Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド、リリース 9.1(1)
Cisco Unified CM のアラート
Cisco Unified CM のアラート
発行日;2013/12/11   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco Unified CM のアラート

RTMT アラート

アクティブになっているサービスが停止したときなど、事前に定義された条件に達したときに管理者に通知するためのアラート メッセージが生成されます。 アラートは、電子メール/電子ページとして送信されます。

アラートの定義、設定、表示をサポートする RTMT には、事前に設定されたアラートとユーザ定義のアラートが含まれます。 両方のタイプの設定作業を実行できますが、事前設定のアラートは削除できません(ユーザ定義のアラートの追加および削除は可能です)。 [Alert] メニューは、次のメニュー オプションで構成されます。

  • [Alert Central]:このオプションは、システム内のすべてのアラートの履歴と現在のステータスで構成されます。

    (注)  


    システム ドロワの階層ツリーにある [Alert Central] アイコンをオンにして [Alert Central] にアクセスすることもできます。


  • [Set Alert/Properties]:このメニュー カテゴリを使用すると、アラートとアラート プロパティを設定できます。
  • [Remove Alert]:このメニュー カテゴリを使用すると、アラートを削除できます。
  • [Enable Alert]:このメニュー カテゴリで、アラートを有効にできます。
  • [Disable Alert]:このカテゴリでアラートを無効にできます。
  • [Suspend cluster/Node Alerts]:このメニュー カテゴリを使用すると、特定のサーバまたはクラスタ全体(該当する場合)のアラートを一時的に停止できます。
  • [Clear Alerts]:このメニュー カテゴリを使用すると、アラートをリセットして(アラート項目の色が黒に変わります)、アラートが処理済みであると示すことができます。 アラートが発生すると、RTMT でアラートの色が自動的に変わり、アラートを手動でクリアするまでそのままになります。

    (注)  


    手動クリア アラート アクションは、Alert Central の [System cleared timestamp] 列を更新しません。 この列はアラート状態が自動的にクリアされた場合にのみ更新されます。


  • [Clear All Alerts]:このメニュー カテゴリを使用すると、すべてのアラートをクリアできます。
  • [Reset all Alerts to Default Config]:このメニュー カテゴリを使用すると、すべてのアラートをデフォルト設定にリセットできます。
  • [Alert Detail]:このメニュー カテゴリはアラート イベントに関する詳細情報を表示します。
  • 電子メール サーバの設定:このカテゴリには、電子メール サーバがアラートを有効にするように設定できます。

(注)  


電子メールでアラートを送信するように RTMT を設定するには、DNS を設定する必要があります。 Cisco Unified Communications Manager サーバ設定でのプライマリおよびセカンダリの DNS IP アドレスおよびドメイン名の設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「DHCP Server Configuration」の章を参照してください。


  • [Config Alert Action]:このカテゴリを使用すると、特定のアラートに対するアクションの設定、および目的の電子メール受信者にアラートを送信するアクションの設定ができます。

RTMT では、perfmon カウンタのしきい値に対するアラート通知を設定し、そのアラートのアラート プロパティ(しきい値、期間、頻度など)を設定します。 RTMT の事前定義されたアラートは、イベント(アラーム)の通知と同様に、perfom カウンタ値のしきい値にも設定されています。

[Alert Central] は、クイック起動の [Tools] 階層ツリーの配下にあります。 [Alert Central] には、システム内のすべてのアラートの現在のステータスと履歴が表示されます。

Alert Central の表示

RTMT は Alert Central に、事前設定されたアラートとカスタム アラートの両方を表示します。 RTMT は、該当するタブ([System]、[CallManager]、[Cisco Unity Connection]、[Custom])でアラートを整理します。

スタンドアロンの Cisco Unified CM のインストールには、[Cisco Unity Connection] タブは含まれません。その逆も当てはまります。 ただし、Cisco Business Edition 5000 には上記のすべてのタブがあります。

[Alert Central] で事前設定のアラートとカスタム アラートを有効または無効にできます。ただし、事前設定のアラートは削除できません。

システム アラート

次に、事前設定されたシステム アラートを示します。

  • AuthenticationFailed
  • CiscoDRFFailure
  • CoreDumpFileFound
  • CpuPegging
  • CriticalAuditEventGenerated
  • CriticalServiceDown
  • HardwareFailure
  • LogFileSearchStringFound
  • LogPartitionHighWaterMarkExceeded
  • LogPartitionLowWaterMarkExceeded
  • LowActivePartitionAvailableDiskSpace
  • LowAvailableVirtualMemory
  • LowInactivePartitionAvailableDiskSpace
  • LowSwapPartitionAvailableDiskSpace
  • ServerDown(Unified CM クラスタのみ
  • SparePartitionHighWaterMarkExceeded
  • SparePartitionLowWaterMarkExceeded
  • SyslogSeverityMatchFound
  • SyslogStringMatchFound
  • SystemVersionMismatched
  • TotalProcessesAndThreadsExceededThreshold

