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目次

Cisco Unified Serviceability でのアラーム設定と定義

Cisco Unified IM and Presence Serviceability のアラームの設定

Cisco Unified IM and Presence Serviceability のアラームを設定するには、次の作業を実行します。

手順
    ステップ 1   アラーム情報を必要とするサーバとサービスを選択します。
    ステップ 2   アラームの宛先を選択します。
    • すべてのサービスは SDI(System Diagnostic Interface)ログに出力できます(ただし、トレースでも設定する必要があります)。
    • すべてのサービスは SysLog ビューアに出力できます。
    • Syslog メッセージをリモート Syslog サーバに送信するには、宛先として [Remote Syslog] チェックボックスをオンにし、ホスト名を指定します。
    ステップ 3   アラーム イベント レベルを選択します。
    ステップ 4   必要な場合は、アラームに定義を追加します。
    ステップ 5   アラームの宛先として SDI トレース ファイルを選択した場合、トレースの収集と情報の表示は、RTMT の Trace and Log Central オプションを使用して行います。

    詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。

    ステップ 6   アラームの宛先としてローカル Syslog を選択した場合は、RTMT の Syslog ビューアでアラーム情報を表示します。

    詳細については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。

    ステップ 7   説明と推奨処置については、対応するアラーム定義を参照してください。

    サービスのアラーム設定と更新

    ここでは、サービスへのアラームの設定と更新について説明します。

    サービスのアラーム設定

    Cisco Unified IM and Presence Serviceability アラームは、ランタイム ステータスとシステムの状態に関する情報を提供します。 この情報により、たとえば、ディザスタ リカバリ システムを使用して問題を識別するためにシステムに関連する問題をトラブルシューティングすることができます。

    アラーム情報を複数の場所に送信するようにアラーム インターフェイスを設定でき、それぞれの場所に独自のアラーム イベント レベル(デバッグから緊急まで)を持たせることができます。 アラームは、Syslog ビューア(ローカル Syslog)、Syslog ファイル(リモート Syslog)、SDI トレース ログ ファイル、すべての宛先に送ることができます。 サービスがアラームを発行すると、アラーム インターフェイスは、ユーザが設定した場所(およびアラーム定義のルーティング リストに指定されている場所)(たとえば、SDI トレース)にアラーム情報を送信します。 システムは SNMP トラップと同様にアラーム情報を転送することができます。またアラーム情報を最終的な送信先(ログ ファイルなど)に書き込むこともできます。

    Cisco Database Layer Monitor などのサービスのアラームを特定のノードで設定したり、クラスタのすべてのノードで特定のサービスのアラームを設定できます。

    サービスのアラームを設定するには、エラーなどのアラーム イベント レベルと、Syslog ビューア(ローカル Syslog)など、アラーム情報を送信する場所を選択します。 イベント レベルを選択すると、収集するアラームのタイプを限定しやすくなり、Syslog およびトレース ファイルが過負荷状態にならないようにすることができます。

    アラーム情報を表示して、問題が存在するかどうかを判断します。 アラーム情報を表示するために使用する方法は、アラームを設定するときに選択した宛先に依存します。 SDI トレース ログ ファイルに送信されたアラーム情報を表示するには、RTMT の Trace and Log Central オプションを使用するか、テキスト エディタを使用します。 ローカル syslog に送信されたアラーム情報を表示するには、RTMT の SysLog ビューアを使用します。

    サービスのアラームの設定または更新

    サービスのアラームを設定または更新するには、次の手順を実行します。 標準のレジストリ エディタの使用方法の詳細については、使用しているオペレーティング システムのオンライン ドキュメントを参照してください。


    (注)  


    SNMP トラップとカタログの設定は変更しないことを推奨します。


    次の表に示すアラームの宛先を設定できます。

    (注)  


