Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド Release 7.0(1)
自動登録の設定
自動登録の設定
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 9MB) | フィードバック

目次

自動登録の設定

自動登録の使用可能化

自動登録の使用不可

自動登録の設定値

自動登録番号の再使用

関連項目

自動登録の設定

Cisco Unified Communications Manager の自動登録機能を使用すると、新規の電話機を Cisco Unified Communications IP テレフォニー ネットワークに接続したときに、電話番号が自動的に割り当てられます。


) ネットワークに追加する電話機が 100 に満たない場合は、自動登録機能を使用することをお勧めします。100 以上の電話機をネットワークに追加する場合は、一括管理ツール(BAT)を使用してください。


電話機が自動登録された後、システム管理者はその電話機を新しいロケーションに移動し、電話機の電話番号に影響を与えずに別のデバイス プールに割り当てることができます。

ここでは、次の内容について説明します。

「自動登録の使用可能化」

「自動登録の使用不可」

「自動登録の設定値」

「自動登録番号の再使用」

自動登録の使用可能化

新規デバイスの自動登録を使用可能にする手順は、次のとおりです。


注意 自動登録は Cisco Unified Communications Manager のデフォルトでは使用不可になっています。自動登録を使用可能にすると、不正な電話機が Cisco Unified Communications Manager に自動的に登録されてしまうというセキュリティ上の危険が生じます。自動登録を使用可能にする場合は、電話機を一括して追加する場合に限定してください。

Cisco CTL Client で混合モードをクラスタワイド セキュリティに設定すると、自動登録がすぐに使用不可になります。セキュリティを設定済みで、自動登録を使用する場合、クラスタワイド セキュリティ モードを Cisco CTL Client でノンセキュアに変更する必要があります。

始める前に

自動登録を使用可能にする前に、次の点を確認します。

TFTP サーバが稼働中であることを確認します。TFTP の DHCP オプションで正しいサーバが指定されていることを確認します。

[デバイスのデフォルト設定(Device Defaults Configuration)]ウィンドウで SIP および SCCP に対して正しい電話機イメージ名が指定されていることを確認します。これらのファイルが TFTP サーバ上で使用可能であることを確認します。

使用可能な電話番号が自動登録範囲内にあることを確認します。

新規の電話機を登録するために十分なライセンス ポイントがあることを確認します。

手順


ステップ 1 [システム(System)] >[エンタープライズパラメータ(Enterprise Parameters)] の順に選択します。

[エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Auto Registration Phone Protocol]ドロップダウン リスト ボックスで、SCCP または SIP を選択します。

ステップ 3 [システム(System)] >[Cisco Unified CM] の順に選択します。

[Cisco Unified CMの検索と一覧表示(Find and List Cisco Unified Communications Manager)]ウィンドウが表示されます。 [検索(Find)] をクリックします。

ステップ 4 Cisco Unified Communications Manager のリストから、クラスタ内で自動登録を使用可能にする Cisco Unified Communications Manager を選択します。


) 自動登録を使用可能または使用不可にするのは、この Cisco Unified Communications Manager に限定してください。自動登録機能をクラスタ内の別の Cisco Unified Communications Manager に移行する場合は、該当する Cisco Unified Communications Manager とデフォルトの Cisco Unified Communications Manager グループを再設定する必要があります。また、場合によっては、デフォルトのデバイス プールを再設定する必要もあります。


ステップ 5 適切な自動登録情報を入力します( 表33-1 を参照)。

ステップ 6 [保存(Save)] をクリックして、変更内容をデータベースに保存します。

ステップ 7 [システム(System)] > [Cisco Unified CMグループ(Cisco Unified CM Group)] の順に選択します。

[Cisco Unified CMグループの検索と一覧表示(Find and List Cisco Unified Communications Manager)]ウィンドウが表示されます。 [検索(Find)] をクリックします。

ステップ 8 Cisco Unified Communications Manager グループのリストから、自動登録を使用可能にするグループを選択します(大部分のシステムでは、このグループの名前は Default です。ただし、別の Cisco Unified Communications Manager グループを選択することもできます)。

このグループは、自動登録されるデバイス用のデフォルトの Cisco Unified Communications Manager グループとして使用できます。このグループの[選択済Cisco Unified CM(Selected Cisco Unified Communications Manager)]リストに、ステップ 4 で自動登録用に設定した Cisco Unified Communications Manager が含まれていることを確認してください。Cisco Unified Communications Manager は、Cisco Unified Communications Manager グループに表示されている順序で選択されます。

