Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 9.1(1)
パーティションの設定
パーティションの設定
発行日;2013/05/13   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

パーティションの設定

この章では、ルート パーティションの検索、追加、更新、または削除に関する情報を提供します。

詳細については、Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』のローカル ルート グループに関するトピックを参照してください。

パーティションの設定の概要

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [パーティション(Partition)] メニュー パスを使用して、パーティションを設定します。

パーティションには、電話番号(DN)およびルート パターンが登録されているルート パターンのリストが含まれています。 パーティションは、編成、ロケーション、およびコール タイプに基づいて、ルート プランを複数の論理サブセットに分割することにより、コール ルーティングを容易にするものです。 パーティションとコーリング サーチ スペースの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』を参照してください。

パーティションの設定のヒント

複数のパーティションを設定できます。 複数のパーティションを入力するには、各パーティション エントリに対して 1 行を使用します。 一度に最大 75 のパーティションを入力できます。入力できる文字数は、それぞれの名前と説明を合計して 1475 文字までです。 各行のパーティション名と説明はカンマ(,)で区切ってください。 説明を入力しないと、Cisco Unified Communications Manager は名前を説明として使用します。


ワンポイント アドバイス


パーティションには、内容を表す簡潔な名前を使用してください。 通常、CompanynameLocationCalltype の形式が、内容を簡潔に表し、パーティションをすばやくかつ簡単に識別できる方式です。 たとえば、「CiscoDallasMetroPT」は、Dallas の Cisco オフィスからの、LATA(Local Access and Transport Area)間の無料コール用のパーティションを特定できます。


パーティションを更新しているときに、[リセット(Reset)] をクリックするか、パーティションと影響のあるデバイスを同期化する手順に示されているように、[設定の適用(Apply Config)] ボタンを使用します。 そのパーティションに関連したデバイスをリセットすると、影響を受けるゲートウェイ上のコールがすべて欠落します。

パーティションの削除

パーティションがコーリング サーチ スペースなどの項目またはルート パターンに割り当てられている場合は、そのパーティションを削除できません。 パーティションを使用しているコーリング サーチ スペースなどの項目を検索するには、[パーティションの設定(Partition Configuration)] ウィンドウの [関連リンク(Related Links)] ドロップダウン リスト ボックスにある [依存関係レコード(Dependency Records)] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。 依存関係レコードがシステムで使用できない場合は、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。 使用中のパーティションを削除しようとすると、Cisco Unified Communications Manager によってメッセージが表示されます。 現在使用されているパーティションを削除する場合は、事前に、次の処理のどちらか一方または両方を実行しておく必要があります。

  • 削除するパーティションを使用しているコーリング サーチ スペースやデバイスなどの項目すべてに、別のパーティションを割り当てます。
  • 削除するパーティションを使用しているコーリング サーチ スペースやデバイスなどの項目を削除します。

注意    


パーティションを削除するときは、削除するパーティションが正しいか慎重に確認してください。 削除したパーティションを元に戻すことはできません。 不用意に削除すると、削除したパーティションを作成し直す必要があります。


パーティションの設定値

次の表に、パーティションの設定値を示します。

表 1 パーティションの設定値

フィールド

説明

[パーティション情報(Partition Information)]

[<パーティション名>, <説明>]

名前を [<パーティション名>, <説明>] ボックスに入力します。 各パーティション名が、そのルート プランに固有の名前であることを確認してください。 パーティション名には、a ~ z、A ~ Z、0 ~ 9 と、スペース、ハイフン(-)、およびアンダースコア文字(_)を使用できます。

(注)     

パーティション名の長さによって、コーリング サーチ スペースに追加できるパーティションの最大数が制限されます。 コーリング サーチ スペースのパーティション制限の表に、パーティション名が固定長の場合にコーリング サーチ スペースに追加できるパーティションの最大数の例を示しています。

パーティション名の後にカンマ(,)を入力してから、そのパーティション名と同じ行に説明を入力します。 説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、バックスラッシュ(\)、山カッコ(<>)、または角カッコ([])は使用できません。

説明を入力しない場合は、Cisco Unified Communications Manager が、自動的にこのフィールドにパーティション名を入力します。

各パーティションおよび説明には新しい行を使用してください。

[スケジュール(Time Schedule)]

