Cisco Unified CallManager システム ガイド Release 5.0(2)
電話番号の概要
電話番号の概要
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

電話番号の概要

電話番号の特性

共有回線の表示

電話番号の管理

電話番号の機能

1 つの電話番号による複数コールの発信および受信

転送および会議の動作

直接転送および参加の動作

電話番号の検索

依存関係レコード

電話番号の設定チェックリスト

参考情報

電話番号の概要

Cisco Unified CallManager の管理ページで[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウを使用すると、電話機に割り当てられた電話番号(回線)を設定、および変更できます。ただし、電話番号(DN)が常にデバイスに関連付けられているわけではないことに留意してください(「電話番号の管理」を参照)。

この章の構成は、次のとおりです。

「電話番号の特性」

「共有回線の表示」

「電話番号の管理」

「電話番号の機能」

「1 つの電話番号による複数コールの発信および受信」

「電話番号の検索」

「依存関係レコード」

「電話番号の設定チェックリスト」

「参考情報」

電話番号の特性

クラスタ内のデバイスの 1 回線には、デバイスを制限要素として最大 200 コールを設定できます。1 つの回線に多数のコール数を設定すると、別の回線で使用できるコール数が減ります。複数コール表示(Cisco Unified IP Phone モデル 7960 など)をサポートする Cisco Unified IP Phone は、1 DN 当たり最大 200 コールをサポートします。複数コール非表示デバイス(Cisco Unified IP Phone モデル 7905 など)は、1 DN 当たり 2 コールをサポートします。

Cisco Unified IP Phone は各回線について、次の情報を表示します。

一意のコール識別子(1 ~ 200)。この識別子は、共有回線を表示するすべての複数コール表示デバイス間で一貫性を維持します。

コール選択ステータス。現在選択されているコールの状態を示すアイコンです。

発信側または着信側などのコール情報。

接続されている状態または保留などのコール状態のアイコン。

コールの時間。

設定情報については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「電話番号の設定」 の項を参照してください。

ユーザ/電話機の追加と電話番号

[エンドユーザ、電話、DN、および LA の設定(End User, Phone, DN, and LA Configuration)]ウィンドウを使用すると、新しいエンド ユーザとその新しいエンド ユーザに関連付けられている新しい電話機を一度に追加できます。同じウィンドウを使用して、新しいエンド ユーザの電話番号(既存または新規)および回線表示を関連付けることができます。[エンドユーザ、電話、DN、および LA の設定(End User, Phone, DN, and LA Configuration)]ウィンドウにアクセスするには、 [ユーザ管理] >[ユーザ/電話の追加] メニュー オプションを選択します。設定の詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「ユーザ/電話機の追加の設定」 を参照してください。


) [エンド ユーザ、電話、DN、および LA の設定(End User, Phone, DN, and LA Configuration)]ウィンドウでは、新しいエンド ユーザと新しい電話機の追加だけができます。既存のエンド ユーザまたは既存の電話機を入力することはできません。


共有回線の表示

共有回線表示を使用して、1 つ以上の回線をセットアップできます。Cisco Unified CallManager システムでは、電話番号が同じパーティション内の複数のデバイスに表示される場合、その電話番号は共有回線であると見なされます。たとえば、電話機 A の電話番号 9600 が Dallas というパーティションにあり、電話機 B の電話番号 9600 が Texas というパーティションにある場合、その電話番号は共有回線の表示を表していません(電話機 A と電話機 B の電話番号 9600 を、必ず Dallas などの同一のパーティションに置いてください)。

たとえば、共有の回線表示では、ある電話番号が、マネージャの電話機の回線 1、およびアシスタントの電話機の回線 2 に表示されるように、共有回線をセットアップできます。共有回線のもう一つの例としては、単一の着信番号 800 をオフィス内のどの販売員の電話機にも回線 2 として表示されるように設定することがあります。電話番号の更新を選択し、電話番号を共有するすべてのデバイスにアップデートを適用することもできます。

