Cisco CallManager Serviceability システム ガイド Release 5.0(1)
アラート
アラート
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

アラート

アラートの概要

あらかじめ設定されているアラート

アラートのカスタマイズ

アラート アクションの設定

トレース ダウンロードの有効化

アラート ログの概要

参考情報

アラートの概要

RTMT は、アラートの定義、設定、表示をサポートし、あらかじめ設定されているアラートとユーザ定義のアラートが利用できます。両方のタイプのアラートを実行できますが、あらかじめ設定されているアラートは削除できません(ユーザ定義のアラートは追加および削除ができます)。Alert メニューには、次のメニュー オプションがあります。

Alert Central:このオプションには、Cisco CallManager クラスタ内のすべてのアラートの現在の状況と履歴があります。


) RTMT モニタリング ペインの左側のコントローリング センターにある Alert タブから Alert Central にアクセスすることもできます。


Alert/Properties:このメニュー オプションでは、アラートとアラート プロパティを設定できます。

Remove Alert:このメニュー カテゴリでは、アラートを削除できます。

Enable Alert:このメニュー カテゴリでは、アラートを有効にできます。

Disable Alert:このカテゴリでは、アラートを無効にできます。

Suspend cluster/node Alerts:このメニュー カテゴリでは、特定の Cisco CallManager ノードまたはクラスタ全体について、アラートを一時的に停止できます。

Clear Alerts:このメニュー カテゴリでは、アラートをリセットして(アラート項目の色が赤から黒に変わります)、アラートが処理済みであることを示すことができます。アラートが発生すると、RTMT でのアラートの色が自動的に赤に変わり、アラートを手動でクリアするまで赤のままです。

Clear All:このメニュー カテゴリでは、すべてのアラートをクリアできます。

Alert Events Detail:このメニュー カテゴリでは、アラート イベントに関する詳細情報を表示できます。

Config Email Server:このカテゴリでは、電子メール サーバを設定してアラートを使用可能にできます。

Config Alert Action:このカテゴリでは、特定のアラートに対するアクションの設定、および任意の電子メール受信者にアラートを送信するアクションの設定ができます。

RTMT では、perfmon カウンタ値のしきい値、アラート チェックのスケジュール、およびデバイスの状況変化(ポートのアウト オブ サービスなど)のアラート通知を設定できます。

Quick Launch Channel の下の Tools タブには、Alert Central カテゴリが含まれています。Alert Central では、Cisco CallManager クラスタ内のすべてのアラートの現在の状況と履歴が表示されます。Cisco CallManager アラートをモニタするには、Tools タブと Tools メニューの下の Alert メニュー オプションを併せて使用します。

あらかじめ設定されているアラート

RTMT は、あらかじめ設定されているアラートのセットで構成されます。これらのアラートは削除できません。ただし、Alert Central で使用可能または使用不可にできます。

