Cisco Unified Communications Manager システム ガイド、リリース 9.1(1)
アプリケーション ユーザとエンド ユーザ
アプリケーション ユーザとエンド ユーザ
発行日;2013/05/14   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

アプリケーション ユーザとエンド ユーザ

この章では、Cisco Unified Communications Manager の管理の [アプリケーションユーザの設定(Application User Configuration)] ウィンドウと [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウについて説明します。これらのウィンドウで、管理者は Cisco Unified Communications Manager アプリケーション ユーザとエンド ユーザに関する情報を追加、検索、表示、および保持できます。 この章では、ユーザ情報を管理する際に使用するオプションについて説明します。

アプリケーション ユーザとエンド ユーザの設定の管理

Cisco Unified Communications Manager の管理ページにある [アプリケーションユーザの設定(Application User Configuration)] ウィンドウと [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウを使用すると、Cisco Unified Communications Manager のアプリケーション ユーザとエンド ユーザに関する情報を追加、検索、表示、および保守できます。

アプリケーション ユーザとエンド ユーザの情報を管理するための一般的な手順とガイドラインは次のとおりです。

手順
    ステップ 1   アプリケーション ユーザを検索します。
    ステップ 2   必要に応じて、アプリケーション ユーザを追加します。
    ステップ 3   アプリケーション ユーザのクレデンシャルを管理します。
    ステップ 4   エンド ユーザを検索します。
    ステップ 5   必要に応じて、エンド ユーザを追加します。
    ステップ 6   エンド ユーザのアプリケーション プロファイルを設定します。
    ステップ 7   エンド ユーザのクレデンシャルを管理します。

    アプリケーション ユーザ

    アプリケーション ユーザの設定を使用すると、Cisco Unified Communications Manager に関連付けられているアプリケーション ユーザを更新できます。 デフォルトでは、Cisco Unified Communications Manager の管理ページには、次のアプリケーション ユーザが含まれています。

    • CCMAdministrator
    • CCMSysUser
    • CCMQRTSecureSysUser
    • CCMQRTSysUser
    • IPMASecureSysUser
    • IPMASysUser
    • WDSecureSysUser
    • WDSysUser
    • TabSyncSysUser
    • CUCService

    インストール時に、システム管理者のログインおよびパスワードを設定するように要求されます。 デフォルトのアプリケーション ユーザおよびインストール時に作成する管理者ユーザを削除することはできませんが、これらのユーザのパスワードを変更したり、ユーザが制御するデバイスのリストを変更したりすることは可能です。


    ヒント


    インストール時に作成したパスワードは、紛失しないようにしてください。



    (注)  


    Standard CCM Super Users グループ内の管理者ユーザは、Cisco Unified Communications Manager の管理ページのナビゲーション メニューにあるすべての管理アプリケーション(Cisco Unified Communications Manager の管理ページ[Cisco Unifiedサービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)]、および [Cisco Unified Reporting])に、いずれかのアプリケーションへのシングル サインオンを使用してアクセスできます。

    デフォルトの管理者ユーザ名とパスワードは、Cisco Unified Communications Manager のインストール中に設定します。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [アプリケーションユーザの設定(Application User Configuration)] ウィンドウで、管理者パスワードを変更することも、新しい管理者アカウントを設定することもできます。


    Cisco Unified Communications Manager でアプリケーション ユーザ情報を設定するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページ[ユーザ管理(User Management)] > [アプリケーションユーザ(Application User)] メニュー オプションを使用します。


    (注)  


    このユーザを Cisco Unity または Cisco Unity Connection 用に設定するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページでアプリケーション ユーザを設定します。次に、Cisco Unity または Cisco Unity Connectionの管理ページで、そのユーザの追加の設定をすべて設定します。


    エンド ユーザ

    Cisco Unified Communications Manager では、2 とおりの方法でエンド ユーザを追加できます。
    • 手動でデータベースに作成する。
    • 社内 LDAP ディレクトリから自動的にインポートする。

