Cisco Unified CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド
トラフィック システム レポートの設定
トラフィック システム レポートの設定
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2010/06/08 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

トラフィック システム レポートの設定

トラフィック要約レポートの設定

内線番号ごとのトラフィック要約レポートの設定

関連資料

その他のシスコ製品マニュアル

トラフィック システム レポートの設定

CAR では、次の 3 レベルのユーザ向けにレポート機能が用意されています。

管理者:ロード バランシング、システム パフォーマンス、トラブルシューティングの参考にできるシステム レポートが生成されます。

マネージャ:予算管理またはセキュリティ目的でコールをモニタリングする場合や、コールの音声品質を判定する場合に参考にできる、ユーザ、部門、および QoS のレポートが生成されます。

個別ユーザ:ユーザごとにコールの請求レポートが生成されます。

この章の構成は、次のとおりです。

「トラフィック要約レポートの設定」

「内線番号ごとのトラフィック要約レポートの設定」

「関連資料」

「その他のシスコ製品マニュアル」


) ジョブの機能により、ユーザは、この章で説明している各レポートにアクセスできない場合があります。


CAR 管理者だけが、トラフィック要約レポートを生成できます。このレポートでは、指定した期間でのコール量についての情報が示されます。選択したコール タイプおよび QoS 音声品質カテゴリだけが含まれます。


ヒント トラフィック概要レポートを生成するよう CAR を設定する場合、異なるコール タイプ([On Net]、[Internal]、[Local]、[Long Distance] など)を選択できます。CAR では、毎時間の間隔ごとのトラフィックの量が比較され、トラフィック量が最も高い時刻が特定されます(Busy Hour Call Completion(BHCC)の数)。全般的な BHCC 数を取得するには、CAR を設定するときにすべてのコール タイプを選択します。レポート タイトルの下で、別の行に、その日の BHCC 数が表示されます。


CAR 管理者だけが、内線番号ごとのトラフィック要約レポートを生成できます。レポートでは、指定した期間および内線番号のセットでのコール量についての情報が示され、選択したコール タイプおよび内線番号だけが含まれます。


ヒント このレポートを使用すると、指定したユーザ グループごと、部門ごとや、ロビーまたは会議室の電話などの別の基準によるコールの使用状況が追跡されます。このレポートは、週ごとに生成するよう設定できます。このレポートでは、指定したユーザ全体における使用状況レベルを集約することによって、使用度が高いユーザまたはグループを特定できます。


トラフィック要約レポートの設定

CAR 管理者だけが、トラフィック要約レポートを生成します。このレポートでは、指定した期間でのコール量についての情報が示されます。

システムにより自動生成されたレポートを表示することも、新しいレポートを生成することもできます。詳細については、「CAR System Scheduler の設定」を参照してください。

この項では、システム トラフィックに関する要約情報を生成する方法、参照する方法、または、メール送信する方法について説明します。

手順


ステップ 1 [System Reports] > [Traffic] > [Summary] を選択します。

[Traffic Summary] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Generate Report] フィールドで、 表 11-1 の説明どおりに時間を選択します。

 

表 11-1 [Generate Report] フィールド

パラメータ
説明

Hour of Day

ステップ 4 で指定した期間でのシステムの平均コール数、ステップ 5 で指定したコール タイプ、ステップ 6 で指定した時刻での QoS の値が表示されます。

ステップ 4 で指定した期間が 1 日以内の場合、システムでは、毎時間の間隔ごとのトラフィックの量が比較され、トラフィック量が最も高い時刻のトラフィック量がその日の BHCC 数として特定されます。

Day of Week

ステップ 4 で指定した期間でのシステムの平均コール数、ステップ 5 で指定したコール タイプ、ステップ 6 で指定した曜日での QoS の値が表示されます。

Day of Month

ステップ 4 で指定した期間でのシステムの平均コール数、ステップ 5 で指定したコール タイプ、ステップ 6 で指定した日付での QoS の値が表示されます。

ステップ 3 [Available Reports] フィールドで、自動生成されるレポート(使用可能な場合)を選択し、ステップ 8 に進むか、または、デフォルト設定 [Generate New Report] を使用し、ステップ 4 に進みます。

