Cisco CallManager システム ガイド Release 5.0(1)
Cisco IP Phone サービス
Cisco IP Phone サービス
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

Cisco IP Phone サービス

Cisco IP Phone サービスの概要

ガイドラインとヒント

Dependency Records

Cisco IP Phone サービス設定チェックリスト

参考情報

Cisco IP Phone サービス

システム管理者は、Cisco CallManager Administration のメニュー オプション Cisco IP Phone Services Configuration を使用して、Cisco IP Phone サービスのリストの定義とその管理を行います。その IP Phone サービスに対して、ユーザはサイトから登録します。Cisco IP Phone サービスには、Extensible Markup Language(XML)アプリケーションがあり、XML を使用して、テキストとグラフィックスを含むインタラクティブ コンテンツを Cisco IP Phone に表示できます。


) Cisco IP Phone サービスは、Cisco IP Phone モデル 7970、7960、7940、7912、および 7905 をサポートしています。


サービスのリストを設定した後、ユーザはCisco CallManager User Options メニューにログインして、各自の Cisco IP Phone 用に、これらのサービスに登録することができます。また、管理者はサービスを Cisco IP Phone とデバイス プロファイルに追加できます。管理者はサービスを短縮ダイヤル ボタンに割り当てることができます。この割り当てにより、ユーザはサービスにボタン 1 つでアクセスできるようになります。

Cisco CallManager では、開発者向けの Web サイトを通じて Cisco IP Phone サービスのサンプル アプリケーションを提供しています。また、ご使用のサイトに合せてカスタマイズされた Cisco IP Phone アプリケーションを作成することもできます。

この章の構成は、次のとおりです。

「Cisco IP Phone サービスの概要」

「ガイドラインとヒント」

「Dependency Records」

「Cisco IP Phone サービス設定チェックリスト」

「参考情報」

Cisco IP Phone サービスの概要

Cisco IP Phone サービスは、テキストとグラフィックスを使用したインタラクティブ コンテンツを Cisco IP Phone に表示できる XML アプリケーションです。


) Cisco IP Phone サービスは、Cisco IP Phone モデル 7970、7960、7940、7912、および 7905 をサポートしています。


サポートされている電話機のモデルから、ユーザはサービスに次の 2 つの方法でアクセスできます。「services」というラベルが付いたボタンを押すか、あらかじめ設定された電話ボタンを使用します。ユーザがサービス ボタンを押すと、電話機はその HTTP クライアントを使用して、特定の URL をロードします。この URL には、ユーザが電話機用にサブスクライブしているサービスのメニューが表示されます。ユーザは、リストの中からサービスを選択します。サービスがメニューから選択されると、HTTP を介して URL が要求され、サーバがコンテンツを提供し、電話機のディスプレイがこのコンテンツに更新されます。サービス用に設定された電話ボタンを押した場合、HTTP を介して URL が要求されます。

電話機に提供される一般的なサービスには、気象情報、株価情報、ニュースなどがあります。
Cisco IP Phone サービスは、標準 Web サーバ(たとえば、Microsoft の Internet Information Service(IIS))から HTTP プロトコルを使用して展開されます。

ユーザは、Cisco CallManager Administration を使用して設定されたサービスだけにサブスクライブできます。サービスごとに、次の情報が設定されます。

コンテンツを提供するサーバの URL

エンド ユーザがシステムをブラウズする際に便利な、サービスの名前と説明

サーバに送信されるときに URL の末尾に付加されるパラメータのリスト

これらのパラメータによって、個々のユーザ用にサービスが個別設定されます。パラメータの例には、株価表示用の記号、市町村名、郵便番号、ユーザ ID などがあります。

Cisco CallManager Administration から、ロビーにある電話機などの共有デバイスをサービスに登録することができます。

システム管理者がサービスを設定した後、ユーザは Cisco IP Phone User Options にログインして、サービスにサブスクライブできます。Cisco IP Phone User Options から、ユーザは次の作業を行うことができます。

各自の電話機上で任意のサービスに登録する(登録はデバイスごとに行われます)。

サービス URL ボタンを追加および更新する。

また、サービスへの登録は Cisco CallManager Administration からも、Bulk Administration Tool アプリケーションからも行うことができます。

