Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 9.1(1)
サーバの設定
サーバの設定
発行日;2013/05/13   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

サーバの設定

この章では、サーバの設定について説明します。

『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』および『Changing the IP Address and Host Name for Cisco Unified Communications Manager』のインターネット プロトコル バージョン 6(IPv6)に関する説明も参照してください。

サーバの設定の概要

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[システム(System)] > [サーバ(Server)] メニュー パスを使用して、サーバを追加および設定します。

[サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウで、Cisco Unified Communications Manager または Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービスがインストールされているサーバのアドレスを指定します。

サーバの設定のヒント

サーバを設定する前に、次の点を確認してください。

  • 各サーバは、[サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウで一度だけ追加するようにしてください。 ホスト名を使用してサーバを追加し、同じサーバを IP アドレスを使用して再び追加すると、Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Unified Communications Manager のアップグレード後にサーバのコンポーネント バージョンを正しく判別できません。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページに同じサーバのエントリが 2 つある場合は、アップグレードする前にエントリのどちらかを削除します。
  • Cisco Unified Communications Manager の新規インストールを実行するときには、2 番目以降の各サーバ(ノード)上に Cisco Unified Communications Manager または IM and Presence サービスをインストールする前に、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウで、それらの各サーバを定義する必要があります。 2 番目以降のノードを定義するには、[新規追加(Add New)] をクリックし、続いてサーバを設定します。 2 番目以降のサーバを追加した後は、そのサーバに Cisco Unified Communications ManagerIM and Presence サービス ソフトウェアをインストールすることができます。
  • ネットワークで IPv4 を使用する場合は、適切な Cisco Unified Communications Manager 名とアドレス情報で、まず DNS サーバを更新した後、その情報を使用して、Cisco Unified Communications Manager サーバを設定する必要があります。

注意    


ネットワークで IPv6 またはデュアルスタック モードの IPv4 および IPv6 がサポートされている場合は、Cisco Unified Communications Manager リリース 7.0(x) からリリース 8.5(1) にアップグレードする前に、IPv6 用 DNS サーバをプロビジョニングできます。 ただし、リリース 8.5(1) へのアップグレードが終了するまで、IPv6 用 Cisco Unified Communications Manager の DNS レコードを設定しないでください。 リリース 8.5(1) にアップグレードする前に Cisco Unified Communications Manager の DNS レコードを IPv6 用に設定すると、アップグレードが失敗し、リブート後システムが機能しなくなる原因となります。


  • DNS について、ダミー ノードを含むすべてのサーバの IP アドレスを DNS サーバでホスト名にマッピングしたことを確認してください。 この作業を行わないと、Cisco Unified Communications Manager により、License Manager サービスがダウンしていることを示すアラームが生成されます。
  • Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、どのような状況でも [ホスト名/IPアドレス(Host Name/IP Address)] フィールドを更新できなくなることはありません。
  • [サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウで IP アドレスを変更する場合、設定の保存を実行すると、「サーバのホスト名/IPアドレスの変更は、Cisco Unified Communications Manager に問題が発生する原因となる場合があります。 続行しますか?(Changing the host name/IP Address of the server may cause problems with Cisco Unified Communications Manager. Are you sure that you want to continue?)」というメッセージが表示されます。[OK] をクリックする前に、[ホスト名/IPアドレス(Host Name/IP Address)] フィールドの更新が及ぼす影響について必ず理解しておいてください。たとえば、この設定を誤って更新した場合、Cisco Unified Communications Manager が動作不能になることがあります。つまり、データベースが動作しない、Cisco Unified Communications Manager の管理ページにアクセスできない、などの問題が発生することがあります。 また、このフィールドを更新する場合、他の関連作業を実行しないと、Cisco Unified Communications Manager に問題が発生することがあります。
  • サーバ設定の変更を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager を再起動します。 Cisco CallManager サービスの再起動については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。
  • IP アドレスまたはホスト名の変更の詳細については、『Changing the IP Address and Host Name for Cisco Unified Communications Managerを参照してください。

サーバの削除

この項では、Cisco Unified Communications Manager データベースからサーバを削除する方法、および削除したサーバを再び Cisco Unified Communications Manager クラスタに追加する方法について説明します。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、クラスタの最初のノードは削除できませんが、2 番目以降のノードは削除できます。 [サーバの検索/一覧表示(Find and List Servers)] ウィンドウで 2 番目以降のノードを削除しようとすると、Cisco Unified CMの管理ページに、「1つ以上のサーバを完全に削除しようとしています。この操作を取り消すことはできません。続行しますか?(You are about to permanently delete one or more servers. This action cannot be undone. Continue?)」というメッセージが表示されます。 [OK] をクリックすると、そのサーバは Cisco Unified CM データベースから削除され、以後使用できなくなります。


ヒント


[サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウでサーバを削除しようとすると、前述と同様のメッセージが表示されます。 [OK] をクリックすると、そのサーバは Cisco Unified CM データベースから削除され、以後使用できなくなります。


