Cisco Unified Communications Manager システム ガイド、リリース 9.1(1)
Cisco Unified Communications Manager に対するボイスメールの接続性
Cisco Unified Communications Manager に対するボイスメールの接続性
発行日;2013/05/14   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco Unified Communications Manager に対するボイスメールの接続性

この章では、企業の通信システムにおいて不可欠な要素であり、すべてのユーザにボイスメッセージ機能を提供するボイスメッセージ システムについて説明します。 メールボックスにボイスメッセージを受信すると、ユーザの電話機にメッセージ受信のライトが点灯します。 ユーザは内線または外線通話でボイスメッセージ システムにアクセスして、メッセージの取得、聞き取り、返信、転送、および削除ができます。


(注)  


管理者は、すべてのユーザとその電話番号を Cisco Unified Communications Manager の管理ページに入力し、ユーザが Cisco Unity ボイスメール デバイスからメッセージを取得できるようにする必要があります。


Cisco Unified Communications Manager は、ボイスメッセージ システムの種類の増加をサポートしています。また、共有回線アピアランスを使用するユーザを含むすべてのユーザに対し、メッセージ受信のインジケータが設定できるようになっています。

企業内の Cisco Unified Communications Manager クラスタの規模や数が増加するにつれて、管理者が複数のボイスメッセージ システムを展開する必要性も高まります

ボイスメールのインターフェイス

Cisco Unified Communications Manager は、直接接続型のメッセージング システムとゲートウェイベースのメッセージング システムの両方をサポートしています。 直接接続型のボイスメッセージ システムは、パケット プロトコルを使用して Cisco Unified Communications Manager と直接通信します。 ゲートウェイベースのボイスメッセージ システムは、シスコ ゲートウェイに接続するアナログまたはデジタル トランクを使用して Cisco Unified Communications Manager に接続します。

Cisco Unified Communications Manager は、次のタイプのインターフェイスを使用してボイスメッセージ システムと対話します。

  • Skinny プロトコル:Skinny プロトコルを使用する直接接続型のボイスメッセージ システムは、他のプロトコルを使用して Cisco Unified Communications Manager と通信することもできます。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、ボイスメール ポートを作成することによって、直接接続型のボイスメッセージ システムへのインターフェイスを設定します。 ボイスメッセージ システムへの複数の同時コールを処理するには、複数のボイスメール ポートを作成し、それらのポートを回線グループに割り当て、その回線グループをルート/ハント リストに割り当てます。 直接接続型のボイスメッセージ システムは、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定されているメッセージ受信がオンおよびオフの番号をコールすることによって、メッセージ受信インジケータを送信します。 ボイスメール ポートや Cisco Unity SCCP デバイスにセキュリティを設定すると、各デバイスが他のデバイスの証明書を受け付けた後、認証済みのデバイスに対して TLS 接続(ハンドシェイク)が開きます。同様に、デバイスに暗号化を設定した場合、システムはデバイス間に SRTP ストリームを送信します。 デバイス セキュリティ モードが認証済み、または暗号化済みに等しい場合、Cisco Unity TSP は、Cisco Unified Communications Manager TLS ポートを使用して Cisco Unified Communications Manager に接続します。 セキュリティ モードが非セキュアに等しい場合、Cisco Unity TSP は、Cisco Unified Communications Manager SCCP ポートを使用して Cisco Unified Communications Manager に接続します。
  • PSTN ゲートウェイ インターフェイス:H.323 ベースのボイスメッセージ システムおよび従来のボイスメッセージ システムは、PSTN ゲートウェイ インターフェイスを使用します。 これらのシステムは通常(ただし、例外もあります)、Simplified Message Desk Interface(SMDI)を EIA/TIA-232 インターフェイス経由で使用して、メッセージ受信インジケータを送信します。 Cisco Unified Communications Manager はまた、この同じ SMDI インターフェイスを使用して、コール履歴メッセージもボイスメッセージ システムに送信します。 Cisco Messaging Interface サービスは、これらのインジケータを Cisco Unified Communications Manager に中継します。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、CAS または PRI プロトコルでアナログ FXS ゲートウェイまたはデジタル T1/E1 ゲートウェイをプロビジョニングすることによって、ゲートウェイベースのボイスメッセージ システムへのインターフェイスを簡単にプロビジョニングできます。 個々のゲートウェイ ポートまたは T1 スパンを含むルート グループを作成することによって、ボイスメッセージ システムへの同時コールを有効にすることができます。 さらに、ボイスメッセージ システムで SMDI が使用されている場合は、Cisco Messaging Interface サービスを設定して実行する必要があります。
  • クラスタ間インターフェイス:管理者がクラスタ間トランク上でボイスメール パイロット番号をプロビジョニングする場合は、あるクラスタ内の Cisco Unified Communications Manager が別のクラスタ内のボイスメッセージ システムへのアクセスを提供できます。 クラスタが QSIG トランクで接続されている場合、ボイスメッセージ システムは他のクラスタ内のデバイスに対してメッセージを残したり、メッセージ受信インジケータを設定したりできます。

