Cisco Unified CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド
CDR Analysis and Reporting(CAR)ツー ルの設定
CDR Analysis and Reporting(CAR)ツールの設定
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2010/06/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

CDR Analysis and Reporting(CAR)ツールの設定

CDR Analysis and Reporting の設定チェックリスト

CAR のアクティブ化

CDR Repository Manager の設定

CDR のエンタープライズ パラメータの設定

CDR のサービス パラメータの設定

CAR のシステム設定

CAR 管理者、マネージャ、およびユーザの設定

CAR へのログイン

CAR からのログ アウト

関連資料

その他のシスコ製品マニュアル

CDR Analysis and Reporting(CAR)ツールの設定

Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting(CAR)ツールは、QoS(Quality Of Service)、トラフィック、ユーザのコール量、課金、およびゲートウェイに関する情報のレポートを生成します。

この章の構成は、次のとおりです。

「CDR Analysis and Reporting の設定チェックリスト」

「CAR のアクティブ化」

「CDR Repository Manager の設定」

「CDR のエンタープライズ パラメータの設定」

「CDR のサービス パラメータの設定」

「CAR のシステム設定」

「CAR 管理者、マネージャ、およびユーザの設定」

「CAR へのログイン」

「CAR からのログ アウト」

「関連資料」

「その他のシスコ製品マニュアル」

CDR Analysis and Reporting の設定チェックリスト

表 2-1 に、CDR Analysis and Reporting を設定する手順の概要を示します。

 

表 2-1 CAR の設定チェックリスト

設定手順
関連手順/トピック

ステップ 1

適切なサーバ上で Call Detail Record(CDR; コール詳細レコード)サービスをアクティブにします。

「CAR のアクティブ化」

ステップ 2

CDR Repository Manager を設定します。

Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』の「Configuring CDR Repository Manager」の章を参照。

ステップ 3

次の Cisco Unified Communications Manager のエンタープライズ パラメータをイネーブルにします。

CDR File Time Interval

Cluster ID

Allowed CDRonDemand get_file Queries Per Minute

Allowed CDRonDemand get_file_list Queries Per Minute

「CDR のエンタープライズ パラメータの設定」

ステップ 4

CDR レコードがフラット ファイルに書き込まれ、Call Management Record(CMR; コール管理レコード)レコードが作成されるように、Cisco Unified Communications Manager のサービス パラメータ( CDREnabled Flag および CallDiagnosticsEnabled)をイネーブルにします 。固有のインストールにおいて必要なサービス パラメータ( Add Incoming Number Prefix to CDR CDR Log Calls with ZeroDurationFlag Display FAC in CDR 、および Show Line Group Member DN in finalCalledPartyNumber CDR Field)のいずれかをイネーブルにします

「CDR のサービス パラメータの設定」

ステップ 5

Cisco Unified Communications Manager Administration で、CAR 管理者、マネージャ、およびユーザをセットアップします。

「CAR 管理者、マネージャ、およびユーザの設定」

ステップ 6

CAR のレポート生成に関するシステム パラメータを設定します。

メール サーバの設定

ダイヤル プランの設定

ゲートウェイの設定

システム プリファレンスの設定

「メール サーバ パラメータの設定」

「ダイヤル プランの設定」

「ゲートウェイの設定」

「システム プリファレンスの設定」

ステップ 7

ジッタ、遅延、および損失パケットについて、最高、高、中、低と見なす値の範囲を指定します。

「CDR Analysis and Reporting(CAR)レポートの QoS(Quality of Service)値の設定」

ステップ 8

必要な場合には、時間の経過に伴って加算されていくコールのコストに関して、基本的な料金レートを設定します。時刻および音声品質のファクタを適用することで、コストをさらに適正化できます。

「CDR Analysis and Reporting(CAR)評価エンジンの設定」

ステップ 9

[Automatic Generation/Alert Option] ウィンドウを使用して、自動生成するレポートをイネーブルにします。

「CDR Analysis and Reporting(CAR)レポートおよび CAR アラートの自動生成の設定」

ステップ 10

CAR システム スケジューラを設定して、CAR が CDR をロードするタイミングを、日次、週次、月次のレポートとともにスケジュールします。

「CAR System Scheduler の設定」

ステップ 11

CAR データベースの自動消去のパラメータを設定します。設定できるのは、システムで CAR データに使用する CAR データベースの割合(%)、および CAR データがデータベース サイズ制限を超えたときに、削除の対象となる CAR データの保持時間です。

