Cisco Unified CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド リリース 9.1(1)
CAR システム スケジューラ
CAR システム スケジューラ
発行日;2013/05/07   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

CAR システム スケジューラ

CAR システム スケジューラを使用すると、ユーザは、CDR ロード スケジュールと、日報、週報、および月次報告を設定できます。

CDR ロード スケジュールの設定

CDR データは、デフォルトで、1 日に 24 時間、1 週間に 7 日間、継続的にロードされ、CDR レコードだけがロードされます。


(注)  


デフォルトのバッチ サイズは、600 の CDR レコードまたは CMR レコードに等しいサイズです。 各 CDR バッチ間のデフォルトのスリープ時間は、各 CMR バッチで 2500 ms および 3000 ms に等しい時間です。 ただし、tbl_system_preferences テーブル「LOADER_BATCH」カラムからのバッチ サイズを、50 と 2000 の間の任意の値に設定できます。


この項では、ロード スケジュールのカスタマイズ方法、カスタマイズされている場合にデフォルトのロード スケジュールに戻す方法、および、CDR のロードを無効にする方法について説明します。

システムをインストールまたはアップグレードをインストールするときには、CDR のロードを無効にします。 CDR のロードが無効に設定されているときには、CDR データはアップデートされません。 可能な限り早く、CDR のロードを再度有効にしてください。 CAR ツールは、Cisco Unified Communications Manager の CDR 生成には影響を与えません。


ヒント


手動で CAR データを削除し、CDR でデータベースをリロードする場合は、「CAR データベースの消去」を参照してください。


手順
    ステップ 1   [システム(System)] > [スケジューラ(Scheduler)] > [CDR ロード(CDR Load)] を選択します。

    [CDR ロード(CDR Load)] ウィンドウが表示されます。

    ステップ 2   次のいずれかのオプションを選択します。
    1. [ローダの無効化(Disable Loader)]:CDR データのロードを無効にするには、[ローダの無効化(Disable Loader)] チェックボックスをオンにして、[更新(Update)] ボタンをクリックします。

      CDR のロードを有効にするまで、CDR データは CAR にはロードされません。 変更内容は、午前 0 時に有効になります。 CAR Scheduler サービスを一旦停止し再起動すると、変更内容をすぐに有効にできます。

      CDR データのロードを有効にするには、[ローダの無効化(Disable Loader)] チェックボックスをオフにし、次のステップに進み、ロード パラメータを設定します。

    2. [連続ロード 24/7(Continuous Loading 24/7)]:CDR Loader が、1 日に 24 時間、1 週間に 7 日間、継続的に実行され、CDR が CAR データベースにロードされるようにする場合は、[連続ロード 24/7(Continuous Loading 24/7)] チェックボックスをオンにし、[更新(Update)] ボタンをクリックします。 この選択は、CDR Load Scheduler のデフォルト設定です。
      (注)     

      デフォルト設定では、CDR レコードだけがロードされます。 CMR レコードはロードされません。 CDR レコードとともに CMR レコードが継続的にロードされるようにする場合は、[CDR のみロード(Load CDR only)] チェックボックスを手作業でオフにする必要があります。

      CAR Scheduler サービスが停止し、CAR ローダが、設定されているとおりに、ただちに(1 ~ 2 分以内に)実行されます。 CAR Scheduler サービスが再起動します。 処理する新しいファイルがない場合、CDR Loader がスリープし、ロードする新しいファイルは定期的にチェックされます。

      (注)     

      このオプションが選択されている場合、このオプションが優先され、[時間(Time)]、[ロード間隔(Loading Interval)]、[接続時間(Duration)]、および [無制約ロード(Uninhibited Loading)] などの、画面にある他の CDR ロード パラメータおよび CMR ロード パラメータは無視されます。

    3. [CDR のみロード(Load CDR Only)]:CAR データベースに CDR レコードだけをロードするには、[CDR のみロード(Load CDR only)] チェックボックスをオンにし、[更新(Update)] ボタンをクリックします。 次のステップに進み、ロード パラメータを設定します。 このオプションでは、CMR レコードは CAR データベースにはロードされません。 この選択は、CDR Load Scheduler のデフォルト設定です。
    ステップ 3   [CDR および CMR のロード(Load CDR & CMR)] 領域で、次の表の説明に従って、フィールドに入力します。
    表 1 [CDR および CMR のロード(Load CDR & CMR)] の値

