Cisco Unified CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド
CDR Analysis and Reporting(CAR)の概 要
CDR Analysis and Reporting(CAR)の概要
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2010/02/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

CDR Analysis and Reporting(CAR)の概要

CDR Analysis and Reporting について

CAR 管理者、マネージャ、およびユーザについて

CAR レポートについて

CAR レポートの概要

自動生成レポートのスケジュール

監査ロギング

ログイン メッセージのカスタマイズ

CDR Analysis and Reporting の国際化

Web ブラウザ

CAR マニュアルのオンライン ヘルプへのアクセス

のアップグレード

CAR データベースのバックアップ

CPU 使用度

関連資料

その他のシスコ製品マニュアル

CDR Analysis and Reporting(CAR)の概要

Cisco Unified Serviceability では、[Tools] メニューにおいて CDR Analysis and Reporting(CAR)がサポートされます。CAR は、QoS(Quality of Service)、トラフィック、および課金情報に関するレポートを生成します。

CAR は、サードパーティが提供するアカウンティング/課金ソリューションに代わるものではありません。これらのソリューションを提供しており、かつ Cisco Technology Developer Program(CTDP)のメンバーである企業については、Cisco Developer Community のホームページ(URL は http://developer.cisco.com/web/cdc/home )を検索することにより確認できます。


) CAR では、iDivert コール(コールをボイス メッセージ システムに転送する機能)は処理されず、通常のコールとして扱われます。iDivert 機能をアクティブにした後、コールの一部が正しい側に対して課金されないことがあります。


この章の構成は、次のとおりです。

「CDR Analysis and Reporting について」

「CAR 管理者、マネージャ、およびユーザについて」

「CAR レポートについて」

「監査ロギング」

「ログイン メッセージのカスタマイズ」

「CDR Analysis and Reporting の国際化」

「Web ブラウザ」

「CAR マニュアルのオンライン ヘルプへのアクセス」

「Cisco Unified Communications Manager のアップグレード」

「CAR データベースのバックアップ」

「CPU 使用度」

「関連資料」

CDR Analysis and Reporting について

その主要な機能として、CAR は、Cisco Unified Communications Manager のユーザに関するレポートの生成、およびコール処理についてのシステム ステータスに関するレポートの生成を行います。CAR は、CAR データベースの管理アクティビティも行います。これらの作業は、次のいずれかの方法で行えます。

必要な作業が実行されるように、自動的に設定する。

Web インターフェイスを使用して、作業を手動で実行する。

CAR には、Cisco Unified Serviceability の [Tools] メニューからアクセスします。「CAR のアクティブ化」の説明に従って、適切なサービスをあらかじめアクティブにしておく必要があります。

すべての CAR レポートで、Call Detail Record(CDR; コール詳細レコード)データが使用されます。CAR が処理する CDR は、CDR Repository サービスが CDR リポジトリ フォルダ構造に配置するフラット ファイルから取得されます。CAR は、スケジュールされた時刻および頻度に従って CDR を処理します。デフォルトでは、CDR データは 1 日 24 時間、週 7 日間にわたって連続してロードされます。ただし、ロードする時刻、間隔、および時間は必要に応じて設定できます。また、デフォルト設定では CDR レコードだけがロードされます。デフォルトでは Call Management Record(CMR; コール管理レコード)レコードはロードされません。


) CAR システム スケジューラのウィンドウにあるオプションの [Load CDR Only] チェックボックスをオフにすることにより、CMR レコードをロードできます。詳細については、「CDR ロード スケジュールの設定」を参照してください。


CAR では、各種のレポートに必要となる情報を、CDR と CMR、さらに Cisco Unified Communications Manager データベースから取得します。

レポートのスケジュール

システム上で CAR をアクティブにした後には、CAR レポートをスケジュールすることにより、レポートを定期的に自動生成できます。スケジュール可能なレポートは、それぞれ独自に生成間隔を保持しています。レポートの生成間隔には、日次、週次、または月次を指定できます。日報をスケジュールすると、日次のレポート生成間隔を保持しているすべてのレポートがスケジュールされます。同様に、週報または月次報告をスケジュールすると、週次または月次のレポート生成間隔を保持しているすべてのレポートがスケジュールされます。レポートを保持する時間を指定することもできます。この時間を過ぎると、レポートは自動的に削除されます。