データベースの自動消去はディセーブルにできますが、デフォルトではイネーブルになっています。

「CAR システム データベースの設定」

ステップ 12

イベント ログの生成をセットアップします。

「イベント ログの生成」

ステップ 13

料金限度通知(指定した 1 日あたりの利用限度額をユーザが超過したことを示す)、および QoS 通知(最高品質コールの割合(%)が指定範囲を下回ったか、低品質コールの割合(%)が指定した制限値を超えたことを示す)を設定します。

「CDR Analysis and Reporting(CAR)レポートの通知限度の設定」

ステップ 14

ユーザがローカライズ済みのユーザ レポートやマネージャ レポートを利用することを希望している場合は、必要なロケールをインストールします。

http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html で入手可能な『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide

ステップ 15

CAR をバックアップします(データベースおよび事前生成レポートを含む)。その場合は、Cisco Unified Communications Manager の Disaster Recovery System(DRS; 障害回復システム)を使用します。

「CAR データベースのバックアップ」

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CAR のアクティブ化

CAR は一連の補完サービスで構成されており、これらのサービスは、Cisco Unified Serviceability の [Service Activation] ウィンドウでアクティブにできます。CAR を Cisco Unified Serviceability の [Tools] メニューから起動できるようにするには、次の手順に従って、CAR サービスをあらかじめアクティブにしておく必要があります。

手順


ステップ 1 [Tools] > [Service Activation] を選択します。

[Service Activation] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Servers] ドロップダウン リスト ボックスを開きます。

 

Cisco Unified Communications Manager

クラスタのサーバ名の最初のノードを選択します。

Cisco Unified Communications Manager Business Edition

サーバ名を選択します。

選択したサーバのサービス名、サービス タイプ、およびサービスのアクティベーション ステータスがウィンドウに表示されます。

ステップ 3 次の CDR サービスの隣にあるチェックボックスをオンにします。

Cisco SOAP-CDRonDemand Service(任意)。HTTPS または SOAP インターフェイスを通じて CDR データにアクセスするサードパーティ製の課金アプリケーションを使用している場合は、このサービスをアクティブにします。

Cisco CAR Web Service


ヒント CDR サービスの隣にあるチェックボックスをオフにして [Update] をクリックすると、サービスが無効になります。Cisco CAR Web Service を無効にすると、Cisco Unified Serviceability の [Tools] メニューから CAR が削除されます。


ステップ 4 必要な変更が完了したら、[Update] をクリックします。


 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CDR Repository Manager の設定

CDR Repository Manager は FTP/SFTP を使用することにより、設定した最大 3 つの宛先(課金サーバ)に CDR ファイルを送信します。また、CDR Repository Manager は、ストレージ使用度が事前定義済みの制限を超えないように、ディスク上のファイルのメンテナンスも行います。事前定義済みの制限を超えた場合、CDR Repository Manager は古いファイルを削除することにより、事前定義済みの下限までディスク使用度を少なくします。ファイルは、設定に基づく一定の日数にわたり保持され、保持時間の範囲外に達した古いファイルは、自動的に削除されます。

任意の SFTP サーバ製品を使用できますが、シスコでは、Cisco Technology Developer Partner Program(CTDP)を通じたシスコによる認定を受けている SFTP 製品を推奨します。CTDP パートナー(GlobalSCAPE 社など)では、Cisco Unified Communications Manager の特定のバージョンにおける製品の認定を受けています。Cisco Unified Communications Manager のお使いのバージョンにおける製品の認定を受けているベンダーの詳細については、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/pcgi-bin/ctdp/Search.pl

サポートされる Cisco Unified Communications のバージョンにおける GlobalSCAPE 社製品の使用については、次の URL を参照してください。

http://www.globalscape.com/gsftps/cisco.aspx

シスコの内部テストでは、次のサーバを使用しています。いずれかのサーバを使用できますが、サポートについては各ベンダーにお問い合わせください。

Open SSH( http://sshwindows.sourceforge.net/ を参照)

Cygwin( http://www.cygwin.com/ を参照)