(注)  


監査イベントはアラートに値しないため、CriticalAuditEventGenerated アラートをトリガーする方法はありません。


CallManager アラート

次に、事前設定された CallManager アラートを示します。

  • BeginThrottlingCallListBLFSubscriptions
  • CallAttemptBlockedByPolicy
  • CallProcessingNodeCpuPegging
  • CARIDSEngineCritical
  • CARIDSEngineFailure
  • CARSchedulerJobFailed
  • CDRAgentSendFileFailed
  • CDRFileDeliveryFailed
  • CDRHighWaterMarkExceeded
  • CDRMaximumDiskSpaceExceeded
  • CodeYellow
  • DBChangeNotifyFailure
  • DBReplicationFailure
  • DBReplicationTableOutOfSync
  • DDRBlockPrevention
  • DDRDown
  • EMCCFailedInLocalCluster
  • EMCCFailedInRemoteCluster
  • ExcessiveVoiceQualityReports
  • IMEDistributedCacheInactive
  • IMEOverQuota
  • IMEQualityAlert
  • InsufficientFallbackIdentifiers
  • IMEServiceStatus
  • InvalidCredentials
  • LowTFTPServerHeartbeatRate
  • MaliciousCallTrace
  • MediaListExhausted
  • MgcpDChannelOutOfService
  • NumberOfRegisteredDevicesExceeded
  • NumberOfRegisteredGatewaysDecreased
  • NumberOfRegisteredGatewaysIncreased
  • NumberOfRegisteredMediaDevicesDecreased
  • NumberOfRegisteredMediaDevicesIncreased
  • NumberOfRegisteredPhonesDropped
  • RouteListExhausted
  • SDLLinkOutOfService
  • TCPSetupToIMEFailed
  • TLSConnectionToIMEFailed
  • UserInputFailure

Cisco Unity Connection のアラート

次のリストに、事前設定された Cisco Unity Connection アラートを示します。 これらのアラートは、Cisco Unity ConnectionCisco Business Edition 5000 にのみ適用されます。

  • NoConnectionToPeer(Cisco Unity Connection クラスタ構成のみ
  • AutoFailoverSucceeded(Cisco Unity Connection クラスタ構成のみ
  • AutoFailoverFailed(Cisco Unity Connection クラスタ構成のみ
  • AutoFailbackSucceeded(Cisco Unity Connection クラスタ構成のみ
  • AutoFailbackFailed(Cisco Unity Connection クラスタ構成のみ
  • SbrFailed(スプリット ブレーン解決の失敗)(Cisco Unity Connection クラスタ構成のみ
  • DiskConsumptionCloseToCapacityThreshold
  • DiskConsumptionExceedsCapacityThreshold
  • LicenseExpirationWarning
  • LicenseExpired

(注)  


最初の 6 つのアラートは、Cisco Unity Connection クラスタ構成にのみ適用されます。 Cisco Business Edition 5000Cisco Unity Connection クラスタ構成をサポートしません。


アラート フィールド

RTMT で、事前に設定されたアラートとユーザ定義のアラートを設定できます。 また、事前設定のアラートとユーザ定義のアラートの両方を無効にすることもできます。 パフォーマンス モニタリング ウィンドウではユーザ定義のアラートを追加および削除できます。ただし、事前設定のアラートは削除できません。


(注)  


syslog エントリの重大度レベルは、すべての RTMT アラートの重大度レベルと一致します。 RTMT は Critical アラートを発行した場合、対応する Syslog エントリも Critical になります。


次の表に、各アラートの設定に使用できるフィールドのリストを示します。特に記載がない限り、ユーザは事前に設定されたフィールドを設定できます。

表 1 アラートのカスタマイズ

フィールド

説明

コメント

Alert Name

RTMT がアラートに関連付けるモニタリング項目の概略的な名前

説明的な名前。 事前設定のアラートの場合、このフィールドは変更できません。 事前設定されたアラートのリストについては、Alert Central の表示に関連するトピックを参照してください。

