Cisco Unified CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド
CAR システム パラメータの設定
CAR システム パラメータの設定
発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2010/02/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

CAR システム パラメータの設定

メール サーバ パラメータの設定

ダイヤル プランの設定

CAR ダイヤル プランでのデフォルト値の復元

ゲートウェイの設定

システム プリファレンスの設定

関連資料

その他のシスコ製品マニュアル

CAR システム パラメータの設定

CAR を使用してレポートの生成を開始する前に、システムを設定する必要があります。ほとんどの場合、CAR により、デフォルト値が指定されます。ただし、この章にあるトピックを参考にして、CAR のカスタマイズについてより詳しくご確認ください。

デフォルト値を使用しない場合、レポートを生成する前に、数多くのシステム パラメータをカスタマイズする必要があります。この項では、CAR に影響を及ぼすシステム パラメータについて説明します。カスタマイズは推奨されますが、すべてのシステム パラメータにはデフォルト値が用意されているため、カスタマイズは必須ではありません。

この章の構成は、次のとおりです。

「メール サーバ パラメータの設定」

「ダイヤル プランの設定」

「CAR ダイヤル プランでのデフォルト値の復元」

「ゲートウェイの設定」

「システム プリファレンスの設定」

「関連資料」

「その他のシスコ製品マニュアル」

メール サーバ パラメータの設定

電子メール アラートとレポートを電子メールで送信するには、メール サーバ設定情報を指定する必要があります。CAR は、設定情報を使用して電子メール サーバに正常に接続します。

この項では、電子メール サーバ情報を指定する方法について説明します。

手順


ステップ 1 [System] > [System Parameters] > [Mail Parameters] を選択します。

[Mail Parameters] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Mail ID] フィールドには、電子メールが送信されるときに [From] フィールドで使用される電子メール識別情報だけを入力します(たとえば、smith1@abc.com の場合、[Mail ID] フィールドには smith1 を入力します)。


) CAR では、SMTP 認証はサポートされません。SMTP メール サーバでの認証を無効にする必要があります。


ステップ 3 [Mail Server Name] フィールドには、電子メール システムが実行されているサーバのドメイン名を入力します(つまり、ステップ 2 の例では、 abc.com と入力します)。

ステップ 4 変更を行う場合は、[Update] ボタンをクリックします。


 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

ダイヤル プランの設定

CAR のデフォルト ダイヤル プランには、North American Numbering Plan(NANP; 北米番号計画)が指定されています。コールの分類が正しくレポートに表示されるようにするため、ダイヤル プランを適切に設定してください。


) Cisco Unified Communications Manager Administration で用意されているデフォルト NANP を変更した場合か、または、NANP の範囲外の場合、使用している Cisco Unified Communications Manager のダイヤル プランに従って、CAR でダイヤル プランを設定してください。ダイヤル プランを設定するには、少なくとも 1 つの条件が存在する必要があります。ダイヤル プランの情報については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』および『Cisco Unified Communications Manager System Guide』を参照してください。


ダイヤル プランを設定するには、発信コール分類のパラメータを定義します。コールの分類には、[International]、[Local]、[Long Distance]、[On Net] などが含まれます。たとえば、ユーザのエリア内の市内電話の長さが 6 桁の場合、ダイヤル プランには、次のような 1 行を指定します。

 

条件

桁数

パターン

コール タイプ

=

6

!

