。 代わりに、コールは外部トランク コールとして処理されます。

      終端 DN 用のアプリケーション サーバとして機能している場合は、Cisco Unified Communications Manager が宛先に警告して、すべての終端機能を提供します。

      接続先に IMS クライアントが含まれている場合は、発信 INVITE が必然的に同じ ISC トランクを通過しますが、別のノードに到達する可能性があります。

      (注)  


      終端コールがインテリジェント セッション制御を呼び出します。 これは、CallControl による代行受信によってトリガーされます。


      自動転送

      Cisco Unified Communications Manager 9.0 は、設定を通した、または、CFA アクティベーション要求が ISC トランク経由で受信された後の、IMS クライアントの自動転送処理をサポートしています。 サポートされている転送オプションは次のとおりです。
      • 不在転送

      • ログインしていないときの転送

      • 話中転送

      • 到達不能時の転送

      • 無応答時転送

      コール制限

      Cisco Unified Communications Manager 9.0 はコール制限機能を提供しています。 この機能を使用すれば、次の方法でコールをブロックできます。
      • 全着信コールの制限

      • 全発信コールの制限

      • ローミング時の全着信コールの制限

      • 発信国際コールの制限

      [電話の設定(Phone Configuration)] ページに、コール制限情報に関する新しいセクションが追加されました。 このセクションでは、[ローミング中の着信コールをブロック(Block Incoming Call while Roaming)] チェックボックスをオンにして、[ホームネットワークID(Home Network ID)] を定義できます。

      (注)  


      [ホームネットワークID(Home Network ID)] は、[ローミング中の着信コールをブロック(Block Incoming Call while Roaming)] 機能を有効にするために定義する必要があります。


      保留

      Cisco Unified Communications Manager は ISC インターフェイスに着信した Invite 経由の保留機能呼び出しをサポートしています。 Invite を受信すると、Cisco Unified Communications Manager はアクティブ コールを保留にして、設定されている場合に、保留側に流すために必要な保留音リソースを割り当てます。 保留がトリガーされた IMS ネットワークは、内部ユーザが開始した保留操作と同じ処理を受信します。

      取得

      Cisco Unified Communications Manager は、現在、SendReceive SDP を使用した Invite の形式での、保留中のコールに対する、ISC インターフェイス経由の取得要求をサポートしています。 このような要求を受信すると、Cisco Unified Communications Manager は、保留音リソースの削除および割り当て解除やメディアの二者間再接続などのコール取得処理を適用します。

      サード パーティ登録

      Cisco Unified Communications Manager 9.0 はサード パーティ登録機能を提供しています。

      [サードパーティの登録が必要(Third-party Registration Required)] に関する新しいチェックボックスが [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] セクションに追加されました。

      メッセージ待機表示

      Cisco Unified Communications Manager 9.0 は、SUBSCRIBE メソッドを介した IMS コア ネットワーク内での IMS クライアントからの登録をサポートしています。 IMS コアから SUBSCRIBE 要求を受信すると、Cisco Unified Communications Manager は、クライアント プロビジョニング データを確認することにより、要求しているクライアントがメッセージ待機表示(MWI)を受け取る資格があるかどうかを判断します。 クライアントに資格がある場合は、Cisco Unified Communications Manager が SUBSCRIBE 処理の完了時点でキャッシュされた MWI データをクライアントに配信し、登録がまだ有効な状態で MWI ステータスが変化した場合に MWI 通知の配信を継続します。

      コール待機

      Cisco Unified Communications Manager 9.0 を使用すれば、さまざまなコール待機オプションを選択できます。 モバイル ユーザが電話中に新しい着信コールがあった場合は、次のような選択肢があります。
      • 新しい着信コールを無視する。

        ユーザがこのオプションを選択して、話中転送が設定されている場合は、自動転送処理が適用されます。

      • 着信コールを終了する。

        ユーザがこのオプションを選択して、無応答時転送が設定されている場合は、自動転送処理が適用されます。

      • 着信コールに応答する。

        ユーザがこのオプションを選択した場合は、オリジナルのアクティブ コールが保留にされてから、新しいコールに応答できるようになります。

      IMS クライアント起動アドホック会議要求

      シングル ユーザ会議が、指定された会議サービス要求 URI を含む Invite で開始されます。 このようなサービス要求 URI を受信すると、会議機能が会議 ID として動的に番号を割り当て、それを Cisco Unified Communications Manager の内部 DA サービスに登録します。 また、会議リソースを割り当て、会議サービス要求を発行したユーザ用の会議を作成します。 動的に割り当てられた会議 ID 番号は、既存の会議を識別したり、新しい参加者を同じ会議に追加したりするために使用されます。

      シングル ユーザ会議作成手順の正しい動作を保証するには、Unified Communications Manager 内部の新しいサービス パラメータを通して会議サービス要求 URI をプロビジョンする必要があります。 このサービス パラメータのプロビジョニングは IMS コア ネットワーク内でのプロビジョニングと一致する必要があります。 たとえば、cucm-conference-factory@cucm1.company.com のように設定できます。

      新しい会議参加者は、それぞれ、すべてのコールに対して既存のダイアログを使用した 1 つの Refer として参加することになります。 この Refer 内のコール情報には、シングル ユーザ会議の作成中に会議機能が割り当てた会議 ID が含まれています。 Cisco Unified Communications Manager の Refer/Replace 機能がタスクを選択して、既存のシングル ユーザ会議に参加者を追加します。 Refer 機能はすべての会議参加者を追加するために同じメカニズムを適用します。

      (注)  


      シングル ユーザ会議の作成と会議参加者の追加/削除に関する新しい会議フローは、IMS コア ネットワーク上で Cisco Unified Communications Manager がプロビジョンした IMS クライアントから要求が送信された場合にのみ使用できます。 それ以外の場合は、要求が拒否されます。


      転送

      Cisco Unified Communications Manager は IMS コア ネットワークからの転送要求を処理できます。 転送は、ISC インターフェイス内の SIP Refer/Replace メソッドを通して行われます。

      (注)  


      IMS クライアントから転送が開始される前にコールが保留にされます。


      HCS 非通知着信拒否 ISC トランク

      Cisco Unified Communications Manager 9.0 を使用すれば、管理者は非通知発信者からの着信コールを拒否できます。 また、SIP トランクまたは回線レベルか DN レベルでのこのようなコールのブロックを選択できます。 クラスタ内の IP 電話から、または、Calling Line ID Restriction(CLIR)を使用したその他のプロトコル経由で発信されたコールもブロックされます。

      Cisco Unified Communications Manager の非通知着信拒否機能には 3 つの設定オプションがあります。 1 つは [電話番号(Directory Number)] ページに、後の 2 つは [SIPプロファイル(SIP Profile)] ページにあります。

      電話番号の設定

      特定の回線または DN の発信非通知コールをブロックするために、特定の DN 用の [電話番号(Directory Number)] 設定ページでこの機能を設定できます。 DN の非通知コールをすべて拒否するには、[電話番号(Directory Number)] ページで [非通知着信拒否(Reject Anonymous Calls)] チェックボックスをオンにします。

      非通知着信拒否が有効になっており、1 つ以上のシングル ナンバー リーチ接続先が関連付けられている企業電話番号(DN)の場合は、Cisco Unified Communications Manager がその企業 DN と関連するすべてのリモート接続先への非通知発信者からのコールをブロックします。

      非通知着信拒否が有効になっており、不在転送接続先が設定されている企業電話番号の場合は、Cisco Unified Communications Manager が非通知コールを不在転送先に転送します。

      非通知着信拒否が有効になっており、話中転送接続先が設定されている企業電話番号の場合は、Cisco Unified Communications Manager が話中転送をトリガーすることなく非通知コールを拒否します。

      無応答時転送機能は非通知発信者に対してトリガーされません。

      コール転送の場合:在席転送中に、転送エラーに CLIR が設定されており、ACR が設定された転送先にコンサルト コールが発信された場合は、コンサルト コールが拒否されます。 非通知発信者から REFER を受け取った場合と同様に、参照先 DN に ACR が設定されている場合は、REFER 操作がブロックされます。 いずれの場合も、発信者に CLIR が設定されており、着信側に ACR が設定されている場合は、コンサルト コールがブロックされます。

      SIP トランクの設定

      [SIPプロファイル(SIP Profile)] ページの設定を使用して、SIP トランクでの非通知発信者からのコールをブロックするように Cisco Unified Communications Manager 上での非通知着信拒否を設定します。 [SIPプロファイル(SIP Profile)] ページで、[非通知着信コールを拒否(Reject Anonymous Incoming Calls)] チェックボックスと [非通知発信コールを拒否(Reject Anonymous Outgoing Calls)] チェックボックスをオンにします。 [非通知着信コールを拒否(Reject Anonymous Incoming Calls)] チェックボックスがオンになっている場合は、この SIP プロファイルに関連付けられた SIP トランク上でのすべての非通知着信コールが拒否されます。 [非通知発信コールを拒否(Reject Anonymous Outgoing Calls)] チェックボックスがオンになっている場合は、この SIP プロファイルに関連付けられた SIP トランク上でのすべての非通知発信コールが拒否されます。

      SIP 内の非通知コールは RFC 5079 に記載された基準に基づいて識別されます。 RFC 5079 に基づいて、着信初期 INVITE が以下の基準を満たしている場合にコールが非通知として識別されます。
      • display-name Anonymous を含む From ヘッダーまたは PAI/PPI ヘッダー

      • From ヘッダー ホスト部分 = anonymous.invalid

      • プライバシー:ID またはプライバシー:ユーザまたはプライバシー:ヘッダー(PAI/PPI に関連付けられた)

      • Remote-Party-ID ヘッダーに display-name Anonymous が含まれている

      • Remote-Party-ID ヘッダーに privacy=uri/full/name が含まれている


      (注)  


      Cisco Unified Communications Manager クラスタ内部から発信されたコールで、発信者の DN またはユーザ情報は提示されているが、発信者名が不明または表示が制限されている場合は、コールが非通知コールとしてマークされます。

      発信者の DN が提示されていない場合、または、表示が制限されている場合は、発信者の名前が提示されているかどうかに関係なく、その発信者は非通知と見なされます。


      非通知コールが Cisco Unified Communications Manager によって拒否された場合は、SIP エラー応答 433 - Anonymity Disallowed が初期 INVITE に送信されます。 Cisco Unified Communications Manager は、433 応答の Q.850 Reason ヘッダーに cause = 21(コール拒否)も追加します。

      Cisco Unified Mobility Manager からの移行

      スタンドアロン Cisco Unified MobilityManager データを Cisco Unified Communications Manager に移行するには、以下の手順を実行します。

      1. 必要に応じて、Cisco Unified MobilityManager システムをリリース 1.2(5) にアップグレードします。 『Release Notes for Cisco Unified MobilityManager Release 1.2(5)』を参照してください。

      2. Cisco Unified MobilityManager にログインし、設定データを CSV 形式でエクスポートします。 手順については、『Release Notes for Cisco Unified MobilityManager Release 1.2(5)』を参照してください。

      3. Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインし、[一括管理(Bulk Administration)] の [インポート/エクスポート(Import/Export)] にあるウィンドウを使用して、Cisco Unified MobilityManager からエクスポートされた CSV データ ファイルをインポートします。 『Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド』を参照してください。

      Cisco Unified Mobility の設定

      ここでは、Cisco Unified Communications Manager に標準装備されている Cisco Unified Mobility 機能をプロビジョンするために設定しなければならない各 Cisco Unified Communications Manager の管理ページのメニュー オプションに関する詳細な手順を示します。

      エンド ユーザは、Cisco Unified Communications セルフ ケア ポータルウィンドウを使用して、携帯電話に適用される Cisco Unified Mobility 設定値を構成または変更します。


      ヒント


      管理者は、Cisco Unified Mobility の設定に着手する前に、Cisco Unified Communications Manager に標準装備されている Cisco Unified Mobility 機能を設定するために必要なすべての作業の概要を確認しておく必要があります。


