Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 8.6(1)
LDAP ディレクトリの設定
LDAP ディレクトリの設定
発行日;2012/05/09 | 英語版ドキュメント(2011/08/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

LDAP ディレクトリの設定

LDAP ディレクトリの設定値

関連項目

LDAP ディレクトリの設定

LDAP ディレクトリの設定は、次の関連ウィンドウで行います。

[LDAPシステムの設定(LDAP System Configuration)]

[LDAPディレクトリ(LDAP Directory)]

[LDAP認証(LDAP Authentication)]

[LDAPフィルタ設定(LDAP Filter Configuration)]

LDAP ディレクトリの情報を設定するには、次のトピックを参照してください。

「LDAP ディレクトリの設定値」

「関連項目」

LDAP ディレクトリの設定値

Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、[システム(System)] > [LDAP] > [LDAPディレクトリ(LDAP Directory)] メニュー パスを使用して、LDAP ディレクトリを設定します。

[LDAPディレクトリ(LDAP Directory)] ウィンドウでは、たとえば LDAP ディレクトリの名前、LDAP ユーザが存在する場所、データを同期する頻度など、LDAP ディレクトリに関する情報を指定します。

始める前に

LDAP ディレクトリの同期化を行うには、その前に Cisco DirSync サービスをアクティブにしておく必要があります。サービスをアクティブにする方法については、『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』を参照してください。

LDAP ディレクトリの情報と LDAP 認証の設定値を変更できるのは、お客様の LDAP ディレクトリからの同期化が Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [LDAPシステムの設定(LDAP System Configuration)] ウィンドウで使用可能にされている場合だけです。

GUI の使用方法

Cisco Unified Communications Manager の管理の Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)を使用してレコードを検索、削除、設定、またはコピーする方法については、「Cisco Unified Communications Manager の管理アプリケーションでの操作」およびそのサブセクションを参照してください。GUI の使用方法とボタンおよびアイコンの機能の詳細が説明されています。

設定値表

表 12-1 では、LDAP ディレクトリの設定値について説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。

 

表 12-1 LDAP ディレクトリの設定値

フィールド
説明
[LDAPディレクトリ情報(LDAP Directory Information)]

[LDAP設定名(LDAP Configuration Name)]

LDAP ディレクトリの固有の名前を入力します(40 文字まで)。

[LDAPマネージャ識別名(LDAP Manager Distinguished Name)]

LDAP マネージャのユーザ ID を入力します(128 文字まで)。このユーザは、該当する LDAP ディレクトリへのアクセス権を持つ管理ユーザです。

[LDAPパスワード(LDAP Password、半角英数字のみ)]

LDAP マネージャのパスワードを入力します(128 文字まで)。

[パスワードの確認(Confirm Password、半角英数字のみ)]

[LDAPパスワード(LDAP Password、半角英数字のみ)] フィールドに入力したパスワードをもう一度入力します。

[LDAPユーザ検索ベース(LDAP User Search Base)]

すべての LDAP ユーザが存在するロケーションを入力します(256 文字まで)。このロケーションは、コンテナまたはディレクトリとして機能します。この情報は、お客様側の構成によって異なります。

[LDAPカスタムフィルタ(LDAP Custom Filter)]

このドロップダウン リストから LDAP カスタム フィルタを選択します。LDAP フィルタは、LDAP 検索の結果をフィルタリングします。フィルタに一致する LDAP ユーザは Cisco Unified Communications Manager データベースにインポートされますが、フィルタに一致しない LDAP ユーザはインポートされません。

デフォルト値は、[<なし(None)>] です。この値は、LDAP サーバ タイプに固有のデフォルトの LDAP フィルタを適用します。デフォルトの LDAP フィルタは次のとおりです。

[Microsoft Active Directory(AD)]:
(&(objectclass=user)(!(objectclass=Computer))(!(UserAccountControl:1.2.840.113556.1.4.803:=2)))

[iPlanetまたはSun One LDAPサーバ(iPlanet or Sun One LDAP Server)]:
(objectclass=inetOrgPerson)

[OpenLDAP]:
(objectclass=inetOrgPerson)

[Microsoft Active Directoryアプリケーションモード(ADAM)(Microsoft Active Directory Application Mode (ADAM))]:
(&(objectclass=user)(!(objectclass=Computer))(!(msDS-UserAccountDisabled=TRUE)))

LDAP フィルタの詳細については、「LDAP カスタム フィルタの設定」を参照してください。

[LDAPディレクトリ同期スケジュール(LDAP Directory Synchronization Schedule)]

[同期を一回だけ実行(Perform Sync Just Once)]

この LDAP ディレクトリに含まれているデータを Cisco Unified Communications Manager データベースのデータと 1 回だけ同期する場合は、このチェックボックスをオンにします。

[再同期の実行間隔(Perform a Re-sync Every)]

この LDAP ディレクトリに含まれているデータを Cisco Unified Communications Manager データベースのデータと定期的に同期する場合は、これらのフィールドを使用します。

左側のフィールドには、数値を入力します。ドロップダウン リスト ボックスでは、次のいずれかの値を選択します。

[時(hours)]

[日(days)]

[週(weeks)]

[月(months)]

Cisco Unified Communications Manager では、6 時間(このフィールドの最小値)ごとにディレクトリ情報を同期することができます。

