Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 9.1(1)
メディア ターミネーション ポイントの設定
メディア ターミネーション ポイントの設定
発行日;2013/05/13   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

メディア ターミネーション ポイントの設定

この章では、メディア ターミネーション ポイントの追加、更新、および削除について説明します。

詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』で、次の項目に関するトピックを参照してください。
  • トランスコーダ
  • メディア ターミネーション ポイント
  • Resource Reservation Protocol
  • メディア リソースの管理

メディア ターミネーション ポイントの設定の概要

メディア ターミネーション ポイント ソフトウェア デバイスを使用すると、Cisco Unified Communications Manager は、SIP または H.323 エンドポイントあるいは SIP または H.323 ゲートウェイ経由でルーティングされるコールをリレーできます。 メディア ターミネーション ポイント デバイスは、DTMF または RSVP 要件に応じて割り当てることができます。 RSVP 用にメディア ターミネーション ポイントを割り当てる場合は、SIP または H.323 デバイスなど、あらゆるタイプのエンドポイント デバイス間にメディア ターミネーション ポイントを挿入できます。

メディア ターミネーション ポイントは、ソフトウェアのインストレーション中にサーバにインストールされるシスコ ソフトウェア アプリケーションです。 メディア ターミネーション ポイント デバイスを設定するサーバ上で Cisco IP Voice Media Streaming Application サービスをアクティブにして開始する必要があります。 サービスのアクティブ化および開始については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。

データベースに定義されている各メディア ターミネーション ポイント デバイスは、メディア リソース マネージャ(MRM)に登録されます。 MRM は、システム内で使用可能なメディア ターミネーション ポイントの総数、および使用可能なリソースがあるデバイスを把握しています。

リソースの予約時に、MRM はリソース数を決定し、メディア リソース タイプ(この場合はメディア ターミネーション ポイント)および登録済みメディア ターミネーション ポイント デバイスのロケーションを特定します。 MRM は、登録情報を使用して共有リソース テーブルを更新し、クラスタ内の他の Cisco Unified Communications Manager に登録情報を伝搬します。

メディア ターミネーション ポイントとトランスコーダは、同一の Cisco Unified Communications Manager に登録できます。

各メディア ターミネーション ポイントは、登録先の Cisco Unified Communications Manager を、優先順に並べたリストを受け取ります。 各メディア ターミネーション ポイントが一度に登録できる Cisco Unified Communications Manager は 1 つだけです。


(注)  


SIP エンドポイントの機能によっては、Cisco Unified Communications Manager で SIP コールを発信するときに、RFC 2833 DTMF 準拠のメディア ターミネーション ポイント デバイスが必要になることがあります。 RSVP コールの場合は、エンドポイント デバイスに関連付けられたメディア リソース グループ リスト(MRGL)に、RSVP をサポートするメディア ターミネーション ポイント デバイスを含める必要があります。


Cisco IOS メディア ターミネーション ポイントの設定

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[メディアリソース(Media Resources)] > [メディアターミネーションポイント(Media Termination Point)] メニュー パスを使用して、メディア ターミネーション ポイント(MTP)を設定します。

メディア ターミネーション ポイントの設定のヒント

次の条件を満たしていることを確認してから、メディア ターミネーション ポイントの設定に進んでください。

  • サーバが設定済みであること。
  • デバイス プールが設定済みであること。

(注)  


Cisco Unified Communications Manager サーバに割り当てることができるメディア ターミネーション ポイント デバイスは 1 つだけです。 Cisco Unified Communications Manager サーバを追加すると、メディア ターミネーション ポイント デバイスがサーバ用に自動的に作成されますが、そのデバイスは Cisco IP Voice Media Streaming App サービスがアクティブになるまで使用できません。


Cisco IOS メディア ターミネーション ポイントの削除

現在使用されている、メディア リソース グループ内の最後のデバイスであるメディア ターミネーション ポイントを削除する場合は、事前に、次の作業のどちらか一方または両方を実行しておく必要があります。

  • 削除するメディア ターミネーション ポイントを使用しているメディア リソース グループに、別のメディア ターミネーション ポイントを割り当てます。
  • 削除するメディア ターミネーション ポイントを使用しているメディア リソース グループを削除します。

Cisco IOS メディア ターミネーション ポイントの設定値

以下の表では、Cisco IOS メディア ターミネーション ポイントの設定値について説明します。

表 1 Cisco IOS メディア ターミネーション ポイントの設定値

フィールド

説明

[メディアターミネーションポイントタイプ(Media Termination Point Type)]

[Cisco IOS Enhanced Software Media Termination Point] を選択します。

このメディア ターミネーション ポイントのタイプに特有の情報については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』を参照してください。

[メディアターミネーションポイント名(Media Termination Point Name)]

メディア ターミネーション ポイントの名前を最大 15 文字の英数字で入力します。

(注)     

MTP 名に特殊文字(たとえば、!、@、#、$、%)を使用することはできません。

ヒント    ゲートウェイのコマンドライン インターフェイス(CLI)で既存の同じメディア ターミネーション ポイントの名前を入力してください。

[説明(Description)]

メディア ターミネーション ポイントの説明を入力します。

[デバイスプール(Device Pool)]

使用している Cisco Unified CM グループの中で一番高い優先度を持つデバイス プールを選択するか、または [デフォルト(Default)] を選択します。

[信頼されたリレーポイント(Trusted Relay Point)]

ネットワーク バーチャライゼーション環境において Cisco Unified Communications Manager で使用可能な信頼されたリレー ポイント(TRP)として、このメディア ターミネーション ポイント(MTP)を指定するには、このチェックボックスをオンにします。

信頼されたリレー ポイントの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』を参照してください。

メディア ターミネーション ポイントの同期化

メディア ターミネーション ポイントを最新の設定変更と同期させる手順は、次のとおりです。この手順によって、中断を最小限に抑えた方法で未処理の設定が適用されます (たとえば、影響を受けるデバイスの一部は、リセットまたはリスタートが不要な場合があります)。

手順
    ステップ 1   [メディアリソース(Media Resources)] > [メディアターミネーションポイント(Media Termination Point)] を選択します。

    [メディアターミネーションポイントの検索/一覧表示(Find and List Media Termination Points)] ウィンドウが表示されます。

    ステップ 2   使用する検索条件を選択します。
    ステップ 3   [検索(Find)] をクリックします。

    検索条件に一致するメディア ターミネーション ポイントがウィンドウに表示されます。

    ステップ 4   同期させるメディア ターミネーション ポイントの横にあるチェックボックスをオンにします。 ウィンドウ内のメディア ターミネーション ポイントをすべて選択するには、検索結果表示のタイトルバーにあるチェックボックスをオンにします。
    ステップ 5   [選択項目への設定の適用(Apply Config to Selected)] をクリックします。

    [設定情報の適用(Apply Configuration Information)] ダイアログが表示されます。

    ステップ 6   [OK] をクリックします。