Titan( http://www.titanftp.com/ を参照)


) CTDP プロセスによる認定を受けているサードパーティ製品に関する問題のサポートについては、サードパーティ ベンダーにお問い合わせください。


CAR 課金サーバについて、シスコでは、次のバージョンの FTP または SFTPのテストを完了済みであり、これらのバージョンがサポートされます。

Linux/Unix

FTP:Unix(SunOS 5.6 Generic_105181-10)および Linux サーバ(2.4.21-47.ELsmp and 2.6.9-42.7.ELsmp)

SFTP:Unix(SunOS 5.6 Generic_105181-10)および Linux サーバ(2.4.21-47.ELsmp and 2.6.9-42.7.ELsmp)

Windows

FTP:Microsoft FTP サービス(Windows 2000 5.00.2195 sp4、IIS 5.0)および WAR FTP Daemon(1.82.0.10)

次の項目を設定するには、Cisco Unified Serviceability の [CDR Management] 設定ウィンドウを使用します。

コール詳細レコード(CDR)およびコール管理レコードのファイルに割り当てるディスク容量を設定する。

High Water Mark(HWM; 上限)と Low Water Mark(LWM; 下限)を設定する。

削除されるまでの CDR/CMR ファイルの保持日数を設定する。

HWM に基づく CDR/CMR ファイルの削除を無効にする。

CDR Repository Manager の設定ウィンドウにアクセスするには、Cisco Unified Serviceability を開き、[Tools] -> [CDR Management] を選択します。

詳細については、『 Cisco Unified Serviceability Administration Guide 』の「CDR Repository Manager」の章を参照してください。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CDR のエンタープライズ パラメータの設定

これらの CDR パラメータは、Cisco Communications Manager Administration の [Enterprise Parameters Configuration] ウィンドウで設定します。[Enterprise Parameters Configuration] ウィンドウにアクセスするには、Cisco Unified Communications Manager を開き、[System] -> [Enterprise Parameters] を選択します。

CDR パラメータ

CDR File Time Interval :このパラメータでは、CDR データを収集する時間間隔を指定します。たとえば、この値を 1 に設定すると、各ファイルには 1 分間の CDR データ(イネーブルに設定されている場合は、CDR と CMR)が含まれます。この間隔が経過するまで、CAR データベースは各ファイルのデータを受信しません。したがって、このパラメータに設定する間隔を決める際には、どのくらい早く CDR データにアクセスする必要があるかを考慮してください。たとえば、このパラメータを 60 に設定すると、各ファイルには 60 分のデータが含まれますが、60 分が経過してレコードが CAR データベースに書き込まれるまで、そのデータは使用できません。デフォルト値は 1 です。最小値は 1 で、最大値は 1440 です。この必須フィールドの測定単位は分です。

Cluster ID :このパラメータでは、サーバまたはクラスタの一意の ID を指定します。このパラメータは CDR で使用されるため、複数のクラスタから収集された CDR をソースまでトレースできます。デフォルト値は StandAloneCluster です。最大長は 50 文字で、A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9 の任意の文字で構成される有効なクラスタ ID を指定します。

CCM Web サービス パラメータ

Allowed CDRonDemand get_file Queries Per Minute :このパラメータでは、1 分あたりにシステムで許容される、CDRonDemand get_file クエリーの最大値を指定します。この必須フィールドのデフォルト値は 10 です。最小値は 1 で、最大値は 20 です。

Allowed CDRonDemand get_file_list Queries Per Minute :このパラメータでは、1 分あたりにシステムで許容される、CDRonDemand get_file_list クエリーの最大値を指定します。この必須フィールドのデフォルト値は 20 です。最小値は 1 で、最大値は 40 です。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CDR のサービス パラメータの設定

CAR は、CAR および CDR のレポートを生成するために、CDR レコードと CMR レコードに含まれているデータを利用しています。CAR では、CAR にアクセスするサーバ上のフラット ファイルから CDR レコードを入手できることが要件になります。CDR レコードを生成し、特定のシステムで使用できるようにするには、Cisco Unified Communications Manager の特定のサービス パラメータをイネーブルにする必要があります。

