Cisco Unified Communications Manager Release 10.0(1) 機能およびサービス ガイド
ライセンス
ライセンス

ライセンス

Cisco Unified Communications Manager のライセンスは、2012 年 8 月に導入された Cisco Unified Communications Licensing の商品全体の一部であり、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.0 以降に適用されます。

アプリケーション

WebEx ミーティング

アドオン

アドオン

アドオン

アドオン

同梱

WebEx Social

アドオン

アドオン

アドオン

アドオン

同梱

Unity Connection

アドオン

アドオン

アドオン

同梱

同梱

Cisco Unified Communications Manager(UCM)

同梱

同梱

同梱

同梱

同梱

Cisco Unified Communications Manager クライアント

Jabber Mobile

該当なし

該当なし

同梱

同梱

同梱

Jabber Desktop

該当なし

該当なし

同梱

同梱

同梱

Jabber IM/Presence

同梱

同梱

同梱

同梱

同梱

デバイスのサポート

デバイス数

1

1

1/2

10

10

デバイス タイプのサポート

アナログ/ボイス

(「Cisco Unified Communications Manager 9.x Licensing – ユーザおよびデバイスのサポート」の表を参照)

音声

(「Cisco Unified Communications Manager 9.x Licensing – ユーザおよびデバイスのサポート」の表を参照)

ビデオ

(「Cisco Unified Communications Manager 9.x Licensing – ユーザおよびデバイスのサポート」の表を参照)

音声/ビデオ

(「Cisco Unified Communications Manager 9.x Licensing – ユーザおよびデバイスのサポート」の表を参照)

音声/ビデオ

(「Cisco Unified Communications Manager 9.x Licensing – ユーザおよびデバイスのサポート」の表を参照)

ユーザ プロファイル数

1

1

1

1

1

Cisco Unified Communications Manager の機能

エクステンション モビリティ

同梱

同梱

同梱

同梱

同梱

モバイル コネクト(SNR)

該当なし

同梱

同梱

同梱

同梱

ライセンスのタイプ

User Connect Licensing

Essential

User Connect Licensing

Basic

User Connect Licensing

Enhanced/Enhanced Plus

Unified Workspace Licensing

Standard

Unified Workspace Licensing

Professional

Cisco Unified Communications Manager のライセンスは、ユーザとユーザの機能、設定されたデバイスの統計によって決定されます。 Cisco Unified Communications Manager が、(ユーザの機能と関連デバイスを持つ)ユーザと、システムで設定されたデバイスの合計数に基づいて、ライセンスの使用率を算出します。 Cisco Unified Communications Manager から Enterprise License Manager に、ライセンス使用率の合計が(パブリッシャごとに)報告されます。

すると Enterprise License Manager がすべての Cisco Unified Communications Manager から報告されたすべてのライセンス要求を集計し、要求の合計と、インストールされている利用可能なライセンス数を比較します。 ユーザや電話機、その他のサービスが Cisco Unified Communications Manager でプロビジョニングされると、ライセンス要求が集計されます。そしてEnterprise License Manager と同期されると、それに対応するライセンス要求が Cisco Unified Communications Manager から Enterprise License Manager へ送信されます。 Enterprise License Manager は、Cisco Unified Communications Manager のライセンス要件を使用可能なインストール済みのライセンスと比較して、ライセンスのコンプライアンスまたは非コンプライアンスを示すレポートを返します。

「ユーザのみ」ライセンス

システムで設定されているユーザがデバイスに関連付けられていない場合、そのユーザはデバイスを所有せず「ユーザのみ」となります。 デバイスの [OwnerUserID] フィールドにそのユーザのユーザ ID が入力されると、ユーザはデバイスに関連付けられ、そのデバイスを「所有」したことになります。 デバイスに関連付けられていないユーザ向けの「ユーザのみ」ライセンスについては、「Cisco Unified CM リリース 9.x ライセンス - ユーザとデバイスのサポート」の表に示されています。 ユーザがデバイスを所有していない場合、またはライセンスが必要なユーザ機能を使用していない場合は、システムにユーザを追加してもライセンスが消費されることはありません。 ただし、ライセンスが必要なユーザ機能がユーザに設定されている場合や、ユーザがデバイスを所有している場合は、ライセンスが消費されます。 ライセンスが必要な機能については「Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x ライセンス」の表に示されています。ライセンスが必要な機能はエクステンション モビリティとモバイル コネクト(モビリティ、シングル ナンバー リーチ、SNR とも呼ばれる)です。