Description

アラートの説明

事前設定のアラートの場合、このフィールドは編集できません。 事前設定されたアラートのリストについては、Alert Central の表示に関連するトピックを参照してください。

Performance Counter(s)

パフォーマンス カウンタのソース

このフィールドは変更できません。 アラートに関連付けることができるパフォーマンス カウンタは 1 インスタンスだけです。

Threshold

アラートの生成条件(値)

上限 < - > 下限(#、%、レートより小さい、#、%、レートより大きい)を指定します。 このフィールドは、パフォーマンス カウンタをベースとするアラートに対してのみ適用できます。

Value Calculated As

しきい値条件を確認する方法

評価する値を絶対値、差分(現在と前回)、または差分比率で指定します。 このフィールドは、パフォーマンス カウンタをベースとするアラートに対してのみ適用できます。

Duration

アラートの生成条件(アラートを生成するまでのしきい値の持続時間)

すぐにアラートを送信させるオプション、またはアラートが指定時間持続した後に送信させるオプションがあります。 このフィールドは、パフォーマンス カウンタをベースとするアラートに対してのみ適用できます。

Number of Events Threshold

設定可能なイベント数が設定可能な間隔(分単位)を超えた場合にだけ、アラートを発生します。

ExcessiveVoiceQualityReports のデフォルトのしきい値は 10~60 分です。 RouteListExhausted および MediaListExhausted のデフォルト値は 0~60 分です。 このフィールドは、イベント ベースのアラートに対してのみ適用できます。

Node IDs

(Unified CM クラスタのみ)

監視するサーバのクラスタまたはリスト

Cisco Unified Communications Manager サーバ、Cisco TFTP サーバ、または最初のサーバ このフィールドは、クラスタ全体に関するアラート以外のアラートにのみ適用できます。

(注)     

サーバ上の Cisco CallManager と Cisco TFTP サービスの両方を非アクティブ化すると、現在の監視対象リストからそのサーバが削除されたと見なされます。 Cisco CallManager サービスと Cisco TFTP サービスの両方を再アクティブ化すると、そのサーバは再度追加され、設定はデフォルト値に戻ります。

Alert Action ID

実行するアラート アクションの ID(アラート アクションに関係なく、システムは常にアラートを記録します)。

アラート アクションが最初に定義されます(表 1参照)。 このフィールドが空白の場合は、電子メールが無効であることを意味します。

Enable Alerts

アラートを有効または無効にします。

オプションは、[Enabled] または [Disabled] です。

Clear Alert

アラートをリセットして(アラート項目の色が黒に変わります)、アラートが解決されたことを示します。

アラートが発生すると、アラートの色が自動的に変化し、アラートを手動でクリアするまでそのままになります。 すべてのアラートをクリアするには、[Clear All] を使用します。

Alert Details

(Unified CM クラスタのみ)

アラートの詳細が表示されます(設定不可)

ExcessiveVoiceQualityReports、RouteListExhausted、MediaListExhausted については、現在の間隔でアラートが発生した場合、現在の監視間隔で最大 30 まで、現在のイベント詳細が表示されます。 それ以外については、前の間隔で前の 30 のイベント詳細が表示されます。 DChannel OOS アラートの場合、アラートが発生した時点で未解決だった OOS デバイスのリストが表示されます。

Alert Generation Rate

アラート条件が持続したときにアラートを生成する頻度

X 分ごとに指定します。 (条件が持続した場合には、X 分ごとに 1 回アラートが生成されます)。

X 分ごとに最大 Y 回と指定します。 (条件が持続した場合には、X 分ごとに Y 回アラートが生成されます)。

User Provide Text

定義済みのアラート テキストにテキストを付加する管理者

適用外

Severity

表示目的のみ(例:Sev 1 アラートだけを表示する)

定義済みのアラート(Error、Warning、Information など)に割り当てられるデフォルトを指定します。

アラート アクションのセットアップ

RTMT では、生成された各アラートに対してアラート アクションを設定し、そのアラート アクションをアラート アクション リストで指定した電子メール受信者に送信することができます。

次の表に、アラート アクションの設定に使用するフィールドのリストを示します。 特にマークがない限り、すべてのフィールドを設定できます。

表 2 アラート アクションの設定

フィールド

説明

コメント

Alert Action ID

実行するアラート アクションの ID

説明的な名前を指定します。

Mail Recipients

電子メール アドレスのリスト。 リスト内の個々の電子メールを選択的に有効または無効にできます。

適用外

自動トレース ダウンロードのアクティベーション

事前に設定されたアラートの中には、イベントが発生するとトレース ダウンロードを開始できるアラートがあります。 次のアラートの [Set Alert/Properties] の [Enable TCT Download] チェックボックスをオンにすると、特定のイベントが発生したときに、トレースを自動的に取り込めます。