Cisco Unified CallManager で共有回線の表示を使用する場合のヒントおよび制約事項を以下に示します。

共有回線のヒント

共有回線を設定するときは、次のヒントを参考にしてください。

共有回線の表示を作成する場合は、異なるデバイス上に同じ電話番号とルート パーティションを割り当てる。

1 つの回線が複数のデバイスで共有される場合、Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウで、それぞれのデバイス名が電話番号の[デバイスの関連付け(Associated Devices)]ペインに表示される。

共有回線を使用する任意のデバイスで、コーリング サーチ スペース、または コール転送、およびコール ピックアップの設定値を変更すると、その変更は、その共有回線を使用するすべてのデバイスに適用される。

デバイスで共有回線の表示を停止するには、その回線の電話番号またはパーティション番号を変更し、Cisco Unified CallManager の管理ページ内の[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウで電話番号を更新する。

共有回線の表示の場合、[デバイスから削除]は、現在のデバイスの電話番号だけを削除し、他のデバイスには影響を与えない。

共有回線を表示するデバイスのほとんどが、同時に新しいコールを発信または受信し、保留中のコールを再開できる。回線を共有するすべてのデバイスで着信コールが表示され、誰でもコールに応答できます。1 つのデバイス上で、一度に 1 つだけのコールがアクティブのまま残ります。制約事項については、「共有回線の制約事項」を参照してください。


) Cisco SIP IP Phone のモデル 7905、7912、7940、および 7960 では、リモートで使用中のコールは表示されず、リモート再開ができません(共有されている保留中の回線をピックアップできません)。このような Cisco SIP Phone は、Barge、cBarge、プライバシーなどの共有回線機能をサポートしていません。


コール情報(発信側または受信側)は、回線を共有するすべてのデバイスに表示される。デバイスの 1 つでプライバシー機能がオンにされている場合、そのデバイスからの発信コールは回線を共有するその他のデバイスには認識されません。ただし、共有回線への着信コールはすべてのデバイスで引き続き認識されます。

共有回線を表示するデバイスは、単独の転送トランザクションを開始できる。

共有回線を表示するデバイスは、単独の会議トランザクションを開始できる。

共有回線を表示するデバイスは、[ビジー トリガー(Busy Trigger)]および[コール最大数
(Maximum Number of Calls)]設定値をサポートする。回線表示ごとに[ビジー トリガー(Busy Trigger)]を設定できますが、最大値は、その電話番号の最大コール数の設定値となります。

次の例で、同一の共有回線を表示し、電話番号が 2000 の 3 つの Cisco Unified IP Phone が、[ビジー トリガー(Busy Trigger)]および[コール最大数(Maximum Number of Calls)]設定値を使用したケースについて説明します。この例では、2 つのコールが発生すると想定します。デバイスに対して次の値が設定されているとします。

Cisco Unified IP Phone 1:最大コール値を 1、ビジー トリガー値を 1 に設定

Cisco Unified IP Phone 2:最大コール値を 1、ビジー トリガー値を 1 に設定

Cisco Unified IP Phone 3:最大コール値を 2、ビジー トリガー値を 2 に設定

最初のコールで Cisco Unified IP Phone のユーザ 1 が電話番号 2000 をダイヤルすると、3 つすべてのデバイスの呼び出し音が鳴ります。Cisco Unified IP Phone 3 のユーザが電話に出ると、Cisco Unified IP Phone 1 と 2 はリモートで使用している状態になります。Cisco Unified IP Phone 3 のユーザがコールを保留にすると、ユーザは Cisco Unified IP Phone 1 または Cisco Unified IP Phone 2 でそのコールに応答することができます。ユーザ 2 が第 2 のコールで電話番号 2000 をダイヤルすると、Cisco Unified IP Phone 2 と Cisco Unified IP Phone 3 の呼び出し音だけが鳴ります。

