Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド リリース 9.1(1)
発呼側の正規化
発呼側の正規化
発行日;2013/06/21   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

発呼側の正規化

この章では、E.164 標準に準拠した発呼側の正規化について説明します。発呼側を正規化すると、一部の電話機のダイヤル機能が拡張され、地理的に異なる複数の場所にコールがルーティングされる場合の折り返し機能が向上します。つまり、この機能により、着信側は、電話機のコール ログ ディレクトリ内の電話番号を修正する必要なく、確実にコールを返すことができます。 また、発呼側の正規化により、電話番号をグローバル化またはローカライズできるため、適切な発信側番号が電話機に表示されます。


ヒント


発呼側の正規化を設定すると、コールが IP WAN を経由して複数の場所にルーティングされる場合のトール バイパスに関する問題が軽減されます。 さらに正規化により、Cisco Unified Communications Manager はコールの発信元を識別し、電話機ユーザの発信側番号をグローバル化またはローカライズできます。


発呼側正規化の設定

E.164 標準に準拠する発呼側正規化は、一部の電話機のダイヤル機能を拡張し、コールが地理上の複数の場所にルーティングされる場合の折り返し機能を強化します。この機能を利用することで、着信側は、電話機の通話履歴ディレクトリに記録されている電話番号を修正しなくても折り返しコールを発信できます。 また、発呼側の正規化により、電話番号をグローバル化またはローカライズできるため、適切な発信側番号が電話機に表示されます。


ヒント


発呼側の正規化を設定すると、コールが IP WAN を経由して複数の場所にルーティングされる場合のトール バイパスに関する問題が軽減されます。 さらに正規化により、Cisco Unified Communications Manager はコールの発信元を識別し、電話機ユーザの発信側番号をグローバル化またはローカライズできます。


はじめる前に
発信側番号のグローバル化とローカライズに進む前に、次の手順を実行します。
  • この機能のインタラクションと制限事項を確認します。 詳細については、発信側番号のグローバル化、発信側番号のローカライズ、インタラクション、および制限に関連する各トピックを参照してください。
  • まだ実行していない場合は、[Cisco Unifiedサービスアビリティ]で Cisco CallManager サービスをアクティブにします。 詳細については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。
手順
    ステップ 1   発信側番号をグローバル化またはローカライズするには、次の手順を実行します。
    1. 発信側番号をグローバル化するには、次の手順に進みます。
    2. 発信側番号をローカライズするには、手順 9 に進みます。
    ステップ 2   必要な場合は、[発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] を設定します。

    詳細については、発信側番号のグローバル化と発呼側番号タイプの設定に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 3   PSTN 経由の国内、国際、加入者、および不明の各着信コールについて、それぞれのコール タイプに関連付けるプレフィックスを作成します。 各デバイス タイプ(電話機、MGCP ゲートウェイ、H.323 ゲートウェイ/トランク、SIP トランクなど)のプレフィックスを作成します。

    詳細については、発信側番号のグローバル化および発呼側正規化のサービス パラメータの設定に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 4   サービス プロバイダーが発信側番号に先行桁(たとえば、ゼロ)を付加しており、ユーザが他の桁(その先行桁が E.164 番号の一部ではない場合に発信側番号を E.164 形式に変更するなど)を付加する前に、その先行桁を削除する場合は、Cisco Unified Communications Manager が着信発呼側番号にプレフィックスを適用する前に先行桁を削除するように、デバイス プール、ゲートウェイ、トランクの着信発呼側番号の各設定を行うことができます。

    詳細については、ローカライズした発信側番号へのトランクの発呼側トランスフォーメーション コーリング サーチ スペース(CSS)の適用、およびデバイス プール、ゲートウェイ、そしてトランクの着信発呼側番号設定に関連した各トピックを参照してください。

    ステップ 5   [コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)] で、発呼側トランスフォーメーション パターン用のさまざまなパーティションを作成します。

    各種発呼側トランスフォーメーション パターンおよび各種番号タイプ用にそれぞれ別個のパーティションとコーリング サーチ スペースを作成します。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』のパーティションの設定項目に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 6   [コール ルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [コーリング サーチ スペース(Calling Search Space)] で、さまざまな発呼側番号タイプ用の着信発呼側番号コーリング サーチ スペース(CSS)を作成します。 CSS の [コーリングサーチスペースの設定(Calling Search Space Configuration)] ウィンドウで、発呼側トランスフォーメーション パターン用に作成したパーティションを [使用可能なパーティション(Available Partitions)] ペインに移動します。 作成した各 CSS に対してこのタスクを実行します。

    国内発呼側番号タイプ用の CCS を 1 つ、国際発呼側番号タイプ用の CSS を 1 つ、というように作成できます。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の CSS の設定項目に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 7   [コールルーティング(Call Routing)] > [トランスフォーメーションパターン(Transformation Pattern)] > [発呼側トランスフォーメーションパターン(Calling Party Transformation Pattern)] を選択し、発呼側トランスフォーメーション パターンを作成します。[発呼側トランスフォーメーションパターンの設定(Calling Party Transformation Pattern Configuration)] ウィンドウで、着信の発呼側トランスフォーメーション CSS に関連付けられたパーティションを発呼側トランスフォーメーション パターンに割り当てます。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の発呼側トランスフォーメーション パターンの設定項目に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 8   [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] や SIP の [トランクの設定(Trunk Configuration)] などのデバイス設定ウィンドウで、適切な着信の発呼側トランスフォーメーション CSS を選択します。
    ヒント    デバイスの設定ウィンドウで着信発呼側番号 CSS を選択するには、着信発呼側番号の設定ペインで発呼側番号タイプに対応する [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)] 項目を設定します。

    詳細については、発信側番号をローカライズするための発呼側トランスフォーメーション CSS の適用に関連するトピックを参照してください。

    これで、発信側番号がグローバル化されました。

    ステップ 9   [コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)] で、発呼側トランスフォーメーション パターン用のパーティションを作成します。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』のパーティションの設定項目に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 10   [コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)] で発呼側トランスフォーメーション CSS を作成します。その発呼側トランスフォーメーション CSS の [コーリングサーチスペースの設定(Calling Search Space Configuration)] ウィンドウで、発呼側トランスフォーメーション パターン用に作成したパーティションを [使用可能なパーティション(Available Partitions)] ペインに移動します。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の CSS の設定項目に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 11   [コールルーティング(Call Routing)] > [トランスフォーメーションパターン(Transformation Pattern)] > [発呼側トランスフォーメーションパターン(Calling Party Transformation Pattern)] を選択し、発呼側トランスフォーメーション パターンを作成します。[発呼側トランスフォーメーションパターンの設定(Calling Party Transformation Pattern Configuration)] ウィンドウで、着信発呼側トランスフォーメーション CSS に関連付けられたパーティションを発呼側トランスフォーメーション パターンに割り当てます。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』の発呼側トランスフォーメーション パターンの設定項目に関連するトピックを参照してください。

    ステップ 12   デバイスの設定ウィンドウ、たとえば、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、[電話の設定(Phone Configuration)]、[トランクの設定(Trunk Configuration)]、[CTIルートポイントの設定(CTI Route Point Configuration)] などのウィンドウで、発呼側トランスフォーメーション CSS を選択します。
    ヒント    デバイスの設定ウィンドウで発呼側トランスフォーメーション CSS を選択するには、[発呼側トランスフォーメーションCSS(Calling Party Transformation CSS)] を設定します([コーリングサーチスペース(Calling Search Space)] ではありません)。 デバイスで、そのデバイスが使用するデバイス プールに割り当てられた発呼側トランスフォーメーション CSS を使用するには、[デバイスプールの発呼側トランスフォーメーションCSSを使用(Use the Device Pool Calling Party Transformation CSS)] チェックボックスをオンにします。

    詳細については、発信側番号をローカライズするための発呼側トランスフォーメーション CSS の適用に関連するトピックを参照してください。

    これで、発信側番号がローカライズされました。


    発呼側の正規化機能

    E.164 標準に従って発呼側を正規化すると、一部の電話機のダイヤル機能が拡張され、地理的に異なる複数の場所にコールがルーティングされる場合の折り返し機能が向上します。つまり、この機能により、着信側は、電話機のコール ログ ディレクトリ内の電話番号を修正する必要なく、確実にコールを返すことができます。 また、発呼側の正規化により、電話番号をグローバル化またはローカライズできるため、適切な発信側番号が電話機に表示されます。


    ヒント


    発呼側の正規化を設定すると、コールが IP WAN を経由して複数の場所にルーティングされる場合のトール バイパスに関する問題が軽減されます。 さらに正規化により、Cisco Unified Communications Manager はコールの発信元を識別し、電話機ユーザの発信側番号をグローバル化またはローカライズできます。


    発信側番号のグローバル化

    この項では、発信側番号のグローバル化について説明します。


    ヒント


    ここでは、発信側番号をグローバル化するために設定できる国際エスケープ文字 + については説明しません。 国際エスケープ文字については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』を参照してください。