ステップ 9 グループ設定に変更を加えた場合は、 [保存(Save)] をクリックして、その変更内容をデータベースに保存します。

ステップ 10 自動登録専用のコーリング サーチ スペースを設定します。たとえば、自動登録コーリング サーチ スペースを使用すると、自動登録された電話機を内部コールのみに限定することができます。

ステップ 11 デフォルトのデバイス プールに自動登録用の設定を行います。デフォルトの Cisco Unified
Communications Manager グループと、自動登録コーリング サーチ スペースをデフォルトのデバイス プールに割り当てます。デバイス タイプごとに別々のデフォルト デバイス プールを設定する場合は、[デバイスのデフォルト設定(Device Defaults Configuration)]ウィンドウを使用して、デフォルトのデバイス プールをデバイスに割り当てます。

ステップ 12 新規のデバイスをインストールし、自動登録するときのみ、自動登録を短時間使用可能にします(システム全体の利用率が最小のときに実行することを推奨します)。それ以外のときは自動登録をオフにして、無許可のデバイスが Cisco Unified Communications Manager に登録されないようにします。

ステップ 13 自動登録するデバイスをインストールします。

ステップ 14 自動登録されたデバイスを再設定し、各デバイスをパーマネント デバイス プールに割り当てます。

ステップ 15 [エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)]ウィンドウの[Auto Registration Phone Protocol]に、必要に応じて SIP または SCCP のいずれかを設定します。

ステップ 16 別のプロトコルでさらに電話機を自動登録する場合は、ステップ 1ステップ 15 を繰り返します。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

自動登録の使用不可

自動登録を使用不可にする手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [システム(System)] >[Cisco Unified CM] の順に選択します。

ステップ 2 Cisco Unified Communications Manager リストから、自動登録を使用不可にする Cisco Unified Communications Manager を選択します。

ステップ 3 この Cisco Unified Communications Manager で自動登録を使用不可にするには、[このCisco Unified CMでは自動登録は無効にする(Auto-registration Disabled on this Cisco Unified Communications Manager)]チェックボックスをオンにします(このチェックボックスがオンの場合、自動登録は使用不可です)。


) [開始電話番号(Starting Directory Number)]と[終了電話番号(Ending Directory Number)]を同じ値に設定しても、自動登録は使用不可になります。


ステップ 4 [保存(Save)] をクリックして、変更内容をデータベースに保存します。

ステップ 5 自動登録を使用不可にする Cisco Unified Communications Manager ごとに、ステップ 2ステップ 4 を繰り返します。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

自動登録の設定値

表33-1 では、自動登録の設定値について説明します。関連する手順の詳細については、「関連項目」を参照してください。

 

表33-1 自動登録の設定値

フィールド名
説明

[開始電話番号(Starting Directory Number)]

デバイスの自動登録に使用する開始電話番号を入力します。

[開始電話番号(Starting Directory Number)]フィールドと[終了電話番号(Ending Directory Number)]フィールドで電話番号の範囲を指定すると、自動登録が自動的に使用可能になります。

[開始電話番号(Starting Directory Number)]と[終了電話番号(Ending Directory Number)]を同じ値に設定すると、自動登録が使用不可になります。

[終了電話番号(Ending Directory Number)]

デバイスの自動登録に使用する終了電話番号を入力します。

[開始電話番号(Starting Directory Number)]フィールドと[終了電話番号(Ending Directory Number)]フィールドで電話番号の範囲を指定すると、自動登録が自動的に使用可能になります。

[開始電話番号(Starting Directory Number)]と[終了電話番号(Ending Directory Number)]を同じ値に設定すると、自動登録が使用不可になります。

[パーティション(Partition)]

自動登録された電話番号が属するパーティションを選択します。パーティションを使用しない場合は、[<なし(None)>]を選択します。

パーティションと外部電話番号マスクを選択する前に、自動登録用の有効な電話番号の範囲を選択しておく必要があります。

自動登録を使用不可にすると、[パーティション(Partition)]フィールドはリセットされます。

多数のパーティションが存在する場合、ドロップダウン リスト ボックスの横に [検索(Find)] ボタンが表示されます。 [検索(Find)] ボタンをクリックして、[パーティションの検索と一覧表示(Find and List Partitions)]ウィンドウを表示します。パーティションの検索条件のフィールドで、検索条件を選択し、パーティション名の一部を入力します。表示されたパーティションのリストで、目的のパーティションをクリックし、 [OK] をクリックします。