次の例では、同一の回線表示を共有し、電話番号が 2000 の H.323 クライアント、MGCP POTS Phone、および Cisco Unified IP Phone が、[ビジー トリガー(Busy Trigger)]および コール最大数(Maximum Number of Calls)]設定を使用したケースについて説明します。この例では、2 つのコールが発生すると想定します。デバイスに対して次の値が設定されているとします。

H.323 クライアント:最大コール値を 1、ビジー トリガー値を 1 に設定

MGCP POTS Phone:最大コール値を 1、ビジー トリガー値を 1 に設定

Cisco Unified IP Phone:最大コール値を 2、ビジー トリガー値を 2 に設定

最初のコールでユーザ 1 が電話番号 2000 をダイヤルすると、3 つすべてのデバイスの呼び出し音が鳴ります。Cisco Unified IP Phone のユーザが電話に出ます。Cisco Unified IP Phone のユーザがコールを保留にすると、H323 クライアントと MGCP POTS Phone のユーザはそのコールに応答できません。ユーザ 2 が第 2 のコールで電話番号 2000 をダイヤルすると、3 つのデバイス(IP Phone、MCGP POTS Phone、H.323 クライアント)すべての呼び出し音が鳴り、これら 3 人のユーザがすべてがそのコールに応答できます。

[コール最大数(Maximum Number of Calls)]設定値の詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「電話番号の設定値」 を参照してください。

共有回線の電話機は、1 DN 当たりの最大コール数の制限などの理由でコールを拒否する場合、そのコールとは対話できないようにする必要があります。たとえば、A と A 1 が同一の DN を共有しているとします。A 1 と A は、最大コール数がそれぞれ 1 と 2 に設定されています。C と D が共有回線の DN にコールを発信した場合、A 1 はこれら 2 つのコールに応答します。A は最初のコールとだけ対話できます。これは、A において 1 DN 当たりの最大コール数が制限されているために、2 番目のコールを拒否するためです。この理由のため、共有回線の MCID デバイスすべての最大コール数に、同じ値を設定することをお勧めします。同じ回線を共有するデバイスの数が N の場合、[コール最大数(Maximum Number of Calls)]設定と[ビジー トリガー(Busy Trigger)]設定の両方を N に設定する必要があります。このように設定すると、共有回線の各ユーザがコールを 1 つ以上受信できるようになります。

共有回線の電話は、(回線制御がコール情報を保持していないために)コールを受信しない場合、そのコールとは対話できないようにする必要があります。そのため、新規に登録されたデバイスは、その回線上の既存のコールを認識しません。新規に登録されたデバイスは、保留中のコールのうち、このデバイスが回線制御に登録される前に開始されたコールについては再開できません。たとえば、A と A 1 が同一の回線を共有している場合、A が電源オフになると(またはエクステンション モビリティ ユーザがログアウトすると)、A' がアクティブ コールを受信します。電話機 A が電源オンになり、Cisco Unified CallManager への登録を完了しても、A にはこの回線上の既存のアクティブ コールが表示されません。

共有回線の電話機のコールが相互に対話できるようにする場合は、共有回線の MCID デバイスすべての最大コール数を 2*N(N は共有回線のデバイス数)に設定することをお勧めします。

共有回線の制約事項

共有回線には次の制約があります。

Cisco Unified CallManager Attendant Console パイロット ポイントとハント グループ メンバーに共有回線を使用しないでください。Attendant Console として動作する電話機は、共有回線をサポートします。

自動応答機能を必要とする任意の Cisco Unified IP Phone で共有回線の表示を使用しないでください。また、共有回線の表示に対して自動応答をオンにしないでください。

複数の電話機のプライマリ回線上に共有の回線表示を設定しない。たとえば、2 台の電話機が回線表示を共有する場合、1 台の電話機に対してのみプライマリ回線を共有として設定します(もう 1 台の電話機にはセカンダリ回線を共有として設定します)。