    フィールド

    時間(Time)

    CAR により、CDR フラット ファイルから CDR データをロードする時刻と分を選択します。

    ロード間隔(Loading Interval)

    レコードをロードする間隔を選択します。 間隔は、15 分ごとから 24 時間ごとまでの範囲で設定できます。

    接続時間(Duration)

    CDR データをロード可能な時間の長さを分単位で入力します。 CDR フラット ファイルのサイズにより、CDR のロード時には、CAR パフォーマンスが低下することがあります。 ロード可能な時間を制限できますが、これを行うと、CDR データの一部分だけが設定した時間にロードされる可能性があります。 設定する接続時間の制限は、間隔と調整してください。 たとえば、15 分ごとに CDR データをロードする場合、ロードの接続時間は 15 分間を超えることはできません。

    無制約なロードの場合、ユーザは、CDR データが継続的にロードされる時間を設定できます。 CDR データは、指定されている接続時間の間には自動的にロードされません。 [CDR および CMR のロード(Load CDR and CMR)] 領域設定で指定された接続時間の間にロードが開始する場合にのみ、CDR データのロードは、指定された接続時間、無制限にロードされます。 CDR データのロードが無制限なロード間隔に開始される場合、ロードは、無制限なロード間隔の終了時刻に加え、[CDR および CMR のロード(Load CDR and CMR)] 領域で設定されている接続時間フィールドにある時間の長さまで、続行されるか、または、処理する新しいファイルがなくなるまで続行されます。

    無制限なロードは、スケジュール済みロードに設定された値よりも優先されます。 CDR データを無制限にロードしたくない場合は、[開始(From)] と [終了(To)] の値を [00:00] に設定します。

    ステップ 4   [CDR の無制約ロード(Uninhibited Loading of CDR)] 領域で、次の表の説明に従って、フィールドに入力します。
    表 2 [CDR の無制約ロード(Uninhibited Loading of CDR)] の値

    フィールド

    開始(From)

    CDR データの継続的なロードを開始する時刻と分を選択します。

    終了(To)

    CDR データの継続的なロードを終了する時刻と分を選択します。

    ステップ 5   [更新(Update)] ボタンをクリックします。

    CAR により、指定した時刻、間隔、接続時間に基づいて、CDR データがロードされます。 変更内容は、午前 0 時に有効になります。 CAR Scheduler サービスを一旦停止し再起動すると、変更内容をすぐに有効にできます。

    (注)     

    [連続ロード 24/7(Continuous Loading 24/7)] が選択されている場合、[更新(Update)] ボタンがクリックされると、CAR Scheduler サービスが自動的に再起動されます。 CAR により、CDR データがただちに(1 ~ 2 分以内に)ロードされます。


    日報のスケジュール

    Daily Report Scheduler により、CAR の日報の時刻と接続時間がスケジュールされます。

    はじめる前に

    [自動作成/警告オプション(Automatic Generation/Alert Option)] を使用して、生成されるレポートを指定します。

    この項では、自動日報の時刻と接続時間をスケジュールする方法について説明します。

    手順
      ステップ 1   [システム(System)] > [スケジューラ(Scheduler)] > [日次(Daily)] を選択します。

      [日次スケジューラ(Daily Scheduler)] ウィンドウが表示されます。

      ステップ 2   [時間(Time)] ドロップダウン リスト ボックスから、日報を生成する時刻と分を選択します。

      時刻は 24 時間制で表します。0 は午前 0 時、1 ~ 11 は午前、12 ~23 は午後(午後 1 ~ 11 時)になります。

      ステップ 3   [期間(Life)] ドロップダウン リスト ボックスから、0 から 12 日の範囲でレポートの残存所要期間を選択します。
      ヒント   

      レポートの期間を 00 に設定すると、レポートは生成されません。

      ステップ 4   [更新(Update)] ボタンをクリックします。

      [自動作成/警告オプション(Automatic Generation/Alert Option)] のレポート生成間隔が [日次(Daily)] のレポートでは、毎日指定した時間での自動生成が有効で、指定した日数の後に削除されます。