  • CriticalServiceDown - いずれかのサービスが停止すると、CriticalServiceDown アラートが生成されます。 CriticalServiceDown アラートは、RTMT の重要なサービスにリストされているサービスだけを監視します。

    (注)  


    RTMT バック エンド サービスは、30 秒ごとに状態(デフォルト)を検査します。 サービスが停止し、その期間中に復帰した場合、CriticalServiceDown アラートは生成されない場合があります。


  • CodeYellow - このアラームは、コール処理中の許容できない大幅な遅延が原因で、Cisco Unified Communications Manager がコール制御を開始したことを意味します。
  • CoreDumpFileFound - RTMT バック エンド サービスが新しいコア ダンプ ファイルを検出すると、CoreDumpFileFound アラートが生成されます。

(注)  


CriticalServiceDown と CoreDumpFileFound の両方のアラートを設定して、トラブルシューティング目的で、対応するトレース ファイルをダウンロードすることができます。 これは、クラッシュしたときにトレース ファイルを維持するために役立ちます。



注意    


トレース ダウンロードを有効にすると、サーバのサービスに影響を与える場合があります。 多数のダウンロードを設定すると、サーバの QoS に悪影響が生じます。


アラート ログ

アラートは、アラート ログに保存されます。また、メモリにも保存されます。 最後の 30 分間のデータが残して、一定間隔でメモリがクリアされます。 サービスが開始または再開されると、サーバ上または(該当する場合は)クラスタ内のすべてのサーバ上に存在するアラート ログから、最後の 30 分間のアラート データがメモリにロードされます。 メモリ内のアラート データは、要求に応じて RTMT クライアントに送信されます。

RTMT の起動時に、Alert Central ログ履歴の最後の 30 分間に発生したすべてのログが表示されます。 アラート ログは定期的に更新され、新しいログがログ履歴ウィンドウに挿入されます。 ログの数が 100 に達すると、RTMT は最も古い 40 個のログを削除します。

アラート ログ荷対して、次のファイル名形式が適用されます:AlertLog_MM_DD_YYYY_hh_mm.csv

アラート ログには次の属性が含まれます。

  • [Time Stamp]:RTMT がデータを記録した時刻
  • [Alert Name]:アラートを説明する名前
  • [Node]:アラートが発生したサーバ名
  • [Alert Message]:アラートに関する詳細な説明
  • [Type]:アラートのタイプ
  • [Description]:モニタされるオブジェクトの説明
  • [Severity]:アラートの重大度
  • [PollValue]:アラート状態が発生したモニタ対象オブジェクトの値
  • [Action]:実行されたアラート アクション
  • [Group ID]:アラートの原因を識別する

各ログ ファイルの最初の行はヘッダーです。 各アラートの詳細は 1 行に書き込まれ、カンマによって区切られます。

Log Partition Monitoring Tool

Log Partition Monitoring は、システムとともに自動的にインストールされ、設定可能なしきい値を使用して、サーバ上のログ パーティションのディスク使用率をモニタします。 Cisco Log Partition Monitoring Tool サービスは、システムのインストール後に自動的に起動します。

Log Partition Monitoring は、次の設定済みのしきい値を使用して、サーバ上のログ パーティションおよび予備のログ パーティションのディスク使用率を 5 分ごとにモニタします。

  • LogPartitionLowWaterMarkExceeded(ディスク領域使用率):ディスク使用率が指定のパーセンテージを超えると、LPM は syslog にアラーム メッセージを送信し、RTMT Alert Central にアラートを送信します。 ログ ファイルを保存してディスク領域を回復するには、RTMT の [Trace & Log Central] オプションを使用します。
  • LogPartitionHighWaterMarkExceeded(ディスク領域使用率):ディスク使用率が指定のパーセンテージを超えると、LPM は syslog にアラーム メッセージを送信し、RTMT Alert Central にアラートを送信します。
  • SparePartitionLowWaterMarkExceeded(ディスク領域使用率):ディスク使用率が指定のパーセンテージを超えると、LPM は syslog にアラーム メッセージを送信し、RTMT Alert Central にアラートを送信します。 ログ ファイルを保存してディスク領域を回復するには、RTMT の [Trace & Log Central] オプションを使用します。
  • SparePartitionHighWaterMarkExceeded(ディスク領域使用率):ディスク使用率が指定のパーセンテージを超えると、LPM は syslog にアラーム メッセージを送信し、RTMT Alert Central にアラートを送信します。