CAR で使用されるレポート生成および削除のスケジュールは、デフォルトでは次のとおりです。

日報は、毎日午前 1 時に実行されます。これらのレポートは 2 日後に消去されます。

週報は、毎週日曜日の午前 4 時に実行されます。これらのレポートは 4 週間後に消去されます。

月次請求書レポートは、毎月 1 日の午前 3 時に実行されます。これらのレポートは 2 ヶ月後に消去されます。

その他の月次報告は、毎月 1 日の午前 2 時に実行されます。これらのレポートは 2 ヶ月後に消去されます。


) システムを新しいバージョンの Cisco Unified Communications Manager にアップグレードする場合は、アップグレード処理中のシステム リソースを節約するため、自動生成される CAR レポートをディセーブルにする必要があります。


レポートのリスト、およびデフォルトの生成スケジュールについては、「レポート自動生成のイネーブル化とカスタマイズ」を参照してください。

システムを監視するには、QoS レポートなどの各種のレポートを自動生成して、定期的に確認します。規模が非常に大きいシステムでは 1 日 1 回、比較的小規模のシステムでは 1 ~ 2 週に 1 回確認します。QoS レポートは、ネットワーク上で発生しているコールの品質を調べて、パフォーマンスを向上するための追加ハードウェアが必要かどうかを判断するのに役立ちます。ゲートウェイ、ボイス メッセージ、会議ブリッジ、ルート グループ、ルート リスト、およびルート パターンに関する使用状況レポートを使用すると、使用状況がグラフで提供されるので、システムでの処理に役立ちます。

また、レポート パラメータをカスタマイズしてメーリング オプションをイネーブルにすることで、レポートが作成されたときにそれらを電子メールで送信することもできます。[Customize Parameters] オプションを使用すると、特定のレポートのレポート パラメータを [Customize Parameters] ウィンドウでカスタマイズできます。個々のレポートについて、該当するレポートのパラメータをカスタマイズできます。

アラートのセットアップ

CAR は、さまざまなイベントについて電子メール アラートを提供します。たとえば、次のようなイベントがあります。

料金限度通知:ユーザの 1 日あたりの利用額が、所定の上限値を超えたことを示します。この上限値は、[Report Config] > [Notification Limits] ウィンドウで設定できます。

QOS 通知:品質の最高品質コールの割合(%)が所定の範囲を下回ったこと、または低品質コールの割合(%)が所定の上限値を超えたことを示します。この範囲は、[Report Config] > [Notification Limits] ウィンドウで設定できます。

システムで電子メール アラートをイネーブルにするプロセスは、2 つの手順で構成されます。まず、メール サーバの設定情報を指定する必要があります([System] > [System Parameters] > [Mail Parameters])。CAR は、設定情報を使用して電子メール サーバに正常に接続します。次に、[Automatic Report Generation/Alert] ウィンドウで電子メール アラートをイネーブルにする必要があります([Report Config] > [Automatic Generation/Alert])。デフォルトでは、CAR の電子メール アラートは、すべてではなく一部のレポートでイネーブルになっています。

システム リソースを節約するため、システムをより新しいバージョンの Cisco Unified Communications Manager にアップグレードする間には、自動電子メール アラートを必ずディセーブルにしてください。


) アプリケーションユーザには電子メール ID がないため、電子メール アラートが送信されません。


CAR データの消去

この項では、次のトピックに関する情報について説明します。

自動消去

手動消去

イベント ログの消去

CAR では、CAR データベースの自動消去および手動消去を行えます。デフォルトでは、自動消去がイネーブルになっています。CDR/CMR のロードの前後に、CAR は CAR データベースのサイズを確認し、必要な場合は、自動消去を実行して CAR データベースのサイズを制御します。

自動消去の場合、CAR は、CDR が CAR データベースに保持されている日数を継続して監視します。CDR の保持時間が、[Configure Automatic Database Purge] ウィンドウの最大保持時間設定に設定されている最大日数を超えると、CAR は設定された日数を超えている CDR をすべて削除します。

