Cisco Unified CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド
CDR Analysis and Reporting(CAR)評価 エンジンの設定
CDR Analysis and Reporting(CAR)評価エンジンの設定
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2010/02/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

CDR Analysis and Reporting(CAR)評価エンジンの設定

基本レートと接続時間の設定

コール コストへの時刻の算入

コール コストへの音声品質の算入

関連資料

その他のシスコ製品マニュアル

CDR Analysis and Reporting(CAR)評価エンジンの設定

コールの基本レート、接続時間、時刻、および音声品質の評価パラメータを定義するには、CAR 評価エンジンを使用します。


) コールの評価パラメータは、CAR のロード中に使用されます。CAR データベース内の古い Call Detail Record(CDR; コール詳細レコード)レコードに対して、これらのパラメータの新しい値を使用する場合は、すべての CDR を CAR データベースにリロードする必要があります。


この章の構成は、次のとおりです。

「基本レートと接続時間の設定」

「コール コストへの時刻の算入」

「コール コストへの音声品質の算入」

「関連資料」

「その他のシスコ製品マニュアル」

基本レートと接続時間の設定

コールのコストの基準を設定するには、すべてのコールについて基本レートを指定する必要があります。たとえば、現在のサービス プロバイダーが 1 分につき 6 セントのレートで 10 秒ごとに細分化して課金(細分課金)している場合は、すべてのコールに課金される基本レートを、10 秒につき 1 セントとして設定します。

この項では、基本料金と接続時間の値を設定する方法について説明します。


) デフォルトの基本料金値を使用する場合は、レポートにコストが提示されません。システムにはデフォルト値が設定されていますが、このデフォルトのままにした場合、Rating Engine はディセーブルのままになり、コストを提示しません。


手順


ステップ 1 [Report Config] > [Rating Engine] > [Duration] を選択します。

[Call Duration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [To (seconds)] フィールドに、基本料金の適用対象となる秒数を入力します。たとえば、6 秒ごとに課金される場合は、このフィールドに 6 を入力します。コールの実際の接続時間にかかわらず、分単位の単純レートで課金される場合は、このフィールドに 60 を入力して、料金が分単位の接続時間に基づいて計算されるようにします。

ステップ 3 [Base Charge/Block] フィールドに、[To (seconds)] フィールドに表示されている秒数に対する基本コストを入力します。たとえば、1 分あたり 6 セントの料金を 6 秒ごとに細分化して課金(細分課金)される場合は、このフィールドに 0.006 を入力します。分単位の接続時間に対して 1 分間につき 7 セントの料金を課金される場合(細分課金なし)は、このフィールドに 0.07 を入力します。

上記の例では、6 秒ごとに課金されていてコストが 6 秒ごとに 0.006 である場合、7 秒間のコールのコストは 0.012 になります。根拠:6 秒ごとに 0.006 のコストがかかり、0 ~ 6 秒までのブロックが 2 個発生しています。

同様に、分単位の接続時間に対して課金され、コストが 1 分間につき 7 セントである場合、3 分間のコールには 21 セントのコストがかかります。根拠:60 秒ごとに 7 セントのコストがかかり、1 分間のブロックが 3 個発生しています。

ステップ 4 [Update] ボタンをクリックします。


ヒント デフォルト設定に戻すには、[Restore Defaults] ボタンをクリックします。コールの料金やブロックをデフォルト値の 0 に戻すと、コール コストの決定に使用されるその他のファクタは、実質上無効になります。



 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

コール コストへの時刻の算入

コールのコストをさらに細かく定義するには、特定の時刻に応じた乗数を指定します。たとえば、昼間のコールに対して加入者に割増料金を課金する場合は、[Call Duration] ウィンドウで指定した 1 ブロックあたりの基本料金に対して、乗数を適用できます。