さらに、Cisco Log Partitioning Monitoring Tool サービスは 5 秒ごとにサーバをチェックして、新たに作成されたコア ダンプ ファイルの有無をチェックします。 新しいコア ダンプ ファイルが存在する場合、Cisco Log Partitioning Monitoring Tool サービスは、新しい各コア ファイルに関する情報とともに CoreDumpFileFound アラームとアラートを Alert Central に送信します。

ログ パーティション モニタを利用するには、ネットワーク サービスである Cisco Log Partitioning Monitoring Tool サービスがそのサーバ上またはクラスタ内の各サーバ上(該当する場合)の Cisco Unified Serviceability で稼働していることを確認します。 サービスを停止すると、機能が失われます。

Log Partition Monitoring サービスは、システム起動時に開始されたときに、現在のディスク領域の使用率をチェックします。 ディスク使用率のパーセンテージが下限を上回っていても、上限を下回っている場合には、syslog にアラーム メッセージが送信され、RTMT Alert Central で対応するアラートが生成されます。

Log Partitioning Monitoring を設定するには、Alert Central で LogPartitionLowWaterMarkExceeded アラートと LogPartitionHighWaterMarkExceeded アラートのアラート プロパティを設定します。

ログ ファイルをオフロードしてサーバのディスク領域を回復するためには、リアルタイム モニタリング ツールを使用して領域の節約に関して関心を持ったトレースを収集する必要があります。

ディスク使用率のパーセンテージが設定した上限を上回っている場合は、syslog にアラーム メッセージが送信され、RTMT Alert Central で対応するアラートが生成され、値が下限に達するまでログ ファイルが自動的にパージされます。


(注)  


Log Partition Monitoring は、アクティブなディレクトリと非アクティブなディレクトリを含む共通のパーティションを自動的に識別します。 アクティブなディレクトリにはソフトウェア(Cisco Unified Communications Manager および/または Cisco Unity Connection)の現在インストールされているバージョンのログ ファイルがふくまれており、非アクティブなディレクトリにはその前にインストールされていたソフトウェアのバージョンのログ ファイルが含まれています。 必要に応じて、サービスは非アクティブなディレクトリのログ ファイルを先に削除します。 次に、すべてのアプリケーションの最も古いログ ファイルから順に、ディスク領域のパーセンテージが設定された下限を下回るまで、アクティブなディレクトリのログ ファイルを削除します。 Log Partition Monitoring によってログ ファイルが消去されても、電子メールは送信されません。


システムがディスク使用率を判断し、必要なタスク(アラームの送信、アラートの生成、またはログのパージ)を実行した後は、ログ パーティション モニタリングが通常の 5 分間隔で行われます。

Alert Central へのアクセスとアラートのセットアップ

次の手順を使用して、Alert Central へのアクセス、アラート情報のソート、アラートの有効化、無効化、または削除、アラートのクリア、またはアラートの詳細の表示などのタスクを実行できます。

手順
    ステップ 1   次のいずれかの作業を実行します。
    1. クイック起動チャネルで、次の操作を実行します。
      1. [System] をクリックします。
      2. ツリー階層で [Tools] をダブルクリックします。
      3. [Alert Central] アイコンをクリックします。
    2. [System] > [Tools] > [Alert] > [Alert Centra]l を選択します。

      [Alert Central monitoring] が表示され、システムで生成されたアラートのアラート ステータスおよびアラート履歴を示します。

    ステップ 2   次のいずれかの作業を実行します。
    1. アラート プロパティを設定します。
    2. アラートを一時停止します。
    3. アラート通知用電子メールを設定します。
    4. アラート アクションを設定します。
    5. [Alert Status] ペイン内のアラート情報をソートします。 カラムの見出しに表示される上/下矢印をクリックします。

      たとえば、[Enabled] または [In Safe Range] カラムに表示される上/下矢印をクリックします。

      [Alert History] ペインでカラムのアップ/ダウン矢印をクリックして、アラート履歴情報をソートできます。 ペインに表示されていないアラート履歴を表示するには、[Alert History] ペインの右側にあるスクロール バーを使用します。

    6. アラートを有効化、無効化、または削除するには、次のいずれかのタスクを実行します。
      • [Alert Status] ウィンドウで、アラートを右クリックし、目的に応じて [Disable/Enable Alert](オプションが切り替わります)または [Remove Alert] を選択します。
      • [Alert Status] ウィンドウでアラートを強調表示し、[System] > [Tools] > [Alert] > [Disable/Enable (or Remove) Alert] を選択します。
      ヒント   