表 1  Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x ライセンス

Essential UCL

Basic UCL

Enhanced UCL

Enhanced Plus UCL

UWL Standard

UWL Professional

サポートされている機能

エクステンション モビリティ

Y

Y

Y

Y

Y

Y

サポートされている機能

モバイル コネクト

Y

Y

Y

Y

Y

ユーザあたりの最大デバイス数

1

1

1

2

10

10

ユーザのエクステンション モビリティは、エンド ユーザの設定ページの [エクステンションモビリティ(Extension Mobility)] セクションにデバイス プロファイルが入力され、エクステンション モビリティ(デバイス)プロファイルがユーザに関連付けられたときに設定されます。 UC Manager リリース 9.0(1) および Release 9.1(1) では、エクステンション モビリティはライセンスが必要なユーザ機能です。 エクステンション モビリティのみが設定されており、デバイスを所有していないユーザには、少なくとも Essential UCL ライセンスが必要です。 Essential UCL ライセンス以上(Basic UCL、Enhanced UCL など)では、エクステンション モビリティがサポートされています(含まれています)。 UC Manager バージョン 9.1(1a) 以降では、エクステンション モビリティはライセンスが必要なユーザ機能ではありません。 エクステンション モビリティが設定されているユーザのみがライセンスを必要としません。

ユーザのモバイル コネクト(モビリティまたはシングル ナンバー リーチとも呼ばれる)は、エンドユーザの設定で [モビリティ有効(Mobility Enabled)] にリモート デバイス プロファイル(RDP)が入力されたときに設定されます。 モビリティが設定されており、デバイスを所有していないユーザには、少なくとも Basic UCL ライセンスが必要です。 Basic UCL ライセンス以上(Enhanced UCL、Enhanced Plus UCL など)では、モビリティがサポートされています(含まれています)。

デバイスのみ

デバイスが Cisco Unified Communications Manager に追加され、デバイス設定ページに [OwnerUserID] フィールドのエントリがない場合、そのデバイスはユーザに割り当てられていない、または関連付けられていないとみなされ、「デバイスのみ」と分類されます。 「デバイスのみ」のデバイスのライセンスは、「Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x Licensing – ユーザおよびデバイスのサポート」の表に一覧で記載されています。 デバイスが Cisco Unified Communications Manager に追加され、[OwnerUserID] フィールドのエントリがない場合、そのデバイスには、デバイスのタイプごとに決められた最低限のライセンス タイプが必要となります。必要なライセンスは、「Cisco Unified Communications Manager 9.x Licensing – ユーザおよびデバイスのサポート」の表に示されています。

ユーザとデバイス

デバイスの [OwnerUserID] フィールドにユーザ ID を入力し、デバイスをユーザに割り当てると、またはデバイスをユーザに関連付けると、そのユーザとデバイスのライセンス要件は、デバイスのタイプおよびそのユーザに割り当てられているデバイス数によって決定されます。 1 つのデバイスを所有するユーザの場合、ユーザのユーザ ID が 1 つの Essential デバイス(3905、6901、アナログ デバイスなど)に OwnerUserID として追加されると、ユーザとデバイスに必要な最小ライセンスは 1 つの Essential UCL ライセンスになります。 つまり、1 つの Essential ライセンスによって、ユーザとデバイスの両方がサポートされます。 その一方で、ユーザのユーザ ID が 1 つの Basic デバイス(6911、6921 など)に OwnerUserID として追加された場合、ユーザとデバイスに必要な最小ライセンスは 1 つの Basic UCL ライセンスになります。 ユーザのユーザ ID が 1 つの Enhanced デバイスに OwnerUserID として追加された場合、ユーザとデバイスに必要な最小ライセンスは 1 つの Enhanced UCL ライセンスになります。

