Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 8.0(2)
LDAP ディレクトリの設定
LDAP ディレクトリの設定
発行日;2012/05/09 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 10MB) | フィードバック

目次

LDAP ディレクトリの設定

LDAP ディレクトリの設定値

LDAP ディレクトリの検索

LDAP ディレクトリの設定

LDAP ディレクトリの削除

関連項目

LDAP ディレクトリの設定

LDAP ディレクトリの設定は、次の関連ウィンドウで行います。

[LDAPシステムの設定(LDAP System Configuration)]

[LDAPディレクトリ(LDAP Directory)]

[LDAP認証(LDAP Authentication)]

[LDAPフィルタ(LDAP Filters)]

LDAP ディレクトリの情報を設定するには、次のトピックを参照してください。

「LDAP ディレクトリの設定値」

「LDAP ディレクトリの検索」

「LDAP ディレクトリの設定」

「LDAP ディレクトリの削除」

「関連項目」

LDAP ディレクトリの設定値

[LDAPディレクトリ(LDAP Directory)] ウィンドウでは、たとえば LDAP ディレクトリの名前、LDAP ユーザが存在する場所、データを同期する頻度など、LDAP ディレクトリに関する情報を指定します。 表 15-1 では、LDAP ディレクトリの設定値について説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。

始める前に

LDAP ディレクトリの同期化を行うには、その前に Cisco DirSync サービスをアクティブにしておく必要があります。サービスをアクティブにする方法については、『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』を参照してください。

LDAP ディレクトリの情報と LDAP 認証の設定値を変更できるのは、お客様の LDAP ディレクトリからの同期化が Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [LDAPシステムの設定(LDAP System Configuration)] ウィンドウで使用可能にされている場合だけです。

 

表 15-1 LDAP ディレクトリの設定値

フィールド
説明
[LDAPディレクトリ情報(LDAP Directory Information)]

[LDAP設定名(LDAP Configuration Name)]

LDAP ディレクトリの固有の名前を入力します(40 文字まで)。

[LDAPマネージャ識別名(LDAP Manager Distinguished Name)]

LDAP マネージャのユーザ ID を入力します(128 文字まで)。このユーザは、該当する LDAP ディレクトリへのアクセス権を持つ管理ユーザです。

[LDAPパスワード(LDAP Password)]

LDAP マネージャのパスワードを入力します(128 文字まで)。

[パスワードの確認(Confirm Password、半角英数字のみ)]

[LDAPパスワード(LDAP Password)] フィールドに入力したパスワードをもう一度入力します。

[LDAPユーザ検索ベース(LDAP User Search Base)]

すべての LDAP ユーザが存在するロケーションを入力します(256 文字まで)。このロケーションは、コンテナまたはディレクトリとして機能します。この情報は、お客様側の構成によって異なります。

[LDAPカスタムフィルタ(LDAP Custom Filter)]

このドロップダウン リストから LDAP カスタム フィルタを選択します。LDAP フィルタは、LDAP 検索の結果をフィルタリングします。フィルタに一致する LDAP ユーザは Cisco Unified Communications Manager データベースにインポートされますが、フィルタに一致しない LDAP ユーザはインポートされません。

デフォルト値は、[<なし(None)>] です。この値は、LDAP サーバ タイプに固有のデフォルトの LDAP フィルタを適用します。デフォルトの LDAP フィルタは次のとおりです。

[Microsoft Active Directory(AD)]:
(&(objectclass=user)(!(objectclass=Computer))(!(UserAccountControl:1.2.840.113556.1.4.803:=2)))

[iPlanetまたはSun One LDAPサーバ(iPlanet or Sun One LDAP Server)]:
(objectclass=inetOrgPerson)

[OpenLDAP]:
(objectclass=inetOrgPerson)

[Microsoft Active Directoryアプリケーションモード(ADAM)(Microsoft Active Directory Application Mode (ADAM))]:
(&(objectclass=user)(!(objectclass=Computer))(!(msDS-UserAccountDisabled=TRUE)))

LDAP フィルタの詳細については、「LDAP カスタム フィルタ」を参照してください。

[LDAPディレクトリ同期スケジュール(LDAP Directory Synchronization Schedule)]

[同期を一回だけ実行(Perform Sync Just Once)]

この LDAP ディレクトリに含まれているデータを Cisco Unified Communications Manager データベースのデータと 1 回だけ同期する場合は、このチェックボックスをオンにします。

[再同期の実行間隔(Perform a Re-sync Every)]

この LDAP ディレクトリに含まれているデータを Cisco Unified Communications Manager データベースのデータと定期的に同期する場合は、これらのフィールドを使用します。