    アラームの宛先のオプションは、選択したサービスおよびサービス グループによって異なります。


    表 1 アラームの宛先

    名前

    宛先の説明

    Enable Alarm for Local Syslogs

    Syslog ビューア。 プログラムは IM and Presence のエラーを Syslog ビューアの [Application Logs] に記録して、アラームの説明と推奨処置を表示します。 Syslog ビューアには Serviceability の Real-Time Monitoring Tool(RTMT)からアクセスできます。

    Enable Alarm for Remote Syslogs

    Syslog ファイル。 Syslog メッセージを Syslog サーバに保存して、その Syslog サーバの名前を指定する場合にオンにします。 最大で 5 台の Syslog サーバ名を指定できます。 この宛先がイネーブルのときにサーバ名が指定されていないと、 IM and Presenceは Syslog メッセージを送信しません。

    (注)     

    アラームを Cisco Unified Operations Manager に送信する場合は、Cisco Unified Operations Manager のサーバ名を指定します。

    Enable Alarm for SDI Trace

    SDI トレース ライブラリ。

    アラームを SDI トレース ログ ファイルに記録する場合はこのチェックボックスをオンにし、選択したサービスの [Trace Configuration] ウィンドウで [Trace On] チェックボックスをオンにします。

    アラーム イベント レベルも設定できます。次の表を参照してください。

    表 2 アラーム イベント レベル

    名前

    説明

    Emergency

    システムを使用不能と指定します。

    Alert

    ただちに対処が必要であることを示します。

    Critical

    IM and Presence がクリティカル状態を検出します。

    Error

    エラー状態が存在することを示します。

    Warning

    警告状態が検出されたことを示します。

    Notice

    正常ではあるものの重要な状態を示します。

    Informational

    情報メッセージだけを示します。

    Debug

    Cisco TAC エンジニアがデバッグに使用する詳細なイベント情報を取得することを指定します。

    手順
      ステップ 1   [Alarm] > [Configuration] を選択します。
      ステップ 2   [Server] リスト ボックスで、アラームを設定するサーバを選択します。
      ステップ 3   [Go] を選択します。
      ステップ 4   アラームを設定するサービスのカテゴリを [Service Group] リスト ボックスから選択します。たとえば、[Database and Admin Services] です。
      ステップ 5   [Go] を選択します。
      ステップ 6   [Service] リスト ボックスで、アラームを設定するサービスを選択します。
      ステップ 7   [Go] を選択します。
      (注)     

      リスト ボックスには、すべてのサービス(アクティブおよび非アクティブ)が表示されます。

      ステップ 8   必要なアラームの宛先をオンにします。

      表示されるオプションは、選択したサービス グループとサービスによって変わります。

      ステップ 9   目的のアラーム イベント レベルを [Alarm Event Level] リスト ボックスから選択します。
      ステップ 10   選択したサービスの現在の設定をクラスタ内のすべてのノードに適用するには、[Apply to All Nodes] チェックボックスをオンにします。
      ステップ 11   次のいずれかの操作を実行します。
      1. 設定を保存するには、[Save] を選択します。
      2. デフォルト設定に戻すには [Set to Default] を選択し、[Save] を選択します。

      アラーム定義およびユーザ定義の説明の追加

      ここでは、アラーム定義およびユーザ定義の説明の追加について説明します。

      アラーム定義とユーザ定義の説明

      アラーム定義は、アラームの意味やアラームからの回復方法など、アラーム メッセージに関する記述です。 アラーム情報は、[Alarm Definitions] ウィンドウで検索します。 サービス固有のアラーム定義を選択した場合、アラーム情報の説明(追加したユーザ定義のテキストを含む)と推奨されるアクションが表示されます。

      Cisco Unified IM and Presence Serviceability で表示されるすべてのアラームの定義を検索できます。 問題のトラブルシューティングを支援するため、対応するカタログに存在する定義には、アラーム名、記述、説明、推奨されるアクション、重大度、パラメータ、モニタなどが含まれています。

      システムでアラームが生成されると、アラーム情報内のアラーム定義の名前が使用されるため、アラームを識別できます。 アラーム定義では、システムがアラーム情報を送信できる場所が指定されたルーティング リストを表示できます。 ルーティング リストには、次の場所が含まれます。これらの場所は、[Alarm Configuration] ウィンドウで設定できる場所に対応します。