これらのパラメータは、Cisco Unified Communications Manager Administration の [Service Parameters Configuration] ウィンドウで設定できます。[Service Parameters Configuration] ウィンドウにアクセスするには、Cisco Unified Communications Manager Administration を開き、[System] -> [Service Parameters] を選択します。[Advanced] ボタンを選択して、サービス パラメータのすべてのリストを表示します。次に示すサービス パラメータは、CDR/CMR レコードに影響を及ぼすことがあります。

システム パラメータ

CDR Enabled Flag :このパラメータでは、DR を生成するかどうかを決定します。有効な値は、True(CDR を生成する)または False(CDR を生成しない)です。この必須フィールドのデフォルト値は False です。すべてのサーバ上で、このパラメータをイネーブルにします。

CDR Log Calls With Zero Duration Flag :接続されなかったコール、または接続時間が 1 秒未満のコールに関する CDR のロギングをイネーブルまたはディセーブルにします。Cisco Unified Communications Manager は、このフラグの設定に関係なく、失敗したコール(転送ディレクティブの失敗や使用中のトランクを経由しようとしたコールなどが原因で結果的にリオーダーになったコール)をログに記録します。これは必須フィールドです。デフォルト値は False です。

クラスタ全体のパラメータ(デバイス~全般)

Call Diagnostics Enabled :このパラメータでは、コール管理レコード(CMR、診断レコードとも呼ばれる)を生成するかどうかを決定します。有効な値は、Disabled(CMR を生成しない)、Enabled Only When CDR Enabled Flag is True(CDR Enabled Flag サービス パラメータが True に設定されている場合のみ CMR を生成する)、または Enabled Regardless of CDR Enabled Flag(CDR Enabled Flag サービス パラメータの設定値に関係なく CMR を生成する)です。これは必須フィールドです。デフォルト値は Disabled です。

Display FAC in CDR :コールに関連付けられた Forced Authorization Code(FAC)を CDR に表示するかどうかを決定します。この必須フィールドの有効な値は True(CDR に FAC を表示する)または False(CDR に FAC を表示しない)です。デフォルト値は False です。

Show Line Group Member DN in finalCalledPartyNumber CDR Field :このパラメータでは、CDR の [finalCalledPartyNumber] フィールドに、コールに応答した回線グループ メンバーの Directory Number(DN; 電話番号)またはハント パイロット DN を表示するかどうかを決定します。有効な値は、True(CDR の [finalCalledPartyNumber] にコールに応答した電話の DN を表示する)または False(CDR の [finalCalledPartyNumber] にハント パイロット DN を表示する)です。このパラメータは、機能インタラクション(転送、会議、コール バックなど)が含まれない、ハント リストを介してルーティングされる基本コールにのみ適用されます。機能が含まれるコールの場合は、このパラメータの設定値に関係なく、ハント パイロット DN が [finalCalledPartyNumber] フィールドに表示されます。このパラメータは、Cisco Unified Communications Manager Attendant Console には適用されません。この必須フィールドのデフォルト値は False です。

クラスタ全体のパラメータ(デバイス~電話機)

Add Incoming Number Prefix to CDR: このパラメータでは、Cisco Unified Communications Manager が、着信プレフィクス(National Number Prefix、International Number Prefix、Subscriber Number Prefix、および Unknown Number Prefix の各サービス パラメータで指定)をコールの CDR 内の発信側番号に追加するかどうかを決定します。このパラメータが False に設定されている場合でも、プレフィクスがコールの着信側に適用される場合、プレフィクスは常に、そのコールの CDR 内の発信側番号に追加されます。このパラメータが True に設定されている場合に限り、プレフィクスがコールの発信側に適用される場合、プレフィクスは常に、そのコールの CDR 内の発信側番号に追加されます。また、このパラメータがイネーブルになっている場合でも、コールの宛先がゲートウェイである場合、プレフィクスは CDR に追加されません。このパラメータはクラスタ全体に適用されます。この必須フィールドのデフォルト値は False です。

表 2-2 に、このサービス パラメータの動作に関する例を示します。次の表に、コールの着信側および発信側に適用されるプレフィクスの値を示します。

表 2-2 Add Incoming Number Prefix to CDR の例

コールの着信側
コールの発信側

National Number Prefix

1214

International Number Prefix

011

Subscriber Number Prefix

214

Unknown Number Prefix

972

番号のタイプが次の項目に該当する場合に、サービス パラメータ applyIncomingPrefixToCDR が無効になっている場合は、発信側番号に追加されるプレフィクスが CDR に含まれます。

