Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド リリース 8.0(2)
設定のインポート
設定のインポート
発行日;2012/05/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

設定のインポート

ログ ファイル

依存関係にあるエンティティの段階的なインポート

インポートまたはエクスポートでサポートされない項目

上書き更新

Cisco Unified CallManager 4.x リリースからのアップグレード

関連項目

設定のインポート

[一括管理(Bulk Administration)] メニューを使用して Cisco Unified Communications Manager に設定データをインポートする手順は、次のとおりです。


) インポート .csv ファイルに IPMA に固有のテンプレートがある場合は、インポート トランザクションを実行する前に、ターゲット サーバで IPMA ウィザードを実行してください。



ヒント 既存のエンタープライズ パラメータやサービス パラメータは、インポート/エクスポートを使用しないと更新できません。パラメータの一部がデータベースで見つからない場合は、パラメータのインポートが失敗します。エンタープライズ パラメータまたはサービス パラメータを正しくインポートするには、インポートを実行している [Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] の [エンタープライズパラメータ(Enterprise Parameter)] ウィンドウまたは [サービスパラメータ(Service Parameter)] ウィンドウで、パラメータを更新する必要があります。更新するには、[Cisco Unified CMの管理(Cisco Unified Communications Manager Administration)] の [エンタープライズパラメータ(Enterprise Parameter)] ウィンドウまたは [サービスパラメータ(Service Parameter)] ウィンドウで、インポートを実行する前に、何も変更しないで [保存(Save)] をクリックします。

手順


ステップ 1 [一括管理(Bulk Administration)] > [インポート/エクスポート(Import/Export)] > [インポート(Import)] の順に選択します。

[設定ツールのインポート(Config Tool Import Configuration)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [ファイル名(File Name)] フィールドで .tar ファイル名を選択し、[次へ(Next)] をクリックします。


) [ファイル名(File Name)] ドロップダウン リスト ボックスに、アップロードした .tar ファイルがすべて表示されます。.tar ファイルのアップロードについては、「ファイルのアップロード」を参照してください。


ステップ 3 [インポート設定(Import Configuration)] セクションに、.tar ファイルのすべてのコンポーネントが表示されます。インポートするオプションに対応するチェックボックスをオンにします。

ステップ 4 項目が存在する場合にその項目が BPS によって更新され、存在しない場合に挿入されるようにするには、[既存の設定の上書き(Override the existing configuration)] チェックボックスをオンにします。既存の設定の上書きは、オプションです。


) ファイルに変更を加えた場合は、更新中にファイル名とファイル形式を変更しないでください。


ステップ 5 [すべてを選択(Select All)] をクリックすると、すべてのオプションを一度に選択でき、[すべてをクリア(Clear All)] をクリックするとすべての選択を解除できます。

ステップ 6 対応するオプション ボタンを選択して、ジョブをすぐに実行するか、後で実行するかを選択します。

ステップ 7 [送信(Submit)] をクリックして、選択したデータをインポートするジョブを作成します。

[ステータス(Status)] セクションのメッセージで、ジョブが正常に送信されたことが示されます。

ステップ 8 このジョブのスケジュールやアクティブ化を行うには、[一括管理(Bulk Administration)] メイン メニューの [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] オプションを使用します。


) job-run が失敗した場合、修正した同じ tar ファイルを実行すると上書きできます。



) Cisco Unified Communications Manager サーバを作成すると、バックグラウンドでデータベース トリガーが実行され、Conference Bridge(CFB; 会議ブリッジ)や Media Termination point(MTP; メディア ターミネーション ポイント)などのエンティティが自動的に作成されます。これらのエンティティには、CFB_1 や MTP_1 などの名前が付いています。
ユーザがこの情報を TAR ファイルにインポートし、別の Cisco Unified Communications Manager サーバにインポートすると、CFB や MTP などの項目が作成されます。別の Cisco Unified Communications Manager サーバでの名前は、インポート前と同じであることも、違う名前になることもあります。



 

ログ ファイル

1 つのインポート トランザクションで複数のログ ファイルが作成されます。トランザクション全体に関して 1 つ、インポートするために選択した各項目に 1 つずつ、ログ ファイルが作成されます。ログ ファイル名の先頭に項目名が追加されるため、ログの識別は容易です。トランザクション全体を示すログの場合は、前にジョブ ID が付加されます。

これらのファイルには、[ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] ページからアクセスできます。

依存関係にあるエンティティの段階的なインポート

Cisco Unified Communications Manager の一部のエンティティは互いに依存しており、一方をインポートしなければ他方をインポートできません。[インポート/エクスポート(Import/Export)] では、そのようなエンティティのインポート プロセスを 2 段階の手順で実行します。

1. 補助エンティティの値をブランクにして、優先度が高いほうのエンティティを最初にインポートします。


) これは、補助エンティティの値が最初の時点で利用できないためです。


2. .tar 内のすべてのエンティティをインポートした後に、[インポート/エクスポート(Import/Export)] では補助エンティティの値で優先度が高いほうのエンティティを更新し、インポート プロセスを完了します。


) 補助エンティティの値は、次の段階で利用可能になります。


依存関係にあるエンティティの段階的なインポート方法については、次の例を参考にしてください。

デバイス プールおよびメディア リソース グループ リスト(MRGL):デバイス プール(優先度が高いほうのエンティティ)は、最初に MRGL(補助エンティティ)をブランクの値にしてインポートされます。これは MRGL の値がその時点で利用できないためです。.tar ファイル内のすべてのエンティティをインポートした後に、[インポート/エクスポート(Import/Export)] ではデバイス プールを更新し、MRGL のブランクの値を正しい値で置き換えて、インポート プロセスを完了します。