ボイスメール システムへのアクセス

直接接続型のボイスメッセージ システムの場合、Cisco Unified Communications Manager は、ボイスメール ポートに割り当てられている電話番号を使用します。 管理者は、ボイスメール ポートを回線グループに割り当て、この回線グループをルート/ハント リストに割り当てます。 複数のユーザが同時にボイスメッセージ システムにアクセスしようとした場合は、そのボイスメッセージ システムにアクセスするための使用可能なポートがすべてのユーザに割り当てられます。 ユーザがボイスメッセージにアクセスする場合は、ボイスメール パイロット番号をダイヤルするか、または電話機のメッセージ ボタンを押します。

ゲートウェイベースのボイスメッセージ システムの場合、Cisco Unified Communications Manager はルート リストを使用します。 ユーザがルート リスト番号にコールすると、ルート リストは検索アルゴリズムを使用して、ボイスメッセージ システムの各ポートへの着信コールを提供します。 ゲートウェイベースのボイスメッセージ システムの場合、ボイスメール パイロット番号はルート リスト自体を指定します。

ボイスメッセージ システムに関連付けられた電話番号にコールされると、コールされたボイスメッセージ システムがそのコールを処理します。 ボイスメッセージ システムに直接コールされると、プロンプトが表示され、メールボックスとメッセージの取得に必要なパスワードの情報が要求されます。

ユーザは、ボイスメール パイロット番号を入力する(知っている場合)か、7900 シリーズの Cisco Unified IP Phone 上のメッセージ ボタンを押すことによって、ボイスメッセージ システムにアクセスできます。 ユーザがメッセージ ボタンを押した場合、コールは、現在 Cisco Unified IP Phone 上で使用されている回線に対して管理者が設定したボイスメール パイロット番号に送信されます。 アクティブな回線に対してボイスメール パイロット番号が設定されていない場合、Cisco Unified Communications Manager はボイスメッセージ コールをデフォルト プロファイルに送信します。

ボイスメール パイロット番号

ボイスメール パイロット番号は、自分のボイスメッセージにアクセスするためにダイヤルする電話番号を指定します。 電話機のメッセージ ボタンを押すと、Cisco Unified Communications Manager は、ボイスメッセージ番号に自動的にダイヤルします。 各ボイスメール パイロット番号は、異なるボイスメッセージ システムに属することができます。

ボイスメッセージ番号は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [ボイスメールパイロットの設定(Voice Mail Pilot Configuration)] ウィンドウで定義されます。

Cisco Unified Communications Manager には、デフォルトのボイスメール パイロット番号が存在します。 現在のデフォルト設定を置き換える、新しいデフォルトのボイスメール パイロット番号を作成できます。

ボイスメール プロファイル

デバイス上の異なる回線には、異なるボイスメール プロファイルが存在する場合があります。 たとえば、管理アシスタントの電話機には、マネージャのボイスメッセージ システムにルーティングする、マネージャへの 2 番目の回線が存在する場合があります。 管理アシスタントの回線は、各自のボイスメッセージ システムにルーティングします。

ボイスメール プロファイルを使用すると、デバイスではなく、電話番号に関連付けられた、回線関連のボイスメール情報をすべて定義できます。 ボイスメール プロファイルには、次の情報が含まれています。