サーバを削除する前に、次の点を考慮してください。

  • Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、クラスタ内の最初のノードを削除できませんが、2 番目以降のノードは削除できます。
  • Cisco Unified Communications Manager が動作しているノード、特に、電話機などのデバイスが登録されているノードは削除しないことをお勧めします。
  • 2 番目以降のノードに関する依存関係レコードが存在する場合でも、そのレコードが原因でノードが削除できなくなることはありません。
  • 削除するノードの Cisco Unified Communications Manager にコール パーク番号が設定されている場合は、削除できません。 ノードを削除するには、事前に Cisco Unified Communications Manager の管理ページでコール パーク番号を削除しておく必要があります。
  • Cisco Unified Communications Manager の管理ページの設定フィールドに削除するサーバの IP アドレスまたはホスト名が含まれている場合は、サーバを削除する前に設定を更新してください。 この作業を行わないと、サーバの削除後、その設定に依存する機能が動作しなくなる場合があります。たとえば、サービス パラメータ、エンタープライズ パラメータ、サービス URL、ディレクトリ URL、IP Phone サービスなどに IP アドレスまたはホスト名を入力した場合は、サーバを削除する前に、この設定を更新してください。
  • たとえば Cisco UnityCisco Unity Connection などのアプリケーションの GUI に削除するサーバの IP アドレスまたはホスト名が含まれている場合は、サーバを削除する前に、対応する GUI の設定を更新してください。 この作業を行わないと、サーバの削除後、その設定に依存する機能が動作しなくなる場合があります。
  • サーバを削除すると、MOH サーバなどのデバイスも自動的に削除される場合があります。
  • ノードを削除する前に、2 番目以降のノードでアクティブになっているサービスを非アクティブにしておくことをお勧めします。 この作業を実行しておくと、ノードの削除後にサービスが動作することが保証されます。
  • サーバ設定の変更を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager を再起動します。 Cisco CallManager サービスの再起動については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。
  • データベース ファイルが正しく更新されるようにするには、サーバ、プレゼンス、またはアプリケーション サーバの削除後にクラスタをリブートする必要があります。
  • ノードの削除後、Cisco Unified Reporting にアクセスして、Cisco Unified Communications Manager でクラスタからノードが削除されたことを確認してください。 さらに、Cisco Unified Reporting、RTMT、または CLI にアクセスして既存のノード間でデータベース レプリケーションが行われていることを確認し、必要であれば、CLI を使用してノード間のデータベース レプリケーションを修復してください。

インストール前のクラスタへのノードの追加

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、ノードをインストールする前に、新しいノードをクラスタに追加します。 ノードの追加時に選択するサーバ タイプは、インストールするサーバ タイプと同じである必要があります。

新しいノードをインストールする前に、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、最初のノードで新しいノードを設定する必要があります。 クラスタにノードをインストールする方法は、『Cisco Unified Communications Manager Installation Guide』を参照してください。

クラスタに追加した最初の Cisco Unified Communications Manager IM and Presence ノードには、IM and Presence パブリッシャ ノードが指定されています。 Cisco Unified Communications Manager ビデオ/音声サーバの場合、Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアの初回インストール時に追加する最初のサーバには、パブリッシャ ノードが指定されています。 その後にインストールまたは追加されたすべてのサーバは、サブスクライバ ノードとして指定されます。


(注)  


サーバを追加した後にサーバ タイプを変更する場合は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用できません。 既存のサーバ インスタンスを削除した後に新しいサーバを再度追加して、正しいサーバ タイプを選択する必要があります。


手順
    ステップ 1   [システム(System)] > [サーバ(Server)] の順に選択します。

    [サーバの検索/一覧表示(Find and List Servers)] ウィンドウが表示されます。

    ステップ 2   [新規追加(Add New)] をクリックします。

    [サーバ設定-サーバの追加(Server Configuration - Add a Server)] ウィンドウが表示されます。

    ステップ 3   [サーバタイプ(Server Type)] ドロップダウン リスト ボックスから、追加するサーバ タイプを選択して [次へ(Next)] をクリックします。
    • CUCM Video/Voice
    • CUCM IM and Presence
    ステップ 4   [サーバの設定(Server Configuration)] ウィンドウで、適切なサーバ設定を入力します。

    サーバ設定のフィールドの説明については、サーバ設定に関するトピックを参照してください。

    ステップ 5   [保存(Save)] をクリックします。

    関連資料

    削除したサーバのクラスタへの再追加

    Cisco Unified Communications Manager の管理ページから 2 番目以降のノード(サブスクライバ)を削除し、それを再びクラスタに追加する場合は、次の手順を実行します。

    手順
      ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[システム(System)] > [サーバ(Server)] の順に選択してサーバを追加します。
      ステップ 2   2 番目以降のノードを Cisco Unified Communications Manager の管理ページに追加したら、シスコから提供されたソフトウェア キットのディスクを使用して、そのサーバ上でインストールを実行します。
      ヒント   

      たとえば、バージョン 8.5(1) ディスクがある場合は、ノード上で 8.5(1) のインストールを実行します。 たとえば、互換性のあるバージョン 6.1(3) のディスクがある場合は、そのディスクを使用して、2 番目以降のノードに Cisco Unified CM をインストールします。インストール時に複数のオプションが表示されたら、[インストール時にアップグレードする(Upgrade During Install)] オプションを選択します。

