Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド Release 4.0(1)
Cisco Discovery Protocol サポートの設定
Cisco Discovery Protocol サポートの設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Discovery Protocol サポートの設定

CDP Advertisement Support の使用

CDP ドライバの使用

CDP ドライバ制御へのアクセス

CDP プロトコル ドライバのインストレーション

CDP プロトコル ドライバの開始

CDP プロトコル ドライバの有効化

CDP プロトコル ドライバのプロパティの表示

CDP プロトコル ドライバの IP アドレスの更新

アップデートされた CDP ドライバとインターフェイス ファイルの場所

デフォルトの CDP 設定値

Cisco Discovery Protocol サポートの設定

この章では、Cisco Discovery Protocol(CDP)の概要とその使用手順を説明します。

この章の構成は、次のとおりです。

「CDP Advertisement Support の使用」

「CDP ドライバの使用」

「CDP ドライバ制御へのアクセス」

「デフォルトの CDP 設定値」

Cisco Discovery Protocol は、ネットワーク上の Cisco デバイスのディスカバリを行います。CDP を使用して、Cisco CallManager サーバを検出し、検出したサーバを CiscoWorks2000 から管理できます。

CDP Advertisement Support の使用

Cisco CallManager は、CDP Advertisement Support を使用して、アクティブ インターフェイスに関する CDP メッセージを指定のマルチキャスト アドレスに定期的に送信します。これらのメッセージには、デバイスの識別、インターフェイス名、システム機能、存続可能時間などの情報があります。

CDP をサポートしているシスコのデバイスであれば、定期的に送信されるこれらのメッセージを使用して Cisco CallManager の場所を特定できます。たとえば、デバイスは近接するデバイスの CDP キャッシュを使用して、Cisco CallManager エージェントの IP アドレスを特定します。

始める前に

CDP は、10/100BaseT イーサネット ネットワーク インターフェイス カードを備えた Cisco Media Convergence Server 上で Cisco CallManager と連動する、Windows 2000 のプロトコル ドライバです。CDP は、トークンリング、ATM、Windows NT プラットフォーム(Windows 98 や Windows NT 4.0 を含む)など、他のメディアをサポートしていません。

CDP ドライバの使用

Cisco CallManager を開始すると、CDP ドライバが使用可能になります。CDP を使用すると、CiscoWorks2000 によって Cisco CallManager システムのディスカバリと管理を行うことができます。

近接するデバイスの CDP キャッシュ MIB を使用して Cisco CallManager のディスカバリを行った後、CiscoWorks2000 を使用して、Cisco CallManager がサポートする他の MIB をプロビジョンのためにクエリーしたり、トポロジ サービス、ユーザ トラッキング、パス分析などのネットワーク管理サービスに関する統計情報をクエリーしたりすることができます。


ヒント Cisco CallManager に近接するデバイスから show CDP neigh(neighbor)コマンドを使用して、Cisco CallManager によってアドバタイズされた CDP 情報をチェックすることができます。


CDP ドライバ制御へのアクセス

CISCO-CDP-MIB を使用すると、CDP ドライバを制御できます。CiscoWorks2000 の使用中は、常に CDP ドライバを使用可能にして、Cisco CallManager をディスカバリできるようにしておく必要があります。


注意 CDP の設定値の変更が必要になるのは、特殊な場合のみです。たとえば、実行時にコントロール パネルから CDP ドライバを再起動して、システムをリセットすることなく IP 設定の最新の変更内容を反映させる場合などが考えられます。

CDP プロトコル ドライバのインストレーション

CDP ドライバは、Cisco CallManager のインストール時にインストールされます。図 28-1 に示すように、Cisco CallManager が正常にインストールされると、Windows 2000 コントロール パネルのデバイス ドライバ リストに CDP プロトコル ドライバが追加されます。

図 28-1 デバイス マネージャのメニュー

 

CDP プロトコル ドライバの開始

CDP プロトコル ドライバを開始する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [スタート]>[設定]>[コントロール パネル] の順に選択します。

ステップ 2 [システム] をダブルクリックします。

ステップ 3 [ハードウェア]タブ をクリックします。

ステップ 4 [デバイス マネージャ] ボタン をクリックします。

[デバイス マネージャ]ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 [表示]>[デバイス(接続別)] を選択します。

ステップ 6 [表示]>[非表示のデバイスの表示] を選択します。

ステップ 7 CDP Protocol Driver をダブルクリックします。

ステップ 8 [全般] タブをクリックします。

ステップ 9 [開始] ボタンをクリックしてドライバを使用可能にします(デフォルト = 開始)。

ステップ 10 OK ボタンをクリックします。

ステップ 11 Cisco RIS データ コレクタ サービスを実行します(詳細については、「Cisco RIS データ コレクタの開始」を参照)。


スタートアップの種類 = 要求 を選択すると、再起動後に開始設定値が保持されます。



 