次に、RTMT にあらかじめ設定されているアラートを示します。

BeginThrottlingCallListBLFSubscriptions

CallProcessingNodeCpuPegging

CDRAgentSendFileFailed

CDRFileDeliveryFailed

CDRHighWaterMarkExceeded

CDRMaximumDiskSpaceExceeded

CodeYellow

CriticalServiceDown

DBReplicationFailure

ExcessiveVoiceQualityReports

LogFileSearchStringFound

LogPartitionHighWaterMarkExceeded

LogPartitionLowWaterMarkExceeded

LowActivePartitionAvailableDiskSpace

LowAttendantConsoleServerHeartbeatRate

LowAvailableVirtualMemory

LowCallManagerHeartbeatRate

LowInactivePartitionAvailableDiskSpace

LowSwapPartitionAvailableDiskSpace

LowTFTPServerHeartbeatRate

MaliciousCallTrace

MediaListExhausted

MgcpDChannelOutOfService

NonCallProcessingNodeCpuPegging

NumberOfRegisteredGatewaysDecreased

NumberOfRegisteredGatewaysIncreased

NumberOfRegisteredMediaDevicesDecreased

NumberOfRegisteredMediaDevicesIncreased

NumberOfRegisteredPhonesDropped

RouteListExhausted

ThreadCounterUpdateStopped

アラートのカスタマイズ

RTMT では、あらかじめ設定されているアラートとユーザ定義のアラートの両方を設定できます。ただし、あらかじめ設定されているアラートを削除することはできません。あらかじめ設定されているアラートもユーザ定義のアラートも RTMT で使用不可にすることができます。ユーザ定義のアラートは、パフォーマンスモニタリングのウィンドウで、追加および削除できます。

表7-1 は、各アラートを設定するために使用するフィールドのリストです。あらかじめ設定されているフィールドは、特に記載がない限り、ユーザ設定可能です。

 

表7-1 アラートのカスタマイズ

フィールド
説明
コメント

Alert Name

RTMT がアラートに関連付けるモニタリング項目の高レベルの名前

わかりやすい名前。あらかじめ設定されているアラートでは、このフィールドは変更できません。「トレース ダウンロードの有効化」を参照してください。

Description

アラートの説明

あらかじめ設定されているアラートでは、このフィールドは編集できません。「トレース ダウンロードの有効化」を参照してください。

Perfmon Counters

ソース perfmon カウンタのリスト

あらかじめ設定されているアラートでは、このフィールドは変更できません。

Value Threshold

アラートの発生条件(値)

上限 < - > 下限(#、%、レートより小さい、#、%、レートより大きい)を指定します。

Evaluation Method

しきい値条件をチェックする方法

評価する値を絶対値、差分(現在と前回)、または差分(%)で指定します。

Duration Threshold

アラートの発生条件(アラート発生までの値のしきい値の持続時間)

すぐに発生させるオプションもあります。X 分後に発生する時間を指定します。

Number of Events Threshold

設定可能なイベント数が、設定可能な時間間隔(分)を超えたときにだけアラートが発生する

ExcessiveVoiceQualityReports のデフォルトのしきい値は、60 分以内に 10 個です。
RouteListExhausted および MediaListExhausted では、デフォルトは 60 分以内に 0 個です。

Node IDs

モニタするクラスタまたはノードのリスト

Cisco CallManager ノード、Cisco TFTP ノード、または最初のノード。


) ノードの Cisco CallManager と Cisco TFTP の両方のサービスを非アクティブにすると、そのノードは実質的に、現在のモニタ対象ノード リストから削除されたものとみなされます。Cisco CallManager と Cisco TFTP の両方のサービスを再度アクティブにすると、そのノードがリストに再度追加されて、設定がデフォルト値に復元されます。


Alert Action ID

処理するアラート アクションの ID(アラート アクションに関係なく、システムは常にアラートを記録する)

最初に定義されたアラート アクション(「アラート アクションの設定」を参照してください)。このフィールドがブランクの場合は、電子メールが使用不可であることを示します。

Disabled

アラート使用不可

オプションは、使用可能または使用不可です。

Clear Alert

アラートをリセットして(アラート項目の色が赤から黒に変わる)、アラートが解決されたことを示す

アラートが発生すると、アラートの色が自動的に赤に変わり、アラートを手動でクリアするまでそのままです。すべてのアラートをクリアするには、Clear All を使用します。

In Safe Range

アラートしきい値条件に一致したかどうかを示す(設定不可)

このフィールドは、MaliciousCall および Registered YYY タイプのアラートには適用されません。DChannel OOS アラートの場合、このフィールドは、未解決の OOS デバイスがなくなった場合に限り、YES のままです。Code Yellow アラートは、Cisco CallManager から CodeYellowExit イベントを受信したときに安全範囲内に戻ります。

Alert Details

アラートの詳細を表示する(設定不可)