    発信側番号のグローバル化

    地理的に異なる複数の場所にルーティングされたコールの発信側番号をグローバル化するために、Cisco Unified Communications Manager では PSTN が提供する発呼側番号タイプに基づき、必要なアクセス コードのプレフィックス、エスケープ コード、国番号などを設定できます。 PSTN が提供する発呼側番号タイプによって、着信コールが、国内コール、国際コール、加入者コール、または不明のコールのどれとして PSTN から到達したかがわかります。 たとえば、コールがハンブルグの発信者からハンブルグのエンタープライズ ゲートウェイに発信された場合、コールは発信側番号 69XXXXXXX と番号タイプ「加入者」として Cisco Unified Communications Manager に到達します。 ただし、コールがフランクフルトの発信者からハンブルグのエンタープライズ ゲートウェイに発信された場合は、コールは発信側番号 69XXXXXXX と番号タイプ「国内」として Cisco Unified Communications Manager に到達します。

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページで [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] とプレフィックスを設定すると、Cisco Unified Communications Manager が、必要なアクセス コード、国際アクセス コードなどを発信側番号にプレフィックスとして付加することで、発信側番号を PSTN ローカライズ バージョンからグローバルにダイヤル可能なバージョンへ再フォーマットできます。 着信側および発信側の両方で、トランスレーション パターン、発呼側トランスフォーメーション パターン、ルート パターンなどのさまざまなパターンに対して発呼側番号タイプを設定することで、Cisco Unified Communications Manager は、着信コールと発信コールのさまざまな段階で番号タイプを付加できます。 Cisco Unified Communications Manager が発信側番号をグローバル化した後、コールはその宛先に予想どおりにルーティングされます。


    ヒント


    サービス プロバイダーが発信側番号に先行桁(たとえば、ゼロ)を付加している状況で、これらの桁を除去してから他の桁を付加する必要がある場合(たとえば、先行桁が E.164 番号に含まれていないときに、発信側番号を E.164 形式に変換する場合)、桁の除去に関するフィールドを設定することによって、Cisco Unified Communications Manager で着信発呼側番号にプレフィックスが適用される前に確実に先行桁が除去されるように指定できます。 詳細については、削除桁数の考慮事項を参照してください。


    発信側番号のグローバル化およびローカライズの設定に応じて、電話機ユーザは、ローカライズされた番号、アクセス コードとプレフィックスが付加されてグローバル化された番号、または国際エスケープ文字 + が付加された発信側番号を確認できます。 たとえば、ローカライズされた発信側番号が電話スクリーンに表示され、グローバル化された番号が電話機のコール ログ ディレクトリに表示されます。 また、グローバル化された発信側番号とローカライズされた発信側番号の両方が [コールの詳細] に表示される場合もあります。

    電話機ユーザが発信前に電話機のコール ログ ディレクトリのエントリを編集する必要がないようにするには、コールを正しいゲートウェイにルーティングするため、グローバル発信側番号を、対応するローカル番号にマッピングします。グローバル発信側番号を対応するローカル番号へマッピングするに説明されているとおり、コールを正しくルーティングするために、ルート パターンと着信側トランスフォーメーション パターンを使用できます。

    発信側番号グローバル化の設定ウィンドウ

    次の表に、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの設定ウィンドウを示します。これらの設定ウィンドウでは、プレフィックス、プレフィックスの適用前に発信側番号から除去する先行桁数、およびさまざまな発呼側番号タイプ(加入者、国内など)用の着信の発呼側トランスフォーメーション CSS を設定できます。

    表 1 発信側番号のグローバル化設定ウィンドウ

    設定ウィンドウ

    考慮事項

    [デバイスプール(Device Pool)]

    [デバイスプール(Device Pool)] で、デジタル ゲートウェイまたはトランクをサポートするプレフィックスを設定できます。

    また、サービス プロバイダーが発信側番号に桁を付加している場合は、Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に発信側番号から除去させる先行桁数を設定できます。

    このウィンドウでは、デバイスのタイプに応じて、さまざまな発呼側番号タイプ(加入者、不明など)用に着信の発呼側トランスフォーメーション CSS を適用できます。 この CSS を設定すると、デバイスで発呼側番号タイプに基づいて発信側番号をグローバル化できるようになります。

    [ゲートウェイ(Gateway)]

    H.323、MGCP(T1-PRI/BRI)、および MGCP(E1-PRI/BRI)のゲートウェイのプレフィックスを設定できます。

    地理的に異なる複数の場所にゲートウェイがある場合は、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウで各ゲートウェイのプレフィックスを設定できます。 たとえば、ゲートウェイが RTP にあり、着信コールの発信者 ID が 555 1212 である場合は、発信者 ID にプレフィックス 919 を付加し、9195551212 とします。 ただし、コールを別のゲートウェイ(たとえば、ダラスにあるゲートウェイ)にルーティングする場合は、ダラスのエリア コードが 214 であるため、最終宛先に到達する前に、プレフィックスが 91919 ではなく 91214 と表示されるようにします。

    着信コールの発呼側番号をグローバル化するには、着信コールを処理するゲートウェイのプレフィックスを設定する必要があります。 また、サービス プロバイダーが発信側番号に桁を付加している場合は、Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に発信側番号から除去させる先行桁数を設定できます。

    このウィンドウでは、デバイスのタイプに応じて、さまざまな発呼側番号タイプ(加入者、不明など)用に着信の発呼側トランスフォーメーション CSS を適用できます。 この CSS を設定すると、デバイスで発呼側番号タイプに基づいて発信側番号をグローバル化できるようになります。

    必要に応じて、[デバイスプール(Device Pool)] で選択してデバイスに適用した発呼側トランスフォーメーション CSS を適用できます。

    [トランク(Trunk)]

    すべてのトランク タイプのプレフィックスを設定できます。 SIP トランクは、[不明(Unknown)] タイプの発呼側番号の着信の発呼側設定(プレフィックス、削除桁数など)だけをサポートしています。

    また、サービス プロバイダーが発信側番号に桁を付加している場合は、Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に発信側番号から除去させる先行桁数を設定できます。

    このウィンドウでは、デバイスのタイプに応じて、さまざまな発呼側番号タイプ(加入者、不明など)用に着信の発呼側トランスフォーメーション CSS を適用できます。 この CSS を設定すると、デバイスで発呼側番号タイプに基づいて発信側番号をグローバル化できるようになります。

    必要に応じて、[デバイスプール(Device Pool)] で選択してデバイスに適用した発呼側トランスフォーメーション CSS を適用できます。

    [サービスパラメータ(Service Parameter)]

    [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウでは、プレフィックス サービス パラメータ Incoming Calling Party National Number Prefix、Incoming Calling Party International Number Prefix、Incoming Calling Party Subscriber Number Prefix、および Incoming Calling Party Unknown Number Prefix がそれぞれ電話機、H.323、 MGCP、および SIP に対して表示されます(SIP の場合は「Unknown」のパラメータだけ)。

    ネットワーク内に単一の H.323、MGCP(T1-PRI/BRI)、または MGCP(E1-PRI/BRI)のゲートウェイがある場合、その特定のゲートウェイ タイプに対し、Cisco CallManager サービスをサポートするプレフィックス サービス パラメータを [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで設定できます。 特定のゲートウェイ タイプ(たとえば H.323)のプレフィックス サービス パラメータを設定すると、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定するすべての H.323 ゲートウェイがそのサービス パラメータを使用するので、注意してください(ただし、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウで特定のゲートウェイに対してプレフィックスを設定する場合は例外です)。

    プレフィックス サービス パラメータでは、コロン(:)を設定して、Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に発信側番号から先行桁を除去させるように指定できます。 詳細については、発呼側正規化のサービス パラメータの設定を参照してください。

    発信側番号のローカライズ

    発信側番号の最終表示のために、Cisco Unified Communications Manager では、各発呼側番号タイプ(国内、国際、加入者、および不明)の発呼側トランスフォーメーション パターンを設定できるため、番号は、エンド ユーザの予想どおりに電話機に表示されます。つまり、発呼側トランスフォーメーション パターンを設定して、発信側番号の桁を除去したり追加したりできます。 電話機で認識可能な最短の番号を表示するために、発信側と着信側の場所に応じて、不要な国番号、国際アクセス コードなどを除去できます。


    ヒント


    発呼側トランスフォーメーション パターンを設定する目的は、ルーティングではなく、発信側に対して状況依存の変更を提供することです。


    次の例で、グローバル化された発信側番号をローカライズするためにトランスフォーメーション パターンを設定する方法を示します。

    発信側番号表示のローカライズ


    ヒント


    発信側番号は、ローカライズする前にグローバル化できます。 この例で、発信側番号をローカライズ前にグローバル化するには、管理者は、ハンブルグの着信ゲートウェイに、番号タイプが [加入者(Subscriber)] の場合はプレフィックス +4940 を付加、番号タイプが [国内(National)] の場合はプレフィックス +49 を付加、番号タイプが [国際(International)] の場合はプレフィックス + を付加、といった情報を設定します。 管理者はゲートウェイを設定した後、次の表に示すトランスフォーメーション パターンを設定します。

    発信側番号をローカライズする前に、その番号をグローバル化するために、Cisco Unified Communications Manager は発呼側トランスフォーメーションを適用する前に、発信側番号タイプに基づいてプレフィックスと削除する桁数の設定を適用します。


    たとえば、ハンブルグ内の二者間でコールが発生するとします。 ハンブルグ内の PSTN 経由の着信コールは、+49 40 69XXXXXXX としてグローバル化されますが、管理者は、それがハンブルグ内の着信側のデスクトップ電話機に到達する前に、発信側番号をローカライズするための複数のトランスフォーメーション パターンを設定しています。 これらのトランスフォーメーション パターンは、Closest Match ルーティングを使用して不要な数字を除去し、内部には次の表に示すような設定を保持しています。

    表 2 発呼側トランスフォーメーション パターン(例)

    発呼側トランスフォーメーション パターン 1

    発呼側トランスフォーメーション パターン 2

    発呼側トランスフォーメーション パターン 3

    \+4940.! (パターンの設定)

    \+49.!

