Cisco Unified Communications Manager システム ガイド、リリース 9.1(1)
Cisco Unity メッセージングの連動
Cisco Unity メッセージングの連動
発行日;2013/05/14   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco Unity メッセージングの連動

この章では、1 つの統合された環境でボイスメッセージングと統合メッセージングを提供する通信ソリューションで構成されている Cisco Unity メッセージングの連動について説明します。

Cisco Unity および Cisco Unity Connection の設定

Cisco Unity は、ボイスメッセージングと統合メッセージングを 1 つの統合された環境で提供する通信ソリューションで構成されています。

統合メッセージングとは、ユーザがあらゆるタイプのメッセージを同じ受信ボックスで管理できることを意味します。 Cisco Unity は Exchange サーバまたは Domino サーバ(Cisco Unity 4.0 以降の場合)と連携して、あらゆるメッセージ(ボイスメールおよび電子メール)を収集して 1 つのメッセージ ファシリティに保存します。 それにより、ユーザは、タッチトーン電話機またはインターネットを使用して、コンピュータ上のボイスメッセージや電子メール メッセージにアクセスできます。

Cisco Unity または Cisco Unity Connection ボイスメッセージ システムを設定するための手順は次のとおりです。

手順
    ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager、および Cisco Unity または Cisco Unity Connection のシステム要件が満たされていることを確認します。

    システム要件

    ステップ 2   Cisco Unity または Cisco Unity Connection に接続している各ポートのボイスメール ポート(電話番号)を追加します。
    ステップ 3   ボイスメール ポートのボイスメール パイロット番号を追加します。
    ステップ 4   MWI およびボイスメールの内線を指定します。
    ステップ 5   ボイスメール ポート DN を回線グループに追加します。
    ステップ 6   ボイスメール ポート DN を含む回線グループをハント リストに追加します。
    ステップ 7   回線グループを含むハント リストをハント パイロットに関連付けます。
    (注)     

    ハント パイロットは、設定済みでボイスメール プロファイルによって使用されるボイスメール パイロットと一致している必要があります。

    ステップ 8   ボイスメール パイロット番号を設定します。
    ステップ 9   ボイスメール プロファイルを設定します。
    ステップ 10   ボイスメール サービス パラメータを設定します。
    ステップ 11   Cisco Unified Communications Manager の認証と暗号化を設定します。 Cisco Unity の場合、これはリリース 4.0(5) 以降に適用されます。
    ステップ 12   連動のテストを行います。
    ステップ 13   Cisco Unity フェールオーバー用にセカンダリ サーバを連動させます(Cisco Unity フェールオーバーがインストールされている場合に使用)。 この手順は、Cisco Unity Connection には適用されません。
    ステップ 14   Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [アプリケーションサーバの設定(Application Server Configuration)] ウィンドウで、自動生成された Cisco Unity または Cisco Unity Connection サーバを選択します。
    ステップ 15   Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用してボイスメッセージ ユーザを設定している場合は、Cisco Unity Connection ボイスメールボックスを作成します。
    ヒント    ボイスメールボックスを作成するには、Cisco Unity ConnectionCisco Unified Communications Manager の管理ページの両方を設定する必要があります。
    ヒント    それを行う場合は、Cisco Unity Connection でユーザのインポート機能を使用してユーザを作成します。

    システム要件

    次のリストは、電話機システムと Cisco Unity サーバの要件を示しています。 特定のバージョン情報については、該当する『Cisco Unified Communications Manager Integration Guide for Cisco Unity』を参照してください。

    電話機システム

    • Cisco Media Convergence Server(MCS)、またはお客様が用意したシスコ構成規格準拠のサーバ上で実行されている Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアで構成された Cisco Unified Communications アプリケーション サーバである。
    • ネットワークに接続されるすべての電話回線、IP Phone、その他の H.323 準拠のデバイスまたはソフトウェア(Cisco Virtual Phone や Microsoft NetMeeting クライアントなど)に対するシスコのライセンス、および Cisco Unity ポートごとに 1 つのライセンスがある。
    • Cisco Unified Communications Manager 内線用の IP Phone である。
    • IP Phone をネットワークに接続する各ロケーションが LAN 接続である。
    • Cisco Unified Communications Manager クラスタが複数ある場合は、ユーザがトランク アクセス コードやプレフィックスをダイヤルしなくても、別の Cisco Unified Communications Manager クラスタ上の内線番号にダイヤルできる。

    Cisco Unity サーバ

    • Cisco Unity システムがインストール済みで、『Cisco Unity Installation Guide』の説明どおりに連動の準備ができている。
    • SCCP と連動する場合(SIP トランクではありません):適切な Cisco Unity-Unified CM TSP がインストールされている。 TSP の互換バージョンの詳細については、『SCCP Compatibility Matrix: Cisco Unity, Cisco Unity-CM TSP, Cisco Unified CM, and Cisco Unified CM Express』を参照してください。
    • 適切な数のボイスメール ポートを使用できるライセンスがある。