[外線電話番号マスク(External Phone Number Mask)]

自動登録されたデバイスから発信される外部(発信)コールに対して、発信者 ID 情報をフォーマットするのに使用するマスクを指定します。このマスクには、最長 50 文字までを指定できます。発信者 ID 情報に表示する数字列を入力します。自動登録されたデバイスの電話番号を表すには、X を使用します。

たとえば、マスク 972813XXXX を指定し、外部コールに使用されるルート パターンで[発呼側の外線電話番号マスクを使用(Use Calling Party's External Phone Number Mask)]オプションを使用可能にする場合、内線番号 1234 からの外部コールでは、発信者 ID 9728131234 と表示されます。代表番号を表すのに、すべて数字列のマスク(たとえば、9728135000 など)を指定する場合、その番号が、任意の自動登録されたデバイスからの外部コールに表示される発信者 ID になります。

[このCisco Unified CMでは自動登録は無効にする(Auto-registration Disabled on this Cisco Unified Communications Manager)]

Cisco Unified Communications Manager は、無許可でネットワークへ接続するのを防止する目的で、デフォルトでは自動登録を使用不可にしています。自動登録が使用不可の場合は、ネットワークに新しいデバイスを追加するたびに、電話番号を手動で設定する必要があります。

この Cisco Unified Communications Manager に対して自動登録を使用可能にするには、[このCisco Unified CMでは自動登録は無効にする(Auto-registration Disabled on this Cisco Unified Communications Manager)]オプションをオフにします。

この Cisco Unified Communications Manager に対して自動登録を使用不可にするには、[このCisco Unified CMでは自動登録は無効にする(Auto-registration Disabled on this Cisco Unified Communications Manager)]オプションをオンにします。

[開始電話番号(Starting Directory Number)]と[終了電話番号(Ending Directory Number)]を同じ値に設定すると、自動登録を使用不可にすることができます。

このオプションをオンにして自動登録を使用不可にするときに、[開始電話番号(Starting Directory Number)]と[終了電話番号(Ending Directory Number)]が指定されている場合、Cisco Unified Communications Manager は、[開始電話番号(Starting Directory Number)]と[終了電話番号(Ending Directory Number)]を同じ値に設定します。

自動登録を使用不可にすると、パーティションと外部電話マスク情報フィールドもリセットされます。

自動登録番号の再使用

新しいデバイスがネットワークに接続されると、Cisco Unified Communications Manager は、次に使用可能な(未使用の)自動登録電話番号をそのデバイスに割り当てます。自動登録されたデバイスの電話番号を手動で変更した場合や、そのデバイスをデータベースから削除した場合は、Cisco Unified Communications Manager は、そのデバイスの自動登録されていた電話番号を再使用することができます。

デバイスが自動登録しようとすると、Cisco Unified Communications Manager は、管理者が指定した自動登録番号の範囲を検索して次に使用可能な電話番号を検出し、そのデバイスに割り当てます。Cisco Unified Communications Manager は、最後に割り当てられた電話番号の次の番号から順に、検索を開始します。その範囲内の最後の電話番号に達すると、Cisco Unified Communications Manager は、その範囲内の先頭の電話番号から、引き続き検索を行います。

自動登録電話番号の範囲をリセットし、Cisco Unified Communications Manager がその範囲内の先頭の番号から検索するように設定する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [システム(System)] >[Cisco Unified CM] の順に選択します。

ステップ 2 自動登録をリセットする Cisco Unified Communications Manager を選択します。

ステップ 3 [開始電話番号(Starting Directory Number)]と[終了電話番号(Ending Directory Number)]フィールドの現在の設定値をメモします。

ステップ 4 [このCisco Unified CMでは自動登録は無効にする(Auto-registration Disabled on this Cisco Unified Communications Manager)] をクリックします。


注意 自動登録が使用不可になっている間は、新しい電話機は自動登録できません。

ステップ 5 [保存(Save)] をクリックします。

ステップ 6 [開始電話番号(Starting Directory Number)]と[終了電話番号(Ending Directory Number)]をステップ 3 でメモした値(または、必要に応じて別の値)に設定します。

ステップ 7 [保存(Save)] をクリックします。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。