    \+.!

    discard Predot(番号の削除命令の設定)

    discard Predot

    discard Predot

    prefix 0(プレフィックス番号の設定)

    prefix 00

    prefix 000

    [加入者(Subscriber)](発呼側番号タイプの設定)

    [国内(National)]

    [国際(International)]

    番号分析照合セマンティックスを使用することで、上記の表のパターンはすべて、提供されたダイヤル ストリングと照合されます。ただし、トランスフォーメーション パターン 1 は、ハンブルグ内のコールに対する Closest-Match を構成しており、コールがドイツおよびハンブルグからの場合、ドイツの国番号 49 とハンブルグの市番号 40 を除去し、発信側番号にプレフィックス 0 を付加することを示しています。 したがって、コールの双方がハンブルグ内の場合、+494069XXXXXXX は 069XXXXXXX に変更されます。

    発信者がフランクフルトから発信する場合は、トランスフォーメーション パターン 1 は照合されず、トランスフォーメーション パターン 2 と 3 が照合されます。 最適な一致を表示するため、トランスフォーメーション パターン 2 は、システムが + とドイツの国番号 49 を除去してから、プレフィックス 00 を発信側番号に付加する必要があることを示しています。 そのため、フランクフルトからハンブルグへの長距離電話は、+494069XXXXXXX から 0069XXXXXXX に変更されます。

    発信者が国外の場合は、トランスフォーメーション パターン 3 が機能します。これは、Cisco Unified Communications Manager が国際エスケープ文字 + を除去し、ドイツの国際コード 000 をプレフィックスとして発信側番号に付加するからです。


    ヒント


    Cisco Unified Communications Manager の管理ページ内の電話デバイス タイプ、CTI ルート ポイント、ゲートウェイ、リモート接続先プロファイル、およびトランクはすべて、それぞれに発信側番号をローカライズします。デバイスが確実に発信側番号をローカライズできるようにするには、発呼側トランスフォーメーション CSS(コーリング サーチ スペース)を設定し、それをデバイスに割り当てる必要があります。 発呼側トランスフォーメーション CSS は、発呼側トランスフォーメーション CSS が存在するパーティションに割り当てられた発呼側トランスフォーメーション パターンの属性を保持します。 必要に応じて、デバイス プール内の発呼側トランスフォーメーション CSS を選択できます。デバイス プールをデバイスに割り当てると、デバイスは、そのデバイス プール内の発呼側トランスフォーメーション CSS を使用します。つまり、デバイスの設定ウィンドウで [デバイスプールの発呼側トランスフォーメーションCSSを使用(Use Device Pool Calling Party Transformation CSS)] チェックボックスをオンにした場合と同じになります。

    [発呼側トランスフォーメーションCSS(Calling Party Transformation CSS)] の設定は、ゲートウェイ上の T1-CAS ポートと FXO ポートには適用されません。

    デバイスは、コールが発生する前に、番号分析を使用してトランスフォーメーションを適用する必要があります。 [発呼側トランスフォーメーションCSS(Calling Party Transformation CSS)] を [なし(None)] に設定すると、トランスフォーメーションの照合と適用は行われません。 発呼側トランスフォーメーション パターンは、必ず、ルーティングに使用されない非ヌル パーティションに設定してください。


    グローバル発信側番号を対応するローカル番号へマッピングする

    電話機ユーザが発信前に電話機のコール ログ ディレクトリのエントリを編集する必要がないようにするには、コールを正しいゲートウェイにルーティングするため、グローバル発信側番号を対応するローカル番号にマッピングします。次の表に説明されているように、コールを正しくルーティングするために、ルート パターンと着信側トランスフォーメーション パターンを使用できます。

    グローバル発信側番号と対応するローカル番号のマッピング

    ハンブルグにある Cisco Unified IP Phone(電話機 Q)は、ハンブルグまたはフランクフルトの PSTN を経由して、ローカライズおよびグローバル化されたさまざまな発信側番号からコールを受けています。 電話機 Q のユーザが電話機のコール ログ ディレクトリのエントリを編集する必要なくコールを戻せるようにするには、電話機 Q 用の [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、ルート パターンをコーリング サーチ スペースに関連付けることができます。

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [ルートパターンの設定(Route Patterns Configuration)] ウィンドウ([コールルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ルートパターン(Route Patterns)])で、ルート パターンを設定します。

    表 3 グローバル発信側番号と対応するローカル番号のマッピング(例)

    [ルートパターン(Route Pattern)]

    ルート パターンの設定

    番号の削除の設定

    ルート パターン 1

    \+4940.!

    グローバル化された発信側番号を使用してコールを発信するローカルのハンブルグの発信者に対して設定されます。

    discard Predot

    ルート パターン 2

    0.!

    ローカライズされた発信側番号を使用してコールを発信するローカルのハンブルグの発信者に対して設定されます。

    discard Predot

    ルート パターン 3

    0.0!

    デバイスに関連付けられたハンブルグの電話番号を持っていないドイツの発信者に対して設定されます。これらの発信者は、ローカライズされた発信側番号を使用して、フランクフルトやドイツ内の他の都市から発信します。

    discard Predot

    ルート パターン 4

    \+49.!

    デバイスに関連付けられたハンブルグの電話番号を持っていないドイツの発信者に対して設定されます。これらの発信者は、グローバル化された発信側番号を使用して、フランクフルトやドイツ内の他の都市から発信します。

    discard Predot

    電話機 Q が、ハンブルグの発信側番号 69XXXXXXX から PSTN 経由でコールを受け取ると、電話機 Q の電話スクリーンには発信側番号 +49406XXXXXXX が表示されます。 電話機 Q のユーザがグローバル化された発信側番号を使用してコールを戻す場合は、Cisco Unified Communications Manager がパターン \+49.! を照合して、コールを正しいゲートウェイにルーティングし、該当する数字を送信します。 電話機 Q のユーザがグローバル化された発信側番号を使用してコールを戻す場合は、Cisco Unified Communications Manager がパターン 0.! を照合して、コールを正しいゲートウェイにルーティングし、該当する数字を送信します。

    電話機 Q が、フランクフルトの発信側番号 XXXXXXX から PSTN 経由でコールを受け取ると、電話機 Q の電話スクリーンにはグローバル化された発信側番号 +4969XXXXXXX が表示され、ローカライズされた発信側番号は 0069XXXXXXX として表示されます。 電話機 Q のユーザがグローバル化された発信側番号を使用してコールを戻す場合は、Cisco Unified Communications Manager がパターン \+49.! を照合して、コールを正しいゲートウェイにルーティングし、該当する数字を送信します。 電話機 Q のユーザがグローバル化された発信側番号を使用してコールを戻す場合は、Cisco Unified Communications Manager がパターン 0.0! を照合して、コールを正しいゲートウェイにルーティングし、該当する数字を送信します。

    システム要件

    発呼側の正規化には、次のシステム要件があります。

    • Cisco Unified Communications Manager 7.1
    • Cisco Unified IP Phone 7906、7911、7931、7961、7962、7965、7970、7971、および 7975

    インタラクションおよび制限事項

    この項では、発呼側の正規化のインタラクションおよび制限について説明します。

    インタラクション

    この項では、発呼側の正規化が Cisco Unified Communications Manager の機能とどのように連携するかについて説明します。

    転送されたコールの発信側番号のグローバル化およびローカライズ

    転送機能はコール中の更新に依存しているため、シナリオによっては、転送されたコールが発信側番号のグローバル化およびローカライズをサポートしていない場合があります (発呼側の正規化は、コール中の更新ではなく、コールの各ホップにおけるコール設定中のグローバル化およびローカライズをサポートします)。この項では、転送されたコールに対する発呼側の正規化の動作の例を示します。

    ゲートウェイを経由するオンネットの転送されたコールに対する発呼側の正規化

    内線番号 12345、電話番号 972 500 2345 の電話機 A が、内線番号 54321、電話番号 972 500 4321 の電話機 B にコールを発信します。コールが内線 54321 に到達すると、発信側番号 12345 が電話機 B に表示されます。 電話機 B は、コールをサンノゼのゲートウェイ経由でサンノゼの電話機 C に転送します。 転送の開始時に、電話機 C は電話機 B の発信側番号を 972 500 4321 と表示します。 転送が完了すると、電話機 C は電話機 A の発信側番号を 12345 と表示します。

    着信ゲートウェイを経由する転送されたコールに対する発呼側の正規化

    ダラスの PSTN を経由して、発信者(電話機 D)が、内線番号 7891、電話番号 972 500 6789 を使用している電話機 E(Cisco Unified IP Phone)にコールを発信します。 ダラスの着信ゲートウェイでは、電話機 D の発信者情報が 500 1212/<加入者> と表示されます。 電話機 E は、電話機 D のグローバル化された発信側番号として +1 972 500 1212、ローカライズされた発信側番号として 500 1212 を表示します。 電話機 E は、サンノゼのゲートウェイを経由するサンノゼにある電話機 C への転送を開始します。 転送の開始時に、電話機 C は電話機 E の発信側番号を 972 500 6789 と表示します。 転送が完了すると、電話機 C は電話機 D の発信側番号を +1 972 500 1212 と表示します。

