Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド Release 4.1(3)
リージョンの設定
リージョンの設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

リージョンの設定

リージョンの検索

リージョンの追加

リージョンの更新

リージョンの削除

リージョンの設定値

リージョンの設定

リージョンの設定では、リージョン内または既存のリージョン間で、オーディオ コールとビデオ コールに使用される帯域幅を指定します。オーディオ コーデックによって、圧縮のタイプ、およびオーディオ コールあたりの使用帯域幅の最大値が決まります。ビデオ コールの帯域幅は、オーディオ帯域幅およびビデオ帯域幅の合計で構成されますが、オーバーヘッドは含まれません。


) Cisco CallManager で処理されるすべてのコールには、デフォルトのオーディオ コーデック G.711 が適用されます。デフォルトのオーディオ コーデックだけを使用する場合は、リージョンを使用する必要はありません。



) Cisco CallManager では、最大 500 のリージョンを追加できます。


リージョンを追加、更新、または削除するには、次のトピックを参照してください。

「リージョンの検索」

「リージョンの追加」

「リージョンの更新」

「リージョンの削除」

「リージョンの設定値」

リージョンの設定とオーディオ コーデックの選択の詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「リージョン」を参照してください。

リージョンの検索

ネットワーク内にはいくつかのリージョンが存在することがあるので、Cisco CallManager Administration では、固有の基準を指定して、特定のリージョンを見つけることができます。リージョンを見つける手順は、次のとおりです。


) Cisco CallManager Administration では、ブラウザ セッションでの作業中は、リージョンの検索設定が保持されます。別のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合でも、検索に変更を加えたり、ブラウザを閉じたりしない限り、リージョンの検索設定は保持されます。


手順


ステップ 1 System > Region の順に選択します。

Find and List Regions ウィンドウが表示されます。ドロップダウン リスト ボックスを使用して、リージョンを検索します。

ステップ 2 Find Regions where ドロップダウン リスト ボックスから、次の基準のいずれかを選択します。

begins with(前方一致)

contains(中間一致)

ends with(後方一致)

is exactly(完全一致)

ステップ 3 必要に応じて適切な検索テキストを指定し、 Find をクリックします。また、ページごとに表示する項目の数も指定できます。


ヒント データベースに登録されているリージョンをすべて検索するには、検索テキストを入力せずに Find をクリックします。

検出されたリージョンのリストが、次の項目別に表示されます。

Region icon

Region Name


) 該当するリージョンの横にあるチェックボックスをオンにして、Delete Selected をクリックすると、Find and List Regions ウィンドウから複数のリージョンを削除できます。Matching Records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにして Delete Selected をクリックすると、ウィンドウ内のすべてのリージョンを削除できます。


ステップ 4 レコードのリストから、検索条件と一致するリージョン アイコンまたはリージョン名をクリックします。

選択したリージョンがウィンドウに表示されます。


 

関連項目

「リージョンの検索」

「リージョンの追加」

「リージョンの更新」

「リージョンの削除」

「リージョンの設定値」

リージョンの追加

新規リージョンを Cisco CallManager データベースに追加する手順は、次のとおりです。


) リージョンの追加はマトリクス形式で実行されます。リージョン A、B、および C を追加すると、次に示すように、リージョン A、リージョン B、およびリージョン C を列および行とするマトリクスが作成されます。


リージョン A

リージョン B

リージョン C

リージョン A

リージョン B

リージョン C

20 のリージョンを割り当てると、データベースは 400 のエントリ(20 x 20)を追加します。多数のリージョンを割り当てると、パフォーマンスがいくらか制限されます。


) Cisco CallManager では、最大 500 のリージョンを追加できます。


手順


ステップ 1 System > Region の順に選択します。

ステップ 2 ウィンドウの右上にある Add a New Region リンクをクリックします。

Region Configuration ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 Region Name フィールドに、新しいリージョンに割り当てる名前を入力します。