  • [ボイスメールプロファイル名(Voice Mail Profile Name)]
  • [説明(Description)]
  • [ボイスメールパイロット番号(Voice Mail Pilot Number)]
  • [ボイスメールボックスマスク(Voice Mail Box Mask)]
  • デフォルト(特定のプロファイルがデフォルト プロファイルの場合にオン)

管理者が回線を追加すると、事前定義されたデフォルトのボイスメール プロファイルが回線に自動的に割り当てられます。 ボイスメール プロファイルを検索すると、プロファイル名とともに「Default」プロファイルもリストに表示されます。

コールがボイスメッセージ システムにルーティングされる場合は、ボイスメール プロファイルが他の設定より優先されます。


ヒント


コールが DN から、SIP トランクを使用して Cisco Unified Communications Manager と統合されているボイスメッセージ サーバまたはサービスにリダイレクトされた場合は、電話機のボイスメール プロファイル上のボイスメールボックス マスクによって SIP の Diversion ヘッダー内の転送番号が変更されます。 この処理が実行されるのは、Cisco Unified Communications Manager が Diversion ヘッダーを使用してメールボックスを選択するためであることに注意してください。


メッセージ受信

直接接続型のボイスメッセージ システムの場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの 1 つの設定ウィンドウを使用してメッセージ受信を設定できます。 [メッセージ受信の設定(Message Waiting Configuration)] ウィンドウでは、メッセージ受信がオンとオフのインジケータの電話番号を定義します。 直接接続型のボイスメッセージ システムは、指定された電話番号を使用して、特定の Cisco Unified IP Phone のメッセージ受信インジケータを設定したり、クリアしたりします。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [メッセージ受信の設定(Message Waiting Configuration)] ウィンドウは、次の情報を提供します。

  • Cisco Unified Communications Manager クラスタの、メッセージ受信がオンおよびオフの複数の番号の確認
  • メッセージ受信検索スペースと、メッセージ受信がオンおよびオフの各番号の明示的な関連付け
  • メッセージ受信番号とコーリング サーチ スペース エントリの検証
  • 番号計画での重複する番号の検索

メッセージ受信インジケータ

発呼者がメールボックス内にメッセージを残すと、ボイスメッセージ システムは、そのボイスメッセージを受信した側にメッセージ受信インジケータを送信します。 同様に、ボイスメールボックスのオーナーが保留中のすべてのボイスメッセージを削除すると、ボイスメッセージ システムは、保留中のメッセージがなくなったことをボイスメールボックスのオーナーに通知するためにメッセージ受信インジケータを送信します。

Cisco Unified Communications Manager では、保留中のボイスメッセージに対して Cisco Unified IP Phone 7940 および 7960 の受話器のインジケータを点灯する方法を管理者が設定できます。 次のいずれかの処理を実行するように Cisco Unified Communications Manager を設定できます。

  • プライマリ回線上でメッセージが待機している場合は、メッセージ受信ランプを点灯させ、プロンプトを表示します。
  • プライマリ回線上でメッセージが待機している場合は、プロンプトを表示します。
  • プライマリ回線上でメッセージが待機している場合は、メッセージ受信ランプを点灯させます。
  • いずれかの回線上でメッセージが待機している場合は、メッセージ受信ランプを点灯させ、プロンプトを表示します。
  • いずれかの回線上でメッセージが待機している場合は、プロンプトのみを表示します。
  • いずれかの回線上でメッセージが待機している場合は、メッセージ受信ランプのみを表示します。
  • メッセージ受信ランプの点灯も、プロンプトの表示も行いません。