ステップ 4 レポートを生成する期間の日付範囲を選択します。

ステップ 5 [Select Call Types] 領域で、レポートに含めるコール タイプのチェックボックスをオンにします。特定の時間または 24 時間の期間における全般的な BHCC 数を取得するには、すべてのコール タイプを選択します。 表 11-2 で、コール タイプについて説明します。

 

表 11-2 コール タイプごとのトラフィックの要約

コール タイプ
説明

On Net

1 つの Cisco Unified Communications Manager ネットワークから発信され、トランクを通過して出て行き、別の Cisco Unified Communications Manager ネットワークで終端した発信コール。CAR の目的として、コールが CAR ダイヤル プラン設定ウィンドウでそのように設定されていれば、どの発信コールもネット電話コールに分類される可能性があることを認識しておいてください。「ダイヤル プランの設定」 を参照してください。

Internal

Cisco Unified Communications Manager ネットワーク内で発信され、同じ Cisco Unified Communications Manager ネットワーク内で完了した(ゲートウェイもトランクも使用されなかった)コール。クラスタ内コールも含まれます。

Local

エリア コードがないか、またはローカル エリア コードのいずれかを含む番号へ公衆電話交換網(PSTN)を介してルーティングされた市内電話。

Long Distance

Cisco Unified Communications Manager ネットワーク内で発信され、PSTN を介して出て行った長距離電話。

International

Cisco Unified Communications Manager ネットワーク内で発信され、PSTN を介して出て行った国際電話。

Incoming

Cisco Unified Communications Manager ネットワーク外で発信され、ゲートウェイを介して Cisco Unified Communications Manager ネットワークに入ってきた着信コール。

Others

フリー ダイヤル番号、911 などの緊急コールといった、その他の発信コールすべて。


) 図または表で示されているコールには、1 日あたりの平均コール数が含まれます。生成されたデータが少ない場合で、長い日付範囲を指定した場合、レポートでは、非常に小さい値が 0 として扱われ、グラフには表示されません。たとえば、8 日間分の曜日レポートが生成され、2 回の月曜日が含まれている場合、月曜日に示されるデータは、両方の月曜日の平均コール数を表します(各月曜日のすべてのコール数が加算され、2 で割られます)。同様に、時刻レポートで、05-06 に対して表示されるデータは、レポートで選択された日付範囲の 05 時と 06 時との間のコール数の、1 日あたりの平均数を表します。


ステップ 6 [Select QoS] 領域で、レポートに含める音声品質カテゴリのチェックボックスをオンにします。「QoS 値の設定」 で設定したパラメータが、全音声品質カテゴリの基準を提供します。

 

表 11-3 QoS 詳細レポート音声品質

音声品質
説明

Good

これに該当するコールの QoS は、可能な範囲内で最も高い品質を示します。

Acceptable

これらのコールの QoS は、少し劣化していますが、依然、受け入れ可能な範囲内です。

Fair

これらのコールの QoS は劣化していますが、依然、使用可能な範囲内です。

Poor

音声品質 [Poor] は、これらのコールの QoS が満足できない範囲であることを示しています。

NA

これらのコールは、確立されている QoS カテゴリのいずれの基準にも一致しません。

ステップ 7 CSV 形式のレポートがほしい場合は、[Report Format] 領域で、CSV(カンマ区切り形式)を選択します。PDF 形式のレポートがほしい場合は、[Report Format] 領域で PDF(Portable Document Format)を選択します。

ステップ 8 [View Report] ボタンをクリックします。

レポートが表示されます

ステップ 9 レポートをメールで送信する場合は、[Send Report] ボタンをクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメールでの送信」で説明されている手順を実行します。


 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

内線番号ごとのトラフィック要約レポートの設定

CAR 管理者だけが、内線番号ごとのトラフィック要約レポートを生成します。レポートでは、指定した期間でのコール量についての情報が示されます。

この項では、ユーザの内線番号に基づいたトラフィック要約レポートを生成する方法、参照する方法、または、メール送信する方法について説明します。

手順


ステップ 1 [System Reports] > [Traffic] > [Summary By Extension] を選択します。

[Traffic Summary that is based on Extension(s)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Generate Report] フィールドで、 表 11-4 の説明どおりに時間を選択します。

 