      変更内容は、午前 0 時に有効になります。 CAR Scheduler サービスを一旦停止し再起動すると、変更内容をすぐに有効にできます。

      ヒント   

      デフォルトに戻すには、[デフォルトに戻す(Restore Defaults)] ボタンをクリックします。 デフォルトでは、日報は毎日午前 1 時に実行され、2 日後に消去されます。


      週報のスケジュール

      Weekly Report Scheduler により、自動週報の曜日、時刻、接続時間がスケジュールされます。

      はじめる前に

      生成されるレポートを指定するには、[自動作成/警告オプション(Automatic Generation/Alert Option)] を使用します。

      この項では、自動週報の曜日、時刻、接続時間をスケジュールする方法について説明します。

      手順
        ステップ 1   [システム(System)] > [スケジューラ(Scheduler)] > [週次(Weekly)] を選択します。

        [週次スケジューラ(Weekly Scheduler)] ウィンドウが表示されます。

        ステップ 2   [曜日(Day of Week)] ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する曜日を選択します。
        ステップ 3   [時間(Time)] ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する時刻と分を選択します。

        時刻は 24 時間制で表します。0 は午前 0 時、1 ~ 11 は午前、12 ~23 は午後(午後 1 ~ 11 時)になります。

        ステップ 4   [期間(Life)] ドロップダウン リスト ボックスから、00 から 12 週の範囲でレポートの残存所要期間を選択します。 選択したオプションにより、レポートが削除されるまでにレポートがディスクに残っている週数が示されます。
        ヒント   

        レポートの期間を 00 に設定すると、レポートは生成されません。

        ステップ 5   [更新(Update)] ボタンをクリックします。

        [自動作成/警告オプション(Automatic Generation/Alert Option)] のレポート生成間隔が [週次(Weekly)] のレポートでは、毎週指定した時間での自動生成が有効で、指定した週数の後に削除されます。

        変更内容は、午前 0 時に有効になります。 変更をただちに有効にする場合は、[コントロールセンタの機能サービス(Control Center - Feature Services)] ウィンドウで CAR Scheduler サービスを停止し、再起動します。

        ヒント   

        デフォルトに戻すには、[デフォルトに戻す(Restore Defaults)] ボタンをクリックします。 デフォルトでは、週報は毎日曜日午前 4 時に実行され、4 週間後に消去されます。


        月次報告のスケジュール

        Monthly Report Scheduler により、CAR の月次報告の日付、時刻、接続時間がスケジュールされます。

        はじめる前に

        生成されるレポートを指定するには、[自動作成/警告オプション(Automatic Generation/Alert Option)] を使用します。

        この項では、自動月次報告の日付、時刻、接続時間をスケジュールする方法について説明します。

        手順
          ステップ 1   [システム(System)] > [スケジューラ(Scheduler)] > [月次(Monthly)] を選択します。

          [月次スケジューラ(Monthly Scheduler)] ウィンドウが表示されます。

          ステップ 2   [月次請求書の作成(Monthly Bill Generation)] 行の [日付(Day of Month)] ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する月の日付を選択します。

          値を指定された月に存在しない日(29、30、または 31 など)に設定した場合、レポートは、その月の最終日に生成されます。

          ステップ 3   [月次請求書の作成(Monthly Bill Generation)] 行の [時間(Time)] ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する時刻と分を選択します。

          時刻は 24 時間制で表します。0 は午前 0 時、1 ~ 11 は午前、12 ~23 は午後(午後 1 ~ 11 時)になります。

          ステップ 4   [月次請求書の作成(Monthly Bill Generation)] 行の [期間(Life)] ドロップダウン リスト ボックスから、00 から 12 月の範囲でレポートの残存所要期間を選択します。 選択したオプションにより、レポートが削除されるまでにレポートがディスクに残っている月数が示されます。
          ヒント   

          レポートの期間を 00 に設定すると、レポートは生成されません。

          ステップ 5   [その他の月次レポート(Other Monthly Reports)] 行の [日付(Day of Month)] ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する月の日付を選択します。

          この値を指定された月に存在しない日(29、30、または 31 など)に設定した場合、レポートは、その月の最終日に生成されます。

          ステップ 6   [その他の月次レポート(Other Monthly Reports)] 行の [時間(Time)] ドロップダウン リスト ボックスから、レポートを生成する時刻と分を選択します。