ステップ 4 ドロップダウン リスト ボックスから値を選択して、このリージョンと他のリージョン間で使用するデフォルトのコーデックを指定します。 Insert をクリックします。

ステップ 5 Audio Codec 列でドロップダウン リスト ボックスを使用して、新規リージョン内、および新規リージョンと既存のリージョン間で、コールに使用するオーディオ コーデックを選択します。オーディオ コーデックによって、圧縮のタイプ、およびこれらのコールに割り当てられる帯域幅の最大値が決まります。

使用可能なコーデック タイプおよび帯域幅のサマリーについては、 表 7-2 を参照してください。

ステップ 6 Video Call Bandwidth 列で、新規リージョン内、および新規リージョンと既存のリージョン間で、ビデオ コールに使用するビデオ帯域幅を指定します。 None を指定すると、このリージョンと指定されたリージョン間のビデオ コールは許可されません。

ステップ 7 Update をクリックして、新しいリージョンをデータベースに保存します。


 


) Region Configuration ウィンドウに、Items per page ドロップダウン リスト ボックスが表示されます。このドロップダウン リスト ボックスを使用して、表示するリージョンの数(10、20、50、100、または設定されたすべてのリージョン)を指定できます。100 以上のリージョンを表示するように選択した場合、Cisco CallManager の性能が低下する可能性があります。


次の手順

データベースに新しいリージョンを追加した後、そのリージョンを使用して、デバイス プールを設定できます。デバイスは、割り当てられたデバイス プールからリージョンの設定値を取得します。デバイス プールの設定については、「デバイス プールの追加」を参照してください。

関連項目

「リージョンの検索」

「リージョンの更新」

「リージョンの削除」

「リージョンの設定値」

「デバイス プールの追加」

リージョンの更新

リージョンの設定を更新する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 「リージョンの検索」の手順を使用して、リージョンを検索します。

ステップ 2 一致するレコードのリストから、更新するリージョンを選択します。

リージョン内または他のリージョン間のコールで使用するオーディオ コーデックおよびビデオ帯域幅の設定値を更新します。使用可能なオーディオ コーデック タイプおよび帯域幅のサマリーについては、 表 7-2 を参照してください。

ステップ 3 Update をクリックして、データベース内の変更内容を保存します。

ステップ 4 Restart Devices をクリックして、更新されたリージョンを使用するすべてのデバイスに変更内容を適用します。


 


) Region Configuration ウィンドウに、Items per page ドロップダウン リスト ボックスが表示されます。このドロップダウン リスト ボックスを使用して、表示するリージョンの数(10、20、50、100、または設定されたすべてのリージョン)を指定できます。100 以上のリージョンを表示するように選択した場合、Cisco CallManager の性能が低下する可能性があります。


関連項目

「リージョンの検索」

「リージョンの追加」

「リージョンの削除」

「リージョンの設定値」

リージョンの削除

Cisco CallManager データベースからリージョンを削除する手順は、次のとおりです。

始める前に

デバイス プールが使用しているリージョンは削除できません。リージョンを使用しているデバイス プールを検索するには、Region Configuration ウィンドウの Dependency Records リンクをクリックします。Dependency Records がシステムで使用可能になっていない場合、Dependency Records Summary ウィンドウにメッセージが表示されます。Dependency Records の詳細については、「Dependency Records へのアクセス」を参照してください。使用中のリージョンを削除しようとすると、Cisco CallManager にエラー メッセージが表示されます。現在使用中のリージョンを削除する場合は、事前に、次のどちらかまたは両方の作業を実行しておく必要があります。

別のリージョンを使用するように、デバイス プールを更新する。「デバイス プールの更新」を参照してください。

削除するリージョンを使用しているデバイス プールを削除する。「デバイス プールの削除」を参照してください。

手順


ステップ 1 「リージョンの検索」の手順を使用して、リージョンを検索します。

ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除するリージョンを選択します。

ステップ 3 Delete をクリックします。


 