    自動転送されたコールの発信側番号のグローバル化およびローカライズ

    自動転送されたコールは、グローバル化およびローカライズされた発信側番号をサポートします。 コールのグローバル化およびローカライズは、コールの各ホップにおけるコール設定中に実行されます。 コールのホップとゲートウェイの設定に応じて、つまり、ゲートウェイ上の発呼側のトランスフォーメーションおよびプレフィックスの設定に応じて、グローバル化されたバージョンまたはローカライズされたバージョン(もしくは両方)が電話機に表示されます。 次の例は、PSTN 経由の着信コールが地理的に異なる場所へどのように自動転送されるかを示しています。

    たとえば、ダラスの PSTN 経由で発信者が電話機 F を使用して電話機 G(Cisco Unified IP Phone)にコールを発信します。電話機 G では、すべてのコールがサンノゼにある電話機 H(Cisco Unified IP Phone)に自動転送されます。 ダラスの着信ゲートウェイでは、電話機 F の発信者情報が 500 5555/<加入者> と表示されます。 ダラスからサンノゼへの発信ゲートウェイでは、そこから発信する際の発呼側トランスフォーメーション CSS の発信者情報は 972 500 5555/<国> になります。 サンノゼの着信ゲートウェイでは、発信側番号に、番号タイプ「国内」を示すプレフィックス +1 が付加され、サンノゼにある電話機 H では、電話機 F のローカライズされた発信側番号が 972 500 5555 として表示され、さらにグローバル化された発信側番号が +1 972 500 5555 として表示されます。

    一括管理ツール

    発呼側の正規化と一括管理ツールとの関係については、『Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド』を参照してください。

    呼詳細レコード

    発呼側の正規化が呼詳細(CDR)に対して与える影響については、『Cisco Unified Communications Manager Call Detail Records Administration Guide』を参照してください。

    CUCM Assistant

    発呼側の正規化機能を設定すると、Cisco Unified Communications Manager Assistant により、ローカライズおよびグローバル化されたコールが自動的にサポートされます。 Cisco Unified Communications Manager Assistant は、ローカライズされた発信側番号をユーザ インターフェイスに表示できます。 また、マネージャに対する着信コールの場合、Cisco Unified Communications Manager Assistant は、フィルタ パターンに一致したときに、ローカライズされた発信側番号とグローバル化された発信側番号を表示できます。 Cisco Unified Communications Manager Assistant の設定については、プロキシ回線サポートのある Cisco Unified Communications Manager Assistantまたは共有回線サポートのある Cisco Unified Communications Manager Assistantを参照してください。

    CUCM CDR Analysis and Reporting

    発呼側の正規化が Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting (CAR)に対して与える影響については、『Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting Administration Guide』を参照してください。

    Cisco Unity および Cisco Unity Connection

    Cisco Unity および Cisco Unity Connection は、国際エスケープ文字(+)をサポートしていません。 これらのアプリケーションは + をサポートしていないため、Cisco Unity または Cisco Unity Connection へのコールでは + を使用しないようにする必要があります。これにより、ボイスメール機能が予想どおりに動作するようになります。

    発信側番号をグローバル化するために、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの着信プレフィックス設定で + を設定すると、H.323、MGCP、または SIP ゲートウェイ(あるいは、該当する場合はトランク)の着信発呼側番号に + がプレフィックスとして挿入されます。 発呼側トランスフォーメーションを設定すると、デバイスで発信側番号をローカライズして、グローバル化されたバージョンとは異なる表示形式に変換できるようになります。 たとえば、北米番号計画からのコールは 10 桁の発信側番号 2225551234 として到達します。 Cisco Unified Communications Manager は、発信側番号にプレフィックス +1 を付加し、E.164 形式の番号を +12225551234 として表示します。 北米の電話機の場合、Cisco Unified Communications Manager は発呼側トランスフォーメーションを使用して +12225551234 を 10 桁に変換してから番号を表示します。北米以外の電話機の場合、Cisco Unified Communications Manager は単に + を除去し、プレフィックス 00 を付加して 0012225551234 のように変換することがあります。

    Cisco Unity および Cisco Unity Connection が予想どおりに動作するようにするには、これらのアプリケーションをデバイスとして扱い、発呼側トランスフォーメーションを設定して、これらのボイスメール アプリケーションに + が送信されないようにする必要があります。 Cisco Unity または Cisco Unity Connection サーバで北米ベースのダイヤル プランを使用している場合は、ボイスメール アプリケーションで発信側番号を受信する前に、その発信側番号を NANP 形式にローカライズします。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページにはボイスメール ポート用の発呼側トランスフォーメーション オプションがないため、ボイスメール ポートに関連付けられているデバイス プールで発呼側番号トランスフォーメーションを設定するようにしてください。 発信側番号をローカライズするには、ボイスメール アプリケーションが特定の機能(Live Reply など)用の番号に容易にリダイヤルできるよう、アクセス コードをプレフィックスとして付加することも検討してください。 たとえば、+12225551234 を 912225551234 に変換したり、国際番号 +4423453456 に国際エスケープ コードを含めて 90114423453456 のように変換したりできます。

    Cisco Unity Connection

    Cisco Unity Connection は、国際エスケープ文字(+)をサポートしていません。 このアプリケーションは + をサポートしていないため、Cisco Unity Connection へのコールでは + を使用しないようにする必要があります。これにより、ボイスメール機能が予想どおりに動作するようになります。

    発信側番号をグローバル化するために、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの着信プレフィックス設定で + を設定すると、H.323、MGCP、または SIP ゲートウェイ(あるいは、該当する場合はトランク)の着信発呼側番号に + がプレフィックスとして挿入されます。 発呼側トランスフォーメーションを設定すると、デバイスで発信側番号をローカライズして、グローバル化されたバージョンとは異なる表示形式に変換できるようになります。 たとえば、北米番号計画からのコールは 10 桁の発信側番号 2225551234 として到達します。 Cisco Unified Communications Manager は、発信側番号にプレフィックス +1 を付加し、E.164 形式の番号を +12225551234 として表示します。 北米の電話機の場合、Cisco Unified Communications Manager は発呼側トランスフォーメーションを使用して +12225551234 を 10 桁に変換してから番号を表示します。北米以外の電話機の場合、Cisco Unified Communications Manager は単に + を除去し、プレフィックス 00 を付加して 0012225551234 のように変換することがあります。

    Cisco Unity Connection が予想どおりに動作するようにするには、このアプリケーションをデバイスとして扱い、発呼側トランスフォーメーションを設定して、このボイスメール アプリケーションに + が送信されないようにする必要があります。 Cisco Unity Connection サーバで北米ベースのダイヤル プランを使用している場合は、Cisco Unity Connection で発信側番号を受信する前に、その発信側番号を NANP 形式にローカライズします。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページにはボイスメール ポート用の発呼側トランスフォーメーション オプションがないため、ボイスメール ポートに関連付けられているデバイス プールで発呼側番号トランスフォーメーションを設定するようにしてください。 発信側番号をローカライズするには、ボイスメール アプリケーションが特定の機能(Live Reply など)用の番号に容易にリダイヤルできるよう、アクセス コードをプレフィックスとして付加することも検討してください。 たとえば、+12225551234 を 912225551234 に変換したり、国際番号 +4423453456 に国際エスケープ コードを含めて 90114423453456 のように変換したりできます。

    Cisco Extension Mobility

    Cisco Extension Mobility は予想どおりに動作します。つまり、Cisco Extension Mobility 電話機にログインしている電話機ユーザは、電話スクリーンまたは電話機のコール ログ ディレクトリで、グローバル化またはローカライズされた発信側番号を確認できます。

    デバイス モビリティ

    次の例は、ユーザが電話機をホーム ロケーションから移動し、その移動が Cisco Unified Communications Manager のデバイス モビリティ機能によってサポートされている場合に、発呼側の正規化がどのように動作するかを示しています。

    ダラスをホーム ロケーションとしている Cisco Unified IP Phone(電話機 N)をサンノゼに移動します。 ダラスの Cisco Unified IP Phone はデバイス プール DP_Dallas を使用します。このデバイス プールは、発呼側トランスフォーメーション CSS として CallingTransform_Dallas を保持しており、Calling Transform_Dallas CSS には DallasPhone パーティションと CommonTransform パーティションが含まれています。 サンノゼのローミング デバイスはデバイス プール DP_SanJose を使用します。このデバイス プールは、発呼側トランスフォーメーション CSS として CallingTransform_SJ を保持しており、CallingTransform_SJ CSS には SJPhone パーティションと CommonTransform パーティションが含まれています。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページは、この設定を以下の表に含めます。

    表 4 デバイス モビリティを使用する場合の発信側番号のグローバル化およびローカライズ(例)

    発呼側トランスフォーメーション パターン 1

    発呼側トランスフォーメーション パターン 2

    発呼側トランスフォーメーション パターン 3

    • パターン:\+.@
    • パーティション:CommonTransform
    • 数字破棄命令:Predot
    • 発呼側番号タイプ:国内
    • パターン:\+1.408!
    • パーティション:SJPhone
    • 数字破棄命令:Predot
    • プレフィックス:9
    • 発呼側番号タイプ:加入者
    • パターン:\+1972.!
    • パーティション:DallasPhone
    • 番号の削除命令:Predot
    • プレフィックス:9
    • 発呼側番号タイプ:加入者