割り込みおよびプライバシーは、共有回線だけで使用する。

Cisco Unified IP Phone、H.323 クライアント、および MGCP POTS Phone に共有回線を設定しないことをお勧めします。同様に、H.323 クライアントおよび MGCP POTS Phone に共有回線を設定しないことをお勧めします。H.323 クライアント、MGCP POTS Phone に同一の共有回線の表示を設定すると(たとえば、NetMeeting、および Cisco Unified IP Phone)、H.323 クライアントまたは MGCP POTS Phone では保留/再開機能を使用できません。

Cisco SIP IP Phone のモデル 7905、7912、7940、および 7960 に共有回線を設定しないことをお勧めします。これらの電話機では、共有回線上の保留されたコールに応答できず、Barge、cBarge、プライバシーなどの共有回線機能も使用できないからです。

電話番号の管理

電話番号は、電話機、ルート ポイント、CTI ポート、および H.323 クライアントなどのデバイスに関連付けることができます。管理者は、Cisco Unified CallManager の管理ページ内の[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウおよび[ルート プラン レポート(Route Plan Report)]ウィンドウから電話番号を管理します。[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウまたは[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウを使用すると、デバイス、ルート ポイント、またはポートから電話番号を追加、更新、および削除できます。[ルート プラン レポート(Route Plan Report)]ウィンドウを使用すると、Cisco Unified CallManager データベースから割り当てられていない電話番号を削除または更新できます。


) 電話番号が回線グループのメンバーである場合、電話番号を CTI ルート ポイントまたは CTI ポートに関連付けないでください。


[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウには、[アクティブ]チェックボックスがあります。

[アクティブ]チェックボックス

割り当てられていない電話番号だけを表示する[アクティブ]チェックボックスは、電話番号が Cisco Unified CallManager によってロードおよび使用されるかを決定します。チェックボックスをオンにすると、この電話番号は Cisco Unified CallManager によってロードおよび使用されます。たとえば、退職した社員が使用していた電話番号があるとします。この電話番号には、ボイス メッセージへの自動転送など、特定の設定値が指定されていました。この電話番号をアクティブのままにしておくと、この電話番号宛のコールは転送されます。これによって、別の社員に同じ自動転送オプションを再設定する手間が省けます。チェックボックスがオフになっていると、この電話番号は Cisco Unified CallManager によってロードされないため、その DN に設定された設定値が使用されず(たとえば、自動転送の宛先)、発信者のコールは正常に転送されません。

電話番号の設定および更新については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「電話番号の設定の概要」 を参照してください。割り当てられていない電話番号の削除および更新の詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「割り当てられていない電話番号の削除」 および 「割り当てられていない電話番号の更新」 を参照してください。

電話番号の機能

Cisco Unified CallManager を使用すると、電話番号にコール ウェイティングと自動転送の機能を設定できます。

電話機に関連する機能については、「電話機能」を参照してください。電話機用に設定できる機能は、割り込み、プライバシー解除、コール バック、コール パーク、コール ピックアップ、即時転送、Malicious Call Identification、Quality Report Tool、サービス URL、および短縮ダイヤル(ボタン)と短縮ダイヤル(ソフトキー)です。

自動転送

自動転送を使用すると、ユーザは、Cisco Unified IP Phone に着信するすべてのコールが、別の電話機で呼び出し音を鳴らすように設定できます。自動転送には、次の種類があります。

Call forward all:すべてのコールを転送する。

Call forward busy:回線が使用中で、ビジー トリガー設定値に到達した場合にだけ、コールを転送する。

Call forward no answer:設定されている応答しない呼び出し音の時間が経過した後で、電話機が応答しない場合に、コールを転送する。

Call forward no coverage:ハンティングが実行し尽くされたかタイムアウトし、関連するカバレッジ用のハント パイロットが最終転送に[個人の初期設定を使用(Use Personal Preferences)]を指定している場合に、コールを転送する。

