Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド リリース 9.1(1)
トレース設定
トレース設定
発行日;2013/05/14   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

トレース設定

トレース設定

Cisco Unified IM and Presence Serviceability の機能およびネットワーク サービスのトレースを設定および収集するには、次の作業を実行します。 詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。
手順
    ステップ 1   トレース圧縮をイネーブルにするには、トレース収集の設定時に、[Download File Options] で [Zip Files] を選択します。
    ステップ 2   Cisco Unified CM IM and Presence Administration[System] > [Service Parameters] を選択し、TLC Throttling CPU Goal および TLC Throttling IOWait Goal サービス パラメータの値を設定します(Cisco RIS Data Collector サービス)。
    ステップ 3   トレースを収集するサービスのトレース設定を設定します。 1 台のサーバまたはクラスタ内のすべてのサーバのサービスに対してトレースを設定できます。

    トレースの設定を行うには、デバッグ レベルとトレース フィールドを選択して、トレース ログに含める情報を選択します。

    サービスで事前に設定されているトレースを実行する場合は、これらのサービスのトラブルシューティング トレースを設定します。

    ステップ 4   ローカル PC に Real-Time Monitoring Tool をインストールします。
    ステップ 5   監視されているトレース ファイル内に指定された検索文字列が存在するときにアラームを生成する場合は、RTMT で LogFileSearchStringFound アラートを有効にします。 次の手順を実行します。
    1. Cisco Unified IM and Presence Serviceability で、[Alarms] > [Definitions] を選択します。
    2. [Find alarms where] リスト ボックスで、[System Alarm Catalog] を選択します。
    3. [Equals] リスト ボックスで、[LpmTctCatalog] を選択します。
    ヒント   

    LogFileSearchStringFound アラームは LpmTctCatalog にあります。

    ステップ 6   CriticalServiceDown などのアラートのトレースを自動的に記録するには、RTMT で特定のアラートの [Set Alert/Properties] ダイアログボックスの [Enable Trace Download] をオンにして、ダウンロードを実行する頻度を設定します。
    ステップ 7   トレースを収集します。
    ステップ 8   適切なビューアでログ ファイルを表示します。

    詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。

    ステップ 9   トラブルシューティング トレースをイネーブルにすると、トレース設定サービスがリセットされて、元の設定に戻ります。
    (注)     

    トラブルシューティング トレースを長時間イネーブルのままにすると、トレース ファイルのサイズが大きくなり、サービスのパフォーマンスに影響が生じるおそれがあります。


    トレース パラメータの設定

    Cisco Unified IM and Presence Serviceability には、プレゼンスおよびインスタント メッセージング アプリケーションの問題のトラブルシューティングに使用できるトレース ツールが用意されています。 Cisco Unified IM and Presence Serviceability では、次のトレースをサポートしています。

    • SDI(System Diagnostic Interface)トレース
    • Log4J トレース(Java アプリケーション用)

    トレースする情報のレベル(デバッグ レベル)、トレースする情報の種類(トレース フィールド)、およびトレース ファイルに関する情報(サービスごとのファイルの数、ファイルのサイズ、トレース ファイルにデータを保存する時刻など)を設定できます。1 つのサービスに対してトレースを設定することや、クラスタ内のすべてのサーバにそのサービスのトレース設定を適用することができます。

    [Alarm Configuration] ウィンドウでは、SDI トレース ログ ファイルなど、さまざまな場所にアラームを送ることができます。 必要であれば、IM and Presence Real-Time Monitoring Tool(RTMT)での警告用にトレースを設定できます。

    さまざまなサービスに対しトレース ファイルに含める情報を設定したら、RTMT の [Trace & Log Central] オプションを使用して、トレース ファイルを収集および表示できます。 クラスタ内の任意の IM and Presence ノードで使用できる任意の機能またはネットワーク サービスのトレース パラメータを設定できます。 [Trace Configuration] ウィンドウを使用して、問題をトラブルシューティングするためにトレースするパラメータを指定します。 独自のトレース フィールドを選択する代わりに、あらかじめ決められたトラブルシューティング トレース設定を使用するには、[Troubleshooting Trace Settings] ウィンドウを使用します。


    (注)  


    トレースをイネーブルにすると、システムのパフォーマンスが低下します。そのため、トレースは、トラブルシューティング目的でのみイネーブルにします。 トレースの使用方法の支援が必要な場合は、Cisco TAC サポートにお問い合わせください。