関連項目

「CDP プロトコル ドライバのインストレーション」

「CDP プロトコル ドライバの有効化」

「CDP プロトコル ドライバのプロパティの表示」

「CDP プロトコル ドライバの IP アドレスの更新」

「アップデートされた CDP ドライバとインターフェイス ファイルの場所」

CDP プロトコル ドライバの有効化

CDP プロトコル ドライバを使用可能にする手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [スタート]>[設定]>[コントロール パネル] の順に選択します。

ステップ 2 [システム] をダブルクリックします。

ステップ 3 [ハードウェア]タブ をクリックします。

ステップ 4 [デバイス マネージャ] ボタン をクリックします。

[デバイス マネージャ]ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 [表示]>[デバイス(接続別)] を選択します。

ステップ 6 [表示]>[非表示のデバイスの表示] を選択します。

ステップ 7 CDP Protocol Driver をダブルクリックします。

ステップ 8 [全般] タブをクリックします。

ステップ 9 [デバイスを有効にする] を選択します。

ステップ 10 [次へ] を選択し、 [完了] を選択してデバイスを使用可能にします。

ステップ 11 [閉じる] を選択し、 システムを再起動します。

ステップ 12 システムの起動後、Cisco RIS データ コレクタ サービスを開始します。


 

関連項目

「CDP プロトコル ドライバのインストレーション」

「CDP プロトコル ドライバの開始」

「CDP プロトコル ドライバのプロパティの表示」

「CDP プロトコル ドライバの IP アドレスの更新」

「アップデートされた CDP ドライバとインターフェイス ファイルの場所」

CDP プロトコル ドライバのプロパティの表示

CDP プロトコル ドライバのプロパティを表示する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [スタート]>[ファイル名を指定して実行] の順に選択します。

ステップ 2 [ファイル名を指定して実行]フィールドに \WINNT\System32\drivers と入力します。

ステップ 3 OK ボタンをクリックします。

ステップ 4 cdp.sys を右クリックします。

ステップ 5 プロパティ ]を選択して、ドライバのバージョンや日付など、CDP ドライバのプロパティを表示します。

ステップ 6 OK ボタンをクリックします。


 

関連項目

「CDP プロトコル ドライバのインストレーション」

「CDP プロトコル ドライバの開始」

「CDP プロトコル ドライバの有効化」

「CDP プロトコル ドライバの IP アドレスの更新」

「アップデートされた CDP ドライバとインターフェイス ファイルの場所」

CDP プロトコル ドライバの IP アドレスの更新

CDP プロトコル ドライバは、既存のイーサネット ネットワーク インターフェイス カード上で実行されます。実行時に新しい IP アドレスを有効にした場合は、CDP を再起動できます。

CDP プロトコル ドライバを更新する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 デバイス マネージャ を使用して CDP を再起動し、新しい IP アドレス情報で CDP ドライバを更新します。

ステップ 2 更新後にシステムをリセットする必要はありません。


 

関連項目

「CDP プロトコル ドライバのインストレーション」

「CDP プロトコル ドライバの開始」

「CDP プロトコル ドライバの有効化」

「CDP プロトコル ドライバのプロパティの表示」

「アップデートされた CDP ドライバとインターフェイス ファイルの場所」

アップデートされた CDP ドライバとインターフェイス ファイルの場所

Cisco CallManager をインストールすると、次のコンポーネントがアップデートされます。

CDP ドライバ(cdp.sys)がアップデートされ、Windows 2000 ドライバ ディレクトリに保存される(\WINNT\System32\Drivers\cdp.sys)。

CDP インターフェイス ライブラリ(cdpintf.dll)がアップデートされ、Windows 2000 System32 ディレクトリに保存される(\WINNT\System32\cdpintf.dll)。

CDP レジストリの再インストール用のバックアップ Regedit エクスポート ファイルがアップデートされ、bin ディレクトリに保存される(\Program Files\Cisco\cdp2k101.reg)。CDP レジストリが破壊された場合は、このファイルを使用して CDP レジストリを復元します。

cdp2k101.reg ファイルを実行した後、CDP レジストリを復元するためにシステムの リセット を実行する必要があります。

デフォルトの CDP 設定値

表 28-1 に、デフォルトの CDP 設定値を示します。

 

表 28-1 デフォルトの CDP 設定値

説明
デフォルト値

デフォルト送信頻度

60 秒

デフォルト存続可能時間

180 秒

デフォルト ステータス

CDP アドバタイズメントは使用可能