依存関係があり、段階的にインポートする必要のあるエンティティは次のとおりです。

デバイス プールおよびMRGL

デバイス プールおよびルート グループ

パーティションおよびタイム スケジュール

アプリケーション ユーザおよびユーザ グループ

ライセンス

サンプル レコード

devicepool.csv

DEVICE POOL NAME,CISCO UNIFIED CALLMANAGER GROUP,DATE/TIME GROUP,REGION,SRST REFERENCE,CALLING SEARCH SPACE FOR AUTO-REGISTRATION,AAR CALLING SEARCH SPACE,DEVICE MOBILITY CALLING SEARCH SPACE,MEDIA RESOURCE GROUP LIST,LOCATION,NETWORK LOCALE,CONNECTION MONITOR DURATION,DEVICE MOBILITY GROUP,AAR GROUP,REVERTED CALL FOCUS PRIORITY,LOCAL ROUTE GROUP,CALLING PARTY TRANSFORMATION CSS,CALLED PARTY TRANSFORMATION CSS,INCOMING CALLING PARTY NATIONAL NUMBER PREFIX,INCOMING CALLING PARTY INTERNATIONAL NUMBER PREFIX,INCOMING CALLING PARTY UNKNOWN NUMBER PREFIX,INCOMING CALLING PARTY SUBSCRIBER NUMBER PREFIX,PHYSICAL LOCATION

Branch_0000,CMG 1 Phones,Central,region_0001,Disable,NULL,NULL,NULL,Intrn_MRGL-1_Volkswagen Intn.,NULL,,-1,NULL,NULL,Default,NULL,NULL,NULL,Default,Default,Default,Default,NULL

mediaresourcegrouplist.csv

 

NAME,MEDIA RESOURCE GROUP 1,SORT ORDER 1

Intrn_MRGL-1_Volkswagen Intn.,,


) [インポート/エクスポート(Import/Export)] では、依存関係にあるエンティティをインポートすると、2 つのログ ファイルが生成されることに注意してください。最初のログ ファイルは、最初のエンティティの挿入ステータスを示しています。もう一方は、最初のエンティティが補助エンティティの値で正常に更新されたかどうかを示しています。


インポートまたはエクスポートでサポートされない項目

次の項目はインポートまたはエクスポートでサポートされません。

ダイヤルプランインストーラ

ルートプランレポート

MOHオーディオソース

固定MOHオーディオソース

MOHオーディオファイル

Ciscoボイスメールポートウィザード

ファームウェアロード情報

ライセンス

アナウンス

上書き更新

[インポート/エクスポート(Import/Export)] は、Cisco Unified Communications Manager データベースの次のエンティティの挿入の機能はサポートしていません。これらのエンティティは、上書き更新のみです。

[Cisco Unified CM]

[LDAPシステム(LDAP System)]

[エンタープライズパラメータ(Enterprise Parameters)]

[サービスパラメータ(Service Parameter)]

[モビリティの設定(Mobility Configuration)]

[アナンシエータ(Annunciator)]/[MOHサーバ(MOH Server)]:Cisco Unified Communications Manager サーバが作成されると、データベース トリガーによって MOH サーバやアナンシエータなどのエンティティが作成されます。この情報を TAR ファイルにエクスポートし、別の Cisco Unified Communications Manager サーバにインポートすると、システム トリガーによって MOH サーバやアナンシエータなどのエンティティが作成されます。[インポート/エクスポート(Import/Export)] では、既存の MOH サーバとサーバとのアソシエーション、または既存のアナンシエータとサーバとのアソシエーションの更新だけがサポートされます。インポートする前に、CSV ファイルに有効なアソシエーションが確実に含まれるように TAR ファイルを編集できます。先にサーバをインポートしてから、作成されるアソシエーションに基づいて CSV ファイルを編集し、上書きでインポートすることをお勧めします。

[デバイスのデフォルト(Device Defaults)]

[クレデンシャルポリシーのデフォルト(Credential Policy Default)]

[証明書(Certificate)]:新しい証明書は Cisco Unified Communications Manager の管理ページで作成または更新できないため、[インポート/エクスポート(Import/Export)] では既存の証明書の更新だけがサポートされます。証明書の [キャッシュの有効期間(Duration in Cache)] パラメータだけを更新できます。

Cisco Unified CallManager 4.x リリースからのアップグレード

Cisco Unified CallManager 4.x リリースからアップグレ[ドした後でエンティティをインポートするときは、次の点に注意してください。

BAT では、同じバージョンの Cisco Unified Communications Manager 間でのインポートおよびエクスポートだけがサポートされます。Cisco Unified CallManager 4.x リリースからアップグレードした後は、ソース サーバとターゲット サーバの両方で Cisco Unified Communications Manager のバージョンが同じであることを確認してください。

アップグレードの前にソース サーバで実行していた以前の Cisco Unified CallManager 4.x バージョンでは適切なアプリケーション ユーザに関連付けられていたユーザ グループの一部が、ターゲット サーバで実行している Cisco Unified Communications Manager のバージョンに適切ではない場合があります。そのようなユーザ グループのインポート トランザクションは失敗します。