      RTMT からユーザ定義のアラートだけを削除できます。 事前設定のアラートを選択すると、[Remove Alert] オプションはグレー表示されます。

    7. アラートが解決された後にそれらを個別にまたはまとめてクリアするには、次のいずれかのタスクを実行します。
      • [Alert Status] ウィンドウの表示後、アラートを右クリックして [Clear Alerts](または [Clear All Alerts])を選択します。
      • [Alert Status] ウィンドウでアラートを強調表示し、[System] > [Tools] > [Alert] > [Clear Alert](または[Clear All Alerts])を選択します。

      アラートをクリアしたら、アラートは赤から黒に変更されます。

    8. アラートをデフォルト設定にリセットするには、次のいずれかの手順を実行します。
      • [Alert Status] ウィンドウの表示後、アラートを右クリックし、[Reset Alert to Default Config] を選択して、そのアラートをデフォルト設定にリセットします。
      • [System] > [Tools] > [Alert] > [Reset all Alerts to Default Config] を選択して、すべてのアラートをデフォルト設定にリセットします。
    9. アラートの詳細を表示するには、次のいずれかの手順を実行します。
      • [Alert Status] ウィンドウの表示後、アラートを右クリックして [Alert Details] を選択します。
      • [Alert Status] ウィンドウでアラートを強調表示し、[System] > [Tools] > [Alert] > [Alert Details] を選択します。
      ヒント   

      アラートの詳細の表示が完了したら、[OK] をクリックします。


    アラート プロパティのセットアップ

    次の手順では、アラート プロパティの設定方法について説明します。

    手順
      ステップ 1   Alert Central が表示されます。
      ステップ 2   [Alert Status] ウィンドウで、アラート プロパティを設定するアラートをクリックします。
      ステップ 3   次のいずれかの作業を実行します。
      1. アラートを右クリックし、[Set Alert/Properties] を選択します。
      2. [System] > [Tools] > [Alert] > [Set Alert/Properties] と選択します。
        (注)     

        Cisco Unified Communications Manager クラスタ全体のアラートの場合は、[Alert Properties] ウィンドウに、[Enable/Disable this alert on following server(s):] が表示されません。 クラスタ全体のアラートには、登録済みの電話機の数、ゲートウェイの数、メディア デバイスの数、使用されているルート リスト、使用されているメディア リスト、アウト オブ サービスの MGCP D チャネル、悪意のあるコールのトレース、および限度を超えている品質レポートが含まれます。

      ステップ 4   アラートを有効にするには、[Enable alert] チェックボックスをオンにします。
      ステップ 5   [Severity] ドロップダウン リスト ボックスから、アラートの重大度を選択します。
      ステップ 6   [Enable/Disable this alert on following server(s)] ペインで、このアラートを有効にするサーバの [Enable] チェックボックスをオンにします。

      事前設定されたアラートの場合、[Description information] ペインにアラートの説明が表示されます。

      ステップ 7   [Next] をクリックします。
      ステップ 8   [Threshold] ペインに、システムがアラートをトリガーする条件を入力します。
      ステップ 9   [Duration] ペインで、次のいずれかのオプション ボタンをクリックします。
      1. [Trigger alert only when below or over. . . ] オプション ボタン:値が特定の秒数持続してしきい値を下回るか上回った場合にだけ、アラートがトリガされます。次に秒数を入力します。
      2. [Trigger alert immediately]:アラートをただちにトリガします。
      ステップ 10   [Next] をクリックします。
      ステップ 11   [Frequency] ペインで、次のオプション ボタンのいずれかをクリックします。
      • [Trigger alert on every poll]:ポーリングのたびに、アラートがトリガされます。
      • [Trigger up to <numbers> of alerts within <number> of minutes]:特定数のアラートを指定した分数内でトリガーします。 アラートの数と、分数を入力します。
      ステップ 12   [Schedule] ペインで、次のオプション ボタンのいずれかをクリックします。
      • [24-hours daily]:毎日 24 時間、アラートをトリガーします。
      • [Start time/Stop time]:特定の開始時間と終了時間内にアラートをトリガーします。 開始時間と終了時間を入力します。
      ステップ 13   [Next] をクリックします。
      ステップ 14   このアラートに対して電子メールを有効にする場合は、[Enable Email] チェックボックスをオンにします。
      ステップ 15   このアラートに関するアラート アクションをトリガーするには、送信するアラート アクションをドロップダウン リスト ボックスから選択します。
      ステップ 16   新しいアラート アクションを設定したり、既存のアラート アクションを編集するには、[Configure] をクリックします。
      ステップ 17   新しいアラート アクションを追加するには、ステップ 18に進みます。 既存のアラート アクションを編集するには、ステップ 25にスキップします。
      ステップ 18   [Add] をクリックします。
      ステップ 19   [Name] フィールドに、アラート アクションの名前を入力します。
      ステップ 20   [Description] フィールドに、アラート アクションの説明を入力します。
      ステップ 21   電子メール受信者を追加するには、[Add] をクリックします。
      ステップ 22   アラート アクションを受け取る受信者の電子メールまたは電子ページのアドレスを、[Enter email/epage address] フィールドに入力します。
      ステップ 23   [OK] をクリックします。