    トレース設定のサービス グループ

    次の表に、[Trace Configuration] ウィンドウの [Service Group] リスト ボックスに表示されるオプションに対応するサービスとトレース ライブラリの一覧を示します。

    表 1 トレース設定のサービス グループ

    サービス グループ

    サービスおよびトレース ライブラリ

    注記

    IM and Presence サービス

    • Cisco Client Profile Agent
    • Cisco Config Agent
    • Cisco Intercluster Sync Agent
    • Cisco Login Datastore
    • Cisco OAM Agent
    • Cisco Presence Datastore
    • Cisco Presence Engine
    • Cisco Replication Watcher
    • Cisco Route Datastore
    • Cisco SIP Proxy
    • Cisco SIP Registration Datastore
    • Cisco Server Recovery Manager
    • Cisco Sync Agent
    • Cisco XCP Authentication Service
    • Cisco XCP Config Manager
    • Cisco XCP Connection Manager
    • Cisco XCP Directory Service
    • Cisco XCP Message Archiver
    • Cisco XCP Router
    • Cisco XCP SIP Federation Connection Manager
    • Cisco XCP Text Conference Manager
    • Cisco XCP Web Connection Manager
    • Cisco XCP XMPP Federation Connection Manager

    これらのサービスの説明については、Cisco Unified IM and Presence Serviceability の機能とネットワーク サービスに関連するトピックを参照してください。

    • これらのサービスでは、特定のコンポーネントのトレースを実行するのではなく、このサービスのすべてのトレースをイネーブルにする必要があります。
    • Cisco Sync Agent では、特定のコンポーネントのトレースをイネーブルにできます。

    データベースおよび管理者サービス

    • Cisco AXL Web Service
    • Cisco Bulk Provisioning Service
    • Cisco CCMUser Web Service
    • Cisco Database Layer Monitor
    • Cisco GRT Communications Web Service
    • Cisco IM and Presence Admin
    • Cisco IM and Presence User
    • Cisco Unified Reporting Web Service
    • Platform SOAP Services

    データベースおよび管理者サービス グループのほとんどのサービスでは、特定のコンポーネントのトレースをイネーブルにするのではなく、サービスまたはライブラリのすべてのトレースをイネーブルにします。 Cisco Database Layer Monitor の場合、特定のコンポーネントのトレースを実行できます。

    (注)     

    サービスのロギングの制御は、Cisco Unified IM and Presence Serviceability の UI で実行できます。 ログ レベルを変更するには、[System Services] グループと [Cisco CCMService Web Service] サービスを選択します。

    パフォーマンスおよびモニタリング サービス

    • Cisco AMC Service
    • Cisco Audit Event Service
    • Cisco Log Partition Monitoring Tool
    • Cisco RIS Data Collector
    • Cisco RTMT Web Service
    • Cisco RisBean Library

    Cisco RTMT Web Service オプションを選択すると、RTMT サーブレットのトレースが有効になります。このトレースを実行すると、RTMT クライアント クエリーのサーバ側のログが作成されます。

    バックアップおよび復元サービス

    • Cisco DRF Local
    • Cisco DRF Master

    特定のコンポーネントのトレースを実行するのではなく、各サービスのすべてのトレースをイネーブルにします。

    システム サービス

    • Cisco CCMService Web Service
    • Cisco Trace Collection Service

    SOAP サービス

    • Cisco SOAP Web Service
    • Cisco SOAPMessage Service

    Cisco SOAP Web Service オプションを選択すると、AXL Serviceability API のトレースが有効になります。

    特定のコンポーネントのトレースを実行するのではなく、このサービスのすべてのトレースをイネーブルにします。

    プラットフォーム サービス

    Cisco Unified OS Admin Web Service

    トレース パラメータの設定

    トレース パラメータを設定するには、次の手順を実行します。 トレース パラメータに対する変更は、すべてのサービスに対してすぐに有効になります。


    (注)  


    表示される [Debug Trace Level] オプションは、トレースするサービスによって異なります。


    トレースする情報のレベルを設定するには、次の表を参照してください。

    表 2 デバッグ トレース レベル
    レベル 説明

    Arbitrary

    すべての開始および終了状態と、詳細なデバッグ情報をトレースします。

    (注)     