ドロップダウン リスト ボックスから、このパーティションに関連付けるタイム スケジュールを選択します。 関連付けられたタイム スケジュールは、パーティションがいつ着信コールを受信できるかを指定します。

デフォルト値は [なし(None)] です。この値は、time-of-day ルーティングが有効ではなく、パーティションが常にアクティブであることを意味します。

パーティションのタイム スケジュールとの関連は、次のフィールドにある [タイムゾーン(Time Zone)] 値との組み合わせで、time-of-day ルーティング用のパーティションを設定します。 指定されたタイム スケジュールに対して、このパーティションへの着信コールがチェックされます。

[タイムゾーン(Time Zone)]

次のいずれかのオプションを選択し、パーティションをタイム ゾーンに関連付けます。

  • [発信側デバイス(Originating Device)]:このオプションを選択すると、発信側デバイスのタイム ゾーンに関連付けられたタイム スケジュールに対してパーティションがチェックされます。
  • [特定のタイムゾーン(Specific Time Zone)]:このオプションを選択する場合は、ドロップダウン リスト ボックスからタイム ゾーンを選択します。 このタイム ゾーンの中でパーティションが指定されたときに、関連付けられたタイム スケジュールに対してパーティションがチェックされます。

これらのオプションはすべて [タイムゾーン(Time Zone)] を指定します。 いずれかのオプションを選択した場合、着信コールが発生すると、Cisco Unified Communications Manager の現在時刻が指定されたタイム ゾーン設定に変換されます。 この指定された時刻は、[スケジュール(Time Schedule)] フィールドの値と比較して検証されます。

次の表に、パーティション名が固定長の場合にコーリング サーチ スペースに追加できるパーティションの最大数の例を示しています。 この最大数の計算方法の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』のパーティション名の制限に関するトピックを参照してください。

表 2 コーリング サーチ スペースのパーティション制限

パーティション名の長さ

パーティションの最大数

2 文字

170

3 文字

128

4 文字

102

5 文字

86

. . .

. . .

10 文字

46

15 文字

32

パーティションの検索

Max List Box Items エンタープライズ パラメータを使用すると、このドロップダウン リスト ボックスに表示されるパーティションの数を設定できます。 Max List Box Items エンタープライズ パラメータで指定した数よりも多くのパーティションが存在する場合、Cisco Unified Communications Manager の管理ページ ウィンドウの [パーティション(Partition)] ドロップダウン リスト ボックスの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。 [検索(Find)] ボタンをクリックすると、目的のパーティションを検索できます。

手順
    ステップ 1   [パーティション(Partition)] ドロップダウン リスト ボックスの横にある [検索(Find)] ボタンをクリックします。

    [パーティションの検索/一覧表示(Find and List Partitions)] ウィンドウが表示されます。

    ステップ 2   パーティションの検索条件のフィールドで、検索条件を選択し、パーティション名の一部を入力します。
    ステップ 3   表示されたパーティションのリストで、目的のパーティション名をクリックし、[OK] をクリックします。

    パーティションの設定とデバイスの同期化

    設定変更されたパーティションとデバイスを同期させるには、次の手順を行います。この手順によって、中断を最小限に抑えた方法で未処理の設定が適用されます (たとえば、影響を受けるデバイスの一部は、リセットまたはリスタートが不要な場合があります)。

    手順
      ステップ 1   [コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class of Control)] > [パーティション(Partition)] を選択します。

      [パーティションの検索/一覧表示(Find and List Partitions)] ウィンドウが表示されます。

      ステップ 2   使用する検索条件を選択します。
      ステップ 3   [検索(Find)] をクリックします。

      検索条件に一致するパーティションのリストがウィンドウに表示されます。

      ステップ 4   該当するデバイスと同期化するパーティションをクリックします。 [パーティションの設定(Partition Configuration)] ウィンドウが表示されます。
      ステップ 5   他の設定変更を行います。
      ステップ 6   [保存(Save)] をクリックします。
      ステップ 7   [設定の適用(Apply Config)] をクリックします。

      [設定情報の適用(Apply Configuration Information)] ダイアログが表示されます。

      (注)     

      そのパーティションに関連したデバイスをリセットすると、影響を受けるゲートウェイ上のコールがすべて欠落します。

      ステップ 8   [OK] をクリックします。