Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド Release 4.0(1)
変換パターンの設定
変換パターンの設定
発行日;2012/01/16 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

変換パターンの設定

変換パターンの検索

変換パターンの追加

変換パターンの更新

変換パターンのコピー

変換パターンの削除

変換パターンの設定値

変換パターンの設定

Cisco CallManager は変換パターンを使用して、ダイヤルされた番号を操作した後でコールをルーティングします。場合によってシステムは、ダイヤルされた番号を使用しないことがあります。また、公衆電話交換網(PSTN)が、ダイヤルされた番号を認識できない場合もあります。

変換パターンを追加、更新、コピー、または削除するには、次のトピックを参照してください。

「変換パターンの検索」

「変換パターンの追加」

「変換パターンの更新」

「変換パターンのコピー」

「変換パターンの削除」

「変換パターンの設定値」

変換パターンの検索

ネットワーク内にはいくつかの変換パターンが存在することがあるので、Cisco
CallManager では、固有の基準を指定して、特定の変換パターンを見つけることができます。変換パターンを特定する手順は、次のとおりです。


) Cisco CallManager Administration では、ブラウザ セッションでの作業中は、変換パターンの検索設定が保持されます。別のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合でも、検索に変更を加えたり、ブラウザを閉じたりしない限り、変換パターンの検索設定は保持されます。


手順


ステップ 1 Route Plan > Translation Pattern の順に選択します。

Find and List Translation Patterns ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 最初のドロップダウン リスト ボックスから、次の基準のいずれかを選択します。

Pattern(変換パターンの名前で検索する場合)

Description(変換パターンの説明で検索する場合)

Partition(パーティション名で検索する場合)


) このドロップダウン リスト ボックスで選択する基準によって、検索時に生成される変換パターン リストのソート方法が決まります。たとえば、Description を選択すると、Description 列が結果リストの左側の列に表示されます。


2 番目のドロップダウン リスト ボックスから、次の基準のいずれかを選択します。

begins with(前方一致)

contains(中間一致)

ends with(後方一致)

is exactly(完全一致)

ステップ 3 必要に応じて適切な検索テキストを指定し、 Find をクリックします。また、ページごとに表示する項目の数も指定できます。


) データベースに登録されている変換パターンをすべて検索するには、検索テキストを入力せずに Find をクリックします。


検出された変換パターンのリストが、次の項目別に表示されます。

Translation pattern icon

Translation Pattern

Partition

Description

Route filter(ルート フィルタ)


) 該当する変換パターンの横にあるチェックボックスをオンにして Delete Selected をクリックすると、Find and List Translation Patterns ウィンドウから複数の変換パターンを削除できます。Matching Records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにして Delete Selected をクリックすると、ウィンドウ内のすべての変換パターンを削除できます。


ステップ 4 レコードのリストで、検索条件と一致する変換パターンをクリックします。

Translation Pattern Configuration ウィンドウに、選択した変換パターンが表示されます。


 

関連項目

「変換パターンの追加」

「変換パターンの更新」

「変換パターンのコピー」

「変換パターンの削除」

「変換パターンの設定値」

変換パターンの追加

変換パターンを追加する手順は、次のとおりです。

始める前に

変換パターンを追加する場合は、事前に、次の Cisco CallManager 項目を設定してください。

Partition

Route filter(ルート フィルタ)

Calling search space(コール検索スペース)

手順


ステップ 1 Route Plan > Translation Pattern の順に選択します。

ステップ 2 Add a New Translation Pattern をクリックします。

ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表 22-1 を参照)。

ステップ 4 Insert をクリックします。


 

関連項目

「変換パターンの検索」

「変換パターンの更新」

「変換パターンのコピー」

「変換パターンの削除」

「変換パターンの設定値」

変換パターンの更新

変換パターンを更新する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Route Plan > Translation Pattern の順に選択します。