    社内ディレクトリを使用して認証する場合、LDAP 同期済みエンド ユーザは各自の LDAP ディレクトリ パスワードを使用します。管理者はこれらのパスワードを変更できません。 ただし、エンド ユーザの PIN を設定および変更することはできます。 また、ローカル ユーザのパスワードを設定および変更することもできます。


    (注)  


    システムで LDAP 認証を使用している場合は、インストール直後にエンド ユーザのデフォルト クレデンシャルを設定する必要があります。設定しないと、ログインが失敗します。 空(ヌル)のクレデンシャルはサポートされません。


    LDAP 同期が有効になっているかどうかを確認するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページ[システム(System)] > [LDAP] > [LDAPシステム(LDAP System)] の順に選択します。 [LDAPサーバからの同期を有効にする(Enable Synchronizing from LDAP Server)] チェックボックスがオンになっている場合は、同期が有効になっています。 LDAP 同期化が有効化された場合、ローカル ユーザはアクティブなままになります。同期化を実行した後、LDAP ディレクトリからインポートされたユーザもアクティブになります。

    エンド ユーザの情報を設定するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページ[ユーザ管理(User Management)] > [エンドユーザ(End User)] の順に選択します。

    [エンドユーザ、電話、DN、およびLAの設定(End User, Phone, DN, and LA Configuration)] ウィンドウを使用して、新しいユーザと新しい電話機を同時に追加できます。 同じウィンドウを使用して、新しいエンド ユーザの電話番号およびライン アピアランスを関連付けることができます。 [エンドユーザ、電話、DN、およびLAの設定(End User, Phone, DN, and LA Configuration)] ウィンドウにアクセスするには、[ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ/電話の追加(User/Phone Add)] の順に選択します。


    (注)  


    [エンドユーザ、電話、DN、およびLAの設定(End User, Phone, DN, and LA Configuration)] ウィンドウでは、新しいエンド ユーザと新しい電話機の追加だけができます。 既存のエンド ユーザまたは既存の電話機を入力することはできません。



    (注)  


    このユーザを Cisco Unity または Cisco Unity Connection 用に設定するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページでエンド ユーザを設定します。次に、Cisco Unity または Cisco Unity Connection の管理ページで、そのユーザの追加の設定をすべて設定します。


    クレデンシャルの管理

    アプリケーション ユーザまたはエンド ユーザを設定するときに、[ユーザの設定(User Configuration)] ウィンドウでログイン クレデンシャル(パスワードまたは PIN)を追加または変更できます。

    ユーザがデータベースに追加された後は、これらのクレデンシャルを [クレデンシャル設定(Credential Configuration for)] ウィンドウで管理できます。このウィンドウにアクセスするには、[エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウまたは [アプリケーションユーザの設定(Application User Configuration)] ウィンドウの [クレデンシャルの編集(Edit Credential)] ボタンを使用します。 たとえば、ユーザによるパスワードの変更を禁止したり、次回のログインでパスワードを変更するようにユーザに要求したりすることができます。

    また、ロックアウト イベントを表示して、ユーザのパスワードまたは PIN のロックアウトをリセットすることもできます。 管理者がこのユーザに割り当てたクレデンシャル ポリシーに従って、認証イベントがこのウィンドウ内で更新されます。

    [クレデンシャル設定(Credential Configuration for)] ウィンドウには、ユーザのクレデンシャル ポリシーの割り当てを変更するためのオプションもあります。 個々のユーザのクレデンシャルの管理について、またはクレデンシャル ポリシーの詳細については、クレデンシャル ポリシーを参照してください。

    ユーザとアプリケーションのプロファイル

    新しいアプリケーション ユーザまたはエンド ユーザを追加した後に、[エンドユーザCAPFプロファイル(End User CAPF Profile)] または [アプリケーションユーザCAPFプロファイル(Application User CAPF Profile)] メニュー オプションを使用して CAPF プロファイルを割り当てることができます。 Cisco Unified Communications Manager は、CAPF プロファイルを使用して、CAPF サーバからダウンロードされるアプリケーション ユーザまたはエンド ユーザの証明書を認証します。 JTAPI/TSP または CTI アプリケーションは、この証明書を使用して Cisco CTIManager とのセキュリティ保護された接続を確立します。

