Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド リリース 8.0(2)
ユーザの追加
ユーザの追加
発行日;2012/05/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

ユーザの追加

ユーザの追加

BAT スプレッドシートを使用したユーザ用 CSV データ ファイルの作成

関連項目

ユーザの追加

Cisco Unified Communications Manager 一括管理(BAT)を使用すると、Cisco Unified Communications Manager データベースで新しいユーザのグループを追加し、ユーザを電話機や他の IP テレフォニー デバイスに関連付けることができます。


) 社内ディレクトリを使用しており、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)同期が有効である(Cisco Unified Communications Manager の管理ページで [システム(System)] > [LDAP] > [LDAPシステム(LDAP System)] の順に選択)場合は、BAT を使用してパスワードをリセットしたり、ユーザを挿入/更新または削除したりすることはできません。LDAP の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 7.0』を参照してください。


この章では、ユーザの一括処理について説明します。

次のトピックでは、ユーザ レコードを管理する方法について説明します。また、電話機とユーザ、または CTI ポートとユーザ レコードなどの、Cisco Unified Communications Manager LDAP データベース内のユーザの組み合せを一括管理する方法について説明します。

「ユーザの追加」

「ユーザ レコードのエクスポート」

「ユーザ レポートの生成」

ユーザの追加

複数のユーザを Cisco Unified Communications Manager データベースに一括して追加する手順は、次のとおりです。

1. カンマ区切り値(CSV)データ ファイルを作成して、追加するユーザごとに個々の値を定義します。

詳細については、「BAT スプレッドシートを使用したユーザ用 CSV データ ファイルの作成」を参照してください。

ユーザ用のテキストベース CSV データ ファイルの作成方法については、「ユーザ用のテキストベース CSV ファイルの作成」を参照してください。

2. BAT を使用して、Cisco Unified Communications Manager データベースにユーザを挿入します。詳細については、「Cisco Unified Communications Manager へのユーザの挿入」を参照してください。


) 追加するユーザに Cisco IP SoftPhone などの CTI ポートを必要とするアプリケーションがある場合、BAT を使用して CTI ポートを既存のユーザに関連付けられます。


追加情報

「関連項目」を参照してください。

BAT スプレッドシートを使用したユーザ用 CSV データ ファイルの作成

Cisco Unified Communications Manager データベースに新しいユーザを追加するために詳細を BAT スプレッドシートに記述した後、それを CSV データ ファイルに変換できます。

BAT スプレッドシートのインストール方法と使用方法については、「BAT スプレッドシートをデータ収集に使用する方法」を参照してください。

新しいユーザを一括して追加するための CSV データ ファイルを作成する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 BAT スプレッドシートを開くには、 BAT.xlt ファイルを検索し、それをダブルクリックします。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら、[マクロを有効にする] ボタンをクリックして、スプレッドシート機能を使用します。

ステップ 3 ユーザを追加するには、スプレッドシートの下部にある [Users] タブをクリックします。

ステップ 4 すべての必須フィールド、および該当するオプションフィールドに値を入力します。各カラムの見出しは、フィールドの長さ、およびそのフィールドが必須かオプションかを指定しています。

各行に、 表 15-1 で説明されている情報を指定します。ユーザが複数のデバイスを持つ場合、デバイス名フィールドは各デバイスに 1 つずつ設定します。

 

表 15-1 ユーザ追加用の BAT スプレッドシート内のフィールドの説明

フィールド
説明

[First Name]

電話機ユーザの名を 64 文字以内で入力します。

[Middle Name]

電話機ユーザのミドルネームを 64 文字以内で入力します。

[Last Name]

電話機ユーザの姓を 1 ~ 64 文字で入力します。

[User ID]

電話機ユーザのユーザ ID を 1 ~ 128 文字で入力します。

[Password]

Cisco IP Phone 設定ウィンドウへのアクセス時にユーザが使用するパスワードを 128 文字以内で入力します。

パスワードは、CSV データ ファイルに指定する必要があります。または、ユーザ テンプレートを追加するときに BAT ユーザ インターフェイスを使用して指定する必要があります。ユーザまたはユーザのグループごとに個別のパスワードを適用する場合は、CSV データ ファイルでパスワード情報を指定してください。すべてのユーザにデフォルトのパスワードを使用する場合は、BAT 内でユーザを挿入するときにデフォルトのパスワードを設定します。

[Manager User ID]

電話機ユーザのマネージャのユーザ ID を 128 文字以内で入力します。

[Department]

電話機ユーザの所属部門番号を 64 文字以内で入力します。

[PIN]

エクステンション モビリティで使用される Personal Identification Number(PIN; 個人識別番号)を 128 桁以内の数値で入力します。

PIN は、CSV データ ファイルに指定する必要があります。または、ユーザ テンプレートを追加するときに BAT ユーザ インターフェイスを使用して入力する必要があります。ユーザまたはユーザのグループごとに個別の PIN を適用する場合は、CSV データ ファイルで PIN を指定します。すべてのユーザが使用できるデフォルト PIN を使用するには、BAT にユーザを挿入するときにデフォルト PIN を指定します。

[Default Profile]