[Configure Automatic Database Purge] ウィンドウで、CAR データに割り当てる CAR データベースの割合(%)を指定します。CAR データベースのサイズは、指定した High Water Mark(HWM; 上限)と Low Water Mark(LWM; 下限)との間で維持されます。CAR データベースのサイズが下限を下回ると、CAR はすべての CAR 管理者に電子メールを送信します。データベースのサイズが上限を上回るか、または CAR データベース内の CDR 数がレコードの可能な最大数を超えた場合、CAR は [Configure Automatic Database Purge] ウィンドウの CDR 最小保持時間に指定された日数を経過した CDR を削除し、すべての CAR 管理者に電子メールを送信します。CDR が再び上限を上回るか、自動消去が完了した後でも CDR がレコードの可能な最大数を超えた場合、CAR は自動消去をトリガーし、CDR/CMR をロードせず、別の電子メールを送信します。

 

表 1-1 CDR データベースの最大サイズ

バージョン
CDR レコードの最大数
データベースの最大サイズ
Busy Hour Call Attempts(BHCA; 最繁時呼数)の最大合計

Cisco Unified Communications Manager

200 万レコード

6 GB

10,000

Cisco Unified Communications Manager Business Edition

100 万レコード

3 GB

5,000


ヒント 上限を超えるか、CDR がレコードの最大数を超えた場合に、最小保持時間を経過したレコードの自動消去をディセーブルにするには、CDR 最小保持期間を [Configure Automatic Database Purge] ウィンドウの CDR 最大保持期間と同じ値に設定します。


自動消去のスケジュールを変更しないまま、特定の日付よりも古いレコードや、特定の日付範囲内のレコードを削除するには、データベースの手動消去を設定します。[Manual Purge] ウィンドウの [Reload] ボタンをクリックして、CAR データベースに CDR レコードをリロードすることもできます。ダイヤル プランの更新、ユーザとデバイスとの関連付けの変更、コール レートの変更などの後に、データベースをリロードしてコールを分類し直す必要が生じることがあります。システムに新しいレコードをロードした後は、設定した CDR ロード スケジュールに従ってレコードがロードされます。デフォルトでは、CDR データは 1 日 24 時間、週 7 日間にわたってロードされます。

イベント ログ消去(tbl_event_log テーブルを毎日監視するようにスケジュールされたジョブ)は、レコードを自動的に削除することにより、日次ジョブの過去 3 日分、週次ジョブの過去 3 週間分、および月次ジョブの過去 3 ヶ月分の tbl_event_log レコードをそれぞれ保持します(つまり、tbl_event_log table テーブルが 1500 行を超えた場合にレコードを削除します)。CAR は、イベント ログ消去を自動的にイネーブルにし、イベント ログ消去が実行されても電子メールは送信しません。

コールのコスト

CAR を使用すると、時間の経過に伴って加算されていくコールのコストに対して、基本的な料金レートを設定できます。さらに、時刻および音声品質のファクタを適用することで、コストをさらに適正化できます。この機能は、加入者にサービス料金を請求することが必要になるサービスプロバイダーが使用します。組織によっては、アカウンティングや予算編成の目的でこの情報を使用し、組織内のユーザと部門の課金コストを決定することもできます。

これらの評価パラメータを使用するレポートとしては、個人用課金情報、部門用課金情報、料金別の上位 N 件、コール数別の上位 N 件、および接続時間別の上位 N 件があります。


) 料金ベースやブロックのデフォルト値を変更しない場合は、ブロックあたりのデフォルトの基本料金が 0 になるため、コストは常に 0 のままになります。



) 音声品質によるコール コストの増加を避ける場合は、デフォルト値を使用できます。デフォルトの乗数には 1.00 が指定されているため、音声品質によるコール コストの増加は発生しません。


コールレートの設定の詳細については、「CDR Analysis and Reporting(CAR)評価エンジンの設定」を参照してください。

アクティビティの追跡

CAR は、さまざまなアクティビティのステータスを追跡できるログを提供します。CAR Scheduler がトリガーするイベント、たとえば、自動生成レポート、CDR のロード、通知、レポートの削除、データベースの内容消去/監視、イベントの追跡などが、イベント ログによって追跡されます。

CAR 管理者、マネージャ、およびユーザについて

CAR では、次の 3 レベルのユーザ向けにレポート機能が用意されています。

管理者は、CDR Analysis and Reporting のすべての機能を使用します。たとえば、システム レポートを生成して、ロード バランシング、システムのパフォーマンス、およびトラブルシューティングに役立てることができます。

マネージャは、予算編成またはセキュリティを目的とする場合や、コールの音声品質を判断する場合のコール モニタリングに役立つユーザ、部門、および QoS に関するレポートを生成できます。