    このトレース レベルは、通常運用時には Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスで使用しないでください。

    Debug

    通常運用時に発生するすべての状態遷移条件とメディア レイヤ イベントをトレースします。

    (注)     

    デバッグ ロギングは、Cisco Presence Engine サービスで使用しないでください。このトレース レベルを使用すると、システムのパフォーマンスが低下するためです。 通常運用時の問題をデバッグするには、情報トレース レベルを使用することを強く推奨します。

    Detailed

    すべての任意の条件と、詳細なデバッグ情報をトレースします。

    (注)     

    デバッグ ロギングは、Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスで使用しないでください。このトレース レベルを使用すると、システムのパフォーマンスが低下するためです。 通常運用時の問題をデバッグするには、情報トレース レベルを使用することを強く推奨します。

    Entry/Exit

    重要なすべての状態と、ルーチンの開始および終了点をトレースします。 すべてのサービスがこのトレース レベルを使用するわけではありません(たとえば、IM and Presence はこのトレース レベルを使用しません)。

    Error

    アラーム状態およびイベントをトレースします。 異常なパスで生成されたすべてのトレースに使用します。 最小の CPU サイクル数を使用します。

    Fatal

    アプリケーションをキャンセルする可能性がある重大なエラー イベントをトレースします。

    Info

    サーブレットの問題の多数をトレースし、システム パフォーマンスに最小限の影響を与えます。

    Significant

    通常運用時に発生するすべての状態遷移条件とメディア レイヤ イベントをトレースします。

    Special

    すべてのエラー状態と、プロセスおよびデバイスの初期化メッセージをトレースします。

    State Transition

    すべての特殊条件と、通常運用中に発生するサブシステムの状態遷移をトレースします。

    Warn

    損害が発生する可能性がある状況をトレースします。

    トレース出力の制限を設定するには、次の表を参照してください。

    表 3 トレース出力の制限
    フィールド 説明

    Maximum No. of files

    指定したサービスのトレース ファイルの総数を指定します。 IM and Presence では、ファイルを識別するために、esp000005 のようにファイル名にシーケンス番号が自動的に追加されます。 シーケンス中の最後のファイルが一杯になると、最初のファイルのトレース データが上書きされます。 デフォルトはサービスによって異なります。

    Maximum File Size (MB)