次の 2 つの異なる方法を使用して、メッセージ受信インジケータ ポリシーを設定できます。

  • [電話番号の設定(Directory Number Configuration)]:[メッセージ受信ランプポリシー(Message Waiting Lamp Policy)] フィールドを使用して、特定の回線に対して受話器のランプをいつ点灯させるかを設定します。 使用可能な設定値は、次のとおりです。
    • [システムポリシーの使用(Use System Policy)]
    • [ライトとプロンプト(Light and Prompt)]
    • [プロンプトのみ(Prompt Only)]
    • [ライトのみ(Light Only)]
    • [なし(None)]
  • [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)](Cisco CallManager サービス用):クラスタ全体のサービス パラメータ Message Waiting Lamp Policy を使用して、7900 シリーズのすべての Cisco Unified IP Phone に対してメッセージ受信インジケータ ポリシーを設定します。 使用可能な設定値は、次のとおりです。
    • [プライマリ回線(Primary Line)]:[ライトとプロンプト(Light and Prompt)]
    • [プライマリ回線(Primary Line)]:[プロンプトのみ(Prompt Only)]
    • [プライマリ回線(Primary Line)]:[ライトのみ(Light Only)]
    • [ライトとプロンプト(Light and Prompt)]
    • [プロンプトのみ(Prompt Only)]
    • [ライトのみ(Light Only)]
    • [なし(None)]

選択するメッセージ受信ポリシーは、ユーザのニーズによって異なります。 たとえば、管理アシスタントがマネージャの電話番号を第 2 の電話番号として共有している場合、メッセージ受信ポリシーは [ライトとプロンプト(Light and Prompt)] に設定する必要があります。 管理者は、マネージャ回線に保留中のボイスメッセージがあるかどうかを確認できます。 一般従業員は、ライン アピアランスを同僚と共有している場合は、プライマリ ライン アピアランスにメッセージが保留されている場合にだけランプが点灯するようにポリシーを設定します。

メッセージ受信インジケータに関して複雑な要件がない場合は、Cisco CallManager サービス パラメータを使用して、Cisco Unified Communications Manager がメッセージ受信ランプを点灯させる条件を指定できます。


ヒント


Multiple Tenant MWI Modes サービス パラメータは、Cisco CallManager サービスをサポートしますが、このパラメータによって、ボイスメッセージ メールボックス番号にトランスレーション パターンを適用するかどうかが指定されます。 有効な値は [True] または [False] です。[True] を指定すると、ボイスメッセージ システムによってメッセージ受信インジケータを設定するコマンドが発行された場合に、Cisco Unified Communications Manager でトランスレーション パターンが使用されて、ボイスメッセージ メールボックス番号が電話番号に変換されます。[False] を指定すると、Cisco Unified Communications Manager では、ボイスメッセージ システムから受信したボイスメッセージ メールボックス番号は変換されません。 このサービス パラメータは、Cisco Unity Connection との Cisco Unified Communications Manager の連動をサポートしていることに注意してください。 ボイスメールの内線番号に Cisco Unified Communications Manager での変換が必要な場合は、Cisco Unified Communications Manager 8.5(1) をインストールするか、またはこのリリースにアップグレードした後、Multiple Tenant MWI Modes サービス パラメータを [True] に設定します。


ボイスメッセージングのプライム回線のサポート

ボイスメッセージングのプライム回線のサポートでは、電話機のユーザが電話機のメッセージ ボタンを押すと、電話機のプライマリ回線が常に、ボイスメッセージを取得するためのアクティブな回線になります。

Cisco CallManager サービスに対して Always Use Prime Line for Voice Mail サービス パラメータを設定したり、デバイスやデバイス プロファイルに対して [ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] 設定を指定したりすることができます。 [ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] 設定は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの次のウィンドウに表示されます。

  • [システム(System)] > [サービスパラメータ(Service Parameters)](Cisco CallManager サービスの場合)
  • [デバイス(Device)] > [電話(Phone)]
  • [デバイス(Device)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)]
  • [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [デフォルトのデバイスプロファイル(Default Device Profile)]
  • [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [デバイスプロファイル(Device Profile)]

電話機がアイドル状態または話し中のときに [ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] 設定がどのように機能するかについては、29-6 ページの表 29-1 を参照してください。


ヒント


[サービスパラメータ(Service Parameter)]、[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)]、および [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] 設定を指定した場合、Cisco Unified Communications Manager は [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの設定を使用します。


表 1 [ボイスメールには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Mail)] 設定

電話機の状態

[ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] の設定

動作

[アイドル(Idle)]

[オン(On)]

電話機がアイドル状態の場合は、電話機のユーザが電話機のメッセージ ボタンを押すと、電話機のプライマリ回線がボイスメッセージを取得するためのアクティブな回線になります。