国番号

加入者番号

番号のタイプが次の項目に該当する場合に、サービス パラメータ applyIncomingPrefixToCDR がイネーブルになっている場合は、発信側番号に追加されるプレフィクスが CDR に含まれます。

国番号

国際番号(宛先がゲートウェイである場合のみ)

加入者番号

不明な番号(宛先がゲートウェイである場合のみ)

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CAR のシステム設定

CDR Analysis and Reporting では、すべてのシステム パラメータがデフォルト値に設定されます。CAR のレコードを生成する前に、いくつかのシステム パラメータをカスタマイズすることを推奨します。カスタマイズは推奨されますが、すべてのシステム パラメータにはデフォルト値が用意されているため、カスタマイズは必須ではありません。


) 次のシステム パラメータは、CAR のサービス パラメータを指しています。これらは、前項で説明した Cisco Unified Communications Manager のエンタープライズ パラメータおよびサービス パラメータとは個別の異なるパラメータであることに注意してください。


CAR では、次のパラメータを設定できます。

メール サーバ基準:CAR は、この情報を使用して電子メール サーバに正常に接続し、アラートおよびレポートを電子メールで送信します。アラートやレポートを電子メールで送信しない場合は、この情報を指定する必要はありません。

ダイヤル プラン:CAR のデフォルトのダイヤル プランには、North American Numbering Plan(NANP; 北米番号計画)が指定されます。レポートのコール分類を正しくするため、ダイヤル プランが適切に設定されていることを確認してください。Cisco Unified Communications Manager Administration で設定されるデフォルトの NANP を変更した場合、または、NANP の範囲外である場合は、必ず Cisco Unified Communications Manager のダイヤル プランに従ってダイヤル プランを設定する必要があります。

ゲートウェイ:ゲートウェイ レポートを利用するには、CAR でゲートウェイを設定する必要があります。これは、Cisco IP テレフォニー システム内のすべての既存のゲートウェイを設置した後、および、システムにゲートウェイを追加したときに行います。システムによりゲートウェイが削除された場合、CAR はゲートウェイの最新のリストを取得し、削除されたゲートウェイに対して CAR において指定されているすべての設定が削除されます。CAR はエリア コード情報を使用して、コールが市内か長距離かを判別します。CAR で使用状況レポートを生成できるようにするには、各ゲートウェイに対してポート数を指定する必要があります。

システム プリファレンス:Company Name パラメータに関する CAR のシステム プリファレンスを設定できます。

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CAR 管理者、マネージャ、およびユーザの設定

どのユーザでも CAR 管理者(アプリケーション ユーザを含む)になることができますが、Cisco Unified Communications Manager Administration で、該当のエンド ユーザを Cisco CAR 管理者ユーザ グループ(Standard CAR Admin Users)に追加する必要があります。CAR 管理者として識別されたエンド ユーザは、CAR システムを完全に制御できます。管理者はシステムとレポートに関連するすべてのパラメータを変更できます。CAR 管理者として識別されていないエンド ユーザは、指定された CAR レポートにのみアクセスできます。


) CAR 管理者として行動するアプリケーション ユーザは、すべてのレポート(個人用課金情報レポートを除く)を設定できます。CAR 管理者として行動するアプリケーション ユーザは、エンド ユーザ(CCM ユーザ)のウィンドウにアクセスできません。アプリケーション ユーザの メール ID は存在しないため、CAR 通知はアプリケーション ユーザに送信されません。



ヒント CAR を使用するため、1 名以上の CAR 管理者が Cisco Unified Communications Manager に存在していることを確認してください。


CAR にログインするには、管理特権を持っている CAR ユーザを CAR にあらかじめ 1 名以上設定しておく必要があります。CAR 管理者、マネージャ、およびユーザを設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager Administration で、[User Management] > [End User] を選択して、エンド ユーザを追加します。この作業を実行する方法については、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』を参照してください。マネージャを作成する場合は、[Manager User ID] フィールドに必ず値を入力してください。