左側のフィールドには、数値を入力します。ドロップダウン リスト ボックスでは、次のいずれかの値を選択します。

[時(hours)]

[日(days)]

[週(weeks)]

[月(months)]

Cisco Unified Communications Manager では、6 時間(このフィールドの最小値)ごとにディレクトリ情報を同期することができます。

(注) このフィールドがアクティブのままになるのは、[同期を一回だけ実行(Perform Sync Just Once)] チェックボックスをオフにした場合だけです。

[次の再同期時刻(Next Re-sync Time)]
(YYYY-MM-DD hh:mm)

Cisco Unified Communications Manager ディレクトリのデータをこの LDAP ディレクトリと次回に同期する時刻を指定します。時刻は 24 時間制で指定してください。たとえば、午後 1 時は 13:00 です。

[同期対象のユーザフィールド(User Fields To Be Synchronized)]
[Cisco Unified CMのユーザフィールド(Cisco Unified Communications Manager User Fields)]
[LDAPユーザフィールド(LDAP User Fields)]

[ユーザID(User ID)]

[sAMAccountName]
または
[uid]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[ミドルネーム(Middle Name)]

(ドロップダウン リスト ボックス)

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

LDAP ユーザ フィールドについては、次のいずれかの値を選択してください。

[middleName]

[initials]

[マネージャID(Manager ID)]

[manager]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[電話番号(Phone Number)]

(ドロップダウン リスト ボックス)

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

LDAP ユーザ フィールドについては、次のいずれかの値を選択してください。

[telephoneNumber]

[ipPhone]

[名(First Name)]

[givenName]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[姓(Last Name)]

[sn]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[部署名(Department)]

[department]
または
[departmentnumber]

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

[メールID(Mail ID)]

(ドロップダウン リスト ボックス)

これらのフィールドでは、左側のフィールドに指定した Cisco Unified Communications Manager データが、右側のフィールドに指定した LDAP ユーザ データと同期されます。

LDAP ユーザ フィールドについては、次のいずれかの値を選択してください。

[mail]

[sAMAccountName]

[uid]

[LDAPサーバ情報(LDAP Server Information)]

[サーバのホスト名またはIPアドレス(Host Name or IP Address for Server)]

この LDAP ディレクトリのデータが配置されているサーバのホスト名または IP アドレスを入力します。

[LDAPポート(LDAP Port)]

社内ディレクトリが LDAP 要求を受信するポートの番号を入力します。このフィールドにアクセスできるのは、エンド ユーザの LDAP 認証が使用可能になっている場合だけです。

Microsoft Active Directory および Netscape Directory のデフォルト LDAP ポートは 389 です。Secure Sockets Layer(SSL)のデフォルト LDAP ポートは 636 です。

社内ディレクトリの設定方法によって、このフィールドに入力するポート番号が決まります。たとえば、[LDAPポート(LDAP Port)] フィールドを設定する前に、LDAP サーバがグローバル カタログ サーバとして機能するかどうかや、設定で LDAP over SSL が必要かどうかを決定します。次のポート番号のいずれかを入力することを考慮してください。

LDAP サーバがグローバル カタログ サーバでない場合の LDAP ポート

389:SSL が必要でない場合 (このポート番号は、[LDAPポート(LDAP Port)] フィールドに表示されるデフォルトです)。

636:SSL が必要な場合 (このポート番号を入力する場合は、[SSLを使用(Use SSL)] チェックボックスがオンになっていることを確認してください)。

LDAP サーバがグローバル カタログ サーバである場合の LDAP ポート

3268:SSL が必要でない場合。

3269:SSL が必要な場合 (このポート番号を入力する場合は、[SSLを使用(Use SSL)] チェックボックスがオンになっていることを確認してください)。

ヒント 設定では、上記の項目に記載されたオプションとは異なるポート番号の入力が必要になる場合があります。[LDAPポート(LDAP Port)] フィールドを設定する前に、ディレクトリ サーバの管理者に問い合せて、入力する正しいポート番号を確認してください。

[SSLを使用(Use SSL)]

セキュリティのために Secure Sockets Layer(SSL)暗号化を使用するには、このチェックボックスをオンにします。

の「Security」の章に、証明書のアップロード手順についての説明があります。

[他の冗長LDAPサーバを追加(Add Another Redundant LDAP Server)]

行を追加して、この他のサーバに関する情報を入力できるようにするには、このボタンをクリックします。

Cisco Unified Communications Manager の管理に表示されるユーザ フィールドに加えて、 表 15-2 で説明する [Microsoft Active Directoryアプリケーションモード(Microsoft Active Directory Application Mode)] のユーザ フィールドも同期されます。