) Region Configuration ウィンドウに、Items per page ドロップダウン リスト ボックスが表示されます。このドロップダウン リスト ボックスを使用して、表示するリージョンの数(10、20、50、100、または設定されたすべてのリージョン)を指定できます。100 以上のリージョンを表示するように選択した場合、Cisco CallManager の性能が低下する可能性があります。


関連項目

「リージョンの検索」

「リージョンの追加」

「リージョンの更新」

「リージョンの設定値」

リージョンの設定値

表 7-1 では、リージョンに対して指定することができるオーディオ コーデック、およびビデオ帯域幅の設定値をまとめています。コール ストリームあたりの全使用帯域幅は、オーディオ コーデックのタイプ、およびデータ パケットのサイズとオーバーヘッド(パケット ヘッダー サイズ)などの要素によって決まります。 表 7-2 に表示されている帯域幅の数字は、30-ms データ パケットに適用され、IP ヘッダーを含みます。各コールは、2 つのコール ストリームから構成されています。

 

表 7-1 リージョンの設定値

フィールド
説明
リージョン情報

Region Name

このリージョンの一意な名前を入力します。この名前には、最長 30 文字まで指定できます。文字、数字、ダッシュ、ドット(ピリオド)、ブランク、および下線を指定できます。

Default Codec with Other Regions

ドロップダウン リスト ボックスから、このリージョンと他のリージョン間で使用するデフォルトのコーデックを選択します。リモート サイトの配置の大部分で帯域幅が制限されるため、新規リージョンと既存リージョン間で推奨されるデフォルトのコーデックの設定値は G.729 です。

コール情報

Region

この列のエントリは、Default リージョン、設定しているリージョン、およびその他すべてのリージョンを含む、すべての既存リージョンを指定します。

Audio Codec

左側の列で指定された各リージョンに対して、この列の Corresponding ドロップダウン リスト ボックスをクリックして、このリージョンと左側で指定されたリージョン間のコールに使用されるオーディオ コーデックを選択します。

Video Call Bandwidth

左側の列で指定された各リージョンに対して、次に示す、この列のオプション ボタンをいずれか 1 つクリックします。

None:このリージョンと左側の列で指定したリージョン間に割り当てられたビデオ コール帯域幅がない場合は、このボタンをクリックします。

kbps:このリージョンと左側の列で指定したリージョン間にビデオ コール帯域幅を割り当てるには、このボタンをクリックします。これらの 2 つのリージョン間で各ビデオ コールに使用できる帯域幅を入力します。デフォルト値は、384 kbps です。有効値は 1 ~ 8128 です。

 

表 7-2 オーディオ コーデックで使用する帯域幅

オーディオ コーデック
30 ms データ パケットで各コールが消費する帯域幅(IP ヘッダーを含む)
説明

G.711

80 kbps

Cisco CallManager 内のすべてのコールに対するデフォルト コーデック。

G.722

80 kbps

通常、ビデオ エンドポイントがこのコーデックを使用します。

G.723

24 kbps

旧 Cisco IP Phone モデル 12 SP Series および Cisco IP Phone モデル 30 VIP での使用に対してサポートされている低ビットレート コーデック。

G.728

16 kbps

この低ビットレート コーデックをサポートするビデオ エンドポイント。

G.729

24 kbps

Cisco IP Phone 7900 ファミリーのモデルに対してサポートされている低ビットレート コーデック。

Wideband

272 kbps

Cisco IP Phone 7900 ファミリー モデルによってサポートされている、IP Phone 間コール用の高品質、広帯域幅オーディオ コーデック。

GSM

29 kbps

Global System for Mobile
Communications(GSM)コーデック。このコーデックを使用して、GSM ワイヤレス受話器用の MNET システムが Cisco CallManager と相互動作できるようになります。

関連項目

「リージョンの検索」

「リージョンの追加」

「リージョンの更新」

「リージョンの削除」