      アクセス リストの設定と削除

      アクセス リストを定義すると、リモート接続先に送信される Cisco Unified Mobility コールの内線を、発信者 ID に基づいて明示的に許可またはブロックできます。

      Cisco Unified Communications Manager の管理ページのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする手順については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

      アクセス リストの削除に関するヒント

      リモート接続先が使用しているアクセス リストは削除できません。 アクセス リストを使用している項目を検索するには、[アクセスリストの設定(Access List Configuration)] ウィンドウの [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから [依存関係レコード(Dependency Records)] を選択します。 依存関係レコードがシステムで使用できない場合は、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。 依存関係レコードの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。 使用中のアクセス リストを削除しようとすると、Cisco Unified Communications Manager によってメッセージが表示されます。 現在使用しているアクセス リストを削除する前に、次の作業のいずれかまたは両方を実行する必要があります。

      • 削除するアクセス リストを使用しているリモート接続先に、別のアクセス リストを割り当てます。
      • 削除するアクセス リストを使用しているリモート接続先を削除します。
      アクセス リストの設定

      Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [アクセスリスト(Access List)] メニュー パスを使用してアクセス リストを設定します。

      Cisco Unified Mobility をサポートしているアクセス リストは、リモート接続先への送信が許可またはブロックされている電話番号を指定したリストです。

      アクセス リストを設定するときは、次の手順に従ってリストのメンバを設定します。

      手順
        ステップ 1   アクセス リストのメンバを設定する場合は、[メンバの追加(Add Member)] をクリックし、アクセス リスト メンバの詳細の設定で説明されているパラメータの値を入力します。
        ステップ 2   [保存(Save)] をクリックします。

        [アクセスリストの設定(Access List Configuration)] ウィンドウが再度開き、[選択されたフィルタ(Selected Filters)] 領域に、新しい番号またはフィルタが表示されます。

        ステップ 3   [アクセスリストの設定(Access List Configuration)] ウィンドウで、フィルタを追加し、必要に応じて既存のアクセス リストを変更します。
        1. DN マスクを変更するには、ウィンドウ下部の [アクセスリストメンバ(Access List Members)] の下にある電話番号のリンクをクリックし、変更値を入力してから、[保存(Save)] をクリックします。
        2. フィルタを削除するには、フィルタを選択し、[削除(Delete)] をクリックします。
        3. フィルタを削除せずに非アクティブにするには、[選択されたフィルタ(Selected Filters)] ペインでフィルタを選択し、下向きの矢印をクリックして、フィルタを [削除されたフィルタ(Removed Filters)] ペインに移動します。
        4. フィルタをアクティブにするには、[削除されたフィルタ(Removed Filters)] ペインでフィルタを選択し、上向きの矢印をクリックして、フィルタを [選択されたフィルタ(Selected Filters)] 領域に移動します。
        5. 既存のリストと同じメンバを含む新しいアクセス リストを作成するには、[コピー(Copy)] をクリックします。

        アクセス リストの設定項目

        下の表は、[アクセスリストの設定(Access List Configuration)] ウィンドウで使用可能な設定値に関する説明を示しています。

        表 2 アクセス リストの設定項目

        フィールド

        説明

        [アクセスリスト情報(Access List Information)]

        [名前(Name)]

        このアクセス リストの一意の名前(1 ~ 50 文字)を入力します。

        引用符(")、右山カッコ(>)、左山カッコ(<)、バックスラッシュ(\)、アンパサンド(&)、およびパーセント記号(%)を除くすべての文字を使用できます。

        [説明(Description)]

        このアクセス リストの説明(1 ~ 128 文字)を入力します。

        タブや引用符(")など、出力されない文字を除くすべての文字を使用できます。

        [オーナー(Owner)]

        ドロップダウン リスト ボックスで、アクセス リストの適用先のエンド ユーザを選択します。

        [許可(Allowed)]

        メンバの電話番号からのコールがリモート接続先に送信されるようにするには、このオプション ボタンをクリックします。

        [ブロック(Blocked)]

        メンバの電話番号からのコールがリモート接続先に送信されるのをブロックするには、このオプション ボタンをクリックします。

        [アクセスリストメンバ情報(Access List Member Information)]

        [選択されたフィルタ(Selected Filters)]

        このペインには、アクセス リストの現在のメンバが表示されます。 メンバは次のタイプで構成されます。

        • [非通知(Private)]:このフィルタは、発信者 ID を表示しない非通知番号からのコールに適用されます。
        • [使用不可(Not Available)]:このフィルタは、発信者 ID を持たない番号からのコールに適用されます。
        • [電話番号(Directory Number)]:このフィルタは括弧で囲まれた電話番号を指定します。 たとえば、(12345) です。 有効な値は、0 ~ 9 までの数字と、ワイルドカード文字 X、!、および # です。

        このペインの下側にある矢印を使用して、アクセス リストのメンバをこのペインに対して追加および削除します。

        [メンバの追加(Add Member)]:[選択されたフィルタ(Selected Filters)] ペインに新しいメンバーを追加する場合に、このボタンをクリックします。 [アクセスリストメンバの詳細(Access List Member Detail)] ウィンドウが開きます。

        [削除されたフィルタ(Removed Filters)]

        このペインは、このアクセス リストに対して定義されているものの現在は選択されていないフィルタを指定します。

        このペインの上側にある矢印を使用して、アクセス リストのメンバをこのペインに対して追加および削除します。

        アクセス リスト メンバの詳細の設定

        アクセス リストの設定中に [アクセスリストの設定(Access List Configuration)] ウィンドウで [メンバの追加(Add Member)] ボタンをクリックすると、[アクセスリストメンバの詳細(Access List Member Detail)] ウィンドウが表示されます。 [アクセスリストメンバの詳細(Access List Member Detail)] ウィンドウでは、アクセス リスト メンバに関する次の設定値を設定できます。

        • [フィルタマスク(Filter Mask)]

        • [DNマスク(DN Mask)]

        新しいアクセス リスト メンバの設定が完了すると、この新しいアクセス リスト メンバが、対応する [アクセスリストの設定(Access List Configuration)] ウィンドウの下部にある [アクセスリストメンバ(Access List Members)] ペインに表示されます。 いずれかのアクセス リスト メンバをクリックして、そのアクセス リスト メンバの設定を表示または変更できます。 何も変更せずに [アクセスリストメンバの詳細(Access List Member Detail)] ウィンドウを終了するには、[関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスの [検索/一覧表示に戻る(Back to Find/List)] を選択して、[移動(Go)] をクリックします。

        下の表は、[アクセスリストメンバの詳細(Access List Member Detail)] ウィンドウで使用可能な設定値に関する説明を示しています。

        表 3 アクセス リスト メンバの詳細の設定項目

        フィールド

        説明

        [フィルタマスク(Filter Mask)]

        ドロップダウン リスト ボックスからオプションを選択します。 [電話番号(Directory Number)](電話番号の入力)、[使用不可(Not Available)](発信者 ID を持たないコールの除外)、または [非通知(Private)](発信者 ID を表示せずに許可またはブロックする番号の指定)のいずれかを選択できます。

        [DNマスク(DN Mask)]

        [フィルタマスク(Filter Mask)] フィールドで [電話番号(Directory Number)] を選択した場合は、[DNマスク(DN Mask)] フィールドに電話番号またはフィルタを入力します。 フィルタを定義するときは、次のワイルドカードを使用できます。

        • X(大文字または小文字):任意の 1 桁に相当します。
        • ! :任意の桁の数字に一致します。
        • #:完全一致の 1 桁として使用します。

        例:

        • 408! は、408 で始まるすべての番号と一致します。
        • 408555123X は、4085551230 ~ 4085551239 のすべての番号と一致します。
        (注)     

        先行文字 + で始まる発信側番号からの着信コールをフィルタリングするには、サポートされているワイルドカードを電話番号の前に付加している場合を除いて、[DNマスク(DN Mask)] フィールドに先行文字 + を含める必要があります。 たとえば、エンド ユーザが +14081239876 をブロックする場合、そのユーザのアクセス リストの [DNマスク(DN Mask)] フィールドに +14081239876 または !14081239876 を指定する必要があります。

        リモート接続先プロファイルの設定

        ここでは、リモート接続先プロファイルの設定に関する情報を提供します。

        リモート接続先プロファイルの設定と削除

        Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)] メニュー パスを使用してリモート接続先プロファイルを設定します。

        Cisco Unified Mobility をサポートしているリモート接続先プロファイルは、ユーザのすべてのリモート接続先に適用されるパラメータのセットです。

        リモート接続先プロファイルには、ユーザのリモート接続先すべてに適用されるパラメータが含まれています。 Cisco Unified Mobility 用のユーザ アカウントを設定(『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーションガイド』を参照)したら、そのユーザのリモート接続先プロファイルを作成できます。

        Cisco Unified Communications Manager の管理ページのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする方法については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』とそのサブセクションを参照してください。GUI の使用方法とボタンおよびアイコンの機能の詳細が説明されています。

        リモート接続先プロファイルの削除に関するヒント

        リモート接続先と関連付けられているリモート接続先プロファイルを削除できます。 リモート接続先プロファイルと、関連付けられているリモート接続先の両方を削除しようとしていることを示す警告メッセージが表示されます。

        リモート接続先プロファイルを使用している項目を検索するには、[リモート接続先プロファイルの設定(Remote Destination Profile Configuration)] ウィンドウの [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから [依存関係レコード(Dependency Records)] を選択します。 依存関係レコードがシステムで使用できない場合は、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。 依存関係レコードの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

        リモート接続先プロファイルの設定項目

        下の表は、[リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)] ウィンドウで使用可能な設定値に関する説明を示しています。

        表 4 リモート接続先プロファイルの設定項目

        フィールド

        説明

        [リモート接続先プロファイル情報(Remote Destination Profile Information)]

        [名前(Name)]

        リモート接続先プロファイルの名前を入力します。

        この名前には、最長 50 文字を指定できます。 有効な文字は、英字、数字、ダッシュ、ドット(ピリオド)、スペース、およびアンダースコアです。

        [説明(Description)]

        リモート接続先プロファイルの説明を入力します。

        このフィールドには、最長 128 文字を指定できます。 引用符(")、右山カッコ(>)、左山カッコ(<)、バックスラッシュ(\)、アンパサンド(&)、およびパーセント記号(%)を除くすべての文字を使用できます。

        [ユーザID(User ID)]

        このプロファイルを割り当てるユーザを選択します。 このユーザは、[エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウで [モビリティの有効化(Enable Mobility)] がオンになっているユーザの ID と一致している必要があります。

        [デバイスプール(Device Pool)]

        このプロファイルに適用するデバイス プールを選択します。 デバイス プールは、リージョン、日時グループ、ソフトキー テンプレート、および MLPP 情報などのデバイスに関する一連の共通特性を定義します。

        [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]

        モバイル ボイス アクセス コールまたはエンタープライズ機能アクセス コールのルーティングに使用するコーリング サーチ スペース(CSS)を選択します。

        (注)     

        このコーリング サーチ スペースの設定は、リモート接続先からのコールをルーティングする場合にだけ適用されます。この設定は、モバイル ボイス アクセス コールおよびエンタープライズ機能アクセス コールのダイヤル番号への発信コール レッグを示します。

        [ユーザ保留音源(User Hold Audio Source)]

        Cisco Unified Mobility およびモバイル ボイス アクセス コールの保留に関するオーディオ オプションを選択します。

        [ネットワーク保留MOH音源(Network Hold MOH Audio Source)]

        Cisco Unified Mobility とモバイル ボイス アクセス コールに対するマルチキャスト オーディオ ソースを提供する Internetwork Operating System(IOS)ゲートウェイのオーディオ ソースを選択します。

        [プライバシ(Privacy)]

        リモート接続先プロファイルのプライバシー オプションを選択します。

        このフィールドで [デフォルト(Default)] 値を選択した場合、設定は Privacy Setting サービス パラメータの値に一致します。

        (注)     