VoiceQualityReports、RouteListExhausted、および MediaListExhausted については、現在の間隔でアラートが発生していた場合、現在のモニタリング間隔の 30 までの現在のイベントの詳細が表示されます。そうでない場合は、前回の間隔の 30 までのイベントの詳細が表示されます。DChannel OOS アラートについては、アラートが発生した時点で未解決であった OOS デバイスのリストが表示されます。

Alert Generation Rate

アラート条件が持続したときにアラートを生成する頻度

X 分単位と指定します。条件が持続した場合、X 分ごとに 1 回アラートが発生します。

X 分単位で最大 Y 回と指定します。条件が持続した場合、X 分ごとに Y 回アラートが発生します。

User Provide Text

事前定義されているアラート テキストの先頭にテキストを付加する管理者

N/A

Severity

表示目的の場合(たとえば、重大度 1 のアラートだけを表示する)

事前定義されているアラートについてデフォルトを指定します(たとえば、Error、Warning、Information)。

Collection Polling Rate

あらかじめ設定されているアラートとユーザ定義アラートの両方について同じレート

RTMT Alert Central からは設定できませんが、Cisco CallManager Administration で Service Parameters にカスタマイズできます。

アラート アクションの設定

RTMT では、生成されるアラートごとにアラート アクションを設定して、アラート アクション リストで指定した電子メール受信者にアラート アクションを送信できます。

表7-2 は、アラート アクションを設定するためのフィールドのリストです。特に記載がない限り、すべてのフィールドがユーザ設定可能です。

 

表7-2 アラート アクションの設定

フィールド
説明
コメント

Alert Action ID

処理するアラート アクションの ID。

わかりやすい名前を指定します。

Mail Recipients

電子メール アドレスのリスト。リスト内の個別の電子メールを選択的に使用可能/使用不可にできます。

N/A

Global Alert Action Flag

すべての電子メールを効率的に使用不可にするためのフラグ。

このフラグを使用不可にした場合、アラートが発生しても電子メールは送信されません。

トレース ダウンロードの有効化

あらかじめ設定されているアラートの中には、イベントが発生するとトレース ダウンロードを開始できるアラートがあります。次のアラートで Set Alert/Properties の Enable TCT Download チェックボックスをオンにすると、特定のイベントが発生したときに、トレースを自動的に取り込めます。

CriticalServiceDown

CodeYellow


注意 TCT Download をオンにすると、サーバのサービスに影響を与える場合があります。多数のダウンロードを設定すると、サーバのサービス品質に悪影響が及びます。

アラート ログの概要

アラート ログには、アラートが格納されます。アラートはメモリにも格納されます。メモリは一定間隔でクリアされて、最後の 30 分間のデータがメモリに残されます。サービスが開始または再開始されると、システムが、クラスタ内のすべてのサーバに存在するアラート ログから読み込み、最後の 30 分間のアラート データをメモリにロードされます。メモリ内のアラート データは、要求に応じて RTMT クライアントに送信されます。

RTMT の起動時に、RTMT は Alert Central ログ履歴で最後の 30 分間に発生したすべてのログを表示します。アラート ログは定期的に更新されて、新しいログがログ履歴ウィンドウに挿入されます。ログの数が 100 に達すると、RTMT は最も古い 40 のログを削除します。

アラート ログのファイル名の形式は、AlertLog_MM_DD_YYYY_hh_mm.csv です。

アラート ログには、次の属性が含まれています。

Time Stamp:RTMT がデータを記録した時刻

Alert Name:わかりやすいアラート名

Node ID:RTMT がアラートを発生したノード名

Alert Message:アラートの詳細説明

Monitored Object Name:モニタされるオブジェクトの名前

Severity:アラートの重大度

PollValue:アラート条件が発生したモニタ対象オブジェクトの値

Action:処理されたアラート アクション

各ログ ファイルの最初の行は、ヘッダーです。各アラートの詳細は 1 行に書き込まれ、カンマによって区切られています。

参考情報

関連項目

Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「Real-Time Monitoring の設定」

Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「RTMT でのアラート設定」