複数のデバイスを所有するユーザの場合、最小ライセンスはそのユーザが所有するデバイスの数によって決定されます。 「Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x ライセンス」の表に、1 つのユーザ ライセンスでサポートされるデバイスの最大数を示します。 2 つのデバイスを所有するユーザには、少なくとも 1 つの Enhanced Plus UCL ライセンスが必要です。 3 つ以上のデバイスを所有するユーザは、少なくとも CUWL Standard ライセンスが必要です。

Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x ライセンス - ユーザとデバイスのサポート」の表に、ユーザのみ、デバイスのみ、およびユーザとデバイス向けの Cisco Unified Communications Manager ライセンスについて示します。

表 2  Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x ライセンス - ユーザとデバイスのサポート

ライセンス タイプ

デバイスのみ

ユーザとデバイス

ユーザのみ

Essential UCL

  • Cisco Unified SIP Phone 3905
  • Cisco Unified IP Phone 6901
  • アナログ デバイス

1 つの Essential デバイスを所有する 1 人のユーザ。

エクステンション モビリティが有効な 1 人のユーザ。

Basic UCL

Cisco Unified IP Phone 6911 および 6921 モデル

OR

任意の Essential デバイス。

1 つの Basic デバイスを所有する 1 人のユーザ。

OR

1 人の Essential ユーザ(および関連デバイス)。

シングル ナンバー リーチが有効な 1 人のユーザ(モバイル コネクト)。

OR

1 人のEssential ユーザ。

Enhanced UCL

  • Cisco Unified IP Phone 3911、3941、3951
  • Cisco Unified IP Phone 6941、6945、および 6961 モデル
  • Cisco Unified IP Phone 7900 シリーズ(7900G、7911G、7912G、7931G、794xG、796xG、および 7975G モデル)
  • Cisco Unified IP Phone 8900 シリーズ(8941、8945、および 8961 モデル)
  • Cisco Unified IP Phone 9900 シリーズ(9951 および 9971 モデル)(カメラ付き/カメラなし)
  • Cisco Unified Wireless IP Phones シリーズ(792xG および 7925G-EX モデル)
  • Cisco Unified IP Conference Station(7936G および 7937G Station)
  • Cisco Unified Softphone(Cisco Unified Personal Communicator、Cisco UC Integration for Lync、Cisco UC Integration for Connect、および Cisco IP Communicator)
  • Jabber クライアント(Jabber for Mac、Jabber for Windows、Jabber for iPhone、Jabber for Android、Jabber for iPad、および Jabber SDK)
  • ボイスおよびビデオ ファームウェアを含む Cisco Virtual Experience Client(VXC)
  • Cisco IP Video Phone E20
  • Cisco TelePresence System EX シリーズ(EX60 および EX90)
  • サードパーティの SIP デバイス
  • Cisco Desktop Collaboration Experience DX600 シリーズ

OR

任意の Basic デバイスまたは Essential デバイス。

1 つの Enhanced デバイスを所有する 1 人のユーザ。

OR

1 人の Basic ユーザまたは Essential ユーザ(および関連デバイス)

1 人の Basic ユーザまたは Essential ユーザ。

Enhanced Plus UCL

任意の Enhanced、Basic、または Essential デバイス。

2 つのデバイスを所有する 1 人のユーザ。

OR

1 人の Enhanced、Basic、または Essential ユーザ(および関連デバイス)