    プロファイルを割り当てた後は、割り当てたプロファイルがユーザの設定ウィンドウの [CAPF情報(CAPF Information)] ペインに表示され、ここで設定を更新することができます。 CAPF プロファイルに関する一般的な情報については、クレデンシャル ポリシーを参照してください。

    新しいエンド ユーザを追加した後は、[エクステンションモビリティ(Extension Mobility)] ペインのオプションを使用して、エクステンション モビリティ プロファイルを設定できます。 これらのプロファイルを使用すると、各エンド ユーザは Cisco Extension Mobility を個別に設定できます。

    デバイスの関連付け

    デバイスをアプリケーション ユーザまたはエンド ユーザに関連付けると、そのユーザは指定されたデバイスを制御できるようになります。 アプリケーション ユーザとエンド ユーザは、電話機などの一部のデバイスを制御できます。 アプリケーション ユーザまたはエンド ユーザが電話機を制御する場合は、その電話機の特定の設定(スピード ダイヤルや自動転送など)を制御できます。

    アプリケーション ユーザのデバイスの関連付け

    デバイスを既存のアプリケーション ユーザに関連付けるには、[アプリケーションユーザの設定(Application User Configuration)] ウィンドウの [デバイス情報(Device Information)] 部分を使用します。 [使用可能なデバイス(Available Devices)] ペインに、アプリケーション ユーザへの関連付けに使用できるデバイスのリストが表示されます。 [使用可能なデバイス(Available Devices)] ペインでは、デバイスがデバイス名順に表示されます。 アプリケーション ユーザに関連付ける追加デバイスを検索するには、[別の電話を検索(Find more Phones)][別のルートポイントを検索(Find more Route Points)][別のパイロットポイントを検索(Find more Pilot Points)] の各ボタンを使用します。 各ボタンを押すとポップアップ ウィンドウが開き、そこにデバイス名、説明、またはその他のパラメータの全部または一部に基づいた検索条件を入力することにより、デバイスのリストを限定できます。 使用可能なデバイスのリストを特定の選択項目に限定するには、次の方法で検索する条件を入力します。

    • デバイス名、説明、電話番号などの検索パラメータを選択します。
    • [が次の文字列で始まる(begins with)] などの比較演算子を選択します。
    • 検索テキストを入力します。

    たとえば、"5" で始まるすべての内線番号をリストするには、[電話番号(Directory Number)]、[が次の文字列で始まる(begins with)] を選択した後、テキスト ボックスに 5 と入力します。

    デバイスを表示するための検索条件を指定すると、その条件と一致する使用可能なすべてのデバイスが [検索結果(Search Results)] に表示されます。 ウィンドウの下部にあるボタンを使用すると、リスト内を移動できます。

    そのデバイスの横にあるチェックボックスをオンにすると、そのアプリケーション ユーザに 1 つ以上のデバイスを関連付けることができます。 1 つのデバイスに複数の内線番号が関連付けられている場合は、各回線の内線番号がリストに表示されます。 1 つの回線の内線番号を選択するだけで、そのデバイスに関連付けられているすべての回線が選択されます。

    エンド ユーザのデバイスの関連付け

    デバイスを既存のエンド ユーザに関連付けるには、[エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウの [デバイスの割り当て(Device Associations)] 部分を使用します。 [制御するデバイス(Controlled Devices)] ペインに、すでにエンド ユーザに関連付けられているデバイスのリストが表示されます。 [制御するデバイス(Controlled Devices)] ペインでは、デバイスがデバイス名順に表示されます。 エンド ユーザに関連付ける追加デバイスを検索するには、[デバイスの割り当て(Device Association)] ボタンを使用します。 このボタンを押すと [ユーザデバイス割り当て(User Device Association)] ウィンドウが開き、そこにデバイスの名前または説明の全部または一部に基づいた検索条件を入力することにより、デバイスのリストを限定できます。 使用可能なデバイスのリストを特定の選択項目に限定するには、次の方法で検索する条件を入力します。