このユーザとデバイス用のユーザ デバイス プロファイルを、50 文字以内で入力します。ユーザ デバイス プロファイルは、BAT に表示される Cisco Unified Communications Manager の管理ページ内の既存の UDP のリストから選択できます。

[User Locale]

このユーザに関連付ける言語と国/地域を 50 文字以内で入力します。この選択内容によって、言語やフォントを含むロケール属性のどれをこのユーザに適用するか、および Cisco Unified Communications Manager のユーザ ウィンドウと電話機をどの言語で表示するかが決まります。

[Controlled Device 1]

このユーザに関連付ける電話機またはデバイスの名前を 50 文字以内で入力します。

(注) スプレッドシートの右端の [Number of Controlled Devices] フィールドをゼロより大きい数に設定すると、[Controlled Device] フィールドが表示されます。

[Telephone Number]

電話機のプライマリ内線(通常は回線 1)の電話番号を 64 桁以内の数値で入力します。

[Primary Extension]

このフィールドは、ユーザが追加され、ユーザのプライマリ データベース番号が設定された後に表示されます。デバイスをユーザに割り当てる場合は、プライマリ回線を選択しません。ユーザは、電話機に複数の回線を接続できます。

[Associated PC]

このフィールドは、Cisco SoftPhone および Cisco Unified Communications Manager Attendant Console のユーザに必須のフィールドであり、ユーザが追加されると表示されます。

[IPCC Extension]

ドロップダウン リスト ボックスから、このエンドユーザの ICD 内線を選択します。

[Mail ID]

エンド ユーザの電子メール アドレスを 255 文字以内で入力します。

[Controlled Device 2]

このユーザに関連付ける追加の電話機の名前を 50 文字以内で入力します。

(注) スプレッドシートの右端の [Number of Controlled Devices] フィールドをゼロより大きい数に設定すると、[Controlled Device] フィールドが表示されます。

(注) まず、[Controlled Device 1] フィールドに値を入力してから Controlled Device エントリを追加する必要があります。

[Presence Group]

データベース番号、プレゼンス エンティティのステータスを監視するプレゼンス グループを入力します。

プレゼンス機能については、『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド』を参照してください。

[SUBSCRIBE Calling Search Space]

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定したすべてのコーリング サーチ スペースが、[SUBSCRIBEコーリングサーチスペース(SUBSCRIBE Calling Search Space)] ドロップダウン リスト ボックスに表示されます。

[SUBSCRIBEコーリングサーチスペース(SUBSCRIBE Calling Search Space)] は、エンドユーザからのプレゼンス登録要求を Cisco Unified Communications Manager がルーティングする方法を決定します。特にこの目的のためにコーリング サーチ スペースを設定するには、他のすべてのコーリングサーチ スペースと同様にコーリング サーチ スペースを設定します([コールルーティング(Call Routing)] > [コントロールのクラス(Class Control)] > [コーリングサーチスペース(Calling Search Space)])。

コーリングサーチ スペースの設定方法については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

[Digest Credentials]

SIP を実行している電話機にダイジェスト認証を設定すると、電話機が Cisco Unified Communications Manager に SIP 要求を送信するたびに、Cisco Unified Communications Manager が電話機の身元を確認します。このフィールドに入力されたダイジェスト信用証明書は、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウでダイジェスト ユーザを選択したときに、電話機に関連付けられます。

最大で 128 文字の英数字による文字列を入力します。

ダイジェスト認証の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager セキュリティ ガイド』を参照してください。

[User Group]

ユーザが属するユーザ グループを入力します。

(注) スプレッドシートの右端の [Number of User Groups] フィールドをゼロより大きい数に設定すると、[User Group] フィールドが表示されます。

ステップ 5 新しいユーザに関連付ける追加のデバイス名を入力するには、[Number of Controlled Devices] テキストボックスに値を入力します。


) CTI ポート、ATA ポート、および H.323 クライアントなど、すべてのデバイスをユーザに関連付けることができます。


ステップ 6 [Export to BAT Format] をクリックして BAT Excel スプレッドシートから CSV 形式のデータ ファイルにデータを転送します。

このファイルは C:¥XLSDataFiles に保存されます。または、[Browse] を使用してファイルを別の既存フォルダに保存できます。ファイル名は次のとおりです。

<tabname>-<timestamp>.txt

ここで、<tabname> は、作成した入力ファイルのタイプ(たとえば、phones)を表し、<timestamp> は、ファイルが作成された正確な日時を表します。


) いずれかのフィールドにカンマを入力した場合、BAT.xlt を使用して BAT 形式にエクスポートするときに、そのフィールド エントリは二重引用符で囲まれます。

スプレッドシートにブランク行を入力すると、その空の行はファイルの終わりとして扱われます。ブランク行の後に入力されたデータは、BAT 形式には変換されません。


CSV データ ファイルを Cisco Unified Communications Manager データベース サーバの最初のノードにアップロードして、BAT がデータ ファイルにアクセスできるようにする必要があります。詳細については、「ファイルのアップロードとダウンロード」を参照してください。


 


) エクスポートされた CSV データ ファイルを読み取る方法については、BAT 内の [ユーザの挿入(Insert Users Configuration)] ウィンドウで、[サンプルファイルの表示(View Sample File)] へのリンクをクリックしてください。


追加情報

「関連項目」を参照してください。