これらの各自動転送タイプを、ボイス メッセージ システム、ダイヤル先番号、またはコーリング サーチ スペースへ転送できる内部および外部のコールに設定できます。

Cisco Unified CallManager リリース 5.0 は、[不在転送の二次コーリング サーチ スペース(Secondary Calling Search Space for Forward All)]フィールドをサポートしています。[不在転送の二次コーリング サーチ スペース]は既存の[コーリング サーチ スペース(Calling Search Space)]と組み合わされて、代替 CSS システム設定のサポートを可能にします。不在転送がアクティブにされると、[コーリング サーチ スペース]および[不在転送の二次コーリング サーチ スペース]だけを使用して不在転送の宛先の妥当性が検査され、コールが不在転送の宛先へリダイレクトされます。これらのフィールドが空の場合、ヌル CSS が使用されます。[コーリング サーチ スペース]が None のとき、回線の CSS とデバイスの CSS の組み合わせは使用されません。不在転送の[コーリング サーチ スペース]フィールドと[不在転送の二次コーリング サーチ スペース]フィールドで設定された CSS フィールドだけが使用されます。電話機から不在転送がアクティブにされた場合、不在転送の宛先は[コーリング サーチ スペース]と[不在転送の二次コーリング サーチ スペース]を使用して妥当性が検査され、不在転送の宛先がデータベースに書き込まれます。以前のリリースでは、不在転送の[コーリング サーチ スペース]が空の場合、不在転送の宛先の妥当性は、電話機のデバイス CSS と回線 CSS の組み合わせと照合して検査されていました。このリリースでは、不在転送がアクティブの場合、不在転送の宛先の妥当性は、常に不在転送の[コーリング サーチ スペース]および[不在転送の二次コーリング サーチ スペース]と照合して検査されます。

管理者は、自動転送情報表示オプションを最初の着信番号、またはリダイレクトされた着信番号、またはその両方に設定できます。管理者は、発呼側回線 ID の表示および発呼名の表示を有効または無効にすることができます。表示オプションは、各回線表示に対して設定できます。

自動転送のビジー トリガーがクラスタ内の各回線表示に設定されます。最大値は、回線表示に設定されたコールの最大数です。自動転送のビジー トリガーは、回線のアクティブ コール数を判別して、自動転送のビジー設定を有効にします(たとえば、10 コール)。

自動転送の応答しない呼び出し音の時間がクラスタ内の各回線表示に設定され、デフォルトには 12 秒が指定されます。自動転送の応答しない呼び出し音の時間は、呼び出し音が鳴っている時間を判別して、自動転送の応答しない呼び出し音の設定を有効にします。


ヒント ユーザが発信コールや転送を行うことができるよう、ビジー トリガー値はコールの最大数よりわずかに小さくしておいてください。


自動転送は、Cisco Unified CallManager の管理ページ内の[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウで設定します。

コール ウェイティング

コール ウェイティングを使用すると、ユーザは、最初に受けたコールの接続を解除することなく、同一回線上で 2 番目に着信したコールを受けることができます。2 番目のコールが着信すると、コール ウェイティングを知らせる短いトーンが聞こえます。このトーンは、[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウの[呼出音設定(Ring Setting)]で設定できます。

コール ウェイティングを設定するには、Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウで、ビジー トリガー(3 以上)およびコールの最大数を設定します。


ヒント ディスプレイのない電話機(Cisco IP Phone モデル 30 VIP など)にコール ウェイティングを設定するには、ビジー トリガーを 2 に、コールの最大数を 2 に設定します。


1 つの電話番号による複数コールの発信および受信

Cisco Unified CallManager は、ユーザが 1 つの DN で複数コールを発信および受信するときに、転送/直接転送および会議/参加の動作をサポートします。

転送では、1 つのデバイスの異なる回線表示が、単独の転送トランザクションを開始することができ、各デバイスで回線表示ごとの複数の転送トランザクションを許可します。

会議では、1 つのデバイスの異なる回線表示が、単独の会議トランザクションを開始することができ、各デバイスで回線表示ごとの複数の会議トランザクションを許可します。


) Cisco Unified IP Phone モデル 7910 などの複数コール表示をサポートしないデバイスは、接続されている 2 つのコールの転送または会議を同時に行うことができません。