        Privacy Setting サービス パラメータの値を変更して保存した場合は、サービス パラメータの変更を有効にするために、[デフォルト(Default)] を指定したリモート接続先プロファイルの [リモート接続先プロファイルの設定(Remote Destination Profile Configuration)] ウィンドウに戻って、[保存(Save)] をクリックする必要があります。

        (注)     

        Remote Destination Profile Privacy が [On] で、Enforce Privacy Setting on Held Calls サービス パラメータが [True] の場合は、携帯電話からデスク電話にコールを転送できません。

        設定の詳細については、割り込みとプライバシーを参照してください。

        [再ルーティング用コーリングサーチスペース(Rerouting Calling Search Space)]

        Cisco Unified Mobility コールのルーティングに使用されるコーリング サーチ スペースを選択します。

        (注)     

        [再ルーティング用コーリングサーチスペース(Rerouting Calling Search Space)] に割り当てるパーティションには、モバイル コールをルーティングするように設定されたゲートウェイが割り当てられている必要があります。 Cisco Unified Communications Manager は、リモート接続先番号と [再ルーティング用コーリングサーチスペース(Rerouting Calling Search Space)] に基づいて、コールのルーティング方法を判別します。

        (注)     

        [再ルーティング用コーリングサーチスペース(Rerouting Calling Search Space)] はコールをリモート接続先またはモビリティ ID にルーティングする場合にだけ適用されます。この設定は、コールがユーザの企業電話番号に着信した場合の、リモート接続先またはモビリティ ID への発信コール レッグを示します。

        (注)     

        デバイスが企業 WLAN と関連付けられ、Cisco Unified Communications Manager に登録されている場合、Cisco Unified Mobility コールはデュアル モードの携帯電話の番号と対応しているデュアル モードのモビリティ ID 番号にはルーティングされません。 デバイスが企業の外部にある場合にだけ、Cisco Unified Mobility コールはデュアル モードのモビリティ ID 番号にルーティングされます。

        [発呼側トランスフォーメーションCSS(Calling Party Transformation CSS)]

        トランスフォーメーション用のコーリング サーチ スペースを選択します。 この設定により、デバイスの発信側の番号をローカライズできるようになります。 選択する発呼側トランスフォーメーション CSS に、このデバイスに割り当てる発呼側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。

        (注)     

        コーリング サーチ スペース内のパーティションには、発呼側トランスフォーメーションだけを含める必要があります。

        (注)     

        コーリング サーチ スペースはヌルにしないでください。ヌル パーティションにはトランスフォーメーションを適用できません。

        (注)     

        発呼側トランスフォーメーション CSS が存在するパーティションにパターンが割り当てられるため、デバイスは発呼側のトランスフォーメーション パターンの属性を使用します。 たとえば、[コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)] の順に選択して発呼側トランスフォーメーション CSS を設定する場合は、CSS をパーティションに割り当てます。[コールルーティング(Call Routing)] > [トランスフォーメーションパターン(Transformation Pattern)] > [発呼側トランスフォーメーションパターン(Calling Party Transformation Pattern)] の順に選択して発呼側トランスフォーメーション CSS を設定する場合は、発呼側トランスフォーメーション CSS が割り当てられたパーティションを選択します。

        [デバイスプールの発呼側トランスフォーメーションCSSを使用(Use Device Pool Calling Party Transformation CSS)]

        デバイスに割り当てられているデバイス プールで設定された発呼側トランスフォーメーション CSS を使用するには、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオフにすると、デバイスは、[リモート接続先プロファイルの設定(Remote Destination Profile Configuration)] ウィンドウで設定した発呼側トランスフォーメーション CSS を使用します。

        [ユーザロケール(User Locale)]

        このドロップダウン リスト ボックスで、電話機のユーザ インターフェイスに関連するロケールを選択します。 ユーザ ロケールは、言語やフォントなど、ユーザをサポートする一連の詳細情報を示します。

        Cisco Unified Communications Manager は、ローカリゼーションをサポートする電話機モデルに対してだけ、このフィールドを使用可能にします。

        (注)     

        ユーザが英語以外の言語で(電話機に)情報を表示するよう要求する場合は、ユーザ ロケールを設定する前に、ロケール インストーラがインストールされていることを確認してください。 Cisco Unified Communications Manager のロケール インストーラに関するマニュアルを参照してください。

        [プレゼンテーションインジケータを無視(内線コールのみ)(Ignore Presentation Indicators (Internal Calls Only))]

        接続側の回線 ID 表示を無視する場合は、チェックボックスをオンにします。 内線コールにはこの設定を使用します。

        [関連付けられたリモート接続先(Associated Remote Destinations)]

        [新規リモート接続先の追加(Add a New Remote Destination)]

        このリンクをクリックして [リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウを開くと、このリモート接続先プロファイルに関連付けるための新しいリモート接続先を設定できます。 デフォルトでは、現在のリモート接続先プロファイルが、新しいリモート接続先の [リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)] フィールドに選択されています。 詳細については、リモート接続先の設定と削除を参照してください。

        [名前(Name)]

        リモート接続先がすでに存在し、このリモート接続先プロファイルに関連付けられている場合、このカラムにその名前が表示されます。

        [接続先番号(Destination Number)]

        リモート接続先がすでに存在し、このリモート接続先プロファイルに関連付けられている場合、このカラムにその接続先番号が表示されます。

        [サイレント(Do Not Disturb)]

        [サイレント(Do Not Disturb)]

        電話機でサイレントを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。

        [DNDオプション(DND Option)]

        [コール拒否(Call Reject)] オプションは、着信コールに関する情報がユーザに何も表示されないようにすることを指定します。

        (注)     

        モバイル デバイス、デュアル モード フォン、および SCCP を実行している電話機の場合は、[コール拒否(Call Reject)] オプションだけを選択できます。 モバイル デバイスまたはデュアル モード フォンでサイレント(DND)の [コール拒否(Call Reject)] をアクティブにしている場合、デバイスにはコール情報は何も表示されません。

        電話番号とリモート接続先プロファイルの関連付け

        リモート接続先プロファイルを作成した後に、ユーザのデスク電話(複数可)の DN レコードを関連付ける必要があります。 [リモート接続先プロファイルの設定(Remote Destination Profile Configuration)] ウィンドウで [新規DNを追加(Add a New DN)] リンクをクリックして、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』内の電話番号設定手順に従います。


        (注)  


        [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウでリモート接続先プロファイルの関連付けが解除されている場合は、[リモート接続先(Remote Destination)] ウィンドウで、DN に対する [回線の関連付け(Line Association)] チェックボックスをオンにして、再度関連付ける必要があります。


        リモート接続先の設定と削除

        リモート接続先プロファイルとアクセス リストを作成した後に、個々のリモート接続先を入力し、プロファイルに割り当てることができます。 各リモート接続先は、携帯電話またはその他の電話機となります。これらの電話は、リモート接続先ピックアップ(ユーザのデスク電話からの転送を受信する)を実行したり、回線がデスク電話と共有されているためにシステムから送信される着信 Cisco Unified Mobility コールを受信したり設定できます。

        新しいリモート接続先を保存すると、[割り当て情報(Association Information)] ペインが開いて、リモート接続先プロファイルに関連付けられたデスク電話の電話番号が一覧表示されます。 リンクをクリックすると、関連付けられた [電話番号情報(Directory Number Information)] ウィンドウが開きます。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』で電話番号の設定項目に関するトピックを参照してください。

        この項では、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウを開いてリモート接続先のレコードにアクセスする方法について説明します。 また、リモート接続先プロファイルの下部にある [新規リモート接続先の追加(Add a New Remote Destination)] リンクをクリックして、[リモート接続先プロファイルの設定(Remote Destination Profile Configuration)] ウィンドウで既存または新規のレコードを開く方法もあります。 リモート接続先プロファイルを表示する手順については、リモート接続先プロファイルの設定を参照してください。

        Cisco Unified Communications Manager の管理ページのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする方法については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』とそのサブセクションを参照してください。GUI の使用方法とボタンおよびアイコンの機能の詳細が説明されています。

        Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[デバイス(Device)] > [リモート接続先(Remote Destination)] メニュー パスを使用してリモート接続先を設定します。

        リモート接続先は、Cisco Unified Mobility の応答およびピックアップに使用できる電話機、およびモバイル ボイス アクセスに到達するために使用されるロケーションです。 リモート接続先には、次のいずれかのデバイスが含まれる場合があります。

        • シングル モードの携帯電話

        • スマートフォン

        • デュアル モード フォン

        • デスク電話とは別のクラスタにある企業の IP Phone

        • PSTN における自宅の電話番号

        リモート接続先の設定に関するヒント

        エンド ユーザは、Cisco Unified Communications セルフ ケア ポータルで独自のリモート接続先を作成することができます。 この操作方法については、電話機モデルのユーザ ガイドを参照してください。

        下の表内のタイマー設定はサービス プロバイダーによって異なる可能性があることに注意してください。 デフォルトのタイマー設定を使用したときにコールを転送できない場合は、設定を調整して、リモート接続先の電話機のサービス プロバイダーに適合させる必要があります。

        このリモート接続先とともに使用するデスク電話の [回線の関連付け(Line Association)] チェックボックスをオンにします。 Cisco Unified Mobility を使用するには、この手順を実行する必要があります。


        (注)  


        このステップを実行するには、リモート接続先と関連付けられているリモート接続先プロファイルですでに電話番号が設定されていることが必要です。


        リモート接続先の削除に関するヒント

        リモート接続先を使用している項目を検索するには、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウの [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスから [依存関係レコード(Dependency Records)] を選択します。 依存関係レコードがシステムで使用できない場合は、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。 依存関係レコードの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

        リモート接続先の構成設定

        下の表は、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウで使用可能な設定値に関する説明を示しています。

        表 5 リモート接続先の設定項目

        フィールド

        説明

        [リモート接続先情報(Remote Destination Information)]

        [携帯ID情報(Mobile Identity Information)]

        [名前(Name)]

        リモート接続先または携帯 ID を識別する名前を入力します。

        [接続先番号(Destination Number)]

        接続先の電話番号を入力します。 市外局番のほか、外線へのアクセスに必要な追加の番号があればすべて含めます。 フィールドの最大長は 24 文字です。個々の文字には、0 ~ 9 の数値、*、#、および + を使用できます。 リモート接続先の発信者 ID を設定することをお勧めします。

        管理者が、着信発呼側番号をグローバル化するように Cisco Unified Communications Manager のゲートウェイ、トランク、またはデバイス プールの [着信の発呼側設定(Incoming Calling Party Settings)] を設定している場合は、リモート接続先の [接続先番号(Destination Number)] を E.164 形式で設定します。

        例:米国の市外局番 408 と接続先番号 5552222 を指定するリモート接続先の場合、[接続先番号(Destination Number)] には +14085552222 を設定します。

        さらに、グローバル化した接続先番号を使用している場合は、Matching Caller ID with Remote Destination サービス パラメータを [Complete Match] に設定します。

        (注)     

        接続先番号のルーティングに必要なトランスレーション パターンまたはルート パターンを追加してください。

        このフィールドにディレクトリ URI を入力することもできます。 このフィールドにディレクトリ URI を入力した場合は、ドメイン ベースの SIP ルート パターンも設定しなければならないことに注意してください。

        (注)     

        リモート接続先からコールを発信した場合は、接続先の電話機のコール ID がディレクトリ URI ではなく、呼び出しているディレクトリ URI に関連付けられた電話番号になります。

        [シングルナンバーリーチボイスメールポリシー(Single Number Reach Voicemail Policy)]

        モバイル デバイス ユーザがリモート接続先(RD)で終了するコールにどのように応答するかを設定します。 この機能は、RD コールが外部のボイスメール システムに到達した場合に、エンタープライズ モビリティ用のシングル エンタープライズ ボイスメール ボックスをユーザに提供します。 使用可能なオプションは、次のとおりです。
        • [システムデフォルトの使用(Use System Default)]

        • [タイマー制御(Timer Control)]

        • [ユーザ制御(User Control)]

          (注)     