    電話機がダラスのホーム ロケーションにあるときに、サンノゼの 408 500 1212 <国内> から PSTN 経由でコールを受けます。 ダラスの着信ゲートウェイでは、発信側番号がグローバル形式の + 1 408 500 1212 に変換されます。 現在ダラスにある電話機では、発信側番号は 1 408 500 1212 として表示されます。

    電話機がダラスのホーム ロケーションにあるときに、ダラスの 7 桁のダイヤル エリア内の 400 2323 <加入者> から PSTN 経由でコールを受けます。 ダラスの着信ゲートウェイでは、発信側番号がグローバル形式の + 1 972 400 2323 に変換されます。 現在ダラスにある電話機では、発信側番号は 9 400 2323 として表示されます。

    電話機がサンノゼでローミングしているときに、ダラスの 972 500 1212 <国内> から PSTN 経由でコールを受けます。 サンノゼの着信ゲートウェイでは、発信側番号がグローバル形式の + 1 408 500 1212 に変換されます。 現在サンノゼにある電話機では、発信側番号は 1 972 500 1212 として表示されます。

    電話機がサンノゼでローミングしているときに、サンノゼの 7 桁のダイヤル エリア内の 500 1212 <加入者> から PSTN 経由でコールを受けます。 サンノゼの着信ゲートウェイでは、発信側番号がグローバル形式の + 1 408 500 1212 に変換されます。 現在サンノゼにある電話機では、発信側番号は 9 500 1212 として表示されます。


    (注)  


    ローミング用デバイス プールの発呼側トランスフォーメーション CSS は、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで [デバイスプールの発呼側トランスフォーメーションCSSを使用(Use Device Pool Calling Party Transformation CSS)] チェックボックスがオフの場合でも、同じ DMG 内でローミングする電話機のデバイス レベルの設定をオーバーライドします。


    制限事項

    発呼側の正規化を設定する前に、次の制限事項を確認してください。

    • 共有回線の場合に表示される発信側番号は、Cisco Unified Communications Manager 内の一連のコール制御イベントによって決まります。 ローカライズされた正しくない発信側番号が共有回線で表示されるのを回避するため、特に、共有回線が地理的に異なる場所にまたがる場合は、同じ回線を共有する異なるデバイスに同じ発呼側トランスフォーメーション CSS を設定する必要があります。
    • SIP トランクおよび MGCP ゲートウェイは、コールごとに国際エスケープ文字 + の送信をサポートできます。 H.323 ゲートウェイは、+ をサポートしていません。 QSIG トランクは、+ の送信を試みません。 + をサポートするゲートウェイ経由の発信コールの場合、Cisco Unified Communications Manager は、ダイヤルされた数字とともに + をゲートウェイに送信できます。 + をサポートしないゲートウェイ経由の発信コールの場合、Cisco Unified Communications Manager がゲートウェイにコール情報を送信すると、国際エスケープ文字 + が除去されます。
    • SIP は、番号タイプをサポートしていないため、SIP トランク経由のコールは、発呼側番号タイプ [不明(Unknown)] の [着信番号(Incoming Number)] 設定値だけをサポートします。
    • QSIG 設定は、通常、均一のダイヤル プランをサポートします。 QSIG を使用している場合、番号とプレフィックスのトランスフォーメーションにより機能のインタラクションに問題が発生することがあります。
    • 発信側番号をローカライズする場合、デバイスは、番号分析を使用してトランスフォーメーションを適用する必要があります。 [発呼側トランスフォーメーションCSS(Calling Party Transformation CSS)] を [なし(None)] に設定すると、トランスフォーメーションの照合と適用は行われません。 発呼側トランスフォーメーション パターンは、必ず、ルーティングに使用されない非ヌル パーティションに設定してください。
    • [発呼側トランスフォーメーションCSS(Calling Party Transformation CSS)] の設定は、ゲートウェイ上の T1-CAS ポートと FXO ポートには適用されません。
    • Cisco Unity Connection は、国際エスケープ文字(+)をサポートしていません。 このアプリケーションは + をサポートしていないため、Cisco Unity Connection へのコールでは + を使用しないようにする必要があります。これにより、ボイスメール機能が予想どおりに動作するようになります。 詳細については、Cisco Unity Connectionを参照してください。
    • Cisco Unity および Cisco Unity Connection では、国際エスケープ文字(+)がサポートされていません。 これらのアプリケーションは + をサポートしていないため、Cisco Unity または Cisco Unity Connection へのコールでは + を使用しないようにする必要があります。これにより、ボイスメール機能が予想どおりに動作するようになります。 詳細については、Cisco Unity および Cisco Unity Connectionを参照してください。

    インストールと発呼側正規化のアクティブ化

    Cisco Unified Communications Manager をインストールした後、発呼側の正規化を設定できます。 発呼側の正規化のサービス パラメータは Cisco CallManager サービスをサポートしているため、発呼側の正規化を設定する前に、Cisco Unified Serviceability で Cisco CallManager サービスをアクティブにする必要があります。

    発呼側正規化の設定

    この項では、発呼側正規化の設定について説明します。


    ヒント


    発呼側正規化を設定する前に、発呼側の正規化を設定するためのタスクを確認してください。


    発呼側正規化のサービス パラメータの設定


    ヒント


    Cisco Unified Communications Manager の管理ページでサービス パラメータを検索するには、[システム(System)] > [サービスパラメータ(Service Parameters)] を選択し、サーバと Cisco CallManager サービスを選択します。 パラメータが表示された後、[詳細設定(Advanced)] をクリックします。 サービス パラメータの詳細については、サービス パラメータ名のハイパーリンクをクリックするか、ウィンドウの右上隅にある疑問符をクリックしてください。


    サービス プロバイダーが発信側番号に先行桁(たとえば、ゼロ)を付加している状況で、これらの桁を除去してから他の桁を付加する必要がある場合(たとえば、先行桁が E.164 番号に含まれていないときに、発信側番号を E.164 形式に変換する場合)、Incoming Calling Party National Number Prefix、Incoming Calling Party International Number Prefix、Incoming Calling Party Unknown Number Prefix、および Incoming Calling Party Subscriber Number Prefix の目的のサービス パラメータにコロン(:)と除去する桁数を続けて入力することによって、Cisco Unified Communications Manager で着信発呼側番号にプレフィックスが適用される前に確実に先行桁が除去されるように指定できます。 コロン(:)の前に設定する値がプレフィックスを表します。コロン(:)の後に設定する値では、Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に発信側番号から除去させる桁数を指定します。

    たとえば、着信プレフィックス サービス パラメータに +:1 を設定することにより、Cisco Unified Communications Manager に発信側番号の 1 桁目を除去し、その後で国際エスケープ文字 + を適用するように指示できます。 着信コールが 04423452345 として到達した場合、Cisco Unified Communications Manager は発信側番号の 1 桁目(この場合、ゼロ)を除去してから、プレフィックスとして国際エスケープ文字 + を付加します。 したがって、発信側番号は +4423452345 に変換されます。

    プレフィックスを付加せずに桁を除去するには、着信プレフィックス サービス パラメータにプレフィックスを設定せずにコロン(:)を設定します。 コロン(:)の前にプレフィックスを入力しなかった場合、Cisco Unified Communications Manager は、指定された先行桁数を除去し、発信側番号にプレフィックスは適用しません。 たとえば、:2 を設定すると、Cisco Unified Communications Manager は 2 桁目までを除去し、プレフィックスは適用しません。

    Cisco Unified Communications Manager に特定桁数の先行桁を除去させようとしたときに、発信側番号の全桁数が設定値以下の場合、Cisco Unified Communications Manager は全桁を除去しますが、プレフィックスは適用します(プレフィックスを設定している場合)。 たとえば、着信プレフィックス フィールドに +1:6 と入力したときに、発信側番号の全桁数が 6 桁以下の場合、Cisco Unified Communications Manager は全桁を除去し、プレフィックス +1 を適用します。

    発信側番号の全桁を超える桁数を Cisco Unified Communications Manager で除去するように設定した場合、Cisco Unified Communications Manager は発信側番号をクリアします(空白にします)。

    着信プレフィックス サービス パラメータにコロン(:)を設定しなかった場合、Cisco Unified Communications Manager は発信側番号から桁を除去しません。つまり、着信発呼者の番号の設定で説明されている着信フィールドを設定しない限り(これらのフィールドではデバイス レベルでの設定がサポートされています)、桁は除去されません。

    プレフィックスを設定しているにもかかわらず、空の発信側番号が到達した場合、Cisco Unified Communications Manager はプレフィックスを適用しません。

    Cisco Unified Communications Manager が発信側番号から除去できる桁数は最大 24 桁です。 着信プレフィックス サービス パラメータに :26 と入力すると、Cisco Unified Communications Manager の管理ページはメッセージを表示し、その設定値を許可しません。

    Cisco Unified Communications Manager で桁を除去し、発信側番号にプレフィックスを適用しようとしたときにエラーが発生した場合、Cisco Unified Communications Manager は桁の操作もプレフィックスの適用も行いません。代わりに、Cisco Unified Communications Manager は、そのコールで到達した発信側番号を使用します。


    ヒント


    デバイスの設定ウィンドウに表示される着信フィールドを設定し、さらにサービス パラメータも設定した場合、Cisco Unified Communications Manager はデバイスの設定ウィンドウでの設定値を使用します。