個々のユーザは、コールの課金情報レポートを生成できます。

どのユーザも、CAR 管理者になることができます。CAR 管理者として識別されたユーザは、CAR システムを完全に制御できます。管理者はシステムとレポートに関連するすべてのパラメータを変更できます。

CAR には、管理者が少なくとも 1 名必要です。

管理者、マネージャ、およびユーザは、Cisco Unified Communications Manager Administration でセットアップします。詳細については、「CAR 管理者、マネージャ、およびユーザの設定」を参照してください。

CAR レポートについて

CAR では、レポートをオンデマンドで生成できます。管理者である場合は、レポートのスケジュールを設定して自動生成できます。レポートは、Comma Separated Value(CSV; カンマ区切り)形式または Portable Document Format(PDF; ポータブル ドキュメント フォーマット)形式で表示できます。PDF を選択する場合は、PC 上に Adobe Acrobat Reader がインストールされている必要があります。

この項では、次のトピックについて説明します。

「CAR レポートの概要」

「自動生成レポートのスケジュール」

CAR レポートの概要

時間、曜日、日付に応じたパターンを表示するすべての CAR レポートで、次の条件に基づいてグラフと表が表示されます。

検索条件で指定した時間範囲(時間、曜日、または日付)と一致するレコードがない場合、レポートでは、すべての日または時刻に値 0.00 が表示されます。

戻されたすべてのレコードで値が 0.00 になっている場合、グラフは表示されません。グラフが表示されるのは、いずれかのレコードに 0 以外の値が含まれている場合だけです。

(選択した日付範囲内で、少なくとも 1 日以上について)レコードが生成されたとき、選択した日数がレポートの表示可能日数(週次の場合は 7 日、月次の場合は 31 日)を超えている場合、グラフにはすべての日が表示されます(レコードが生成されていない日の値は 0 になります)。表には、すべての日が関連する値とともに表示されます。データが含まれていない日については、0.00 が表示されます。

(選択した日付範囲内で、少なくとも 1 日以上について)レコードが生成されたとき、選択した日数がレポートの表示可能日数(週次の場合は 7 日、月次の場合は 31 日)を下回っている場合、グラフにはすべての日が表示されます(レコードが生成されていない日の値は 0 になります)。表には、すべての日が関連する値とともに表示されます。データが含まれていない日については、0.00 が表示されます。

ユーザ名を表示するすべての CAR レポートでは、ユーザ名を取得できない場合にユーザ ID が表示されます。このような状況が発生するのは、過去のデータについてレポートが生成されるときに、その時点でコールに関係していたユーザが、現時点ではシステム(Cisco Unified Communications Manager データベース)に存在していない場合です。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

自動生成レポートのスケジュール

レポートを自動生成するプロセスは、次の 2 つの手順で構成されます。まず、生成するレポートをイネーブルにする必要があります。次に、レポートを生成する日時をスケジュールする必要があります。CAR はデフォルトのスケジュールを提供しているため、このデフォルトのスケジュールをそのまま使用できる場合は、自動生成するレポートをイネーブルにするだけで済みます。

新規インストール時には、レポートおよび電子メール アラートは自動生成されません。自動生成するレポートをイネーブルにする必要があります。レポートの生成をイネーブルまたはディセーブルにするには、レポートおよび電子メールを自動生成する手順について、「レポート自動生成のイネーブル化とカスタマイズ」 を参照してください。

レポートが生成およびシステムから消去される特定の時刻、週、(1 ヶ月の中の)日付を変更するには、「CAR System Scheduler の設定」を参照してください。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

監査ロギング

監査ロギングでは、Cisco Unified Communications Manager システムに対するすべての設定変更を個別のログ ファイルに記録することにより、監査が実行されます。監査イベントとは、記録する必要があるすべてのイベントです。Cisco Unified CDR Analysis and Reporting は、次のイベントに関する監査ログを作成します。

CDR ローダのスケジュール

日次、週次、月次のユーザ レポートおよびデバイス レポートのスケジュール

メール パラメータの設定

ダイヤル プランの設定

ゲートウェイの設定

システム プリファレンスの設定

自動消去の設定

接続時間、時刻、および音声品質の評価エンジンの設定

QoS の設定

事前生成レポートの自動生成/アラートの設定

通知限度の設定


) 監査ログを設定する方法については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』の「Configuring the Audit Log」の章を参照してください。監査ログを表示する方法については、『Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』の「Working With Trace and Log Central」の章を参照してください。