    トレース ファイルの最大サイズ(MB 単位)を指定します。 デフォルトはサービスによって異なります。

    次の表では、IM and Presence SIP Proxy のトレース フィルタの設定について説明します。

    表 4 IM and Presence SIP Proxy サービスのトレース フィルタの設定
    パラメータ 説明

    Enable CTI Gateway Trace

    CTI ゲートウェイのトレースをイネーブルにします。

    Enable Parser Trace

    sipd の子 SIP パーサーの動作に関係するパーサー情報のトレースをイネーブルにします。

    Enable SIP TLS Trace

    TCP サービスによる SIP メッセージの TLS トランスポートのトレースをイネーブルにします。

    Enable Privacy Trace

    プライバシー要求に関する PAI、RPID、および Diversion ヘッダーの処理に関する情報のトレースをイネーブルにします。

    Enable Routing Trace

    Routing モジュールのトレースをイネーブルにします。

    Enable SIPUA Trace

    SIP UA アプリケーション モジュールのトレースをイネーブルにします。

    Enable Number Expansion Trace

    Number Expansion モジュールのトレースをイネーブルにします。

    Enable Presence Web Service Trace

    Presence Web Service のトレースをイネーブルにします。

    Enable SIP Message and State Machine Trace

    sipd ごとの SIP マシンの動作に関係する情報のトレースをイネーブルにします。

    Enable SIP TCP Trace

    TCP サービスによる SIP メッセージの TCP トランスポートのトレースをイネーブルにします。

    Enable Authentication Trace

    認証モジュールのトレースをイネーブルにします。

    Enable Enum Trace

    Enum モジュールのトレースをイネーブルにします。

    Enable Registry Trace

    Registry モジュールのトレースをイネーブルにします。

    Enable Method/Event Routing Trace

    Method/Event ルーティング モジュールのトレースをイネーブルにします。

    Enable CALENDAR Trace

    Calendar モジュールのトレースをイネーブルにします。

    Enable Server Trace

    Server のトレースをイネーブルにします。

    Enable Access Log Trace

    プロキシ アクセス ログ トレースをイネーブルにします。プロキシが受信した各 SIP メッセージの先頭行がログに記録されます。

    Enable SIP XMPP IM Gateway Trace

    SIP XMPP IM ゲートウェイのトレースをイネーブルにします。

    はじめる前に

    トレースの設定と収集の手順を確認します。

    手順
      ステップ 1   [Trace] > [Configuration] を選択します。
      ステップ 2   次の操作を実行します。
      1. [Server] リスト ボックスから、トレースの設定対象であるサービスを実行しているサーバを選択します。
      2. [Go] を選択します。
      3. [Service Group] リスト ボックスから、トレースを設定するサービスのサービス グループを選択します。 表 1 に、[Service Group] リスト ボックスに表示されるオプションに対応するサービスとトレース ライブラリの一覧しています。[Go] を選択します。
      4. [Service] リスト ボックスから、トレースの設定対象であるサービスを選択し、[Go] を選択します。

        リスト ボックスには、すべてのサービス(アクティブおよび非アクティブ)が表示されます。

        (注)     

        選択したサービスとそのサービスによって生成されるトレースに応じて、[Trace Configuration] 画面の一部のトレース フィールドがデフォルトでディセーブル化または選択されます。

        (注)     

        [Trace Filter Settings] 領域のデバイスに関係するセクションは、IM and Presence には関係しません。

      ステップ 3   このサービスのトラブルシューティング トレースを設定すると、ウィンドウの上部に、トラブルシューティング トレースが設定されていることを示すメッセージが表示されます。 ウィンドウ上の、[Output Settings] 以外のすべてのフィールドがディセーブルになります。 [Output Settings] の設定については、ステップ 9 を参照してください。
      ステップ 4   クラスタのすべての IM and Presence サーバにトレースを適用する場合は、[Apply to All Nodes] チェックボックスをオンにします。
      ステップ 5   [Trace On] チェックボックスをオンにします。
      ステップ 6   [Debug Trace Level] リスト ボックスからトレースする情報のレベルを選択します。
      ステップ 7   選択したサービスに対応するトレースのチェックボックス(たとえば、[Cisco SIP Proxy Trace Fields] チェックボックス)をオンにします。
      ステップ 8   選択したサービスに複数のトレース フィールドがある場合は、イネーブルにするトレース フィールドのチェックボックスをオンにします(Cisco SIP Proxy サービスなど)。
      ステップ 9   トレース ファイルの数とサイズを制限するには、トレース出力設定を指定します。
      (注)     

      [Maximum number of files] または [Maximum file size (MB)] パラメータを変更すると、サービスが実行中の場合は現在のファイル以外のすべてのサービス ログ ファイルが削除されます。サービスがアクティブでない場合は、初めてサービスをアクティブ化したときにファイルが削除されます。 ログ ファイルの記録を保持する場合は、サービス ログ ファイルを別のサーバにダウンロードおよび保存してから、[Maximum No. of Files] または [Maximum file size (MB)] パラメータを変更してください。

      ステップ 10   次のいずれかの操作を実行します。
      1. トレース パラメータ設定を保存するには、[Save] を選択します。
      2. デフォルトを設定するには、[Set Default] を選択します。

      関連タスク

      監査ログの設定

      監査ログを使用すると、IM and Presence サービスに対する変更が、監査のために個別のログ ファイル(システム監査ログ、アプリケーション監査ログ、データベース監査ログ)に記録されます。

      システム監査ログ

      システム監査ログでは、Linux OS ユーザの作成、変更、削除、ログの改竄、およびファイルまたはディレクトリの権限に対するあらゆる変更をトレースします。 このタイプの監査ログは、収集されるデータが大量になるためにデフォルトでディセーブルになっています。 この機能をイネーブルにするには、CLI を使用して手動で utils auditd を有効にします。 システム監査ログ機能をイネーブルにすると、Real-Time Monitoring Tool の [Trace & Log Central] を使用して、選択したログの収集、表示、ダウンロード、削除を実行できます。 システムの監査ログは vos-audit.log という形式になります。

      この機能をイネーブルにする方法については、『Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions』を参照してください。 Real-Time Monitoring Tool から収集したログを操作する方法については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。