Local

この項では、CAR ダイヤル プラン設定をアップデートする方法について説明します。

手順


ステップ 1 [System] > [System Parameters] > [Dial Plan Configuration] を選択します。

[Dial Plan Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Toll Free Numbers] フィールドに、発信者が料金なしでかけられるダイヤル プランの番号を入力します。

ステップ 3 次のフィールドを使用して、テーブルで値をアップデートします。

[Condition]:ルールの条件を選択します。[No of Digits] フィールドに指定される値と比較して、[>] はより大きい、[<] はより小さい、[=] は等しいを表します。

[No of Digits]:このルールが適用される必要がある電話番号の桁数を選択します。桁数がルールに影響を及ぼさない場合は、[NA] を指定します。

[Pattern]:次のような、コールの分類に使用されるパターンを入力します。

[G]:ルールで指定されているとおりに分類されることを示します(G は、「ゲートウェイの設定」で指定されたゲートウェイのエリア コードを表すワイルドカードです)。

[T]:CAR で設定されている料金着信者負担番号が取得されます。

[!]:複数桁を示します(1234 または 5551234 など、1 桁を超える任意の桁数)。

[X]:1 桁を示します(0、1、または 9 など)。

[Call Type]:条件を満たす場合のコール タイプを選択します。

ステップ 4 行を追加する場合は、行を追加する場所の下の行のチェックボックスをオンにし、[Add Rows] リンクをクリックします。ユーザが選択した行の上に、システムによって 1 行が追加されます。1 行を削除する場合は、削除する行のチェックボックスをオンにし、[Delete Rows] リンクをクリックします。


) CAR により、CDR に保存されている着信番号に基づいて、コールが分類されます。(番号変換によって)着信桁数が CDR に書き込まれている桁数と異なる場合、CDR での桁数の表示方法に基づいて、CAR でダイヤル プランを設定します。


ステップ 5 変更を行う場合は、[Update] ボタンをクリックします。


 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CAR ダイヤル プランでのデフォルト値の復元

CAR でデフォルト ダイヤル プランを変更した場合、北米番号計画(NANP)に基づいてデフォルト値を復元できます。

表 28-1 に、NANP のデフォルト値を示します。

 

表 28-1 CAR ダイヤル プランでのデフォルト値

条件
桁数
パターン
コール タイプ

1

=

5

!

OnNet

2

=

7

!

Local

3

=

10

T!

Others

4

=

10

G!

Local

5

=

10

!

Long Distance

6

=

11

T!

Others

7

=

11

XG!

Local

8

=

11

!

Long Distance

9

>

3

011!

International

次の情報では、 表 28-1 の表にあるデフォルト値について説明します。

行 1:ダイヤルされる桁数が 5 に等しく、パターンが [!](1 桁より多い、この例では、5 桁)の場合、コールは [On Net] に分類されます。

行 2:ダイヤルされる桁数が 7 に等しく、パターンが [!](1 桁より多い、この例では、7 桁)の場合、コールは [Local] に分類されます。

行 3:ダイヤルされる桁数が 10 に等しく、パターンが [T!](1 桁より多い、この例では、料金着信者負担番号のコードで始まる 10 桁の番号)の場合、コールは [Others] に分類されます。

行 4:ダイヤルされる桁数が 10 に等しく、パターンが [G!](1 桁より多い、この例では、ゲートウェイ コードで始まる 10 桁の番号)の場合、コールは [Local] に分類されます。

行 5:ダイヤルされる桁数が 10 に等しく、パターンが [!](1 桁より多い、この例では、10 桁の番号)の場合、コールは [Long Distance] に分類されます。

行 6:ダイヤルされる桁数が 11 に等しく、パターンが [T!](1 桁より多い、この例では、料金着信者負担番号のコードで始まる 11 桁の番号)の場合、コールは [Others] に分類されます。

行 7:ダイヤルされる桁数が 11 に等しく、パターンが [XG!](1 桁より多い、この例では、任意の 1 桁で始まり、それにゲートウェイ コードが続く、11 桁の番号)の場合、コールは [Local] に分類されます。

行 8:ダイヤルされる桁数が 11 に等しく、パターンが [!](1 桁より多い、この例では、11 桁の番号)の場合、コールは [Long Distance] に分類されます。

行 9:ダイヤルされる桁数が 3 よりも大きく、011 で始まる場合、コールは [International] に分類されます。

いずれの条件も満たさない場合、コールは [Others] に分類されます。この項では、CAR で NANP ダイヤル プランの値を元に戻す方法について説明します。

