Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド リリース 8.0(2)
DHCP サーバの設定
DHCP サーバの設定
発行日;2012/05/09 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 10MB) | フィードバック

目次

DHCP サーバの設定

DHCP サーバの設定値

DHCP モニタ サービスのアクティブ化

DHCP モニタ サービスの開始

DHCP サーバの検索

DHCP サーバの設定

DHCP サーバの削除

関連項目

DHCP サーバの設定値

Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバを使用すると、お客様のデータ イーサネット ネットワークまたは音声イーサネット ネットワークに接続されている Cisco Unified IP Phone が、自身の IP アドレスと設定情報を動的に取得できるようになります。DHCP では、クラスタの内部および外部にあるホスト名を Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)を使用して解決します。

表 12-1 では、サーバの設定値について説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。

 

表 12-1 DHCP サーバの設定値

[サーバ情報(Server Information)] のフィールド
説明

[ホストサーバ(Host Server)]

使用可能なホスト サーバのドロップダウン リストから、ホスト サーバを選択します。

[プライマリDNS IPv4アドレス(Primary DNS IPv4 Address)]

このフィールドには、プライマリ DNS の IPv4 アドレスを指定します。

[セカンダリDNS IPv4アドレス(Secondary DNS IPv4 Address)]

このフィールドには、セカンダリ DNS の IPv4 アドレスを指定します。

[プライマリTFTPサーバIPv4アドレス(Primary TFTP Server IPv4 Address、オプション150)]

DHCP のカスタム オプション 150 を使用すると、IP Phone が Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバにアクセスできるようになります。シスコでは、この方法をお勧めします。

このフィールドには、プライマリ Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバの IPv4 アドレスを指定します。

[セカンダリTFTPサーバIPv4アドレス(Secondary TFTP Server IPv4 Address、オプション150)]

このフィールドには、セカンダリ TFTP サーバの IPv4 アドレスを指定します。

[ブートストラップサーバIPv4アドレス(Bootstrap Server IPv4 Address)]

このフィールドには、ブートストラップ プロセスの次のステップで使用されるサーバのアドレスを指定します。このフィールドは、TFTP サーバの IPv4 アドレスとして使用することができます。また、次のブートストラップ サービスを DHCP サーバが提供する場合は、DHCP サーバ アドレスのデフォルト値として使用することもできます。

[ドメイン名(Domain Name)]

[ドメイン名(Domain Name)] には、ドメイン ネーム システムを通じてホスト名を解決するときに使用するドメイン名を指定します。

[TFTPサーバ名(TFTP Server Name、オプション66)]

DHCP オプション 66 を使用すると、IP Phone が TFTP サーバにアクセスできるようになります。

このフィールドは、TFTP サーバを指定するために使用します。このパラメータに設定できるのは、DNS 名またはドット付き 10 進 IP アドレス 1 つだけです。

[ARPキャッシュタイムアウト(ARP Cache Timeout、秒)]

このフィールドには、ARP キャッシュ エントリのタイムアウトを秒単位で指定します。期間を 32 ビットの符号なし整数で指定します。Cisco Network Registrar(CNR)DHCP サーバでは、デフォルトで 60 秒が指定されています。

[IPアドレスリースタイム(IP Address Lease Time、秒)]

DHCP サーバは、このフィールドにある情報を使用してオファーのリース期間を指定します。期間を秒単位の 32 ビット符号なし整数で指定します。CNR DHCP サーバでは、デフォルトで 7 日間(604,800 秒)が指定されています。

[リニューアル(T1)タイム(Renewal(T1) Time、秒)]

このフィールドには、アドレス割り当ての時点から、クライアントが RENEWING 状態に遷移するまでの時間間隔を指定します。通常、このフィールドは IP アドレス リース タイムの値の半分に設定します。たとえば、IP アドレス リース タイムが通常の 60,000 秒に設定されている場合は、リニューアル タイムを 30,000 秒に設定します。

[再バインディング(T2)タイム(Rebinding(T2) Time、秒)]

このフィールドには、アドレス割り当ての時点から、クライアントが REBUILDING 状態に遷移するまでの時間間隔を指定します。値を秒単位の 32 ビット符号なし整数で指定します。通常、このフィールドは IP アドレス リース タイムの値の約 75% に設定します。たとえば、IP アドレス リース タイムが 60,000 秒に設定されている場合は、一般的に再バインディング タイムを 45,000 秒程度に設定します。Windows では、IP アドレス リース タイムの値の 85% が標準です。

DHCP モニタ サービスのアクティブ化

DHCP モニタ プロセスをアクティブまたは非アクティブにするには、Cisco Unified Communications Manager のサービスアビリティのウィンドウを使用します。サービスをアクティブにする手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Cisco Unified サービスアビリティで、[Tools] > [Service Activation] の順に選択します。

[Service Activation] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Servers]ドロップダウン リスト ボックスから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択し、[Go] をクリックします。

ステップ 3 [CM Services] リストから [Cisco DHCP Monitor Service] を選択し、[Save] をクリックします。


) サービスがすでにアクティブになっている場合は、[Activation Status] が「Activated」と表示されます。


ステップ 4 サービスがアクティブになり、[Activation Status] 列にステータスが [Activated] と表示されます。


 


) DHCP モニタ サービスは、アクティブになると自動的に開始されます。サービスを停止、開始、または再起動するには、「DHCP モニタ サービスの開始」を参照してください。