この項では、コールのコストが増加する特定の時刻を設定する方法について説明します。


) 時刻によるコール コストの増加を避ける場合は、デフォルト値を使用できます。デフォルトの乗数は 1 になっているため、時刻によるコール コストの増加は発生しません。


手順


ステップ 1 [Report Config] > [Rating Engine] > [Time of Day] を選択します。

[Time of Day] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 行を追加するには、[Add Rows] リンクをクリックします。

システムは、00:00:00 ~ 23:59:59 の行を追加します。

ステップ 3 行をさらに追加するには、新しい行を追加する場所の下にある行のチェックボックスをオンにし、[Add Rows] リンクをクリックします。


) 行を削除するには、削除する行のチェックボックスをオンにして、[Delete Rows] リンクをクリックします。


ステップ 4 [From] と [To] の時刻範囲に、時、分、秒を 24 時間制で入力します。デフォルトの時刻範囲は、24 時間(00:00:00 ~ 23:59:59)です。1 つの時刻範囲(午前 8 時~午後 5 時)を設定するには、3 つの時刻範囲(最初は 00:00:00 ~ 07:59:59、2 番目は 08:00:00 ~ 16:59:59、3 番目は 17:00:00 ~ 23:59:59)を設定する必要があります。


) 時刻をコール コストに算入する場合は、12 時間制ではなく Coordinated Universal Time(UTC; 世界標準時)を使用する必要があります。


ステップ 5 [Multiplication Factor] を入力します。この値は、指定した時刻範囲にコールが発生した場合に、1 ブロックあたりの基本料金に掛ける数値を指定するものです。たとえば、午前 8 時~午後 5 時の間に発生したコールの料金を倍にする割増料金を課金する場合、乗数は 2.00 になります。乗数が 1.00 である場合は、コールのコストに影響しません。

ステップ 6 時刻および乗数を追加するには、[Update] ボタンをクリックします。


ヒント デフォルト設定に戻すには、[Restore Defaults] ボタンをクリックします。



 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

コール コストへの音声品質の算入

コールのコストをさらに細かく定義するには、コールの音声品質に応じた乗数を指定します。たとえば、最高の音声品質のコールを確保するために、加入者が割増料金を支払う場合は、[Call Duration] ウィンドウで指定した 1 ブロックあたりの基本料金に対して、音声品質に応じたさまざまな乗数を適用できます。1.00 以外の乗数を使用すると、さまざまな音声品質のコールを区別する場合にも役立ちます。

この項では、特定の音声品質のコールに対して追加コストを課金する場合に、コール コストを設定する方法について説明します。


) 音声品質によるコール コストの増加を避ける場合は、デフォルト値を使用できます。デフォルトの乗数は 1.00 になっているため、音声品質によるコール コストの増加は発生しません。


手順


ステップ 1 [Report Config] > [Rating Engine] > [Voice Quality] を選択します。

[Voice Quality] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Multiplication Factor] フィールドに、指定した音声品質カテゴリのコールが発生した場合に 1 ブロックあたりの基本料金に掛ける数値を入力します。音声品質カテゴリ(最高、高、中、および低)については、「QoS 値の設定」で説明しています。

音声品質(最高):ファクタ 1.2

音声品質(高):ファクタ 1.0

音声品質(中):ファクタ 1.0

音声品質(低):ファクタ 0.8

最高品質のコールには、高品質または中品質のコールの 1.2 倍の料金が課金されます。低品質のコールには、高品質または中品質のコールの 0.8 倍の料金が課金されます。


) 最高品質コールの乗数≧高品質コールの乗数≧中品質コールの乗数≧低品質コールの乗数にしてください。


ステップ 3 音声品質に応じた乗数を設定するには、[Update] ボタンをクリックします。


ヒント デフォルト設定に戻すには、[Restore Defaults] ボタンをクリックします。



 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

その他のシスコ製品マニュアル

『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』

『Cisco Unified Serviceability Administration Guide

Cisco Unified Communications Manager Call Detail Records Administration Guide