    • デバイスの名前や説明などの検索パラメータを選択します。
    • [が次の文字列で始まる(begins with)] などの比較演算子を選択します。
    • 検索テキストを入力します。

    デバイスを表示するための検索条件を指定すると、その条件と一致する使用可能なすべてのデバイスが [ユーザデバイス割り当て(User Device Association)] ウィンドウの [デバイスの割り当て:(該当のエンド ユーザ)(Device association for (this end user))] 部分に表示されます。 ウィンドウの下部にあるボタンを使用すると、リスト内を移動できます。

    そのデバイスの横にあるチェックボックスをオンにすることによって、そのエンド ユーザに 1 つ以上のデバイスを関連付けることができます。 1 つのデバイスに複数の内線番号が関連付けられている場合は、各回線の内線番号がリストに表示されます。 1 つの回線の内線番号を選択するだけで、そのデバイスに関連付けられているすべての回線が選択されます。

    エンド ユーザ向け Cisco Unified Mobility

    [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウでは、ユーザのモバイル コネクトとモバイル コネクト アクセスを有効にすることができます。 [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウの [モビリティの有効化(Enable Mobility)] チェックボックスをオンにすると、モバイル コネクトのデバイス ライセンス ユニットを消費するライセンスがトリガーされ、ユーザに Cisco Unified Mobility 専用のデバイスを割り当てると、Cisco Unified Mobility のために消費されるデバイス ライセンス ユニットの数が制御されます。

    [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウではまた、携帯電話からデスク電話に転送されたコールをユーザがピックアップするまでに許可される最大時間を設定することもできます。 同様に、ユーザがデスク電話からコールを転送できる電話機の最大数も設定できます。

    [エンドユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウには、エンド ユーザに対して設定されているリモート接続先プロファイルが一覧表示されます。

    Cisco Extension Mobility プロファイル

    Cisco Unified IP Phone を一時的にユーザの電話機として表示されるように設定するには、Cisco Extension Mobility を使用します。 ユーザがある電話機にログインすると、ユーザのエクステンション モビリティ プロファイル(回線番号やスピード ダイヤル番号など)がその電話機に常駐します。 この機能は主に、ユーザに物理的な電話機が恒常的には割り当てられない環境で適用されます。

    ユーザ デバイス プロファイルとデバイス プロファイル デフォルトは、Cisco Extension Mobility 機能をサポートしています。 ユーザ デバイス プロファイルには、次の情報が含まれています。

    • デバイス プロファイル情報:デバイス タイプ、ユーザ デバイス プロファイル名、説明、ユーザ保留音源、およびユーザ ロケール
    • 電話ボタン情報:デバイス タイプに対する電話ボタン テンプレート
    • ソフトキー テンプレート情報:使用可能なソフトキー テンプレートのリスト
    • 拡張モジュール情報:Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールなどの Cisco Unified IP Phone の追加モジュール
    • Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)情報:MLPP ドメイン、通知、および優先処理の設定。
    • ログアウト デフォルト プロファイル情報:ログイン ユーザ ID

    ユーザの認証は、認証方式で行われます。 ワークフロー エンジンは、HTTP post 要求を介して XML ストリングをログイン サービスに送信します。 ストリングは次の項目で構成されます。

    • ログイン アプリケーションのユーザ名とパスワード
    • ユーザがプロファイルを常駐させる先のデバイスの MAC アドレスに基づいたデバイス名

    ユーザのデバイスに、ダイアログ プロンプトが表示されます。

    Cisco IP SoftPhone プロファイル

    デバイス(回線)を Cisco IP SoftPhone としてユーザに関連付けることができます。 この機能を使用すると、ユーザはデスクトップ PC を使用して電話コールを発信および受信したり、IP 電話を制御したりすることができます。