1 人の Enhanced、Basic、または Essential ユーザ。

UCM UWL Standard

Enhanced Plus、Enhanced、Basic、または Essential デバイス。

最大 10 個のデバイスを所有する 1 人のユーザ。

OR

1 人の Enhanced Plus、Enhanced、Basic、または Essential ユーザ(および関連デバイス)。

1 人の Enhanced Plus、Enhanced、Basic、または Essential ユーザ。

UCM UWL Standard

Enhanced Plus、Enhanced、Basic、または Essential デバイス。

最大 10 個のデバイスを所有する 1 人のユーザ。

OR

1 人の Enhanced Plus、Enhanced、Basic、または Essential ユーザ(および関連デバイス)。

1 人の UWL Standard ユーザ。

TelePresence Room

  • Cisco TelePresence System 500 シリーズ
  • Cisco TelePresence System 1100
  • Cisco TelePresence System 1300 シリーズ
  • Cisco TelePresence System 3000 シリーズ
  • Cisco TelePresence System 3200 シリーズ
  • Cisco TelePresence TX9000 シリーズ(TX9000、TX9200)
  • Cisco TelePresence TX1300 シリーズ
  • Cisco TelePresence System Profile シリーズ(42 インチ 6000 MXP、52 インチ MXP、52 インチ Dual MXP、65 インチ、および 65 インチ デュアル)
  • Cisco TelePresence System Codec C90/C60/C40
  • Cisco TelePresence System Quick Set C20
  • Cisco TelePresence MX シリーズ(MX300 および MX200)

1 つの TelePresence Room デバイスと 1 つの(関連)Enhanced デバイスを所有する 1 人のユーザ。

なし。

デバイスのみ」とは、Cisco Unified Communications Manager で設定された、ユーザによる関連付けがない([OwnerUserID] フィールドが空白である)デバイスを意味します。

ユーザとデバイス」とは、Cisco Unified Communications Manager で設定された、ユーザによる関連付けがある([OwnerUserID] フィールドにユーザ ID が登録されている)デバイスを意味します。

ユーザのみ」とは、Cisco Unified Communications Manager で設定された、デバイスが関連付けられていない(Cisco Unified Communications Manager デバイスで OwnerUserID としてのユーザ ID が見つからない)ユーザを意味します。

前述の表のボールドで示されているテキストは、ライセンスの置換によってデバイスがサポートされることを示しています。この場合は、リストされているライセンス タイプの使用可能なライセンスを使用して、低いレベルのライセンス要件を満たすことができます。 この操作は、Cisco Prime License Manager および Enterprise License Manager で行います。


(注)  


MGCP FXS ポートはアナログ電話と見なされないため、これらのポートにはライセンスは必要ありません。

ユーザごとのデバイスの最大数

Essential ライセンス、基本ライセンス、および Enhanced UCL ライセンスは、関連デバイスを 1 つ所有するユーザをサポートします。ユーザ ID は 1 つのデバイスの [オーナーのユーザID(OwnerUserId)] フィールドに入力されます。 Enhanced Plus UCL ライセンスは関連デバイスを 2 つ所有するユーザをサポートします。 UWL Standard および UWL Premium は、関連デバイスを 3 つ以上(最大 10 個)所有するユーザをサポートします。

TelePresence Room ライセンス

多目的でイマーシブな TelePresence デバイスのライセンスは、別のデバイス ライセンス タイプの TelePresence Room ライセンスで許諾されます。 TelePresence デバイスの [OwnerUserID] フィールドに電話機と同じユーザ ID が入力されている場合に限り、TelePresence デバイスと Cisco Unified Communications Manager に登録されている電話機が TelePresence Room ライセンスの対象になります。 TelePresense デバイスと電話機の両方の [OwnerUserID] に同じユーザ ID が入力されていない場合、デバイスと電話機は関連付けられず、2 つのライセンスが必要になります。つまり、デバイス用の TelePresence Room ライセンスと電話機用の Enhanced UCL が必要になります。 TelePresence タッチ デバイスは Cisco Unified Communications Manager に登録されません。このため、別のライセンスまたは OwnerUserID の関連付けは必要ありません。

ライセンス代替

Enterprise License Manager は、コンプライアンスを有効にするために、使用可能なライセンスの階層ライセンス代替を許可します。 Enterprise License Manager はライセンス代替を管理し、使用可能な上位レベルのライセンスは下位レベルのライセンス要件に合うように代用または貸し出されます。 下位レベルのライセンスは、使用可能な上位レベルのライセンスから貸し出されます。 たとえば、お客様が 100 件の UWL Standard ライセンスを所持しているにもかかわらず、Cisco Unified Communications Manager が 10 件の UWL Standard ライセンスおよび 50 件の Enhanced UCL ライセンス要件をレポートで返す場合、Enterprise License Manager は 100-10、つまり 90 件の UWL Standard ライセンスが下位の階層への貸し出しに使用できると計算します。 90 件の 使用可能な UWL Standard ライセンスのうち、50 件の UWL Standard ライセンスが 50 件の Enhanced UCL ライセンス要件に合わせて使用されます。 Enterprise License Usage レポートでは、残りの 40 件の UWL Standard ライセンスが使用可能であると示されます。