[デバイスプロファイル(Device Profile)] または [デフォルトのデバイスプロファイル設定(Default Device Profile Configuration)] ウィンドウの [ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] 設定で [オン(On)] を選択した場合、Cisco Extension Mobility ユーザは、Cisco Extension Mobility をサポートしている(つまり、Cisco Extension Mobility が正しく設定されている)デバイスにログインした後にこの機能を使用できます。

[アイドル(Idle)]

[オフ(Off)]

電話機がアイドル状態の場合は、電話機のメッセージ ボタンを押すと、ボイスメッセージが存在する回線からボイスメッセージ システムに自動的にダイヤルされます。 常に、ボイスメッセージが存在する最初の回線が選択されます。 ボイスメッセージが設定されている回線が存在しない場合に電話機のユーザがメッセージ ボタンを押すと、プライマリ回線が使用されます。

[アイドル(Idle)]

[デフォルト(Default)]

[電話の設定(Phone Configuration)]、[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)]、[デバイスプロファイル(Device Profile)]、または [デフォルトのデバイスプロファイル設定(Default Device Profile Configuration)] ウィンドウの [ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] 設定で [デフォルト(Default)] を選択した場合、Cisco Unified Communications Manager は、ユーザ(Cisco Extension Mobility ユーザを含む)がこの機能を使用できるかどうかを判定するときに Always Use Prime Line サービス パラメータの設定を使用します。

[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [ボイスメッセージには常にプライム回線を使用する(Always Use Prime Line for Voice Message)] 設定で [デフォルト(Default)] を選択した場合、Cisco Unified Communications Manager は共通の電話プロファイルの設定を使用します。

[話し中(Busy)]

[オン(On)]

デバイスが話し中である場合、この機能は無効です。


ヒント


ボイスメッセージングのプライム回線のサポートには Cisco CallManager サービスが利用されているので、Cisco Unified Serviceability[ツール(Tools)] > [サービスのアクティベーション(Service Activation)] の順に選択して、このサービスを有効にします。 また、Cisco CallManager サービスの SDI トレースを実行することもできます。 RTMT でログを表示すると、デバイスがデフォルト値を使用することを示す alwaysUsePrimeLineForVM=2 など、このデバイスで使用される設定済みの値を確認できます。



(注)  


必要に応じて、ボイスメッセージングのプライム回線のサポートを一括管理ツールで設定できます。


複数ボイスメール システム環境における自動転送

ボイスメッセージ システムは、Cisco Unified Communications Manager が最大ユーザ数をサポートしているのと同様に、最大ユーザ数をサポートしています。

コールが、ボイスメッセージの宛先のユーザに関連付けられているボイスメッセージ システムに確実に転送されるようにするために、コールがボイスメッセージ システムに転送されると、自動転送機能が変更されます。

Cisco Unified Communications Manager は、複数のボイスメール パイロット番号(プロファイル)をサポートしています。 各パイロット番号は、異なるボイスメッセージ システムに属することができます。 ボイスメール パイロット プロファイルは、回線ごとに設定します。 Cisco Unified Communications Manager は、元のリダイレクト エンドポイント(電話番号)のボイスメッセージ システムにボイスメール パイロット プロファイルが存在した場合、そのボイスメッセージ システムにボイスメール コールを転送します。

クラスタ間の自動転送には、制限事項が 1 つあります。 コールが別のクラスタから転送されてからボイスメッセージ システムに送信される場合、Cisco Unified Communications Manager は、そのコールをクラスタ内の最初のリダイレクト エンドポイントのボイスメッセージ システムに転送します。 この処理が行われるのは、元のエンドポイントのボイスメール パイロット プロファイルが Cisco Unified Communications Manager の他のクラスタに存在しないためです。 ただし、QSIG トランクがクラスタにリンクしている場合は、自動転送されるコールには、ボイスメール パイロット番号ではなく、正しいボイスメールボックス番号が割り当てられます。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウには、[コール転送とコールピックアップの設定(Call Forward and Call Pickup Settings)] が含まれています。 [ボイスメール(Voice Mai)] チェックボックスがオンになっている場合、Cisco Unified Communications Manager は、選択されたボイスメール プロファイルですべてのデバイスに対して不在転送(Forward All)、話中転送(Forward Busy)、または無応答時転送(Forward No Answer)を実行できます。