    クラスタ全体のパラメータ(デバイス:PRI および MGCP ゲートウェイ)

    • 着信発呼者の国内番号プレフィックス:MGCP
    • 着信発呼者の国際番号プレフィックス:MGCP
    • 着信発呼者の加入者番号プレフィックス:MGCP
    • 着信発呼者の不明番号プレフィックス:MGCP

    ヒント


    ネットワーク内に単一の H.323、MGCP(T1-PRI/BRI)、または MGCP(E1-PRI/BRI)のゲートウェイがある場合、その特定のゲートウェイ タイプに対し、Cisco CallManager サービスをサポートするプレフィックス サービス パラメータを [サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで設定できます。 特定のゲートウェイ タイプ(たとえば H.323)のプレフィックス サービス パラメータを設定すると、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定するすべての H.323 ゲートウェイがそのサービス パラメータを使用するので、注意してください(ただし、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウで特定のゲートウェイに対してプレフィックスを設定する場合は例外です)。


    クラスタ全体のパラメータ(デバイス:H323)

    • 着信発呼者の国内番号プレフィックス:H.323
    • 着信発呼者の国際番号プレフィックス:H.323
    • 着信発呼者の加入者番号プレフィックス:H.323
    • 着信発呼者の不明番号プレフィックス:H.323

    ヒント


    H.323 の着信プレフィックス サービス パラメータが電話機の着信プレフィックス サービス パラメータと同じプレフィックスを使用する場合、そのプレフィックスは発呼側で 2 回使用されます。最初は、着信コールがゲートウェイに到達したとき、2 回目は、電話機でコールが終了したときです。


    クラスタ全体のパラメータ(デバイス:SIP)

    着信発呼者の不明番号プレフィックス:SIP

    発呼側番号タイプの設定

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページで [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] とプレフィックスを設定すると、Cisco Unified Communications Manager が、必要なアクセス コード、国際アクセス コードなどを発信側番号にプレフィックスとして付加することで、発信側番号を PSTN ローカライズ バージョンからグローバルにダイヤル可能なバージョンへ再フォーマットできます。 着信側と発信側の両方でさまざまなパターンに対して発呼側番号タイプを設定することで、Cisco Unified Communications Manager は着信コールと発信コールのさまざまな段階で番号タイプを付加できます。

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [発呼側トランスフォーメーションパターンの設定(Calling Party Transformation Pattern Configuration)]、[ルートパターンの設定(Route Pattern Configuration)]、[ハントパイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)]、[トランスレーションパターンの設定(Translation Pattern Configuration)]、および [ルートリスト詳細の設定(Route List Detail Configuration)] の各ウィンドウで [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] を設定します。

    次の表で、Cisco Unified Communications Manager の管理ページに表示される [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] について説明します。

    表 5 [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] の説明

    設定

    説明

    [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)]

    発信側電話番号の番号タイプの形式を選択します。

    Cisco Unified Communications Manager は、発信側電話番号(DN)のタイプを設定します。 ダイヤル プラン(たとえば、NANP やヨーロッパのダイヤル プラン)について十分な経験がある場合を除いて、デフォルト値を変更しないようにお勧めします。 Cisco Unified Communications Manager はヨーロッパ国別のダイヤル パターンを認識しないため、ヨーロッパ圏ではデフォルトの変更が必要になる場合があります。 この設定値は、発信側電話番号が国別以外の番号計画タイプに符号化されることを期待する PBX への接続時にも変更できます。

    次のいずれかのオプションを選択します。

    • [Cisco CallManager]:Cisco Unified Communications Manager が電話番号のタイプを設定します。
    • [不明(Unknown)]:ダイヤル プランが不明な場合に選択します。
    • [国内(National)]:使用国のダイヤリング プランの地域内でダイヤルする場合に使用します。
    • [国際(International)]:使用国のダイヤリング プラン以外の地域でダイヤルする場合に使用します。
    • [加入者(Subscriber)]:短縮加入者番号を使用して加入者にダイヤルする場合に使用します。

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページの以下のウィンドウで、発信側番号タイプを設定できます。

    • [ハントリスト詳細の設定(Hunt List Detail Configuration)]:[コールルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(RoutingRoute/HuntHunt)] > [ハントリスト(Hunt List)](ハント リストを追加します。[保存(Save)] をクリックすると、[回線グループの追加(Add Line Group)] ボタンが表示されます。 [ハントリスト詳細の設定(Hunt List Detail Configuration)] ウィンドウを表示するには、[回線グループの追加(Add Line Group)] ボタンをクリックします。)
    • [ルートパターンの設定(Route Pattern Configuration)]:[コールルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ルートパターン(Route Pattern)]
    • [ハントパイロットの設定(Hunt Pilot Configuration)]:[コールルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ハントパイロット(Hunt Pilot)]
    • [トランスレーションパターンの設定(Translation Pattern Configuration)]:[コールルーティング(Call Routing)] > [トランスレーションパターン(Translation Pattern)]
    • [発呼側トランスフォーメーションパターンの設定(Calling Party Transformation Pattern Configuration)]:[コールルーティング(Call Routing)] > [トランスフォーメーションパターン(Transformation Pattern)] > [発呼側トランスフォーメーションパターン(Calling Party Transformation Pattern)]
      ヒント    [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] および [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウでは、[発呼側IE番号タイプが不明(Calling Party IE Number Type Unknown)] を設定できます。 この設定項目を設定し、デフォルトの [Cisco CallManager] 以外のオプションを選択した場合、特定のゲートウェイを経由する発信コールの [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] の設定は、このフィールドの設定で上書きされます。

    着信の発呼側設定

    この項では、プレフィックス フィールド、削除桁数フィールド、および着信の発呼側番号の各設定項目について説明します。

    プレフィックス フィールドの考慮事項

    着信発呼者の番号の設定で説明されているプレフィックス フィールドを設定する前に、次の事項を考慮してください。

    • [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、および [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウで、着信の発呼側設定項目をすべて同時に削除するには、[プレフィックス設定のクリア(Clear Prefix Settings)] をクリックします。また、着信の発呼側設定項目すべてに同時にデフォルト値を入力するには、[デフォルトプレフィックス設定(Default Prefix Settings)] をクリックします。
    • [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] と表示されている場合、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [削除桁数(Strip Digits)] フィールドは設定できません。 この場合、Cisco Unified Communications Manager は、デバイスに適用されるデバイス プールから [プレフィックス(Prefix)] フィールドおよび [削除桁数(Strip Digits)] フィールドの設定を取得します。 [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] という文字が表示されている場合、Cisco Unified Communications Manager は、サービス パラメータ設定を着信発呼者のプレフィックスに適用します。これはプレフィックスと削除桁数の両方の機能をサポートします。
    • [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定するには、[プレフィックス(Prefix)] フィールドを空白のままにするか、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに有効な設定値を入力する必要があります。 これらのウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定する場合は、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに Default と入力しないでください。
    • プレフィックスがデバイスの着信発呼側番号に適用されると、Cisco Unified Communications Manager は、コール自動転送、コール パーク、ボイスメール、CDR データなどの補足サービスをはじめ、コールに関連するその後のすべてのアクションで、発呼側番号フィールドにプレフィックスを含めます。
    • プレフィックスを設定しているにもかかわらず、空の発信側番号が到達した場合、Cisco Unified Communications Manager はプレフィックスを適用しません。 (たとえば、[ルートパターンの設定(Route Pattern Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [発呼者回線IDの表示(Calling Line ID Presentation)] ドロップダウン リスト ボックスから [非許可(Restricted)] を選択した場合、それが原因で空の発信側番号が到達します)
    • Cisco Unified Communications Manager で桁を除去し、発信側番号にプレフィックスを適用しようとしたときにエラーが発生した場合、Cisco Unified Communications Manager は桁の操作もプレフィックスの適用も行いません。代わりに、Cisco Unified Communications Manager は、そのコールで到達した発信側番号を使用します。
    • 着信プレフィックス フィールドは、桁除去フィールドとともに設定します(サービス プロバイダーが発呼側番号に先行桁(たとえば、ゼロ)を付加している場合)。 発呼側番号から桁を除去する方法の詳細については、削除桁数の考慮事項を参照してください。

    削除桁数の考慮事項

    サービス プロバイダーが発呼側番号に先行桁(たとえば、ゼロ)を付加している状況で、これらの桁を除去してから他の桁を付加する必要がある場合(たとえば、先行桁が E.164 番号に含まれていないときに、発呼側番号を E.164 形式に変換する場合)、着信発呼者の番号の設定に示すフィールドを設定することによって、Cisco Unified Communications Manager で着信発呼側番号にプレフィックスが適用される前に確実に先行桁が除去されるように指定できます。