) エンド ユーザを作成したら、パスワードのテキスト ボックスの近くにある [Edit Credentials] ボタンをクリックして、ユーザのパスワード資格情報を編集します。[User Must Change at Next] チェックボックスをオフにします。この操作を行わないと、IMS_ERROR_CODE_5(「CAR の無効なログイン メッセージ」表 2-3 を参照)が出力され、CAR にログインできなくなります。その場合は、Cisco Unified Communications Manager Administration にログインして、パスワードを手動でリセットする必要があります。



ヒント CAR の使用を開始する前に、管理特権を持つ CAR ユーザを CAR に少なくとも 1 名設定しておくことを推奨します。CAR 管理者を設定していない場合、および別の CAR 管理者を設定する場合は、次の手順に進みます。


ステップ 2 [User Management] > [User Group] を選択し、[Find] をクリックします。

[Find and List User Groups] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Standard CAR Admin Users] をクリックします。

[CAR User Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 [Add End Users to Group] ボタンをクリックします。

ステップ 5 グループに追加するユーザのチェックボックス(複数可)をオンにし、[Add Selected] をクリックします。

ユーザが、[Users in Group] グループ ボックスに表示されます。


ヒント CAR 管理特権を無効にするには、[Users in Group] グループ ボックスに含まれているユーザのチェックボックスをオンにし、[Delete Selected] をクリックします。警告メッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。管理特権は、ただちに無効になります。



 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CAR へのログイン

CAR の Web インターフェイスにログインできるのは、CAR 管理者と通常のエンド ユーザだけです。CAR 管理者になるためには、ユーザが、標準の CAR 管理者グループのメンバーである必要はありません。「Standard Admin Rep Tool Admin」ロールが ユーザ ID に関連付けられているすべてのユーザは、CAR 管理者として CAR にアクセスできます。ユーザ ID とロールの関連付けは、目的のロールが関連付けられているユーザ グループにユーザを追加することにより行います。「Standard CAR Admin Group」と「Standard CCM Super Users」は、「Standard Admin Rep Tool Admin」 ロールが関連付けられている 2 つのグループで構成されています。インストール時には、デフォルトのアプリケーション ユーザが作成されます。このユーザは「Standard CCM Super Users」グループのメンバーであり、CAR 管理者として CAR にログインできますが、アプリケーション ユーザとしてのみログインできます。このユーザは、個人用課金情報レポートにはアクセスできません。

CAR では、カスタムの CAR 管理者グループがサポートされます。「Standard CAR Admin Group」ロールが関連付けられたカスタム グループを使用すると、CAR の Web インターフェイスへのログイン時に CAR 管理者として見なされるユーザを追加できます。

CAR 管理者ではないエンド ユーザが CAR にログインできるのは、エンド ユーザに「Standard CCM End Users」ロールが関連付けられている場合だけです。このようなユーザ ID とロールの関連付けを行うには、「Standard CCM End Users」グループ、または指定したロールが関連付けられている他のグループに、目的のエンド ユーザを追加します。「Standard CCM End Users」グループに関連付けられていないエンド ユーザは、CAR の Web インターフェイスにログインできません。

「Standard CCM End Users」ロールまたは 「Standard Admin Rep Tool Admin」 ロールが関連付けられていないユーザは、CAR にログインできません。このユーザが CAR へのログインを試みると、403 エラーが生成され、エラー メッセージが表示されていないログイン ウィンドウに戻ります。また、アプリケーションへのアクセスを試みたユーザのユーザ名が、CAR Web Service のトレースに記録されます。

CAR では、[Change Password] ウィンドウにより、ユーザ パスワードの有効期限が切れた場合のパスワードの変更を容易に行えます。パスワードの有効期限が切れたユーザが CAR へのログインを試みると、そのユーザは、IMS_Error_Code 5、IMS_Error_Code 6、または IMS_Error_Code 8 を受信します。上記のいずれかのエラー コードが受信された場合、CAR は ccmadmin の ChangePasswordFilter を使用して、ユーザを change-password.jsp にリダイレクトします。

ユーザ パスワードをリセットしている間にエラーが発生した場合は、[Change-Password] ウィンドウに次のエラー メッセージが表示されます。「System error while changing password for user.Please contact system administrator.」

CAR 管理者のステータスは 「Standard Admin Rep Tool Admin」 ロールが関連付けられた任意のユーザに拡張されますが、CAR の通知、アラート、および事前生成レポートは、「Standard CAR Admin Group」 グループのメンバーに対してのみ送信され、すべての CAR 管理者には送信されません。