          [ユーザ制御(User Control)] を有効にするには、[エンタープライズ機能アクセスの有効化(Enable Enterprise Feature Access)] サービス パラメータを [はい(True)] に設定する必要があります。

        [Dial-via-Officeリバースボイスメールポリシー(Dial-via-Office Reverse Voicemail Policy)]

        デュアル モード デバイス ユーザがモバイル ID(MI)で終了する Dial-via-Office リバース(DVO-R)コールにどのように応答するかを設定します。 この機能は、RD コールが外部のボイスメール システムに到達した場合に、エンタープライズ モビリティ用のシングル エンタープライズ ボイスメール ボックスをユーザに提供します。 使用可能なオプションは、次のとおりです。
        • [システムデフォルトの使用(Use System Default)]

        • [タイマー制御(Timer Control)]

        • [ユーザ制御(User Control)]

        [呼び出し開始タイマー(Answer Too Soon Timer)]

        コールに応答するまで携帯電話で呼び出し音を鳴らすように Cisco Unified Communications Manager が要求する最小時間をミリ秒単位で入力します。 この設定では、携帯電話の電源が切れている場合や到達できない場所にある場合が考慮されており、そのような場合、ネットワークは即時に携帯電話のボイスメールにコールを転送します。 このタイマーが時間切れになる前に携帯電話で応答すると、Cisco Unified Communications Manager はコールを企業に戻します。

        範囲:0 ~ 10,000 ミリ秒

        デフォルト:1,500 ミリ秒

        [呼び出し終了タイマー(Answer Too Late Timer)]

        Cisco Unified Communications Manager が携帯電話での応答を許可する最大時間をミリ秒単位で入力します。 この値に達すると、Cisco Unified Communications Manager は携帯電話の呼び出し音を停止して、コールを企業に戻します。

        範囲:0 と 10,000 ~ 300,000 ミリ秒

        デフォルト:19,000 ミリ秒

        この値が 0 に設定された場合は、タイマーが起動しません。

        [呼び出し前の遅延タイマー(Delay Before Ringing Timer)]

        コールがリモート接続先に送達された時点から、携帯電話で呼び出し音を鳴らすまでの時間を入力します。

        範囲:0 ~ 30,000 ミリ秒

        デフォルト:4,000 ミリ秒

        ヒント    ハント グループが使用されている場合、回線は短期間の間だけ呼び出し音を鳴らします。 ハント リストのタイマーが時間切れになってコールが戻される前に、リモート接続先のコールが確立されることを許可し、呼び出し音を鳴らして、応答するには、[呼び出し前の遅延タイマー(Delay Before Ringing Timer)] 設定を操作してゼロにすることが必要になる場合があります。

        [リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)]

        ドロップダウン リスト ボックスから、このリモート接続先で使用するリモート接続先プロファイルを選択します。

        [モビリティ プロファイル(Mobility Profile)]

        ドロップダウン リスト ボックスから、このリモート接続先で使用するモビリティ プロファイルを選択します。

        モビリティ プロファイルを設定するには、[コールルーティング(Call Routing)] > [モビリティ(Mobility)] > [モビリティプロファイル(Mobility Profile)] メニュー オプションを使用します。 詳細については、モビリティ プロファイルの設定を参照してください。

        [デュアルモードフォン(Dual Mode Phone)]

        このフィールドには、このモビリティ ID が関連付けられているデュアル モード フォンが表示されます。 フィールドにはデバイス名が表示されます。 [デバイスの設定(Configure Device)] リンクをクリックすると、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが表示され、指定されたデバイスの設定を変更できるようになります。

        [携帯電話(Mobile Phone)]

        デスク電話で応答したコールがリモート接続先の携帯電話に送信されるようにする場合は、チェックボックスをオンにします。

        このチェックボックスをオンにすると、(リモート接続先ピックアップの [モビリティ] ソフトキーを使用して)[携帯電話へコールを送信] が指定されている場合は、このリモート接続先にコールが送達されます。

        (注)     

        このチェックボックスは、SIP を実行しているデュアル モード フォンにも、Nokia S60 などの SCCP を実行しているデュアル モード フォンにも適用されません。

        [モバイルコネクトの有効化(Enable Mobile Connect)]

        このチェックボックスをオンにすると、コールの着信時にデスク電話とリモート接続先で同時に呼び出し音を鳴らすことができます。

        詳細については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』の「Cisco Mobility」と「拡張機能と接続機能」の章を参照してください。

        [Cisco Unified Mobilityが有効な場合(When Cisco Unified Mobility Is Enabled)]

        [呼び出しスケジュール(Ring Schedule)]

        [すべての時間(All the time)]

        このリモート接続先の [Cisco Unified Mobilityを有効にする(Enable Cisco Unified Mobility)] チェックボックスがオンになっている場合に、このオプション ボタンをクリックすると、このリモート接続先で呼び出し音を常時鳴らすことができます。 この設定は、後述の [上記の呼び出しスケジュールの間にコールを受信する場合(When Receiving a call during the above ring schedule)] ペインでの設定と連携して動作します。

        [以下に指定(As specified below)]

        このリモート接続先の [Cisco Unified Mobilityを有効にする(Enable Cisco Unified Mobility)] チェックボックスがオンになっている場合に、このオプション ボタンをクリックすると、以降の行で指定されたスケジュールに従って、このリモート接続先で呼び出し音を鳴らすことができます。 この設定は、後述の [上記の呼び出しスケジュールの間にコールを受信する場合(When Receiving a call during the above ring schedule)] ペインでの設定と連携して動作します。

        (曜日)

        [Cisco Unified Mobilityを有効にする(Enable Cisco Unified Mobility)] チェックボックスがオンになっており、かつ [次に指定されたとおり(As specified below)] オプション ボタンが選択されている場合は、リモート接続先がコールを受信するようにする曜日のチェックボックスをそれぞれオンにします。 この操作により、それぞれの曜日の呼び出しスケジュールを指定できます。

        (曜日):特定の曜日(たとえば月曜日)の呼び出しスケジュールを指定する場合に、その曜日のチェックボックスをオンにします。

        [終日(All Day)]:後述の [上記の呼び出しスケジュールの間にコールを受信する場合(When Receiving a call during the above ring schedule)] ペインでの設定で指定した日に、リモート接続先で呼び出し音を終日鳴らすように指定するには、曜日の横にあるこのチェックボックスをオンにします。

        (ドロップダウン リスト ボックス) [to] (ドロップダウン リスト ボックス):特定の曜日に対して、その開始時刻と終了時刻を選択することによって呼び出しスケジュールを指定します。 開始時刻を指定するには、[to] の前にあるドロップダウン リスト ボックスの値を選択します。終了時刻を指定するには、[to] の後ろにあるドロップダウン リスト ボックスの値を選択します。 特定の日に対しては、デフォルトの呼び出しスケジュールによって [就業時間なし(No Office Hours)] が指定されます。 各ドロップダウン リスト ボックスで指定する値は、リモート接続先またはモビリティ ID の [タイムゾーン(Time Zone)] フィールドで指定するタイムゾーンに関連します。

        [タイムゾーン(Time Zone)]

        ドロップダウン リスト ボックスから、このリモート接続先またはモビリティ ID で使用するタイムゾーンを選択します。

        (注)     

        Time-of-Day アクセス機能は、このリモート接続先またはモビリティ ID に対して選択されたタイムゾーンを使用して、このリモート接続先またはモビリティ ID へのコールを許可またはブロックします。

        [上記の呼び出しスケジュールの間にコールを受信する場合(When receiving a call during the above ring schedule)]

        [この接続先を常に呼び出し(Always ring this destination)]

        このオプション ボタンをクリックすると、指定した呼び出しスケジュールに従って、着信コールがこのリモート接続先を常に呼び出すようになります。 この設定は、このリモート接続先の [Cisco Unified Mobilityを有効にする(Enable Cisco Unified Mobility)] チェックボックスがオンになっている場合にだけ適用されます。

        [発信者が次のアクセスリストに登録されている場合のみ、この接続先を呼び出す(Ring this destination only if caller is in)]

        このオプション ボタンをクリックすると、ドロップダウン リスト ボックスで指定されたアクセス リストに発信者が属している場合だけ、[呼び出しスケジュール(Ring Schedule)] ペインで指定した呼び出しスケジュールに従って、着信コールがこのリモート接続先を呼び出すようになります。 この設定は、このリモート接続先の [Cisco Unified Mobilityを有効にする(Enable Cisco Unified Mobility)] チェックボックスがオンになっている場合にだけ適用されます。

        ドロップダウン リスト ボックスから、この設定に適用されるアクセス リストを選択します。 アクセス リストの詳細を表示する場合は、[詳細の表示(View Details)] リンクをクリックします (アクセス リストを変更するには、[コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [アクセスリスト(Access List)] メニュー オプションを使用する必要があります)。

        メンバを含まないアクセス リストを選択することは、この接続先を呼び出さないように選択することと同じです。

        [発信者が次のアクセスリストに登録されている場合は、この接続先を呼び出さない(Do not ring this destination if caller is in)]

        このオプション ボタンをクリックすると、ドロップダウン リスト ボックスで指定されたアクセス リストに発信者が属している場合にだけ、[呼び出しスケジュール(Ring Schedule)] ペインで指定した呼び出しスケジュールに従って、着信コールがこのリモート接続先を呼び出すことを防止できます。 この設定は、このリモート接続先の [Cisco Unified Mobilityを有効にする(Enable Cisco Unified Mobility)] チェックボックスがオンになっている場合にだけ適用されます。

        ドロップダウン リスト ボックスから、この設定に適用されるアクセス リストを選択します。 アクセス リストの詳細を表示する場合は、[詳細の表示(View Details)] リンクをクリックします (アクセス リストを変更するには、[コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [アクセスリスト(Access List)] メニュー オプションを使用する必要があります)。

        メンバを含まないアクセス リストを選択することは、[この接続先を常に呼び出し(Always ring this destination)] オプション ボタンを選択することと同じです。

        [割り当て情報(Association Information)]

        [回線(Line)]

        ここには、このリモート接続先に関連付けることができる回線が表示されます。

        [回線の関連付け(Line Association)]

        特定の回線をこのリモート接続先に関連付ける場合は、このチェックボックスをオンにします。 Cisco Unified Mobility をこのリモート接続先に対して動作させるには、[回線の関連付け(Line Association)] チェックボックスをオンにする必要があります。

        (注)     

        コールがその回線に割り当てられている電話番号に着信したときに、Cisco Unified Mobility コールでこのリモート接続先を呼び出すには、回線の [回線の関連付け(Line Association)] チェックボックスをオンにしておく必要があることに注意してください。

        スマート クライアントを使用しない SIP トランク経由の FMC

        Cisco Unified Communications Manager を使用すれば、サービス プロバイダーは、モバイル上のスマート クライアントを使用しないトランク経由のエンタープライズ ダイヤリング、SNR、シングル VM、コール移動、通話中などの基本 PBX 内線機能を提供できます。 シングル ナンバー リーチ、デスク電話ピックアップ、携帯電話へのコールの送信、モバイル ボイス アクセス、通話中 DTMF などの基本的なモバイル機能がサポートされています。 内線ダイヤリングは、ネットワーク上に実装され、そのネットワークが Cisco Unified Communications Manager と統合されている場合にサポートされます。 これらの機能は任意のタイプのトランクで提供できます。

        以前のバージョンの Cisco Unified Communications Manager では、サービス プロバイダーが、クライアントを使用しないエンタープライズ ダイヤリング/DVO 機能を含むネットワーク ベースの FMC を配信するためにリモート接続先機能を使用していました。 このバージョンでは、キャリア統合モバイルと呼ばれる新しいデバイス タイプを使用してトランクまたはゲートウェイ経由でネットワーク ベースの FMC を配信できます。