転送および会議の動作

1 つのアクティブ コールだけが電話番号に接続されている場合、機能を最初に起動すると、アクティブ コールが保留となり、同一の電話番号を使用した新しいコールが開始されます。新しいコールが接続されているときに、同一の機能を 2 回目に起動すると、機能の動作が開始されます。最初の転送/会議のを起動では、アクティブ コールを保留にした後に、常に同一の電話番号を使用した新しいコールが開始されます。

直接転送および参加の動作

ここでは、直接転送および参加の動作について説明します。

直接転送は、確立された 2 つのコール(コールは保留、または接続された状態)を 1 つのコールに参加させ、機能の発信側をコールからドロップします。直接転送は、コンサルテーション コールを開始せず、アクティブ コールを保留にしません。

参加は、コンサルテーション コールを作成せず、アクティブ コールを保留にしません。参加を実行するには、少なくとも 2 つのコールを選択して、どちらかのコールで[参加]ソフトキーを押します。参加には、3 つ以上のコールを加えることができるため、コールには 4 人以上の通話者が含まれることになります。参加は、1 つのコールで最大 16 人の参加者をサポートします。アクティブまたは保留中のコールを選択するには、コールを強調表示し、「選択」ソフトキーを押します。選択されたコールは、電話機上でその横にチェックマークを付けて示されます。参加を開始したコールは、選択されていなくても自動的に組み込まれます。

電話番号の検索

次の各項では、電話番号を見つけるために検索方法を変更する方法について説明します。ネットワーク内に何千もの電話番号がある場合は、必要な電話機を見つけるために、絞り込み検索を行う必要があります。電話番号が見つからない場合は、検索を拡大して、より多くの電話番号を検索対象に含める必要があります。


) 電話番号の検索では、大文字と小文字が区別されません。


電話番号による検索

電話機をその電話番号(DN)によって検索するには、[電話番号]を選択し、検索条件([が次の文字列で始まる]や[が次の文字列で終わる]など)を入力するか、または [検索] ボタンをクリックします。


) 一部の電話番号は、電話機に関連付けることはできません。割り当てられていない DN と呼ばれるこれらの電話番号を検索するには、[ルート プラン レポート(Route Plan Report)]ウィンドウを使用します。


ルート パーティションによる検索

電話機をそのルート パーティションによって検索するには、[ルート パーティション]を選択し、検索条件([が次の文字列で始まる]や[が次の文字列で終わる]など)を入力するか、または [検索] ボタンをクリックします。

説明による検索

電話機をその説明によって検索するには、[説明]を選択し、検索条件([が次の文字列で始まる]や[が次の文字列で終わる]など)を入力するか、または [検索] ボタンをクリックします。

結果内の検索

検索結果をさらに絞り込むには、追加情報を検索します。たとえば、電話番号によって電話番号を検索する場合は、電話番号の結果の中を検索すると、同じルート パーティションを共有する DN を見つけることができます。初期検索を行った後、[絞り込み]チェックボックスをオンにします。ドロップダウン リスト ボックスに、追加の検索基準または別の検索基準を入力できます。 [検索] を再びクリックして、前の結果の中を検索します。

データベース内にあるすべての電話番号の検索

データベースに登録されているすべての電話番号を検出するには、フィールドのリストから[電話番号]を選択し、パターンのリストから「が空ではない」を選択します。次に、 [検索] ボタンをクリックしてください。

依存関係レコード

特定の電話機が使用している電話番号、またはある電話番号が割り当てられている電話機を見つけるには、Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウまたは[電話番号の設定(Directory Number Configuration)]ウィンドウで[関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスから[依存関係レコード]を選択します。[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)]ウィンドウに、電話機を使用している電話番号に関する情報が表示されます。電話番号について詳細な情報を検索するには、電話番号をクリックして[依存関係レコード詳細(Dependency Records Detail)]ウィンドウを表示します。依存関係レコードがシステムで有効にされていない場合は、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)]ウィンドウにメッセージが表示されます。