      [Action Configuration] ウィンドウに追加した受信者が表示され、[Enable] チェックボックスがオンの状態で表示されます。

      ヒント   

      電子メール受信者を削除するには、受信者を強調表示し、[Delete] をクリックします。 選択した受信者は、受信者リストから削除されます。

      ステップ 24   受信者をすべて追加したら、[OK] をクリックします。 ステップ 27 にスキップします。
      ステップ 25   既存のアラート アクションを編集するには、アラート アクションを強調表示し、[Edit] をクリックします。

      選択したアラート アクションの [Action Configuration] ウィンドウが表示されます。

      ステップ 26   設定を更新し、[OK] をクリックします。 ステップ 27 に進みます。
      ステップ 27   アラート アクションの設定が完了したら、[Close] をクリックします。

      トレースのダウンロードが可能な CriticalServiceDown や CodeYellow などのアラートの場合、次の手順の実行します。

      1. [Next] をクリックします。
      2. [Alert Properties: Trace Download] ウィンドウで [Enable Trace Download] チェックボックスをオンにします。
      3. [SFTP Parameters Dialog] ウィンドウが表示されます。 IP アドレス、ユーザ名、パスワード、ポート、およびトレースの保存先のダウンロード ディレクトリ パスを入力します。 SFTP サーバに接続できることを確認するには、[Test Connection] をクリックします。 接続テストに失敗した場合、設定は保存されません。
      4. 設定を保存するには、[OK] をクリックします。
      5. [Trace Download Parameters] ウィンドウに、ダウンロードの回数と頻度を入力します。 ダウンロードの回数と頻度を設定すると、ダウンロードされるトレース ファイルの数を制限するのに役立ちます。 ポーリングの設定が、頻度のデフォルト設定の基準となります。
        注意       

        トレース ダウンロードを有効にすると、サーバのサービスに影響を与える場合があります。 多数のダウンロードを設定すると、サーバの QoS に悪影響が生じます。

        (注)     

        アラート アクションを削除するには、アクションを強調表示して、[Delete] をクリックして、[Close] をクリックします。


      アラートの一時停止

      (該当する場合、)特定のサーバまたはクラスタ全体で、一部またはすべてのアラートを一時的に停止する必要が生じる場合があります。 たとえば、Cisco Unified Communications Manager を新しいリリースにアップグレードする場合、アップグレード中に電子メールや電子ページを受信しないように、アップグレードが完了するまですべてのアラートを一時的視する必要があると考えられます。 次の手順では、Alert Central でアラートを一時停止する方法について説明します。

      手順
        ステップ 1   [System] > [Tools] > [Alert] > [Suspend cluster/node Alerts] と選択します。
        (注)     

        サーバごとの一時停止状態は、Cisco Unified Communication Manager または Cisco Unity Connection クラスタ全体のアラートには適用されません。

        ステップ 2   次のいずれかを実行します。
        1. クラスタ内のすべてのアラートを一時停止するには、[Cluster Wide] オプション ボタンを選択して、[Suspend all alerts] チェックボックスをオンにします。
        2. サーバごとにアラートを一時停止するには、[Per Server] オプション ボタンを選択し、アラートを一時停止する各サーバの [Suspend] チェックボックスをオンにします。
        ステップ 3   [OK] をクリックします。
        (注)     

        アラートを再開するには再度 [Alert] > [Suspend cluster/node Alerts] と選択し、[Suspend] チェックボックスをオフにします。


        アラート通知の電子メールのセットアップ

        アラート通知用の電子メール情報を設定するには、次の手順を実行します。


        (注)  