      アプリケーション監査ログ

      アプリケーション監査ログは、IM and Presence サービスへの設定変更を追跡し、監査の目的で別のログ ファイルに保存されます。 Cisco Unified IM and Presence Serviceability の [Control Center—Network Services] の下に表示される Cisco Audit Event Service により、アプリケーション監査ログが書き込まれます。 アプリケーション監査ログは、ユーザによる、またはユーザ操作の結果発生した IM and Presence サービスへの設定変更をモニタし、記録します。

      これらの監査ログの設定を行うには、Cisco Unified IM and Presence Serviceability の [Audit Log Configuration] ウィンドウにアクセスします。
      監査ログの構成は次のとおりです。
      • 監査ロギング フレームワーク:フレームワークは、監査ログに監査イベントを書き込むためにアラーム ライブラリを使用する API で構成されます。 GenericAlarmCatalog.xml として定義されたアラーム カタログがこれらのアラームに適用されます。 さまざまな IM and Presence コンポーネントが、独自のロギングを提供します。 次に、IM and Presence コンポーネントがアラームの送信に使用できる API の例を示します。 User ID: CUPAdministrator Client IP Address: 172.19.240.207 Severity: 3 EventType: ServiceStatusUpdated ResourceAccessed: CUPService EventStatus: Successful Description: CiscoUnifiedPresence Service status is stopped
      • 監査イベントのロギング:監査イベントは、ログに記録する必要があるすべてのイベントを表します。 次に、監査イベントの例を示します。 CUP_TOMCAT-GENERIC-3-AuditEventGenerated: Audit Event Generated UserID:CUPAdministrator Client IP Address:172.19.240.207 Severity:3 EventType:ServiceStatusUpdated ResourceAccessed: CCMService EventStatus: Successful Description: Cisco Unified Presence Service status is stopped App ID:Cisco Tomcat Cluster ID:StandAloneCluster Node ID:sa-cm1-3

      ヒント


      監査イベントのロギングはデフォルトで一元的に管理され、有効化されることに注意してください。 Syslog Audit と呼ばれるアラーム モニタがログに書き込みます。 デフォルトでは、ログはローテーションされるように設定されます。 AuditLogAlarmMonitor が監査イベントを書き込むことができない場合、AuditLogAlarmMonitor はこのエラーを重大なエラーとして syslog ファイルに記録します。 Alert Manager は SeverityMatchFound のアラートの一部としてこのエラーを報告します。 イベント ロギングに障害が発生しても、実際の動作は継続されます。 すべての監査ログは、IM and Presence Real-Time Monitoring Tool の Trace and Log Central から収集、表示、および削除します。


      次のコンポーネントによって監査イベントが生成されます。
      • IM and Presence Application
      • Cisco Unified IM and Presence Serviceability
      • Cisco Unified IM and Presence の Real-Time Monitoring Tool
      • Cisco Unified CM IM and Presence Administration
      • コマンドライン インターフェイス

      Cisco Unified IM and Presence Serviceability

      Cisco Unified IM and Presence Serviceability は次のイベントをログに記録します。
      • サービスのアクティブ化、非アクティブ化、起動、停止
      • トレース設定およびアラーム設定の変更
      • SNMP 設定の変更
      • サービスアビリティ レポートのアーカイブでのレポートの参照。 このログは、レポート用ノードで表示されます。

      Cisco Unified IM and Presence の Real-Time Monitoring Tool

      Cisco Unified IM and Presence の Real-Time Monitoring Tool は、監査イベント アラームを含む次のイベントをログに記録します。
      • アラートの設定
      • アラートの中断
      • 電子メールの設定
      • ノード アラート ステータスの設定
      • アラートの追加
      • アラートの追加アクション
      • アラートのクリア
      • アラートのイネーブル化
      • アラートの削除アクション
      • アラートの削除

      Cisco Unified CM IM and Presence Administration

      Cisco Unified CM IM and Presence Administration のさまざまなコンポーネントでは、次のイベントがログに記録されます。
      • 管理者のロギング(Administration、OS Administration、Disaster Recovery System、Reporting などの IM and Presence インターフェイスへのログインおよびログアウト)
      • ユーザのロール メンバーシップの更新(ユーザの追加、ユーザの削除、またはユーザのロールの更新)
      • ロールの更新(新しいロールの追加、削除、または更新)
      • デバイスの更新(電話機およびゲートウェイ)
      • サーバ設定の更新(アラームまたはトレースの設定、サービス パラメータ、エンタープライズ パラメータ、IP アドレス、ホスト名、イーサネット設定の変更、および IM and Presence サーバの追加または削除)