最後に転送した電話機がボイスメールへの自動転送オプションを使用した場合のクラスタ内自動転送チェーン

あるボイスメール パイロットがサービスする電話機から、別のボイスメール パイロットがサービスする電話機への不在転送コール。 2 番目の電話機はボイスメールに転送します。 Cisco Unified Communications Manager は、最初の電話機に関連付けられているボイスメール パイロット番号にコールを送信します。

最後に転送した電話機がボイスメールへの自動転送オプションを使用しなかった場合のクラスタ内自動転送チェーン

あるボイスメール パイロットがサービスする電話機から、別のボイスメール パイロットがサービスする電話機への不在転送コール。 2 番目の電話機はボイスメールに転送しますが、ボイスメール パイロット番号は、ボイスメール転送としてではなく特定の数字宛先として入力されました。 Cisco Unified Communications Manager は、最後の電話機に関連付けられているボイスメール パイロット番号にコールを送信します。

CTI を使用したクラスタ内自動転送チェーン

Cisco Unified Communications Manager Attendant Console や別の CTI アプリケーションは、コールを制御するときは多くの場合、元のコールに関する情報を削除するよう選択します。このため、次の宛先がボイスメッセージを受信します。 Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Unified Communications Manager が宛先として報告しているボイスメールボックスを管理しているボイスメッセージ システムに、コールを送信する必要があります。次にその例を示します。

コールが電話機に着信し、アテンダント コンソールに転送されます。発呼者は名前でダイヤルし、Cisco Unified Communications Manager はこのコールを宛先に送信します。 その宛先はボイスメッセージ システムに転送します。 Cisco Unified Communications Manager は、アテンダント コンソールにではなく、発呼者が選択した宛先に関連付けられているボイスメッセージ番号にコールを送信します。

別の例として、電話機 A がすべてのコールを電話機 B に転送します。 コールがアテンダント コンソールに着信し、アテンダント コンソールがそのコールを電話機 A に送信します。 Cisco Unified Communications Manager は、そのコールを電話機 B に転送します。 誰もコールに応答しない場合、Cisco Unified Communications Manager はそのコールをボイスメッセージ システムに転送します。 コールの元の宛先は電話機 A だったため、メッセージは、電話機 B ではなく電話機 A のボイスメールボックスに送信されます。

クラスタ間自動転送チェーン

クラスタ間コールのシナリオでは、Cisco Unified Communications Manager 上の電話機 A が、同じ Cisco Unified Communications Manager 上の電話機 B にコールします。 このコールはクラスタ間トランク経由で Cisco Unified Communications Manager に転送され、そこから電話機 C に送信されます。 電話機 C はボイスメッセージ システムに転送します。 Cisco Unified Communications Manager は、電話機 C に関連付けられているボイスメッセージ システムにコールを送信しますが、電話機 B の内線番号を報告します。

クラスタ間境界のため、電話機 B に関するボイスメール パイロット番号情報は存在しません。 そのため、Cisco Unified Communications Manager は、最後の宛先に関連付けられているボイスメール パイロット番号にコールを送信しますが、PBX から Cisco Unified Communications Manager に渡された電話番号をボイスメールボックスとして報告します。

ボイスメッセージング システムでのコール転送

Catalyst 6000 FXS Analog Interface Module または Cisco 6608 T1 CAS ゲートウェイ経由でボイスメッセージ システムに到達したユーザは、ボイスメッセージ システムから別の宛先にコールを転送できます。 このユーザは、ボイスメッセージ プロンプトに応答することによって番号を入力します。 ボイスメッセージ システムは、フックフラッシュ転送を使用して処理を開始します。 Cisco Unified Communications Manager は、コールの宛先番号へのブラインド転送を実行することによって応答します。 コール転送が完了すると、元のコールをボイスメッセージ システムに接続した音声チャネルが解放されます。

Catalyst 6000 Voice T1 Voice Service Module のフックフラッシュ検出タイマーは、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] を使用して設定します。


(注)  


フックフラッシュ転送をサポートしているのは、E&M T1 ポートのみです。