Cisco CallManager システム ガイド リリース 3.3(2)
カスタムの電話呼び出し音
カスタムの電話呼び出し音
発行日;2012/01/09 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

カスタムの電話呼び出し音

カスタムの電話呼び出し音の作成

RingList.xml ファイルの形式

カスタム呼び出し音タイプ用の PCM ファイルの要件

カスタムの電話呼び出し音

Cisco IP Phone は、デフォルトの呼び出し音のタイプを 2 つ(Chirp1 と Chirp2)、ハードウェアに格納して出荷されています。Cisco CallManager では、これ以外にも、デフォルトの電話呼び出し音をセットで備えています。このデフォルト セットは、パルス符号変調(PCM)ファイルとしてソフトウェアに組み込まれています。この PCM ファイルは、サイトで使用可能な呼び出し音リストのオプションを記述する XML ファイル(名前は RingList.xml)と一緒に、各 Cisco CallManager サーバ上の TFTP ディレクトリに保存されています。

この章では、独自の PCM ファイルを作成して、RingList.xml ファイルを編集することによって、自分のサイトで電話呼び出し音のタイプをカスタマイズする方法を説明します。この章の構成は、次のとおりです。

「カスタムの電話呼び出し音の作成」

「RingList.xml ファイルの形式」

「カスタム呼び出し音タイプ用の PCM ファイルの要件」

カスタムの電話呼び出し音の作成

次に説明する手順は、Cisco IP Phone 7940 および 7960 モデルに対してカスタムの電話呼び出し音を作成する場合にのみ適用されます。

手順


ステップ 1 カスタム呼び出し音ごとに PCM ファイルを作成します(ファイルごとに 1 つの呼び出し音)。この PCM ファイルは、「カスタム呼び出し音タイプ用の PCM ファイルの要件」にリストされているファイル形式ガイドラインに準拠している必要があります。

ステップ 2 ASCII エディタを使用して、RingList.xml ファイルを編集します。このファイルをフォーマットする方法、および RingList.xml サンプル ファイルについては、「RingList.xml ファイルの形式」を参照してください。

ステップ 3 変更内容を保管し、RingList.xml ファイルを閉じます。

ステップ 4 作成した新しい PCM ファイルを、クラスタ内の Cisco CallManager ごとに Cisco TFTP サーバ上にある C:\ Program Files\Cisco\TFTPPath ディレクトリに入れます。

ステップ 5 新規の RingList.xml ファイルをキャッシュするには、Cisco CallManager Serviceability を使用し、TFTP サービスを停止の後開始をするか、TFTP サービス パラメータの「Enable Caching of Constant and Bin Files at Startup」(Advanced Service Parameters にある)を使用不可にした後使用可能にします。


 

RingList.xml ファイルの形式

RingList.xml ファイルは、電話呼び出し音タイプのリストが入っている XML オブジェクトを定義します。各呼び出し音タイプには、その呼び出し音タイプに使用される PCM ファイルを指すポインタ、および Cisco IP Phone の Ring Type メニュー上で、その呼び出し音に対して表示されるテキストが含まれています。このファイルは、Cisco CallManager ごとに Cisco TFTP サーバの
C:\ Program Files\Cisco\TFTPPath ディレクトリに置かれます。

CiscoIPPhoneRingList XML オブジェクトは、次の簡単なタグ セットを使用して情報を記述しています。

<CiscoIPPhoneRingList>
<Ring>
<DisplayName/>
<FileName/>
</Ring>
</CiscoIPPhoneRingList>
 

定義名には次の特性があります。

DisplayName は、Cisco IP Phone の Ring Type メニューに表示される関連した PCM ファイル用のカスタム呼び出し音の名前を定義する。

FileName は、 DisplayName と関連付ける、カスタム呼び出し音用の PCM ファイルの名前を指定する。

DisplayName フィールドと FileName フィールドの文字数は、それぞれ 25 文字以下。

次の例は、2 種類の電話呼び出し音を定義する RingList.xml ファイルを示しています。

<CiscoIPPhoneRingList>
<Ring>
<DisplayName>Analog Synth 1</DisplayName>
<FileName>Analog1.raw</FileName>
</Ring>
<Ring>
<DisplayName>Analog Synth 2</DisplayName>
<FileName>Analog2.raw</FileName>
</Ring>
</CiscoIPPhoneRingList>
 

電話呼び出し音のタイプごとに、 DisplayName FileName が必要です。RingList.xml ファイルには、50 種類までの呼び出し音を指定できます。

カスタム呼び出し音タイプ用の PCM ファイルの要件

Cisco IP Phone 上で呼び出し音を正しく再生するには、PCM ファイルは、次の要件を満たしている必要があります。

Raw PCM(ヘッダーなし)

毎秒 8000 サンプル

8 ビット/サンプル

uLaw 圧縮

最大呼び出し音サイズ:16080 サンプル。

最小呼び出し音サイズ:240 サンプル。

呼び出し音内のサンプル数は、240 で割り切れる値である。

呼び出し音は、ゼロ クロッシングで開始および終了する。

前述のファイル形式の要件をサポートする標準オーディオ編集パッケージを使用して、電話呼び出し音用の PCM ファイルをカスタムで作成できます。