      IM and Presence Application

      IM and Presence Application のさまざまなコンポーネントでは、次のイベントがログに記録されます。
      • IM クライアントへのエンド ユーザのログイン(ユーザ ログイン、ユーザ ログアウト、および失敗したログイン試行)
      • IM チャット ルームへのユーザの入室および退室
      • IM チャット ルームの作成と破棄

      コマンドライン インターフェイス

      コマンドライン インターフェイスを介して発行されたすべてのコマンドがログに記録されます。

      データベース監査ログ

      データベース監査ログは、ログインなど、Informix データベースへのアクセスに関連するすべてのアクティビティを追跡します。

      監査ログの設定

      アプリケーションの監査ログまたはデータベースの監査ログを設定するには、次の手順を実行します。


      (注)  


      アプリケーションの監査ログ(Linux auditd)は、CLI からのみイネーブルまたはディセーブルにすることができます。 このタイプの監査ログの設定は、Real-Time Monitoring Tool による vos-audit.log の収集以外は変更できません。


      手順
        ステップ 1   Cisco Unified IM and Presence Serviceability で、[Tools] > [Audit Log Configuration] を選択します。

        [Audit Log Configuration] ウィンドウが表示されます。

        ステップ 2   監査ログ設定の説明に従って設定を行います。
        ステップ 3   [Save] を選択します。

        監査ログ設定

        次の表は、Cisco Unified IM and Presence Serviceability の [Audit Log Configuration] ウィンドウで設定できる設定について説明します。 設定は、アプリケーション監査ログおよびデータベース監査ログに設定できます。

        作業前の準備

        監査ロールを割り当てられたユーザだけが監査ログの設定を変更できることに注意してください。 デフォルトでは、IM and Presence の新規インストールおよびアップグレード後、管理者が監査ロールを所有します。 管理者は、[User Group Configuration] ウィンドウで標準監査ユーザ グループに監査権限を持つユーザを割り当てることができます。 必要であれば、標準監査ユーザ グループから、管理者を削除できます。

        IM and Presence の Standard Audit Log Configuration ロールは、監査ログを削除し、IM and Presence Real-Time Monitoring Tool、Trace Collection Tool、RTMT Alert Configuration、Cisco Unified IM and Presence Serviceability の [Control Center—Network Services]、RTMT Profile Saving、Cisco Unified IM and Presence Serviceability の [Audit Configuration]、Audit Traces と呼ばれるリソースに対して読み取り/更新アクセスできます。

        IM and Presence のロール、ユーザおよびユーザ グループの詳細については、『Deployment Guide for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

        表 5 監査ログ設定

        フィールド

        説明

        Select Server
        Server 監査ログを設定するサーバを選択し、[Go] を選択します。
        Apply to All Nodes クラスタのすべてのノードに監査ログ設定を適用する場合は、[Apply to All Nodes] ボックスをオンにします。
        アプリケーション監査ログの設定
        Enable Audit Log この設定は、アプリケーション監査ログを設定します。 この設定を有効にすると、監査ログがアプリケーション監査ログに対して作成されます。

        IM and Presence の場合、アプリケーション監査ログは、Cisco Unified CM IM and Presence AdministrationCisco Unified IM and Presence の Real-Time Monitoring ToolCisco Unified IM and Presence Serviceability などの IM and Presence グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)の設定の更新をサポートします。

        (注)     

        ネットワーク サービス Audit Event Service が動作している必要があります。

        Enable Text Conferencing Audit Log  
        Enable Purging Log Partition Monitor(LPM)は、[Enable Purging] オプションを確認して監査ログをパージする必要があるかどうかを判断します。 このチェックボックスをオンにすると、共通パーティションのディスク使用率が上限を超えるたびに LPM によって RTMT のすべての監査ログ ファイルがパージされます。ただし、このチェックボックスをオフにしてパージを無効にすることができます。

        パージが無効の場合、監査ログの数は、ディスクがいっぱいになるまで増加し続けます。 このアクションは、システムの中断を引き起こす可能性があります。 [Enable Purging] チェックボックスをオフにすると、パージの無効化のリスクを説明するメッセージが表示されます。 このオプションは、アクティブ パーティションの監査ログに使用可能なことに注意してください。 監査ログが非アクティブ パーティションにある場合、ディスク使用率が上限を上回るとパージされます。