 

表 15-2 その他に同期される [Microsoft Active Directoryアプリケーションモード(Microsoft Active Directory Application Mode)] のユーザ フィールド

[Cisco Unified CMのユーザフィールド(Cisco Unified Communications Manager User Fields)]
[LDAPユーザフィールド(LDAP User Fields)]

[UniqueIdentifier]

[ObjectGUID]

[Pager]

[pager]
または
[pagertelephonenumber]

[Mobile]

[mobile]
または
[mobiletelephonenumber]

[Title]

[title]

[Homephone]

[homephone]
または
[hometelephonenumber]

[OCSPrimaryUserAddress]

[msRTCSIP-primaryuseraddress]

LDAP ディレクトリの検索

LDAP ディレクトリの設定を見つける手順は、次のとおりです。


) Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、ブラウザ セッションでの作業中は、LDAP ディレクトリの検索設定が保持されます。別のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合でも、検索に変更を加えたり、ブラウザを閉じたりしない限り、LDAP ディレクトリの検索設定は保持されます。


手順


ステップ 1 [システム(System)] > [LDAP] > [LDAPディレクトリ(LDAP Directory)] の順に選択します。

[LDAPディレクトリの検索と一覧表示(Find and List LDAP Directories)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 データベース内のすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認し、ステップ 3 に進んでください。

レコードをフィルタリングまたは検索する手順は、次のとおりです。

最初のドロップダウン リスト ボックスから、検索パラメータを選択します。

2 番目のドロップダウン リスト ボックスから、検索パターンを選択します。

必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。


) 検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。条件を追加すると、指定したすべての条件に一致するレコードが検索されます。条件を削除するには、[-] ボタンをクリックして最後に追加した条件を削除するか、[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして、追加したすべての検索条件を削除してください。


ステップ 3 [検索(Find)] をクリックします。

一致するすべてのレコードが表示されます。[ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスから別の値を選択して、各ページに表示する項目の数を変更できます。


) 該当するレコードの横にあるチェックボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、複数のレコードをデータベースから削除できます。[すべてを選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、この選択対象として設定可能なすべてのレコードを削除できます。


ステップ 4 レコードのリストで、表示するレコードのリンクをクリックします。


) リストのヘッダーに上矢印または下矢印がある場合、その矢印をクリックして、ソート順序を逆にします。


選択した項目がウィンドウに表示されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

LDAP ディレクトリの設定

Cisco Unified Communications Manager の管理のデータベースとのユーザ データ同期化に使用する LDAP ディレクトリの情報を追加または更新する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [システム(System)] > [LDAP] > [LDAPディレクトリ(LDAP Directory)] の順に選択します。

[LDAPディレクトリの検索と一覧表示(Find and List LDAP Directories)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 次の作業のいずれかを実行します。

LDAP ディレクトリに関する新しい情報を追加するには、対象となるディレクトリを見つけて(「LDAP ディレクトリの検索」を参照)、[新規追加(Add New)] ボタンをクリックし、ステップ 3 に進みます。

LDAP ディレクトリに関する既存の情報を更新するには、対象となるディレクトリを見つけて(「LDAP ディレクトリの検索」を参照)、ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表 15-1 を参照)。

ステップ 4 [保存(Save)] をクリックします。

新しい LDAP ディレクトリが Cisco Unified Communications Manager データベースに追加されます。または、既存のディレクトリが更新されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

LDAP ディレクトリの削除

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで LDAP ディレクトリを削除する手順は、次のとおりです。

始める前に

LDAP ディレクトリを削除すると、Cisco Unified Communications Manager はそのディレクトリに関する情報をデータベースから削除します。


) 該当する LDAP ディレクトリの横にあるチェックボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、[LDAPディレクトリの検索と一覧表示(Find and List LDAP Directories)] ウィンドウから複数の LDAP ディレクトリを削除できます。[すべてを選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、ウィンドウ内のすべての LDAP ディレクトリを削除できます。


手順


ステップ 1 「LDAP ディレクトリの検索」の手順を使用して、削除する LDAP ディレクトリを検索します。

ステップ 2 削除する LDAP ディレクトリの名前をクリックします。

選択した LDAP ディレクトリが表示されます。

ステップ 3 [削除(Delete)] をクリックします。

削除の確認を求めるメッセージが表示されます。

ステップ 4 [OK] をクリックします。

ウィンドウの表示が更新され、LDAP ディレクトリがデータベースから削除されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。