ログイン メッセージのカスタマイズ

Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting の初期ウィンドウに表示するログイン メッセージとして、カスタマイズしたログイン メッセージを含むテキスト ファイルをアップロードできます。

カスタマイズしたログイン メッセージをアップロードする詳細な手順については、『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』の 第 7 章を参照してください。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CDR Analysis and Reporting の国際化

CAR は、任意のロケール(言語)に対応できるように国際化されて設計されており、任意のロケールに対応できるデータベースも備えています。


) CAR では、Cisco Unified Communications Manager のヘルプ ページに記載されているように、すべての Latin-1 言語および Unicode 言語のロケールをサポートしています。Latin-1 言語には、英語と西ヨーロッパの諸言語が含まれます。Unicode 言語には、日本語と中国語が含まれます。


ロケールには、ユーザとネットワークの 2 つのタイプがあります。それぞれのロケールは、一連のロケール ファイルで構成されます。この 2 タイプのファイルについて、次の定義で説明します。

ユーザ:電話機ディスプレイのテキスト、ユーザ アプリケーション、ユーザ Web ページなど、ユーザ関連の機能に関連するファイル。

ネットワーク:電話機やゲートウェイのトーンなど、ネットワーク関連の機能に関連するファイル。ネットワーク ロケールは、国/地域名によって決まります。

CAR でロケールがサポートされるのは、Locale Installer でロケールがインストールされている場合だけです。


) Cisco Unified Communications Manager の場合は、Cisco Unified Communications Manager Locale Installer がクラスタ内のすべてのサーバに事前にインストールされていることを確認してください。Cisco Unified Communications Manager Business Edition の場合は、Cisco Unified Communications Manager Locale Installer がサーバに事前にインストールされていることを確認してください。Locale Installer をインストールすると、CAR に最新の翻訳済みテキストが適用されるようになります。Cisco Unified Communications Manager Locale Installer の詳細については、『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』を参照してください。


複数のロケールをサポートしているのは、ユーザとマネージャのウィンドウだけです。管理者のウィンドウは、英語で表示されます。

Cisco Unified Communications Manager Administration で、ユーザの優先ロケールを Cisco Unified Communications Manager データベース内に設定します。この作業は、ユーザを作成するときに、[End User Configuration] ウィンドウで行います。ユーザ名やユーザ ID などとともに、優先ロケールを指定します。この情報は、Cisco Unified Communications Manager データベースに格納されます。詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』を参照してください。

この項では、CAR の国際化を構成している要素について説明します。

ログイン ページ

クライアント(ブラウザ)がログイン情報を要求するときには、ログイン ウィンドウのヘッダーに、そのクライアントの最優先ロケールが示されます。CAR システムは、CAR の UI がこのロケールをサポートしているかどうかを確認します。CAR の UI がこのロケールをサポートしていない場合や、このロケールがシステムにインストールされていない場合、ログイン ウィンドウは、Cisco Communications Manager のエンタープライズ パラメータで設定されている Cisco Unified Communications Manager システムのデフォルト ロケールで表示されます。CAR がこのデフォルト ロケールもサポートしていない場合や、このデフォルト ロケールがシステムにインストールされていない場合には、ロケールは English_United_States に設定されます。

ログイン後のウィンドウでの CAR ページの認証と表示

どの言語でも、ユーザの資格情報は Cisco Unified Communications Manager データベースと照合して認証され、管理者以外のユーザ(ユーザまたはマネージャ)の CAR ウィンドウは、ユーザの優先ロケールで表示されます。CAR の UI がこのロケールをサポートしていない場合や、このロケールがシステムにインストールされていない場合は、Cisco Unified Communications Manager システムのデフォルト ロケールが使用されます。このロケールが CAR でサポートされていない場合や、システムにインストールされていない場合には、ウィンドウはブラウザの最優先ロケールで表示されます。ブラウザの優先ロケールもサポートされていない場合やインストールされていない場合には、ロケールは English_United_States に設定されます。UI ページ上の情報は、ラベルや数値形式なども含めて、すべてロケールに基づいて表示されます。管理者のウィンドウは、常に英語で表示されます。