ステップ 2 更新する変換パターンを見つけます。「変換パターンの検索」を参照してください。

ステップ 3 該当する設定値を更新します(「変換パターンの設定値」を参照)。


) 選択したパーティション、ルート フィルタ、および番号計画の組み合わせを使用する変換パターンが固有のものであることを確認してください。重複エントリを示すエラーが表示された場合は、ルート パターンおよびハント パイロット、変換パターン、電話番号、コール パーク番号、コール ピックアップ番号、または Meet Me 番号の設定ウィンドウをチェックしてください。


ステップ 4 Update をクリックします。

ウィンドウに、更新された変換パターンが表示されます。


 

関連項目

「変換パターンの検索」

「変換パターンの追加」

「変換パターンのコピー」

「変換パターンの削除」

「変換パターンの設定値」

変換パターンのコピー

変換パターンをコピーする手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Route Plan > Translation Pattern の順に選択します。

ステップ 2 コピーする変換パターンを見つけます。「変換パターンの検索」を参照してください。

ステップ 3 コピーする変換パターンの横にあるチェックボックスをオンにします。

ステップ 4 その変換パターンの Copy アイコンをクリックします。

ウィンドウに、その変換パターンのコピーが表示されます。

ステップ 5 該当する設定値を更新します(表 22-1 を参照)。

ステップ 6 Insert をクリックして、新しい変換パターンを追加します。


 

関連項目

「変換パターンの検索」

「変換パターンの追加」

「変換パターンの更新」

「変換パターンの削除」

「変換パターンの設定値」

Cisco CallManager システム ガイド 』の「 ルート プランの概要

変換パターンの削除

変換パターンを削除する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Route Plan > Translation Pattern の順に選択します。

ステップ 2 削除する変換パターンを見つけます。「変換パターンの検索」を参照してください。

ステップ 3 削除する変換パターンのチェックボックスをオンにして、 Delete Selected をクリックします。

この操作を実行すると取り消せないことを確認するメッセージが表示されます。

ステップ 4 変換パターンを削除するには、 OK をクリックします。削除操作を取り消すには、 Cancel をクリックします。


注意 変換パターンを削除するときは、削除する変換パターンが正しいか慎重に確認してください。削除した変換パターンを元に戻すことはできません。不用意に削除すると、削除した変換パターンを作成し直す必要があります。


ヒント 変換パターンの削除は、削除する変換パターンを見つけて表示し、Delete をクリックすることによっても実行できます。


 

関連項目

「変換パターンの検索」

「変換パターンの追加」

「変換パターンの更新」

「変換パターンのコピー」

「変換パターンの設定値」

変換パターンの設定値

表 22-1 では、Translation Pattern Configuration ウィンドウ内の使用可能なフィールドについて説明します。

 

表 22-1 変換パターンの設定値

フィールド
説明
パターン定義

Translation Pattern

Partition

Description

変換パターンの説明を入力する。

Numbering Plan

番号計画を選択する。

Route Filter

Calling Search Space

必要に応じて、追加する変換パターン用のコール検索スペースを選択する。

MLPP Precedence

ドロップダウン リスト ボックスで、この変換パターンに対する MLPP Precedence の設定を次の中から選択する。

Flash Override:MLPP コールに、一番高い優先度(レベル 0)を設定します。

Flash:MLPP コールに、2 番目に高い優先度(レベル 1)を設定します。

Immediate:MLPP コールに、3 番目に高い優先度(レベル 2)を設定します。

Priority:MLPP コールに、4 番目に高い優先度(レベル 3)を設定します。

Routine:MLPP コールに、一番低い優先度(レベル 4)を設定します。

Default:着信の優先レベルは上書きされず、そのまま渡されます。

Route Option

Route Option の指定内容がこの変換パターンをコールのルート指定(たとえば、9.@ または 8[2-9]XX)に使用するか、コールのブロックに使用するかを示す。Route this pattern または Block this pattern オプション ボタンを選択してください。

Block this pattern オプション ボタンを選択した場合、この変換パターンをコールのブロックに使用する理由を選択する必要があります。次のドロップダウン リスト ボックスから値を選択します。