          時刻は 24 時間制で表します。0 は午前 0 時、1 ~ 11 は午前、12 ~23 は午後(午後 1 ~ 11 時)になります。

          ステップ 7   [その他の月次レポート(Other Monthly Reports)] 行の [期間(Life)] ドロップダウン リスト ボックスから、00 から 12 月の範囲でレポートの残存期間を選択します。 選択したオプションにより、レポートが削除されるまでにレポートがディスクに残っている月数が示されます。
          ヒント   

          レポートの期間を 00 に設定すると、レポートは生成されません。

          ステップ 8   [更新(Update)] ボタンをクリックします。

          [自動作成/警告オプション(Automatic Generation/Alert Option)] のレポート生成間隔が [月次(Monthly)] のレポートでは、毎月指定した時間での自動生成が有効で、指定した月数の後に削除されます。

          変更内容は、午前 0 時に有効になります。 変更をただちに有効にする場合は、[コントロールセンタの機能サービス(Control Center - Feature Services)] ウィンドウで CAR Scheduler サービスを停止し、再起動します。

          ヒント   

          デフォルトに戻すには、[デフォルトに戻す(Restore Defaults)] ボタンをクリックします。 デフォルトでは、月次課金情報レポートは毎月 1 日午前 3 時に実行され、2 ヵ月後に消去されます。その他の月次レポートは毎月 1 日午前 2 時に実行され、2 ヵ月後に消去されます。


          アラーム

          Cisco Unified Communications Manager のこのリリースでは、CAR Scheduler の CAR アラーム カタログ(CARAlarmCatalog.xml)が導入されました。

          次の表に、このカタログのアラーム/アラートを表示します。

          これらのアラームを設定するには、[Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [アラーム(Alarm)] > [設定(Configuration)] > [CDR サービス(CDR Services)] に進みます。

          表 3 CAR アラーム カタログ

          名前

          重大度

          説明

          CARSchedulerJobFailed

          ERROR_ALARM

          CAR でスケジュールされている重大なジョブが失敗しました。 重大な CDR Scheduler ジョブおよびタスクが失敗したときにアラートが送信されます(たとえば、DailyCdrLoad、PopulateSchedules など)。

          CARSchedulerJobError

          ERROR_ALARM

          CAR でスケジュールされているジョブが失敗しました。 その他のすべての重大ではない CAR Scheduler ジョブおよびタスクにアラートが送信されます(たとえば、日報、週報、月次報告、QoSNotification、ChargeLimitNotification など)。

          BadCDRFileFound

          ERROR_ALARM

          CAR データベースへの CDR のロード中に、誤りのある CDR フラット ファイルまたは CMR フラット ファイルが見つかりました。 CDR Loader では、誤りがあるか、または破損している CDR フラット ファイルや CMR フラット ファイルを検出でき、指定されたエラーが記録されます。 失敗原因の情報(誤りのあるレコードに指定された原因)および失敗の要約(ファイルにある合計レコードに対する、誤りのあるレコードのトラック数)が示されます。

          CARIDSEngineDebug

          DEBUG_ALARM

          CAR IDS データベース エンジンからのデバッグ イベントが示されます。 このアラームは、CAR IDS データベース エンジンからの低レベル デバッグ情報を提供します。 システム管理者は、このアラームを無視できます。

          CARIDSEngineInformation

          INFORMATION_ALARM

          エラーは発生しませんでしたが、CAR IDS データベース エンジンで一部の規定イベントが完了しませんでした。

          CARIDSEngineCritical

          CRITICAL_ALARM

          このアラームによってデータが損なわれたりシステムが使用できなくなることはありませんが、CAR DB 管理者による監視が必要です。

          CARIDSEngineFailure

          ERROR_ALARM

          緊急状態とエラー状態が組み合わせられたアラームです。 このアラームは、予期されていない事態が発生して、データまたはデータへのアクセスに支障が出たり、CAR IDS に失敗する可能性があることを示します。

          これらのアラームおよび推奨処置の詳細については、[Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [アラーム(Alarm)] > [定義(Definitions)] > [CARAlarmCatalog] でアラーム定義を参照してください。

          その他の資料

          • 『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』
          • 『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』
          • 『Cisco Unified Communications Manager Call Detail Records Administration Guide』