    連動に関する説明

    連動では、LAN を使用して Cisco UnityCisco Unified Communications Manager を接続します。 ゲートウェイによってPSTN に接続されます。 下の図は、その接続を示しています。

    図 1. 電話機システムと Cisco Unity の間の接続




    (注)  


    次の例は、発信者が Cisco Unity Auto-Attendant を経由する場合にのみ適用されます。 それ以外のほとんどのコールは、適切なボイスメールボックスに直接ルーティングされます。 たとえば、発信者は、ユーザにコールしてボイスメッセージ システムに自動転送された場合、ボイスメールボックスに直接移動し、ボイスメッセージを記録できます。 ボイスメッセージをチェックするために電話機からコールしたユーザは、ボイスメールボックスに直接移動し、ボイスメッセージを聞くことができます。


    1. 外部コールが着信すると、シスコ ゲートウェイは、Cisco Unified Communications Manager がインストールされているマシンに LAN 経由でコールを送信します。
    2. コールを Cisco Unity にルーティングするように設定されている Cisco Unified Communications Manager 回線では、Cisco Unified Communications Manager は使用可能な Cisco Unity 内線にコールをルーティングします。
    3. Cisco Unity はコールに応答し、通話開始のグリーティングを再生します。
    4. この通話開始のグリーティング中に、発信者はユーザの名前または内線(1234 など)を入力します。
    5. Cisco Unity は、Cisco Unified Communications Manager に内線 1234 へのコールがあることを通知します。
    6. この時点では、監視転送とリリース転送のどちらを実行するように Cisco Unity が設定されているかによって、コールのパスは異なります。

    Cisco Unified Communications Manager の SIP トランク連動

    Cisco Unity Connection 1.1 以降では、Cisco Unified Communications Manager 電話機システムに SIP を実行する電話機だけがある場合、Cisco Unified Communications Manager 電話機システムとの SIP トランク連動がサポートされます。 詳細については、該当する『Cisco Unified Communications Manager SIP Trunk Integration Guide for Cisco Unity Connection』を参照してください。 また、Cisco Unity 4.2 以降でも SIP トランク連動がサポートされます。 詳細については、該当する『Cisco Unified Communications Manager SIP Trunk Integration Guide for Cisco Unity』を参照してください。 次のリストは、Cisco Unified Communications Manager 電話機システムを Cisco Unity Connection または Cisco Unity と SIP トランクで連動させる場合に Cisco Unified Communications Manager の管理ページの側から実行する必要のある操作のヒントを示しています。

    • Cisco Unity を指す SIP トランクを作成し、[番号IE配信のリダイレクト - アウトバウンド(Redirecting Number IE Delivery - Outbound)] がオンになっていることを確認します。 この操作により、Cisco Unified Communications Manager は Diversion ヘッダーを Cisco Unity に送信し、ユーザが正しいボイスメールボックスにアクセスできます。
    • Cisco Unified Communications Manager の SIP トランク連動は、MWI に適用されます。 SIP ボイスメッセージ トランクの SIP トランク セキュリティ プロファイルを設定する場合は、[Unsolicited NOTIFYの許可(Accept Unsolicited Notification)] をオンにします。 これにより、MWI が正しく動作するようになります。 転送をサポートする場合は、[Replacesヘッダーの許可(Accept Replaces Header)] を有効にする必要があります。 これにより、Cisco Unity が開始する監視転送に使用される "REFER w/replaces" を渡せるようになります。
    • 電話機が RFC-2833 ごとに DTMF リレーをサポートするようにします。 Cisco Unity は、OOB と RFC-2833 の両方をサポートします。
    • ルート パターン(7555 など)を定義し、そのルート パターンが Cisco Unity への SIP トランクを指すようにします。
    • ボイスメール パイロット(7555 など)を定義します。
    • 前の手順で定義したボイスメール パイロットを使用して、ボイスメール プロファイル(VM Profile 1 など)を定義します。

    (注)  


    前の手順で定義したボイスメール プロファイルをシステム デフォルトにします。


    ボイスメール ポートの保護

    Cisco Unified Communications Manager ボイスメール ポートや Cisco Unity SCCP デバイスにセキュリティを設定した場合、各デバイスが他のデバイスの証明書を受け付けた後、認証済みのデバイスに対して TLS 接続(ハンドシェイク)が開きます。同様に、デバイスに暗号化を設定した場合、システムはデバイス間に SRTP ストリームを送信します。

    デバイス セキュリティ モードが認証のみ、または暗号化の場合、Cisco Unity-Unified CM TSP は、Cisco Unified Communications Manager TLS ポートを使用して Cisco Unified Communications Manager に接続します。 セキュリティ モードが非セキュアの場合、Cisco Unity TSP は、Cisco Unified Communications Manager ポートを使用して Cisco Unified Communications Manager に接続します。 Cisco Unity Connection は、Cisco Unified Communications Manager TLS ポートを使用して Cisco Unified Communications Manager に接続します。