    Cisco Unified Communications Manager に発呼側番号から除去させる先行桁数を設定する前に、次の事項を考慮してください。

    • 桁を除去するには、[サービスパラメータ設定(Service Parameter Configuration)] ウィンドウで Incoming Prefix サービス パラメータを設定するか、[デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定します。 この機能のサービス パラメータを設定する方法については、発呼側正規化のサービス パラメータの設定を参照してください。
    • [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] と表示されている場合、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [削除桁数(Strip Digits)] フィールドは設定できません。 この場合、Cisco Unified Communications Manager は、デバイスに適用されるデバイス プールから [プレフィックス(Prefix)] フィールドおよび [削除桁数(Strip Digits)] フィールドの設定を取得します。 [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] という文字が表示されている場合、Cisco Unified Communications Manager は、サービス パラメータ設定を着信発呼者のプレフィックスに適用します。これはプレフィックスと削除桁数の両方の機能をサポートします。
    • [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定するには、[プレフィックス(Prefix)] フィールドを空白のままにするか、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに有効な設定値を入力する必要があります。 これらのウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定する場合は、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに Default と入力しないでください。
    • Cisco Unified Communications Manager が除去できる桁数は最大 24 桁であることに注意してください。 フィールドに 24 より大きい値(たとえば、26)を入力しても、Cisco Unified Communications Manager の管理ページはその設定値を許可しません。
    • Cisco Unified Communications Manager に特定桁数の先行桁を除去させようとしたときに、発信側番号の全桁数が設定値以下の場合、Cisco Unified Communications Manager は全桁を除去しますが、プレフィックスは適用します(プレフィックスを設定している場合)。
    • 発信側番号の全桁を超える桁数を Cisco Unified Communications Manager で除去するように設定した場合、Cisco Unified Communications Manager は発信側番号をクリアします(空白にします)。
    • [削除桁数(Strip Digits)] フィールドの値を設定しなかった場合、Cisco Unified Communications Manager は発信側番号から桁を除去しません。
    • Cisco Unified Communications Manager で桁を除去し、発信側番号にプレフィックスを適用しようとしたときにエラーが発生した場合、Cisco Unified Communications Manager は桁の操作もプレフィックスの適用も行いません。代わりに、Cisco Unified Communications Manager は、そのコールで到達した発信側番号を使用します。

    着信発呼者の番号の設定

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページの以下のウィンドウに、着信発呼者の番号の設定が表示されます。

    • [デバイスプール(Device Pool)]([システム(System)] > [デバイスプール(Device Pool)]):すべてのデジタル ゲートウェイおよびトランクに設定が適用されます(そのデバイスのデバイス プールを選択した場合)。
    • [ゲートウェイ(Gateway)]([デバイス(Device)] > [ゲートウェイ(Gateway)]):H.323 ゲートウェイの設定ウィンドウと、MGCP(T1-PRI/BRI)および MGCP(E1-PRI/BRI)のポート ウィンドウ([ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] ウィンドウ)に設定項目が表示されます。
    • [トランク(Trunk)]([デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)]):SIP トランクを除く、すべてのトランクの設定ウィンドウに設定項目が表示されます。

    ヒント


    SIP の [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウには [着信番号(Incoming Number)] 設定項目だけが表示され、これは [不明(Unknown)] 発呼側番号タイプに使用されます。


    各設定ウィンドウでの設定手順については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

    次の表で、デバイス プール、ゲートウェイ、およびトランクの着信発呼者の番号の設定について説明します。

    表 6 デバイス プール、ゲートウェイ、およびトランクの着信発呼側の番号の設定

    設定

    説明

    [プレフィックス設定のクリア(Clear Prefix Settings)]

    すべての発呼側番号タイプのプレフィックスをすべて削除するには、[プレフィックス設定のクリア(Clear Prefix Settings)] をクリックします。

    [デフォルトプレフィックス設定(Default Prefix Settings)]

    すべてのプレフィックス フィールドに対してデフォルト値を同時に入力するには、[デフォルトプレフィックス設定(Default Prefix Settings)] をクリックします。

    [国内番号(National Number)]

    [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] の値として [国内(National)] を使用する発呼側番号をグローバル化するには、次のフィールドを設定します。

    • [プレフィックス(Prefix)]:Cisco Unified Communications Manager は、発呼側番号タイプとして [国内(National)] を使用する発呼側番号に、このフィールドに入力されたプレフィックスを適用します。 8 文字まで入力でき、数字、国際的なエスケープ文字(+)、アスタリスク(*)、またはシャープ記号(#)を含めることができます。 プレフィックスを入力する代わりに Default と入力できます。
      ヒント    [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] と表示されている場合、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [削除桁数(Strip Digits)] フィールドは設定できません。 この場合、Cisco Unified Communications Manager は、デバイスに適用されるデバイス プールから [プレフィックス(Prefix)] フィールドおよび [削除桁数(Strip Digits)] フィールドの設定を取得します。 [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] という文字が表示されている場合、Cisco Unified Communications Manager は、サービス パラメータ設定を着信発呼者のプレフィックスに適用します。これはプレフィックスと削除桁数の両方の機能をサポートします。
      ヒント    [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定するには、[プレフィックス(Prefix)] フィールドを空白のままにするか、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに有効な設定値を入力する必要があります。 これらのウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定する場合は、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに Default と入力しないでください。
    • [削除桁数(Strip Digits)]:Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に [国内(National)] タイプの発呼側番号から除去させる桁数を入力します。
    • [デバイスプールCSSの使用(Use Device Pool CSS)]:この設定は、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] および [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウに表示され、[デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウには表示されません。 デバイスに適用されているデバイス プールで設定された [国内番号(National Number)] フィールドのコーリング サーチ スペースを使用するには、このチェックボックスをオンにします。
    • [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]:この設定を使用すると、デバイスで [国内(National)] 発呼側番号タイプの発信者番号をグローバル化できます。 選択するコーリング サーチ スペースに、このデバイスに割り当てる発呼側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。

    [国際番号(International Number)]

    [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] の値として [国際(International)] を使用する発呼側番号をグローバル化するには、次のフィールドを設定します。

    • [プレフィックス(Prefix)]:Cisco Unified Communications Manager は、発呼側番号タイプとして [国際(International)] を使用する発呼側番号に、このフィールドに入力されたプレフィックスを適用します。 8 文字まで入力でき、数字、国際的なエスケープ文字(+)、アスタリスク(*)、またはシャープ記号(#)を含めることができます。 プレフィックスを入力する代わりに Default と入力できます。
      ヒント    [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] と表示されている場合、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [削除桁数(Strip Digits)] フィールドは設定できません。 この場合、Cisco Unified Communications Manager は、デバイスに適用されるデバイス プールから [プレフィックス(Prefix)] フィールドおよび [削除桁数(Strip Digits)] フィールドの設定を取得します。 [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] という文字が表示されている場合、Cisco Unified Communications Manager は、サービス パラメータ設定を着信発呼者のプレフィックスに適用します。これはプレフィックスと削除桁数の両方の機能をサポートします。
      ヒント    [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定するには、[プレフィックス(Prefix)] フィールドを空白のままにするか、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに有効な設定値を入力する必要があります。 これらのウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定する場合は、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに Default と入力しないでください。
    • [削除桁数(Strip Digits)]:Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に [国際(International)] タイプの発呼側番号から除去させる桁数を入力します。
    • [デバイスプールCSSの使用(Use Device Pool CSS)]:この設定は、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] および [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウに表示され、[デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウには表示されません。 デバイスに適用されているデバイス プールで設定された [国際番号(International Number)] フィールドのコーリング サーチ スペースを使用するには、このチェックボックスをオンにします。
    • [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]:この設定を使用すると、デバイスで [国際(International)] 発呼側番号タイプの発信者番号をグローバル化できます。 選択する発呼側トランスフォーメーション CSS に、このデバイスに割り当てる発呼側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。
      ヒント    デバイスは、コールが発生する前に、番号分析を使用してトランスフォーメーションを適用する必要があります。 CSS を [なし(None)] に設定すると、トランスフォーメーションの照合と適用は行われません。 発呼側トランスフォーメーション パターンは、必ず、ルーティングに使用されない非ヌル パーティションに設定してください。

    [加入者番号(Subscriber Number)]

    [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] の値として [加入者(Subscriber)] を使用する発呼側番号をグローバル化するには、次のフィールドを設定します。

    • [プレフィックス(Prefix)]:Cisco Unified Communications Manager は、発呼側番号タイプとして [加入者(Subscriber)] を使用する発呼側番号に、このフィールドに入力されたプレフィックスを適用します。 8 文字まで入力でき、数字、国際的なエスケープ文字(+)、アスタリスク(*)、またはシャープ記号(#)を含めることができます。 プレフィックスを入力する代わりに Default と入力できます。
      ヒント    [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] と表示されている場合、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [削除桁数(Strip Digits)] フィールドは設定できません。 この場合、Cisco Unified Communications Manager は、デバイスに適用されるデバイス プールから [プレフィックス(Prefix)] フィールドおよび [削除桁数(Strip Digits)] フィールドの設定を取得します。 [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] という文字が表示されている場合、Cisco Unified Communications Manager は、サービス パラメータ設定を着信発呼者のプレフィックスに適用します。これはプレフィックスと削除桁数の両方の機能をサポートします。
      ヒント    [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定するには、[プレフィックス(Prefix)] フィールドを空白のままにするか、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに有効な設定値を入力する必要があります。 これらのウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定する場合は、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに Default と入力しないでください。
    • [削除桁数(Strip Digits)]:Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に [加入者(Subscriber)] タイプの発呼側番号から除去させる桁数を入力します。
    • [デバイスプールCSSの使用(Use Device Pool CSS)]:デバイスに適用されるデバイス プールで設定された [加入者番号(Subscriber Number)] フィールドのコーリング サーチ スペースを使用するには、このチェックボックスをオンにします。
    • [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]:この設定を使用すると、デバイスで [加入者(Subsecriber)] 発呼側番号タイプの発信者番号をグローバル化できます。 選択する CSS に、このデバイスに割り当てる発呼側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。
      ヒント    デバイスは、コールが発生する前に、番号分析を使用してトランスフォーメーションを適用する必要があります。 CSS を [なし(None)] に設定すると、トランスフォーメーションの照合と適用は行われません。 発呼側トランスフォーメーション パターンは、必ず、ルーティングに使用されない非ヌル パーティションに設定してください。