        新しいデバイス タイプのキャリア統合モバイルを設定する場合は、[オーナーのユーザID(Owner User ID)] 値をモバイル ユーザ ID に設定します。 モバイル ユーザ ID は設定ページに表示されません。 モビリティが有効になっているエンド ユーザだけが、エンド ユーザ ページの [オーナーのユーザID(Owner User ID)] ドロップダウンに表示されます。 FMC デバイスに関連付けることができるのは 1 回線(DN)のみです。 ユーザはモバイル ID を FMC に関連付ける必要があります。 これは、デバイスの追加後に FMC デバイスの設定ページで実行できます。 モバイル ID の数までコールを送達するためには、ユーザが [モビリティID(Mobile Identity)] ウィンドウで Cisco Unified Mobility を有効にする必要があります。

        Cisco Unified Communications Manger は、携帯 DN がダイヤルされたときに共有回線が鳴動するように Ring All Shared Lines サービス パラメータで設定できます。

        (注)  


        Ring All Shared Lines を実行するには、Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number 機能を有効にする必要があります。 Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number はデフォルトで無効になっています。

        IMS 共有回線は Ring All Shared Lines パラメータの値にのみ基づいて鳴動します。 以前のバージョンの Cisco Unified Communications Manager では、IMS 共有回線が Reroute Remote Destination Calls to Enterprise Number の値に基づいて鳴動していました。


        以前のバージョンで使用していたリモート接続先機能をこの新しいデバイス タイプに移行することもできます。

        モバイル ボイス アクセスの電話番号の設定

        [メディアリソース(Media Resources)] の下にある [モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)] ウィンドウを使用すると、モバイル ボイス アクセス用にローカライズされたユーザ プロンプト セットを割り当てることができます。

        この設定は、モバイル ボイス アクセス機能を使用してコールを発信する場合に必要です。 ゲートウェイによって必要な数字がユーザから収集されコールが発信された後、コールはこのウィンドウで設定されている DN に転送されます。 この DN には Cisco Unified Communications Manager に対する内部 DN を指定できるため、エンド ユーザがこの DN を認識している必要はありません。 管理者は、MVA サービスがゲートウェイからこの DN にコールを転送できるように、ダイヤルピアを設定する必要があります。 また、この DN は、[Clusterwide Parameters (System - Mobility)] ペインの Inbound Calling Search Space for Remote Destination サービス パラメータの設定に従って、ゲートウェイのインバウンド コーリング サーチ スペース(CSS)またはリモート接続先プロファイルの CSS が DN に到達できるパーティションに格納されている必要があります。

        モバイル ボイス アクセス用にローカライズされたユーザ プロンプト セットを割り当てるには、次の手順を実行します。

        手順
          ステップ 1   メニュー バーで、[メディアリソース(Media Resources)] > [モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)] を選択します。
          ステップ 2   パラメータの値を入力します(モバイル ボイス アクセスの設定を参照)。
          ステップ 3   [保存(Save)] をクリックします。

          モバイル ボイス アクセスの設定

          下の表は、[モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)] ウィンドウで使用可能な設定値に関する説明を示しています。

          表 6 モバイル ボイス アクセスの設定項目

          フィールド

          説明

          [モバイルボイスアクセス情報(Mobile Voice Access Information)]

          [モバイルボイスアクセス電話番号(Mobile Voice Access Directory Number)]

          モバイル ボイス アクセス コールをゲートウェイから受信するための内部 DN を入力します。

          長さが 1 ~ 24 桁の値を入力します。 0 ~ 9 の数字を使用できます。

          [モバイルボイスアクセスパーティション(Mobile Voice Access Partition)]

          ドロップダウン リスト ボックスから、モバイル ボイス アクセスのパーティションを選択します。 電話番号とパーティションを組み合わせることにより、モバイル ボイス アクセス電話番号は一意になります。

          [モバイルボイスアクセスローカリゼーション(Mobile Voice Access Localization)]

          [使用可能なロケール(Available Locales)]

          このペインには、設定済みのロケールが表示されます。 詳細については、Cisco Unified Communications Manager ロケール インストーラのマニュアルを参照してください。

          下矢印キーを使用して、選択するロケールを [選択済みのロケール(Selected Locales)] ペインに移動します。

          (注)     

          Cisco Unified Mobility は最大 9 個のロケールをサポートします。 Cisco Unified Communications Manager に 10 個以上のロケールがインストールされている場合、これらのロケールは [使用可能なロケール(Available Locales)] ペインに表示されますが、[選択済みのロケール(Selected Locales)] ペインではロケールを 9 個までしか保存できません。 Cisco Unified Mobility に対して 10 個以上のロケールを設定しようとすると、「Update failed." Check constraint (informix.cc_ivruserlocale_orderindex) failed.」というメッセージが表示されます。"

          [選択済みのロケール(Selected Locales)]

          このペインの上側にある矢印を使用して、選択するロケールをこのペインに対して追加および削除します。

          (注)     

          システムで 10 個以上のロケールが利用可能であっても、選択できるロケールは 9 個までなので、注意してください。

          このペインに示されているロケールを並べ替えるには、このペインの右側にある矢印キーを使用します。 ロケール名をクリックしてロケールを選択してから、矢印キーを使用して、選択したロケールの順序を変更します。

          (注)     

          IVR が使用されている場合、モバイル ボイス アクセスは、[モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)] ウィンドウの [選択済みのロケール(Selected Locales)] ペインに表示される最初のロケールを使用します。 たとえば、[選択済みのロケール(Selected Locales)] ペインに最初に [Japanese Japan] と表示されている場合、Cisco Unified Mobility ユーザは、コール中に IVR が使用されているときには日本語を受信します。

          エンタープライズ機能アクセス用のゲートウェイの設定

          H.323 または SIP ゲートウェイをエンタープライズ機能アクセス用に設定するには、H.323 または SIP ゲートウェイを設定するオプションと H.323 ゲートウェイをシステム リモート用に設定するオプションの 2 種類があります。

          H.323 または SIP ゲートウェイの設定

          Cisco Unified Communications Manager で設定した H.323 または SIP ゲートウェイがすでに存在する場合は、それを使用してシステム リモート アクセスをサポートできます。 H.323 または SIP ゲートウェイが設定されていない場合は、このゲートウェイを追加および設定する必要があります。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。


          (注)  


          Cisco Unified Mobility コールを内線から発信した場合、発信者 ID として内線番号だけが表示されます。 H.323 または SIP ゲートウェイを使用している場合、トランスレーション パターンを使用してこの問題に対処できます。


          ゲートウェイを設定するには、次の手順を実行します。

          手順
            ステップ 1   PSTN からの PRI に対する T1/E1 コントローラを設定します。
            設定例:
            • controller T1 1/0

            • framing esf

            • linecode b8zs

            • pri-group timeslots 1-24

            ステップ 2   PRI(T1/E1)に対するシリアル インターフェイスを設定します。
            設定例:
            • interface Serial 1/0:23

            • ip address none

            • logging event link-status none

            • isdn switch-type primary 4ess

            • isdn incoming-voice voice

            • isdn bchan-number-order ascending

            • no cdp enable

            ステップ 3   Cisco Unified Communications Manager サーバ(パブリッシャ)から VXML アプリケーションをロードします。
            IOS Version 12.3(13) 以降の設定例:
            • application service CCM

            • http://<Unified CM パブリッシャ IP アドレス>:8080/ccmivr/pages/IVRMainpage.vxml

            IOS Version 12.3(12) 以前の設定例:
            • call application voice Unified CCM

            • http://<Unified CM パブリッシャ IP アドレス>:8080/ccmivr/pages/IVRMainpage.vxml

              (注)     

              VXML は Version 12.2(11) で追加されましたが、Version 12.3(8)、12.3(9)、12.3(14)T1、および 12.2(15) は、VXML に関する問題を含んでいるため使用しないでください。

            ステップ 4   Cisco Unified Mobility アプリケーションをシステム リモート アクセスと関連付けるように、ダイヤルピアを設定します。
            IOS 12.3(13) 以降の設定例:
            • dial-peer voice 58888 pots

            • service CCM(Cisco Unified Mobility VXML アプリケーション)

            • incoming called-number 58888

            IOS 12.3(12) 以前の設定例:
            • dial-peer voice 100 pots

            • application CCM(Cisco Unified Mobility VXML アプリケーション)

            • incoming called-number 58888(58888 はモバイル ボイス アクセス番号)

            ステップ 5   モバイル ボイス アクセスの電話番号の設定で設定したモバイル ボイス アクセス DN にコールを転送するためのダイヤルピアを追加します。
            プライマリ Cisco Unified Communications Manager の設定例:
            • dial-peer voice 101 voip

            • preference 1

            • destination-pattern <モバイル ボイス アクセス DN>

              (注)     

              ここには、[メディアリソース(Media Resources)] > [モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)] メニュー オプションで設定されているモバイル ボイス アクセス DN を指定します。 コールを終端するように設定された一般的なダイヤルピアがすでにあり、そのダイヤルピアがモバイル ボイス アクセス DN と整合している場合、このステップを実行する必要はありません。

            • session target ipv4:10.1.30.3

            • codec g711ulaw

            • dtmf-relay h245-alphanumeric

            • no vad

            セカンダリ Cisco Unified Communications Manager の設定例(必要な場合):
            • dial-peer voice 102 voip

            • preference 2

            • destination-pattern <モバイル ボイス アクセス DN>

              (注)     

              ここには、[メディアリソース(Media Resources)] > [モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)] メニュー オプションで設定されているモバイル ボイス アクセス DN を指定します。 コールを終端するように設定された一般的なダイヤルピアがすでにあり、そのダイヤルピアがモバイル ボイス アクセス DN と整合している場合、このステップを実行する必要はありません。

            • session target ipv4:10.1.30.4

            • codec g711ulaw

            • dtmf-relay h245-alphanumeric

            • no vad

            SIP ゲートウェイ voip ダイヤルピアの設定例
            • dial-peer voice 80 voip

            • destination-pattern <モバイル ボイス アクセス DN>

            • rtp payload-type nse 99

            • session protocol sipv2

            • session target ipv4:10.194.107.80

            • incoming called-number .T

            • dtmf-relay rtp-nte

            • codec g711ulaw


            システム リモート アクセス用の H.323 ゲートウェイの設定

            H.323 ゲートウェイはないが、システム リモート アクセスをサポートするために H.323 ゲートウェイを使用することが必要な場合、ゲートウェイを追加して設定する必要があります。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

            ゲートウェイを設定するには、次の手順を実行します。

            手順
              ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager サーバ(パブリッシャ)から VXML アプリケーションをロードします。
              IOS Version 12.3(13) 以降の設定例:
              • application service CCM

              • http://<Unified CM パブリッシャ IP アドレス>:8080/ccmivr/pages/IVRMainpage.vxml

              IOS Version 12.3(12) 以前の設定例:
              • call application voice Unified CCM

              • http://<Unified CM パブリッシャ IP アドレス>:8080/ccmivr/pages/IVRMainpage.vxml

                (注)     

                VXML は Version 12.2(11) で追加されましたが、Version 12.3(8)、12.3(9)、12.3(14)T1、および 12.2(15) は、VXML に関する問題を含んでいるため使用しないでください。

              ステップ 2   ダイヤルピアを設定して、Cisco Unified Mobility アプリケーションをシステム リモート アクセスに関連付けます。
              IOS 12.3(13) 以降の設定例:
              • dial-peer voice 1234567 voip

              • service CCM

              • incoming called-number 1234567

              • codec g711u

              • session target ipv4:<ip_address of call manager>

              IOS 12.3(12) 以前の設定例:
              • dial-peer voice 1234567 voip

              • application CCM

              • incoming called-number 1234567

              • codec g711u

              • session target ipv4:<ip_address of call manager>

              ステップ 3   モバイル ボイス アクセスの電話番号の設定で設定したモバイル ボイス アクセス DN にコールを転送するためのダイヤルピアを追加します。
              プライマリ Cisco Communications Manager の設定例:
              • dial-peer voice 101 voip

              • preference 1

              • destination-pattern <モバイル ボイス アクセス DN>

                (注)     