(注) このフィールドがアクティブのままになるのは、[同期を一回だけ実行(Perform Sync Just Once)] チェックボックスをオフにした場合だけです。

[次の再同期時刻(Next Re-sync Time)]
(YYYY-MM-DD hh:mm)

Cisco Unified Communications Manager ディレクトリのデータをこの LDAP ディレクトリと次回に同期する時刻を指定します。時刻は 24 時間制で指定してください。たとえば、午後 1 時は 13:00 です。

[同期対象のユーザフィールド(User Fields To Be Synchronized)]
[Cisco Unified CMのユーザフィールド(Cisco Unified Communications Manager User Fields)]
[LDAPユーザフィールド(LDAP User Fields)]
 

[ユーザID(User ID)]

[sAMAccountName]
または
[uid]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[ミドルネーム(Middle Name)]

(ドロップダウン リスト ボックス)

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

LDAP ユーザ フィールドについては、次のいずれかの値を選択してください。

[middleName]

[initials]

[マネージャID(Manager ID)]

[manager]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[電話番号(Phone Number)]

(ドロップダウン リスト ボックス)

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

LDAP ユーザ フィールドについては、次のいずれかの値を選択してください。

[telephoneNumber]

[ipPhone]

[名(First Name)]

[givenName]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[姓(Last Name)]

[sn]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[部署名(Department)]

[department]
または
[departmentnumber]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[メールID(Mail ID)]

(ドロップダウン リスト ボックス)

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

LDAP ユーザ フィールドについては、次のいずれかの値を選択してください。

[mail]

[sAMAccountName]

[uid]

[LDAPサーバ情報(LDAP Server Information)]

[サーバのホスト名またはIPアドレス(Host Name or IP Address for Server)]

この LDAP ディレクトリのデータが配置されているサーバのホスト名または IP アドレスを入力します。

[LDAPポート(LDAP Port)]

社内ディレクトリが LDAP 要求を受信するポートの番号を入力します。このフィールドにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合だけです。

Microsoft Active Directory および Netscape Directory のデフォルト LDAP ポートは 389 です。Secure Sockets Layer(SSL)のデフォルト LDAP ポートは 636 です。

社内ディレクトリの設定方法によって、このフィールドに入力するポート番号が決まります。たとえば、[LDAPポート(LDAP Port)] フィールドを設定する前に、LDAP サーバがグローバル カタログ サーバとして機能するかどうかや、設定で LDAP over SSL が必要かどうかを決定します。次のポート番号のいずれかを入力することを考慮してください。

LDAP サーバがグローバル カタログ サーバでない場合の LDAP ポート

389:SSL が必要でない場合(このポート番号は、[LDAPポート(LDAP Port)] フィールドに表示されるデフォルトです)。

636:SSL が必要な場合 (このポート番号を入力する場合は、[SSLを使用(Use SSL)] チェックボックスがオンになっていることを確認してください)。

LDAP サーバがグローバル カタログ サーバである場合の LDAP ポート

3268:SSL が必要でない場合。

3269:SSL が必要な場合 (このポート番号を入力する場合は、[SSLを使用(Use SSL)] チェックボックスがオンになっていることを確認してください)。

ヒント 設定では、上記の項目に記載されたオプションとは異なるポート番号の入力が必要になる場合があります。[LDAPポート(LDAP Port)] フィールドを設定する前に、ディレクトリ サーバの管理者に問い合わせて、入力する正しいポート番号を確認してください。

[SSLを使用(Use SSL)]

セキュリティのために Secure Sockets Layer(SSL)暗号化を使用するには、このチェックボックスをオンにします。

の「Security」の章に、証明書のアップロード手順についての説明があります。

[他の冗長LDAPサーバを追加(Add Another Redundant LDAP Server)]

行を追加して、この他のサーバに関する情報を入力できるようにするには、このボタンをクリックします。

[完全同期を今すぐ実施(Perform Full Sync Now)]

ディレクトリの完全同期を実行するには、このボタンをクリックします。ディレクトリの同期中、ボタン名は [同期プロセスをキャンセル(Cancel Sync Process)] に変わります。 [同期プロセスをキャンセル(Cancel Sync Process)] ボタンをクリックして同期をキャンセルできます。

Cisco Unified Communications Manager の管理に表示されるユーザ フィールドに加えて、 表 12-2 で説明する [Microsoft Active Directoryアプリケーションモード(Microsoft Active Directory Application Mode)] のユーザ フィールドも同期されます。

 

表 12-2 その他に同期される [Microsoft Active Directoryアプリケーションモード(Microsoft Active Directory Application Mode)] のユーザ フィールド

[Cisco Unified CMのユーザフィールド(Cisco Unified Communications Manager User Fields)]
[LDAPユーザフィールド(LDAP User Fields)]

[UniqueIdentifier]

[ObjectGUID]

[Pager]

[pager]
または
[pagertelephonenumber]

[Mobile]

[mobile]
または
[mobiletelephonenumber]

[Title]

[title]

[Homephone]

[homephone]
または
[hometelephonenumber]

[OCSPrimaryUserAddress]

[msRTCSIP-primaryuseraddress]

追加情報

「関連項目」を参照してください。