        電子メールでアラートを送信するように RTMT を設定するには、DNS を設定する必要があります。 Cisco Unified Communications Manager サーバ設定でのプライマリおよびセカンダリの DNS IP アドレスおよびドメイン名の設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「DHCP Server Configuration」の章を参照してください。



        (注)  


        (Unified CM Clusters のみ)Cisco Unified Communications Manager は電子メール通知を生成するため、CLI コマンド utils network ping <mail server> を使って、Cisco Unified Communications Manager プラットフォームから設定したメール サーバに到達可能か確認することができます。


        手順
          ステップ 1   [System] > [Tools] > [Alert] > [Config Email Server] を選択します。

          [Mail Server Configuration] ウィンドウが表示されます。

          ステップ 2   [Mail Server] フィールドにメール サーバのアドレスを入力します。
          ステップ 3   [Port] フィールドに、メール サーバのポート番号を入力します。
          ステップ 4   目的の受信者のアドレスを [Enter e-mail/epage address] フィールドに入力します。

          必要に応じて ステップ 4 を繰り返し、対象となるすべての電子メール受信者を入力します。

          デフォルトでは、RTMT_Admin@domain が使われます。ここで domain はホスト サーバのドメインです。

          ステップ 5   [OK] をクリックします。

          アラート アクションのセットアップ

          次の手順では、新しいアラート アクションを設定する方法について説明します。

          手順
            ステップ 1   Alert Central が表示されます。
            ステップ 2   [System] > [Tools] > [Alert] > [Config Alert Action] と選択します。
            ステップ 3   アラート プロパティのセットアップ タスク(ステップ 17)を実行して、アラーム アクションの追加、編集、削除を行います。

            アラート通知に対するグローバル メール リストのセットアップ

            次の手順では、事前に準備したすべてのアラートを 1 つ以上の電子メール宛先に同時送信するように設定する方法について説明します。 この手順では、インストール時にデフォルトですべてのアラートに割り当てられている最初の「Default」アラート アクションの設定を使用します。

            次の手順に従って、事前に準備したすべてのアラートの受信者リストを設定します。各アラートに対してアラート アクションを設定する必要はありません。 デフォルトのアラート アクション リストに電子メール宛先を追加すると、すべてのアラートでデフォルトのアラート アクションを使用している限り、その受信者に対して事前に準備したすべてのアラートが送信されます。


            (注)  


            特定のアラートに対して新しいアラート アクションを設定するには、アラートを右クリックすると表示される [Set Alerts/Properties] オプションを使用できます。 このオプションを使って、既存のアラート アクションを再設定することもできます。



            (注)  


            アラート アクションを更新すると、その変更は同じアラート アクションが設定されているすべてのアラートに適用されます。 たとえば、すべてのアラートが「Default」アラート アクションを使用している場合、「Default」アラート アクションを更新すると、すべてのアラートに影響します。



            (注)  


            「Default」アラート アクションは削除できません。 他のすべてのアラート アクションについては、他のアラートに関連付けられていない場合にだけ、アラート アクションを削除することができます。 アラート アクションが複数のアラートに関連付けられている場合、アラート アクションを削除する前に、それらのアラートに新しいアラート アクションを再割り当てする必要があります。


            手順
              ステップ 1   [Alert Central] をクリックします。

              [Alert Central] ウィンドウが表示されます。

              ステップ 2   [System] > [Tools] > [Alert] > [Config Alert Action] とクリックします。

              [Alert Action] ボックスが表示されます。

              ステップ 3   アラート アクションのリストで [Default] を選択 (アイテムを強調表示) し、[Edit] をクリックします。

              [Action Configuration] ボックスが表示されます。

              ステップ 4   デフォルト リストの説明を入力します。
              ステップ 5   受信者を追加するには、[Add] をクリックします。 [Input] ボックスが表示されます。
              ステップ 6   すべてのアラートを受信する電子メール アドレスを入力します。 [OK] をクリックします。

              [Action Configuration] ボックスの受信者リストに電子メール アドレスが表示されます。宛先はデフォルトで有効です。

              (注)     

              宛先の横にある無効化のためのチェックボックスをクリックすることで、いつでも電子メールを無効にできます。 リストから受信者を完全に削除するには、リストで受信者を強調表示して、[Delete] をクリックします。

              ステップ 7   必要に応じて ステップ 5 に戻り、電子メールを追加します。
              (注)     

              [Alert Central] ウィンドウでアラートを強調表示し、アラートを右クリックして [Set Alert/Properties] 選択を使って [Enable EMail] をオフにすることで、アラートに対して電子メールを無効にすることがいつでもできます。