追加情報

「関連項目」を参照してください。

DHCP モニタ サービスの開始

DHCP モニタ サービスは、Cisco Unified サービスアビリティを使用してアクティブになると自動的に開始されます。この項では、DHCP サービスを停止または再起動する手順について説明します。

手順


ステップ 1 Cisco Unified サービスアビリティで、[Tools] > [Control Center - Feature Services] の順に選択します。

[Control Center - Feature Services] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Servers]ドロップダウン リスト ボックスから Cisco Unified Communications Manager サーバを選択し、[Go] をクリックします。

[Cisco DHCP Monitor Service] が、[Unified CM Services] のリストの [Service Name] 列の下に表示されます。


) Cisco DHCP モニタ サービスを「DHCP モニタ サービスのアクティブ化」に従ってアクティブにした場合は、[Activation Status] が「Activated」と表示されています。


ステップ 3 Cisco DHCP モニタ サービスのオプション ボタンをオンにします。

ステップ 4 Cisco DHCP モニタ サービスを再起動する場合は、[Restart] をクリックします。

サービスが再起動し、「Service Restarted Successfully」というメッセージが表示されます。

ステップ 5 Cisco DHCP モニタ サービスを停止する場合は、[Stop] をクリックします。

サービスが停止し、「Service Stopped Successfully」というメッセージが表示されます。

ステップ 6 停止した Cisco DHCP モニタ サービスを開始する場合は、[Start] をクリックします。

サービスが開始され、「Cisco DHCP Monitor Service Restarted Successfully」というメッセージが表示されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

DHCP サーバの検索

ネットワーク内にはいくつかのサーバが存在する場合があります。Cisco Unified Communications Manager では、条件を指定して、特定の DHCP サーバを見つけることができます。サーバを見つける手順は、次のとおりです。


) ブラウザ セッションでの作業中は、検索/リストの検索設定がクライアント マシンの cookie に保存されます。他のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合や、ブラウザを閉じてから再び新しくブラウザ ウィンドウを開いた場合でも、検索に変更を加えない限り、Cisco Unified Communications Manager の検索設定は保持されます。


手順


ステップ 1 [システム(System)] > [DHCP] > [DHCPサーバ(DHCP Server)] の順に選択します。

[DHCP サーバの検索と一覧表示(Find and List DHCP Servers)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 データベース内のすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認し、ステップ 3 に進んでください。

レコードをフィルタリングまたは検索する手順は、次のとおりです。

最初のドロップダウン リスト ボックスから、検索パラメータを選択します。

2 番目のドロップダウン リスト ボックスから、検索パターンを選択します。

必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。


) 検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。条件を追加すると、指定したすべての条件に一致するレコードが検索されます。条件を削除するには、[-] ボタンをクリックして最後に追加した条件を削除するか、[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして、追加したすべての検索条件を削除してください。


ステップ 3 [検索(Find)] をクリックします。

すべてのレコード、または一致したレコードが表示されます。[ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスから別の値を選択して、各ページに表示する項目の数を変更できます。


) 該当するレコードの横にあるチェックボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、複数のレコードをデータベースから削除できます。[すべてを選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、この選択対象として設定可能なすべてのレコードを削除できます。


ステップ 4 レコードのリストで、表示するレコードのリンクをクリックします。


) リストのヘッダーに上矢印または下矢印がある場合、その矢印をクリックして、ソート順序を逆にします。


選択した項目がウィンドウに表示されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

DHCP サーバの設定

Cisco Unified Communications Manager データベースに DHCP サーバ アドレスを追加、コピー、および更新する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [システム(System)] > [DHCP] > [DHCPサーバ(DHCP Server)] の順に選択します。

ステップ 2 次の作業のいずれかを実行します。

DHCP サーバを追加するには、[新規追加(Add New)] をクリックします。

サーバを更新するには、「DHCP サーバの検索」の手順を使用してサーバを検索します。

サーバをコピーするには、「DHCP サーバの検索」の手順を使用してサーバを検索し、DHCP サーバ名の横にあるチェックボックスをオンにしてサーバを選択し、[コピー(Copy)] アイコンをクリックします。

[DHCPサーバの設定(DHCP Server Configuration)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表 12-1 を参照)。

ステップ 4 ウィンドウ左上のツールバーに表示されている [保存(Save)] アイコンをクリックして(または、ウィンドウの一番下に表示されている [保存(Save)] ボタンをクリックして)、データを保存し、サーバをデータベースに追加します。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

DHCP サーバの削除

Cisco Unified Communications Manager データベースから DHCP サーバを削除する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 「DHCP サーバの検索」の手順を使用して、DHCP サーバを検索します。

ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除する DHCP サーバを選択します。

ステップ 3 ウィンドウ左上のツールバーに表示されている [選択項目の削除(Delete Selected)] アイコンをクリックして(または、ウィンドウの一番下に表示されている [選択項目の削除(Delete Selected)] ボタンをクリックして)、サーバを削除します。

Cisco Unified Communications Manager は、サーバが使用中でない場合、そのサーバを削除します。サーバが使用中である場合は、エラー メッセージが表示されます。


) 該当するサーバの横にあるチェックボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、[DHCPサーバの検索と一覧表示(Find and List DHCP Servers)] ウィンドウから複数のホスト サーバを削除できます。[すべてを選択(Select All)] をクリックして [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、ウィンドウ内のすべてのサーバを削除できます。



 

追加情報

「関連項目」を参照してください。