        監査ログにアクセスするには、RTMT の [Trace and Log Central] > [Audit Logs] を選択します。

        (注)     

        ネットワーク サービス Cisco Log Partition Monitoring Tool が動作している必要があります。

        Enable Log Rotation システムは、このオプションを読み取り、監査ログ ファイルをローテーションする必要があるか、または新しいファイルの作成を続行するかを判断します。 ファイルの最大数は 5000 を超えることはできません。 [Enable Rotation] オプションをオンにすると、監査ログ ファイルが最大数に達すると最も古いファイルが上書きされます。
        ヒント   

        ログ ローテーションをディセーブル(オフ)にすると、監査ログは [Maximum No. of Files] 設定を無視します。

        Server Name Syslog メッセージ受信のために使用する、リモート Syslog サーバの名前または IP アドレスを入力します。 サーバ名が指定されていない場合、Cisco Unified IM and Presence Serviceability は Syslog メッセージを送信しません。 Cisco Unified Communications Manager サーバは別のサーバからの Syslog メッセージを受信しないため、Cisco Unified Communications Manager サーバを宛先として指定しないでください。
        Remote Syslog Audit Event Level リモート Syslog サーバの、対象となる Syslog メッセージの重大度を選択します。 選択された重大度以上のすべての syslog メッセージが、リモート syslog に送信されます。
        Maximum No. of Files ログに含めるファイルの最大数を入力します。 デフォルト設定は 250 です。 最大数は 5000 です。
        Maximum File Size 監査ログの最大ファイル サイズを入力します。 ファイル サイズの値は 1 ~ 10 MB にする必要があります。
        データベース監査ログ フィルタ設定
        Enable Audit Log このチェックボックスをオンにすると、DB の監査ログは IM and Presence データベースに対して作成されます。 [Debug Audit Level] の設定とともにこの設定を使用します。これにより、データベースの特定の側面に対してログを作成できます。
        Debug Audit Level この設定では、ログで監視するデータベースの側面を選択できます。 ドロップダウン リスト ボックスから、次のいずれかのオプションを選択します。 各監査ログ フィルタ レベルは累積的であることに注意してください。
        • [Schema]:監査ログ データベースの設定の変更(たとえば、データベース テーブルのカラムや行)を追跡します。
        • [Administrative Tasks]:IM and Presence システムのすべての管理上の変更(たとえば、システムを維持するための変更)、および [Schema] のすべての変更を追跡します。
          ヒント   

          ほとんどの管理者は [Administrative Tasks] 設定を無効にしたままにします。 監査が必要なユーザに対しては、[Database Updates] レベルを使用します。

        • [Database Updates]:データベースのすべての変更、および [Schema] のすべての変更と [Administrative tasks] のすべての変更を追跡します。
        • [Database Reads]:IM and Presence システムのすべての読み取りと、[Schema]、[Administrative Tasks]、および [Database Updates] のすべての変更を追跡します。
          ヒント   

          IM and Presence システムを簡単に確認する場合にだけ、[Database Reads] レベルを選択します。 このレベルでは、大量のシステム リソースを消費するため、短時間だけ使用してください。

        Enable Audit Log Rotation システムはこのオプションを読み取り、データベースの監査ログ ファイルをローテーションする必要があるか、または新しいファイルの作成を続行するかどうかを判断します。 [Enable Audit Log Rotation] オプションをオンにすると、監査ログ ファイルが最大数に達すると最も古いファイルが上書きされます。

        この設定がオフの場合、監査ログでは [Maximum No. of Files] 設定は無視されます。

        Maximum No. of Files ログに含めるファイルの最大数を入力します。 [Maximum No. of Files] 設定に入力した値が、[No. of Files Deleted on Log Rotation] 設定に入力した値を上回っていることを確認します。

        4(最小)~ 40(最大)の値を入力できます。

        No. of Files Deleted on Log Rotation データベース監査ログのローテーションが発生したときにシステムが削除できるファイルの最大数を入力します。

        このフィールドに入力できる最小値は 1 です。 最大値は [Max No. of Files] 設定に入力した値よりも 2 低い数値です。たとえば、[Max No. of Files] フィールドに 40 を入力した場合、[No. of Files Deleted on Log Rotation] フィールドに入力できる最大数は 38 です。