      2 番目以降のノードにインストールするバージョンが、クラスタ内の最初のノード(パブリッシャ)で動作しているバージョンと一致していることを確認してください。

      クラスタ内の最初のノードで Cisco Unified Communications Manager 8.5(1) バージョンおよび Service Update(または Engineering Special)が動作している場合は、インストールでいくつかのインストール オプションが表示されたときに [インストール時にアップグレードする(Upgrade During Install)] オプションを選択する必要があります。このオプションを選択する前に、DVD またはリモート サーバ上の Service Update(または Engineering Special)イメージにアクセスできることを確認してください。 インストールの実行方法の詳細については、ご使用のバージョンの Cisco Unified Communications Manager に対応するインストレーション マニュアルを参照してください。

      ステップ 3   Cisco Unified CM をインストールした後で、2 番目以降のノードを設定します(ご使用のバージョンの Cisco Unified CM に対応するインストレーション マニュアルを参照)。
      ステップ 4   Cisco Unified Reporting、RTMT、または CLI にアクセスして既存のノード間でデータベース レプリケーションが行われていることを確認し、必要であれば、ノード間のデータベース レプリケーションを修復します。

      サーバの設定値

      以下の表で、Cisco Unified Communications Manager 音声/ビデオ サーバ設定項目を説明します。

      表 1 サーバの設定値

      フィールド

      説明

      [サーバ情報(Server Information)]

      [ホスト名/IPアドレス(Host Name/IP Address)]

      IPv4 アドレスにマッピングできる DNS がネットワークで使用されている場合、Cisco Unified Communications Manager サーバのホスト名を入力できます。 使用されていない場合、サーバの完全な IPv4 アドレスを入力する必要があります。

      ヒント   

      エラーが発生しないよう、システムに追加するサーバの名前は 47 文字未満にしてください。 次に、サーバ名を目的の長さに更新します。

      ヒント   

      ネットワークで IPv6(または IPv4 と IPv6)がサポートされている場合は、[ホスト名/IPアドレス(Host Name/IP Address)] フィールドに加えて [IPv6名(IPv6 Name)] フィールドも設定します。

      (注)     

      適切な Cisco Unified Communications Manager 名とアドレス情報で、まず DNS サーバを更新した後、その情報をこのフィールドに入力する必要があります。

      [IPv6名(IPv6 Name)]

      このフィールドは IPv6 をサポートします。 IPv6 アドレスにマッピングできる DNS がネットワークで使用されている場合、Cisco Unified Communications Manager サーバのホスト名を入力できます。 使用されていない場合は、Cisco Unified Communications Manager サーバの非リンク ローカル IP アドレスを入力します。非リンク ローカル IP アドレスを取得する方法については、『Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』を参照してください。

      このフィールドは、TFTP 設定ファイルに含まれており、Cisco Unified Communications Manager サーバの IPv6 アドレスを取得するために SCCP を実行している電話機によって使用されるので、電話登録が行われます。

      ヒント    必ず、適切な Cisco Unified Communications Manager 名とアドレス情報で DNS サーバを更新してください。
      注意       

      ネットワークで IPv6 またはデュアルスタック モードの IPv4 および IPv6 がサポートされている場合は、Cisco Unified Communications Manager リリース 7.0(x) からリリース 8.5(1) にアップグレードする前に、IPv6 用 DNS サーバをプロビジョニングできます。 ただし、リリース 8.5(1) へのアップグレードが終了するまで、IPv6 用 Cisco Unified Communications Manager の DNS レコードを設定しないでください。 リリース 8.5(1) にアップグレードする前に Cisco Unified Communications Manager の DNS レコードを IPv6 用に設定すると、アップグレードが失敗し、リブート後システムが機能しなくなる原因となります。

      ヒント    [IPv6名(IPv6 Name)] フィールドの設定に加えて、Cisco Unified Communications Manager が IPv4(または IPv4 と IPv6)を使用する機能/デバイスをサポートできるように、[IPアドレス(IP Address)] または [ホスト名(Hostname)] フィールドを設定する必要があります。

      [MACアドレス(MAC Address)]

      このフィールドはオプションです。 サーバの MAC アドレスをメモする場所にのみ使用します。 システムにはまったく影響しません。

      Cisco Unified Communications Manager サーバにあるネットワーク インターフェイス カード(NIC)のメディア アクセス制御(MAC)アドレスを入力します。 MAC アドレスは、NIC のパーマネント ハードウェア アドレスを示します。

      ヒント    サーバをネットワーク上の別の場所に定期的に移動することを計画している場合は、MAC アドレスを入力して、そのサーバをネットワーク上の他のデバイスが常に識別できるようにする必要があります。 サーバを移動する予定がない場合は、MAC アドレスは入力してもしなくてもかまいません。

      [説明(Description)]

      このエントリはオプションです。

      サーバの説明を入力します。 説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、バックスラッシュ(\)、山カッコ(<>)は使用できません。