表 11-4 [Generate Report] フィールド

パラメータ
説明

Hour of Day

1 日のうちの時刻で選択された日付範囲について、システム上にある選択された内線番号での平均コール数が表示されます。

(注) 日付と時刻の範囲が 1 ヶ月を超えないようにしてください。

Day of Week

1 週間のうちの曜日で選択された日付範囲について、システム上にある選択された内線番号での平均コール数が表示されます。

(注) 日付と時刻の範囲が 1 ヶ月を超えないようにしてください。

Day of Month

1 ヶ月のうちの日付で選択された日付範囲について、システム上にある選択された内線番号での平均コール数が表示されます。

(注) 日付と時刻の範囲が 1 ヶ月を超えないようにしてください。

ステップ 3 [Select Call Types] 領域で、レポートに含めるコール タイプのチェックボックスをオンにします。 表 11-5 で、コール タイプについて説明します。

 

表 11-5 コール タイプごとのトラフィックの要約(内線番号)

コール タイプ
説明

On Net

1 つの Cisco Unified Communications Manager ネットワークから発信され、トランクを通過して出て行き、別の Cisco Unified Communications Manager ネットワークで終端した発信コール。CAR の目的として、コールが CAR ダイヤル プラン設定ウィンドウでそのように設定されていれば、どの発信コールもネット電話コールに分類される可能性があることを認識しておいてください。「ダイヤル プランの設定」 を参照してください。

Internal

Cisco Unified Communications Manager ネットワーク内で発信され、同じ Cisco Unified Communications Manager ネットワーク内で完了した(ゲートウェイもトランクも使用されなかった)コール。クラスタ内コールも含まれます。

Local

エリア コードがないか、またはローカル エリア コードのいずれかを含む番号へ公衆電話交換網(PSTN)を介してルーティングされた市内電話。

Long Distance

Cisco Unified Communications Manager ネットワーク内で発信され、PSTN を介して出て行った長距離電話。

International

Cisco Unified Communications Manager ネットワーク内で発信され、PSTN を介して出て行った国際電話。

Incoming

Cisco Unified Communications Manager ネットワーク外で発信され、ゲートウェイを介して Cisco Unified Communications Manager ネットワークに入ってきた着信コール。

Others

フリー ダイヤル番号、911 などの緊急コールといった、その他の発信コールすべて。


) 図または表で示されているコールには、1 日あたりの平均コール数が含まれます。生成されたデータが少ない場合で、長い日付範囲を指定した場合、レポートでは、非常に小さい値が 0 として扱われ、グラフには表示されません。たとえば、8 日間分の曜日レポートが生成され、2 回の月曜日が含まれている場合、月曜日に示されるデータは、両方の月曜日の平均コール数を表します(各月曜日のすべてのコール数が加算され、2 で割られます)。同様に、時刻レポートで、05-06 に対して表示されるデータは、レポートで選択された日付範囲の 05 時と 06 時との間のコール数の、1 日あたりの平均数を表します。


ステップ 4 [Select Extensions] グループ ボックスで、すべての内線番号を選択するか、または、ユーザに基づいて内線番号を検索するかの、いずれかを行うことができます。


) 内線番号の検索には、「!」または「X」などのワイルドカード パターンを入力できます。「!」は、各桁が 0 ~ 9 の任意の n 桁を表し、「X」は、0 ~ 9 の範囲の 1 桁を表します。


すべての内線番号を選択する場合は、[Select All Extensions] チェックボックスをオンに設定します。ユーザに基づいて内線番号を選択する場合は、[Extension] フィールドに個々の内線番号を入力し、[Add Extension] ボタンを入力します。「ユーザの検索」で説明されているように、用意されている検索機能を使用することもできます。

ステップ 5 CSV 形式のレポートがほしい場合は、[Report Format] 領域で、CSV(カンマ区切り形式)を選択します。PDF 形式のレポートがほしい場合は、[Report Format] 領域で PDF(Portable Document Format)を選択します。

ステップ 6 [View Report] ボタンをクリックします。

レポートが表示されます

ステップ 7 レポートをメールで送信する場合は、[Send Report] ボタンをクリックします。レポートを送信するには、「レポートのメールでの送信」で説明されている手順を実行します。


 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

その他のシスコ製品マニュアル

『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』

『Cisco Unified Serviceability Administration Guide

Cisco Unified Communications Manager Call Detail Records Administration Guide