ライセンス処理のシナリオ

次のライセンス処理のシナリオでは、ライセンス要件となる Cisco Unified CM の管理 の設定変更を段階的に説明します。

ユーザの追加

[エンドユーザの設定(End User Configuration)] または一括管理ツールによって、新規ユーザ(ユーザ A)が Cisco Unified CM の管理 に最初に追加される際に、そのユーザが [モビリティの有効化(Enable Mobility)] でリモート デバイス プロファイルを所有していないため、リモート デバイス プロファイルがエクステンション モビリティのデバイス プロファイルを使用して設定されない場合、その新規ユーザにライセンスは必要ありません。

Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.0(1) および 9.1(1) では、新規ユーザ(ユーザ B)が最初に Cisco Unified Communications Manager に追加され、エクステンション モビリティが設定されている(エクステンション モビリティ デバイス プロファイルを使用して)場合、ユーザ B には Essential UCL ライセンスが必要です。 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.1(1a) 以降では、新規ユーザ(ユーザ B)が最初に Cisco Unified Communications Manager に追加され、エクステンション モビリティが設定されている場合、新規ユーザ(ユーザ B)にライセンスは必要ありません。

新規ユーザ(ユーザ C)が最初にCisco Unified Communications Manager に追加され、そのユーザにエクステンション モビリティのデバイス プロファイルはないが [モビリティの有効化(Enable Mobility)] でリモート接続先プロファイルが設定されている場合、その新規ユーザ(ユーザ C)には基本 UCL ライセンスが必要です。

新規ユーザ(ユーザ D)がエクステンション モビリティを設定していてモビリティが設定されている場合、その新規ユーザ(ユーザ D)には基本 UCL ライセンスが必要となります。

ユーザ ID

ライセンス付与ユーザの機能

必要なライセンス

(注)

ユーザ A

なし

なし

割り当てデバイスなし

ユーザ B

エクステンション モビリティ

Essential UCL

割り当てデバイスなし

ユーザ C

モビリティ

基本 UCL

割り当てデバイスなし

ユーザ D

エクステンション モビリティおよびモビリティ

基本 UCL

割り当てデバイスなし

未割り当てデバイスの追加

ユーザを追加する上記のシナリオでは、ユーザのみが追加されています。

今度は新規のデバイスを Cisco Unified Communications Manager に登録して、そのデバイスの [オーナーのユーザID(OwnerUserID)] フィールドにユーザ ID が入力されていない場合、そのデバイスはユーザに未割り当てで、『Cisco Unified Communications Manager 9.x Licensing』の「User and Device Support」の表 に表示されているように、未割り当てデバイスのデバイス タイプごとにライセンスが必要となります。 たとえば、Device6901 が追加されると Essential UCL ライセンスが必要となります。 Device6921 が追加されると基本 UCL ライセンスが必要となります。 DeviceEX60 が追加されると Enhanced UCL ライセンスが必要になります。

Enhanced Plus、CUWL Standard、または CUWL Professional ライセンスを必要とするデバイスは現在ありません。 そのため Enhanced Plus など前述のライセンスを必要とする未割り当てデバイスに関する Cisco Unified Communications Manager の要件は表示されていません。

ライセンス要件があるデバイスの例

デバイス

必要なライセンス

(注)