ユーザが登録ボタンをクリックすると、このサブスクリプション用のカスタム URL が Cisco CallManager によって作成され、データベースに保存されます。その後、このサービスはデバイスのサービス リストに表示されます。

ガイドラインとヒント

Cisco IP Phone は、サービスの設定状況に応じてグラフィックスまたはテキストのメニューを表示します。

Cisco IP Phone モデル 7960 は、Refresh 設定値を組み込んでいるウィンドウとともに送信される HTTP ヘッダーをサポートしています。この設定により、一定の時間をおいて、表示されている XML オブジェクトを新しいウィンドウに置き換えることができます。ユーザは、Update ソフトキーを押すだけで強制リロードを行うことができます。ヘッダー内で送信されたタイマー パラメータがゼロの場合は、次のウィンドウへの移動は Update ソフトキーを押したときにだけ行われます。ウィンドウの自動リロードは行われません。

Cisco IP Phone モデル 7960 は、データ入力プロセスの補助を目的とした次のソフトキーをサポートしています。

Submit:このソフトキーは、フォームの入力が完了したことを示し、HTTP によって入力結果の URL を送信するように指示します。

<<:フィールド内でバックスペースを実行するには、バックスペース ソフトキーを使用します。

Cancel:このソフトキーは、現在の入力をキャンセルします。

フィールド間を移動するには、縦スクロール ボタンを使用します。


注意 Cisco IP Phone サービスは、サイトの Cisco CallManager サーバ、または Cisco CallManager に関連付けられているサーバ(たとえば、TFTP サーバやディレクトリ データベース パブリッシャ サーバ)内に共存させないでください。サーバを分離することにより、Cisco IP Phone Service アプリケーションのエラーが原因で Cisco CallManager のパフォーマンスが影響を受けたり、コール処理サービスが中断されることがなくなります。

Dependency Records

特定の Cisco IP Phone サービスで使用されているデバイスを検索するには、Cisco CallManager
Administration Cisco IP Phone Services Configuration ウィンドウで、Related Links ドロップダウン リスト ボックスから Dependency Records を選択し、 Go をクリックします。Dependency Records Summary ウィンドウに、Cisco IP Phone サービスが使用しているデバイスに関する情報が表示されます。デバイスについて詳細な情報を検索するには、デバイスをクリックして Dependency Records Details ウィンドウを表示します。Dependency Records がシステムで有効にされていない場合は、Dependency Records Summary ウィンドウにメッセージが表示されます。

Dependency Records の詳細については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Dependency Records へのアクセス」および「Cisco IP Phone サービスの設定」を参照してください。

Cisco IP Phone サービス設定チェックリスト

表35-1 に、Cisco IP Phone サービスを設定する際のチェックリストを示します。

 

表35-1 Cisco IP Phone サービス設定チェックリスト

設定ステップ
関連した手順と項目

ステップ 1

システムに対して Cisco IP Phone サービスを設定します。システムをブラウズするユーザに分かりやすいように、各サービスには名前、説明、および URL を付けます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco IP Phone サービスの設定 」

ステップ 2

個々のユーザに合せたサービスの個別設定に使用するパラメータのリストを設定します。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco IP Phone サービス パラメータの設定」

ステップ 3

サービス URL ボタンを含む電話ボタン テンプレートを作成およびカスタマイズし、サービス URL ボタンに IP Phone サービスを割り当てます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話ボタン テンプレートの設定」

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco IP Phone サービスの電話ボタンへの追加」

ステップ 4

Cisco IP Phone サービス機能が使用可能であることをユーザに通知します。

ユーザが Cisco IP Phone サービスにアクセスするための手順については、電話機のマニュアルを参照してください。

参考情報

関連項目

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話ボタン テンプレートの設定」

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco IP Phone の設定」

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Cisco IP Phone サービスの設定」

参考資料

Cisco IP Phone Administration Guide for Cisco CallManager (電話機のモデル別)

Cisco IP Phone のユーザ資料とリリース ノート(モデル別)