                ここには、[メディアリソース(Media Resources)] > [モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)] メニュー オプションで設定されているモバイル ボイス アクセス DN を指定します。 コールを終端するように設定された一般的なダイヤルピアがすでにあり、そのダイヤルピアがモバイル ボイス アクセス DN と整合している場合、このステップを実行する必要はありません。

              • session target ipv4:10.1.30.3

              • voice-class h323 1

              • codec g711ulaw

              • dtmf-relay h245-alphanumeric

              • no vad

              セカンダリ Cisco Communications Manager の設定例(必要な場合):
              • dial-peer voice 102 voip

              • preference 2

              • destination-pattern <モバイル ボイス アクセス DN>

                (注)     

                ここには、[メディアリソース(Media Resources)] > [モバイルボイスアクセス(Mobile Voice Access)] メニュー オプションで設定されているモバイル ボイス アクセス DN を指定します。 コールを終端するように設定された一般的なダイヤルピアがすでにあり、そのダイヤルピアがモバイル ボイス アクセス DN と整合している場合、このステップを実行する必要はありません。

              • session target ipv4:10.1.30.4

              • voice-class h323 1

              • codec g711ulaw

              • dtmf-relay h245-alphanumeric

              • no vad

              ステップ 4   ヘアピンを設定します。
              • voice service voip

              • allow-connections h323 to h323

              ステップ 5   Cisco Unified Communications Manager 上に、vxml スクリプトがロードされている H.323 ゲートウェイに着信 MVA 番号をリダイレクトするためのルート パターンを新規に作成します。 その新規ルート パターンの作成先のパーティションにゲートウェイ着信 CSS がアクセスできるようにします。

              エンタープライズ機能アクセス 2 段階ダイヤリングの設定

              この手順は、エンタープライズ機能アクセス 2 段階ダイヤリングを設定するために使用します。

              発信者がエンタープライズ機能アクセス DID にコールすると、Cisco Unified Communications Manager は発信側の番号と、[リモート接続先の設定(Remote Destination Configuration)] ウィンドウで設定された接続先番号とを照合します。 外線への接続時に Cisco Unified Communications Manager の管理ページで番号 9 が挿入されるというシナリオでは、管理者は [Clusterwide Parameters (System - Mobility)] セクションで次のサービス パラメータを変更して、この番号の桁数を制御できます。

              • Matching Caller ID with Remote Destination

              • Number of Digits for Caller ID Partial Match

              この設定には IVR は存在しないため、発信者に対してプロンプトが表示されることはありません。

              ユーザが発信コールを実行し、モバイル ボイス アクセスを使用する際の手順については、リモート電話機モデルのユーザ ガイドを参照してください。 エンタープライズ機能アクセスを使用する場合は、各エントリの最後が #(シャープ)文字で終わっている必要があることに注意してください。


              (注)  


              モバイル ボイス アクセス DN またはエンタープライズ機能アクセス DN にコールを発信する際、ゲートウェイ デバイスは、モバイル ボイス アクセス DN またはエンタープライズ機能アクセス DN として設定されている正確な桁数を提示する必要があります。 トランスレーション パターンまたは他の着信番号変更機能では、MVA 番号または EFA 番号に一致させるために、数字を除去したり、ゲートウェイで提示される番号に数字を追加したりすることができません。 Cisco Unified Mobility がゲートウェイ レイヤでコールを代行受信するため、仕様によりこのように動作します。



              (注)  


              モバイル ボイス アクセス(MVA)とは異なり、エンタープライズ機能アクセス(EFA)は、発信者 ID だけに基づいてユーザを識別します。 システムがインバウンドの発信者 ID を受信しなかった場合、またはリモート接続先と一致しない値を受信した場合、EFA コールは失敗します。 MVA では、発信者 ID が一致しなかった場合、ユーザはユーザのリモート接続先番号を入力するように要求されます。 EFA では、IVR プロンプトが存在しないため、この機能は提供されません。 どちらの場合も、ユーザは識別された後、同じ PIN 番号を使用することによって認証されます。


              手順
                ステップ 1   [システム(System)] > [サービスパラメータ(Service Parameters)] を選択します。
                ステップ 2   Cisco CallManager サービスに対して、[Clusterwide Parameters (System - Mobility)] 領域で次のサービス パラメータを設定します。
                1. Enable Enterprise Feature Access サービス パラメータを [True] に設定します。
                2. Matching Caller ID with Remote Destination サービス パラメータを設定します。 [Complete Match] または [Partial Match] のいずれかを選択します。 [Partial Match] を選択する場合は、Number of Digits for Caller ID Partial Match サービス パラメータの値を設定します。
                3. Matching Caller ID with Remote Destination サービス パラメータを [Partial Match] に設定する場合は、Number of Digits for Caller ID Partial Match サービス パラメータを設定します。
                ステップ 3   サービス パラメータの設定を保存するには、[保存(Save)] をクリックします。
                ステップ 4   [コールルーティング(Call Routing)] > [モビリティ(Mobility)] > [エンタープライズ機能アクセス設定(Enterprise Feature Access Configuration)] を選択します。
                ステップ 5   [モビリティエンタープライズ機能アクセス設定(Mobility Enterprise Feature Access Configuration)] ウィンドウで、[アクセス番号情報(Access Number Information)] の [番号(Number)] フィールドに値を指定して、エンタープライズ機能アクセス DID を設定します (このフィールドには、転送および会議のようなコール中の機能を呼び出すためにコールされる DID と同じ DID を指定します)。
                ステップ 6   [ルートパーティション(Route Partition)] の値を選択して、パーティションを指定します。
                ステップ 7   モビリティ エンタープライズ機能アクセスの設定項目を保存するには、[保存(Save)] をクリックします。
                ステップ 8   リモート宛先(携帯電話)への最初のコール レッグのためにゲートウェイで使用される発信 VOIP ダイヤルピアに DTMF リレー設定が含まれていることを確認します。これは、DTMF コードが Cisco Unified Communications Manager に渡されるようにするためです。
                ステップ 9   Enterprise Feature Access DID への第 2 段階着信コールを受信するゲートウェイ上でダイヤルピアを設定します。これによって、コールが Cisco Unified Communications Manager に転送されるようになります。 VOIP ダイヤルピアに DTMF リレーを設定します。
                (注)     

                コールを Cisco Unified Communications Manager に転送するための汎用ダイヤルピアがすでに設定されており、EFA DN との整合性がとれている場合は、この手順を実行する必要はありません。 このコール レッグ用の VOIP ダイヤルピアにも、DTMF リレー コマンドを設定します。

                エンタープライズ機能アクセスを設定するために必要な手順のリストについては、『Cisco Unified Communications Solution Reference Network Design (SRND) Based on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。


                モビリティ エンタープライズ機能設定

                ここでは、モビリティ エンタープライズ機能の設定に関する情報を提供します。

                モビリティ エンタープライズ機能の設定

                Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[コールルーティング(Call Routing)] > [モビリティ(Mobility)] > [エンタープライズ機能アクセス設定(Enterprise Feature Access Configuration)] メニュー パスを使用してモビリティ エンタープライズ機能を設定します。

                [モビリティエンタープライズ機能設定(Mobility Enterprise Feature Configuration)] ウィンドウでは、モビリティ エンタープライズ機能アクセス(EFA)番号を設定できます。 設定した番号は、1 つ以上のモビリティ プロファイルに関連付けて使用できます。

                Cisco Unified Communications Manager の管理ページのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする方法については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』とそのサブセクションを参照してください。GUI の使用方法とボタンおよびアイコンの機能の詳細が説明されています。

                モビリティ エンタープライズ機能の設定項目

                下の表は、[モビリティエンタープライズ機能設定(Mobility Enterprise Feature Configuration)] ウィンドウで使用可能な設定値に関する説明を示しています。

                表 7 モビリティ エンタープライズ機能の設定項目

                フィールド

                説明

                [アクセス番号情報(Access Number Information)]

                [番号(Number)]

                エンタープライズ機能アクセスに必要な DID 番号を入力します。 この番号は、転送、会議、再開、およびスマートフォンからの 2 段階ダイヤリングをサポートします。

                (注)     

                各 DID 番号は一意である必要があります。

                [ルートパーティション(Route Partition)]

                ドロップダウン リスト ボックスで、エンタープライズ機能アクセスに必要な DID のパーティションを選択します。

                [説明(Description)]

                モビリティ エンタープライズ機能アクセス番号の説明を入力します。

                [デフォルトのエンタープライズ機能アクセス番号(Default Enterprise Feature Access Number)]

                このエンタープライズ機能アクセス番号をこのシステムのデフォルトにするには、このボックスをオンにします。

                ハンドオフ モビリティ設定

                ここでは、ハンドオフ モビリティ設定に関する情報を提供します。

                ハンドオフ モビリティ設定

                Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[コールルーティング(Call Routing)] > [モビリティ(Mobility)] > [ハンドオフ設定(Handoff Configuration)] メニュー パスを使用してハンドオフ モビリティ設定を構成します。

                [ハンドオフモビリティ設定(Handoff Mobility Configuration)] ウィンドウでは、Wi-Fi ネットワークとモバイル通信用グローバル システム(GSM)または符号分割多重接続(CDMA)ネットワーク間のデュアル モード フォンのハンドオフ番号やパーティションを設定できます。

                Cisco Unified Communications Manager の管理ページのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする方法については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』とそのサブセクションを参照してください。GUI の使用方法とボタンおよびアイコンの機能の詳細が説明されています。

                ハンドオフ モビリティの設定項目

                下の表は、[ハンドオフモビリティ設定(Handoff Mobility Configuration)] ウィンドウで使用可能な設定項目に関する説明を示しています。

                表 8 ハンドオフ モビリティの設定項目

                フィールド

                説明

                [ハンドオフ設定情報(Handoff Configuration Information)]

                [ハンドオフ番号(Handoff Number)]

                Wi-Fi ネットワークと GSM または CDMA ネットワーク間のハンドオフの DID 番号を入力します。 ハンドオフ機能には、この番号が必要です。

                国際エスケープ文字 + で始まる番号の場合、+ の前にバックスラッシュ(\)を置く必要があります。 例:\+15551234.

                [ルートパーティション(Route Partition)]

                ドロップダウン リスト ボックスから、ハンドオフ ダイヤルイン(DID)番号を割り当てるパーティションを選択します。

                モビリティ プロファイルの設定

                ここでは、モビリティ プロファイル設定に関する情報を提供します。

                モビリティ プロファイルの設定

                Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[コールルーティング(Call Routing)] > [モビリティ(Mobility)] > [モビリティプロファイル(Mobility Profile)] メニュー パスを使用してモビリティ プロファイルを設定します。

                モビリティ プロファイルは、モバイル クライアントの Dial-via-Office 転送または Dial-via-Office リバースを設定できるプロファイルです。 モビリティ プロファイルを設定した後、そのプロファイルをリージョンまたはロケーションのユーザなど個々のユーザまたはユーザ グループに割り当てることができます。 モビリティ プロファイルに指定するのは DVO-F または DVO-R のいずれかですが、DVO-F と DVO-R の設定値はいずれも設定します。

                モビリティ プロファイルは、スタンドアロン Cisco Unified Mobile Communicator モバイル ID または Cisco Unified Mobile Communicator 対応デュアルモード モバイル ID に関連付けることができます。 標準のシングル モードのリモート接続先は、モビリティ プロファイルに関連付けることができません。

                モビリティ プロファイルの設定を変更できるのは、管理者だけです。ユーザは、モビリティ プロファイルの設定を変更できません。


                (注)  


                クライアントのモビリティ プロファイルが存在せず、サーバがモビリティ プロファイルを選択するようになっている場合、デフォルトの DVO コール タイプは Dial-via-Office リバース(DVO-R)となります。


                Cisco Unified Communications Manager の管理ページのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする方法については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』とそのサブセクションを参照してください。GUI の使用方法とボタンおよびアイコンの機能の詳細が説明されています。

                モビリティ プロファイルの設定に関するヒント

                モビリティ プロファイルの設定を開始する前に、次に挙げる設計上の問題について検討してください。

                クライアントがモビリティ プロファイルに関連付けられ、DVO-R コールが設定されている場合、183 SIP メッセージの発信者 ID 値は次の優先順位に従って取得されます。