Device6901

Essential UCL

オーナーのユーザ ID なし

Device6921

基本 UCL

オーナーのユーザ ID なし

DeviceEX60

Enhanced UCL

オーナーのユーザ ID なし

関連デバイスへのユーザの追加

デバイスを追加してそのデバイスがユーザに関連付けられている場合は、ユーザとデバイスはライセンスを共有します。 1 ユーザにつき 1 デバイスのため、必要なライセンスは、必要なユーザ ライセンスまたはデバイス ライセンスのうち、数が大きな方になります。 次のシナリオでは、1 ユーザにつき 1 デバイスの場合の、デバイスとユーザ関連の各種組み合わせを検討します。

ユーザに関連付けられた必須デバイス

OwnerUserID = UserA と入力することによって Device6901(Essential デバイス)が User A(Essential ユーザ)に割り当てられた場合、デバイスとユーザの両方が 1 つの Essential UCL ライセンスでサポートされます。 その代わりに OwnerUserID = UserB と入力することで Device6901 が UserB に割り当てられた場合も、デバイスとユーザの両方が 1 つの Essential UCL ライセンスでサポートされます。

しかし、 OwnerUserID = UserC(または UserD)と入力することで Device6901(Essential デバイス)が UserC または UserD(どちらも Basic ユーザ)に割り当てられると、デバイスとユーザの両方が 1 つの Basic UCL ライセンスでサポートされます。

ユーザに関連付けられた Basic デバイス

OwnerUserID = User A(またはUser B)と入力することによってDevice6921(Basic デバイス)が User A または User B(両方とも Essential ユーザ)に割り当てられた場合、デバイスとユーザの両方が 1 つの Basic UCL ライセンスでサポートされます。 同様に、User C(またはUser D)と入力することによってDevice6921(Basic デバイス)が User C または User D(両方とも Basic UCL ユーザ)に割り当てられた場合、デバイスとユーザの両方が 1 つの Basic UCL ライセンスでサポートされます。

ユーザに関連付けられた拡張デバイス

ほとんどの物理的な電話やソフト クライアント、また EX60 や EX90 などのデスクトップ ビデオ デバイスは、Enhanced デバイス レベルに付属しています。 OwnerUserID = User A(またはUser B)と入力することによってDeviceEX60(Enhanced デバイス)が User A と User B(両方とも Essential ユーザ)に割り当てられた場合、デバイスとユーザの両方が 1 つの Enhanced UCL ライセンスでサポートされます。 同様に、User C(またはUser D)と入力することによってDeviceEX60(Enhanced デバイス)が User C と User D(両方とも Basic UCL ユーザ)に割り当てられた場合、デバイスとユーザの両方が 1 つの Enhanced UCL ライセンスでサポートされます。

表 3 ユーザとデバイスのライセンス要件の例

Device

OwnerUserID

ライセンスを持つユーザの機能

必要なライセンス

Device6901

UserA

なし

Essential UCL

Device6901

UserB

エクステンション モビリティ

Essential UCL

Device6901

UserC

モビリティ

基本 UCL

Device6901

UserD

エクステンション モビリティとモビリティ

基本 UCL

Device6921

UserA

なし

基本 UCL

Device6921

UserB

エクステンション モビリティ

基本 UCL

Device6921

UserC

モビリティ

基本 UCL

Device6921

UserD

エクステンション モビリティとモビリティ

基本 UCL

DeviceEX60

UserA

なし

Enhanced UCL

DeviceEX60

UserB

エクステンション モビリティ

Enhanced UCL

DeviceEX60

UserC

モビリティ

Enhanced UCL

DeviceEX60

UserD

エクステンション モビリティとモビリティ

Enhanced UCL

ユーザごとのデバイス数

上記のユーザとデバイスの例は、ユーザが 1 つのデバイスに関連付けられている場合にのみ適用されます。この場合、ユーザ ID は 1 つ (1) のデバイス構成の[オーナーのユーザID(OwnerUserID)] フィールドにのみ表示されます。 ユーザが複数の(>1) デバイスに関連付けられている場合は、デバイス タイプにかかわらず、上位レベルのライセンスが要求されます。