レポート

CSV 形式と PDF 形式の両方で生成されるレポートは、管理者以外のユーザ(ユーザまたはマネージャ)の場合にはユーザの優先ロケールで表示されます。ただし、動的なデータ(レポートのヘッダーに表示される企業名など)は、データベースへの入力時に使用されたものと同じ言語で表示されます。ロケールは、ヘッダー、フッター、数値形式、および一部の統計データ(コール分類など)の基準になります。管理者のレポートは、英語で表示されます。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

Web ブラウザ

CAR プログラムでは、次の Web ブラウザをサポートしています。

Netscape Communicator Release 7.1

Microsoft Internet Explorer Release 6.0 および Release 7.0

ネットワーク内の任意のユーザ PC から、Cisco Unified Serviceability で CDR Analysis and Reporting が表示されるサーバを参照し、CAR 管理者、マネージャ、またはユーザとしてログインします。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CAR マニュアルのオンライン ヘルプへのアクセス

CAR マニュアルのオンライン ヘルプにアクセスするには、[Help] > [Contents and Index](目次)または [Help] > [For this page](表示されているページ固有の情報)を選択します。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager のアップグレード

古いバージョンの Cisco Unified Communications Manager を新しいバージョンの Cisco Unified Communications Manager にアップグレードする際には、すべての CDR データをアップグレードできない場合があります。アップグレード後に使用可能な CDR データの量に影響する制限事項の詳細については、「CAR データベースのアップグレード」を参照してください。また、最新の『 Data Migration Assistant User Guide 』の参照が必要になる場合もあります。これらの資料は、次の URL で入手できます。 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_installation_guides_list.html

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CAR データベースのバックアップ

現在、CAR および CDR の Disaster Recovery Service(DRS; 障害回復サービス)は、Cisco Unified Communications Manager の DRS に統合されています。DRS には、CAR データベース、事前生成レポート、および保持された CDR のフラット ファイルのバックアップが含まれます。

バックアップ/復元プロセスが開始される前には、CAR Web Service と CAR Scheduler が自動的に停止し、バックアップ/復元プロセスの完了後に自動的に再起動します。

表 1-2 に、Disaster Recovery System(DRS; 障害回復システム)によるバックアップ/復元が可能な機能とコンポーネントを示します。各機能を選択すると、各機能のすべてのコンポーネントが自動的にバックアップされます。

 

表 1-2 Cisco Unified CM の 機能とコンポーネント

機能
コンポーネント

CCM(Cisco Unified Communications Manager)

Cisco Unified Communications Manager データベース

プラットフォーム

Serviceability

Music On Hold(MOH; 保留音)

Cisco Emergency Responder

Bulk Tool(BAT)

プリファレンス

電話デバイス ファイル(TFTP)

syslogagt(SNMP syslog エージェント)

cdpagent(SNMP cdp エージェント)

tct(トレース収集ツール)

コール詳細レコード(CDR)

CDR Reporting and Analysis(CAR)

詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある、最新リリースの『 Disaster Recovery System Administration Guide 』を参照してください。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CPU 使用度

シスコは、基本的なテストを行うことにより、CDR または CMR(あるいは両方)がイネーブルになっている場合の CPU 使用度を測定しました。CPU 使用度テストでは、パブリッシャを対象とする測定ではなく、加入者を対象とする測定を行いました。CDR ローダの設定や外部の課金サーバの [CDR Management] の設定により、実際の結果は変動する可能性があります。 表 1-3 に、これらのテストの結果を示します。


) これらのテストは、Cisco Unified Communications Manager Release 8.0(1)を使用して実施されました。


 

表 1-3 CDR および CMR の CPU 使用度

CDR および CMR イネーブル/ディセーブル
Cisco Unified CM の CPU 使用度の平均増加率(%)
合計 CPU 使用度の平均増加率(%)
Cisco Unified CM の CPU の増加率(%)
合計 CPU の増加率(%)

CDR ディセーブル、CMR ディセーブル

6.17

11.15

-

-

CDR イネーブル、CMR ディセーブル

6.99

12.10

13.18

8.57

CDR ディセーブル、CMR イネーブル

6.38

11.24

3.43

0.86

CDR イネーブル、CMR イネーブル

7.71

13.04

24.92

17.02

その他のシスコ製品マニュアル

『Cisco Unified Serviceability Administration Guide

Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide

『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』

Cisco Unified Communications Manager Administration Guide

Cisco Unified Communications Manager Call Detail Records Administration Guide

『Data Migration Assistant User Guide

Disaster Recovery System Administration Guide