                1. モビリティ プロファイルからの DVO-R 発信者 ID(この値はモビリティ プロファイルに設定されています)

                2. モビリティ プロファイルからの EFA DN(この値はモビリティ プロファイルに設定されています)

                3. デフォルトの EFA DN


                (注)  


                DVO-R コールを正常に処理するには、管理者は上記設定の少なくとも 1 つに発信者 ID 値を設定する必要があります。


                クライアントがモビリティ プロファイルに関連付けられ、DVO-F コールが設定されている場合、183 SIP メッセージの DID 値は次の優先順位に従って取得されます。

                1. モビリティ プロファイルからの DVO-F サービス アクセス番号(この値はモビリティ プロファイルに設定されています)

                2. モビリティ プロファイルからの DVO-F EFA DN(この値はモビリティ プロファイルに設定されています)

                3. デフォルトのサービス アクセス番号(この値は [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで設定します)

                4. デフォルトの EFA DN


                (注)  


                DVO-F コールの場合、クライアントは特定の DID で終了する Cisco Unified Communications Manager に対して着信コールを発信する必要があります。 DVO-F コールを正常に処理するには、管理者は上記設定の少なくとも 1 つにこの DID を設定する必要があります。


                Cisco Unified Communications Manager は、(クライアントから発信された)着信 PSTN コール(つまり、183 SIP メッセージで送信された DID 番号)を次の優先順位で照合して、そのコールされた番号を DVO-F として識別します。

                モビリティ プロファイルがクライアントに関連付けられている場合

                1. モビリティ プロファイルからの DVO-F EFT DN(この値が設定されている場合)

                2. モビリティ プロファイルからの DVO-F サービス アクセス番号(この値が設定されている場合)

                  モビリティ プロファイルがクライアントに関連付けられていない場合

                3. デフォルトの EFA DN

                4. デフォルトのサービス アクセス番号

                また、モビリティ プロファイルを設定するときは、次の要件についても検討してください。

                • 管理者は、着信側の照合が行われるように PSTN ゲートウェイを設定する必要があります。

                • EFA DN とサービス アクセス番号は、常にペアで構成されます。どちらの値もモビリティ プロファイルから取得される場合はモビリティ プロファイルで両者の値が一致している必要があり、どちらもデフォルト値が取得される場合は両者のデフォルト値が一致している必要があります。

                モビリティ プロファイルの設定項目

                下の表は、[モビリティプロファイル設定(Mobility Profile Configuration)] ウィンドウで使用可能な設定項目に関する説明を示しています。

                表 9 モビリティ プロファイルの設定項目

                フィールド

                説明

                [モビリティプロファイル情報(Mobility Profile Information)]

                [名前(Name)]

                このモビリティ プロファイルの一意の名前を 50 文字以内で入力します。

                有効な値は、大小の英字、数字(0 ~ 9)、ピリオド(.)、ダッシュ(-)、アンダースコア(_)、およびスペース( )です。

                [説明(Description)]

                このモビリティ プロファイルの説明を入力します。

                [モバイルクライアントのコールオプション(Mobile Client Calling Option)]

                ドロップダウン リスト ボックスから、モバイル クライアントのコール オプションを選択します。

                • [Dial via Office リバース(Dial via Office Reverse)]:Dial-via-Office リバースのコールを発信するには、モバイル クライアントのこのオプションを選択します。
                • [Dial via Office 転送(Dial via Office Forward)]:Dial-via-Office 転送のコールを発信するには、モバイル クライアントのこのオプションを選択します。
                (注)     

                管理者は、ユーザが発信する DVO コールに対して、クライアントで DVO-R または DVO-F のいずれかが自動的に選択されるようにしています。 ユーザは、モバイル デバイスで DVO コール タイプを明示的に選択することにより、管理者の設定とは逆のタイプの DVO コールを発信できます。

                Dial-via-Office 転送設定

                [サービスアクセス番号(Service Access Number)]

                Dial-via-Office 転送機能アクセスに必要な DID 番号を入力します。 この番号は、転送、会議、再開、およびスマートフォンからの 2 段階ダイヤリングをサポートします。

                この番号は、Cisco Unified Communications Manager からクライアントに送信される 183 SIP メッセージで返されます。 クライアントは、この値をダイヤルイン DID として使用します。

                Cisco Unified Communications Manager は、DVO-F コールを完了するときに、第 1 優先としてこの値を検索します。 この値が設定されていない場合、Cisco Unified Communications Manager は [エンタープライズ機能アクセス番号/パーティション(Enterprise Feature Access Number/Partition)] の値を使用します。

                (注)     

                各 DID 番号は一意である必要があります。

                [エンタープライズ機能アクセス番号/パーティション(Enterprise Feature Access Number/Partition)]

                ドロップダウン リスト ボックスで、Dial-via-Office 転送のコールを完了するために必要な DID の番号か、DID の番号とパーティションを選択します。

                クライアントがサービス アクセス番号をダイヤルすると、ゲートウェイはこの値と Cisco Unified Communications Manager が送信する削除済みの数字とを比較します。

                番号にパーティションが設定されている場合、番号とパーティションの両方がドロップダウン リスト ボックスに表示されます。

                Cisco Unified Communications Manager は、DVO-F コールを完了するときに、第 2 優先としてこの値を検索します。

                [Dial-via-Officeリバースコールバック設定(Dial-via-Office Reverse Callback Configuration)]

                [コールバック発信者 ID(Callback Caller ID)]

                Dial-via-Office リバース コールバックを完了するためのコールバック発信者 ID を入力します。

                クライアントが DVO-R コールを発信すると、Cisco Unified Communications Manager は 183 SIP メッセージでこの値を送信し、この値はクライアントが受信するコールバック コールの発信者 ID 値になります。

                この値は、DVO-R のクライアント画面に表示されます。

                ハンドオフのトール バイパス最適化

                最低コスト ルーティング(LCR)および着信番号識別サービス(DNIS)プール機能は、Cisco Unified Communications Manager 8.5 リリースの一部として導入されました。 これらの機能は、エリア、場所、および領域に基づいたコール ルーティングを提供することで、オフィス経由のダイヤル(DVO)コールのコストを軽減します。 Cisco Unified Communications Manager リリース 8.6.(1) は、LCR-DNIS 機能を使用してハンドオフを起動します。 ハンドオフのトール バイパス最適化は、[モビリティID(Mobile Identity)] に関連付けられている [モビリティプロファイル(Mobility Profile)] で設定されている [エンタープライズ機能アクセス番号(Enterprise Feature Access Number)] を使用します。 この機能を使用すると、ハンドオフ DID を個別に設定する必要がなくなるので、コストを節約できます。 ユーザがレガシー ハンドオフを起動する必要がある場合、クライアントは、管理者が設定したハンドオフ DID 番号をダイヤルする必要があります。これは、ローミング用にハンドオフ DID 番号に配置される国際コールです。企業では、追加コストがかかります。

                8.6.(1) よりも前のリリースの Cisco Unified Communications Manager に登録されている Cisco Mobile クライアントは、レガシー ハンドオフ起動を使用します。 詳細については、セッション ハンドオフを参照してください。

                オフィスを介したハンドオフ ダイヤルのトール バイパス最適化 - 転送(DVO-F)

                セルラーと WiFi 間のすべてのハンドオフ コールで DVO-F を有効にして、コスト節約の LCR ポリシーを使用します。 通話中機能は、ハンドオフ後にトリガーできます。

                LCR を有効にしたハンドオフを DVO-F で設定するには、次の手順を実行します。

                1. [エンタープライズ機能アクセス番号(Enterprise Feature Access Number)] を設定します。 詳細については、モビリティ エンタープライズ機能の設定を参照してください。

                2. ハンドオフ DN を設定します。 詳細については、ハンドオフ モビリティ設定を参照してください。

                3. [モバイルクライアントのコールオプション(Mobile Client Calling Option)] を [DVO-F] に設定して、[モビリティID(Mobile Identity)] に関連付けられている [モビリティプロファイル(Mobility Profile)] を作成します。 詳細については、モビリティ プロファイルの設定を参照してください。

                オフィスを介したハンドオフ ダイヤルのトール バイパス最適化 - リバース(DVO-R)

                セルラーと WiFi 間のすべてのハンドオフ コールで DVO-R を有効にして、コスト節約の LCR ポリシーを使用します。 通話中機能は、ハンドオフ後にトリガーできます。

                LCR を有効にしたハンドオフを DVO-R で設定するには、次の手順を実行します。

                1. [エンタープライズ機能アクセス番号(Enterprise Feature Access Number)] を設定します。 詳細については、モビリティ エンタープライズ機能の設定を参照してください。

                2. [モバイルクライアントのコールオプション(Mobile Client Calling Option)] を [DVO-R] に設定して、[モビリティID(Mobile Identity)] に関連付けられている [モビリティプロファイル(Mobility Profile)] を作成します。 詳細については、モビリティ プロファイルの設定を参照してください。

                モビリティの統合アプリケーションのダイヤル ルール設定

                Cisco Unified Communications Manager 8.5 よりも前のバージョンでは、DVO コールの Cisco Unified Communications Manager と別に、アプリケーションのダイヤル ルールを VoIP コールのクライアント側でローカルに設定する必要がありました。 VoIP および DVO コールの両方の設定を簡素化するため、Cisco Unified Communications Manager 8.6(1) では、アプリケーションのダイヤル ルールの設定を DVO および VoIP コールに設定できます。そのために、クライアント設定を個別に行う必要はありません。 これにより、モバイル ユーザは、転送に関係なく、エンタープライズ ダイヤル プランまたはサービス プロバイダー ダイヤル プランの両方でコールを発信し、ダイヤル プランを一貫した方法で管理できます。 クライアントが VOIP または DVO モードのいずれかでコールを発信する場合、同じルールが適用されます。 モビリティは、DVO モードの場合と同様に、クライアントが 10 桁の番号を VoIP モードでダイヤルして、外部番号をコールできるようにアプリケーションのダイヤル ルールを使用します。


                (注)  


                VoIP モードは、一括ダイヤルを使用する SIP ベースのモバイル クライアントだけに適用できます。オーバーラップ ダイヤルを使用する SCCP ベースのモバイル クライアントには適用できません。


                この機能は、既存のアプリケーションのダイヤル ルール設定を使用します。モビリティはアプリケーションとして扱われます。 ダイヤル ルールの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』を参照してください。 アプリケーション ダイヤル ルールの設定方法については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

                アプリケーションのダイヤル ルールは、すべてのアプリケーションにより共有されます。 モビリティに設定するアプリケーションのダイヤル ルールは、他のアプリケーションで共有されるアプリケーションのダイヤル ルールと競合しないようにします。

                モビリティ ソフトキーの設定


                (注)  


                [モビリティ(Mobility)] ソフトキーと [MOVE] ソフトキーを一緒に設定しないでください。


                Cisco Unified Mobility を使用する電話機ユーザの [モビリティ(Mobility)] ソフトキーを設定するには、次の手順に従います。

                手順
                  ステップ 1   [デバイス(Device)][デバイスの設定(Device Settings)] > [ソフトキーテンプレート(Softkey Template)] を選択します。
                  ステップ 2   既存のテンプレートを一覧表示するには、[検索(Find)] をクリックします。
                  ステップ 3   新しいテンプレートを作成するには、[標準ユーザ(Standard User)] をクリックしてから [コピー(Copy)] をクリックします。
                  ステップ 4   ソフトキー テンプレートの名前と説明を入力し、[保存(Save)] をクリックします。
                  ステップ 5   ウィンドウの右上にある [関連リンク(Related Link)] メニューの横の [移動(Go)] から [ソフトキーレイアウトの設定(Configure Softkey Layout)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。
                  ステップ 6   プルダウン リスト ボックスから [オンフック(On Hook)] を選択します。
                  ステップ 7   [選択されたソフトキー (Selected Softkeys、位置順)] に [Mobility] を追加し、[保存(Save)] をクリックします。
                  ステップ 8   プルダウン リスト ボックスから [接続時(Connected)] を選択します。
                  ステップ 9   選択したソフトキーに [モビリティ(Mobility)] を追加し、[保存(Save)] をクリックします。
                  ステップ 10   [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウを開き、[ソフトキーテンプレート(Softkey Template)] と、作成したソフトキー テンプレートを関連付けます。 『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
                  ステップ 11   Cisco Unified Mobility の電話機ユーザの [オーナーのユーザID(Owner User ID)] を選択します。
                  ステップ 12   [保存(Save)] をクリックします。