) https://<ip>:8443/car/Logon.jsp の URL を使用して CAR のウィンドウにアクセスした場合は、「Invalid direct reference to login page.」のエラーになります。この URL には、ログイン ページへの参照情報は含まれていません。


CAR にログインするには、次の手順を実行します。

始める前に

次の作業を実行します。

CAR にログインする前に、Cisco CAR Web Service と Cisco CAR Scheduler サービスが最初のサーバ上で稼動していることを確認します。これらのサービスをアクティブにすると、[CDR Analysis and Reporting] オプションが Cisco Unified Serviceability の [Tools] メニューに表示されます。サービスをアクティブにする方法については、「CAR のアクティブ化」を参照してください。

「CAR 管理者、マネージャ、およびユーザの設定」 の説明に従って、CAR 管理者、マネージャ、およびユーザを設定します。

手順


ステップ 1 CAR にログインするには、次のいずれかの手順を実行します。

CAR システムの管理者のみ:Cisco Unified Serviceability で、[Tools] > [CDR Analysis and Reporting] を選択します。

CAR のユーザまたは管理者:Web ブラウザで、 https://<Server-ip/name>:8443/car/Logon.jsp と入力します。

ステップ 2 CAR のログイン ウィンドウが表示されたら、[User Name] フィールドにユーザ ID を入力します。

ステップ 3 [Password] フィールドにパスワードを入力します。[Login] をクリックします。

CAR のウィンドウが表示されます。

ユーザ ID またはパスワードが無効な場合は、 表 2-3 記載された Identity Management System(IMS)メッセージのいずれかが CAR に表示されます。

表 2-3 CAR の無効なログイン メッセージ

エラー コード
メッセージ

IMS_ERROR_CODE 1

入力されたユーザ名またはパスワードが無効です。CAR 管理者または通常のエンド ユーザとして CAR にログインしていることを確認してください。

IMS_ERROR_CODE 2

このアカウントは、システム管理者によってロックされています。管理者にお問い合わせください。

IMS_ERROR_CODE 3

このアカウントは、一時的にロックされています。システム管理者にお問い合わせください。または、後でログインを試してください。

IMS_ERROR_CODE 4

このアカウントは、アクティビティが不足しているために無効になっています。システム管理者にお問い合わせください。

IMS_ERROR_CODE 5

パスワードの有効期限が切れているため、このアカウントはロックされています。パスワードをリセットしてください。または、システム管理者にお問い合わせください。

IMS_ERROR_CODE 6

パスワードの有効期限が切れているため、このアカウントはロックされています。システム管理者にお問い合わせください。

IMS_ERROR_CODE 7 = ERROR: LDAP_INACTIVE

システムは LDAP 認証の使用に移行していますが、このユーザは古いデータベースに残ったままになっています。システム管理者にお問い合わせください。このエラー コードは、Cisco Unified Communications Manager Business Edition では使用されません。

IMS_ERROR_CODE 8

ユーザが手動でログインし、資格情報を事前に変更する必要があるため、このアカウントはロックされています。[Cisco Unified Communications Manager Administration] ページでパスワードをリセットしてください。または、システム管理者にお問い合わせください。

IMS_ERROR_CODE UNKNOWN

システム エラーです。システム管理者にお問い合わせください。

IMS_EXCEPTION(IMS から戻された例外すべて)= AUTHENTICATION FAILURE

システム エラーにより、ユーザを認証できませんでした。システム管理者にお問い合わせください。


 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

CAR からのログ アウト

この項では、CAR からログアウトする方法について説明します。

手順


ステップ 1 CAR のウィンドウで、[Logout] を選択します。

ステップ 2 「For security reasons, it is advisable to close the browser window on Logout. Do you want to close the browser window?」というプロンプト メッセージが表示されます。CAR のウィンドウ(ブラウザ)を閉じるには、[OK] をクリックします。[Cancel] をクリックすると、CAR の ログイン ウィンドウが表示されます。


 

追加情報

「関連資料」を参照してください。

その他のシスコ製品マニュアル

『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』

『Cisco Unified Serviceability Administration Guide

Cisco Unified Communications Manager Call Detail Records Administration Guide