依存関係レコードの詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「依存関係レコードへのアクセス」 および 「電話機からの電話番号の削除」 を参照してください。

電話番号の設定チェックリスト

表18-1 に、Cisco Unified CallManager の管理ページで電話番号を手動で設定する手順を示します。自動登録を使用している場合、Cisco Unified CallManager は、自動的に電話機を追加し、電話番号を割り当てます。

 

表18-1 電話番号の設定チェックリスト

設定ステップ
手順および関連項目

ステップ 1

DN を電話機に設定する場合は、電話機の追加と設定を行います。電話機についての次の情報が必要です。

モデル

MAC アドレス

電話機の物理的なロケーション

その電話機に関連付けられる Cisco Unified CallManager ユーザ

パーティション、コーリング サーチ スペース、およびロケーションの情報(使用する場合)

電話機に割り当てられる回線と関連 DN の数

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定

ステップ 2

回線(DN)を追加し、設定します。

DN の設定は、[電話番号の設定(Directory Number
Configuration)]ウィンドウから行います。DN を電話機用に設定する場合は、[電話の設定(Phone Configuration)]ウィンドウから行います。

また、コール パーク、自動転送、およびコール ピックアップなどの電話機能も設定できます。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定

ステップ 3

短縮ダイヤル ボタンを設定します。

ユーザに短縮ダイヤル ボタンを指定する場合、または特定のユーザに割り当てられていない電話機を設定しようとする場合は、電話機に短縮ダイヤル ボタンを設定できます。ユーザは、Cisco Unified CallManager ユーザ オプションを使用して、電話機上の短縮ダイヤルの設定を変更できます。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「短縮ダイヤル ボタンの設定

ステップ 4

Cisco Unified IP Phone サービスを設定します。

ユーザにサービスを提供する場合、または特定のユーザに割り当てられていない電話機を設定する場合は、Cisco Unified IP Phone 7970、7960、7940、7912、7905 モデルおよび Cisco IP Communicator にサービスを設定できます。ユーザは、Cisco Unified CallManager ユーザ オプションを使用して、電話機上のサービスを変更できます。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定

ステップ 5

必要な場合は、電話ボタン テンプレートとソフトキー テンプレートをカスタマイズします。各電話機に対してテンプレートを設定します。

電話ボタン テンプレートの設定 , Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド

Cisco Unified IP Phone の設定 , Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド

非標準ソフトキー テンプレートの追加 , Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド

ステップ 6

必要な場合、電話ボタンにサービスを割り当てます。

Cisco Unified IP Phone サービスの電話ボタンへの追加 , Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド

ステップ 7

Cisco Unified IP Phone に電源を供給してインストールを行い、ネットワークに接続できるか検証します。次にネットワークの設定を行います。

Cisco Unified IP Phone Administration Guide for Cisco Unified CallManager

ステップ 8

ユーザを電話機に関連付けます(必要な場合)。

エンド ユーザとデバイスとの関連付け , Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド

参考情報

関連項目

「Cisco Unified IP Phone」

「ボイスメールの Cisco Unified CallManager への接続性」

「コール ピックアップ グループ」

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「自動登録の使用可能化

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone の設定

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザとデバイスとの関連付け

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「ユーザ/電話機の追加の設定

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話ボタン テンプレートの設定

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「サービス パラメータの設定

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「割り込みとプライバシー」

Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「コールパーク

Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「即時転送

Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「Quality Report Tool」

参考資料

電話機モデルおよびこの Cisco Unified CallManager のバージョンをサポートする電話機の管理マニュアル

Cisco Unified IP Phone のユーザ マニュアル(Getting Started マニュアルを含む)

使用する電話機モデルのファームウェア リリース ノート

Cisco Unified CallManager Bulk Administration ガイド

Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド

Cisco Unified CallManager Assistant User Guide

Cisco IP Communicator アドミニストレーション ガイド