No Error

Unallocated Number

Call Rejected

Number Changed

Invalid Number Format

Precedence Level Exceeded

Provide Outside Dial Tone

必要に応じて、このチェックボックスをオンにする。

Allow Overlap Sending

必要に応じて、このチェックボックスをオンにする。

Urgent Priority

Cisco CallManager は、urgent priority を指定してすべての変換パターンを設定する。変換パターンの優先順位は変更できません。

発信側変換

Use Calling Party’s External Phone Number Mask

発信コールで完全な外部電話番号を CLID(calling line ID)に使用する場合は、このチェックボックスをオンにする。

Calling Party Transform Mask

変換マスク値を入力する。NANP の有効な入力値は、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字 X、アスタリスク(*)、シャープ(#)、およびブランクです。このフィールドがブランクのときに、上記のフィールド(Use Calling Party’s External Phone Number Mask)がオフの場合、発信側変換は行われません。詳細については、「ルート/ハント リストの追加」を参照してください。

Prefix Digits (Outgoing Calls)

Calling Line ID Presentation

Cisco CallManager は補助的なサービスとして、CLIP/CLIR
(Calling Line ID Presentation)を使用する。これは、コールごとに発信者の電話番号を許可、または制限します。

この変換パターンに対して、Cisco CallManager が発信側電話番号を着信側の番号表示画面で表示するかどうかを選択します。

発信側の回線 ID 表示を変更しない場合は、 Default を選択します。Cisco CallManager で発信側の電話番号が表示されるようにする場合は、 Allowed を選択します。Cisco CallManager が発信側の電話番号を表示しないようにする場合は、
Restricted
を選択します。

このフィールドの詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の 「発信側番号の変換設定値」 表 14-6 を参照してください。

Calling Name Presentation

Cisco CallManager は補助的なサービスとして、CNIP/CNIR
(Calling Name Presentation)を使用する。これは、コールごとに発信者の名前を許可、または制限します。

この変換パターンに対して、Cisco CallManager が発信側の名前を着信側の表示画面で表示するかどうかを選択します。

発信側の名前表示を変更しない場合は、 Default を選択します。Cisco CallManager で発信側の名前情報を表示させる場合は、 Allowed を選択します。Cisco CallManager が発信者名情報を表示しないようにする場合は、 Restricted を選択します。

このフィールドの詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の 「発信側番号の変換設定値」 表 14-6 を参照してください。

接続側変換

Connected Line ID Presentation

Cisco CallManager は補助的なサービスとして、COLP/COLR
(Connected Line ID Presentation)を使用する。これは、コールごとに発信者の電話番号を許可、または制限します。

この変換パターンに対して、Cisco CallManager が接続側電話番号を発信側の番号表示画面に表示するかどうかを選択します。

接続側の回線 ID 表示を変更しない場合は、 Default を選択します。接続側の電話番号を表示する場合は、 Allowed を選択します。Cisco CallManager が接続側の電話番号を表示しないようにする場合は、 Restricted を選択します。

このフィールドの詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の 「接続先情報の表示設定と制限設定」 表 14-9 を参照してください。

Connected Name Presentation

Cisco CallManager は補助的なサービスとして、CONP/CONR
(Connected Name Presentation)を使用する。これは、コールごとに着信側の名前を許可、または制限します。

この変換パターンに対して、Cisco CallManager が接続側の名前を発信側の画面表示に表示するかどうかを選択します。

接続側の名前表示を変更しない場合は、 Default を選択します。接続側の名前を表示する場合は、 Allowed を選択します。Cisco CallManager が接続側の名前を表示しないようにする場合は、 Restricted を選択します。

このフィールドの詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の 「接続先情報の表示設定と制限設定」 表 14-9 を参照してください。

着信側変換

Discard Digits

Called Party Transform Mask

変換マスク値を入力する。NANP の有効な入力値は、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字 X、アスタリスク(*)、シャープ(#)、およびブランクです。このフィールドがブランクである場合、変換は行われません。ダイヤルされた番号が、ダイヤルされたとおりに送信されます。

Prefix Digits (Outgoing Calls)

関連項目

「変換パターンの検索」

「変換パターンの追加」

「変換パターンの更新」

「変換パターンのコピー」

「変換パターンの削除」