      • [SDI]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[Alarm Configuration] ウィンドウで適切なイベント レベルを指定した場合、アラーム情報は SDI トレースに送られます。
      • [Sys Log]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[Alarm Configuration] ウィンドウで適切なイベント レベルを指定し、リモート Syslog サーバのサーバ名または IP アドレスを入力した場合、アラーム情報はリモート Syslog サーバに送られます。
      • [Event Log]:アラームでこのオプションをイネーブルにし、[Alarm Configuration] ウィンドウで適切なイベント レベルを指定した場合、アラーム情報はローカル Syslog に送られ、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の Syslog ビューアで表示できます。
      • [Data Collector]:アラーム情報はリアルタイム情報システム(RIS データ コレクタ)に送られます(アラート目的のみ)。 このオプションは [Alarm Configuration] ウィンドウで設定できません。
      • [SNMP Traps]:SNMP トラップが生成されます。 このオプションは [Alarm Configuration] ウィンドウで設定できません。

      [Alarm Configuration] ウィンドウで特定の場所に対して設定されたアラーム イベント レベルが、アラーム定義に一覧表示されている重大度以下の場合、アラームが送信されます。 たとえば、アラーム定義の重大度が WARNING_ALARM で、[Alarm Configuration] ウィンドウで特定の宛先のアラーム イベント レベルをそれよりも低い「警告」、「通知」、「情報」、または「デバッグ」として設定した場合、アラームは対応する宛先に送られます。 アラーム イベント レベルを「緊急」、「アラート」、「重要」、または「エラー」として設定した場合、アラームは対応する場所に送られません。

      Cisco Unified IM and Presence Serviceability アラーム定義について、追加の説明または推奨事項を含めることができます。 すべての管理者が追加情報にアクセスできます。 [Alarm Details] ウィンドウに表示される [User Defined Text] ペインに情報を入力します。 標準的な水平および垂直スクロールバーでスクロールできます。 Cisco Unified IM and Presence Serviceability は、データベースに情報を追加します。

      アラーム定義の表示とユーザ定義の説明の追加

      はじめる前に

      アラーム定義カタログの記述を確認してください。

      手順
        ステップ 1   [Alarm] > [Definitions] を選択します。
        ステップ 2   次のいずれかの操作を実行します。
        1. 次のようにアラームを選択します。
          • [Find alarms where] リスト ボックスからアラーム カタログを選択します。たとえば、システム アラーム カタログまたは IM and Presence アラーム カタログを選択します。
          • [Equals] リスト ボックスから特定のカタログ名を選択します。
        2. [Enter Alarm Name] フィールドにアラーム名を入力します。
        ステップ 3   [Find] を選択します。
        ステップ 4   複数のアラーム定義ページが存在する場合は、次のいずれかの操作を実行します。
        1. 別のページを選択するには、[Alarm Message Definitions] ウィンドウで適切なナビゲーション ボタンを選択します。
        2. ウィンドウに表示するアラームの数を変更するには、[Rows per Page] リスト ボックスから別の値を選択します。
        ステップ 5   アラームの詳細を設定するアラーム定義を選択します。
        ステップ 6   アラームに情報を追加する場合は、[User Defined Text] ボックスにテキストを入力し、[Save] を選択します。
        ヒント   

        [User Defined Text] ボックスにテキストを追加するときには、いつでも [Clear All] を選択して入力した情報を削除できます。

        ステップ 7   [Save] を選択します。
        ステップ 8   [Alarm Message Definitions] ウィンドウに戻るには、[Related Links] リスト ボックスから [Back to Find/List Alarms] を選択します。
        ステップ 9   [Go] を選択します。