手順


ステップ 1 [System] > [System Parameters] > [Dial Plan Configuration] を選択します。

[Dial Plan Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Restore Defaults] ボタンをクリックします。

戻された情報は、午前 0 時に有効になります。変更をただちに有効にする場合は、Cisco CAR Scheduler サービスを再起動します。サービスの再起動の詳細については、 『Cisco Unified Serviceability Administration Guide を参照してください。


 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

ゲートウェイの設定


ヒント 既存の Cisco Unified Communications Manager システム ゲートウェイで、CAR にあるゲートウェイを設定します。ゲートウェイを Cisco Unified Communications Manager Administration に追加後、CAR に新しいゲートウェイを設定します。ゲートウェイが Cisco Unified Communications Manager システムから削除されるときに、システムでは、CAR からゲートウェイ(および指定したすべてのコンフィギュレーション設定)が自動的に削除されます。


CAR はエリア コード情報を使用して、コールが市内か長距離かを判別します。CAR で使用状況レポートを生成できるようにするには、各ゲートウェイに対してポート数を指定する必要があります。


) "G" は、ダイヤル プラン設定で使用されるゲートウェイ エリア コードのワイルドカードとして動作します。


この項では、CAR でゲートウェイを設定する方法について説明します。

手順


ステップ 1 [System] > [System Parameters] > [Gateway Configuration] を選択します。

[Gateway Configuration] ウィンドウが表示されます。


) Cisco Unified Communications Manager Administration でゲートウェイを設定していない場合、システムにゲートウェイが設定されていないことを示すメッセージが表示されます。


ステップ 2 次のいずれかの作業を実行します。

すべのゲートウェイでエリア コードをアップデートする場合は、[Area Code] フィールドにエリア コードを入力し、[Set Area Code] ボタンをクリックします。

[Update] をクリックして変更を保存する必要があることを示すメッセージが表示されます。[OK] をクリックします。

特定のゲートウェイに対するエリア コードをアップデートする場合は、設定する各ゲートウェイの [Area Code] フィールドに、そのゲートウェイのエリア コードを入力します。

ステップ 3 [Max No. of Ports] フィールドに、設定する各ゲートウェイのポート数を入力します。[Max No of Ports] の範囲は、1 ~ 1000 です。


) CAR により、Cisco Unified Communications Manager Administration で追加されるときにゲートウェイに指定された値が使用されます。したがって、Cisco Unified Communications Manager Administration でゲートウェイが追加されたときに指定された詳細により、一部のゲートウェイではエリア コードがすでに入力済みか、または、ポートの最大数が 0 です。CAR では、ポートの最大数の値として 0 を受け付けません。この値が 0 のすべてのゲートウェイでは、ポートの最大数の変更を促すプロンプトが表示される場合があります。


ステップ 4 変更を行う場合は、[Update] ボタンをクリックします。

設定済みの任意またはすべてのゲートウェイで、CAR のレポートを実行できます。


 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

システム プリファレンスの設定

CAR では、デフォルトのシステム プリファレンスが提供されます。ただし、システム パラメータに値を設定することによって、システムをカスタマイズすることができます。

この項では、システム プリファレンスの値を指定する方法について説明します。

手順


ステップ 1 [System] > [System Parameters] > [System Preferences] を選択します。

[System Preferences] ウィンドウが表示されます。使用可能なシステム パラメータのリストが、[Parameter Name] リストに表示されます。

ステップ 2 [Parameter Value] フィールドに、 表 28-2 で説明されているパラメータの該当する値を入力します。

 

表 28-2 システム プリファレンス パラメータ

パラメータ
説明

COMPANY_NAME

レポートでヘッダー情報として使用される会社名を入力します。会社名は、64 文字の長さを超えることはできません。

ステップ 3 [Update] ボタンをクリックします。


 

その他のシスコ製品マニュアル

『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』

『Cisco Unified Serviceability Administration Guide

Cisco Unified Communications Manager Call Detail Records Administration Guide