    [不明な番号(Unknown Number)](SIP の [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウには表示されません)

    [発呼側番号タイプ(Calling Party Number Type)] に [不明(Unknown)] を使用する発呼側番号をグローバル化するには、次の設定を行います。

    • [プレフィックス(Prefix)]:Cisco Unified Communications Manager は、発呼側番号タイプとして [不明(Unknown)] を使用する発呼側番号に、このフィールドに入力されたプレフィックスを適用します。 8 文字まで入力でき、数字、国際的なエスケープ文字(+)、アスタリスク(*)、またはシャープ記号(#)を含めることができます。 プレフィックスを入力する代わりに Default と入力できます。
      ヒント    [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] と表示されている場合、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [削除桁数(Strip Digits)] フィールドは設定できません。 この場合、Cisco Unified Communications Manager は、デバイスに適用されるデバイス プールから [プレフィックス(Prefix)] フィールドおよび [削除桁数(Strip Digits)] フィールドの設定を取得します。 [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] という文字が表示されている場合、Cisco Unified Communications Manager は、サービス パラメータ設定を着信発呼者のプレフィックスに適用します。これはプレフィックスと削除桁数の両方の機能をサポートします。
      ヒント    [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定するには、[プレフィックス(Prefix)] フィールドを空白のままにするか、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに有効な設定値を入力する必要があります。 これらのウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定する場合は、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに Default と入力しないでください。
    • [削除桁数(Strip Digits)]:Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に [不明(Unknown)] タイプの発呼側番号から除去させる桁数を入力します。
    • [デバイスプールCSSの使用(Use Device Pool CSS)]:この設定は、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] および [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウに表示され、[デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウには表示されません。 デバイスに適用されているデバイス プールで設定された [不明な番号(Unknown Number)] フィールドのコーリング サーチ スペースを使用するには、このチェックボックスをオンにします。
    • [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]:この設定を使用すると、デバイスで [不明(Unknown)] 発呼側番号タイプの発信者番号をグローバル化できます。 選択する発呼側トランスフォーメーション CSS に、このデバイスに割り当てる発呼側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。
      ヒント    デバイスは、コールが発生する前に、番号分析を使用してトランスフォーメーションを適用する必要があります。 CSS を [なし(None)] に設定すると、トランスフォーメーションの照合と適用は行われません。 発呼側トランスフォーメーション パターンは、必ず、ルーティングに使用されない非ヌル パーティションに設定してください。

    [着信番号(Incoming Number)](SIP の [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウにだけ表示されます)

    SIP トランクは、発呼側番号タイプ [不明(Unknown)] だけをサポートしています。 SIP トランクの場合だけ、発呼側番号タイプとして [不明(Unknown)] を使用する発呼側番号をグローバル化するには、次の項目を設定します。

    • [プレフィックス(Prefix)]:Cisco Unified Communications Manager は、発呼側番号タイプとして [不明(Unknown)] を使用する発呼側番号に、このフィールドに入力されたプレフィックスを適用します。 8 文字まで入力でき、数字、国際的なエスケープ文字(+)、アスタリスク(*)、またはシャープ記号(#)を含めることができます。 プレフィックスを入力する代わりに Default と入力できます。
      ヒント    [ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] と表示されている場合、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウの [削除桁数(Strip Digits)] フィールドは設定できません。 この場合、Cisco Unified Communications Manager は、デバイスに適用されるデバイス プールから [プレフィックス(Prefix)] フィールドおよび [削除桁数(Strip Digits)] フィールドの設定を取得します。 [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウの [プレフィックス(Prefix)] フィールドに [デフォルト(Default)] という文字が表示されている場合、Cisco Unified Communications Manager は、サービス パラメータ設定を着信発呼者のプレフィックスに適用します。これはプレフィックスと削除桁数の両方の機能をサポートします。
      ヒント    [デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)]、または [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定するには、[プレフィックス(Prefix)] フィールドを空白のままにするか、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに有効な設定値を入力する必要があります。 これらのウィンドウで [削除桁数(Strip Digits)] フィールドを設定する場合は、[プレフィックス(Prefix)] フィールドに Default と入力しないでください。
    • [削除桁数(Strip Digits)]:Cisco Unified Communications Manager にプレフィックスの適用前に [不明(Unknown)] タイプの発呼側番号から除去させる桁数を入力します。
    • [デバイスプールCSSの使用(Use Device Pool CSS)]:この設定は、[ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)] および [トランクの設定(Trunk Configuration)] ウィンドウに表示され、[デバイスプール設定(Device Pool Configuration)] ウィンドウには表示されません。 デバイスに適用されているデバイス プールで設定された [不明な番号(Unknown Number)] フィールドのコーリング サーチ スペースを使用するには、このチェックボックスをオンにします。
    • [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)]:この設定を使用すると、デバイスで [不明(Unknown)] 発呼側番号タイプの発信者番号をグローバル化できます。 選択する発呼側トランスフォーメーション CSS に、このデバイスに割り当てる発呼側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。
      ヒント    デバイスは、コールが発生する前に、番号分析を使用してトランスフォーメーションを適用する必要があります。 CSS を [なし(None)] に設定すると、トランスフォーメーションの照合と適用は行われません。 発呼側トランスフォーメーション パターンは、必ず、ルーティングに使用されない非ヌル パーティションに設定してください。

    発呼側トランスフォーメーション コーリング サーチ スペース(CSS)の適用

    発呼側トランスフォーメーション CSS を設定する前に、たとえば、パーティションの設定、コーリング サーチ スペースの設定など、発信側番号をローカライズするために必要な手順を理解しておく必要があります。 詳細については、発呼側正規化の設定を参照してください。

    次の表では、発呼側トランスフォーメーション CSS の各種設定について説明し、設定値を割り当てる Cisco Unified Communications Manager の管理ページの設定ウィンドウを示します。

    表 7 発信側番号をローカライズするための発呼側トランスフォーメーション CSS の設定

    設定

    説明

    [発呼側トランスフォーメーションCSS(Calling Party Transformation CSS)]

    この設定により、デバイスの発信側の番号をローカライズできるようになります。 選択する発呼側トランスフォーメーション CSS に、このデバイスに割り当てる発呼側トランスフォーメーション パターンが含まれていることを確認してください。

    ヒント    デバイスは、コールが発生する前に、番号分析を使用してトランスフォーメーションを適用する必要があります。 [発呼側トランスフォーメーションCSS(Calling Party Transformation CSS)] を [なし(None)] に設定すると、トランスフォーメーションの照合と適用は行われません。 発呼側トランスフォーメーション パターンは、必ず、ルーティングに使用されない非ヌル パーティションに設定してください。

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページ内の電話デバイスのタイプ、CTI ルート ポイント、ゲートウェイ、リモート接続先プロファイル、およびトランクはすべて、それぞれに発信側番号をローカライズできます。したがって、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの次の設定ウィンドウで、この設定項目にアクセスできます。

    • [デバイスプール(Device Pool)]([システム(System)] > [デバイスプール(Device Pool)]
    • [電話(Phone)]([デバイス(Device)] > [電話(Phone)]
    • [CTIルートポイント(CTI Route Points)]([デバイス(Device)] > [CTIルートポイント(CTI Route Point)]
    • [ゲートウェイ(Gateway)]([デバイス(Device)] > [ゲートウェイ(Gateway)]:ゲートウェイのタイプに応じて、ポートの設定ウィンドウまたはゲートウェイの設定ウィンドウに設定値が表示されます。
    • [トランク(Trunk)]([デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)]
    • [リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)]([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)]

    [デバイスプールの発呼側トランスフォーメーションCSSを使用(Use Device Pool Calling Party Transformation CSS)]

    デバイスに割り当てられているデバイス プールで設定された発呼側トランスフォーメーション CSS を使用するには、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオフにすると、デバイスは、デバイスの設定ウィンドウで設定された発呼側トランスフォーメーション CSS を使用します。

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページ内の電話デバイスのタイプ、CTI ルート ポイント、ゲートウェイ、リモート接続先プロファイル、およびトランクはすべて、それぞれに発信側番号をローカライズできます。したがって、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの次の設定ウィンドウで、この設定項目にアクセスできます。

    • [電話(Phone)]([デバイス(Device)] > [電話(Phone)]
    • [CTIルートポイント(CTI Route Points)]([デバイス(Device)] > [CTIルートポイント(CTI Route Point)]
    • [ゲートウェイ(Gateway)]([デバイス(Device)] > [ゲートウェイ(Gateway)]:ゲートウェイのタイプに応じて、ポートの設定ウィンドウまたはゲートウェイの設定ウィンドウに設定値が表示されます。
    • [トランク(Trunk)]([デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)]
    • [リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)]([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [リモート接続先プロファイル(Remote Destination Profile)]

    ユーザへの情報提供

    設定によっては、電話機ユーザがコールを発信する前に電話機のコール ログ ディレクトリのエントリを編集する必要がない場合もあります。 また、設定によっては、電話機のコール ログ ディレクトリに国際エスケープ文字 + が含まれることがあります。