                  モバイル向けの Cisco Jabber

                  この章では、Cisco Unified Communications Manager に直接接続された Cisco Mobile VoiP Client の機能に関する情報を提供します。 この章では、その機能とそのために必要になる設定について説明します。

                  Cisco Unified Communications Manager への Cisco Mobile VoiP Client の登録

                  Cisco Mobile は、モバイル デバイスで動作するクライアント ファミリに付与される名前です。 Cisco Mobile クライアントの種類によって提供される機能が異なります。 機能には、次のようなものがあります。

                  • プロキシ サーバを使用しない Cisco Unified Communications Manager からモバイル クライアントへの直接接続

                  • 通話料金削減に向けた Dial-via-Office(DVO)最適化設定

                  • 携帯電話からの Cisco Unified Mobility の有効化と無効化

                  • Dial-via-Office リバース コールバック

                  • Dial-via-Office 転送

                  • モバイル デバイスとデスクトップ電話機の間でアクティブな Dial-via-Office コールを転送するための機能

                  Cisco Unified Mobility と Cisco Mobile VoiP Client の設定の詳細については、次の資料を参照してください。

                  • Cisco Mobile VoiP Client に関するエンド ユーザ ガイド

                  • エンド ユーザが [Cisco Unified Communications セルフケアポータル] ウィンドウを使用して電話機の Cisco Unified Mobility 設定を構成する手順が記載された、特定の Cisco Unified IP Phone に関するエンド ユーザ ガイド

                  Cisco Mobile VoiP Client に関する設定

                  Cisco Mobile VoiP Client の詳細な設定方法については、Cisco Mobility のインストール ガイドを参照してください。

                  Cisco Unified Mobility Advantage サーバの設定時に使用可能な Cisco Unified Mobility 機能の詳細については、Cisco Mobile VoiP Client 機能の一覧を参照してください。

                  Cisco Mobile VoIP Client

                  この項では、Cisco Mobile VoIP Client に関する情報を提供します。

                  Cisco Mobile VoIP Client が提供している機能には、Cisco Unified CMの管理で特殊な設定が必要なことに注意してください。

                  用語

                  下の表は、Cisco Unified Mobility と Cisco Mobile VoiP Client に関連した用語の定義を示しています。

                  表 10 定義

                  用語

                  定義

                  Cisco Mobile 8.x

                  このような直接接続デュアル モード クライアントは、携帯電話に加え(コスト削減のため)Voice-over-Wi-Fi もサポートします。 これらのクライアントは、プロキシ サーバを使用せずに、Cisco Unified Communications Manager に直接接続されます。

                  Cisco Mobile VoiP Client 機能の一覧

                  ここでは、Cisco Mobile VoiP Client の設定が完了している場合に、携帯電話ユーザに提供される Cisco Unified Mobility 機能のリストを示します。 この資料では、Cisco Unified Communications Manager の管理ページ内部の設定について説明します。

                  以下のエンティティと機能には、Cisco Unified Communications Manager の管理ページでの Cisco Unified Mobility の設定が必要です。

                  • プロキシ サーバを使用しない Cisco Unified Communications Manager からモバイル クライアントへの直接接続:この機能は Cisco Mobile VoiP Client が Cisco Unified Communications Manager に直接接続することで、配置から Cisco Unified Mobility Advantage を排除するためのサーバ側サポートを提供します。 Cisco Unified Communications Manager が Cisco Mobile VoiP Client との直接接続をサポートするように調整します。

                  • 通話料金削減に向けた DVO 最適化設定:この機能は、どのモバイル発信コール(DVO-R または DVO-F)が企業にとってコストが最小になるかを決定する事前設定済みのポリシーをサポートします。この決定は、一般にロケーションに基づいて行われます。 管理者は、ユーザ ロケーションおよびそれ以外の使用可能な情報に基づいて、プロファイルを割り当てます。 最小限コストのルーティングは、Cisco Unified Communications Manager とネゴシエーションして、DVO-R と DVO-F のいずれが最小限コストを生成するかを判断し、コールの発信にコストのかからない方法を選択します。

                  • 携帯電話から Cisco Unified Mobility を有効/無効にする:Cisco Mobile VoiP Client は動的に Cisco Unified Mobility の状態を変更して、Cisco Unified Communications Manager とクライアント間で Cisco Unified Mobility の状態を同期させておくことができます。 この機能により、エンドユーザに柔軟性が提供されます。エンドユーザは、GUI Web サイトからだけでなく、携帯電話からも Cisco Unified Mobility の状態を変更できます。

                  以下の機能は、元々は Cisco Unified MobilityManager の一部でしたが、現在は Cisco Unified Communications Manager に移動されています。

                  • Cisco Unified Mobility

                  • デスクトップ コール ピックアップ

                  • アクセス リスト

                  Cisco Unified Communications Manager は、以下の Cisco Unified Mobility 機能もサポートしています。

                  • DTMF でのコール中のエンタープライズ機能のサポート

                  • デュアルモード フォンのサポート

                  • デュアルモード フォンでのコールの手動ハンドオフ

                  • Time-of-Day アクセス

                  • DTMF を介したダイレクト コール パーク

                  • SIP URI ダイヤル

                  デスクトップ同時呼び出し、企業のボイスメールボックスの統合、システム リモート アクセス、発信者 ID、リモートのオン/オフ制御、コール トレース、Cisco Unified Mobility コールのセキュリティとプライバシー、スマートフォンのサポートなど、Cisco Unified Mobility 機能の利点に関連したトピックを参照してください。

                  CUCM からモバイル クライアントへの直接接続

                  Cisco Mobile VoiP Client と Cisco Unified Communications Manager 間の登録は、独立した TCP ポート経由で行われます (Cisco Unified Mobility Advantage サーバで使用されていた共有またはプールされた接続は使用されません)。Cisco Mobile VoiP Client と Cisco Unified Communications Manager 間のキープアライブ メッセージは Cisco Unified Communications ManagerCisco Unified Mobility Advantage 間で渡されていたものと同じです。 Cisco Unified Communications Manager への Cisco Mobile VoiP Client の登録に新たなアラームは導入されず、登録は SIP チャネル経由で行われます。

                  図 2. Cisco Unified Communications Manager への Cisco Mobile VoiP Client の登録

                  クライアントが iPhone 上で動作しており、Cisco Mobile VoiP Client が SIP ダイアログを完了できない場合は、Cisco Unified Communications Manager が PSTN コールを保持します (SIP ステータスがタイムアウトした場合でも、PSTN コールは終了しません)。たとえば、Cisco Unified Communications Manager が 200 OK メッセージを送信した後で ACK メッセージを受信しない場合、PSTN コールは保持されます。

                  Cisco Unified Communications Manager からモバイル クライアントへの直接接続に関する制限事項

                  この機能には、次の制限があります。

                  • Cisco Unified Communications Manager と Cisco Mobile VoiP Client 間の SIP ダイアログが完了していない場合は、新しいコール中の機能の呼び出しにダイアログが使用できません。 ただし、DTMF インターフェイス経由でコール中の機能を呼び出すことができます。

                  DVO 最適化設定

                  この機能は、どのモバイル発信コール(DVO-R または DVO-F)が企業にとってコストが最小になるかを決定する事前設定済みのポリシーをサポートします。この決定は、一般にロケーションに基づいて行われます。 モバイル ユーザにとっては、モバイル コールを発信するときに最小限コストを見つけることができるため便利です。 DNIS プールではダイヤルイン(DID)番号のリストを参照できるようになっているため、ローミング時にはモバイル コール用に国際番号以外の番号を選択できます。 最小限コストのルーティングは、Cisco Unified Communications Manager とネゴシエーションして、DVO-R と DVO-F のいずれが最小限コストを生成するかを判断し、コールの発信にコストのかからない方法を選択します。

                  最小限コストのルーティングおよび DNIS プールが望ましい理由

                  次に挙げる理由から、この機能をお勧めします。

                  • 管理者が、最小限コストのコール ルーティングに適した DVO コール タイプ(DVO-F または DVO-R)を決めることができます。 リージョンやサービス プロバイダーによっては、DVO-F の方がモバイル ユーザにとって経済的である場合もあれば、DVO-R の方が経済的である場合もあります。 たとえば、携帯電話ユーザの着信コールが無料であるリージョンでは、携帯電話ユーザに DVO-R コールを設定すると、最小限コストのコール ルーティングを実現できます。

                  • スケーラビリティ:特定のリージョンにいる複数のユーザが、リージョン、サービス プロバイダー、ロケーションなどで構成されている 1 つのモビリティ プロファイルを使用できます。 ここでいう「ユーザ」とは、実際のエンド ユーザのクライアントのことです。 管理者は、各エンド ユーザのモビリティ プロファイルを作成する必要がありません。

                  • すべての DVO-F に対応するクラスタ内部の単一 DID:このような DVO-F コールの場合は、クライアントが特定の DID を使用して Cisco Unified Communications Manager にコールを発信します。

                  • 複数サイト クラスタ:複数サイト クラスタの場合、クラスタ A(英国など)のクライアントは、DVO-F コールにクラスタ B(サンノゼなど)の DID を使用します。これにはコストがかかります。

                  • DVO-R:トランクでローカル DID から発信されたコールが許可されます。 クライアントが DVO-R コールを発信したとき、発信者 ID が特定の範囲内にない場合には、クライアントのトランクが発信コールを許可しないことがあります。 たとえば、英国のクライアントが DVO-R を呼び出した場合、サンノゼのクラスタにあるトランクからのコールバック コールは 408 を表示します。 このコールが英国に到達したとき、サービス プロバイダーのトランクが 408 を認識しないことがあり、そうなるとコールは許可されません。 このため、発信者 ID には、ローカルに識別可能な値を指定する必要があります。

                  通話料金削減に向けた DVO 最適化設定の特性

                  この機能では、管理者が Cisco Unified Communications Manager の管理ページで [コールルーティング(Call Routing)] > [モビリティ(Mobility)] > [モビリティプロファイル(Mobility Profile)] メニュー パスを使用して設定するモビリティ プロファイルを使用します。 モビリティ プロファイルの詳細については、モビリティ プロファイルの設定を参照してください。

                  通話料金削減に向けた DVO 最適化設定機能は、DVO-R コールが使用する代替コールバック メカニズムを変更しません。クライアントが引き続き代替コールバックを制御します。

                  通話料金削減に向けた DVO 最適化設定に関する制限

                  通話料金削減に向けた DVO 最適化設定機能には、次の制限があります。

                  • アプリケーション ダイヤル ルールの後に、最小限コストのルーティング(LCR)ルールが適用されます。 LCR については、着信側トランスフォーメーションおよび自動転送シナリオが考慮されません。

                  携帯電話からの Cisco Unified Mobility の有効化と無効化

                  Cisco Mobile VoiP Client で、Cisco Unified Mobility のステータスを直接更新できます。

                  インタラクションおよび制限事項

                  Cisco Unified Communications Manager の標準機能のほとんどに Cisco Unified Mobility 機能との完全な互換性があることに注意してください。 例外の詳細については、Cisco Unified Mobility に関する章を参照してください。

                  システム要件

                  システム要件の詳細については、Cisco Mobile のリリース ノートを参照してください。

                  Cisco Mobile VoiP Client の設定

                  Cisco Mobile VoiP Client の設定の詳細については、Cisco Mobile VoiP Client の設定ガイドを参照してください。