        アラーム カタログの説明

        ここでは、アラーム カタログについて説明します。

        システム アラーム カタログの説明

        次の表では、システム アラーム カタログについて説明します。

        表 3 システム アラーム カタログ

        名前

        説明

        ClusterManagerAlarmCatalog

        クラスタ内のノード間のセキュリティ アソシエーションの確立に関連するすべての Cluster Manager アラーム定義。

        DBAlarmCatalog

        すべてのシスコ データベースのアラーム定義

        DRFAlarmCatalog

        すべての Disaster Recovery System のアラーム定義

        GenericAlarmCatalog

        すべてのアプリケーションで共有されるすべての汎用アラーム定義

        JavaApplications

        すべての Java アプリケーションのアラーム定義。

        ヒント    アラーム設定 GUI では JavaApplications アラームを設定できません。 一般に、これらのアラームは、イベント ログに送り、SNMP トラップを生成して Cisco Unified Operations Manager と統合するために設定します。

        LoginAlarmCatalog

        すべてのログイン関連のアラーム定義

        LpmTctCatalog

        すべてのログ パーティション モニタリングおよびトレース収集のアラーム定義

        RTMTAlarmCatalog

        すべての IM and Presence の Real-Time Monitoring Tool のアラーム定義

        SystemAccessCatalog

        SystemAccess がすべてのプロセス統計カウンタと共にすべてのスレッド統計カウンタを提供するかどうかのトラッキングに使用されるすべてのアラーム定義。

        ServiceManagerAlarmCatalog

        サービスのアクティブ化、非アクティブ化、起動、再起動、および停止に関連するすべての Service Manager アラーム定義。

        IMSAlarmCatalog

        すべてのユーザ認証とクレデンシャルの定義。

        CertMonitorAlarmCatalog

        すべての証明書の有効期限の定義。

        EMAlarm

        すべてのエクステンション モビリティ アラームの定義

        CDPAlarmCatalog

        Cisco Discovery Protocol(CDP)サービスのアラーム。

        LBMAlarmCatalog

        すべての Location Bandwidth Manager(LBM)のアラーム定義。

        IM and Presence アラーム カタログの説明

        次の表に、IM and Presence アラーム カタログの説明が含まれます。

        表 4 IM and Presence アラーム カタログ

        名前

        説明

        CiscoUPSConfigAgent

        IM and Presence SIP プロキシに、IM and Presence IDS データベースでの設定変更を通知するすべての Config Agent アラーム。

        CiscoUPInterclusterSyncAgent

        Cisco Unified Communications Manager への DND 伝播を可能にし、クラスタ間 SIP ルーティングのために IM and Presence クラスタの間でエンド ユーザ情報を同期するすべての Intercluster Sync Agent アラーム。

        CiscoUPSPresenceEngine

        可用性ステータスとユーザの通信機能に関する情報を収集する、すべてのプレゼンス エンジン アラーム。

        CiscoUPSSIPProxy

        ルーティング、要求者識別、およびトランスポートの相互接続に関するすべての SIP プロキシ アラーム。

        CiscoUPSSOAP

        HTTPS を使用して外部クライアントとの間での安全な SOAP インターフェイスを提供するすべての SOAP アラーム。

        CiscoUPSSyncAgent

        Cisco Unified Communications Manager との IM and Presence データの同期を保つすべての Sync Agent アラーム。

        CiscoUPXCP

        IM and Presence 上の XCP コンポーネントとサービスのステータスに関する情報を収集するすべての XCP アラーム。

        CiscoUPServerRecoveryManager

        サブクラスタ内のノード間のフェールオーバーおよびフォールバック プロセスに関するすべての Server Recovery Manager アラーム。

        CiscoUPReplWatcher

        IDS 複製状態をモニタするすべての ReplWatcher アラーム。

        CiscoUPXCPConfigManager

        XCP コンポーネントに関係するすべての Cisco XCP Config Manager アラーム定義。

        アラーム情報には、説明と推奨されるアクションが含まれているのに加えて、ローカル IM and Presence サーバ以外の問題についてもトラブルシューティングを行うのに役立つ、アプリケーション名、サーバ名などが含まれています。

        IM and Presence に固有のアラームの詳細については、『System Error Messages for IM and Presence on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。