        トレース設定のトラブルシューティング

        トラブルシューティング トレース設定ウィンドウ

        [Troubleshooting Trace Settings] ウィンドウでは、事前に設定されたトラブルシューティング トレース設定を設定する Cisco Unified IM and Presence Serviceability のサービスを選択できます。 このウィンドウでは、クラスタ内の異なる IM and Presence ノードに対してサービスを選択できます。 これにより、選択したすべてのサービスのトレース設定の変更が行われます。 1 つのノードの特定のアクティブなサービスの選択、そのノードのすべてのアクティブなサービスの選択、クラスタ内のすべてのノードの特定のアクティブなサービスの選択、クラスタ内のすべてのノードのすべてのアクティブなサービスの選択が可能です。 このウィンドウでは、非アクティブなサービスの横に [N/A] と表示されます。


        (注)  


        IM and Presence 機能またはネットワーク サービスの事前に決定されたトラブルシューティング トレース設定には、SDI および Log4j トレースの設定があります。 トラブルシューティング トレース設定が適用される前に、元のトレース設定がバックアップされます。 トラブルシューティング トレース設定をリセットすると、元のトレース設定が復元されます。


        トラブルシューティング トレース設定をサービスに適用した後で [Troubleshooting Trace Settings] ウィンドウを開くと、トラブルシューティング用に設定したサービスがチェック付きで表示されます。 [Troubleshooting Trace Settings] ウィンドウでは、トレース設定を元の設定にリセットできます。

        トラブルシューティング トレース設定をサービスに適用した後、[Trace Configuration] ウィンドウに、指定したサービスにトラブルシューティング トレースが設定されたことを示すメッセージが表示されます。 サービスの設定をリセットする場合は、[Related Links] リスト ボックスから、[Troubleshooting Trace Settings] オプションを選択できます。 指定したサービスに対し、[Trace Configuration] ウィンドウに、すべての設定が読み取り専用として表示されます。ただし、最大ファイル数など、トレース出力設定の一部のパラメータを除きます。

        トラブルシューティング トレース設定

        はじめる前に

        トレースの設定と収集の手順を確認します。

        手順
          ステップ 1   [Trace] > [Troubleshooting Trace Settings] を選択します。
          ステップ 2   [Server] リスト ボックスから、トレース設定をトラブルシューティングするサーバを選択します。
          ステップ 3   [Go] を選択します。

          サービスの一覧が表示されます。 IM and Presence ノードでアクティブになっていないサービスは、N/A と表示されます。

          ステップ 4   次のいずれかの操作を実行します。
          1. [Server] リスト ボックスで選択したノードの特定のサービスを監視するには、[Services] ペインでそのサービスをオンにします。

            たとえば、[Database and Admin Services]、[Performance and Monitoring Services]、[Backup and Restore Services] ペインなどです。

            この操作は、[Server] リスト ボックスで選択したノードにのみ影響します。

          2. [Server] リスト ボックスで選択したノードのすべてのサービスを監視するには、[Check All Services] をオンにします。
          3. クラスタ内のすべてのノードで特定のサービスを監視するには、[Check Selected Services on All Nodes] をオンにします。

            この設定は、クラスタ内のサービスがアクティブなすべてのノードに適用されます。

          4. クラスタ内のすべてのノードですべてのサービスを監視するには、[Check All Services on All Nodes] をオンにします。
          ステップ 5   [Save] を選択します。
          ステップ 6   元のトレース設定に戻すには、次のいずれかのボタンをクリックします。
          1. [Reset Troubleshooting Traces]:[Server] リスト ボックスで選択したノードで元のトレース設定を復元します。また、選択可能なアイコンも表示されます。
          2. [Reset Troubleshooting Traces On All Nodes]:クラスタ内のすべてのノードでサービスの元のトレース設定を復元します。

            [Reset Troubleshooting Traces] ボタンは、1 つ以上のサービスのトラブルシューティング トレースが設定されている場合にのみ表示されます。

            (注)     

            トラブルシューティング トレースを長時間イネーブルのままにすると、トレース ファイルのサイズが大きくなり、サービスのパフォーマンスに影響が生じるおそれがあります。

            [Reset] ボタンをクリックすると、ウィンドウが更新され、サービスのチェックボックスがオフになります。


          関連タスク