ユーザ A が 1 つ(1)のデバイスの[オーナーのユーザID(OwnerUserID)] に割り当てられている場合、上記のシナリオが当てはまります。 ただし、ユーザ A が 2 つ(2)のデバイスの [オーナーのユーザID(OwnerUserID)] に割り当てられている場合、Enhanced Plus ライセンス 1 件がユーザおよび 2 つの関連デバイスの両方に必要となります。 ユーザ A が 2 つよりも多い(>2)デバイスの [オーナーのユーザID(OwnerUserID)] に割り当てられている場合は、UWL Standard ライセンス 1 件が必要となります。 ユーザ A は、UWL Standard ライセンス 1件につき最大 10 個(10)のデバイスに割り当てることができます。 ユーザ 1 人に対して 10 個より多い(>10)デバイスが割り当てられる場合は、ユーザは UWL Standard ライセンス 1 件に加えて、追加のデバイスに対して追加のライセンスが必要となります。

ライセンスの使用状況レポート

Cisco Unified Communications Manager の次のレポートは、Cisco Unified Communications Manager ライセンス サービスにより計算されて Enterprise License Manager にレポートされる、Cisco Unified Communications Manager ライセンス要件の確認に使用することができます。 Cisco Unified Communications Manager は、ユーザとデバイスが追加(設定)される際に、上記のようにライセンス使用を計算します。

UC Manager が必要とするライセンスは、Cisco Unified CM の管理に移動し、[システム(System)]、[ライセンスの使用状況レポート(License Usage Report)] の順に選択して表示することができます。 これは、現在の設定に基づいて、そのクラスタに対する現在のライセンス使用要件を表示します。 [ライセンス要件(タイプ別)(License Requirements by Type)] で、Essential などのライセンス タイプの[ライセンスの使用状況レポート(License Usage Report)] から [ユーザ(Users)] リンクを選択すると、Essential ライセンスを必要とするユーザの総数が表示されます。 これは、関連するデバイスを持たないユーザと、関連デバイスを持つユーザを表示します。

同様に、Enhanced ライセンス タイプの[ライセンスの使用状況レポート(License Usage Report)] から [ユーザ(Users)] リンクを選択すると、Enhanced ライセンスを必要とするユーザの総数が表示されます。

[ライセンスの使用状況レポート(License Usage Report)] の [ライセンス要件(タイプ別)(License Requirements by Type)] で、[ライセンスの使用状況レポート(License Usage Report)] から [未割り当てデバイス(Unassigned Devices)] を選択すると、各ライセンス タイプごとの未割り当てデバイスの総数が表示されます。 たとえば、Enhanced ライセンス タイプから [未割り当てデバイス(Unassigned Devices)] を選択すると、Enhanced ライセンスを必要とする未割り当てのデバイスが表示されます。

Cisco Unified Reporting

次のレポートは、Cisco Unified Communicationsソリューションの Cisco Unified Reporting コンソールで見ることができます。
  1. Cisco Unified Communications Manager の管理のログイン ページのナビゲーション バーで、[Cisco Unified Reporting] をクリックします。
  2. [システムレポート(System Reports)] を選択します。
  3. [Unified CMデバイス数の集計(Unified CM Device Counts Summary)] を選択します。
生成されたレポートでは、各モデルのデバイス数をクラスタごとに集計します。
  1. Cisco Unified CM の管理のログイン ページのナビゲーション バーで、[Cisco Unified Reporting] をクリックします。
  2. [システムレポート(System Reports)] を選択します。
  3. [Unified CMユーザデバイス数(Unified CM User Device Count)] を選択します。
生成されたレポートは、電話機とユーザの関係を、ユーザのいない電話機の数、1 台電話機を持っているユーザの数、2 台以上電話機を持っているユーザの数で、クラスタごとにまとめます。
  1. Cisco Unified Communications Manager の管理ページのログイン ページのナビゲーション バーで、[Cisco Unified Reporting] をクリックします。
  2. [システムレポート(System Reports)] を選択します。
  3. [Unified CMユーザ デバイス数(Unified CM User Device Count)] を選択します。
生成されたレポートは、電話機とユーザの関係を、ユーザのいない電話機の数、1 台電話機を持っているユーザの数、2 台以上電話機を持っているユーザの数で、クラスタごとにまとめます。